JP2527122Y2 - ブランク保持装置 - Google Patents
ブランク保持装置Info
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- JP2527122Y2 JP2527122Y2 JP1990400673U JP40067390U JP2527122Y2 JP 2527122 Y2 JP2527122 Y2 JP 2527122Y2 JP 1990400673 U JP1990400673 U JP 1990400673U JP 40067390 U JP40067390 U JP 40067390U JP 2527122 Y2 JP2527122 Y2 JP 2527122Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- blank
- guide rails
- holding device
- extension
- mandrel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65B—MACHINES, APPARATUS OR DEVICES FOR, OR METHODS OF, PACKAGING ARTICLES OR MATERIALS; UNPACKING
- B65B43/00—Forming, feeding, opening or setting-up containers or receptacles in association with packaging
- B65B43/26—Opening or distending bags; Opening, erecting, or setting-up boxes, cartons, or carton blanks
- B65B43/28—Opening or distending bags; Opening, erecting, or setting-up boxes, cartons, or carton blanks by grippers co-operating with fixed supports
- B65B43/285—Opening or distending bags; Opening, erecting, or setting-up boxes, cartons, or carton blanks by grippers co-operating with fixed supports specially adapted for boxes, cartons or carton blanks
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Making Paper Articles (AREA)
- Supplying Of Containers To The Packaging Station (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、偏平状から角筒状に
開かれたブランクを、ブランク成形用マンドレルの軸線
延長線上において保持する装置に関する。
開かれたブランクを、ブランク成形用マンドレルの軸線
延長線上において保持する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の装置としては、ブランク成形用
マンドレルの軸線延長線を挾んでこれと平行にのびた一
対のガイドレールよりなり、両ガイドレールに、角筒状
ブランクの1つの対角線上の2つの角の部分にそれぞれ
合致する横断面V字状の凹所が対向状に設けられている
ものが知られている。
マンドレルの軸線延長線を挾んでこれと平行にのびた一
対のガイドレールよりなり、両ガイドレールに、角筒状
ブランクの1つの対角線上の2つの角の部分にそれぞれ
合致する横断面V字状の凹所が対向状に設けられている
ものが知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記装置において、両
ガイドレールでブランクを保持する際、ブランクの反発
力でブランクがガイドレールに衝突し、大きな音が発生
する。この音は、包装機械全体の騒音値のなかでも最大
値となっているが、これを低減させるための対策は従来
何等施されていなかった。
ガイドレールでブランクを保持する際、ブランクの反発
力でブランクがガイドレールに衝突し、大きな音が発生
