JP3039839B2 - 建物の立上がり躯体の保護装置 - Google Patents
建物の立上がり躯体の保護装置Info
- Publication number
- JP3039839B2 JP3039839B2 JP6164500A JP16450094A JP3039839B2 JP 3039839 B2 JP3039839 B2 JP 3039839B2 JP 6164500 A JP6164500 A JP 6164500A JP 16450094 A JP16450094 A JP 16450094A JP 3039839 B2 JP3039839 B2 JP 3039839B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- building
- joint receiving
- support
- holder
- receiving material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Building Environments (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は建物の立上がり躯体の屋
内側の壁面に沿って設けられた防水層を保護する保護装
置に関する。
内側の壁面に沿って設けられた防水層を保護する保護装
置に関する。
【0002】
【従来技術】一般に、この種の立上がり躯体の保護装置
は、立上がり躯体の表面に配設された防水層を保護板で
覆うことによって構成されるものであるが、従来のもの
は実開平3ー73332号公報に示されるように、防水
層の上部に水切部材を固定し、この水切部材に保護板を
支持させる構造が多い。
は、立上がり躯体の表面に配設された防水層を保護板で
覆うことによって構成されるものであるが、従来のもの
は実開平3ー73332号公報に示されるように、防水
層の上部に水切部材を固定し、この水切部材に保護板を
支持させる構造が多い。
【0003】しかしながら、水切部材はホルダを介して
立上がり躯体の軟質防水層に固定される構造であるか
ら、強風が吹き付けたときなど、水切部材やホルダや保
護板は強風であおられて変形しやすく、そのため、上記
保護装置の立上がり躯体に対する取り付け強度が劣化し
やすいほか、立上がり躯体の頂部が顎状に突出する構造
が必要となり、これに伴って水切部材を配設するのに特
殊な施工をしなければならず、面倒であるという欠点が
あった。
立上がり躯体の軟質防水層に固定される構造であるか
ら、強風が吹き付けたときなど、水切部材やホルダや保
護板は強風であおられて変形しやすく、そのため、上記
保護装置の立上がり躯体に対する取り付け強度が劣化し
やすいほか、立上がり躯体の頂部が顎状に突出する構造
が必要となり、これに伴って水切部材を配設するのに特
殊な施工をしなければならず、面倒であるという欠点が
あった。
【0004】
【発明の目的】本発明は前記欠点を解消し、保護板等を
安定かつ強固に支持することができ、また立上がり躯体
の構造の影響を受けることなく施工できる建物の立上が
り躯体の保護装置を提供することをその目的とする。
安定かつ強固に支持することができ、また立上がり躯体
の構造の影響を受けることなく施工できる建物の立上が
り躯体の保護装置を提供することをその目的とする。
【0005】
【目的を達成するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明に係る建物の立上がり躯体の保護装置は、建
物の立上がり躯体の屋内側表面に防水層を配設し、この
防水層の上端又はその上方に水切笠木用目地受材を設
け、この目地受材にホルダを介して水切笠木を係着し、
該水切笠木の下方に保護板を配設するとともに、この保
護板の上端部を支持する上部支持体を、上記立上がり躯
体の上記目地受材の下部に別個に設け、かつ上記上部支
持体を、上記立上がり躯体の屋内側表面に固定された垂
下片と屋内側に突出する水平片とをL字形に形成した支
持部材と、該支持部材の下部に水平方向に位置調整可能
に取り付けられて前記保護板の上端部を収納する上部収
納部材とから形成し、上記支持部材の垂下片には上記立
上がり躯体の屋内側表面に対する固定位置を上下方向に
調整する長孔を形成し、上記水平片には上記上部収納部
材を水平方向に調整する長孔を形成する一方、上記上部
収納部材の直上部にはアリ溝状の条溝を形成し、この条
溝内に配置した受け座に上記水平片の長孔に挿通したネ
ジを止着することを特徴とする。
め、本発明に係る建物の立上がり躯体の保護装置は、建
物の立上がり躯体の屋内側表面に防水層を配設し、この
防水層の上端又はその上方に水切笠木用目地受材を設
け、この目地受材にホルダを介して水切笠木を係着し、
該水切笠木の下方に保護板を配設するとともに、この保
護板の上端部を支持する上部支持体を、上記立上がり躯
体の上記目地受材の下部に別個に設け、かつ上記上部支
持体を、上記立上がり躯体の屋内側表面に固定された垂
下片と屋内側に突出する水平片とをL字形に形成した支
持部材と、該支持部材の下部に水平方向に位置調整可能
に取り付けられて前記保護板の上端部を収納する上部収
納部材とから形成し、上記支持部材の垂下片には上記立
上がり躯体の屋内側表面に対する固定位置を上下方向に
調整する長孔を形成し、上記水平片には上記上部収納部
材を水平方向に調整する長孔を形成する一方、上記上部
収納部材の直上部にはアリ溝状の条溝を形成し、この条
溝内に配置した受け座に上記水平片の長孔に挿通したネ
ジを止着することを特徴とする。
