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JP2014194522A - 定着ベルト用基材、定着ベルト、定着装置、および、画像形成装置 - Google Patents

定着ベルト用基材、定着ベルト、定着装置、および、画像形成装置 Download PDF

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弘之 遠藤
Shigeru Fujita
滋 藤田
Yuzuru Kudo
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Yasuhide Fujiwara
康秀 藤原
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Abstract

【課題】耐久性に優れ、高速化に対応できる、画像形成装置用の定着ベルト用基体を提供する。
【解決手段】少なくとも、ニッケルにより構成されたニッケル層と、銅により構成された銅層と、が積層されて構成された定着ベルト用基材において、前記銅層のX線回折分析による、(200)結晶面のピーク強度と(111)結晶面のピーク強度との比から計算される、配向比I(200)/I(111)が0.1以下である定着ベルト用基材。
【選択図】図2

Description

本発明は、電子写真方式を用いた複写機、プリンタ、ファクシミリなどに用いられる定着ベルト用基材、定着ベルト、定着装置、および、画像形成装置に関する。
複写機、プリンタ、ファクシミリ等の電子写真技術を応用した画像形成装置において、ローラやベルトを加熱定着部品として、これを各種手段によって加熱し、トナー定着を行っている。ローラやベルトの基材としては、ニッケル電鋳法によって製造された、シームレスのニッケル電鋳皮膜が一般的に用いられている。
ここでトナー定着方式の一例について説明する。
図1に画像形成装置を、図2に図1の画像形成装置で用いられている定着装置を、そして、図3に図2の定着装置で用いられている定着ベルトの断面拡大図を、それぞれモデル的に示す。
図1に示すように画像データに応じてレーザ光13により、所定速度で回転するドラム状の像担持体(感光体)11の感光層(予め、帯電部によって帯電されている)に露光することにより静電潜像を形成させる。このとき、上記レーザ光13を、所定速度で回動するポリゴンミラーを用いて周期的に偏向し、副走査方向に回転する上記像担持体11の感光層を副走査方向と直交する主走査方向に繰り返し走査させて露光させる。
この例ではローラ形状の像担持体を用いる例を示したが、ローラ形状の回転体により縣架されるベルト形状の像担持体を用いることもできる。そのとき、転写ニップは、ローラ形状の回転体により縣架される部分のベルト形状の像担持体と転写ローラとの間に形成される。
次いで、像担持体11の感光層に形成した静電潜像を現像部14から現像ローラ14aを介して供給される粉体トナーによって顕像化してトナー画像を形成させる。その後、転写装置の転写バイアス電源30がトナーと逆極性の転写バイアス電圧を転写部(転写ローラ15)に印加される。この転写バイアス電圧により、上記トナー画像を、給紙部から給紙されて搬送ローラ20、21対から転写装置の転写ローラ7と像担持体1との間に形成される転写ニップへ向けて送り出された転写媒体P上に転写させる。その後、その転写媒体P上のトナー画像を定着装置(定着部)24によって予め調整された適正温度で加圧して定着させ、画像が定着された転写媒体Pを図示しない排紙部に排紙させる。
この定着装置の例24では、図2に示すように、中心部にハロゲンヒータ等の発熱部材1が設置された、円筒状ないし略円筒状の薄肉アルミニウム製の加熱パイプ2を有する。加熱パイプ2内には、加熱パイプ2内に設置されたステー3に固定された加圧用パッド4が設置されている。該加熱パイプ2の外周部には、内側に摺動層、外側に弾性層と離型層を形成したシームレスのニッケル電鋳製の定着ベルト5”が外挿されている。加熱パイプ2は定着ベルト5”を介して対向して加圧ローラ6が設置され、加圧パッド4によって定着ベルト5”を介して加圧ローラ6が接触している。図示しない加圧機構により、加圧パッド4は定着ローラ6方向に付勢されており(あるいは、図示しない加圧機構により、定着ローラ6が加圧パッド4方向に付勢されていてもよい)、定着ベルト5”と加圧ローラ6との間にニップ部が形成されている。定着装置24ではニップ部での加圧により、加圧ローラ6の回転につれて定着ベルト5が従動回転される。ニップ部にトナー画像が形成された転写媒体7が供給されると、転写媒体7は加圧、加熱されてそのトナー画像が定着されながらニップ部を通過する。
