JP2579631Y2 - 枚葉印刷機 - Google Patents
枚葉印刷機Info
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- JP2579631Y2 JP2579631Y2 JP1989068735U JP6873589U JP2579631Y2 JP 2579631 Y2 JP2579631 Y2 JP 2579631Y2 JP 1989068735 U JP1989068735 U JP 1989068735U JP 6873589 U JP6873589 U JP 6873589U JP 2579631 Y2 JP2579631 Y2 JP 2579631Y2
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- plate cylinder
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 14
- 238000000034 method Methods 0.000 description 10
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 230000005284 excitation Effects 0.000 description 2
- 230000005389 magnetism Effects 0.000 description 2
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、枚葉印刷機、特に、複数の印刷ユニット
にそれぞれ設けられ、連動して回転・停止自在な版胴が
停止している状態にある場合に、操作スイッチの指令に
よって印刷ユニットの版胴をモータで回転駆動するとと
もに、選択された印刷ユニットの版胴を刷版を装着しや
すい位置に停止させる枚葉印刷機に関する。
にそれぞれ設けられ、連動して回転・停止自在な版胴が
停止している状態にある場合に、操作スイッチの指令に
よって印刷ユニットの版胴をモータで回転駆動するとと
もに、選択された印刷ユニットの版胴を刷版を装着しや
すい位置に停止させる枚葉印刷機に関する。
[従来の技術] 従来のこのような枚葉印刷機201としては実開昭60−4
1240号公報に示され、第6図に示すように、複数の印刷
ユニット202と、モータ203と、停止手段204と、操作ス
イッチ205と、制御手段206とを備える。各印刷ユニット
202は、刷版207を装着する版胴208と、版胴208の回転位
置を検出する単一または複数(図示1つ)のセンサ209
とをそれぞれ備える。これらのセンサ209は、刷版207の
装着されやすい位置に版胴208を停止させるように、例
えば版胴208に設けられる。
1240号公報に示され、第6図に示すように、複数の印刷
ユニット202と、モータ203と、停止手段204と、操作ス
イッチ205と、制御手段206とを備える。各印刷ユニット
202は、刷版207を装着する版胴208と、版胴208の回転位
置を検出する単一または複数(図示1つ)のセンサ209
とをそれぞれ備える。これらのセンサ209は、刷版207の
装着されやすい位置に版胴208を停止させるように、例
えば版胴208に設けられる。
操作スイッチ205を操作して所望の版胴208を選択する
と、制御手段206はモータ203を電力付勢する。これによ
って、各版胴208が連動して回転駆動される。
と、制御手段206はモータ203を電力付勢する。これによ
って、各版胴208が連動して回転駆動される。
選択された版胴208が刷版207の装着されやすい停止位
置にくると、その版胴208に設けられたセンサ209がその
位置を検出する。これによって、制御手段206は、モー
タ203を電力消勢するとともに、停止手段204を起動して
版胴208の回転を停止させる。したがって、選択された
版胴208は、刷版207の装着されやすい停止位置に停止さ
れる。
置にくると、その版胴208に設けられたセンサ209がその
位置を検出する。これによって、制御手段206は、モー
タ203を電力消勢するとともに、停止手段204を起動して
版胴208の回転を停止させる。したがって、選択された
版胴208は、刷版207の装着されやすい停止位置に停止さ
れる。
[考案が解決しようとする課題] しかし、このような枚葉印刷機では、各印刷ユニット
ごとに、版胴の停止位置に対応してセンサを設ける必要
があったため、構造が複雑となる。
ごとに、版胴の停止位置に対応してセンサを設ける必要