【0006】また、本発明に係る建物の立上がり躯体の
保護装置は、建物の立上がり躯体の屋内側表面に防水層
を配設し、この防水層の上端又はその上方に水切笠木用
目地受材を設け、この目地受材にホルダを介して水切笠
木を係着し、該水切笠木の下方に保護板を、上記防水層
と平行に配設するとともに、この保護板の上端部を支持
する上部支持体を前記目地受材と一体又は一体的に設
け、この上部支持体に前記保護板をネジ止めしたことを
特徴とする。
保護装置は、建物の立上がり躯体の屋内側表面に防水層
を配設し、この防水層の上端又はその上方に水切笠木用
目地受材を設け、この目地受材にホルダを介して水切笠
木を係着し、該水切笠木の下方に保護板を、上記防水層
と平行に配設するとともに、この保護板の上端部を支持
する上部支持体を前記目地受材と一体又は一体的に設
け、この上部支持体に前記保護板をネジ止めしたことを
特徴とする。
【0007】さらに、本発明に係る建物の立上がり躯体
の保護装置は、建物の立上がり躯体の屋内側表面に防水
層を配設し、この防水層の上端又はその上方に水切笠木
用目地受材を設け、この目地受材にホルダを介して水切
笠木を係着し、該水切笠木の下方に保護板を、上記防水
層と平行に配設するとともに、上記目地受材の下端から
水平に延長した延長部の端部に上記保護板の上端部を収
納する上部収納溝を一体に形成するように構成してもよ
い。
の保護装置は、建物の立上がり躯体の屋内側表面に防水
層を配設し、この防水層の上端又はその上方に水切笠木
用目地受材を設け、この目地受材にホルダを介して水切
笠木を係着し、該水切笠木の下方に保護板を、上記防水
層と平行に配設するとともに、上記目地受材の下端から
水平に延長した延長部の端部に上記保護板の上端部を収
納する上部収納溝を一体に形成するように構成してもよ
い。
【0008】加えて、本発明に係る建物の立上がり躯体
の保護装置は、建物の立上がり躯体の屋内側表面に防水
層を配設し、この防水層の上端又はその上方に水切笠木
用目地受材を設け、この目地受材にホルダを介して水切
笠木を係着し、該水切笠木の下方に保護板を、上記防水
層と平行に配設するとともに、この保護板の上端部を支
持する上部支持体を、上記ホルダ・水切笠木の少なくと
もいずれかに設ける構成にすることもできる。
の保護装置は、建物の立上がり躯体の屋内側表面に防水
層を配設し、この防水層の上端又はその上方に水切笠木
用目地受材を設け、この目地受材にホルダを介して水切
笠木を係着し、該水切笠木の下方に保護板を、上記防水
層と平行に配設するとともに、この保護板の上端部を支
持する上部支持体を、上記ホルダ・水切笠木の少なくと
もいずれかに設ける構成にすることもできる。
【0009】この場合、前記上部支持体を、前記ホルダ
と水切笠木とによって形成してもよい。
と水切笠木とによって形成してもよい。
【0010】また、前記上部支持体を、前記ホルダと一
体又は一体的に設けてもよい。
体又は一体的に設けてもよい。
【0011】前記上部支持体は、前記水切笠木と一体又
は一体的に設けることもできる。
は一体的に設けることもできる。
【0012】さらに、前記上部支持体を、前記水切笠木
と一体又は一体的に設けてもよい。
と一体又は一体的に設けてもよい。
【0013】さらにまた、本発明に係る建物の立上がり
躯体の保護装置は、建物の立上がり躯体の屋内側表面に
防水層を配設し、この防水層の上端又はその上方に水切
笠木用目地受材を設け、この目地受材にホルダを介して
水切笠木を係着し、該水切笠木の下方に保護板を、上記
防水層と平行に配設するとともに、この保護板の上端部
を支持する上部支持体を、上記目地受材とホルダとによ
って形成するように構成してもよい。
躯体の保護装置は、建物の立上がり躯体の屋内側表面に
防水層を配設し、この防水層の上端又はその上方に水切
笠木用目地受材を設け、この目地受材にホルダを介して
水切笠木を係着し、該水切笠木の下方に保護板を、上記
防水層と平行に配設するとともに、この保護板の上端部
を支持する上部支持体を、上記目地受材とホルダとによ
って形成するように構成してもよい。
【0014】さらにまた、本発明に係る建物の立上がり
躯体の保護装置は、建物の立上がり躯体の屋内側表面に
防水層を配設し、この防水層の上端又はその上方に水切
笠木用目地受材を設け、この目地受材にホルダを介して
水切笠木を係着し、該水切笠木の下方に保護板を、上記
防水層と平行に配設するとともに、この保護板の上端部
を支持する上部支持体を、上記目地受材と水切笠木とに
よって形成するように構成してもよい。
躯体の保護装置は、建物の立上がり躯体の屋内側表面に
防水層を配設し、この防水層の上端又はその上方に水切
笠木用目地受材を設け、この目地受材にホルダを介して
水切笠木を係着し、該水切笠木の下方に保護板を、上記
防水層と平行に配設するとともに、この保護板の上端部
を支持する上部支持体を、上記目地受材と水切笠木とに
よって形成するように構成してもよい。
【0015】
【作用、効果】請求項1の発明によれば、水切笠木とと
もに保護板が立ち上がり躯体の防水層を保護する。そし
て、保護板の上部支持体はL字形の支持部材とその下部
に取り付けられた上部収納部材とから構成され、上記支
持部材は上下方向に取付位置が調整でき、また上部収納
部材は水平方向に取付位置が調整できるので、正確な位
置決めが可能となる。
もに保護板が立ち上がり躯体の防水層を保護する。そし
て、保護板の上部支持体はL字形の支持部材とその下部
に取り付けられた上部収納部材とから構成され、上記支
持部材は上下方向に取付位置が調整でき、また上部収納
部材は水平方向に取付位置が調整できるので、正確な位