この定着ベルト5のモデル断面図を図3に示す。定着ベルトの基材は、ニッケル電鋳法により形成されたニッケル層51により形成されている。このニッケル層51に銅から構成された銅層が積層されて、熱伝導性を向上される技術が知られている。
無端ベルト状となった基材の内周には、ポリイミドまたはテトラフルオロエチレン・パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体(以下「PFA」とも云う)などの耐熱性樹脂により構成された摺動層54が積層されている。また、基材51の外周には、シリコーンゴムにより構成された弾性層52、および、テトラフルオロエチレン・パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体などのフッ素系樹脂により構成された離型層53が、この順で積層されている。
ニッケル電鋳法によって定着用ベルト基材を製造する方法としては次のような工程による。まず、表面を研磨し清浄化したステンレス製の円柱母型をニッケル電鋳浴へ浸漬して通電し、ニッケルを母型表面に析出させる。円柱母型を浴外に引き上げ、析出したニッケル電鋳皮膜を脱型する。上下をカットして必要な長さにする。
このような金属層を基材として用いた定着ベルトを有する定着装置、および、そのような定着装置を備えた画像形成装置において、高速化は常に求められる課題である。
しかしながら、高速化に取り組む過程で、定着ベルト用基材の耐久性不足が問題となってきた。すなわち、画像形成の高速化により、定着ベルトは従来よりもより高速で回転され、ニップ部で加圧されながら、より短い時間内での変形がくり回されることによって、金属疲労による亀裂等が発生する場合がある。
このような高速化の要求に対して、特許文献1では、定着ベルトの基材として内側からステンレス鋼、銅、ステンレス鋼の順に積層されて形成された定着ベルトが提案されている。ステンレス鋼と銅とが積層されたベルトは圧延等の塑性加工によって形成されるので、電鋳法と比較すると、厚さの均一性で劣り、不均一な加工歪も残留するため耐久性が不足する。
また、特許文献2では、ニッケル電鋳皮膜を定着ベルト用基材として、その結晶配向比I(200)/I(111)が80以上250以下の結晶配向性を有すると共に、炭素含有量が0.03〜0.10質量%である技術が開示されている。このようなニッケルの結晶配向比が耐久性に寄与するということであるが、ニッケルは熱伝導率が低いためにニッケル単層で定着ベルト用基材として用いた場合に、軸方向で熱の不均一が発生し、この問題は高速化を図ったときに画像欠陥などの問題を生じるとして顕著化する場合がある。
特許文献3では、ニッケル電鋳皮膜をシームレスベルト基材として、電鋳母型をニッケルのほかに周期表1族、6族、7族、8族から選ばれる少なくとも一種の金属元素を体積分率で10〜10000ppmの割合で含む電解液中に浸漬して電鋳法により製造し、ニッケルの結晶配向比I(200)/I(111)を5.0以上とする技術が開示されている。この技術は有機感光体に関するものであるために熱伝導性に対する配慮がなく、そのまま定着ベルト用基体として使用した場合は軸方向で熱の不均一が発生する場合が想定される。
本発明は、上述した課題に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、耐久性に優れ、高速化に対応できる定着ベルト用基体を提供することを課題とする。
本発明は、請求項1に記載の通り、少なくとも、ニッケルにより構成されたニッケル層と、銅により構成された銅層と、が積層されて構成された定着ベルト用基材において、前記銅層のX線回折分析による、(200)結晶面のピーク強度と(111)結晶面のピーク強度との比から計算される、配向比I(200)/I(111)が0.1以下であることを特徴とする定着ベルト用基材である
本発明に係る定着ベルト用基材は、銅層のX線回折分析による、(200)結晶面のピーク強度と(111)結晶面のピーク強度との比から計算される、配向比I(200)/I(111)が0.1以下である構成により、結晶面(111)に配向しているので、銅の層の亀裂発生を低減することができることから、熱伝導性と耐久性に優れ、高速化に対応できる。
図1は、本発明の実施例で用いる画像形成装置の一例を示すモデル図である。 図2は、図1の画像形成装置の定着装置を示すモデル図である。 図3は、従来技術に係る定着ベルトの断面を示すモデル断面図である。 図4は、本発明に係る定着ベルトの断面を示すモデル断面図である。 図5は、本発明に係る他の定着ベルトの断面を示すモデル断面図である。
