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JP3630390B2 - エキスパンションジョイント装置 - Google Patents

エキスパンションジョイント装置 Download PDF

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JP3630390B2
JP3630390B2 JP21391698A JP21391698A JP3630390B2 JP 3630390 B2 JP3630390 B2 JP 3630390B2 JP 21391698 A JP21391698 A JP 21391698A JP 21391698 A JP21391698 A JP 21391698A JP 3630390 B2 JP3630390 B2 JP 3630390B2
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正樹 荻島
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理研軽金属工業株式会社
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はエキスパンションジョイント装置に関する。
【0002】
【従来技術】
一般に、エキスパンションジョイント装置は、間隙をおいて相対する建築物躯体の両方に建築物のパラペット躯体にそれぞれ支持部材を固定し、両側の支持部材上にホルダを介して上記パラペット躯体間との間隙との間を覆うジョイントカバーを装着してなるものである。また、通常は、実公平6ー11281号公報の第1図に示されるように、支持部材(1a)はアルミニウムの押出型材から構成され、建築物躯体上面に固定されている。
【0003】
ところで、前者のジョイント装置では、建築物のパラペット躯体の幅寸法とその躯体間間隙が大きくなると、ジョイントカバーは建築物躯体上面の全面を覆うにはジョイントカバーの幅が著しく大きくなり、風等に対する強度に問題が生じる。したがって、ジョイントカバーで覆うことができない場合は、後者の水切笠木によって残った部分の全面を覆うか、あるいは水切カバーによって残った部分の一部のみを覆い、雨水が躯体間の間隙内に浸入できないように構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、後者の水切笠木と水切カバーの使い分けは必ずしも明確ではないほか、水切笠木と水切カバーとでは支持部材の構造も異なるので、それぞれの水切笠木と水切カバーの各種部材を対応させて現場に搬送しなければならないという面倒があった。
【0005】
また、建築物躯体間の間隙が大きくなると、ジョイントカバーの幅も広くなるため重量も大きくなるので、支持部材による支持強度も強化される必要がある。
【0006】
本発明は上記問題点を解消し、水切笠木にも水切カバーにも対応することができるとともに、間隙が大きくなってもジョイントカバーをその間隙の大きさに添う程度で対応できるから、十分な強度で支持することができるエキスパンションジョイント装置を提供することをその課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、本発明に係るエキスパンションジョイント装置は、間隙をおいて相対する建築躯体の少なくとも一方をパラペット躯体とし、上記パラペット躯体上面部の上記間隙側と他方の建築躯体にそれぞれ支持部材を固定し、両側の支持部材の上部にホルダを架設し、ホルダには上記躯体間の間隙よりも幅広で上記パラペット躯体の上面部の外側端よりも内側に配置されるジョイントカバーを装着するとともに、上記両側の支持部材の上記間隙側の上下部には、上記間隙を塞ぐ止水板を選択的に取り付けるための複数の取付部を一体に形成し、上記パラペット躯体上面部に設けられた支持部材を中空に形成し、この中空部の外側面に、下向きに開口して上記パラペット躯体の上面部全体を覆う水切笠木の内側の端部又は上記パラペット躯体上面部の間隙