置決めが可能となる。
【0016】また、立ち上がり躯体の構造の影響を受け
ることなく、保護装置の施工と雨仕舞が可能となる。
ることなく、保護装置の施工と雨仕舞が可能となる。
【0017】さらに、上部支持体は立上がり躯体に対し
て水平に配置された支持部材と該支持部材の下部に水平
方向に位置調整可能に取り付けられた収納部材とから構
成されているので、保護板の位置に応じて収納部材を自
由に位置調整することができる。
て水平に配置された支持部材と該支持部材の下部に水平
方向に位置調整可能に取り付けられた収納部材とから構
成されているので、保護板の位置に応じて収納部材を自
由に位置調整することができる。
【0018】請求項2の発明によれば、上部収納部材が
側板部材とホルダとによって形成されるので、ホルダに
保護板の上部支持体の構成を兼用させることができる。
側板部材とホルダとによって形成されるので、ホルダに
保護板の上部支持体の構成を兼用させることができる。
【0019】請求項3に係る発明によれば、上部支持体
を水切笠木用目地受材と一体又は一体的に設け、この上
部支持体に保護板の上端部を支持させたので、格別に支
持体を施工する必要がなく、また支持体は目地受材と一
体又は一体的に設けられるので、強固な取付けの目地受
材を利用して確実な施工が出来るとともに、水切笠木を
取り付ける前に保護板を施工することができる。
を水切笠木用目地受材と一体又は一体的に設け、この上
部支持体に保護板の上端部を支持させたので、格別に支
持体を施工する必要がなく、また支持体は目地受材と一
体又は一体的に設けられるので、強固な取付けの目地受
材を利用して確実な施工が出来るとともに、水切笠木を
取り付ける前に保護板を施工することができる。
【0020】請求項4の発明によれば、目地受材の下端
から水平に延長した延長部の端部に上記保護板の上端部
を収納する上部収納溝を一体に形成したから、目地受材
に保護板の上部支持体の構成を兼用させることができ
る。
から水平に延長した延長部の端部に上記保護板の上端部
を収納する上部収納溝を一体に形成したから、目地受材
に保護板の上部支持体の構成を兼用させることができ
る。
【0021】請求項5の発明によれば、保護板の上端部
を支持する上部支持体を、上記ホルダ・水切笠木の少な
くともいずれかに設けたので、余分な部材を節約できる
とともに、保護板の施工も省力化できる。
を支持する上部支持体を、上記ホルダ・水切笠木の少な
くともいずれかに設けたので、余分な部材を節約できる
とともに、保護板の施工も省力化できる。
【0022】また、立ち上がり躯体の構造の影響を受け
ることなく、保護装置の施工と雨仕舞が可能となる。
ることなく、保護装置の施工と雨仕舞が可能となる。
【0023】請求項6の発明によれば、上部支持体はホ
ルダと水切笠木とによって形成されているから、格別に
支持体を施工する必要がなく、また施工が容易である。
ルダと水切笠木とによって形成されているから、格別に
支持体を施工する必要がなく、また施工が容易である。
【0024】請求項7の発明によれば、格別に支持体を
施工する必要がなく、またホルダは短尺なので、支持体
を短尺にするときに有利である。また、水切笠木を装着
したときに同時に支持体も形成されることになるので、
施工が楽である。
施工する必要がなく、またホルダは短尺なので、支持体
を短尺にするときに有利である。また、水切笠木を装着
したときに同時に支持体も形成されることになるので、
施工が楽である。
【0025】請求項8の発明によれば、格別に支持体を
施工する必要がなく、また水切笠木は長尺なので、支持
体を長尺にするときに有利である。また、水切笠木を装
着したときに同時に支持体も形成されることになるの
で、施工が楽である。
施工する必要がなく、また水切笠木は長尺なので、支持
体を長尺にするときに有利である。また、水切笠木を装
着したときに同時に支持体も形成されることになるの
で、施工が楽である。
【0026】請求項9に係る発明によれば、保護板の上
端部を支持する上部支持体を、目地受材とホルダとによ
って形成したので、格別な部材で施工する必要がなく、
また保護板の上端部を収納する支持体の一側を目地受材
によって長尺に、他側をホルダによって短尺にすること
ができる。
端部を支持する上部支持体を、目地受材とホルダとによ
って形成したので、格別な部材で施工する必要がなく、
また保護板の上端部を収納する支持体の一側を目地受材
によって長尺に、他側をホルダによって短尺にすること
ができる。
【0027】請求項10に係る発明によれば、保護板の
上端部を支持する上部支持体を、目地受材と水切笠木と
によって形成したので、格別に支持体を施工しなくても
長尺の支持体を構成することができる。
上端部を支持する上部支持体を、目地受材と水切笠木と
によって形成したので、格別に支持体を施工しなくても
長尺の支持体を構成することができる。
【0028】
【実施例】図1において符号1は建物の立上がり躯体を
示す。この立上がり躯体1の屋内側表面には防水シート
を張設することにより防水層2が設けられている。防水
層2の上端は立上がり躯体1の中途部まで延び、コーキ
ング受け3が固定され、コーキング処理が施されてい
る。
示す。この立上がり躯体1の屋内側表面には防水シート
を張設することにより防水層2が設けられている。防水
層2の上端は立上がり躯体1の中途部まで延び、コーキ
ング受け3が固定され、コーキング処理が施されてい
る。
【0029】防水層2の上端2aの上方には防水層2と
区画される水切笠木用目地4が凹設され、その内部には