本発明の定着ベルト用基材は、ニッケルにより構成されたニッケル層と、銅により構成された銅層と、が積層されて構成されている。
定着ベルト用基材の厚さとしては、10μm以上60μm以下であることが好ましい。定着ベルト用基材の厚さが薄すぎると定着ベルト用基材としての強度が足りなる場合があり、また、厚すぎるとベルトとしての柔軟性が低下する場合がある。より好ましい範囲は20μm以上50μm以下である。
このような定着ベルト用基材は、まず、ステンレスなどによる電鋳母型を用いて、ニッケル電鋳法により、ニッケルにより構成されたニッケル層を形成する。
定着ベルト用基材に主として強度を付与するニッケル層の厚さは、後述する銅層の厚さよりも厚いことが好ましい。ニッケル層が薄すぎると、定着ベルトとしたときに十分な耐久性が得られない場合がある。
電鋳されたニッケル層は母型から取り外し、必要に応じて洗浄し、次いで、銅電鋳を行う。
定着ベルト用基材に主として熱伝導性を付与する、銅により構成された銅層の厚さは、1μm以上であることが好ましい。銅層が薄すぎると、定着ベルトとして十分な熱伝導性を得られない場合がある。より好ましくは5μm以上である。
本発明において、銅層のX線回折分析による、(200)結晶面のピーク強度と(111)結晶面のピーク強度との比から計算される、配向比I(200)/I(111)が0.1以下であることが必要である。0.1超であると、十分な耐久性を有する定着ベルトを得ることができない。
すなわち、本発明者等の詳細な検討によれば、銅層とニッケル層とが積層されてなる定着ベルト用基材を用いた定着ベルトでは、銅層から亀裂が発生して破断に至る。しかし、上記特定の配向比とすることにより、銅層の耐久性を著しく向上させることができ、その結果、耐久性に優れた定着ベルトを得ることができる。
このような銅層は、例えば次のようにして電鋳法によって得られる。
使用する銅電鋳浴として硫酸銅と硫酸とから構成された単純な銅電鋳浴を用いる。すなわち、硫酸銅(II)五水和物CuSO4・5H2Oが60〜100g/L(リットル)、硫酸H2SO4が180〜220g/Lの水溶液を電鋳浴として用いる。電鋳時の浴温度は55±3℃に調整し、母型を回転させながら,1〜5A/dm2の通電で行うことで、上記のような配向比I(200)/I(111)が0.1以下の銅層を設けることができる。
ここで、一般的な銅めっき浴に含まれている、ゼラチン(光沢度調整用)や塩酸(光沢度調整用)を添加すると本発明の効果が得られない場合がある。
このように、ニッケルにより構成されたニッケル層と、銅により構成された銅層と、が積層された電鋳品をそのまま、基材として用いてもよい。しかし、このままの状態で保管した場合、銅層表面が酸化されて、定着ベルト加工時での接着性が低下し、十分な耐久性が得られない場合がある。
ここで、銅層の、ニッケル層が積層されている面とは反対の面に、保護層を設けることにより上記問題を解決することができる。
保護層としては、定着ベルトへの加工時に容易に引きはがすことができる、引きはがし可能な樹脂フィルム等を設けて加工までの期間での酸化を防止させてもよい。あるいは、ポリイミド,ポリアミドイミドなどの耐熱性樹脂層を設け、この耐熱性樹脂層が積層された状態のまま、定着ベルトに加工してもよい。
さらに、保護層としては、ニッケルにより構成された保護層を設けることもできる。この場合、ニッケル層は酸化されにくく、かつ、このニッケルにより構成された保護層による保護により銅層の酸化を防止できる。その結果、定着ベルトとしての使用時の銅層での亀裂発生をより低減させることができるので、高耐久の定着ベルトを得ることができる。このニッケル層は電鋳法で形成することができ、そのときには上記で用いた設備および電鋳浴をそのまま用いることができる。保護層としてニッケル層を設けるときには、その厚さは、定着ベルト用基材の柔軟性を損なわず、かつ、銅層への空気の接触を防止できればよく、例えば0.5μm以上5μm以下とする。
ここで、本発明の定着ベルト用基材は、上記のような2層構成とした後、必要に応じて銅層あるいは保護層が外周側となるように無端ベルト形状に形成し、その後、従来の定着ベルト同様に定着ベルトを得ることができる。
具体的には、銅層(保護層)が外周側となるように無限ベルト形状に形成された定着ベルト用基材の外周側に、弾性層および離型層をこの順で積層する。
