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JP2555483Y2 - 箱収納用ティッシュペーパ - Google Patents

箱収納用ティッシュペーパ

Info

Publication number
JP2555483Y2
JP2555483Y2 JP1991057946U JP5794691U JP2555483Y2 JP 2555483 Y2 JP2555483 Y2 JP 2555483Y2 JP 1991057946 U JP1991057946 U JP 1991057946U JP 5794691 U JP5794691 U JP 5794691U JP 2555483 Y2 JP2555483 Y2 JP 2555483Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tissue paper
tissue
outlet
box
paper
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1991057946U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0521796U (ja
Inventor
善作 平塚
Original Assignee
株式会社丸善
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社丸善 filed Critical 株式会社丸善
Priority to JP1991057946U priority Critical patent/JP2555483Y2/ja
Publication of JPH0521796U publication Critical patent/JPH0521796U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2555483Y2 publication Critical patent/JP2555483Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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  • Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、箱に収納し、この箱の
取出し口から一枚ずつ引き出して使用するティッシュペ
ーパに関する。
【0002】
【従来の技術】従来からティッシュペーパは、相互に独
立した複数枚からなり、収納用の箱や透明な収納袋内に
折り畳んだ状態で収納してあり、この箱や袋の取出し口
から一枚ずつ引き出して使用する。
【0003】従来の構成は、相互に独立した複数枚のテ
ィッシュペーパは、それぞれ2つに折られ、前後に位置
するティッシュペーパ相互は、それぞれの前半分および
後半分が重なり、全体的には50〜250枚のティッシ
ュペーパが積層した状態で、収納用の箱内に収納してあ
る。そしてこの収納用の箱の上面には、取出し口が設け
てあり、最上位に位置するティッシュペーパの先端部
は、使用開始時には、この取出し口から飛び出した状態
にしてある。
【0004】そのため利用者は、この箱の取出し口から
上方に飛び出しているティッシュペーパの上端を把持
し、一枚ずつ順次引き出して使用している。その場合、
最上位(最先端)の一枚を引き出すと、この引出し動作
に連動して、次に後続のティッシュペーパがこの引出し
口から上方に引き出される。したがってティッシュペー
パは、一枚ずつ順序よく引き出されるのである。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】ところで収納用の箱の
厚さは、収納するティッシュペーパの枚数、例えば50
枚用、100枚用、200枚用、250枚用に応じて異
なる。そのため、例えば200枚収納用の厚い収納用の
箱では、未使用のティッシュペーパの枚数が残り少なく
なると、例えば50枚以下になると、箱内の底部に残存
している積層状態のティッシュペーパの上面と取出し口
との間隔が広くなり、さらにこの間隔がティッシュペー
パ相互を折り込んでいる折込み片以上の長さになると、
取出し口に位置するティッシュペーパを引き出しても、
次に後続する独立したティッシュペーパが、先行する独
立のティッシュペーパと離反してしまい、取出し口から
連続して引き出されないことになる。
【0006】そのため箱内には、相互に独立した複数枚
のティッシュペーパが未だ積層状態で残存していても、
取出し口にはティッシュペーパの先端部が飛び出して位
置していないため、すべてのティッシュペーパを使用し
たものと誤解することがあり、また残存していることが
分かっても、使用する度に指先を取出し口から挿入し
て、最上位のティッシュペーパを摘んで引き出さなけれ
ばならない。
【0007】そこで本考案の目的は、箱内の未使用のテ
ィッシュペーパの枚数が残り少なくなっても、取出し口
に位置するティッシュペーパを引き出すと、次の後続の
独立したティッシュペーパが先行するティッシュペーパ
