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JP2006262197A - 位相制御回路 - Google Patents

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JP2006262197A
JP2006262197A JP2005078002A JP2005078002A JP2006262197A JP 2006262197 A JP2006262197 A JP 2006262197A JP 2005078002 A JP2005078002 A JP 2005078002A JP 2005078002 A JP2005078002 A JP 2005078002A JP 2006262197 A JP2006262197 A JP 2006262197A
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Abstract

【課題】 本発明は、デジタルコードに対する位相変化の線形性を改善した位相制御回路を提供することを目的とする。
【解決手段】 位相制御回路は、第1のクロック信号の電流を流すよう機能する第1の端子と、第1の端子に結合される第1の複数のスイッチ回路と、第1の複数のスイッチ回路にそれぞれ結合される第1の複数の電流源と、第2のクロック信号の電流を流すよう機能する第2の端子と、第2の端子に結合される第2の複数のスイッチ回路と、第2の複数のスイッチ回路にそれぞれ結合される第2の複数の電流源とを含み、第1のクロック信号と第2のクロック信号とを重ね合わせるように第1の端子と第2の端子とが互いに結合されており、第1の複数の電流源のそれぞれの供給電流量のうち少なくとも1つが他とは異なり、第2の複数の電流源のそれぞれの供給電流量のうち少なくとも1つが他とは異なることを特徴とする。
【選択図】 図5

Description

本発明は、一般に信号の位相を制御する回路に関し、詳しくは複数のクロック信号を組み合わせることにより所望の位相のクロック信号を生成する位相制御回路に関する。
システムの性能を向上させるためには、プロセッサやメモリ等の各構成要素の速度を向上させるだけではなく、各構成要素であるチップ間の信号伝送速度を向上させる必要がある。信号伝送を高速化するためには、信号を受信する回路が信号に対して正確なタイミングで動作することが必要である。
高速シリアル通信においては、通信線の本数を削減するために、通信データと別の信号としてクロック信号を送信しない構成が用いられる。データ受信部においては、送信側から伝送されてきた通信データを正しく受信するために、まず受信した通信データのデータストリームに基づいてクロック信号を復元し、この復元したクロックに同期してデータを取り込むことでデータを復元する。このようにしてクロック信号及びデータ信号を復元する回路をクロックデータ復元回路(Clock and Data Recovery Circuit)と呼ぶ。
図1は、クロックデータ復元回路を用いた従来の受信器の構成を示す構成図である。図1の受信器10は、アンプ11、サンプラ12、デマルチプレクサ13、デジタルフィルタ14、及び多相クロック生成器15を含む。
アンプ11は、送信側から伝送されたデータを受け取り増幅する。アンプ11により増幅された受信データは、サンプラ12に供給される。サンプラ12は、多相クロック生成器15から供給される同一周波数で異なる位相を有する複数のクロック信号(多相クロック信号)に同期して、アンプ11から供給される受信データをサンプリングする。図1の例では受信データが多重化されている場合を想定してあり、サンプラ12により異なる位相でサンプリングされたデータは、デマルチプレクサ13によりデータ分離される。
上記のようにして異なる位相でサンプルされたデータは、多相クロック生成器15により生成される多相クロック信号のそれぞれの位相に応じた値となる。デジタルフィルタ14が、これらのサンプルされたデータをフィルタリング処理し、多相クロック生成器15が生成する多相クロック信号と受信データ信号とのタイミング関係に応じたデジタルコードを生成する。