図4に、本発明に係る定着ベルトの例5のモデル断面図を示す。定着ベルト用基材40は、ニッケル層41、銅層42、および、ニッケルにより形成された保護層43がこの順で積層されて形成されている。そして、その銅層42側(保護層43側)に、弾性層44と離型層45とがこの順で積層されている。また、ニッケル層41側(定着ベルト用基材40の内周側)には、摺動層46が積層されている。
また、図5に、本発明に係る定着ベルトの他の例5’のモデル断面図を示す。定着ベルト用基材40’は、ニッケル層41、および、銅層42が積層されて形成されている。そして、その銅層42側に、弾性層44と離型層45とがこの順で積層されている。また、ニッケル層41側(定着ベルト用基材40’の内周側)には、摺動層46が積層されている。
ここで、弾性層44により、定着ベルトは画像定着時に画像記録紙やトナーにより形成される凹凸に追従することができ、安定した画像定着が可能となる。このような弾性層は、例えばシリコーンゴムを厚さ100μm以上200μm以下となるように積層して形成する。シリコーンゴムを用いることにより定着ベルトとしたときに求められる十分な耐熱性を得ることができる。弾性層の厚さが薄すぎると、画像定着時に画像記録紙やトナーにより形成される凹凸に追従することができず、定着不良となる場合があり、厚すぎると定着のための熱伝達性能が悪くなり部分的に定着不良となる場合がある。より好ましい厚さとしては100μm以上150μm以下である。
また、離型層の存在によって、定着ベルトの表面にトナーやその他の汚れの付着を防止することができるので、長期間にわたって定着ベルトの機能を維持できる。このような離型層としては、例えば、PFAを厚さ5μm以上40μm以下となるように積層して形成する。離型層の厚さが薄すぎると、離型層に穴やひび割れなどの欠陥が生じてしまい、耐久性が不足する場合がある。厚すぎると定着のための熱伝達性能が悪くなることや画像定着時に画像記録紙やトナーにより形成される凹凸に追従することができなくなり、定着不良となる場合がある。より好ましい厚さとしては5μm以上10μm以下である。
なお、上述の様に、定着ベルト5および5’では、それらの内周に摺動層46が設けられている。摺動層46は、図2に示す定着装置24の定着ベルトとして用いられたときに、加圧用パッド4とに接して、かつ、転写媒体および加圧ローラの動きに追随して定着ベルトが回転できるようにする機能を有する。
このような摺動層は、定着ベルト用基材の内周面に、摺動性が良好なポリイミドまたはPFAからなる層を厚さが5μm以上30μm以下となるように積層して形成する。摺動層の厚さが薄すぎると、磨耗により比較的短期に基材が露出し、耐久性が不足する場合があり、厚すぎると定着のための熱伝達性能が悪くなり定着不良となる場合がある。より好ましい厚さとしては10μm以上20μm以下である。
上記のような層構造とした後、必要に応じて所定の長さとなるように切断する。本発明の定着ベルト用基材の両端面は、その表面粗さ評価時の最大断面高さRtを2μm以下とすることが好ましい。このような構成により、定着ベルトの破断の起点となる可能性の高い箇所をなくし、その結果、耐久性の良好な定着ベルトを得ることができる。このような最大断面高さRtを得るためには、例えば、定着ベルトの両端面部を切断してから研磨紙や弾性砥石を使用して研磨を施す。
このようにして得た本発明の定着ベルトは、例えば図2に示した定着装置を有する、例えば図1に示した画像形成装置に組み込んで用いることができる。また、その他の構成の定着装置、例えば、図2に示した定着装置24と異なり、加熱パイプ2がないタイプの定着装置でも好適に用いることができる。そのような定着装置では、発熱部材が定着ベルトを直接加熱し、その定着ベルトの熱によりニップ部でトナーが加熱される。
以上、本発明について、好ましい実施形態を挙げて説明したが、本発明の定着ベルト用基材、定着ベルト、定着装置、および、画像形成装置は上記実施形態の構成に限定されるものではない。
当業者は、従来公知の知見に従い、本発明の定着ベルト用基材、定着ベルト、定着装置、および、画像形成装置を適宜改変することができる。このような改変によってもなお本発明の定着ベルト用基材、定着ベルト、定着装置、および、画像形成装置の構成を具備する限り、もちろん、本発明の範疇に含まれるものである。
<本発明に係る定着ベルト用基材1>
ニッケル層、銅層、ニッケルにより構成された保護層の3層構造の定着ベルト用基材(図4における定着ベルト用基材40に相当)を、3種、銅層の形成条件を変えて作製した。
まず、電鋳法によって定着ベルト用基材を作製した。