目地受材5が設けられている。目地受材5はアルミニウ
ム又はその合金製の押出型材、ステンレス又は鋼材から
なる長尺の部材で、その上壁にはコーキングを外に配す
る突縁付きの係止溝6が形成され。下壁には係止突部7
が形成されている。
区画される水切笠木用目地4が凹設され、その内部には
目地受材5が設けられている。目地受材5はアルミニウ
ム又はその合金製の押出型材、ステンレス又は鋼材から
なる長尺の部材で、その上壁にはコーキングを外に配す
る突縁付きの係止溝6が形成され。下壁には係止突部7
が形成されている。
【0030】上記目地受材5にはホルダ8を介して水切
笠木9(いずれもアルミニウム又はその合金製の押出型
材、ステンレスあるいは鋼材)が係着されている。水切
笠木9は傾斜部9aと垂直部9bとからなる長尺の部材
で、傾斜部9aの上端には上記目地受材5の係止溝6に
係止する係止部10が形成され、垂直部9bの下端には
屈曲係止部11が形成されている。ホルダ8は水切笠木
9の内面に添って配置される短尺の部材で、下端は水切
笠木9の下端の係止溝12に係止され、また中間部から
支片13が分岐している。そして、水切笠木9はその内
面に沿って一定の間隔にホルダ8を配置した状態で、そ
の上端の係止部10を目地受材5の係止溝6に係止さ
せ、更に下方に回動させてホルダ8の支片13の係止部
を有する先端を目地受材5の係止突部7に弾発的に係着
させることによって取り付けられている。
笠木9(いずれもアルミニウム又はその合金製の押出型
材、ステンレスあるいは鋼材)が係着されている。水切
笠木9は傾斜部9aと垂直部9bとからなる長尺の部材
で、傾斜部9aの上端には上記目地受材5の係止溝6に
係止する係止部10が形成され、垂直部9bの下端には
屈曲係止部11が形成されている。ホルダ8は水切笠木
9の内面に添って配置される短尺の部材で、下端は水切
笠木9の下端の係止溝12に係止され、また中間部から
支片13が分岐している。そして、水切笠木9はその内
面に沿って一定の間隔にホルダ8を配置した状態で、そ
の上端の係止部10を目地受材5の係止溝6に係止さ
せ、更に下方に回動させてホルダ8の支片13の係止部
を有する先端を目地受材5の係止突部7に弾発的に係着
させることによって取り付けられている。
【0031】次に、水切笠木9の内側下方には保護板1
5が配設されている。この保護板15は上部支持体16
と下部支持体17にそれぞれ形成された収納溝18、1
9に収納保持されている。
5が配設されている。この保護板15は上部支持体16
と下部支持体17にそれぞれ形成された収納溝18、1
9に収納保持されている。
【0032】上部支持体16は前記立上がり躯体1に対
し防水層2の上端2aと目地4との間の位置に水平に間
隔を隔てて配置された支持部材20と、該支持部材20
の下部に水平方向及び上下方向に各々長孔24により位
置調整可能に取り付けられた長尺の上部収納部材21と
からなり、上部収納部材21の全長には上方に開口する
アリ溝状の条溝22が形成され、該条溝22の内側鈎縁
に係合した受け座23に前記支持部材20の長孔24を
挿通したネジ25を止着させている。また、上部収納部
材21は内側の側板26aと外側の側板26bとの間に
保護板15の収納溝18を形成している。上部収納溝1
8の内側の側板26aの方が幅広で、かつその内側には
金属バネ材27(又はクッション材)が装着されてい
る。上記内側の側板26a、31は保護板の装着時の案
内又は装着後のホルダと板の支持をより確実にする。
し防水層2の上端2aと目地4との間の位置に水平に間
隔を隔てて配置された支持部材20と、該支持部材20
の下部に水平方向及び上下方向に各々長孔24により位
置調整可能に取り付けられた長尺の上部収納部材21と
からなり、上部収納部材21の全長には上方に開口する
アリ溝状の条溝22が形成され、該条溝22の内側鈎縁
に係合した受け座23に前記支持部材20の長孔24を
挿通したネジ25を止着させている。また、上部収納部
材21は内側の側板26aと外側の側板26bとの間に
保護板15の収納溝18を形成している。上部収納溝1
8の内側の側板26aの方が幅広で、かつその内側には
金属バネ材27(又はクッション材)が装着されてい
る。上記内側の側板26a、31は保護板の装着時の案
内又は装着後のホルダと板の支持をより確実にする。
【0033】なお、防水層2の上端は目地受材5にまで
達するように配置されることもある(後述の図3)。こ
の場合は、上部支持体16は防水層2の上に重ねて固定
する。
達するように配置されることもある(後述の図3)。こ
の場合は、上部支持体16は防水層2の上に重ねて固定
する。
【0034】さらに、床躯体28上には上記上部収納部
材21の下方に対応する位置に、L形の下部支持部材2
9が間隔をおいて固定され、その垂片29aと水平片2
9bにそれぞれ長孔24を介して下部収納部材30が固
定され、これによって下部支持体17が構成されてい
る。この下部支持体17には上方に開口する下部収納溝
19が上向きコ字状に形成され、内側の幅広の側板31
の内側には金属バネ材27(又はクッション材)が装着
されている。
材21の下方に対応する位置に、L形の下部支持部材2
9が間隔をおいて固定され、その垂片29aと水平片2
9bにそれぞれ長孔24を介して下部収納部材30が固
定され、これによって下部支持体17が構成されてい
る。この下部支持体17には上方に開口する下部収納溝
19が上向きコ字状に形成され、内側の幅広の側板31
の内側には金属バネ材27(又はクッション材)が装着
されている。
【0035】そして、上記上部収納溝18と下部収納溝