側の一部を覆う水切カバーの内側の端部に選択的に係合する係合溝を形成し、かつ上記支持部材に一体に形成されて上記パラペット躯体の上面部に接する固定縁の端部を、上記ジョイントカバーの内側に配置し、上記固定縁の端部を立ち上げて起立縁を形成し、かつ起立縁の上端からさらに外向きに返し縁を形成し、さらに上記パラペット躯体上面部に設けられた支持部材の上部には、上記ホルダに係止する固定具を支持部材の長手方向に沿って摺動可能に装着する係止溝と上記支持部材とカバー材の裏面とを密閉する気密材の取付溝とを、上記係止溝が上記間隙側で、上記取付溝が上記間隙と反対側になるように一体に形成したことを特徴とする。
0008
なお、前記建築物躯体の他方はパラペット躯体である場合もあり、壁躯体の場合もある。
0009
また、前記パラペット躯体上部に配した前記水切笠木は、その内側に形成された起立部が前記支持部材の係合溝に係止され、外側に形成された垂下部はパラペット躯体の支持部材の固定縁の端部に当接し、位置合せしてパラペット躯体上面部に固定された水切り用ホルダに係止されるようにするのがよい。
0010
加えて、前記パラペット躯体上に配した前記水切カバーは、その内側に形成された起立部が前記支持部材の係合溝に係止され、外側に形成された垂下部はパラペット躯体の支持部材の固定縁端部に当接して取着するのがよい。
0011
この場合、前記パラペット躯体上面部の支持部材及び前記水切カバーの全面を、下開口のコ字状ジョイントカバーの内側に収納し、ジョイントカバーで包み込み状態にして覆うのが好ましい。
0012
【発明の実施の形態】
図1において符号1は相対して隣り合う建築物の屋上のパラペット躯体を示す。このパラペット躯体1は互いに間隙Sをおいて相対して設置された建築物の屋上部に設けられたもので、両パラペット躯体1上面部には支持部材2が固定され、両側の支持部材2上にはホルダ3が架設されるとともに、ホルダ3上には上記間隙を覆うジョイントカバー4が装着されている。
0013
支持部材2はアルミニウムの押出型材から構成された長尺の部材で、中空部5を備えるとともに、中空部5の下端から外側に固定縁6が形成されている。固定縁6はパラペット躯体1上面部に当接され、ネジ7、ボルト等によって固定される。固定縁6の端部はジョイントカバー4の内側に配置されるようにする。
0014
また、図2に示されるように、固定縁6の端部は立ち上げられて起立縁8が形成され、かつ起立縁8の上端からさらに外向きに返し縁9が形成されている。この返し縁9は水切カバーの止め用、水切笠木用ホルダの位置合わせ用及びシール材用の堰止め縁を兼ねている。
0015
上記中空部5の内側(間隙側)の上下部には止水板用取付部が形成されている。上部取付部は大小斜めの取付片11によって間をおき一体形成され、下部取付部は嵌合溝12によって形成されている。
0016
中空部5の上部にはホルダ3を係止する後述の固定具20を摺動可能に装着する係止溝13と、支持部材2とジョイントカバー4の裏面とを密閉する気密材14の取付溝15とが一体に形成されている。上記係止溝13は間隙側に配されている。
0017
さらに、中空部5の外側には下向きに開口する係合溝10が形成されている。
0018
ジョイントカバー4もアルミニウムの押出型材又はステンレス板から構成され、その寸法は躯体間間隙Sよりも幅広で、パラペット躯体の外側端間の寸法よりも幅狭に設定されている。両側は下方に屈曲され、その下端には内側に曲げられた係止縁4aが形成されている。
0019
次に、止水板16を上部取付部に取り付けるときは、止水板16の両側縁を取付片11にネジ止めすればよい。止水板16を下部取付部に取り付けるときは、止水板16の両側膨突縁を嵌合溝12に嵌合すればよい。これにより、パラペット躯体1間の間隙Sを塞ぐ各種止水板16を、必要に応じて上又は下に選択的に取り付けることができる。
0020