があったため、構造が複雑となる。
本考案は、上述の問題を解決し、複数の印刷ユニット
を有する枚葉印刷機において、簡易な構造で、版胴を刷
版を装着しやすい位置に停止させることができる枚葉印
刷機を提供することを目的とする。
を有する枚葉印刷機において、簡易な構造で、版胴を刷
版を装着しやすい位置に停止させることができる枚葉印
刷機を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 請求項1の枚葉印刷機においては、 複数の印刷ユニットにそれぞれ設けられ、連動して回
転および停止する版胴、 刷版を脱着させるのに適した状態にて停止させる版胴
を選択する選択命令を入力する選択命令入力手段、 前記いずれかの版胴または前記版胴と同期して連動す
る回転駆動系に設けられた検出基準点を検出する一の検
出手段、 回転命令を受けると、定速で前記版胴を連動して回転
駆動する回転駆動手段、 停止命令を受けると、前記各版胴の回転を連動して停
止させる停止手段、 前記版胴が前記回転駆動手段によって定速で回転駆動
された場合に、前記検出基準点が検出されてから前記各
版胴が刷版を脱着させるのに適した状態となるまでの差
動時間が各版胴ごとに記憶されており、前記選択命令が
与えられると対応する差動時間を設定差動時間として決
定する時間設定手段、 前記検出手段が前記検出基準点を検出してからの経過
時間を計測する計時手段、 前記選択命令入力手段から前記選択命令が与えられる
と、前記回転命令を出力するとともに、前記計時手段に
よって計測される経過時間が前記設定差動時間と一致す
ると前記停止命令を出力する制御手段、 を備えたことを特徴とする。
転および停止する版胴、 刷版を脱着させるのに適した状態にて停止させる版胴
を選択する選択命令を入力する選択命令入力手段、 前記いずれかの版胴または前記版胴と同期して連動す
る回転駆動系に設けられた検出基準点を検出する一の検
出手段、 回転命令を受けると、定速で前記版胴を連動して回転
駆動する回転駆動手段、 停止命令を受けると、前記各版胴の回転を連動して停
止させる停止手段、 前記版胴が前記回転駆動手段によって定速で回転駆動
された場合に、前記検出基準点が検出されてから前記各
版胴が刷版を脱着させるのに適した状態となるまでの差
動時間が各版胴ごとに記憶されており、前記選択命令が
与えられると対応する差動時間を設定差動時間として決
定する時間設定手段、 前記検出手段が前記検出基準点を検出してからの経過
時間を計測する計時手段、 前記選択命令入力手段から前記選択命令が与えられる
と、前記回転命令を出力するとともに、前記計時手段に
よって計測される経過時間が前記設定差動時間と一致す
ると前記停止命令を出力する制御手段、 を備えたことを特徴とする。
請求項1の枚葉印刷機においては、前記選択命令入力
手段から前記選択命令が与えられると、前記制御手段
は、制御回転命令を出力する。これにより、前記版胴は
定速で連動して回転する。また、前記時間設定手段は、
前記選択命令が与えられると対応する差動時間を設定差
動時間として決定する。前記制御手段は、前記計時手段
によって計測される経過時間が前記設定差動時間と一致
すると前記停止命令を出力する。ここで、前記設定差動
時間は、前記検出基準点が検出されてから前記選択され
た版胴が刷版を脱着させるのに適した状態となるまでの
時間である。したがって、前記選択された版胴は、刷版
を脱着させるのに適した状態で停止する。
手段から前記選択命令が与えられると、前記制御手段
は、制御回転命令を出力する。これにより、前記版胴は
定速で連動して回転する。また、前記時間設定手段は、
前記選択命令が与えられると対応する差動時間を設定差
動時間として決定する。前記制御手段は、前記計時手段
によって計測される経過時間が前記設定差動時間と一致
すると前記停止命令を出力する。ここで、前記設定差動
時間は、前記検出基準点が検出されてから前記選択され
た版胴が刷版を脱着させるのに適した状態となるまでの
時間である。したがって、前記選択された版胴は、刷版
を脱着させるのに適した状態で停止する。
[実施例] 以下、図面に基づいて本考案の実施例を説明する。
第2図は本考案の一実施例の要部を示す図であり、第
3図は第2図のオンディレイタイマ51〜54および制御回
路37付近の回路図である。
3図は第2図のオンディレイタイマ51〜54および制御回
路37付近の回路図である。
第2図に示す枚葉印刷機は、4色刷り用のものであ
る。この枚葉印刷機は、印刷ユニット22〜25と、給紙部
26と、排紙部27と、モータ28と、ブレーキ29と、センサ