19には保護板15がけんどん式に収納されて支持され
ている。なお、保護板15の厚みの相違は上記バネ材2
7(又はクッション材)によって吸収される。保護板1
5は合成樹脂、アルミニウム、鋼、木、コンクリート等
によって帯板状、方形状等に構成すればよい。30aは
セットピースである。このようにして、保護板15によ
り上記防水層2が保護される。
19には保護板15がけんどん式に収納されて支持され
ている。なお、保護板15の厚みの相違は上記バネ材2
7(又はクッション材)によって吸収される。保護板1
5は合成樹脂、アルミニウム、鋼、木、コンクリート等
によって帯板状、方形状等に構成すればよい。30aは
セットピースである。このようにして、保護板15によ
り上記防水層2が保護される。
【0036】以上のように、保護板15の上部支持体1
6は目地受材5とは別個に設けられ、水切笠木に覆われ
て取り付けられたので、上部支持体16及び保護板15
の上部雨仕舞を安定に実現することができる。
6は目地受材5とは別個に設けられ、水切笠木に覆われ
て取り付けられたので、上部支持体16及び保護板15
の上部雨仕舞を安定に実現することができる。
【0037】また、上部支持体16は立上がり躯体1に
対して水平に配置された支持部材20と該支持部材20
の下部に水平方又は上下方向に位置調整可能に取り付け
られた上部収納部材21とから構成されているので、保
護板15の位置に応じて収納部材21を自由に位置調整
することができる。
対して水平に配置された支持部材20と該支持部材20
の下部に水平方又は上下方向に位置調整可能に取り付け
られた上部収納部材21とから構成されているので、保
護板15の位置に応じて収納部材21を自由に位置調整
することができる。
【0038】なお、下部支持体17は必ずしも上述の構
成のものに限定されないのであって、種々の態様が可能
となる。また、上部支持体16も、前述のように立上が
り躯体に目地受材5とは別個に設ける代わりに、目地受
材5、ホルダ8又は水切笠木9と一体又は一体的に設け
てもよい。
成のものに限定されないのであって、種々の態様が可能
となる。また、上部支持体16も、前述のように立上が
り躯体に目地受材5とは別個に設ける代わりに、目地受
材5、ホルダ8又は水切笠木9と一体又は一体的に設け
てもよい。
【0039】ところで、上部収納部材は必ずしも上部支
持体16に単独に形成しなくてもよい。例えば、図2の
ように、支持部材20と、その下部に水平方向に位置調
整可能に取り付けられた長尺の側板部材32と、ホルダ
8の垂直片8aとによって形成してもよい。上部収納溝
18は上記側板部材32の側板32aと垂直片8aとの
間に形成され、垂直片8aの内側にはクッション材42
が取り付けられている。
持体16に単独に形成しなくてもよい。例えば、図2の
ように、支持部材20と、その下部に水平方向に位置調
整可能に取り付けられた長尺の側板部材32と、ホルダ
8の垂直片8aとによって形成してもよい。上部収納溝
18は上記側板部材32の側板32aと垂直片8aとの
間に形成され、垂直片8aの内側にはクッション材42
が取り付けられている。
【0040】また、上部収納部材は、図3のように、支
持部材20と、その下部に水平方向に位置調整可能に取
り付けられた長尺の側板部材32と、水切笠木9の垂直
部9bとによって形成してもよい。上部収納溝18は上
記側板部材32の側板32aと垂直部9bとの間に形成
されている。
持部材20と、その下部に水平方向に位置調整可能に取
り付けられた長尺の側板部材32と、水切笠木9の垂直
部9bとによって形成してもよい。上部収納溝18は上
記側板部材32の側板32aと垂直部9bとの間に形成
されている。
【0041】次に、上部支持体16は、上記目地受材・
ホルダ・水切笠木に関係させて設けれてもよい。図4は
上部支持体16を目地受材5と一体的に設けた例で、目
地受材5の止着部に重合し、一体的にネジ止めされた長
尺又は短尺のL字状の延長用部材34により上部支持体
16を構成し、その端部に形成された係止溝36に保護
板15に固定したZ字状の係止片37を係止させること
により保護板15を支持するものである。
ホルダ・水切笠木に関係させて設けれてもよい。図4は
上部支持体16を目地受材5と一体的に設けた例で、目
地受材5の止着部に重合し、一体的にネジ止めされた長
尺又は短尺のL字状の延長用部材34により上部支持体
16を構成し、その端部に形成された係止溝36に保護
板15に固定したZ字状の係止片37を係止させること
により保護板15を支持するものである。
【0042】なお、下部支持体17にも下部収納溝19
の内側の側板30に係止溝38が形成され、この係止溝
38に保護板15に固定した係止片39を係止させるこ
とにより保護板15が支持されている。上記下部収納溝
19には点線で示すようなバネ材40(又はクッション
材)を配置してもよい。なお、係止片37、39は一点
鎖線のように長尺の溝状に設けてもよい。
の内側の側板30に係止溝38が形成され、この係止溝
38に保護板15に固定した係止片39を係止させるこ
とにより保護板15が支持されている。上記下部収納溝
19には点線で示すようなバネ材40(又はクッション
材)を配置してもよい。なお、係止片37、39は一点
鎖線のように長尺の溝状に設けてもよい。
【0043】この例によれば、格別に支持体を施工する
必要がなく、また上部支持体は目地受材と一体的に設け
られるので、強固な取付けの目地受材を利用して確実な
施工が出来るとともに、水切笠木を取り付ける前に保護
板を施工することができる。また、水切笠木9を取り付
