JP3727511B2 - 印刷装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、印刷装置に関し、特に、胴を所定の位置に停止させる機能を有する印刷装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
印刷装置を構成する胴を定位置に停止させることが必要なケースは種々存在する。例えば、印刷装置を構成するニス胴とニスの圧胴とをコータドッキング(ニス胴とニスの圧胴とを離間させた後、再度接触させること)させる場合には、3倍胴であるニスの圧胴を所定のドッキング位置に停止させる必要がある。また、片面印刷及び両面印刷が可能な印刷装置において、片面印刷と両面印刷とを切り替える際には、印刷装置を構成する貯え胴と反転胴とを所定の位置に停止させる必要がある。このとき、貯え胴が3倍胴、反転胴が2倍胴であるとすれば、両者が互いに所定の位置に来るのは、単胴が6回転(2と3との最小公倍数)する間に1回しかない。
【0003】
従来、上記のようなケースにおいて、印刷装置を構成する胴を定位置に停止させるには、胴を一旦停止させた位置から回転させ、定位置まで回転したときに、胴の所定位置に取りつけられた1個のセンサで検知し停止させていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記定位置で停止させるべき胴が、例えば、単胴に連結されたN倍胴である場合、一旦停止させた位置(初期位置)から最大で単胴をN回転分弱も回転させる必要がある上、初期位置が不明であるために位置決め精度の観点より常に低速で回転させる必要がある。従って、初期位置から目標とする定位置まで胴を回転させるのに長い時間がかかってしまい、作業効率が悪いという問題があった。
【0005】
本発明は、斯かる従来技術の問題点を解決するべくなされたもので、胴を最初の停止位置から所定の停止位置に迅速に回転させ、作業効率を高め得る印刷装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
斯かる課題を解決するべく、本発明は、単胴と、該単胴に連動し該単胴がN回転する毎に1回転するN倍胴とを備え、これらの胴を一旦停止させた後にその最初の停止位置から目標とする所定の停止位置にN倍胴が位置するまで回転させて停止させる印刷装置において、前記単胴が1回転する際、所定の回転角度で信号を発生する第1検出器と、前記N倍胴が1回転する際、所定の回転角度で信号を発生する第2検出器と、前記第1検出器の信号及び前記第2検出器の信号に基づき、前記N倍胴の最初の停止位置がN倍胴を回転方向にN分割した領域のいずれの領域に位置するかを判断し記憶する演算記憶部とを備え、前記演算記憶部に記憶された前記N倍胴の最初の停止位置における領域に基づき、最初の停止位置から目標とする所定の停止位置まで胴の回転速度を制御することを特徴とする印刷装置を提供するものである。
【0007】
斯かる発明によれば、第1検出器から単胴1回転毎に信号が発生し、第2検出器からN倍胴1回転毎に信号が発生するため、両信号の発生状況から、N倍胴の最初の停止位置が回転方向にN分割した領域のいずれに位置するかを判断することが可能である。演算記憶部は、斯かるN倍胴の停止位置を判断し記憶しているため、N倍胴の最初の停止位置からどの程度回転させれば、所定の停止位置に到達するかを判断し得る。従って、最初の停止位置から目標とする所定の停止位置までN倍胴を回転させるに際し、N倍胴の最初の停止位置における領域に基づいて停止精度を維持しつつ駆動時間が短くなるように駆動モータの速度制御を行うことが可能となる。
速度制御に際しては、最初の停止位置から目標とする所定の停止位置にN倍胴が位置するまで胴を回転させるに際し、N倍胴の領域が遷移するタイミングで胴の回転速度を低速に減速させるという制御を行うことができる。
【0008】