30と、操作スイッチ31〜34が設けられた操作パネル35
と、オンディレイタイマ51〜54と制御回路37とを含む。
本実施例においては、モータ28が第1図の回転駆動手段
6に該当し、ブレーキ29が停止手段7に該当し、センサ
30が検出手段5に該当し、操作スイッチ31〜34が選択命
令入力手段4に該当する。また、オンディレイタイマ51
〜54および制御回路37で、時間設定手段8、計時手段9
および制御手段10を構成する。
る。この枚葉印刷機は、印刷ユニット22〜25と、給紙部
26と、排紙部27と、モータ28と、ブレーキ29と、センサ
30と、操作スイッチ31〜34が設けられた操作パネル35
と、オンディレイタイマ51〜54と制御回路37とを含む。
本実施例においては、モータ28が第1図の回転駆動手段
6に該当し、ブレーキ29が停止手段7に該当し、センサ
30が検出手段5に該当し、操作スイッチ31〜34が選択命
令入力手段4に該当する。また、オンディレイタイマ51
〜54および制御回路37で、時間設定手段8、計時手段9
および制御手段10を構成する。
各印刷ユニット22〜25には、版胴38と、ゴム胴39と、
圧胴40と、中間胴41と、操作パネル35とがそれぞれ設け
られる。版胴38には、刷版42が装着される。印刷ユニッ
ト24の中間胴41には、プーリ43,44が同軸に設けられ
る。プーリ43とモータ28の回転軸との間には、ベルト45
が巻回される。プーリ44とブレーキ29との間には、ベル
ト46が巻回される。
圧胴40と、中間胴41と、操作パネル35とがそれぞれ設け
られる。版胴38には、刷版42が装着される。印刷ユニッ
ト24の中間胴41には、プーリ43,44が同軸に設けられ
る。プーリ43とモータ28の回転軸との間には、ベルト45
が巻回される。プーリ44とブレーキ29との間には、ベル
ト46が巻回される。
モータ28は、電力付勢されると(回転命令を受ける
と)、低速かつ定速で回転する。これによって、各印刷
ユニット22〜25の版胴38、ゴム胴39、圧胴40および中間
胴41が連動して回転する。また、モータ28が電力消勢さ
れた場合(停止命令を受けると)には、ブレーキ29が起
動され、各印刷ユニット22〜25の版胴38、ゴム胴39、圧
胴40および中間胴41が連動して停止する。
と)、低速かつ定速で回転する。これによって、各印刷
ユニット22〜25の版胴38、ゴム胴39、圧胴40および中間
胴41が連動して回転する。また、モータ28が電力消勢さ
れた場合(停止命令を受けると)には、ブレーキ29が起
動され、各印刷ユニット22〜25の版胴38、ゴム胴39、圧
胴40および中間胴41が連動して停止する。
センサ30は、例えばリミットスイッチからなり、タイ
ミングポイント47とスイッチ48とを備える。タイミング
ポイント47は、例えば印刷ユニット22の版胴38に設けら
れる。この版胴38が1回転すると、タイミングポイント
47が1回転し、センサ30がタイミングポイント47を検出
する。なお、本実施例においては、タイミングポイント
47が検出基準点に該当する。
ミングポイント47とスイッチ48とを備える。タイミング
ポイント47は、例えば印刷ユニット22の版胴38に設けら
れる。この版胴38が1回転すると、タイミングポイント
47が1回転し、センサ30がタイミングポイント47を検出
する。なお、本実施例においては、タイミングポイント
47が検出基準点に該当する。
各オンディレイタイマ51〜54は、コイル55と、接点56
とをそれぞれ備える。モータ28の電力付勢時のセンサ30
によって印刷ユニット22の版胴38について、タイミング
ポイント47が検出された時から刷版42を載置する位置に
到達するまでの差動時間t1を予め計測される。この差動
時間t1が、オンディレイタイマ51に設定される。同様に
して、印刷ユニット23〜25の版胴38について差動時間t2
〜t4を予めそれぞれ計測し、この差動時間t2〜t4がオン
ディレイタイマ52〜54にそれぞれ設定される。なお、モ
ータ28が低速かつ定速で回転しているため、センサ30が
タイミングポイント47を検出してから各版胴38の停止位
置までの回転角度は時間t1〜t4に換算可能である。
とをそれぞれ備える。モータ28の電力付勢時のセンサ30
によって印刷ユニット22の版胴38について、タイミング
ポイント47が検出された時から刷版42を載置する位置に
到達するまでの差動時間t1を予め計測される。この差動
時間t1が、オンディレイタイマ51に設定される。同様に
して、印刷ユニット23〜25の版胴38について差動時間t2
〜t4を予めそれぞれ計測し、この差動時間t2〜t4がオン