する。この音は、包装機械全体の騒音値のなかでも最大
値となっているが、これを低減させるための対策は従来
何等施されていなかった。
【0004】
【課題を解決するための手段】この考案によるブランク
保持装置は、上記従来の装置を前提として、少なくとも
一方のガイドレールの凹所の底に、ブランクの角の先端
部を当てないための逃げが設けられていることを特徴と
するものである。
保持装置は、上記従来の装置を前提として、少なくとも
一方のガイドレールの凹所の底に、ブランクの角の先端
部を当てないための逃げが設けられていることを特徴と
するものである。
【0005】この考案によるいま1つのブランク保持装
置は、両ガイドレールの凹所の間隔が、横断面正方形の
ブランクの対応する対角線上の2つの角の部分の間隔よ
り大きくなされていることを特徴とするものである。
置は、両ガイドレールの凹所の間隔が、横断面正方形の
ブランクの対応する対角線上の2つの角の部分の間隔よ
り大きくなされていることを特徴とするものである。
【0006】この考案によるさらにいま1つのブランク
保持装置は、両ガイドレールの凹所の間隔が、ガイドレ
ールの長さ方向に大から小へと漸次変化するようになさ
れていることを特徴とするものである。
保持装置は、両ガイドレールの凹所の間隔が、ガイドレ
ールの長さ方向に大から小へと漸次変化するようになさ
れていることを特徴とするものである。
【0007】
【作用】この考案によるブランク保持装置では、少なく
とも一方のガイドレールの凹所の底に、ブランクの角の
先端部を当てないための逃げが設けられているから、両
ガイドレールでブランクを保持する際、紙強度の強いブ
ランクの角の先端部がガイドレールに当たらない。
とも一方のガイドレールの凹所の底に、ブランクの角の
先端部を当てないための逃げが設けられているから、両
ガイドレールでブランクを保持する際、紙強度の強いブ
ランクの角の先端部がガイドレールに当たらない。
【0008】この考案によるいま1つのブランク保持装
置では、両ガイドレールの凹所の間隔が、横断面正方形
のブランクの対応する対角線上の2つの角の部分の間隔
より大きくなされているから、両ガイドレールでブラン
クを保持する際、ブランクが、反発力の強い横断面正方
形ではなく、反発力の弱い横断面正方形より若干偏平な
菱形となされている。
置では、両ガイドレールの凹所の間隔が、横断面正方形
のブランクの対応する対角線上の2つの角の部分の間隔
より大きくなされているから、両ガイドレールでブラン
クを保持する際、ブランクが、反発力の強い横断面正方
形ではなく、反発力の弱い横断面正方形より若干偏平な
菱形となされている。
【0009】この考案によるさらにいま1つのブランク
保持装置では、両ガイドレールの凹所の間隔が、ガイド
レールの長さ方向に大から小へと漸次変化するようにな
されているから、両ガイドレールでブランクを保持する
際、ブランクの全長ではなく、ブランクの一端部のみが
ガイドレールに当たる。
保持装置では、両ガイドレールの凹所の間隔が、ガイド
レールの長さ方向に大から小へと漸次変化するようにな
されているから、両ガイドレールでブランクを保持する
際、ブランクの全長ではなく、ブランクの一端部のみが
ガイドレールに当たる。
【0010】
【実施例】この考案の実施例を、図面を参照してつぎに
説明する。
説明する。
【0011】<実施例1> 実施例1を示す図1〜図3において、ブランク保持装置
は、ブランク成形用マンドレル11の軸線延長線斜め上に
配置されているマガジン12と、同軸線延長線を挾んでこ
れと平行にのびた一対の上下ガイドレール13,14と、両
ガイドレール13,14の間を通ってマガジン12に対し接近
・離隔する吸着部材15と、上ガイドレール13,14からマ
ガジン12に向かってのびた折曲げガイド16とを備えてい
る。
は、ブランク成形用マンドレル11の軸線延長線斜め上に
配置されているマガジン12と、同軸線延長線を挾んでこ
れと平行にのびた一対の上下ガイドレール13,14と、両
ガイドレール13,14の間を通ってマガジン12に対し接近
・離隔する吸着部材15と、上ガイドレール13,14からマ
ガジン12に向かってのびた折曲げガイド16とを備えてい
る。
【0012】マガジン12は、多数のブランクBを積み重
ね状態に収容するものである。マガジン12内のブランク
Bは、第1側壁パネル21と第2側壁パネル22を区画する
第1折り目線31および第3側壁パネル23と第4側壁パネ
ル24を区画する第2折り目線32でそれぞれ折曲げられる