また、前記単胴に連動し該単胴がM回転する毎に1回転するM倍胴を更に備え、前記N倍胴とM倍胴とを所定の停止位置で停止させる場合には、該M倍胴が1回転する際、所定の回転角度で信号を発生する第3検出器を更に備え、前記演算記憶部は、前記第1検出器の信号、前記第2検出器の信号及び前記第3検出器の信号に基づき、前記N倍胴及び前記M倍胴の最初の停止位置がそれぞれいずれの領域に位置するかを判断し記憶するように構成すればよい。
速度制御に際しては、最初の停止位置から目標とする所定の停止位置にN倍胴及びM倍胴が位置するまで胴を回転させるに際し、N倍胴の領域が遷移するタイミングで胴の回転速度を低速に減速させるという制御を行うことができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照しつつ、本発明の一実施形態について説明する。
図1は、本発明の第1実施形態に係る印刷装置を部分的に表す概略構成図である。図1に示すように、本実施形態に係る印刷装置1は、単胴である給紙胴11と、給紙胴11にギヤで連結された3倍胴であるニスの圧胴12と、第1検出器13と、第2検出器14と、演算記憶部15を備えている。ここで、図1においては、便宜上、給紙胴11と圧胴12とが接触した状態としているが、実際には給紙胴11と圧胴12との間には、所定のギヤ列が介在し、両者が連動する構成とされている。ここで、ニス胴(図示せず)とニスの圧胴12とをコータドッキングさせる場合、ニスの圧胴12を所定のドッキング位置に停止させる必要がある。
【0010】
給紙胴11の径方向に突出するように給紙胴11の同軸(図示せず)に検出板111が取り付けられ、検出板111の回転軌道上の近傍に第1検出器13が設置されており、給紙胴11の回転に伴い検出板111が第1検出器13に近接すれば信号が発生するように構成されている。従って、給紙胴11が1回転する際、所定の回転角度で第1検出器13から信号が発生することになる。同様にして、圧胴12の同軸(図示せず)には、圧胴12の径方向に突出するように検出板121が取り付けられ、検出板121の回転軌道上に第2検出器14が設置されており、圧胴12の回転に伴い検出板121が第2検出器14に近接すれば信号が発生するように構成されている。ここで、図1においては、便宜上、給紙胴11及びニスの圧胴12と検出板111、121を透視し重ねて図示している。従って、圧胴12が1回転する際、所定の回転角度で第2検出器14から信号が発生することになる。なお、第1検出器13及び第2検出器14としては、それぞれ検出板111及び121が近接すれば信号を発生し得る電気的、磁気的又は光学的など種々の周知のセンサを使用することが可能である。また、第1検出器13は、印刷用紙の紙送りタイミングを検出するために給紙胴11の同軸に取り付けられている検出器を共用することができる。その他、用紙の到着、通過や胴入れ等の各種動作のタイミングを検出するべく元々印刷装置に備わっており、ニスの圧胴12にギヤ連結された何れかの単胴の回転を検出し得る検出器であれば、いずれでも使用することが可能である。
【0011】
図2に、第1検出器13及び第2検出器14から発生する信号のタイムチャートの一例を示す。図2の(a)は第1検出器13の出力信号、(b)は第2検出器14の出力信号をそれぞれ示している。本実施形態では、単胴である給紙胴11に対し、圧胴12が3倍胴とされているため、第2検出器14の出力信号周期(t2)は、第1検出器13の出力信号周期(t1)の3倍となっている。これら両信号の発生状況及び検出板121の取り付け位置等から、第2検出器14が、圧胴12における回転方向に適宜3分割した領域(図中、A、B及びCで示す)のいずれに位置するかを判断することが可能である。例えば、第2検出器14の出力信号がオン(図中、▲1▼で示す)になり、その後初めて第1検出器13の出力信号がオン(図中、▲2▼で示す)になったときは、第2検出器14が圧胴12に対し、B領域とC領域の境界に位置すると判断するが如くである。この場合、同様にして、第1検出器13の出力信号が2回オンになったとき(図中、▲3▼で示す)はC領域とA領域の境界に位置し、3回オンになったとき(図中、▲4▼で示す)はA領域とB領域の境界に位置すると判断することが可能である。
【0012】