ディレイタイマ52〜54にそれぞれ設定される。なお、モ
ータ28が低速かつ定速で回転しているため、センサ30が
タイミングポイント47を検出してから各版胴38の停止位
置までの回転角度は時間t1〜t4に換算可能である。
オンディレイタイマ51のコイル55が励磁されると、励
磁された時から計時を開始し、差動時間t1経過後オンデ
ィレイタイマ51の接点56を遮断する。同様に、各オンデ
ィレイタイマ52〜54のコイル55が励磁されると、励磁さ
れた時から計時を開始し、差動時間t2〜t4経過後オンデ
ィレイタイマ52〜54の接点56をそれぞれ遮断する。
磁された時から計時を開始し、差動時間t1経過後オンデ
ィレイタイマ51の接点56を遮断する。同様に、各オンデ
ィレイタイマ52〜54のコイル55が励磁されると、励磁さ
れた時から計時を開始し、差動時間t2〜t4経過後オンデ
ィレイタイマ52〜54の接点56をそれぞれ遮断する。
制御回路37は、リレー71〜75と、モータ・ブレーキ制
御回路76とを備える。リレー71は、リレーコイル77と、
リレー接点78とを備える。
御回路76とを備える。リレー71は、リレーコイル77と、
リレー接点78とを備える。
リレー72は、リレーコイル79と、リレー接点80〜82と
を備える。リレー73は、リレーコイル83と、リレー接点
84〜86とを備える。リレー74は、リレーコイル87と、リ
レー接点88〜90とを備える。リレー75は、リレーコイル
91と、リレー接点92〜94とを備える。
を備える。リレー73は、リレーコイル83と、リレー接点
84〜86とを備える。リレー74は、リレーコイル87と、リ
レー接点88〜90とを備える。リレー75は、リレーコイル
91と、リレー接点92〜94とを備える。
交流または直流の電源95に接続されるライン96,97間
には、スイッチ48、リレー接点80およびリレーコイル77
からなる直列回路、リレー接点81、オンディレイタイマ
51の接点56およびリレーコイル79からなる直列回路、リ
レー接点85、オンディレイタイマ52の接点56およびリレ
ーコイル83からなる直列回路、リレー接点89、オンディ
レイタイマ53の接点56およびリレーコイル87からなる直
列回路、ならびに、リレー接点93、オンディレイタイマ
54の接点56およびリレーコイル91からなる直列回路がそ
れぞれ接続される。
には、スイッチ48、リレー接点80およびリレーコイル77
からなる直列回路、リレー接点81、オンディレイタイマ
51の接点56およびリレーコイル79からなる直列回路、リ
レー接点85、オンディレイタイマ52の接点56およびリレ
ーコイル83からなる直列回路、リレー接点89、オンディ
レイタイマ53の接点56およびリレーコイル87からなる直
列回路、ならびに、リレー接点93、オンディレイタイマ
54の接点56およびリレーコイル91からなる直列回路がそ
れぞれ接続される。
スイッチ48には、リレー接点78が並列に接続される。
リレー接点80には、リレー接点84、リレー接点88および
リレー接点92が並列にそれぞれ接続される。リレーコイ
ル77には、オンディレイタイマ51〜54のコイル55が並列
にそれぞれ接続される。リレー接点81,85,89,93には、
操作スイッチ31〜34が並列にそれぞれ接続される。リレ
ー接点82,86,90,94は、相互に並列にモータ・ブレーキ
制御回路76に接続される。
リレー接点80には、リレー接点84、リレー接点88および
リレー接点92が並列にそれぞれ接続される。リレーコイ
ル77には、オンディレイタイマ51〜54のコイル55が並列
にそれぞれ接続される。リレー接点81,85,89,93には、
操作スイッチ31〜34が並列にそれぞれ接続される。リレ
ー接点82,86,90,94は、相互に並列にモータ・ブレーキ
制御回路76に接続される。
モータ・ブレーキ制御回路76は、リレー接点82,86,9
0,94のいづれかが導通すると、モータ28を電力付勢す
る。また、リレー接点82,86,90,94のすべてが遮断する
と、モータ28を電力消勢するとともに、ブレーキ29を起
動する。
0,94のいづれかが導通すると、モータ28を電力付勢す
る。また、リレー接点82,86,90,94のすべてが遮断する
と、モータ28を電力消勢するとともに、ブレーキ29を起
動する。
このように構成された枚葉印刷機において、印刷ユニ
ット22の版胴38を刷版42の脱着に適した状態に停止させ
る場合には、操作スイッチ31を押圧操作する。これによ
って、操作スイッチ31が導通する。したがって、リレー