ことによって偏平に折り畳まれかつ第2側壁パネル22と
第3側壁パネル23を下向きの取出口の方へ向けている。
吸着部材15は、マガジン12内の最下位のブランクBの第
2側壁パネル22を吸着しかつ同第2側壁パネル22と直交
する経路にそってガイドレール13,14まで搬送するもの
である。折曲げガイド16は、吸着部材15で搬送されるブ
ランクBの第2折り目線32部分を第1折り目線31部分に
接近するように第2折り目線32部分を案内し、第2側壁
パネル22と第3側壁パネル23を区画する第3折り目線33
および第4側壁パネル24と第1側壁パネル21を区画する
第4折り目線34でそれぞれ新たに折曲げることによって
ブランクBを偏平状から角筒状に開くものである。
ね状態に収容するものである。マガジン12内のブランク
Bは、第1側壁パネル21と第2側壁パネル22を区画する
第1折り目線31および第3側壁パネル23と第4側壁パネ
ル24を区画する第2折り目線32でそれぞれ折曲げられる
ことによって偏平に折り畳まれかつ第2側壁パネル22と
第3側壁パネル23を下向きの取出口の方へ向けている。
吸着部材15は、マガジン12内の最下位のブランクBの第
2側壁パネル22を吸着しかつ同第2側壁パネル22と直交
する経路にそってガイドレール13,14まで搬送するもの
である。折曲げガイド16は、吸着部材15で搬送されるブ
ランクBの第2折り目線32部分を第1折り目線31部分に
接近するように第2折り目線32部分を案内し、第2側壁
パネル22と第3側壁パネル23を区画する第3折り目線33
および第4側壁パネル24と第1側壁パネル21を区画する
第4折り目線34でそれぞれ新たに折曲げることによって
ブランクBを偏平状から角筒状に開くものである。
【0013】両ガイドレール13,14には、角筒状ブラン
クBの1つの対角線上の第1折り目線31部分および第2
折り目線32部分の角にそれぞれ合致する横断面V字状の
凹所41,42が対向状に設けられている。上ガイドレール
13の凹所41には、これの開口縁部を除いて、逃げ43が設
けられており、これにより、第2折り目線部分32の角の
先端部が上ガイドレール13に当たらないようになされて
いる。
クBの1つの対角線上の第1折り目線31部分および第2
折り目線32部分の角にそれぞれ合致する横断面V字状の
凹所41,42が対向状に設けられている。上ガイドレール
13の凹所41には、これの開口縁部を除いて、逃げ43が設
けられており、これにより、第2折り目線部分32の角の
先端部が上ガイドレール13に当たらないようになされて
いる。
【0014】上記において、上ガイドレール13にのみ、
逃げ43が設けられている。勿論、両ガイドレール13,14
に逃げが設けられていても良い。両ガイドレール13,14
のいずれか一方にのみ、逃げが設けられるならば、上ガ
イドレール13に逃げが設けられる方が効果的である。な
ぜならば、ガイドレール13にブランクBが保持される
際、ブランクBの第2折り目線32部分は上ガイドレール
13を乗り越えなければならず、このときに大きな音がす
るからである。
逃げ43が設けられている。勿論、両ガイドレール13,14
に逃げが設けられていても良い。両ガイドレール13,14
のいずれか一方にのみ、逃げが設けられるならば、上ガ
イドレール13に逃げが設けられる方が効果的である。な
ぜならば、ガイドレール13にブランクBが保持される
際、ブランクBの第2折り目線32部分は上ガイドレール
13を乗り越えなければならず、このときに大きな音がす
るからである。
【0015】図3を参照して、音発生のメカニズムにつ
いて詳しく説明する。まず、ブランクBの第2折り目線
32部分が凹所41の上開口縁部を乗り越えると、同部分が
凹所41の左向き側面に衝突して音が発生する。ついで、
ブランクBは吸着部材15に吸着されたまま、図3に鎖線
で示す位置まで引き下げられ、そこで吸着部材15の吸着
が解除されると、ブランクBの反発力で図3に実線で示
す状態になろうとし、ブランクBの第2折り目線32部分
が凹所41の下向き側面に衝突して音が発生する。もし仮
に、凹所41に逃げ43が無ければ、第2折り目線32部分の
角の先端が凹所41の側面に衝突するため、発生する音は
かなり大きなものであるが、逃げ43の存在により、その
角の先端部が凹所41の側面に衝突することがないため、
発生する音の大きさはかなり低減される。
いて詳しく説明する。まず、ブランクBの第2折り目線
32部分が凹所41の上開口縁部を乗り越えると、同部分が
凹所41の左向き側面に衝突して音が発生する。ついで、