電鋳に使用する母型は、ステンレス製(SUS316)で、電鋳に用いられる部分は太さが30mmの円柱状である。その表面は、電鋳皮膜の剥離・脱型が容易となるように、表面粗さ(心線平均粗さ)Raが0.02μm以下になるように表面加工されている。上記の母型と、この母型と相対する位置にアノードと、を電鋳槽内に設置した。
用いた電鋳浴は、ニッケル塩として引張り応力側になりづらく高速電鋳が可能なスルファミン酸ニッケルを525g/L、pH緩衝剤としてほう酸を33g/L、ニッケルハロゲン化物として低応力の臭化ニッケルを3g/Lを基本の浴組成とした。その他の添加剤としては以下のようにした。ピット防止剤としてドデシル硫酸ナトリウムを0.02g/L。1次光沢剤としてp−トルエンスルホンアミドを0.08g/L。2次光沢剤として2−ブチン−1、4−ジオールを0.1g/L。電鋳皮膜の耐熱性向上のためにホスフィン酸ナトリウム(次亜りん酸ナトリウム)を0.2g/L。
電鋳浴のpHは4、電鋳時の浴温度は55±3℃に調整した。
母型をその円柱の軸を中心にして回転させながら、電流密度を3A/dm2として通電し、厚さが30μmのニッケル層を形成した。その後、表面にニッケル層が形成された母型を電鋳槽から引き上げ、水により洗浄した。
次いで、銅電鋳をおこなった。使用した銅電鋳浴は、硫酸銅(II)五水和物が80g/Lの濃度で、硫酸が200g/Lの濃度で、それぞれ添加された水溶液である。電鋳時の浴温度は55±3℃に調整し、母型を回転させながら、電流密度を3〜5A/dm2の範囲で異なる3条件で通電し、厚さが10μmの銅層を形成した。その後、母型を電鋳槽から引き上げ、水により洗浄し、乾燥させた。
これら3種の中間品について、その銅層の表面からX線回折分析を行って(200)結晶面のピーク強度と(111)結晶面のピーク強度とを測定し、これらの比から計算される、配向比I(200)/I(111)(以降、「配向比」とも云う)を算出した。結果を表1に示す。また、X線回折分析の条件を表2に示した。
Figure 2014194522
Figure 2014194522
その後、上記でのニッケル層形成と同様にして、ただし、層厚が1μmの、ニッケルにより構成された保護層を形成した。
保護層形成後、表面に定着ベルト用基材が形成された母型を冷水中に浸漬し、熱膨張差により母型と定着ベルト用基材と間に隙間を生じさせて母型から定着ベルト用基材を脱型させ、3種の本発明に係る定着ベルト用基材1((1)〜(3))を得た。
<本発明に係る定着ベルト用基材2>
上記定着ベルト用基材1(2)と同様にして、但し、保護層を設けずに、すなわち、ニッケル層と銅層との2層構造の定着ベルト用基材(図5における定着ベルト用基材40’に相当)を作製した。このとき、(200)結晶面のピーク強度と(111)結晶面のピーク強度との比から計算される、銅層の配向比I(200)/I(111)を表1に併せて示した。
<本発明に係る定着ベルト用基材3>
上記定着ベルト用基材1(3)と同様にして、但し、ニッケル層と銅層の厚さをともに20μmとして、すなわち、ニッケル層、銅層、保護層の3層構造の定着ベルト用基材を作製した。このときの銅層の配向比I(200)/I(111)を表1に併せて示した。
<比較例1の定着ベルト用基材>
上記実施例の定着ベルト用基材1(1)と同様にして、但し、銅電鋳浴に光沢剤であるゼラチンを10ppmの濃度となるように添加して、3層構造の定着ベルト用基材を作製した。このときの銅層の配向比I(200)/I(111)を表1に併せて示した。
<比較例2の定着ベルト用基材>
上記実施例の定着ベルト用基材1(1)および1(2)と同様にして、但し、銅電鋳浴に光沢剤である塩酸を60ppmの濃度となるように添加して、3層構造の定着ベルト用基材をそれぞれ作製した。比較例2の定着ベルト用基材2(1)および2(2)である。このときの銅層の配向比I(200)/I(111)を表1に併せて示した。
<比較例3の定着ベルト用基材>
上記定着ベルト用基材1(2)および1(3)と同様にして、但し、銅電鋳浴にゼラチンを10ppm、塩酸を60ppmの濃度となるように、それぞれ添加して、3層構造の定着ベルト用基材(比較例2の定着ベルト用基材3(1)および3(2))をそれぞれ作製した。このときの銅層の配向比I(200)/I(111)を表1に併せて示した。
<定着ベルトの作製>
上記10種類の定着ベルト用基材を用いて、定着ベルトを作製した。
それぞれの定着ベルト用基材の外周、すなわち、銅層(あるいは保護層)側に弾性層として厚さ120μmのシリコーンゴム層(弾性層)を、スプレー塗装工法によりプリカーサ剤を塗布し、その後150℃で2時間、加熱処理して設けた。ついで離型層として厚さ10μmのPFA層(離型層)を、プリカーサ剤をスプレー塗装工法により塗布し、その後340℃で2時間、加熱処理して設けた。