と連続して、必ず取出し口から引き出されるティッシュ
ペーパを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本考案の特徴は、後続の
ティッシュペーパの前半分は、先行する独立したティッ
シュペーパの後半分とスポット押圧手段による凹凸の変
形部によって接合してあり、そしてこの接合の強度は、
先行するティッシュペーパによって後続の独立したティ
ッシュペーパが上記取出し口から外部に引き出されたら
容易に離反するところにある。
【0009】
【実施例】以下図面を参照して、本考案の実施例を説明
する。
【0010】図1、図2において、収納用の箱1は、そ
の上面の中央部に窓部10が開口してあり、この窓部の
裏面には、ビニールシート2が貼着してあり、このシー
トの中心には、箱の上面の長手方向に沿って切れ目が入
れられ、この切れ目が取出し口20になっている。
【0011】そして図2における箱1は、相互に独立し
たティッシュペーパ3の200枚収納用のものを図示し
てあり、この収納用の箱1内には、使用開始前は当然、
200枚のティッシュペーパ3が、すべて二つに折り畳
まれ、積層し充満した状態で収納してある。そしてティ
ッシュペーパ3を使用するにしたがって次第に減少し、
この減少したのが図2の状態である。
【0012】そこで本考案に係るティッシュペーパ3の
構成について説明する。ティッシュペーパ3は、積層し
相互に独立したティッシュペーパ(以下一枚のものは、
単に「ティッシュ」という。)4,5,6,7,…より
なるもので、箱1内においては、図2に示すように、こ
れらのティッシュのそれぞれはすべて二つ折りになっ
て、先行するティッシュ4の後半分42は、二つ折りの
後続のティッシュ5の折られた中に挿入した状態で位置
している。この後続のティッシュ5の後半分52は、さ
らに後続のティッシュ6の折られた中に挿置し、このよ
うな状態で、連続するティッシュ6,7,…は、その後
半部が後続するティッシュの折り込まれた中に挿置さ
れ、それによって相互に独立しているが半分は重なった
状態で収納されている。
【0013】そしてティッシュペーパ3を使用する時に
は、最上位に位置するティッシュ4から一枚ずつ取出し
口から引き出すと、後続の独立したティッシュ5,6,
7,…が連続して順次引き出されることになる。
【0014】図3,図4は、二つ折りにして収納されて
いたティッシュペーパ3の独立した各ティッシュ4,
5,…を開いて展開した状態を示すものであって、最右
端にはこの図面で最も先行するティッシュ4、次に後続
のティッシュ5、さらに後続のティッシュ6,7が位置
し、それぞれのティッシュの中間には、二つに折られて
いた時の折り部の痕跡4a,5a,6a,34aがあ
り、この痕跡を中心として、それぞれのティッシュ4〜
7は、その前半分41,51,61,71と後半分4
2,52,62,72となっている。痕跡4a〜7a
は、図4において、上方に突出した円弧状のもの4a,
6aと、下方に突出した円弧状のもの5a,7aとがあ
るが、この上方に突出したものは、当然下方に向けて折
られていたものであり、下方に突出したものは、当然上
方に向けて折られていたものである。なお、図4では、
上方に位置するティッシュ4,6と下方に位置するティ
ッシュ5,6との間は、間隙があるように図示している
が、これは説明を容易にするためであって、現実には、
図5に示しているように上下のティッシュ4,5,6,
…は、相互に密接しているものでこの間隙はない。
【0015】そして二つ折りのティッシュペーパ3を展
開すれば、相対的に先行のティッシュ4の後半分42
は、後続のティッシュ5の前半分51と重なっているも
のである。もちろん、その他の独立したティッシュ5,
6,7,…も同様である。
【0016】ところで、重なっている部分、例えばティ
ッシュ4の後半分42と後続のティッシュ5の前半分5
1において、この重なっている部分の4隅のそれぞれの
角部には、先端が1〜2mm程度の円弧状の突部にを有
するスポット押圧手段によって押圧され、スポット的に
凹凸の変形部が形成されている。すなわち、ティッシュ
4の後半部42には、引き出される方向において、前方
の変形部である凹部42a,42aと後方の変形部であ
る凹部42b,42bが、またティッシュ5には、この
凹部と同一位置に、前方の凸部51a,51a、後方の
凸部51b,51bがそれぞれ形成され、この上下に対
応している凹凸部は相互に接合している。もちろん、こ
のティッシュ4,5に後続するところの他のティッシュ
5,6,7も同様の凸部52a,52b、凹部61a,
61b、凹部62a,62b、凸部71a,71bが形
成されている。そのためこの前後に位置しているティッ
シュ4〜7,…は、この凹凸の変形部により相互に接合
されている。
【0017】凹部、例えば凹部42a,42b、凸部5
1a,51bによるティッシュ4,5相互の接合強度
は、先行するティッシュ4によって後続のティッシュ5
が取出し口20から外部に引き出されるのに耐える十分
なものであって、この後続のティッシュ5が取出し口2
0から引き出された後は、このティッシュ5は、箱から