ける前に保護板15を施工することができる。
必要がなく、また上部支持体は目地受材と一体的に設け
られるので、強固な取付けの目地受材を利用して確実な
施工が出来るとともに、水切笠木を取り付ける前に保護
板を施工することができる。また、水切笠木9を取り付
ける前に保護板15を施工することができる。
【0044】なお、この場合、図5のように、目地受材
5に一体的に固定した延長用部材43の先端に一体に上
部収納溝18を形成するように構成してもよい。
5に一体的に固定した延長用部材43の先端に一体に上
部収納溝18を形成するように構成してもよい。
【0045】また、図6は、上部支持体16を目地受材
5と一体に設けた例で、目地受材5から延長部44を一
体に延長形成し、この延長部44に上部支持体16が一
体に形成され、先端部の下部に保護板15の上部収納溝
18が形成されている。なお、上部収納溝18内にはバ
ネに代えてクッション材42が配置されている。
5と一体に設けた例で、目地受材5から延長部44を一
体に延長形成し、この延長部44に上部支持体16が一
体に形成され、先端部の下部に保護板15の上部収納溝
18が形成されている。なお、上部収納溝18内にはバ
ネに代えてクッション材42が配置されている。
【0046】図7は、上部支持体16をホルダ8に一体
に形成した例で、ホルダ8の支片13の一部を下方に延
長してこの延長垂直片46と垂直片8aとにより上部支
持体を構成し、その間に保護板15の上部収納溝18が
形成されている。
に形成した例で、ホルダ8の支片13の一部を下方に延
長してこの延長垂直片46と垂直片8aとにより上部支
持体を構成し、その間に保護板15の上部収納溝18が
形成されている。
【0047】この場合、格別に支持体を施工する必要が
なく、またホルダ8は短尺なので、支持体を短尺にする
ときに有利である。また、水切笠木9を装着したときに
同時に支持体も形成されることになるので、施工が楽で
ある。図8は、上部支持体をホルダ8と一体的に形成し
た例で、ホルダ8の支片13の一部にT字形の支持片4
7を前後の水平方向に移動調整可能に固定し、この支持
片47の垂直部47aとホルダ8の垂直片8aとにより
上部支持体を構成し、その間に保護板15の上部収納溝
18が形成されている。
なく、またホルダ8は短尺なので、支持体を短尺にする
ときに有利である。また、水切笠木9を装着したときに
同時に支持体も形成されることになるので、施工が楽で
ある。図8は、上部支持体をホルダ8と一体的に形成し
た例で、ホルダ8の支片13の一部にT字形の支持片4
7を前後の水平方向に移動調整可能に固定し、この支持
片47の垂直部47aとホルダ8の垂直片8aとにより
上部支持体を構成し、その間に保護板15の上部収納溝
18が形成されている。
【0048】この例においても、図7と同じ効果が得ら
れるほか、保護板の種々の厚みに対応できる。
れるほか、保護板の種々の厚みに対応できる。
【0049】次に、図9は上部支持体を水切笠木9と一
体に形成した例で、水切笠木9の傾斜部9aの中間から
第2垂直縁49を一体に形成し、この第2垂直縁49と
水切笠木9の外側にクッション42を配した溝状の垂直
部9bとの間にに保護板15の上部収納溝18が形成さ
れている。なお、上記第2垂直縁49の下端にはホルダ
8の垂直片46に係止する係止溝50が係止されてい
る。
体に形成した例で、水切笠木9の傾斜部9aの中間から
第2垂直縁49を一体に形成し、この第2垂直縁49と
水切笠木9の外側にクッション42を配した溝状の垂直
部9bとの間にに保護板15の上部収納溝18が形成さ
れている。なお、上記第2垂直縁49の下端にはホルダ
8の垂直片46に係止する係止溝50が係止されてい
る。
【0050】上記例によれば、格別に支持体を施工する
必要がなく、また水切笠木9は長尺なので、支持体を長
尺にするときに有利である。また、水切笠木9を装着し
たときに同時に支持体も形成されることになるので、施
工が楽である。
必要がなく、また水切笠木9は長尺なので、支持体を長
尺にするときに有利である。また、水切笠木9を装着し
たときに同時に支持体も形成されることになるので、施
工が楽である。
【0051】図10は上部支持体16を目地受材5とホ
ルダ8とによって構成した例で、目地受材5は上縁50
と固定縁51と下縁52とを横向きコ字状に形成した長
尺の部材で、下縁52が長く形成され、その中間から垂
直縁53が形成されている。これに対し、ホルダ8の垂
直片8aの内側にはクッション材42が嵌合して係着さ
れている。そして、上記垂直縁53と垂直片8aとによ
り上部支持体が構成され、その間に上部収納溝18が形
成され、保護板15が収納されている。
ルダ8とによって構成した例で、目地受材5は上縁50
と固定縁51と下縁52とを横向きコ字状に形成した長
尺の部材で、下縁52が長く形成され、その中間から垂
直縁53が形成されている。これに対し、ホルダ8の垂
直片8aの内側にはクッション材42が嵌合して係着さ
れている。そして、上記垂直縁53と垂直片8aとによ
り上部支持体が構成され、その間に上部収納溝18が形
成され、保護板15が収納されている。
【0052】なお、下部支持体17の下部収納溝19の
内側にもクッション材42が係着されている。
内側にもクッション材42が係着されている。
【0053】この場合、格別に支持体を施工する必要が
なく、また保護板15の上端部を収納する支持体の一側
を目地受材5によって長尺に、他側をホルダ8によって
短尺にすることができる。
なく、また保護板15の上端部を収納する支持体の一側
を目地受材5によって長尺に、他側をホルダ8によって