図1に示す演算記憶部15は、第1検出器13の出力信号及び第2検出器14の出力信号を受信し、斯かる信号に基づき、上述のように圧胴12の現在位置を判断し記憶するように構成されている。なお、演算記憶部15は、カウンタ、CPU、メモリ等の周知の電子部品から構成され得る。このように、演算記憶部15は、圧胴12の位置を判断し記憶しているため、圧胴12の最初の停止位置からどの程度回転させれば、所定の停止位置に到達するかを判断することができる。従って、最初の停止位置から目標とする所定の停止位置まで圧胴12を回転させるに際し、演算記憶部15の記憶内容に基づき、停止精度を低下させることなく駆動時間が短くなるように駆動モータ(図示せず)の速度制御を行うことが可能となる。例えば、目標とする所定の停止位置がB領域の中程であり、最初の停止位置がB領域の中程からC領域の範囲にあるとすれば、初期段階では毎時約3000回転(給紙胴11の回転速度)の高速で回転させ、C領域からA領域に遷移するタイミング(図2の▲3▼に相当)で毎時約300回転(給紙胴11の回転速度)に減速し、A領域からB領域に遷移するタイミング(図2の▲4▼に相当)で毎時約60回転(給紙胴11の回転速度)の低速に減速するが如くである。しかる後、第2検出器14の出力信号がオンになれば完全に停止させればよい。
【0013】
上記速度制御方法は、演算記憶部15に記憶された最初の停止位置に応じて決定すればよく、例えば、最初の停止位置がA領域にある場合には、初期段階で毎時約300回転(給紙胴11の回転速度)で回転させ、A領域からB領域に遷移するタイミングで毎時約60回転(給紙胴11の回転速度)に減速するように制御することができる。また、最初の停止位置がA領域とB領域の境界からB領域の中程までの間にある場合には、初期段階から毎時約60回転(給紙胴11の回転速度)で回転させればよい。なお、各タイミングにおける回転速度は、上述の値にかぎるものではなく、種々の値とすることができる。さらに、タイマーを設置し該タイマーを速度制御に利用することにより、所定の停止位置に、より一層近づくまで、高速に回転させるように構成することも可能である。すなわち、初期段階では毎時約3000回転(給紙胴11の回転速度)の高速で回転させ、A領域からB領域に遷移するタイミング(図2の▲4▼に相当)で初めて毎時約300回転(給紙胴11の回転速度)に減速し、このタイミングでタイマーを作動し数秒後に毎時約60回転(給紙胴11の回転速度)の低速に減速するが如くである。
【0014】
次に、本発明の第2実施形態に係る印刷装置について説明する。図3は、本発明の第2実施形態に係る印刷装置を部分的に表す概略構成図である。図3に示すように、本実施形態に係る印刷装置2は、単胴である給紙胴21と、給紙胴21にギヤで連結された3倍胴である貯え胴22と、貯え胴22に連動する2倍胴である反転胴23と、第1検出器24と、第2検出器25と、第3検出器26と、演算記憶部27を備えている。ここで、図3においては、便宜上、給紙胴21と反転胴23とが接触した状態としているが、実際には給紙胴21と反転胴23及び貯え胴22との間には、所定のギヤ列が介在し、各々が連動する構成とされている。ここで、本実施形態の印刷装置2は、片面印刷及び両面印刷が可能な印刷装置であり、片面印刷と両面印刷とを切り替える際に、貯え胴22と反転胴23とを所定の位置に停止させる必要がある。
【0015】
給紙胴21の径方向に突出するように給紙胴21の同軸(図示せず)に検出板211が取り付けられ、検出板211の回転軌道上の近傍に第1検出器24が設置されており、給紙胴21の回転に伴い検出板211が第1検出器24に近接すれば信号が発生するように構成されている。従って、給紙胴21が1回転する際、所定の回転角度で第1検出器24から信号が発生することになる。同様にして、貯え胴22の同軸には、貯え胴22の径方向に突出するように検出板221が取り付けられ、検出板221の回転軌道上に第2検出器25が設置されており、貯え胴22の回転に伴い検出板221が第2検出器25に近接すれば信号が発生するように構成されている。従って、貯え胴22が1回転する際、所定の回転角度で第2検出器25から信号が発生することになる。さらに、反転胴23の同軸には反転胴23の径方向に突出するように検出板231が取り付けられ、検出板231の回転軌道上に第3検出器26が設置されており、反転胴23の回転に伴い検出板231が第3検出器26に近接すれば信号が発生するように構成されている。ここで、図3においては、便宜上、給紙胴21、貯え胴22及び反転胴23と検出板211、221、231を透視し、重ねて図示している。従って、反転胴23が1回転する際、所定の回転角度で第3検出器26から信号が発生することになる。なお、第2検出器25及び第3検出器26は、貯え胴22と反転胴23とが所定の位置にある場合に、共に出力信号がオンになるように設置されている。第1検出器24、第2検出器25及び第3検出器26としては、それぞれ検出板211、221及び231が近接すれば信号を発生し得る電気的、磁気的又は光学的など種々の周知のセンサを使用することが可能である点で第1実施形態と同様である。
【0016】
図4に、第1検出器24、第2検出器25及び第3検出器26から発生する信号のタイムチャートの一例を示す。図2の(a)は第1検出器24の出力信号、(b)は第2検出器25の出力信号、(c)は第3検出器26の出力信号をそれぞれ示している。本実施形態では、単胴である給紙胴21に対し、貯え胴22が3倍胴とされているため、第2検出器25の出力信号周期(t2)は、第1検出器24の出力信号周期(t1)の3倍となっている。また、反転胴23が2倍胴とされているため、第3検出器26の出力信号周期(t3)は、第1検出器24の出力信号周期(t1)の2倍となっている。これら各信号の発生状況及び検出板221の取り付け位置等から、第2検出器25が、貯え胴22における回転方向に適宜3分割した領域(図中、α、β及びγで示す)のいずれに位置するかを判断することが可能である。例えば、第2検出器25の出力信号がオン(図中、▲1▼で示す)になり、その後初めて第1検出器24の出力信号がオン(図中、▲3▼で示す)になったときは、第2検出器25は、貯え胴22に対し、β領域とγ領域の境界に位置すると判断するが如くである。同様にして、第1検出器24の出力信号が2回オンになったとき(図中、▲4▼で示す)はγ領域とα領域の境界に位置し、3回オンになったとき(図中、▲5▼で示す)はα領域とβ領域の境界に位置すると判断することが可能である。さらに、第2検出器25の出力信号と第3検出器26の出力信号とが同時にオンになった時(図中、▲1▼及び▲2▼、▲6▼及び▲7▼で示す)には、貯え胴22と反転胴23とが所定の位置にあると判断し、同時にオンになっていない場合には所定の位置にないと判断することができる。
【0017】
図3に示す演算記憶部27は、第1検出器24の出力信号、第2検出器25の出力信号及び第3検出器26を受信し、斯かる信号に基づき、上述のように貯え胴22の現在位置を判断し記憶するように構成されている。なお、演算記憶部27は、カウンタ、CPU、メモリ等の周知の電子部品から構成され得る。このように、演算記憶部27は、貯え胴22の位置を判断し記憶している(貯え胴22に連動する反転胴23の位置も記憶しているに等しい)ため、貯え胴22の最初の停止位置からどの程度回転させれば、所定の停止位置に到達するかを判断することができる。従って、最初の停止位置から目標とする所定の停止位置まで貯え胴22を回転させるに際し、演算記憶部27の記憶内容に基づき、駆動時間が短く且つ停止精度が高くなるように駆動モータ(図示せず)の速度制御を行うことが可能となる。例えば、目標とする所定の停止位置がβ領域の中程であり、最初の停止位置が前記所定の停止位置から回転方向に僅かにずれた位置(β領域)である場合を考える。この場合、β領域、γ領域、α領域、β領域、γ領域と順次回転させるに際しては、毎時約3000回転(給紙胴21の回転速度)の高速で回転させ、2回目のγ領域から2回目のα領域に遷移するタイミング(図4の▲8▼に相当)で毎時約300回転(給紙胴21の回転速度)に減速し、2回目のα領域から3回目のβ領域に遷移するタイミング(図4の▲9▼に相当)で毎時約60回転(給紙胴21の回転速度)の低速に減速するが如くである。しかる後、第2検出器25の出力信号がオン(図4の▲6▼に相当)になれば完全に停止させればよい。