コイル79が励磁され、リレー接点80〜82が導通する。な
お、リレー接点81が導通するので、リレーコイル79が励
磁され続け、リレー接点80〜82が導通したままに保持さ
れる。これによって、モータ28が電力付勢され、各印刷
ユニット22〜25の版胴38、ゴム胴39、圧胴40および中間
胴41が回転駆動される。
ット22の版胴38を刷版42の脱着に適した状態に停止させ
る場合には、操作スイッチ31を押圧操作する。これによ
って、操作スイッチ31が導通する。したがって、リレー
コイル79が励磁され、リレー接点80〜82が導通する。な
お、リレー接点81が導通するので、リレーコイル79が励
磁され続け、リレー接点80〜82が導通したままに保持さ
れる。これによって、モータ28が電力付勢され、各印刷
ユニット22〜25の版胴38、ゴム胴39、圧胴40および中間
胴41が回転駆動される。
センサ30がタイミングポイント47を検出すると、スイ
ッチ48が一時的に導通し、リレーコイル77が励磁され
る。これによって、リレー接点78が導通し、リレーコイ
ル77およびオンディレイタイマ51のコイル55が励磁され
続ける。なお、この場合、オンディレイタイマ52〜54の
コイル55も励磁されるが、リレー73〜75のリレーコイル
83,87,91が励磁されることはなく、リレー接点84〜86,8
8〜90,92〜94が遮断したままに保持される。
ッチ48が一時的に導通し、リレーコイル77が励磁され
る。これによって、リレー接点78が導通し、リレーコイ
ル77およびオンディレイタイマ51のコイル55が励磁され
続ける。なお、この場合、オンディレイタイマ52〜54の
コイル55も励磁されるが、リレー73〜75のリレーコイル
83,87,91が励磁されることはなく、リレー接点84〜86,8
8〜90,92〜94が遮断したままに保持される。
オンディレイタイマ51は、センサ30がタイミングポイ
ント47を検出したときから差動時間t1計時し、差動時間
t1経過後オンディレイタイマ51の接点56を遮断する。こ
れによって、リレーコイル79の励磁が停止され、リレー
接点80〜82が遮断する。したがって、リレーコイル77の
励磁が停止され、リレー接点78が遮断する。これによっ
て、モータ28が電力消勢されるとともに、ブレーキ29が
起動される。したがって、印刷ユニット22の版胴38は、
刷版42を脱着させるのに適した状態に停止する。
ント47を検出したときから差動時間t1計時し、差動時間
t1経過後オンディレイタイマ51の接点56を遮断する。こ
れによって、リレーコイル79の励磁が停止され、リレー
接点80〜82が遮断する。したがって、リレーコイル77の
励磁が停止され、リレー接点78が遮断する。これによっ
て、モータ28が電力消勢されるとともに、ブレーキ29が
起動される。したがって、印刷ユニット22の版胴38は、
刷版42を脱着させるのに適した状態に停止する。
印刷ユニット23〜25の版胴38を、刷版42の脱着に適し
た状態に停止させる場合には、操作スイッチ32〜操作ス
イッチ34をそれぞれ押圧操作すればよい。
た状態に停止させる場合には、操作スイッチ32〜操作ス
イッチ34をそれぞれ押圧操作すればよい。
第4図は、本考案の他の実施例の一部を示す回路図で
あり、第2図の実施例と対応する部分には同一の参照符
を付す。この実施例で注目すべきは、オンディレイタイ
マ51〜54および制御回路37に代えて、マイクロコンピュ
ータ101を用いて制御回路102が構成されることである。
あり、第2図の実施例と対応する部分には同一の参照符
を付す。この実施例で注目すべきは、オンディレイタイ
マ51〜54および制御回路37に代えて、マイクロコンピュ
ータ101を用いて制御回路102が構成されることである。
制御回路102は、マイクロコンピュータ101と、リレー
103と、モータ・ブレーキ制御回路76とを備える。マイ
クロコンピュータ101は、時間設定手段、タイマおよび
制御手段として機能し、CPU104と、RAM105と、ROM106と
を備える。マイクロコンピュータ101の入力ポートに
は、操作パネル35の操作スイッチ31〜34およびセンサ30
のスイッチ48がそれぞれ接続される。マイクロコンピュ
ータ101の出力ポートには、リレー103のリレーコイル10
7が接続される。モータ・ブレーキ制御回路76には、リ
レー103のリレー接点108が接続される。
103と、モータ・ブレーキ制御回路76とを備える。マイ
クロコンピュータ101は、時間設定手段、タイマおよび
制御手段として機能し、CPU104と、RAM105と、ROM106と