また、ジョイントカバー4を取り付ける前に、まず両側の支持部材2の長手方向に沿って間隔をおいてホルダ3を両支持部材2に架設する。ホルダ3は短尺の部材で、中央のベース3aとベース3aの両端に挿入結合された係止片3bとから構成され、ベース3aの長手に沿ってアリ溝(又は長孔)が形成され、このアリ溝に係止片3bの突片17を挿入して形成されている。そして、支持部材2の上部の係止溝13に係止させた板ナット19aに上記ベース3aを貫通したボルト19bを螺合させ、ボルト19bの頭部に係合させたM字形バネ板19cからなる固定具20をベース3a上面に圧接させ、これによりホルダ3を支持部材2側に押し止めている。このように、上記板ナット19aとボルト19bとバネ板19cとにより固定具20が構成されているが、この固定具20は上記係止溝13に沿って摺動させることにより位置調整が可能である。
0021
気密材14は、その下端側方に突出した膨突部を支持部材2の中空部5の外の取付溝15に嵌込めばよい。
0022
ジョイントカバー4はホルダ3上から下方に押し付け、両側の係止縁4aをホルダ3の係止片3bに弾性的に係止させればよい。
0023
なお、隣接するジョイントカバー4の突合せ部には、排水ジョイント23が係着されている。
0024
次に、パラペット躯体1上面部のうちジョイントカバー4で覆われない部分は、水切用ホルダ24を介して水切笠木25によって覆われる。水切用ホルダ24もパラペット躯体1の上面部の長手方向に間隔をおいて固定されるもので、中央の筒状の(アリ溝状でもよい)係合片24aと内側の支持片24bと外側の係止片24cとから構成され、係合片24aの両端に支持片24bと係止片24cとを挿入することにより一体に形成されている。係合片24aと支持片24bとはパラペット躯体1にネジ止め固定されている。なお、支持片24bは上記支持部材2の起立縁8の外側に当接して配置され、起立縁8は支持片24bの位置決めをする。
0025
水切笠木25はパラペット躯体1の幅よりもやや小さい幅寸法に設定され、傾斜した水切部の内側に起立部26を、外側に垂下部27を備え、全体が略Z字形になるように形成されている。そして、内側の起立部26は支持部材2の係合溝10の内部に係合され、外側の垂下部27は上記水切用ホルダ24の係止片24cに係止されて固定されている。
0026
なお、図示したもののうち左側はジョイントカバー4の裏に排水ジョイントを、水切笠木25の裏にはホルダを配置した状態を表わし、右側はホルダにジョイントカバー4を、水切笠木25の裏に排水ジョイント22を配置した状態を表わしているが、両側とも同じ構成である。
0027
ところで、上記支持部材2の起立縁8の外側には図2に示されるように、コーキング材38等のシール材が打設されている。コーキング材38は返し縁9によってその高さが抑えられるので、打ち込み作業が容易である。
0028
次に、図3は相対する建築物躯体の一方がパラペット躯体1、他方が壁躯体30の場合の例で、パラペット躯体1上の構成は図1と同じである。
0029
壁躯体30には第1の支持部材2aと第2の支持部材2bとが固定されている。第1の支持部材2aは長尺の部材で、係合溝31が形成され、この係合溝31にはホルダ3の一端の立ち上げ部32とジョイントカバー4の側縁33とが係合するように形成され、下方にはホルダ3の突片を装着する上向き溝が、その下方には止水板用溝が形成されている。ジョイントカバー4の側縁33が係合溝31の内側に係合されるため、この部分は塞ぎカバー34を係着することによって塞ぐ。
0030
第2の支持部材2bは長尺で、止水板16を取り付けるための上部取付部と下部取付部が形成されている。この取付部に対する止水板16の取付態様は図1の例と同じである。
0031
図4は、相対する建築物躯体がいずれもパラペット躯体1で、その上面部の支持部材2の外側に、かつジョイントカバー4の内方に水切笠木25でなく水切カバー35を取り付けた例である。支持部材2、ホルダ、ジョイントカバー4は図1のものと同じであり、説明は省略する。
0032
パラペット躯体1の上面部には支持部材2の係合溝10と、固定縁6の突出縁8に渡って水切カバー35が取り付けられている。この水切カバー35は図5に詳しく示されるように、斜めの水切部35aの内側に起立部35bを、外側に第1の垂下部35cを形成するとともに、第1の垂下部35cの下端から折り返し部35dを形成し、折り返し部35dの端部から第2の垂下部35eを形成して成るものである。