多相クロック生成器15は内部クロック信号を入力とし、この内部クロック信号に基づいて、同一周波数で異なる位相を有する複数のクロック信号を生成する。この際、デジタルフィルタ14から供給されるデジタルコードに応じて、これら複数のクロック信号の位相を調整する。これにより、受信データのタイミングに合ったクロック信号によりデータを取り込むことが可能となる。
図2は、多相クロック生成器15の構成の一例を示す図である。図2の多相クロック生成器15は、多相クロック生成部21、位相制御回路22、及び遅延素子列23を含む。
多相クロック生成部21は、入力される内部クロック信号Clkに基づいて、例えば図示されるようなクロック周期Tに対してT/kの遅延を有する素子列により、異なる位相を有するk個の信号を生成する。一周期を正確にk分割するためには、PLL(Phase Locked Loop)やDLL(Delay
Locked Loop)等が用いられる。
位相制御回路22は、多相クロック生成部21が生成した多相クロックを、それぞれ異なる重み付けで足し合わせることにより、入力デジタルコードが指示する位相を有するクロック信号を生成する。位相制御回路22は例えばミキサ回路により構成される。ミキサ回路は、例えば0°の位相を有する正弦波と90°の位相を有する正弦波とを、それぞれ異なる重み付け(振幅)で足し合わせることにより、0°から90°の間の任意の位相の正弦波を生成することができる。
このようにして位相制御回路22が生成した所望の位相を有するクロック信号は、遅延素子列23に供給される。遅延素子列23は、位相制御回路22から供給される位相調整されたクロック信号に基づいて、クロック周期Tに対してT/lの遅延を有する素子列により、複数の異なる位相を有するl個の信号を生成する。
図3は、多相クロック信号を生成する過程を示す信号波形図である。図3の(a)には入力データが示される。(b)に示される0°の位相を有するクロック信号Clkaと、(c)に示される90°の位相を有するクロック信号Clkbとが、図2の位相制御回路22に供給される。位相制御回路22は、クロック信号Clkaとクロック信号Clkbとを合成することで、0°から90°の間で所望の位相を有するクロック信号を生成する。このようにして生成された所望の位相を有するクロック信号が、(d)に位相調整クロック信号として示される。
(d)に示す位相調整クロック信号に基づいて、(e)に示す多相クロック信号が生成される。この例においては、0°、90°、180°、270°の4つの異なる位相を有する多相クロック信号が生成される。この多相クロック信号がサンプラ12(図1)に供給されて、入力データをそれぞれのクロック信号によりサンプルする。
位相制御回路22としてミキサ回路を用いた構成において、ミキサ回路の動作は以下のようにして説明される。入力クロック信号を正弦波として、0°の位相を有するクロック信号Clkaと90°の位相を有するクロック信号Clkbとは、
Clka=Asin(t)
Clkb=Bsin(t−π/2)
と表される。ここでクロック信号Clkaの振幅はAであり、クロック信号Clkbの振幅はBである。ミキサ回路は、複数の正弦波電流信号を足し合わせることにより、1つの正弦波信号を生成する。上記のクロック信号Clkaとクロック信号Clkbとを足し合わせると、
Clka+Clkb=(A+B1/2sin(t−φ) (1)
φ=tan−1(B/A) (2)
が得られる。
従来のミキサ回路では、基準電流をIrとして、振幅AはIr・(1−m/n)、振幅BはIr・(m/n)としている。即ち振幅A及び振幅Bは、振幅変化のステップ幅をIr/nとして、mに応じて線形に減少及び増加する関数となっている。mをゼロからnまで1ずつ増やしていくことにより、振幅Aが線形に減り且つ振幅Bが線形に増え、位相を0°から90°まで徐々に増やしていくことができる。この値mが、上記のデジタルコードに相当する。
このように従来のミキサ回路では、入力となる正弦波の振幅A及びBを線形に変化させている。この場合、上記式(2)で表される位相φは、線形には変化しない。