短尺にすることができる。
【0054】図11は、上部支持体16を目地受材5と
一体的に形成した長尺又は短尺の延長部材54と水切笠
木9とによって構成した例で、延長部54の先端からク
ッション42付き垂下部55が形成されている。そし
て、上記垂下部55と水切笠木9の垂直部9bとによっ
て上部支持体が構成され、その間に保護板15の上部収
納溝18が形成されている。
一体的に形成した長尺又は短尺の延長部材54と水切笠
木9とによって構成した例で、延長部54の先端からク
ッション42付き垂下部55が形成されている。そし
て、上記垂下部55と水切笠木9の垂直部9bとによっ
て上部支持体が構成され、その間に保護板15の上部収
納溝18が形成されている。
【0055】この例によれば、格別に支持体を施工しな
くても長尺の支持体を構成することができる。
くても長尺の支持体を構成することができる。
【0056】この場合、図12のように目地受材5に延
長部56を一体に形成し、上部支持体16をこの延長部
56と水切笠木9の垂直部9bとによって形成してもよ
い。
長部56を一体に形成し、上部支持体16をこの延長部
56と水切笠木9の垂直部9bとによって形成してもよ
い。
【0057】さらに、図13は、上部支持体16を、ホ
ルダ8と水切笠木9とによって形成した例で、ホルダ8
の支片13から垂直片46を下方に延長し、この垂直片
46と水切笠木9の垂直部9bとによって保護板15の
上部収納溝18が形成されている。
ルダ8と水切笠木9とによって形成した例で、ホルダ8
の支片13から垂直片46を下方に延長し、この垂直片
46と水切笠木9の垂直部9bとによって保護板15の
上部収納溝18が形成されている。
【0058】なお、ホルダ8の傾斜片8aの先端は、水
切笠木9の垂直部9bの上端内側に形成された係止溝9
eに係止している。
切笠木9の垂直部9bの上端内側に形成された係止溝9
eに係止している。
【図1】本発明に係る建物の立上がり躯体の保護装置の
断面図
断面図
【図2】建物の立上がり躯体の保護装置の他の例の断面
図
図
【図3】建物の立上がり躯体の保護装置のさらに他の例
の断面図
の断面図
【図4】建物の立上がり躯体の保護装置の別の例の断面
図
図
【図5】建物の立上がり躯体の保護装置のさらに別の例
の断面図
の断面図
【図6】建物の立上がり躯体の保護装置の他の例の断面
図
図
【図7】建物の立上がり躯体の保護装置のさらに他の例
の断面図
の断面図
【図8】建物の立上がり躯体の保護装置の別の例の断面
図
図
【図9】建物の立上がり躯体の保護装置のさらに別の例
の断面図
の断面図
【図10】建物の立上がり躯体の保護装置の別の例の断
面図
面図
【図11】建物の立上がり躯体の保護装置のさらに他の
例の断面図
例の断面図
【図12】建物の立上がり躯体の保護装置の別の例の断
面図
面図
【図13】建物の立上がり躯体の保護装置のさらに別の
例の断面図
例の断面図
1 立上がり躯体 2 防水層 5 目地受材 8 ホルダ 9 水切笠木 15 保護板 16 支持体
Claims (10)
- 【請求項1】 建物の立上がり躯体の屋内側表面に防水
層を配設し、この防水層の上端又はその上方に水切笠木
用目地受材を設け、この目地受材にホルダを介して水切
笠木を係着し、該水切笠木の下方に保護板を配設すると
ともに、この保護板の上端部を支持する上部支持体を、
上記立上がり躯体の上記目地受材の下部に別個に設け、
かつ上記上部支持体を、上記立上がり躯体の屋内側表面
に固定された垂下片と屋内側に突出する水平片とをL字
形に形成した支持部材と、該支持部材の下部に水平方向
に位置調整可能に取り付けられて前記保護板の上端部を
収納する上部収納部材とから形成し、上記支持部材の垂
下片には上記立上がり躯体の屋内側表面に対する固定位
置を上下方向に調整する長孔を形成し、上記水平片には
上記上部収納部材を水平方向に調整する長孔を形成する
一方、上記上部収納部材の直上部にはアリ溝状の条溝を
形成し、この条溝内に配置した受け座に上記水平片の長
孔に挿通したネジを止着することを特徴とする建物の立
上がり躯体の保護装置。 - 【請求項2】 前記上部収納部材を、前記支持部材の下
部に水平方向に位置調整可能に取り付けられた側板部材
と前記ホルダとによって形成した請求項1記載の建物の
立上がり躯体の保護装置。 - 【請求項3】 建物の立上がり躯体の屋内側表面に防水
層を配設し、この防水層の上端又はその上方に水切笠木
用目地受材を設け、この目地受材にホルダを介して水切
笠木を係着し、該水切笠木の下方に保護板を、上記防水
層と平行に配設するとともに、この保護板の上端部を支
持する上部支持体を前記目地受材と一体又は一体的に設
け、この上部支持体に前記保護板をネジ止めしたことを
特徴とする建物の立上がり躯体の保護装置。 - 【請求項4】 建物の立上がり躯体の屋内側表面に防水
層を配設し、この防水層の上端又はその上方に水切笠木
用目地受材を設け、この目地受材にホルダを介して水切
笠木を係着し、該水切笠木の下方に保護板を、上記防水
層と平行に配設するとともに、上記目地受材の下端から
水平に延長した延長部の端部に上記保護板の上端部を収
納する上部収納溝を一体に形成したことを特徴とする建
物の立上がり躯体の保護装置。 - 【請求項5】 建物の立上がり躯体の屋内側表面に防水
層を配設し、この防水層の上端又はその上方に水切笠木
用目地受材を設け、この目地受材にホルダを介して水切
笠木を係着し、該水切笠木の下方に保護板を、上記防水
層と平行に配設するとともに、この保護板の上端部を支
持する上部支持体を、上記ホルダ・水切笠木の少なくと