0033
水切カバー35は上記起立部35bを支持部材2の係合溝10に係合させるとともに、第2の垂下部35dを支持部材2の起立縁8の外側に当接させてネジ37で止めることによって、水切カバー35の中間を支持部材2とで空隙を残した空間部を構成しながら確実に固定されている。なお、折り返し部35dは起立縁8に連続する返し縁9の裏側に係合するようにする。したがって、支持部材2の起立縁8は水切カバー35を位置決めし、また返し縁9は水切カバー35が浮き上がるのを有効に防止することができる。
0034
また、上記折り返し部35dと第2の垂下部35dとパラペット躯体1上面部との間にはコーキング材38が打設され、これにより水切カバー35とパラペット躯体1との間の水密を保つとともに、水切カバー35の固定用ネジ37から雨水が浸入するのを防止している。
0035
パラペット躯体上面部の支持部材2及び水切カバー35の全面はコ字状ジョイントカバー4の内側に収納され、ジョイントカバー4により包み込み状態になって覆われている。
0036
次に、図6は相対する建築物躯体の一方がパラペット躯体1、他方が壁躯体30の場合の例で、パラペット躯体1上の構成は図4と同じであり、壁躯体30の構成は、支持部材2が一体の長尺部材から構成される点を除き、図3と同じである。上記支持部材2Aには止水板取付部が上下に一体に形成されている。
0037
なお、パラペット躯体1上の支持部材2は、図7に示されるように気密材14の取付溝15を上向きに開口するように形成し、その下方に水切笠木25(又は水切カバー)の係合溝10を形成し、上部の係止溝13の間隙側の下に止水板用受溝を設けるようにしてもよい。
0038
【発明の効果】
請求項1に係る発明によれば、ジョイントカバーの大きさは、パラペット躯体間の間隙よりも幅広で上記パラペット躯体の外側端間の寸法よりも幅狭でよいので、建築物躯体間の間隙やパラペット躯体の幅寸法が大きくなったとしても、これに十分に対応することができる。そして、パラペット躯体の上面部でジョイントカバーで覆い切れない部分は水切カバー又は水切笠木を選択的に配置することによって対応できるから、雨仕舞の問題もない。
0039
また、パラペット上の支持部材を中空に形成したので、支持部材自体の強度が高くなる。このため、建築物躯体間の間隙が広くなり、ジョイントカバーの幅も広く、重量も大きくなっても、十分な支持強度が得られる。
0040
また、支持部材の外側面に下向きに開口する係合溝を形成し、この係合溝に対してパラペット躯体上面部全体を覆う水切笠木の内側の端部又は上記パラペット躯体上面部の一部を覆う水切カバーの内側の端部を選択的に係合させるようにしたので、水切笠木にも水切カバーにも対応することができる。したがって、基本的な部分を共通化することができるので、建築物躯体間の間隙又はパラペット躯体の幅寸法が広くなっても、構成部材の取り扱いや施工が楽になる。
0041
さらに、支持部材の前記間隙側の上下部には、前記間隙を塞ぐ止水板を選択的に取り付けるための取付部を一体形成したので、止水板の位置を上下いずれにも選択することができる。
0042
加えて、中空に形成した支持部材の上部に、ホルダを係止する固定具を摺動可能に装着する係止溝と、支持部材とカバー材の裏面とを密閉する気密材の取付溝とを一体に形成し、上記係止溝を間隙側に配したので、ジョイントカバーに関する支持部材とホルダと気密材の取り付けを互いに近い位置で行なうことができる。
さらに、前記支持部材の固定縁の端部を立ち上げて起立縁を形成し、かつ起立縁の上端からさらに外向きに返し縁を形成したので、起立縁の外側にコーキング材を打設する場合、コーキング材は返し縁によってその高さが抑えられるので、打ち込み作業が容易である。また、起立縁があるため、水切笠木の水切用ホルダ又は水切カバーの外側の垂下部を当接させる位置決め作業も容易となる。
【0043】
請求項2又は請求項3に係る発明によれば、建築物躯体の他方がパラペット躯体でも壁躯体でも対応することができる。
0044
