JPH0249578Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0249578Y2 JPH0249578Y2 JP7648686U JP7648686U JPH0249578Y2 JP H0249578 Y2 JPH0249578 Y2 JP H0249578Y2 JP 7648686 U JP7648686 U JP 7648686U JP 7648686 U JP7648686 U JP 7648686U JP H0249578 Y2 JPH0249578 Y2 JP H0249578Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pulse
- pulses
- rotation
- signal
- antenna
- Prior art date
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- Expired
Links
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 claims description 2
- 235000014676 Phragmites communis Nutrition 0.000 description 8
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 8
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 3
- 230000005856 abnormality Effects 0.000 description 2
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)
- Radar Systems Or Details Thereof (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この考案は、定速回転するアンテナを用いて全
周方向を順次探知し表示するレーダに係り、特に
上記アンテナの起動時における回転制御に関す
る。
周方向を順次探知し表示するレーダに係り、特に
上記アンテナの起動時における回転制御に関す
る。
(従来の技術)
レーダはアンテナの探知方向にブラウン管上の
偏向方向を同期させるため、古くはセルシン機構
が採用されていたが、今日ではパルス技術の発展
により船首パルス、回転パルスを生成し、これら
のパルスを偏向用パルスモータに供給して上記同
期を取つている。
偏向方向を同期させるため、古くはセルシン機構
が採用されていたが、今日ではパルス技術の発展
により船首パルス、回転パルスを生成し、これら
のパルスを偏向用パルスモータに供給して上記同
期を取つている。
又、アンテナ回転用としては直流モータの他、
船内発生電源としての交流をそのまま利用するも
のも少くなく、この場合は小型且つ簡易な小電力
用の単相モータが汎用されている。
船内発生電源としての交流をそのまま利用するも
のも少くなく、この場合は小型且つ簡易な小電力
用の単相モータが汎用されている。
(考案が解決しようとする問題点)
上記単相同期モータはその構成上交流電源供給
時に一定以上の速度(本実施例では高速状態と表
現する)で回転しているとその順逆方向を問わ
ず、電源供給後も同一方向に回転を維持するとい
う性質を有している。
時に一定以上の速度(本実施例では高速状態と表
現する)で回転しているとその順逆方向を問わ
ず、電源供給後も同一方向に回転を維持するとい
う性質を有している。
一方、ブラウン管上における偏向モータの回転
は上記の如く、パルスにより行われるからアンテ
ナの回転方向とは無関係に所定の方向に回転す
る。
は上記の如く、パルスにより行われるからアンテ
ナの回転方向とは無関係に所定の方向に回転す
る。
従つて、電源供給時に突風その他の事情により
アンテナが逆回転していると、アンテナと偏向モ
ータの回転が逆になり、しかも表示側で係る異常
を認識することは困難であると同時に探知影像が
左右逆に表われるため安全航行上極めて危険であ
る。
アンテナが逆回転していると、アンテナと偏向モ
ータの回転が逆になり、しかも表示側で係る異常
を認識することは困難であると同時に探知影像が
左右逆に表われるため安全航行上極めて危険であ
る。
(問題点を解決するための手段、作用)
この考案は上記に鑑みてなされたもので、
アンテナの回転毎に各々パルスを発生する第
1、第2のパルス発生手段と、 上記パルスの発生順序と発生間隔とからアンテ
ナの回転速度、方向を判別する手段と、 判別結果が予め定めた状態を外れて異常を示す
ときはアンテナへの電源供給を所定時間だけ自動
的に停止させる手段とを有することを特徴とした
レーダアンテナの回転制御装置を提供するもので
ある。
1、第2のパルス発生手段と、 上記パルスの発生順序と発生間隔とからアンテ
ナの回転速度、方向を判別する手段と、 判別結果が予め定めた状態を外れて異常を示す
ときはアンテナへの電源供給を所定時間だけ自動
的に停止させる手段とを有することを特徴とした
レーダアンテナの回転制御装置を提供するもので
ある。
(実施例)
第1図はこの考案の主要部を示す回路図で、第
2図はその波形図である。第3図はレーダの全体
構成を示す図である。
2図はその波形図である。第3図はレーダの全体
構成を示す図である。
第3図において、1はモータ2により回転され
る回転軸3に設置されたレーダアンテナである。
4は上記回転軸3の適所に設けられたマグネツト
片で、リードスイツチ5,6を動作させるもので
ある。リードスイツチ5,6は回転軸に近接さ
れ、その回転方向に所定の微小間隔を有して並設
される。そして、マグネツト片4が近接通過する
ときリードスイツチ5からはパルスa(第2図a)
が、リードスイツチ6からはパルスb(第2図、
b)が各々LOWレベルパルスとして送出される。
る回転軸3に設置されたレーダアンテナである。
4は上記回転軸3の適所に設けられたマグネツト
片で、リードスイツチ5,6を動作させるもので
ある。リードスイツチ5,6は回転軸に近接さ
れ、その回転方向に所定の微小間隔を有して並設
される。そして、マグネツト片4が近接通過する
ときリードスイツチ5からはパルスa(第2図a)
が、リードスイツチ6からはパルスb(第2図、
b)が各々LOWレベルパルスとして送出される。
第4図はマグネツト片4の回転位置とパルス
a,bの発生との関係を示す図で、パルスaはマ
グネツト片4がθ1〜θ3の間で、パルスbはマグネ
ツト片4がθ2〜θ4の間で発生するようなされてい
る。θ1とθ2あるいはθ3とθ4の関係は主にリードス
イツチ5,6間の距離により、一方θ1,θ2は主に
マグネツト片3の磁界の強さによる。
a,bの発生との関係を示す図で、パルスaはマ
グネツト片4がθ1〜θ3の間で、パルスbはマグネ
ツト片4がθ2〜θ4の間で発生するようなされてい
る。θ1とθ2あるいはθ3とθ4の関係は主にリードス
イツチ5,6間の距離により、一方θ1,θ2は主に
マグネツト片3の磁界の強さによる。
このようにして、1対のパルスa,bはその一
部が重なるように生成され、高速回転状態におい
ても重畳時間が後述する時間t0以上になるよう予
めマグネツト片4が選定されている。
部が重なるように生成され、高速回転状態におい
ても重畳時間が後述する時間t0以上になるよう予
めマグネツト片4が選定されている。
7は上記パルスa,bが送入され、所定のパル
ス処理がなされてスイツチ8の開閉信号を生成す
る制御回路である。9はモータ2の交流電源であ
る。
ス処理がなされてスイツチ8の開閉信号を生成す
る制御回路である。9はモータ2の交流電源であ
る。
上記において、アンテナ1が順方向回転する場
合にはパルスa、パルスbの順で、逆方向回転の
場合にはパルスb、パルスaの順で1対のパルス
の発生がなされるようリードスイツチ5,6が並
設されている。
合にはパルスa、パルスbの順で、逆方向回転の
場合にはパルスb、パルスaの順で1対のパルス
の発生がなされるようリードスイツチ5,6が並
設されている。
このようにして得られた1対のパルスa,bは
制御回路7に導かれパルス処理される。以下、第
1図を用いて説明する。
制御回路7に導かれパルス処理される。以下、第
1図を用いて説明する。
10はパルスaの送入毎に短幅のパルスc(第
2図、c)を発生する単安定回路(図中MSで示
す)、11はパルスbの送入毎にt0時間だけ動作
してパルスdを発生する単安定回路である。
2図、c)を発生する単安定回路(図中MSで示
す)、11はパルスbの送入毎にt0時間だけ動作
してパルスdを発生する単安定回路である。
なお、説明の便宜上、各回路の動作タイミング
は第2図の各波形に矢印を付して示している。
は第2図の各波形に矢印を付して示している。
又、第2図は左側より高速順回転、低速順回
転、低速逆回転、高速逆回転というアンテナ1の
回転の4つの状態を示している。
転、低速逆回転、高速逆回転というアンテナ1の
回転の4つの状態を示している。
この状態は
(1) パルスaがパルスbに先行するか否かにより
回転方向が、 (2) 1対のパルスの発生間隔が所定時間(本実施
例ではt0)内外かにより回転速度が分けられ
る。
回転方向が、 (2) 1対のパルスの発生間隔が所定時間(本実施
例ではt0)内外かにより回転速度が分けられ
る。
なお、高速状態とはアンテナの通常の回転速度
程度をいい、低速とはそれ以下をいう。又、設定
時間t0はアンテナが逆回転時に電源供給したなら
ば引き続きその状態を維持することとなるか否か
の境界の回転速度に対応するものである。
程度をいい、低速とはそれ以下をいう。又、設定
時間t0はアンテナが逆回転時に電源供給したなら
ば引き続きその状態を維持することとなるか否か
の境界の回転速度に対応するものである。
12,13,14は上記状態を判別するための
回路である。
回路である。
12はパルスcの立上り時がパルスbの発生時
に先行するときLレベルを、逆の場合はHレベル
を送出する(第2図e)フリツプフロツプ(図
中、FFで示す)、13はパルスdの立上り時がパ
ルスaの発生時に先行するときLレベルを、逆の
場合はHレベルを送出する(第2図f)フリツプ
フロツプである。
に先行するときLレベルを、逆の場合はHレベル
を送出する(第2図e)フリツプフロツプ(図
中、FFで示す)、13はパルスdの立上り時がパ
ルスaの発生時に先行するときLレベルを、逆の
場合はHレベルを送出する(第2図f)フリツプ
フロツプである。
このようにして、FF12は逆回転時にHレベ
ルを、FF13は低速回転時のみLレベルを送出
する。14はAND回路で、FF12,13の出力
信号より高速逆回転時のみHレベルの信号gが送
出される。15は該AND回路14からの信号g
により数秒程度の信号hを送出する単安定回路で
ある。この信号hはスイツチ8に送入されてモー
タ2への電源供給をその間停止し、アンテナの逆
回転をストツプさせる。
ルを、FF13は低速回転時のみLレベルを送出
する。14はAND回路で、FF12,13の出力
信号より高速逆回転時のみHレベルの信号gが送
出される。15は該AND回路14からの信号g
により数秒程度の信号hを送出する単安定回路で
ある。この信号hはスイツチ8に送入されてモー
タ2への電源供給をその間停止し、アンテナの逆
回転をストツプさせる。
なお、信号gを直接スイツチ8へ導かないのは
信号g発生後アンテナが1回転以内にストツプし
た場合、次のパルスa,bが発生されないためス
イツチ8が開放されたままになるのを防止するた
めである。
信号g発生後アンテナが1回転以内にストツプし
た場合、次のパルスa,bが発生されないためス
イツチ8が開放されたままになるのを防止するた
めである。
又、本実施例ではマグネツト片4、リードスイ
ツチ5,6を使用したが、これに代えてフオトイ
ンターラプターなどのパルス発生手段を用いるこ
ともできる。
ツチ5,6を使用したが、これに代えてフオトイ
ンターラプターなどのパルス発生手段を用いるこ
ともできる。
(考案の効果)
以上説明したように、この考案によれば、アン
テナがそのまま逆回転を維持するおそれがある場
合は、その状態を自動的に検出して修正せんとす
るので、操作者に無用のチエツク、作業を強いる
ことなく適正な状態に戻すことが可能となる。
テナがそのまま逆回転を維持するおそれがある場
合は、その状態を自動的に検出して修正せんとす
るので、操作者に無用のチエツク、作業を強いる
ことなく適正な状態に戻すことが可能となる。
又、1対のパルスa,bを短幅パルスとせず、
一部重畳するものとしたので、回転速度の判別の
ための処理回路が簡単化される。
一部重畳するものとしたので、回転速度の判別の
ための処理回路が簡単化される。
第1図はこの考案の主要部を示す制御回路の回
路図で、第2図はその波形図である。第3図はレ
ーダ全体の構成図である。第4図はマグネツト片
の回転位置と一対のパルスの発生の関係を説明す
るための図である。 1はアンテナ、2はモータ、4はマグネツト
片、5,6はリードスイツチ、7は制御回路、8
はスイツチ、9は単相交流電源。
路図で、第2図はその波形図である。第3図はレ
ーダ全体の構成図である。第4図はマグネツト片
の回転位置と一対のパルスの発生の関係を説明す
るための図である。 1はアンテナ、2はモータ、4はマグネツト
片、5,6はリードスイツチ、7は制御回路、8
はスイツチ、9は単相交流電源。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 単相同期モータにより高速順回転されるレーダ
アンテナにおいて、 その回転軸適所に設けられた被検出体と、 該被検出体が回転通過するとき各々の発生パル
スの一部が重畳する(時間t0以上)ように順次発
生される第1、第2のパルス発生手段と、 上記第1のパルスの発生時点より幅t0のパルス
信号を生成する第3のパルス発生手段と、 上記第1、第2のパルスの発生順序を判別する
第1の判別手段と、 上記第3のパルスの後縁タイミングにおける上
記第2のパルスのレベル状態を判別する第2の判
別手段と、 上記第1、第2の判別手段出力とから高速逆回
転状態時のみ信号を出力する信号発生手段と、 該発生信号によりモータへの電源供給を一定時
間停止させるスイツチとを具備して成るレーダア
ンテナの回転制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7648686U JPH0249578Y2 (ja) | 1986-05-21 | 1986-05-21 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7648686U JPH0249578Y2 (ja) | 1986-05-21 | 1986-05-21 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62187881U JPS62187881U (ja) | 1987-11-30 |
JPH0249578Y2 true JPH0249578Y2 (ja) | 1990-12-27 |
Family
ID=30923607
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7648686U Expired JPH0249578Y2 (ja) | 1986-05-21 | 1986-05-21 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0249578Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-05-21 JP JP7648686U patent/JPH0249578Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62187881U (ja) | 1987-11-30 |
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