もいずれかに設けたことを特徴とする建物の立上がり躯
体の保護装置。 - 【請求項6】 前記上部支持体を、前記ホルダと水切笠
木とによって形成した請求項5記載の建物の立上がり躯
体の保護装置。 - 【請求項7】 前記上部支持体を、前記ホルダと一体又
は一体的に設けた請求項5記載の建物の立上がり躯体の
保護装置。 - 【請求項8】 前記上部支持体を、前記水切笠木と一体
又は一体的に設けた請求項5記載の建物の立上がり躯体
の保護装置。 - 【請求項9】 建物の立上がり躯体の屋内側表面に防水
層を配設し、この防水層の上端又はその上方に水切笠木
用目地受材を設け、この目地受材にホルダを介して水切
笠木を係着し、該水切笠木の下方に保護板を、上記防水
層と平行に配設するとともに、この保護板の上端部を支
持する上部支持体を、上記目地受材とホルダとによって
形成したことを特徴とする建物の立上がり躯体の保護装
置。 - 【請求項10】 建物の立上がり躯体の屋内側表面に防
水層を配設し、この防水層の上端又はその上方に水切笠
木用目地受材を設け、この目地受材にホルダを介して水
切笠木を係着し、該水切笠木の下方に保護板を、上記防
水層と平行に配設するとともに、この保護板の上端部を
支持する上部支持体を、上記目地受材と水切笠木とによ
って形成したことを特徴とする建物の立上がり躯体の保
護装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6164500A JP3039839B2 (ja) | 1994-06-23 | 1994-06-23 | 建物の立上がり躯体の保護装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6164500A JP3039839B2 (ja) | 1994-06-23 | 1994-06-23 | 建物の立上がり躯体の保護装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH084224A JPH084224A (ja) | 1996-01-09 |
JP3039839B2 true JP3039839B2 (ja) | 2000-05-08 |
Family
ID=15794345
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6164500A Expired - Fee Related JP3039839B2 (ja) | 1994-06-23 | 1994-06-23 | 建物の立上がり躯体の保護装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3039839B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5995257B2 (ja) * | 2015-09-18 | 2016-09-21 | 金井 鐘一 | 板状部材取付け方法 |
-
1994
- 1994-06-23 JP JP6164500A patent/JP3039839B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH084224A (ja) | 1996-01-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3039839B2 (ja) | 建物の立上がり躯体の保護装置 | |
JP3100506B2 (ja) | 建物躯体の防水層保護装置 | |
JPH09151680A (ja) | シャッター格納装置の取付構造 | |
JP3038187U (ja) | サッシにおける水切り装置 | |
JPH08165753A (ja) | 建物躯体の防水層保護装置 | |
JPS5841316Y2 (ja) | 手摺の取付構造 | |
JP3932943B2 (ja) | 構造物用張出台 | |
JP2555735Y2 (ja) | 軒樋用化粧カバー | |
JP3657182B2 (ja) | 出窓 | |
JP3560759B2 (ja) | 笠木の端部構造 | |
JP3630390B2 (ja) | エキスパンションジョイント装置 | |
JPH0721701Y2 (ja) | 躯体外装材の小口蓋装置 | |
JPS6036718Y2 (ja) | 戸袋支持装置 | |
JPH0736966Y2 (ja) | 壁体の水切装置および水切構造 | |
JP2001323572A (ja) | 窓水切り材取付構造 | |
JP3511465B2 (ja) | 笠木防水装置 | |
JPH06299670A (ja) | 笠 木 | |
JPH1122031A (ja) | 外壁の水切構造及びその施工方法 | |
JP2000240232A (ja) | 落葉除けカバーの支持構造 | |
JPS6221667Y2 (ja) | ||
JPS6140017Y2 (ja) | ||
JPH0650566Y2 (ja) | 笠木装置 | |
JP2006207345A (ja) | 笠木付手摺 | |
JP2011236704A (ja) | 通気壁用土台水切り材及び通気壁用土台構造 | |
JPH0547139U (ja) | 見切縁の取付装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090303 Year of fee payment: 9 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |