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JPH0534395Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0534395Y2
JPH0534395Y2 JP14530387U JP14530387U JPH0534395Y2 JP H0534395 Y2 JPH0534395 Y2 JP H0534395Y2 JP 14530387 U JP14530387 U JP 14530387U JP 14530387 U JP14530387 U JP 14530387U JP H0534395 Y2 JPH0534395 Y2 JP H0534395Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lining
tube
peripheral surface
porous body
protrusions
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP14530387U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6453589U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP14530387U priority Critical patent/JPH0534395Y2/ja
Publication of JPS6453589U publication Critical patent/JPS6453589U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0534395Y2 publication Critical patent/JPH0534395Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Laminated Bodies (AREA)
  • Measuring Volume Flow (AREA)
  • Protection Of Pipes Against Damage, Friction, And Corrosion (AREA)
  • Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、例えば電磁流量計用の測定管に使用
して好適なライニング管に関する。
〔従来の技術〕
一般に、例えば電磁流量計用の測定管には、管
内周面を絶縁ライニングで被覆したライニング管
を使用したものが知られている。
そして、通常この種ライニング管の絶縁ライニ
ング内には、例えば使用中で管内の圧力が低圧、
特に大気圧以下さらには真空になつた時に絶縁ラ
イニングの剥離を防止するために筒状の多孔体が
埋設されている。
従来、この種のライニング管は第7図に示すよ
うに構成されている。これを同図に基づいて説明
すると、同図において、符号1で示すものは電磁
流量計用の測定管で、両端部に接続用のフランジ
2aを有する管体2からなり、この管体2の内周
面がPFAライニング等の絶縁ライニング3で被
覆され、かつこのライニング3内には筒状に形成
された補強部材としての多孔体4が埋設されてい
る。この測定管1の軸線方向中央部には同一の軸
線方向に開口する2つの電極取付孔(図示せず)
が設けられており、これら両電極取付孔(図示せ
ず)には被測定流体の各点に発生した起電力を検
出する電極(図示せず)が取り付けられている。
5は環状のスペーサで、前記多孔体4の外周面と
前記管体2の内周面に介装されている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところで、従来のライニング管においては、管
体2と多孔体4との間にスペーサ5を介装するも
のであり、かつ多孔体4とスペーサ5およびスペ
ーサ5と管体2を溶着するものであるため、部品
点数が嵩むばかりか溶接回数が嵩み、コスト高に
なるという問題があつた。
本考案はこのような事情に鑑みなされたもの
で、部品点数および溶接回数を削減することがで
き、もつてコストの低廉化を図ることができるラ
イニング管を提供するものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案に係るライニング管は、管内周面を被覆
するライニングおよびこのライニング内に埋設さ
れた筒状の多孔体を有する管体からなり、この管
体内の多孔体の外周面に押し出し形成することに
より多数の突子を一体に設け、これら突子を管体
の内周面に溶着したものである。
〔作用〕
本考案においては、組立時の溶接作業を多孔体
の突子と管体の内周面との間で行うだけでよい。
〔実施例〕
第1図は本考案に係るライニング管を示す断面
図、第2図は同じくライニング管の要部を示す断
面図で、同図以下において第7図と同一の部材に
ついては同一の符号を付し、詳細な説明は省略す
る。同図において、符号11で示すものは筒状の
多孔体で、前記管体2の内周面にスポツト溶接に
よつて取り付けられ、かつ前記絶縁ライニング3
内に埋設されており、第3図に示す平行四辺形状
のパンチングプレート12を第4図に示すように
円筒状に巻くことにより形成されている。この多
孔体11の外周面には押し出し形成することによ
り平面円形状の座面13aをもつ多数の突子13
が一体に設けられている。
このように構成されたライニング管において
は、組立時にスポツト溶接を突子13の座面13
aと管体2の内周面との間で行うだけでよく、す
なわち従来技術と比較して溶接回数を削減するこ
とができるのである。また、多孔体11と突子1
3との一体化によつて商品点数を削減することも
できる。
次に、前記した構成によるライニング管の組立
方法について説明する。
先ず、第5図に示すようにパンチングプレート
12に押し出し加工によつて多数の突子13を設
ける。次いで、ロール加工によつてパンチプレー
ト12を管体2内に挿入できるように筒状の多孔
体11を形成し、これを管体2内に挿入して突子
13の座面13aと管体2の内周面とをスポツト
溶接する。しかる後、モールド成形することによ
り管体2の内周面を絶縁ライニング3で被覆す
る。
このようにして、ライニング管を組み立てるこ
とができる。
なお、本実施例においては、突子13として平
面円形状の座面13aをもつものを示したが、本
考案はこれに限定されるものではなく、例えば第
6図に示すように平面矩形状の座面14aをもつ
突子14としてもよく、この他座面形状を平面楕
円形状としても何等差し支えなく、その平面形状
は適宜変更することが自由である。
また、本考案における突子13の高さ寸法およ
び径寸法も前述した実施例に限定されず、管径の
大きさ等に応じて適宜変更することができる。
さらにまた、本考案におけるパンチングプレー
ト12は傾き角θがθ≠90°の辺をもつ平行四辺
形状の多孔板によつて構成されていることが望ま
しい。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案によれば、管内周面
を被覆するライニングおよびこのライニング内に
埋設された筒状の多孔体を有する管体からなり、
この管体内の多孔体の外周面に押し出し形成する
ことにより多数の突子を一体に設け、これら突子
を管体の内周面に溶着したので、組立時の溶接作
業を多孔体の突子と管体の内周面間で行うだけで
よく、また従来必要したスペーサが不要になる。
したがつて、組立時の溶接回数および部品点数を
削減することができるから、コストの低廉化を確
実に図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るライニング管を示す断面
図、第2図は同じくライニング管の要部を示す断
面図、第3図および第4図はそのパンチングプレ
ートと多孔体を示す斜視図、第5図は多孔体の突
子形状を示す斜視図、第6図は他の実施例におけ
る突子形状を示す斜視図、第7図は従来のライニ
ング管を示す断面図である。 1……測定管、2……管体、3……絶縁ライニ
ング、11……多孔体、13……突子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 管内周面を被覆するライニングおよびこのライ
    ニング内に埋設された筒状の多孔体を有する管体
    からなり、この管体内の多孔体の外周面に押し出
    し形成することにより多数の突子を一体に設け、
    これら突子を前記管体の内周面に溶着したとを特
    徴とするライニング管。
JP14530387U 1987-09-25 1987-09-25 Expired - Lifetime JPH0534395Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14530387U JPH0534395Y2 (ja) 1987-09-25 1987-09-25

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14530387U JPH0534395Y2 (ja) 1987-09-25 1987-09-25

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6453589U JPS6453589U (ja) 1989-04-03
JPH0534395Y2 true JPH0534395Y2 (ja) 1993-08-31

Family

ID=31413771

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14530387U Expired - Lifetime JPH0534395Y2 (ja) 1987-09-25 1987-09-25

Country Status (1)

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JP (1) JPH0534395Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6453589U (ja) 1989-04-03

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