JP3010702U - 質量流量制御装置 - Google Patents
質量流量制御装置Info
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- JP3010702U JP3010702U JP1994014556U JP1455694U JP3010702U JP 3010702 U JP3010702 U JP 3010702U JP 1994014556 U JP1994014556 U JP 1994014556U JP 1455694 U JP1455694 U JP 1455694U JP 3010702 U JP3010702 U JP 3010702U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 継手間寸法が異なる質量流量制御装置におい
て、この寸法を簡単に共通化できるとともに、特に、継
手間寸法の質量流量制御装置を長短いずれの継手間寸法
でも用いることができるようにすること。 【構成】 本体21内部に流体の流量測定を行うセンサ
部24を設け、本体21の互いに対向する側面21a,
21bに流体導入用継手22と流体導出用継手23とを
突設した質量流量制御装置において、前記流体導入用継
手22または流体導出用継手23の少なくともいずれか
にガスケット34を介在させた状態でジョイント継手3
3を着脱自在に設け、前記両継手間の寸法が所望の寸法
となるように構成した。
て、この寸法を簡単に共通化できるとともに、特に、継
手間寸法の質量流量制御装置を長短いずれの継手間寸法
でも用いることができるようにすること。 【構成】 本体21内部に流体の流量測定を行うセンサ
部24を設け、本体21の互いに対向する側面21a,
21bに流体導入用継手22と流体導出用継手23とを
突設した質量流量制御装置において、前記流体導入用継
手22または流体導出用継手23の少なくともいずれか
にガスケット34を介在させた状態でジョイント継手3
3を着脱自在に設け、前記両継手間の寸法が所望の寸法
となるように構成した。
Description
【0001】
この考案は、ガスや液体など流体の流量を制御するマスフローコントローラや 前記流体の流量を測定するマスフローメータなどのように、流体の質量流量を測 定したり、制御するところの質量流量制御装置に関する。
【0002】
近時、マスフローコントローラやマスフローメータなどの質量流量制御装置は 、その性能アップに伴って小型・軽量化される傾向にある。例えば、図2は従来 のマスフローコントローラ10(以下、旧型マスフローコントローラという)と 、これを改良したマスフローコントローラ20(以下、新型マスフローコントロ ーラという)とを示すもので、それぞれのマスフローコントローラ10,20は 、その本体11,21内部に流体の流量測定を行うセンサ部と流体の流量制御を 行う流量制御部とを備えている。そして、本体11,21のそれぞれには、対向 する側面11a,11b,21a,21bに流体導入用継手12,22と流体導 出用継手13,23が突設されている。なお、図2において、30は配管、31 は接続用部材である。
【0003】 ところで、上記図2から理解されるように、新型マスフローコントローラ20 は、旧型マスフローコントローラ10に比べてその外形寸法が一回り以上も小さ く、特に、旧型マスフローコントローラ10における流体導入用継手12と流体 導出用継手13との間の寸法(以下、継手間寸法という)L1 と、新型マスフロ ーコントローラ20における流体導入用継手22と流体導出用継手23との間の 寸法(継手間寸法)L2 とでは、後者L2 が前者L1 よりもかなり小さくなって いる。
【0004】
このように、同じ仕様内容で外形寸法、特に、継手間寸法が大きく異なること は往々にして存在するが、例えば、旧型マスフローコントローラ10に代えて新 型マスフローコントローラ20を使用する場合、新型マスフローコントローラ2 0が小型化された分、固定的に設けられている配管30などとの接続の関係上、 寸法調整を行い、必要な部分の寸法を共通化する必要がある。
【0005】 そこで、従来においては、図3に示すように、新型マスフローコントローラ2 0における一方の継手、例えば、流体導出用継手23を溶接32によって前記寸 法L1 とL2 との寸法差だけ、外方に突出させるようにして、旧型マスフローコ ントローラ10の継手間寸法L1 になるように改造していた。なお、この図にお いて、24は流体の流量測定を行うセンサ部、25は流体の流量制御を行う流量 制御部である。
【0006】 しかしながら、上述のように、溶接によって継手間寸法が大きく(L1 )なる ように改造した新型マスフローコントローラ20は、前記寸法L1 より小さい継 手間寸法L2 のものとしてはもはや用いることができないといった大きな欠点が ある。
【0007】 上述した課題は、マスフローコントローラのみならず、マスフローメータにお いても同様に生じているところである。
【0008】 この考案は、上述の事柄に留意してなされたもので、継手間寸法が異なる質量 流量制御装置において、この寸法を簡単に共通化できるとともに、特に、継手間 寸法の質量流量制御装置を長短いずれの継手間寸法でも用いることができるよう にすることを目的としている。
【0009】
上記目的を達成するため、この考案では、本体内部に流体の流量測定を行うセ ンサ部を設け、本体の互いに対向する側面に流体導入用継手と流体導出用継手と を突設した質量流量制御装置において、前記流体導入用継手または流体導出用継 手の少なくともいずれかにガスケットを介在させた状態でジョイント継手を着脱 自在に設け、前記両継手間の寸法が所望の寸法となるように構成している。
【0010】
上記構成によれば、例えば、継手間寸法の大きいマスフローコントローラに代 えて、継手間寸法の小さいマスフローコントローラを用いる場合、このマスフロ ーコントローラの継手にジョイント継手を螺着することにより、継手間寸法を所 望の大きい寸法にすることができ、そして、このマスフローコントローラにおい て、ジョイント継手を外した場合には、継手間寸法の小さいマスフローコントロ ーラとして使用することができる。
【0011】