図4は、デジタルコードに対する位相の値を示した図である。図4では、位相0から位相π/2までの区間をデジタルコード0から16に割当てて、各デジタルコードに対する式(2)で表される位相の値をプロットしたものである。図示される階段状の特性が、デジタルコードの段階的な変化に応じて位相が段階的に線形変化するとした理想的な場合を示す。一点鎖線の直線は、デジタルコードのステップを更に細かくしたときに、位相が線形に変化する理想的な場合の様子を示すものである。
実際には、上記式(2)で表される位相φは、点線で示されるようなS字カーブの特性となる。即ち、位相の変化範囲の中心付近(この例ではπ/4付近)で、デジタルコードの変化に対する位相の変化率が最大となる。また位相の変化範囲の端の付近(0付近及びπ/2付近)では、デジタルコードの変化に対する位相の変化率が最小となる。即ち、Aが8/16から7/16に変化しBが8/16から9/16に変化するときの位相φの変化は比較的大きいが、例えばAが16/16から15/16に変化しBが0/16から1/16に変化するときの位相φの変化は比較的小さい。これは、複素平面で振幅A及び振幅Bを有する互いに直交する2つのフェーザーの加算を図示すれば、直観的に理解することができる。
上述のように、デジタルコードの変化に対する位相の変化量は一定でなく、位相の値により異なる量となる。このように変化量が比較的大きい場合と比較的小さい場合とがあると、変化量が大きい場合にクロック信号のジッタが大きくなるという問題がある。即ち、プロセスばらつきや雑音等によりデジタルコードが揺らいだときに、位相制御回路22が生成する位相調整クロック信号の位相に揺らぎ(ジッタ)が発生する。位相の位置によってはこのジッタの大きさはクロック信号の理想の位相ステップよりも大きなものとなり、クロック復元動作更にはデータ復元動作のエラーにつながる可能性がある。
特開2003−8555号公報
以上を鑑みて本発明は、デジタルコードに対する位相変化の線形性を改善した位相制御回路を提供することを目的とする。
本発明による位相制御回路は、第1のクロック信号の電流を流すよう機能する第1の端子と、該第1の端子に結合される第1の複数のスイッチ回路と、該第1の複数のスイッチ回路にそれぞれ結合される第1の複数の電流源と、第2のクロック信号の電流を流すよう機能する第2の端子と、該第2の端子に結合される第2の複数のスイッチ回路と、該第2の複数のスイッチ回路にそれぞれ結合される第2の複数の電流源とを含み、該第1のクロック信号と該第2のクロック信号とを重ね合わせるように該第1の端子と該第2の端子とが互いに結合されており、該第1の複数の電流源のそれぞれの供給電流量のうち少なくとも1つが他とは異なり、該第2の複数の電流源のそれぞれの供給電流量のうち少なくとも1つが他とは異なることを特徴とする。
本発明の少なくとも1つの実施例によれば、ミキサ回路に設けられた複数の電流源の供給電流量をそれぞれ固有の量に設定している。従って、スイッチ回路の短絡及び開放状態を制御して出力クロック信号の位相を変化させる際に、スイッチ回路の状態変化に応じたクロック信号の電流変化量を所望の量に設定することができ、ひいては出力クロック信号の位相の変化量を所望の値に設定することができる。これにより、デジタルコードの変化に対する位相変化の線形性を従来技術の場合と比較して改善し、位相の値に依存することのない一定の位相変化を実現することが可能となる。
以下に本発明の実施例を添付の図面を用いて詳細に説明する。
図5は、本発明による位相制御回路の構成の一例を示す図である。
図5の位相制御回路30は、NMOSトランジスタ31乃至34、電流源35−1乃至35−n、電流源36−1乃至36−n、スイッチ37−1乃至37−n、スイッチ38−1乃至38−n、及び抵抗R1及びR2を含む。