<定着ベルトの作製>
さらに、定着ベルト用基材の内周面に厚さ15μmのポリイミド層(潤滑層)を塗布し、その後、200℃、30分間、加熱処理して設けた。
次いでこれら中間体の両端の不要部を切断し、その後、研磨紙を弾性体に巻きつけて構成した工具により研磨を施し、定着ベルト用基材部分の両端面の表面粗さ評価時の最大断面高さRtを2μm以下の、長さが370mmの定着ベルトをそれぞれ得た。
<定着ベルトの評価>
上記で得た、計10種類の定着ベルトの評価を行った。
図1にモデル的に示す画像形成装置の定着装置に、それぞれ定着ベルトとして取り付け、同条件でA4版40万枚の定着操作(用紙はその短辺方向に供給)をおこなった。このとき、定着ベルトの亀裂発生の有無、あるいは、破断の有無を調べた。定着操作中に亀裂発生、あるいは、破断が生じたときには、そのときまでの処理枚数(1万枚単位)を調べた。結果を表1に併せて示す。
表1から、X線回折分析による、配向比I(200)/I(111)が0.1以下である本発明に係る定着ベルト用基材を用いた定着ベルトは、優れた耐久性を有することが理解される。また、これら本発明に係る定着ベルトでは、定着むらの発生がなく、得られた画像はベタ画像においても全体が均一状態であると良好で、銅層による、高い温度むらの発生防止効果が確認された。
なお、上記、着ベルト用基材1(2)と同様にして作製した定着ベルト用基材を用い、上記同様に弾性層、離型層、および、潤滑層を形成し、両端の切断後の端面の研磨を行わずに作製した定着ベルトを作製した。その定着ベルト用基材部分の両端面の表面粗さ評価時の最大断面高さRtは2.2μmであり、この定着ベルトを上記同様に評価したところ、35万枚の定着動作で破断が生じた。
1 発熱部材
2 加熱パイプ
3 ステー
4 加圧用パッド
5、5’ 本発明に係る定着ベルトの例
5” 従来技術に係る定着ベルト
6 加圧ローラ
11 像担持体
13 レーザ光
14 現像部
14a 現像ローラ
15 転写ローラ
20、21 搬送ローラ
24 定着装置
40、40’ 定着ベルト用基材
41 ニッケル層
42 銅層
43 保護層
44 弾性層
45 離型層
46 摺動層
P 記録媒体
特開2010−217347号公報 特開2004‐183034号公報 特開2006−84718号公報

Claims (8)

  1. 少なくとも、ニッケルにより構成されたニッケル層と、銅により構成された銅層と、が積層されて構成された定着ベルト用基材において、
    前記銅層のX線回折分析による、(200)結晶面のピーク強度と(111)結晶面のピーク強度との比から計算される、配向比I(200)/I(111)が0.1以下であることを特徴とする定着ベルト用基材。
  2. 前記銅層の、前記ニッケル層が積層されている面とは反対の面に、保護層が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の定着ベルト用基材。
  3. 前記保護層がニッケルにより構成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の定着ベルト用基材。
  4. 前記定着ベルト用基材の厚さが20μm以上50μm以下であり、かつ、前記ニッケル層の厚さが、前記銅層の厚さよりも厚いことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の定着ベルト用基材。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の定着ベルト用基材を有する定着ベルトであって、
    定着ベルト用基材が、前記銅層側が外周となる無端ベルト形状とされており、かつ、
    前記定着ベルト用基材の前記外周側に、弾性層および離型層がこの順で積層されていることを特徴とする定着ベルト。
  6. 前記定着ベルト用基材の両端面の表面粗さ評価時の最大断面高さRtが2μm以下であることを特徴とする請求項5に記載の定着ベルト。
  7. 請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の定着ベルト用基材を有することを特徴とする定着装置。
  8. 請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の定着ベルト用基材を有することを特徴とする画像形成装置。
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