図1は、この考案の一実施例を示し、この図において、図2および図3に示し た符号と同一の符号は同一物を示しているので、その説明は省略する。この実施 例におけるマスフローコントローラ20においては、流体導入用継手22または 流体導出用継手23の少なくともいずれかにガスケットを介在させた状態でジョ イント継手を着脱自在に設け、両継手22,23間の寸法が所望の寸法となるよ うに構成している。
【0012】 すなわち、図1において、33はジョイント継手で、図示する例においては、 流体導出用継手23に螺着されている。このジョイント継手33は、流体導出用 継手23と螺合する内ねじ部を形成した筒状の第1接続部33Aと外周にねじ部 を形成した第2接続部33Bとからなり、第2接続部33Bの内部の孔33bは 、例えば、流体導出用継手23内の流体流通孔(図示してない)と同じ径に設定 されている。また、34は流体導出用継手23とジョイント継手33との間に介 装される耐腐食性素材よりなるガスケットである。
【0013】 前記ジョイント継手33において、ガスケット34の厚みと第2接続部33B の長さとの和Lは、次のように設定される。例えば、旧型のマスフローコントロ ーラ10の継手間寸法L1 とし、新型のマスフローコントローラ20の継手間寸 法L2 であるとき、前記寸法Lは、(L1 −L2 )と同じになるように設定され る。
【0014】 上記構成においては、例えば、図2に示すような継手間寸法L1 の大きいマス フローコントローラ10に代えて、継手間寸法L2 の小さいマスフローコントロ ーラ10を用いる場合、このマスフローコントローラ10の流体導出用継手23 に、ガスケット34を介装して、ジョイント継手33を螺着する。このようにす ることにより、マスフローコントローラ10における継手間寸法を所望の大きい 寸法L1 にすることができる。そして、前記ジョイント継手33を、例えば、図 2に示す接続用部材31によって配管30と接続するのである。
【0015】 そして、前記ジョイント継手33を流体導出用継手23に接続しない場合は、 マスフローコントローラ10を、その継手間寸法が本来の継手間寸法L2 のもの として使用することができる。
【0016】 上述の実施例においては、ジョイント継手33を流体導出用継手23に接続す るようにしていたが、これに代えて、流体導入用継手22に接続するようにして もよく、また、調整する寸法の大きさによっては、前記継手22,23の両方に ジョイント継手33を接続するようにしてもよい。また、ジョイント継手33を 流体導出用継手23に螺着していたが、嵌着するようにしてもよい。
【0017】 なお、この考案は、マスフローコントローラのみならず、マスフローメータに も同様に適用できることは言うまでもない。
【0018】
以上説明したように、この考案によれば、マスフローコントローラやマスフロ ーメータなどの質量流量制御装置における継手間寸法が異なるような場合、従来 のように、溶接などを行わなくても、継手間寸法の小さい質量流量制御装置に、 所定のジョイント継手を接続するだけで継手間寸法を、継手間寸法の大きい質量 流量制御装置のそれと等しくすることを簡単に、しかも安価にできる。また、継 手間寸法の小さい質量流量制御装置は、ジョイント継手を用いない場合は、本来 の継手間寸法で用いることができるため、使用寸法の統一化が簡単に行なえ、使 用範囲の拡大が大いに促進される。
【図1】この考案の質量流量制御装置の一例を示す部分
縦断面図である。
縦断面図である。
【図2】従来技術を説明するための図である。
【図3】従来技術を説明するための図である。
21…本体、21a,21b…側面、22…流体導入用
継手、23…流体導出用継手、24…センサ部、33…
ジョイント継手、34…ガスケット。
継手、23…流体導出用継手、24…センサ部、33…
ジョイント継手、34…ガスケット。
Claims (1)
- 【請求項1】 本体内部に流体の流量測定を行うセンサ
部を設け、本体の互いに対向する側面に流体導入用継手
と流体導出用継手とを突設した質量流量制御装置におい
て、前記流体導入用継手または流体導出用継手の少なく
ともいずれかにガスケットを介在させた状態でジョイン
ト継手を着脱自在に設け、前記両継手間の寸法が所望の
寸法となるように構成したことを特徴とする質量流量制
御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994014556U JP3010702U (ja) | 1994-10-30 | 1994-10-30 | 質量流量制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994014556U JP3010702U (ja) | 1994-10-30 | 1994-10-30 | 質量流量制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3010702U true JP3010702U (ja) | 1995-05-09 |
Family
ID=43146457
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1994014556U Expired - Lifetime JP3010702U (ja) | 1994-10-30 | 1994-10-30 | 質量流量制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3010702U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11265216A (ja) * | 1998-03-17 | 1999-09-28 | Omi Tadahiro | 圧力式流量制御装置 |
-
1994
- 1994-10-30 JP JP1994014556U patent/JP3010702U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11265216A (ja) * | 1998-03-17 | 1999-09-28 | Omi Tadahiro | 圧力式流量制御装置 |
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