を備える。マイクロコンピュータ101の入力ポートに
は、操作パネル35の操作スイッチ31〜34およびセンサ30
のスイッチ48がそれぞれ接続される。マイクロコンピュ
ータ101の出力ポートには、リレー103のリレーコイル10
7が接続される。モータ・ブレーキ制御回路76には、リ
レー103のリレー接点108が接続される。
ROM106には、第5図に示すプログラムが記憶されてい
る。
る。
ステップm1〜m4では、操作スイッチ31〜34を順次キー
スキャンし、操作スイッチ31〜34が押圧操作されたか否
か判断され、いずれかの操作スイッチ31〜34が押圧操作
されるまで繰り返す。
スキャンし、操作スイッチ31〜34が押圧操作されたか否
か判断され、いずれかの操作スイッチ31〜34が押圧操作
されるまで繰り返す。
ステップm1において、操作スイッチ31が押圧操作され
て、導通された場合には、ステップm5に進み、ROM106に
記憶されている差動時間t1をRAM105にロードし、ステッ
プm6に進む。ステップm2において、操作スイッチ32が押
圧操作されて、導通された場合には、ステップm7に進
み、ROM106に記憶されている差動時間t2をRAM105にロー
ドし、ステップm6に進む。ステップm3において、操作ス
イッチ33が押圧操作されて、導通された場合には、ステ
ップm8に進み、ROM106に記憶されている差動時間t3をRA
M105にロードし、ステップm6に進む。ステップm4におい
て、操作スイッチ33が押圧操作されて、導通された場合
には、ステップm9に進み、ROM106に記憶されている差動
時間t4をRAM105にロードし、ステップm6に進む。
て、導通された場合には、ステップm5に進み、ROM106に
記憶されている差動時間t1をRAM105にロードし、ステッ
プm6に進む。ステップm2において、操作スイッチ32が押
圧操作されて、導通された場合には、ステップm7に進
み、ROM106に記憶されている差動時間t2をRAM105にロー
ドし、ステップm6に進む。ステップm3において、操作ス
イッチ33が押圧操作されて、導通された場合には、ステ
ップm8に進み、ROM106に記憶されている差動時間t3をRA
M105にロードし、ステップm6に進む。ステップm4におい
て、操作スイッチ33が押圧操作されて、導通された場合
には、ステップm9に進み、ROM106に記憶されている差動
時間t4をRAM105にロードし、ステップm6に進む。
ステップm6では、リレーコイル107を励磁して、リレ
ー接点108を導通させる。したがって、モータ・ブレー
キ制御回路76は、モータ28を電力付勢する。これによっ
て、各印刷ユニット22〜25の版胴38、ゴム胴39、圧胴40
および中間胴41が回転駆動される。次いで、ステップm1
0に進み、スイッチ48をキースキャンして、センサ30が
タイミングポイント47を検出してスイッチ48が導通され
たか否かが判断される。スイッチ48が遮断されたままで
あれば、スイッチ48が導通するまでスイッチ48のキース
キャンを繰り返す。スイッチ48が導通すると、ステップ
m11に進み、RAM105にロードされた時間を「1」減算す
る。次いで、ステップm12に進み、RAM105にロードされ
た時間が「0」になったか否か判断される。「0」にな
っていなければ、ステップm11に戻り、時間が「0」に
なるまで繰り返す。時間が「0」になると、ステップm1
3に進み、リレーコイル107を消磁して、リレー接点108
を遮断させる。したがって、モータ・ブレーキ制御回路
76は、モータ28を電力消勢するとともに、ブレーキ29を
起動する。これによって、所望の印刷ユニット22の版胴
38は、刷版42を脱着させるのに適した状態で停止する。
ー接点108を導通させる。したがって、モータ・ブレー
キ制御回路76は、モータ28を電力付勢する。これによっ
て、各印刷ユニット22〜25の版胴38、ゴム胴39、圧胴40
および中間胴41が回転駆動される。次いで、ステップm1
0に進み、スイッチ48をキースキャンして、センサ30が
タイミングポイント47を検出してスイッチ48が導通され
たか否かが判断される。スイッチ48が遮断されたままで
あれば、スイッチ48が導通するまでスイッチ48のキース
キャンを繰り返す。スイッチ48が導通すると、ステップ
m11に進み、RAM105にロードされた時間を「1」減算す
る。次いで、ステップm12に進み、RAM105にロードされ
た時間が「0」になったか否か判断される。「0」にな
っていなければ、ステップm11に戻り、時間が「0」に
なるまで繰り返す。時間が「0」になると、ステップm1