ブランクBは吸着部材15に吸着されたまま、図3に鎖線
で示す位置まで引き下げられ、そこで吸着部材15の吸着
が解除されると、ブランクBの反発力で図3に実線で示
す状態になろうとし、ブランクBの第2折り目線32部分
が凹所41の下向き側面に衝突して音が発生する。もし仮
に、凹所41に逃げ43が無ければ、第2折り目線32部分の
角の先端が凹所41の側面に衝突するため、発生する音は
かなり大きなものであるが、逃げ43の存在により、その
角の先端部が凹所41の側面に衝突することがないため、
発生する音の大きさはかなり低減される。
【0016】<実施例2> 実施例2を示す図4および図5において、ブランク保持
装置は、実施例1と同様に、ブランクB成形用マンドレ
ル11の軸線延長線斜め上に配置されているマガジン12
と、同軸線延長線を挾んでこれと平行にのびた一対の上
下ガイドレール13,14と、両ガイドレール13,14の間を
通ってマガジン12に対し接近・離隔する吸着部材15と、
上ガイドレール13,14からマガジン12に向かってのびた
折曲げガイド16とを備えている。
装置は、実施例1と同様に、ブランクB成形用マンドレ
ル11の軸線延長線斜め上に配置されているマガジン12
と、同軸線延長線を挾んでこれと平行にのびた一対の上
下ガイドレール13,14と、両ガイドレール13,14の間を
通ってマガジン12に対し接近・離隔する吸着部材15と、
上ガイドレール13,14からマガジン12に向かってのびた
折曲げガイド16とを備えている。
【0017】マガジン12、ガイドレール13,14、吸着部
材15および折曲げガイド16の基本的な構成は、実施例1
と同一であるから、その説明は省略する。
材15および折曲げガイド16の基本的な構成は、実施例1
と同一であるから、その説明は省略する。
【0018】また、両ガイドレール13,14には、実施例
1と同様に、凹所41,42が対向状に設けられている。そ
して、上ガイドレール13の凹所41が、その長さの中程を
境界として、その内側に浅い部分41a、その外側に深い
部分41bがそれぞれ形成されることにより、その浅い部
分41aにおいて、両ガイドレール13,14の凹所41,42の
間隔W1が、横断面正方形のブランクBの対応する対角
線上の2つの角の部分の間隔に等しく、その深い部分41
bにおいて、両ガイドレール13,14の凹所41,42の間隔
W2が、横断面正方形のブランクBの対応する対角線上
の2つの角の部分の間隔より大きくなされている。
1と同様に、凹所41,42が対向状に設けられている。そ
して、上ガイドレール13の凹所41が、その長さの中程を
境界として、その内側に浅い部分41a、その外側に深い
部分41bがそれぞれ形成されることにより、その浅い部
分41aにおいて、両ガイドレール13,14の凹所41,42の
間隔W1が、横断面正方形のブランクBの対応する対角
線上の2つの角の部分の間隔に等しく、その深い部分41
bにおいて、両ガイドレール13,14の凹所41,42の間隔
W2が、横断面正方形のブランクBの対応する対角線上
の2つの角の部分の間隔より大きくなされている。
【0019】ブランクBは、横断面正方形より若干偏平
な菱形の状態で両ガイドレール13,14に保持される。菱
形のブランクBの反発力は、横断面正方形のブランクB
の反発力より弱い。ブランクBが、ガイドレール13,14
に横断面正方形の状態で保持されるより、菱形の状態で
保持される方が、発生する音が小さくなる。
な菱形の状態で両ガイドレール13,14に保持される。菱
形のブランクBの反発力は、横断面正方形のブランクB
の反発力より弱い。ブランクBが、ガイドレール13,14
に横断面正方形の状態で保持されるより、菱形の状態で
保持される方が、発生する音が小さくなる。
【0020】<実施例3> 実施例3を示す図6および図7において、ブランク保持
装置は、実施例1と同様に、ブランク成形用マンドレル
11の軸線延長線斜め上に配置されているマガジン12と、
同軸線延長線を挾んでこれと平行にのびた一対の上下ガ
イドレール13,14と、両ガイドレール13,14の間を通っ
てマガジン12に対し接近・離隔する吸着部材15と、上ガ
イドレール13,14からマガジン12に向かってのびた折曲
げガイド16とを備えている。
装置は、実施例1と同様に、ブランク成形用マンドレル
11の軸線延長線斜め上に配置されているマガジン12と、
同軸線延長線を挾んでこれと平行にのびた一対の上下ガ
イドレール13,14と、両ガイドレール13,14の間を通っ
