JP4220950B2 - 電気接続箱 - Google Patents
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Description
このものは回路基板を収容するための枠体の上面に、外部コネクタ接続用の取付部が一体的に設けられている。この取付部には上下に貫通する端子収容孔が設けられており、そこには、外部コネクタの備える端子と回路基板を接続するための接続端子(バスバー)が収容されている。そのため、この端子収容孔を介して侵入した水滴がバスバーを伝って電気接続箱内部の回路基板を浸水させる虞があった。
そこで、取付部から回路基板に至る経路上においてバスバーの外周に別部品を液密状に嵌着し、これにより、バスバーを伝う水滴の経路を変えることで回路基板を保護するようにしていた。
係る場合に、ヒューズボックス1内に侵入した水滴はバスバー5を介してヒューズボックス1側からケーシング3へ伝ってゆくが、こうした水滴がケーシング3の上面3Aに貯まってしまうと、その部分で隣接するバスバー同士が短絡してしまう虞がある。そこで、短絡を未然に防止する方策としてバスバー5とケーシング3との間に空隙を形成することが考えられるが、単に、空隙を形成するのみではそこに水滴が貯まることも予想され(他の部品が空隙を閉じてしまう等)、改善の余地があった。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、バスバーの短絡防止を行うことを目的とする。
請求項1の発明によれば、ヒューズボックス内に侵入した水滴等の水分はバスバー、ヒューズボックスの下面、凹部、排水溝の経路を辿って装置外に確実に排水される。このような構成であれば、侵入した水滴等が装置内に留まることがないから排水効果に優れ、バスバーの短絡防止を行うことが出来る。
請求項2の発明によれば、排水溝の下端には傾斜部が設けられているからより排水性が高まる。従って、バスバーの短絡防止がより確実となる。
本発明の実施形態1を図1ないし図6によって説明する。
図1に示す20は自動車に使用される電気接続箱であって、バッテリ等の電源と電気的負荷との間に介設され、電源から供給される電力を各電装品に分配・供給するとともに、これら電力供給の切り替え等の制御を行うものである。電気接続箱20は回路構成体31を内部に収容するケーシング(本発明の回路ケーシングに相当する)21、ヒューズボックス70、アッパーコネクタ(本発明のコネクタハウジングに相当する)90を主体として構成され、例えば、エンジンルーム内に縦向きに(図1に示す向き)配置される。
そして、図4に示すように、これら端子挿通孔75A、75Bの間に位置して仕切壁73と、仕切壁73の両側に抜止め片74が設けられている。この抜止め片74は図示上方に向かって片持ち状に伸び、その先端部分にはロック爪74Aが設けられている。このロック爪74Aは、各ヒューズ端子接続部42、105が図4に示す正規差し込み位置まで挿入されたときには各ヒューズ端子接続部42、105に形成されるロック孔109に係止してヒューズ端子接続部42を抜止めするようになっている。
一方、本実施形態において基板用バスバー41及びコネクタ用バスバー100はヒューズボックス70の下面76から引き出された後、クランク状に屈曲して同下面76に沿う配索経路をとっているが、屈曲した部分(曲げ部41A、連結部103)の下方にはカバー61並びにアッパーコネクタ90が位置している(図4参照)。そのため、水滴が基板用バスバー41或いはコネクタ用バスバー100を伝う過程で、カバー61並びにアッパーコネクタ90の上面62、91に留まってしまい、そこで、隣接する基板用バスバー41同士或いはコネクタ用バスバー100同士が短絡する虞がある。
ヒューズHの交換作業はボンネットを空けた状態で行うことから、例えば降雨時に交換作業を行うとヒューズボックス70のヒューズ室72内に水滴が侵入する場合がある。ヒューズ室72内に侵入した水滴は、ヒューズ室72に設けられる挿通孔75A、75Bを通じてヒューズボックス70の下面76側にしみ出す。その後、水滴は基板用バスバー41側にあっては同バスバー41の曲げ部41Aを伝ってカバー61側へ徐々にしみ出してゆき、コネクタ用バスバー100にあっては同バスバー100の連結部103を伝ってアッパーコネクタ90側にしみ出してゆく。やがて、水滴はカバー側排水用斜面部67、或いはコネクタ側排水用斜面部94の始端に達する。それ以降、水滴は各排水用斜面部67、94の斜面に沿って下方に流れてゆく。
一方、水滴のうち図3に示すD区間内を伝うものは排水溝69を経由して、排出部69Bからアッパコネクタ(延設部93)の下方へ排水される。
本発明の実施形態2を図7を参照して説明する。
実施形態1では、排水溝69をカバー側排水用斜面部67の幅方向の中央部分に1カ所設け、図3に示すD区間内にある水滴を一括して排水させたが、実施形態2では、各支持片123の間ごとに排水溝125を形成し、各支持片123間にある水滴を各排水溝125を介して個別に排水するようにしたものである。その他の構成については実施形態1と同一と同様であるため、重複した説明は省略するものとする。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
21…ケーシング(回路ケーシング)
41…基板用バスバー
61…カバー
67…カバー側排水用斜面部(凹部)
69…排水溝
70…ヒューズボックス
90…アッパーコネクタ(コネクタハウジング)
94…コネクタ側排水用斜面部(凹部)
Claims (2)
- ヒューズ素子が脱着可能に収容されるヒューズボックスの下方に、内部に回路構成体が収容される回路ケーシングとコネクタハウジングを横並びに配するとともに、
前記ヒューズボックスと前記回路構成体との間、或いは前記ヒューズボックスと前記コネクタハウジングとの間を電気的に接続するバスバーは、前記ヒューズボックスの底壁を上下に貫通して前記底壁の下面から引き出された後、同底壁の下面に沿う配索経路をとって前記回路ケーシング或いは前記コネクタハウジングに引き込まれている電気接続箱であって、
前記回路ケーシング及び前記コネクタハウジングの上面には前記バスバーとの間に空隙を形成する凹部が設けられ、
これら回路ケーシング並びに前記コネクタハウジングの凹部は共に、前記回路ケーシングとコネクタハウジングとの対向面に開口し、かつその開口同士が互いに対面して位置するとともに、
前記対向面間には、上端側が前記凹部の下部に連なり下端側が前記コネクタハウジング或いは前記回路ケーシング外に開放する排水溝が設けられ、
前記ヒューズボックス内に侵入し前記バスバーを伝って前記ヒューズボックスの底壁の下面からしみ出す水滴を前記凹部、前記排水溝の経路で排水させることを特徴とする電気接続箱。 - 前記回路ケーシングに前記排水溝が設けられたものにおいて、前記排水溝は前記対向面に沿って前記コネクタハウジングの下部へと伸び、その下端には前記対向面に向かって下り勾配となるように傾斜し、かつ前記コネクタハウジングの下方に開放する傾斜部が設けられていることを特徴とする請求項2に記載の電気接続箱。
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JP2004261829A JP4220950B2 (ja) | 2004-09-09 | 2004-09-09 | 電気接続箱 |
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