先に取出されたティッシュ4とは容易に離反するもので
なければならない。なおスポット押圧手段は、現在の折
り畳み用のローラに突起を突設したものである。
【0018】なお、図面では、凹凸部は各ティッシュ4
〜7のそれぞれの前半分41,51,61,71および
後半分42,52,62,72の4隅の各角部に形成さ
れているが、後続のティッシュペーパの前半部の先端部
に位置する個所、例えばティッシュ5においては凸部5
1aが、それよりも先行するティッシュ4とスポット押
圧手段により形成された凹部42aに接合してあれば、
この後続のティッシュ5の先端部は、十分に取出し口か
ら箱の上面に引き出されるので、このティッシュの後の
方に形成された凸部51bのように、折込み痕跡5aに
近いことは必ずしも必要ではない。
【0019】また、変形された凹部42a,42b、凸
部51a,51b、凸部52a,52b,…は、ティッ
シュ4,5,6,7,…の各角部に形成されることに限
定されるものではない。
【0020】
【考案の効果】本考案は、上面に取出し口を有する箱内
に、相互に独立し前後に位置するティッシュペーパは相
互に折り込まれ半分が積層した状態で収納されており、
最上位に位置するティッシュペーパから一枚ずつ順次上
記取出し口から引き出すことができるティッシュペーパ
において、後続のティッシュペーパの前半分は、これに
積層している先行するティッシュペーパの後半分とスポ
ット押圧手段による凹凸の変形部によって接合するだけ
で、厚い箱内に収納された未使用のティッシュの枚数が
残り少なくなっても、取出し口に位置するティッシュを
引き出すと、次の後続のティッシュが先行するティッシ
ュと連続して、確実に取出し口から引き出されるもので
ある。さらに、この凹凸の変形部を作るスポット押圧手
段としては従来周知のものが容易に適用でき、製造コス
トの上昇を押えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の斜視図である。
【図2】この考案の端面図である。
【図3】この考案の展開図である。
【図4】図3のa−a線断面図である。
【図5】図1のA部の拡大断面図である。.
【符号の説明】
1 箱 20 取出し口 3 ティッシュペーパ 4 ティッシュ 5 ティッシュ 6 ティッシュ 7 ティッシュ 42a 変形部(凹部) 42b 変形部(凹部) 51a 変形部(凸部) 51b 変形部(凸部) 52a 変形部(凸部) 52b 変形部(凸部) 61b 変形部(凹部) 62a 変形部(凹部) 62b 変形部(凹部) 71a 変形部(凸部) 71b 変形部(凸部)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面に取出し口を有する箱内に、相互に
    独立し前後に位置するティッシュペーパは相互に折り込
    まれ半分が積層した状態で収納されており、最上位に位
    置するティッシュペーパから一枚ずつ順次上記取出し口
    から引き出すことができるティッシュペーパにおいて、 後続のティッシュペーパの前半分は、これに積層してい
    先行するティッシュペーパの後半分とスポット押圧手
    段による凹凸の変形部によって接合してあり、 この変形部の接合強度は、先行するティッシュペーパに
    よって後続のティッシュペーパが上記取出し口から外部
    に引出されたら、この後続のティッシュペーパは、それ
    に先行するティッシュペーパと容易に離反するものであ
    ることを特徴とする箱収納用ティッシュペーパ。
JP1991057946U 1991-06-28 1991-06-28 箱収納用ティッシュペーパ Expired - Lifetime JP2555483Y2 (ja)

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JP1991057946U JP2555483Y2 (ja) 1991-06-28 1991-06-28 箱収納用ティッシュペーパ

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JPH0521796U JPH0521796U (ja) 1993-03-23
JP2555483Y2 true JP2555483Y2 (ja) 1997-11-26

Family

ID=13070203

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6388071B1 (ja) * 2017-12-01 2018-09-12 王子ホールディングス株式会社 キッチンペーパーパッケージおよびキッチンペーパー束
JP6477963B1 (ja) * 2018-08-29 2019-03-06 王子ホールディングス株式会社 キッチンペーパーパッケージおよびキッチンペーパー束

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JPS6368897U (ja) * 1986-10-23 1988-05-09

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