請求項4又は請求項5に係る発明によれば、水切笠木の水切用ホルダ又は水切カバーの外側の垂下部は、パラペット躯体の支持部材の固定縁の端部に当接して配置されるので、それぞれを容易、確実に位置決めすることができる。
0045
請求項6に係る発明によれば、パラペット躯体上面部の支持部材及び水切カバーの全面をジョイントカバーの内側に包み込み状態にして覆ったので、水切カバーには直接に雨水がかかることがない。したがって、美感に優れるほか、水切り効果が高く、雨仕舞がよいため、耐久性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るエキスパンションジョイント装置を左右異なる位置で切断した状態を示す断面図
【図2】支持部材2の一部の周辺の拡大図
【図3】一方がパラペット躯体、他方が壁躯体の場合のエキスパンションジョイント装置の例の断面図
【図4】他の例のエキスパンションジョイント装置の断面図
【図5】水切カバー部分の拡大図
【図6】一方がパラペット躯体、他方が壁躯体の場合のエキスパンションジョイント装置の例の断面図
【図7】支持部材の他の例の断面図
【符号の説明】
1 パラペット躯体
2 支持部材
4 ジョイントカバー
6 固定縁
8 起立縁
9 返し縁
10 係合溝
13 係止溝
15 取付溝
16 止水板
25 水切笠木
30 壁躯体
35 水切カバー

Claims (6)

  1. 間隙をおいて相対する建築躯体の少なくとも一方をパラペット躯体とし、上記パラペット躯体上面部の上記間隙側と他方の建築躯体にそれぞれ支持部材を固定し、
    両側の支持部材の上部にホルダを架設し、ホルダには上記躯体間の間隙よりも幅広で上記パラペット躯体の上面部の外側端よりも内側に配置されるジョイントカバーを装着するとともに、
    上記両側の支持部材の上記間隙側の上下部には、上記間隙を塞ぐ止水板を選択的に取り付けるための複数の取付部を一体に形成し、
    上記パラペット躯体上面部に設けられた支持部材を中空に形成し、この中空部の外側面に、下向きに開口して上記パラペット躯体の上面部全体を覆う水切笠木の内側の端部又は上記パラペット躯体上面部の間隙側の一部を覆う水切カバーの内側の端部に選択的に係合する係合溝を形成し、かつ上記支持部材に一体に形成されて上記パラペット躯体の上面部に接する固定縁の端部を、上記ジョイントカバーの内側に配置し、上記固定縁の端部を立ち上げて起立縁を形成し、かつ起立縁の上端からさらに外向きに返し縁を形成し、
    さらに上記パラペット躯体上面部に設けられた支持部材の上部には、上記ホルダに係止する固定具を支持部材の長手方向に沿って摺動可能に装着する係止溝と上記支持部材とカバー材の裏面とを密閉する気密材の取付溝とを、上記係止溝が上記間隙側で、上記取付溝が上記間隙と反対側になるように一体に形成した
    ことを特徴とするエキスパンションジョイント装置。
  2. 前記建築物躯体の他方がパラペット躯体である請求項1記載のエキスパンションジョイント装置。
  3. 前記建築物躯体の他方が壁躯体である請求項1記載のエキスパンションジョイント装置。
  4. 前記パラペット躯体上部に配した前記水切笠木は、その内側に形成された起立部が前記支持部材の係合溝に係止され、外側に形成された垂下部はパラペット躯体の支持部材の固定縁の端部に当接し、位置合せしてパラペット躯体上面部に固定された水切り用ホルダに係止された請求項1記載のエキスパンションジョイント装置。
  5. 前記パラペット躯体上に配した前記水切カバーは、その内側に形成された起立部が前記支持部材の係合溝に係止され、外側に形成された垂下部はパラペット躯体の支持部材の固定縁端部に当接して取着した請求項1記載のエキスパンションジョイント装置。
  6. 前記パラペット躯体上面部の支持部材及び前記水切カバーの全面を、下開口のコ字状ジョイントカバーの内側に収納し、ジョイントカバーで包み込み状態にして覆った請求項8記載のエキスパンションジョイント装置。
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