てマガジン12に対し接近・離隔する吸着部材15と、上ガ
イドレール13,14からマガジン12に向かってのびた折曲
げガイド16とを備えている。
【0021】マガジン12、ガイドレール13,14、吸着部
材15および折曲げガイド16の基本的な構成は、実施例1
と同一であるから、その説明は省略する。
材15および折曲げガイド16の基本的な構成は、実施例1
と同一であるから、その説明は省略する。
【0022】また、両ガイドレール13,14には、実施例
1と同様に、凹所41,42が対向状に設けられている。そ
して、上ガイドレール13の外端から長さの中程にかけ
て、凹所41の深さが漸次深くなるように形成されること
により、上ガイドレール13の長さの中程より内側の部分
41aにおいて、両ガイドレール13,14の凹所の間隔W3
が、横断面正方形のブランクBの対応する対角線上の2
つの角の部分の間隔に等しくて、一定であり、上ガイド
レール13の長さの中程より外側の部分41bにおいて、両
ガイドレール13,14の凹所の間隔W4が、ガイドレール
13,14の長さ方向に大から小へと漸次変化するようにな
されている。
1と同様に、凹所41,42が対向状に設けられている。そ
して、上ガイドレール13の外端から長さの中程にかけ
て、凹所41の深さが漸次深くなるように形成されること
により、上ガイドレール13の長さの中程より内側の部分
41aにおいて、両ガイドレール13,14の凹所の間隔W3
が、横断面正方形のブランクBの対応する対角線上の2
つの角の部分の間隔に等しくて、一定であり、上ガイド
レール13の長さの中程より外側の部分41bにおいて、両
ガイドレール13,14の凹所の間隔W4が、ガイドレール
13,14の長さ方向に大から小へと漸次変化するようにな
されている。
【0023】ブランクBは、その全長にわたってではな
く、その外端部のみにおいて、両ガイドレール13,14に
保持される。ブランクBがガイドレール13,14に保持さ
れる際、ガイドレール13,14にはブランクBの外端部の
みが当たるため、ブランクBがその全長にわたってガイ
ドレール13,14に当たる場合と比較して、そのとき発生
する音は小さくなる。
く、その外端部のみにおいて、両ガイドレール13,14に
保持される。ブランクBがガイドレール13,14に保持さ
れる際、ガイドレール13,14にはブランクBの外端部の
みが当たるため、ブランクBがその全長にわたってガイ
ドレール13,14に当たる場合と比較して、そのとき発生
する音は小さくなる。
【0024】
【考案の効果】この考案によるブランク保持装置では、
両ガイドレールでブランクを保持する際、紙強度の強い
ブランクの角の先端部がガイドレールに当たらないし、
この考案によるいま1つのブランク保持装置では、両ガ
イドレールでブランクを保持する際、ブランクが、反発
力の強い横断面正方形ではなく、反発力の弱い横断面正
方形より若干偏平な菱形となされており、この考案によ
るさらにいま1つのブランク保持装置では、両ガイドレ
ールでブランクを保持する際、ブランクの全長ではな
く、ブランクの一端部のみがガイドレールに当たるか
ら、いずれの装置によっても、ブランクをガイドレール
に保持する際に発生する音を低減させることができる。
両ガイドレールでブランクを保持する際、紙強度の強い
ブランクの角の先端部がガイドレールに当たらないし、
この考案によるいま1つのブランク保持装置では、両ガ
イドレールでブランクを保持する際、ブランクが、反発
力の強い横断面正方形ではなく、反発力の弱い横断面正
方形より若干偏平な菱形となされており、この考案によ
るさらにいま1つのブランク保持装置では、両ガイドレ
ールでブランクを保持する際、ブランクの全長ではな
く、ブランクの一端部のみがガイドレールに当たるか
ら、いずれの装置によっても、ブランクをガイドレール
に保持する際に発生する音を低減させることができる。
【図1】実施例1のブランク保持装置の側面図である。
【図2】図1のIIーII線にそう断面図である。
【図3】実施例1のブランク保持装置の要部拡大断面図
である。
である。
【図4】実施例2のブランク保持装置の側面図である。
【図5】図4のIVーIV線にそう断面図である。
【図6】実施例3のブランク保持装置の側面図である。
【図7】図6のVII ーVII 線にそう断面図である。
11 マンドレル 12,13 ガイドレール 41,42 凹所 43 逃げ B ブランク
Claims (3)
- 【請求項1】 偏平状から角筒状に開かれたブランクB
を、ブランク成形用マンドレル11の軸線延長線上におい
て保持する装置であって、同マンドレル11の軸線延長線
を挾んでこれと平行にのびた一対のガイドレール13,14
よりなり、両ガイドレール13,14に、角筒状ブランクB
の1つの対角線上の2つの角の部分にそれぞれ合致する
横断面V字状の凹所41,42が対向状に設けられているブ
ランク保持装置において、少なくとも一方のガイドレー
ル13の凹所41の底に、ブランクBの角の先端部を当てな
いための逃げ43が設けられていることを特徴とするブラ
ンク保持装置。 - 【請求項2】 偏平状から角筒状に開かれたブランクB
を、ブランク成形用マンドレル11の軸線延長線上におい
て保持する装置であって、同マンドレル11の軸線延長線
を挾んでこれと平行にのびた一対のガイドレール13,14
よりなり、両ガイドレール13,14に、角筒状ブランクB
の1つの対角線上の2つの角の部分にそれぞれ合致する
横断面V字状の凹所41,42が対向状に設けられているブ
ランク保持装置において、両ガイドレール13,14の凹所
41,42の間隔が、横断面正方形のブランクBの対応する
対角線上の2つの角の部分の間隔より大きくなされてい
ることを特徴とするブランク保持装置。 - 【請求項3】 偏平状から角筒状に開かれたブランクB
を、ブランク成形用マンドレル11の軸線延長線上におい
て保持する装置であって、同マンドレル11の軸線延長線
を挾んでこれと平行にのびた一対のガイドレール13,14
よりなり、両ガイドレール13,14に、角筒状ブランクB
の1つの対角線上の2つの角の部分にそれぞれ合致する
横断面V字状の凹所41,42が対向状に設けられているブ
ランク保持装置において、両ガイドレールの凹所41,42
の間隔が、ガイドレール41,42の長さ方向に大から小へ
と漸次変化するようになされていることを特徴とするブ
ランク保持装置。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990400673U JP2527122Y2 (ja) | 1990-12-14 | 1990-12-14 | ブランク保持装置 |
US07/804,642 US5162033A (en) | 1990-12-14 | 1991-12-10 | Blank feeder |
DE69104964T DE69104964T2 (de) | 1990-12-14 | 1991-12-12 | Zufuhrvorrichtung von Zuschnitten. |
EP91203281A EP0490458B1 (en) | 1990-12-14 | 1991-12-12 | Blank feeder |
DK91203281.0T DK0490458T3 (da) | 1990-12-14 | 1991-12-12 | Indretning til fremføring af emner |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990400673U JP2527122Y2 (ja) | 1990-12-14 | 1990-12-14 | ブランク保持装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0489709U JPH0489709U (ja) | 1992-08-05 |
JP2527122Y2 true JP2527122Y2 (ja) | 1997-02-26 |
Family
ID=31878887
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990400673U Expired - Fee Related JP2527122Y2 (ja) | 1990-12-14 | 1990-12-14 | ブランク保持装置 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5162033A (ja) |
EP (1) | EP0490458B1 (ja) |
JP (1) | JP2527122Y2 (ja) |
DE (1) | DE69104964T2 (ja) |
DK (1) | DK0490458T3 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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