3に進み、リレーコイル107を消磁して、リレー接点108
を遮断させる。したがって、モータ・ブレーキ制御回路
76は、モータ28を電力消勢するとともに、ブレーキ29を
起動する。これによって、所望の印刷ユニット22の版胴
38は、刷版42を脱着させるのに適した状態で停止する。
ステップm13が終了すると、ステップm1に戻る。
なお、本考案の他の実施例として、時間設定手段や、
タイマや、制御手段をカウンタや、ロジック回路等で構
成するようにしてもよい。センサ5の設けられる位置
は、各版胴2のいずれかか、後述するゴム胴、圧胴、中
間胴等の回転駆動系のいずれの位置であってもよい。す
なわち、検出基準点は、いずれかの版胴38または版胴38
と同期して連動する回転駆動系に設けてもよい。
タイマや、制御手段をカウンタや、ロジック回路等で構
成するようにしてもよい。センサ5の設けられる位置
は、各版胴2のいずれかか、後述するゴム胴、圧胴、中
間胴等の回転駆動系のいずれの位置であってもよい。す
なわち、検出基準点は、いずれかの版胴38または版胴38
と同期して連動する回転駆動系に設けてもよい。
また、センサとして、磁気を回転駆動系に埋め込んで
おき、磁気センサでその磁気を検出するものや、光反射
版を回転駆動系に埋め込んでおき、投光器から光を投光
し、光反射版から反射された光を受光器で受光するもの
等を用いて実施するようにしてもよい。
おき、磁気センサでその磁気を検出するものや、光反射
版を回転駆動系に埋め込んでおき、投光器から光を投光
し、光反射版から反射された光を受光器で受光するもの
等を用いて実施するようにしてもよい。
また、上述の実施例では、センサは停止のための専用
の構成品となっているが、他の用途(例えば、胴入れの
タイミング検出、紙の有無検出のためのタイミング検出
等)のために設けられたセンサを共用して実施するよう
にしてもよい。
の構成品となっているが、他の用途(例えば、胴入れの
タイミング検出、紙の有無検出のためのタイミング検出
等)のために設けられたセンサを共用して実施するよう
にしてもよい。
また、本実施例は、4つの印刷ユニットで構成された
枚葉印刷機で説明したが、単一の印刷ユニットあるいは
他の複数の印刷ユニットで構成された枚葉印刷機で実施
するようにしてもよい。
枚葉印刷機で説明したが、単一の印刷ユニットあるいは
他の複数の印刷ユニットで構成された枚葉印刷機で実施
するようにしてもよい。
[考案の効果] 請求項1の枚葉印刷機においては、前記選択命令入力
手段から前記選択命令が与えられると、前記制御手段
は、前記回転命令を出力する。これにより、前記各版胴
は定速で連動して回転する。また、前記時間設定手段
は、前記選択命令が与えられると対応する差動時間を設
定差動時間として決定する。前記制御手段は、前記計時
手段によって計測される経過時間が前記設定差動時間と
一致すると前記停止命令を出力する。ここで、前記設定
差動時間は、前記検出基準点が検出されてから前記選択
された版導が刷版を脱着させるのに適した状態となるま
での時間である。したがって、一の検出手段を設けるだ
けで、前記選択された版胴を、刷版を脱着させるに適し
た状態で停止させることができる。
手段から前記選択命令が与えられると、前記制御手段
は、前記回転命令を出力する。これにより、前記各版胴
は定速で連動して回転する。また、前記時間設定手段
は、前記選択命令が与えられると対応する差動時間を設
定差動時間として決定する。前記制御手段は、前記計時
手段によって計測される経過時間が前記設定差動時間と
一致すると前記停止命令を出力する。ここで、前記設定
差動時間は、前記検出基準点が検出されてから前記選択
された版導が刷版を脱着させるのに適した状態となるま
での時間である。したがって、一の検出手段を設けるだ
けで、前記選択された版胴を、刷版を脱着させるに適し
た状態で停止させることができる。
これにより、複数の印刷ユニットを有する枚葉印刷機
において、簡易な構造で、版胴を刷版を装着しやすい位
置に停止させることができる枚葉印刷機を提供すること
ができる。
において、簡易な構造で、版胴を刷版を装着しやすい位
置に停止させることができる枚葉印刷機を提供すること
ができる。
第1図は本考案に係る枚葉印刷機の全体構成を示す図、
第2図は本考案の一実施例の要部を示す図であり、第3
図は第2図のオンディレイタイマ51〜54および制御回路
37付近の回路図、第4図は本考案の他の実施例の一部を
示す回路図、第5図はROM106に記憶されているプログラ
ムのフローチャート、第6図は従来の枚葉印刷機のブロ