NMOSトランジスタ31のゲート端子には正弦波信号Clkaが供給され、NMOSトランジスタ32のゲート端子には正弦波信号Clkaxが供給される。NMOSトランジスタ33のゲート端子には正弦波信号Clkbが供給され、NMOSトランジスタ34のゲート端子には正弦波信号Clkbxが供給される。信号Clkaは基準の位相として0°の位相を有するクロック信号であり、信号Clkaxは信号Clkaの相補信号であり180°の位相を有する。また信号Clkbは90°の位相を有するクロック信号であり、信号Clkbxは信号Clkbの相補信号であり270°の位相を有する。
0°位相の信号Clkaと90°位相の信号Clkbとを重み付けして足し合わせることで、出力信号Clkoが生成される。また180°位相の信号Clkaxと270°位相の信号Clkbxとを重み付けして足し合わせることで、出力信号Clkoの相補信号である出力信号Clkoxが生成される。
0°位相の信号Clkaの重みは電流源35−1乃至35−nに流れる電流値I1に略比例し、また90°位相の信号Clkbの重みは電流源36−1乃至36−nに流れる電流値I2に略比例する。従って、出力信号Clkoは電流値I1と電流値I2との比率に応じた位相を有する正弦波として出力される。同様にして、出力信号Clkoの相補信号である出力信号Clkoxが出力される。
スイッチ37−1乃至37−nはNMOSトランジスタで構成され、そのゲート端子にはデジタル信号S0乃至Snが供給される。またスイッチ38−1乃至38−nはNMOSトランジスタで構成され、そのゲート端子にはデジタル信号S0x乃至Snxが供給される。ここでデジタル信号S0x乃至Snxはそれぞれデジタル信号S0乃至Snの相補信号である。
デジタル信号S0乃至Snに応じて、スイッチ37−1乃至37−nのうち所望の個数のスイッチを導通状態とする。これにより、それぞれ固有の電流値を有する電流源35−1乃至35−nのうちで所望の個数の電流源をNMOSトランジスタ31及び32に接続し、この個数に応じた重みを信号Clka及びClkaxに与えることができる。
同様に、デジタル信号S0x乃至Snxに応じて、スイッチ38−1乃至38−nのうち所望の個数のスイッチを導通状態とする。これにより、それぞれ固有の電流値を有する電流源36−1乃至36−nのうちで所望の個数の電流源をNMOSトランジスタ33及び34に接続し、この個数に応じた重みを信号Clkb及びClkbxに与えることができる。
具体的には、デジタル信号S0乃至Snのうちの下位m個の信号S0乃至Smを“0”とすることで、下位m個のスイッチ37−1乃至37−mを非導通とする。このとき残りのスイッチ37−m+1乃至37−nは導通状態である。またデジタル信号S0x乃至Snxのうちの下位m個の信号S0x乃至Smxを“1”とすることで、下位m個のスイッチ38−1乃至38−mを導通とする。このとき残りのスイッチ38−m+1乃至38−nは非導通状態である。
この値mの変化が前述したデジタルコードの変化に相当する。即ち、mをゼロからnまで1ずつ増やしていくと、クロック信号Clkaの振幅が減り且つクロック信号Clkbの振幅が増え、位相が0°から90°まで徐々に増えていくことになる。
図5に示す本発明の位相制御回路30は、図2で説明した従来技術の位相制御回路22と、回路構成としては同一の回路構成である。但し従来技術の位相制御回路22においては、複数の電流源の各々の電流値は互いに等しいが、本発明の位相制御回路30においては、複数の電流源35−1乃至35−n及び複数の電流源36−1乃至36−nの電流値はそれぞれ固有の値を有する。これは、電流源35−1乃至35−n及び電流源36−1乃至36−nを構成するNMOSトランジスタのゲート幅Wを、それぞれ固有の値に設定することで実現してよい。電流源35−1乃至35−nの電流値はそれぞれ異なってよいが、全てが互いに異なることは必要条件では無い。
スイッチ37−1乃至37−nに対応する電流源35−1乃至35−nの電流量をそれぞれIS0乃至ISnとし、スイッチ38−1乃至38−nに対応する電流源36−1乃至36−nの電流量をそれぞれIS0x乃至ISnxとする。このとき本発明の第1の実施例においては、各電流量について、
IS0>IS1>・・・>IS(n/2)<・・・<IS(n-1)<ISn
IS0x>IS1x>・・・>IS(n/2)x<・・・<IS(n-1)x<ISnx
が満たされるように電流源が構成される。
図6は、本発明の構成においてデジタルコードに対する各クロック信号の電流値を示した図である。図6に示されるように、破線で示されるクロック信号Clkaの電流量は、デジタルコードmが増加するにつれて、n・Ir(Ir:電流源の電流値の平均)から減少していく。この際の減少率、即ちデジタルコードmの1ステップの変化に対応する電流値の変化量は、位相の変化範囲の中心付近(n/2付近)においては、従来の線形な電流変化の量よりも小さく設定される。従って、従来に比べてデジタルコードの変化に対する位相の変化が抑制される。また位相の変化範囲の端の付近(0付近及びn付近)では、デジタルコードmの1ステップの変化に対応する電流値の変化量は、従来の線形な電流変化の量よりも大きく設定される。従って、デジタルコードの変化に対する位相の変化が増進される。
点線で示されるクロック信号Clkbの電流量は、デジタルコードmが増加するにつれて、ゼロから増加していく。この際の増加率、即ちデジタルコードmの1ステップの変化に対応する電流値の変化量は、位相の変化範囲の中心付近(n/2付近)では、従来の線形な電流変化の量よりも小さく設定される。従って、従来に比べてデジタルコードの変化に対する位相の変化が抑制される。また位相の変化範囲の端の付近(0付近及びn付近)では、デジタルコードmの1ステップの変化に対応する電流値の変化量は、従来の線形な電流変化の量よりも大きく設定される。従って、デジタルコードの変化に対する位相の変化が増進される。
図7は、デジタルコードに対する位相の値を示した図である。図7では、位相0から位相π/2までの区間をデジタルコード0から16に割当ててある。図示される階段状の特性が、デジタルコードの段階的な変化に応じて位相が段階的に線形変化するとした理想的な場合を示す。一点鎖線の直線は、デジタルコードのステップを更に細かくしたときに、位相が線形に変化する理想的な場合の様子を示すものである。
従来技術の構成では、位相φは、点線で示されるようなS字カーブの特性となる。即ち、位相の変化範囲の中心付近(この例ではπ/4付近)で、デジタルコードの変化に対する位相の変化率が最大となる。また位相の変化範囲の端の付近(0付近及びπ/2付近)では、デジタルコードの変化に対する位相の変化率が最小となる。
本発明では上述のように、デジタルコードmの1ステップの変化に対応する電流値の変化量が、位相の変化範囲の中心付近(π/4付近)で従来の構成の場合の変化量よりも小さく設定される。従って、点線で示されるS字カーブの中心付近の傾きが小さくなるように補正が加えられていることになる。また位相の変化範囲の端の付近(0付近及びπ/2付近)では、デジタルコードmの1ステップの変化に対応する電流値の変化量が、従来の構成の場合の変化量よりも大きく設定される。従って、点線で示されるS字カーブの両端付近の傾きが大きくなるように補正が加えられていることになる。
このように点線で示されるS字カーブの特性に補正が加えられることにより、本発明においては、図7において矢印で示すような方向にS字カーブが湾曲されて、位相が線形に変化する理想的な特性(一点鎖線)により近づくことになる。従って、デジタルコードに対する位相変化の線形性を従来技術の場合と比較して改善し、位相の値に依存することのない一定の位相変化を実現することが可能となる。
以上説明した本発明の第1の実施例では、位相の変化範囲の中心に対応する電流源について、その電流量が最小となるように設定した。以下に説明する第2の実施例では、位相の変化範囲の一方の端に対応する電流源について、その電流量が最小となるように設定し、他方の端に対応する電流源について、その電流量が最大となるように設定する構成について説明する。
スイッチ37−1乃至37−nに対応する電流源35−1乃至35−nの電流量をそれぞれIS0乃至ISnとし、スイッチ38−1乃至38−nに対応する電流源36−1乃至36−nの電流量をそれぞれIS0x乃至ISnxとする。このとき本発明の第2の実施例においては、各電流量について、
IS0<IS1<・・・<IS(n/2)<・・・<IS(n-1)<ISn
IS0x>IS1x>・・・>IS(n/2)x>・・・>IS(n-1)x>ISnx
が満たされるように電流源が構成される。
図8は、本発明の構成においてデジタルコードに対する各クロック信号の電流値を示した図である。図8に示されるように、破線で示されるクロック信号Clkaの電流量は、デジタルコードmが増加するにつれて、n・Ir(Ir:電流源の電流値の平均)から減少していく。この際の減少率、即ちデジタルコードmの1ステップの変化に対応する電流値の変化量は、mが0の位置において最も小さく、mの増加とともに増大していく。
点線で示されるクロック信号Clkbの電流量は、デジタルコードmが増加するにつれて、ゼロから増加していく。この際の増加率、即ちデジタルコードmの1ステップの変化に対応する電流値の変化量は、mが0の位置において最も大きく、mの増加とともに減少していく。
図9は、デジタルコードに対する位相の値を示した図である。図9では、位相0から位相π/2までの区間をデジタルコード0から16に割当ててある。
従来技術の構成では、位相φは点線で示されるようなS字カーブの特性となる。図7に示す第1の実施例の場合と同様に、第2の実施例においても、図7において矢印で示すような方向にS字カーブが湾曲されて、位相が線形に変化する理想的な特性(一点鎖線)により近づく。従って、デジタルコードに対する位相変化の線形性を従来技術の場合と比較して改善して、位相の値に依存することのない一定の位相変化を実現することが可能となる。
更に第2の実施例においては、位相調整後の信号の振幅(A+B1/2が第1の実施例の場合の振幅と比較して、より一定値に近くなっている。図9において、M1が第1の実施例の場合の位相調整後の信号の振幅であり、M2が第2の実施例の場合の位相調整後の信号の振幅である。図9に示されるように、第1の実施例の場合には振幅が中心付近で大きく落ち込むが、第2の実施例の場合にはこの振幅の落ち込みが削減されている。
この理由は、図8から理解することができる。位相の変化範囲の中心付近(n/2付近)において、第2の実施例のクロックClkaの振幅A(電流量)及びクロックClkbの振幅B(電流量)は、Ir・(n/2)よりも大きくなっている。従来の構成の場合或いは第1の実施例の場合には、この位置での振幅A及び振幅BはIr・(n/2)に等しい。従って第2の実施例では、従来の構成の場合或いは第1の実施例の場合と比較して、振幅(A+B1/2の中心付近での値を大きく設定することができる。
位相制御回路30の出力である位相調整クロックClkoは正弦波に近い形状のクロック信号であり、これをアンプにより増幅して、HIGHとLOWのデジタル値を有する矩形波クロック信号に整形する必要がある。位相調整クロックClkoの振幅(A+B1/2が小さすぎると、アンプで十分に増幅できないなどの問題を引き起こす可能性がる。従って、上記のように第2の実施例の構成により十分な振幅を確保することで、アンプによる増幅が足りなくなるという問題を回避することができる。
一定の位相変化量及び一定の振幅を確保するためには、クロック波形が完全な正弦波であると仮定すると、A=cos(m/n)としB=sin(m/n)とすればよい(簡単のために振幅を1としてある)。このように設定すれば、複素平面で振幅A及び振幅Bを有する互いに直交する2つのフェーザーの加算後のフェーザーは、一定の角度変化で円を描くことになり、一定の位相変化量及び一定の振幅を確保することができる。
図8に示すクロックClkaの振幅AとクロックClkbの振幅Bとは、それぞれcos(m/n)及びsin(m/n)に近い形となっている。従って、図8に示すような振幅設定(電流量設定)とすれば、略一定の位相変化量及び一定の振幅を実現できることが分かる。
以上、本発明を実施例に基づいて説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載の範囲内で様々な変形が可能である。
クロックデータ復元回路を用いた従来の受信器の構成を示す構成図である。 多相クロック生成器の構成の一例を示す図である。 多相クロック信号を生成する過程を示す信号波形図である。 デジタルコードに対する位相の値を示した図である。 本発明による位相制御回路の構成の一例を示す図である。 本発明の構成においてデジタルコードに対する各クロック信号の電流値を示した図である。 デジタルコードに対する位相の値を示した図である。 本発明の構成においてデジタルコードに対する各クロック信号の電流値を示した図である。 デジタルコードに対する位相の値を示した図である。
符号の説明
30 位相制御回路
31〜34 NMOSトランジスタ
35−1〜35−n 電流源
36−1〜36−n 電流源
37−1〜37−n スイッチ
38−1〜38−n スイッチ

Claims (10)

  1. 第1のクロック信号に応じた電流を流すよう機能する第1の端子と、
    該第1の端子に結合される第1の複数のスイッチ回路と、
    該第1の複数のスイッチ回路にそれぞれ結合される第1の複数の電流源と、
    第2のクロック信号に応じた電流を流すよう機能する第2の端子と、
    該第2の端子に結合される第2の複数のスイッチ回路と、
    該第2の複数のスイッチ回路にそれぞれ結合される第2の複数の電流源と、
    を含み、該第1のクロック信号と該第2のクロック信号とを重ね合わせるように該第1の端子と該第2の端子とが互いに結合されており、該第1の複数の電流源のそれぞれの供給電流量のうち少なくとも1つが他とは異なり、該第2の複数の電流源のそれぞれの供給電流量のうち少なくとも1つが他とは異なることを特徴とする位相制御回路。
  2. 該第1及び第2の複数のスイッチ回路の短絡及び開放を制御することにより、該第1のクロック信号に応じた電流の量と該第2のクロック信号に応じた電流の量とを制御するよう構成されることを特徴とする請求項1記載の位相制御回路
  3. 該第1の複数の電流源のそれぞれの供給電流量が全て互いに異なり、該第2の複数の電流源のそれぞれの供給電流量が全て互いに異なることを特徴とする請求項1記載の位相制御回路。
  4. 該第1及び第2の複数のスイッチ回路の開放及び短絡を制御することにより、該第1のクロック信号と該第2のクロック信号とを重ね合わせて得られる第3のクロック信号の位相を変化させる際に、該位相の変化量が略一定となるように該第1及び第2の複数の電流源のそれぞれの供給電流量が設定されていることを特徴とする請求項1記載の位相制御回路。
  5. 該第1及び第2の複数のスイッチの開放及び短絡を制御することにより該第3のクロック信号の位相を変化させる際に、該第3のクロック信号の振幅が略一定となるように該第1及び第2の複数の電流源のそれぞれの供給電流量が設定されていることを特徴とする請求項1記載の位相制御回路。
  6. 該第1及び第2の複数の電流源は各々がMOSトランジスタであることを特徴とする請求項1記載の位相制御回路。
  7. 該第1の複数の電流源のそれぞれのMOSトランジスタのゲート幅のうち少なくとも1つが他とは異なり、該第2の複数の電流源のそれぞれのMOSトランジスタのゲート幅のうち少なくとも1つが他とは異なることを特徴とする請求項6記載の位相制御回路。
  8. 該第1の複数の電流源のそれぞれのMOSトランジスタのゲート幅が全て互いに異なり、該第2の複数の電流源のそれぞれのMOSトランジスタのゲート幅が全て互いに異なることを特徴とする請求項6記載の位相制御回路。
  9. 該第1及び第2の複数のスイッチ回路は各々がMOSトランジスタであることを特徴とする請求項1記載の位相制御回路。
  10. 所定の一端子と複数の電流源との間の短絡又は開放をそれぞれが制御する複数のスイッチ回路により該所定の一端子の電流量を変化させ1つのクロック信号の電流量を制御する構成を複数設けることにより、異なる位相を有する複数のクロック信号の電流量をそれぞれ制御し、該複数のクロック信号を重ね合わせ所望の位相を有する出力クロック信号を生成する回路において、該複数の電流源のそれぞれの電流供給量は少なくとも1つが他とは異なることを特徴とする位相制御回路。
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