【0018】
上記速度制御方法は、最初の停止位置に応じて決定すればよい点、回転速度は上述の値にかぎるものではなく種々の値とすることができる点、並びに、タイマーを速度制御に利用することにより、所定の停止位置に、より一層近づくまで高速に回転させるように構成することも可能である点は、第1実施形態と同様である。
【0019】
【発明の効果】
以上に説明したように、本発明によれば、第1検出器から単胴1回転毎に信号が発生し、第2検出器からN倍胴1回転毎に信号が発生するため、両信号の発生状況から、これらの胴を一旦停止させた際においてN倍胴が回転方向にN分割した領域のいずれに位置するかを判断することが可能である。演算記憶部は、斯かるN倍胴の位置を判断し記憶しているため、N倍胴の最初の停止位置からどの程度回転させれば、所定の停止位置に到達するかを判断し得る。従って、最初の停止位置から目標とする所定の停止位置までN倍胴を回転させるに際し、演算記憶部に記憶されたN倍胴の最初の停止位置における領域に基づいて、停止精度を維持しつつ駆動時間が短くなるように駆動モータの速度制御を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本発明の第1実施形態に係る印刷装置を部分的に表す概略構成図である。
【図2】 図2は、図1に示す第1検出器及び第2検出器から発生する信号のタイムチャートの一例を示す。
【図3】 図3は、本発明の第2実施形態に係る印刷装置を部分的に表す概略構成図である。
【図4】 図4は、図3に示す第1検出器、第2検出器及び第3検出器から発生する信号のタイムチャートの一例を示す。
【符号の説明】
1,2 印刷装置
11,21 給紙胴
12 ニスの圧胴
13,24 第1検出器
14,25 第2検出器
26 第3検出器
15,27 演算記憶部
Claims (4)
- 単胴と、該単胴に連動し該単胴がN回転する毎に1回転するN倍胴とを備え、これらの胴を一旦停止させた後にその最初の停止位置から目標とする所定の停止位置にN倍胴が位置するまで回転させて停止させる印刷装置において、前記単胴が1回転する際、所定の回転角度で信号を発生する第1検出器と、前記N倍胴が1回転する際、所定の回転角度で信号を発生する第2検出器と、前記第1検出器の信号及び前記第2検出器の信号に基づき、前記N倍胴の最初の停止位置がN倍胴を回転方向にN分割した領域のいずれの領域に位置するかを判断し記憶する演算記憶部とを備え、前記演算記憶部に記憶された前記N倍胴の最初の停止位置における領域に基づき、最初の停止位置から目標とする所定の停止位置まで胴の回転速度を制御することを特徴とする印刷装置。
- 最初の停止位置から目標とする所定の停止位置にN倍胴が位置するまで胴を回転させるに際し、N倍胴の領域が遷移するタイミングで胴の回転速度を低速に減速させる請求項1に記載の印刷装置。
- 前記単胴に連動し該単胴がM回転する毎に1回転するM倍胴と、 該M倍胴が1回転する際、所定の回転角度で信号を発生する第3検出器とを更に備え、これらの胴を一旦停止させた後にその最初の停止位置から目標とする所定の停止位置にN倍胴及びM倍胴が位置するまで回転させて停止させる印刷装置において、前記演算記憶部は、前記第1検出器の信号、前記第2検出器の信号及び前記第3検出器の信号に基づき、前記N倍胴の最初の停止位置がN倍胴を回転方向にN分割した領域のいずれの領域に位置するか及び前記M倍胴の最初の停止位置がM倍胴を回転方向にM分割した領域のいずれの領域に位置するかを判断し記憶し、前記演算記憶部に記憶された前記N倍胴及び前記M倍胴の最初の停止位置におけるそれぞれの領域に基づき、最初の停止位置から目標とする所定の停止位置まで胴の回転速度を制御する請求項1に記載の印刷装置。
- 最初の停止位置から目標とする所定の停止位置にN倍胴及びM倍胴が位置するまで胴を回転させるに際し、N倍胴の領域が遷移するタイミングで胴の回転速度を低速に減速させる請求項3に記載の印刷装置。
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