ック回路図である。 1…印刷ユニット 2…版胴 3…刷版 4…操作スイッチ 5…センサ 6…モータ 7…停止手段 8…時間設定手段 9…タイマ 10…制御手段
第2図は本考案の一実施例の要部を示す図であり、第3
図は第2図のオンディレイタイマ51〜54および制御回路
37付近の回路図、第4図は本考案の他の実施例の一部を
示す回路図、第5図はROM106に記憶されているプログラ
ムのフローチャート、第6図は従来の枚葉印刷機のブロ
ック回路図である。 1…印刷ユニット 2…版胴 3…刷版 4…操作スイッチ 5…センサ 6…モータ 7…停止手段 8…時間設定手段 9…タイマ 10…制御手段
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−149153(JP,A) 特開 平1−127349(JP,A) 実開 昭60−41240(JP,U) 実開 昭61−77247(JP,U) 実開 昭62−121937(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】複数の印刷ユニットにそれぞれ設けられ、
連動して回転および停止する版胴、刷版を脱着させるの
に適した状態にて停止させる版胴を選択する選択命令を
入力する選択命令入力手段、 前記いずれかの版胴または前記版胴と同期して連動する
回転駆動系に設けられた検出基準点を検出する一の検出
手段、 回転命令を受けると、定速で前記版胴を連動して回転駆
動する回転駆動手段、 停止命令を受けると、前記各版胴の回転を連動して停止
させる停止手段、 前記版胴が前記回転駆動手段によって定速で回転駆動さ
れた場合に、前記検出基準点が検出されてから前記各版
胴が刷版を脱着させるのに適した状態となるまでの差動
時間が各版胴ごとに記憶されており、前記選択命令が与
えられると対応する差動時間を設定差動時間として決定
する時間設定手段、 前記検出手段が前記検出基準点を検出してからの経過時
間を計測する計時手段、 前記選択命令入力手段から前記選択命令が与えられる
と、前記回転命令を出力するとともに、前記計時手段に
よって計測される経過時間が前記設定差動時間と一致す
ると前記停止命令を出力する制御手段、 を備えたことを特徴とする枚葉印刷機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989068735U JP2579631Y2 (ja) | 1989-06-12 | 1989-06-12 | 枚葉印刷機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989068735U JP2579631Y2 (ja) | 1989-06-12 | 1989-06-12 | 枚葉印刷機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH038539U JPH038539U (ja) | 1991-01-28 |
JP2579631Y2 true JP2579631Y2 (ja) | 1998-08-27 |
Family
ID=31603426
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989068735U Expired - Lifetime JP2579631Y2 (ja) | 1989-06-12 | 1989-06-12 | 枚葉印刷機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2579631Y2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5795462A (en) * | 1980-12-05 | 1982-06-14 | Komori Printing Mach Co Ltd | Regulator for stopping position of intaglio printer |
JPS6177247U (ja) * | 1984-10-25 | 1986-05-23 | ||
JPS62121937U (ja) * | 1986-01-25 | 1987-08-03 |
-
1989
- 1989-06-12 JP JP1989068735U patent/JP2579631Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH038539U (ja) | 1991-01-28 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |