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JP2004106324A - ペーパーウエブ分離用ストリップ及びその製造方法 - Google Patents

ペーパーウエブ分離用ストリップ及びその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】厚さ寸法を小さくしても十分な強度を得ることができ、ストリップ跡によるペーパーウエブの損失量を低減することのできるペーパーウエブ分離用ストリップ及びその製造方法を提供する。
【解決手段】ペーパーウエブ分離用ストリップ1を、帯状に形成された可撓性の合成樹脂フィルムからなる芯材1aと、芯材1aの一方の面に接合された紙材1bとから形成したので、薄くても高い強度を有する芯材1aにより、厚さ寸法を小さくしても十分な強度が得られる。これにより、紙材のみを折り重ねて形成したもの、または多数のより紐を互いに幅方向に接合することによって形成したものに比べ、同等以上の強度を有するとともに、厚さ寸法を大幅に小さくすることができる。従って、ストリップ1の厚さ寸法が小さくなった分、巻き始めのペーパーウエブに形成されるストリップ跡の量を少なくすることができる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、製紙機械等のペーパーウエブ巻取装置の巻取ロールに巻き取られるペーパーウエブを切断して新たな巻取ロールに巻き取らせるために用いられるペーパーウエブ分離用ストリップ及びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、製紙機械または塗工機によって製造されるペーパーウエブは、多数のガイドローラに案内されながら乾燥工程を経た後、所定の巻取ロールに巻き取られる。ペーパーウエブが巻き取られる巻取ロールの近傍には、空の巻取ロールが待機しており、巻取ロールが所定の巻取量に達すると、ペーパーウエブが切断されて新たな巻取ロールに巻き取られるようになっている。この場合、巻取ロールに巻き取られるペーパーウエブを停止させずに新たな巻取ロールに連続的に巻き取らせるために、例えば特許文献1に記載されたペーパーウエブ分離装置が用いられる。
【0003】
この装置は、ペーパーウエブ分離用のストリップを巻回したストリップ供給ドラムを巻取ロールの幅方向一端側に備え、巻取ロールの幅方向に移動可能な搬送装置によってストリップを巻取ロールの幅方向他端側まで送り出した後、その先端側を巻取ロールに接着するように構成されている。これにより、ストリップが緊張してペーパーウエブを切断しながらペーパーウエブの端部と共に巻取ロールに螺旋状に巻回され、ペーパーウエブが新たな巻取ロールに巻き取られるようになっている。
【0004】
また、前記ストリップには、例えば特許文献2に記載されているように、帯状に形成された紙材を幅方向に折り重ね、折り重ねた部分を接着剤によって接着したもの、または多数のより紐を互いに幅方向に接合することによって形成した紙テープが用いられている。
【0005】
【特許文献1】
特開平8−119501号公報
【特許文献2】
特開平8−238693号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、前記ペーパーウエブは巻取ロールに巻回されたストリップの上に巻き取られるため、巻き始めのペーパーウエブにはストリップの跡が形成されるが、このようなストリップ跡が形成されたペーパーウエブは商品に用いることができず、不良品として損紙処分される。
【0007】
一方、特許文献2に記載された従来のストリップは、強度を高めるために紙材を幾重にも折り重ねることによって形成されているため、ストリップ自体の厚さ寸法が大きくなる。しかしながら、ストリップが厚くなると、ペーパーウエブに前記ストリップ跡が形成される量が多くなり、ストリップ跡によるペーパーウエブの損失量が増大するという問題点があった。
【0008】
本発明は前記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、厚さ寸法を小さくしても十分な強度を得ることができ、ストリップ跡によるペーパーウエブの損失量を低減することのできるペーパーウエブ分離用ストリップ及びその製造方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は前記目的を達成するために、請求項1では、ペーパーウエブが巻き取られる巻取ロールの近傍で待機する空の巻取ロールに対し、巻取ロールの幅方向に沿って配置され、回転する空の巻取ロールに先端側を接合されることにより、ペーパーウエブを切断しながらペーパーウエブの端部と共に新たな巻取ロールに螺旋状に巻回され、ペーパーウエブを新たな巻取ロールに巻き取らせるペーパーウエブ分離用ストリップにおいて、帯状に形成された可撓性の合成樹脂フィルムからなる芯材と、芯材の少なくとも一方の面に重ね合わせて接合される紙材とから形成している。
【0010】
これにより、薄くても高い強度を有する芯材に紙材を重ね合わせることによって形成されることから、厚さ寸法を小さくしても十分な強度が得られる。この場合、紙材によって薄い芯材の形状、寸法が保持されるとともに、紙材に粘着テープの貼り付け、または接着剤の塗布を行うことが可能となる。
【0011】
また、請求項2では、請求項1記載のペーパーウエブ分離用ストリップにおいて、前記芯材及び紙材を紙材が外面側になるように幅方向少なくとも一端側を折り返すことによって形成している。
【0012】
これにより、請求項1の作用に加え、芯材及び紙材の幅方向少なくとも一端側が折り返されることから、幅方向の端部の強度を高めることができる。
【0013】
また、請求項3では、請求項2記載のペーパーウエブ分離用ストリップにおいて、前記芯材及び紙材の幅方向両端側をそれぞれ同一面側に折り返すとともに、その折り返し部分によって折り返した側の面の全体を覆うように形成している。
【0014】
これにより、請求項2の作用に加え、折り返した側の面の全体が紙材で覆われることから、何れの面にも紙材に粘着テープの貼り付け、または接着剤の塗布を行うことが可能となる。
【0015】
また、請求項4では、請求項2記載のペーパーウエブ分離用ストリップにおいて、前記芯材及び紙材の幅方向両端側をそれぞれ同一面側に折り返すとともに、その折り返し部分によって折り返した側の面の幅方向両端部分のみを覆うように形成している。
【0016】
これにより、請求項2の作用に加え、折り返し部分によって幅方向両端部分のみが覆われることから、芯材及び紙材の使用量が少なくなる。
【0017】
また、請求項5では、請求項2記載のペーパーウエブ分離用ストリップにおいて、前記芯材及び紙材の幅方向一端側を所定の面側に折り返すとともに、その折り返し部分に芯材及び紙材の幅方向他端側を折り重ねることによって形成している。
【0018】
これにより、請求項2の作用に加え、芯材及び紙材が計3重以上に折り重ねられる。
【0019】
また、請求項6では、請求項2記載のペーパーウエブ分離用ストリップにおいて、前記芯材及び紙材を幅方向所定位置で二つ折りにすることによって形成している。
【0020】
これにより、請求項2の作用に加え、二つ折りにすることによって折り返し部分が一箇所になることから、製造工程を簡素化することができる。
【0021】
また、請求項7では、ペーパーウエブが巻き取られる巻取ロールの近傍で待機する空の巻取ロールに対し、巻取ロールの幅方向に沿って配置され、回転する空の巻取ロールに先端側を接合されることにより、ペーパーウエブを切断しながらペーパーウエブの端部と共に新たな巻取ロールに螺旋状に巻回され、ペーパーウエブを新たな巻取ロールに巻き取らせるペーパーウエブ分離用ストリップの製造方法において、帯状に形成された可撓性の合成樹脂フィルムからなる芯材の一方の面に紙材を重ね合わせて接合するとともに、芯材及び紙材を紙材が外面側になるように幅方向少なくとも一端側を折り返した後、厚さ方向に加圧しながら加熱することによって折り返し部分を熱融着させるようにしている。
【0022】
これにより、薄くても高い強度を有する芯材に紙材を重ね合わせることによってストリップが形成されることから、ストリップの厚さ寸法を小さくしても十分な強度が得られる。この場合、芯材及び紙材の幅方向少なくとも一端側が折り返されることから、幅方向の端部の強度を高めることができる。また、芯材及び紙材を折り返した後、厚さ方向に加圧しながら加熱することによって折り返し部分が熱融着されることから、折り返し部分を接着剤によって接着する必要がない。
【0023】
【発明の実施の形態】
図1乃至図8は本発明の第1の実施形態を示すもので、図1はペーパーウエブ分離用ストリップの部分斜視図、図2はその正面断面図、図3乃至図6はその製造方法を示す斜視図、図7及び図8は本実施形態のストリップを用いたペーパーウエブ分離装置を示す概略図である。
【0024】
本実施形態のストリップ1は、帯状に形成された可撓性の合成樹脂フィルムからなる芯材1aと、芯材1aの一方の面に接合された紙材1bとから形成され、芯材1a及び紙材1bは紙材1bが外面側になるように幅方向両端側を折り返されている。
【0025】
芯材1aに用いられる合成樹脂フィルムは、例えばポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル等からなり、厚さは5〜100ミクロン程度に形成されている。尚、ストリップ1に紙材1bを用いるのは、紙材1bに粘着テープの貼り付け、または接着剤の塗布を行うためである。
【0026】
次に、前記ストリップ1の製造方法について説明する。まず、図3に示すように芯材1a及び紙材1bを互いに幅寸法が等しくなるように形成し、図4に示すように互いに一方の面同士を接合する。その際、接着性を良好にするために、芯材1aの種類、特性に応じ、芯材1aにコロナ放電等の表面処理を施すことが好ましい。
【0027】
芯材1a及び紙材1bを互いに接合した後は、図5に示すように芯材1a及び紙材1bの幅方向両端部を芯材1a同士が接触するようにそれぞれ所定位置で同一面側に折り返す。この場合、折り返し部1cの長さL1 は、それぞれストリップ1の幅寸法L2 のほぼ半分の長さとし、折り返した側の面の全体が各折り返し部1cによって覆われるようにする。
【0028】
この後、前述のように幅方向両端部を折り返えされた芯材1a及び紙材1bを、図6に示すように一対のローラ2によって厚さ方向に加圧しながら加熱することにより、折り返した芯材1a同士を熱融着させる。この場合、例えばヒータ等によって加熱したローラ2で芯材1a及び紙材1bを加圧する。尚、芯材1aと紙材1bとを接合する際にも、前述のように加圧しながら加熱することによって熱融着させることが可能である。
【0029】
以上のようにして形成されたストリップ1は、例えば図7及び図8に示すペーパーウエブ分離装置に用いられる。
【0030】
この装置は、ペーパーウエブ10を巻き取る巻取ロール11と、巻取ロール11の近傍に待機する空の巻取ロール12と、巻取ロール12の下方に配置された駆動ドラム13とを備え、前記ストリップ1を巻回したストリップ供給ドラム14を巻取ロール12の幅方向一端側に備えたものである。
【0031】
前記装置においては、図7に示すように製紙機械によって製造されるペーパーウエブ10が駆動ドラム13の上方を介して巻取ロール11に巻き取られる。その際、駆動ドラム13の上方には空の巻取ロール12が回転しながら待機している。また、ストリップ1は図示しないストリップ供給装置によって巻取ロール12の幅方向他端側まで送り出されるとともに、その先端側を巻取ロール12と駆動ドラム13との間に臨ませている。その際、ストリップ1の先端側は、紙材1bによって薄い芯材1aの形状、寸法が保持される。また、ストリップ1の先端側にはストリップ供給装置によって両面粘着テープが貼り付けられている。この場合、粘着テープに代えて接着剤を塗布するようにしてもよい。
【0032】
ここで、巻取ロール11が所定の巻取量に達すると、ストリップ供給装置によってストリップ1の先端側が空の巻取ロール12と駆動ドラム13との間に挿入される。これにより、ストリップ1の先端側が粘着テープによって巻取ロール12に接着され、図8に示すようにストリップ1が巻取ロール12に巻回される。その際、ストリップ1は、ストリップ供給装置によって巻取ロール12の幅方向一端側で保持されており、これによりストリップ1が緊張してペーパーウエブ10を切断しながらペーパーウエブ10の端部と共に巻取ロール12に螺旋状に巻き付く。また、ストリップ1は所定長さに切断され、ストリップ供給装置から解放される。
【0033】
本実施形態のストリップ1は、合成樹脂フィルムからなる芯材1aに紙材1bを重ね合わせることによって形成されるため、薄くても高い強度を有する芯材1aにより、厚さ寸法を小さくしても十分な強度が得られる。これにより、従来のように紙材のみを折り重ねて形成したもの、または多数のより紐を互いに幅方向に接合して形成したものに比べ、同等以上の強度を有するとともに、厚さ寸法を大幅に小さくすることができる。従って、ストリップ1の厚さ寸法が小さくなった分、巻き始めのペーパーウエブ10に形成されるストリップ跡の量を少なくすることができ、ストリップ跡によるペーパーウエブ10の損失量を大幅に低減することができる。
【0034】
また、紙材1bによって薄い芯材1aの形状、寸法を保持することができるとともに、紙材1bに粘着テープの貼り付け、または接着剤の塗布を行うことができるので、このような紙材1bの機能と補強部材としての芯材1aの機能とを併せ持ったペーパーウエブ分離用ストリップを実現することができる。
【0035】
また、前記ストリップ1は、芯材1a及び紙材1bの幅方向両端部1cを折り返すことによって形成されているので、幅方向両端の強度を高めることができ、比較的厚いペーパーウエブでも確実に切断することができる。
【0036】
この場合、紙材1bが外面側になるように折り返すとともに、折り返した側の面の全体を各折り返し部1cで覆うようにしたので、ストリップ1の何れの面にも紙材1bに粘着テープの貼り付け、または接着剤の塗布を行うことができ、裏表の何れの向きでも使用することができる。
【0037】
また、前記ストリップ1の製造方法において、芯材1a及び紙材1bを折り返した後、厚さ方向に加圧しながら加熱することによって芯材1a同士を熱融着させるようにしたので、各折り返し部1cを接着剤によって接着する必要がなく、接着剤が不要となる分だけコストの低減を図ることができる。更に、接着層が形成されず、しかも加圧されるので、ストリップ1をより一層薄く形成することができる。
【0038】
尚、前記実施形態では、芯材1a及び紙材1bを一枚ずつ重ね合わせたものを示したが、芯材1a及び紙材1bを一枚ずつ交互に複数枚重ね合わせたものを用いてもよい。
【0039】
また、前記実施形態では、芯材1a及び紙材1bの幅方向両端部1cを折り返すとともに、折り返した側の面の全体をストリップ1の幅方向半分の長さの折り返し部1cでそれぞれ覆うようにしたものを示したが、このような構成に限定されることはない。
【0040】
例えば、図9に示す第2の実施形態のストリップ3は、芯材3a及び紙材3bの幅方向両端部をそれぞれ折り返すとともに、折り返した側の面の幅方向両端部分のみを折り返し部3cで覆うようにしたものである。この場合、前記実施形態と同様、幅方向両端の強度を高めることができるとともに、幅方向両端部分のみを覆うように折り返しているので、芯材3a及び紙材3bの使用量を少なくすることができ、低コスト化を図ることができる。
【0041】
また、図10に示す第3の実施形態のストリップ4は、芯材4a及び紙材4bの幅方向一端側を所定の面側に折り返すとともに、その折り返し部4cに芯材4a及び紙材4bの幅方向他端側の折り返し部4dを折り重ねたものである。この場合、前記実施形態と同様、幅方向両端の強度を高めることができるとともに、芯材4a及び紙材4bが計3重に折り重なるので、ストリップ4の全体の強度を大幅に向上させることができる。尚、本実施形態では芯材4a及び紙材4bを互いに3重に折り重ねたものを示したが、3重よりも多く折り重ねるようにしてもよい。
【0042】
また、図11に示す第4の実施形態のストリップ5は、芯材5a及び紙材5bを幅方向中央で二つ折りにしたものである。この場合、幅方向一端の強度を高めることができるとともに、折り返し部分が一箇所になるので、製造工程を簡素化することができ、低コスト化を図ることができる。
【0043】
また、図12に示す第5の実施形態のストリップ6は、芯材6a及び紙材6bを折り重ねることなく、芯材6aの一方の面に同等の幅の紙材6bを重ね合わせて形成したものである。この場合、折り返し工程が不要となるので、比較的薄いペーパーウエブ用として安価に製造することができる。
【0044】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1のペーパーウエブ分離用ストリップによれば、厚さ寸法を小さくしても十分な強度を得ることができるので、従来のように紙材のみを折り重ねて形成したもの、または多数のより紐を互いに幅方向に接合することによって形成したものに比べ、同等以上の強度を有しつつ厚さ寸法を大幅に小さくすることができる。従って、厚さ寸法を小さくできる分、巻き始めのペーパーウエブに形成されるストリップ跡の量を少なくすることができ、ストリップ跡によるペーパーウエブの損失量を大幅に低減することができる。
【0045】
また、請求項2のペーパーウエブ分離用ストリップによれば、請求項1の効果に加え、幅方向の端部の強度を高めることができるので、比較的厚いペーパーウエブでも確実に切断することができる。
【0046】
また、請求項3のペーパーウエブ分離用ストリップによれば、請求項2の効果に加え、何れの面にも紙材に粘着テープの貼り付け、または接着剤の塗布を行うことができるので、裏表の何れの向きでも使用することができ、実用に際して極めて有利である。
【0047】
また、請求項4のペーパーウエブ分離用ストリップによれば、請求項2の効果に加え、芯材及び紙材の使用量を少なくすることができるので、低コスト化を図ることができる。
【0048】
また、請求項5のペーパーウエブ分離用ストリップによれば、請求項2の効果に加え、芯材及び紙材が計3重以上に折り重ねられるので、ストリップ全体の強度を大幅に向上させることができる。
【0049】
また、請求項6のペーパーウエブ分離用ストリップによれば、請求項2の効果に加え、製造工程を簡素化することができるので、低コスト化を図ることができる。
【0050】
また、請求項7のペーパーウエブ分離用ストリップの製造方法によれば、厚さ寸法を小さくしても十分な強度の得られるストリップの製造を実現することができる。この場合、ストリップの幅方向の端部の強度を高めることができるので、比較的厚いペーパーウエブでも確実に切断することのできるストリップを製造することができる。また、芯材及び紙材の折り返し部分を接着剤によって接着する必要がないので、接着剤が不要となる分だけコストの低減を図ることができるとともに、ストリップをより一層薄く形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示すペーパーウエブ分離用ストリップの部分斜視図
【図2】ペーパーウエブ分離用ストリップの正面断面図
【図3】ペーパーウエブ分離用ストリップの製造方法を示す斜視図
【図4】ペーパーウエブ分離用ストリップの製造方法を示す斜視図
【図5】ペーパーウエブ分離用ストリップの製造方法を示す斜視図
【図6】ペーパーウエブ分離用ストリップの製造方法を示す斜視図
【図7】本実施形態のストリップを用いたペーパーウエブ分離装置を示す概略図
【図8】本実施形態のストリップを用いたペーパーウエブ分離装置を示す概略図
【図9】本発明の第2の実施形態を示すペーパーウエブ分離用ストリップの部分斜視図
【図10】本発明の第3の実施形態を示すペーパーウエブ分離用ストリップの部分斜視図
【図11】本発明の第4の実施形態を示すペーパーウエブ分離用ストリップの部分斜視図
【図12】本発明の第4の実施形態を示すペーパーウエブ分離用ストリップの部分斜視図
【符号の説明】
1,3,4,5,6…ペーパーウエブ分離用ストリップ、1a,3a,4a,5a,6a…芯材、1b,3b,4b,5b,6b…紙材、1c,3c,4c,4d…折り返し部、10…ペーパーウエブ、11,12…巻取ロール。

Claims (7)

  1. ペーパーウエブが巻き取られる巻取ロールの近傍で待機する空の巻取ロールに対し、巻取ロールの幅方向に沿って配置され、回転する空の巻取ロールに先端側を接合されることにより、ペーパーウエブを切断しながらペーパーウエブの端部と共に新たな巻取ロールに螺旋状に巻回され、ペーパーウエブを新たな巻取ロールに巻き取らせるペーパーウエブ分離用ストリップにおいて、
    帯状に形成された可撓性の合成樹脂フィルムからなる芯材と、
    芯材の少なくとも一方の面に重ね合わせて接合される紙材とから形成した
    ことを特徴とするペーパーウエブ分離用ストリップ。
  2. 前記芯材及び紙材を紙材が外面側になるように幅方向少なくとも一端側を折り返すことによって形成した
    ことを特徴とする請求項1記載のペーパーウエブ分離用ストリップ。
  3. 前記芯材及び紙材の幅方向両端側をそれぞれ同一面側に折り返すとともに、その折り返し部分によって折り返した側の面の全体を覆うように形成した
    ことを特徴とする請求項2記載のペーパーウエブ分離用ストリップ。
  4. 前記芯材及び紙材の幅方向両端側をそれぞれ同一面側に折り返すとともに、その折り返し部分によって折り返した側の面の幅方向両端部分のみを覆うように形成した
    ことを特徴とする請求項2記載のペーパーウエブ分離用ストリップ。
  5. 前記芯材及び紙材の幅方向一端側を所定の面側に折り返すとともに、その折り返し部分に芯材及び紙材の幅方向他端側を折り重ねることによって形成した
    ことを特徴とする請求項2記載のペーパーウエブ分離用ストリップ。
  6. 前記芯材及び紙材を幅方向所定位置で二つ折りにすることによって形成した
    ことを特徴とする請求項2記載のペーパーウエブ分離用ストリップ。
  7. ペーパーウエブが巻き取られる巻取ロールの近傍で待機する空の巻取ロールに対し、巻取ロールの幅方向に沿って配置され、回転する空の巻取ロールに先端側を接合されることにより、ペーパーウエブを切断しながらペーパーウエブの端部と共に新たな巻取ロールに螺旋状に巻回され、ペーパーウエブを新たな巻取ロールに巻き取らせるペーパーウエブ分離用ストリップの製造方法において、
    帯状に形成された可撓性の合成樹脂フィルムからなる芯材の一方の面に紙材を重ね合わせて接合するとともに、
    芯材及び紙材を紙材が外面側になるように幅方向少なくとも一端側を折り返した後、
    厚さ方向に加圧しながら加熱することによって折り返し部分を熱融着させる
    ことを特徴とするペーパーウエブ分離用ストリップの製造方法。
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