JPS63235290A - マンコンベア - Google Patents
マンコンベアInfo
- Publication number
- JPS63235290A JPS63235290A JP5123188A JP5123188A JPS63235290A JP S63235290 A JPS63235290 A JP S63235290A JP 5123188 A JP5123188 A JP 5123188A JP 5123188 A JP5123188 A JP 5123188A JP S63235290 A JPS63235290 A JP S63235290A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- disabled
- pin
- link
- lever
- escalator
- Prior art date
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- Granted
Links
Landscapes
- Escalators And Moving Walkways (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、一般の人だけでなく老人や身障者等に用いら
れても好適なエスカレータ、電動道路等のマンコンベア
の改良に関するものである。
れても好適なエスカレータ、電動道路等のマンコンベア
の改良に関するものである。
〔従来の技術及び発明が解決しようとする問題点〕現在
のエスカレータのステップの奥行寸法は大体4001前
後であり、この寸法は一般の乗客が利用するには十分な
寸法であるが、車椅子を使用する身体障害者などが利用
する場合には、車椅子が大きすぎてエスカレータを利用
できない欠点があった。
のエスカレータのステップの奥行寸法は大体4001前
後であり、この寸法は一般の乗客が利用するには十分な
寸法であるが、車椅子を使用する身体障害者などが利用
する場合には、車椅子が大きすぎてエスカレータを利用
できない欠点があった。
一方、身障者などがエスカレータに乗り込む場合には、
特に車椅子の場合には一旦エスカレータを停止させる必
要があり、かつ降°りる場合にも一度停止させ、安全に
乗降させる必要がある。
特に車椅子の場合には一旦エスカレータを停止させる必
要があり、かつ降°りる場合にも一度停止させ、安全に
乗降させる必要がある。
このため、車椅子が十分乗り込めるだけの奥行寸法をも
つ大型ステップを1個ないし複数個予め組みこんでおき
、かつ身障者専用のマンコンベア起動、停止スイッチを
乗込口に設けて、この停止スイッチの操作により、この
大型ステップを必ず乗込口で停止させるようにし、さら
に車椅子乗客が乗込んだ後専用起動スイッチを押すこと
によりマンコンベアを起動させ、一定時間後、即ち大型
ステップを目的階の降口で再度停止させるようにして、
身障者も十分利用できるマンコンベアが最近提案されて
いる。
つ大型ステップを1個ないし複数個予め組みこんでおき
、かつ身障者専用のマンコンベア起動、停止スイッチを
乗込口に設けて、この停止スイッチの操作により、この
大型ステップを必ず乗込口で停止させるようにし、さら
に車椅子乗客が乗込んだ後専用起動スイッチを押すこと
によりマンコンベアを起動させ、一定時間後、即ち大型
ステップを目的階の降口で再度停止させるようにして、
身障者も十分利用できるマンコンベアが最近提案されて
いる。
しかし、このようなマンコンベアでは、複数のステップ
のうちの限られた個数のステップであっても、車椅子が
乗れるだけの奥行寸法(7’OOn以上)をもつ大型ス
テップを常時備えているため乗降口部で反転させる反転
駆動用の鎖歯車装置等の半径を大きくしなければならず
、これを収容するマンコンベアの機体が必然的に大形に
なって据付場所が制約される不具合があった。
のうちの限られた個数のステップであっても、車椅子が
乗れるだけの奥行寸法(7’OOn以上)をもつ大型ス
テップを常時備えているため乗降口部で反転させる反転
駆動用の鎖歯車装置等の半径を大きくしなければならず
、これを収容するマンコンベアの機体が必然的に大形に
なって据付場所が制約される不具合があった。
又、例えば特開昭59−7685号公報のように、ある
ステップの踏板を隣接する上方のステップの踏板の位置
まで押し上げる上昇機構を別に設けて、実質的に踏板の
面積を広げる装置も提案されているが、車止めが付いて
いないため、マンコンベア運転時の振動等により脱輪や
転落の恐れが非常に高くとても身障者1人ではマンコン
ベアを利用することができない。さらに一般の人だけが
このマンコンベアを使用する場合にも踏板を押し上げる
機構が働くため、下方から乗客がステップを駆は上がる
ようなときにはこの出っ張った踏板に足を引っかけて怪
我を負うこともあり危険である。
ステップの踏板を隣接する上方のステップの踏板の位置
まで押し上げる上昇機構を別に設けて、実質的に踏板の
面積を広げる装置も提案されているが、車止めが付いて
いないため、マンコンベア運転時の振動等により脱輪や
転落の恐れが非常に高くとても身障者1人ではマンコン
ベアを利用することができない。さらに一般の人だけが
このマンコンベアを使用する場合にも踏板を押し上げる
機構が働くため、下方から乗客がステップを駆は上がる
ようなときにはこの出っ張った踏板に足を引っかけて怪
我を負うこともあり危険である。
本発明は上記の点に鑑みなされたもので、一般の人だけ
でなくたとえ身障者1人であっても安心して安全に利用
できるマンコンベアを提供することを目的とする。
でなくたとえ身障者1人であっても安心して安全に利用
できるマンコンベアを提供することを目的とする。
C問題点を解決するための手段〕
本発明は、マンコンベアを構成する複数のステップのう
ち少なくとも一つのステップの踏板を該ステップに対し
上下方向に移動自在に構成したマンコンベアにおいて、
前記移動自在の踏板の後端には車止めの働きをもつ傾斜
板を回動自在に設けたものである。
ち少なくとも一つのステップの踏板を該ステップに対し
上下方向に移動自在に構成したマンコンベアにおいて、
前記移動自在の踏板の後端には車止めの働きをもつ傾斜
板を回動自在に設けたものである。
上述の如く構成すれば、車椅子使用者がマンコンベアを
利用する場合には、単に車椅子が乗れるスペースだけで
なく、転落する恐れのない踏板スペースをh1保するこ
とができる。
利用する場合には、単に車椅子が乗れるスペースだけで
なく、転落する恐れのない踏板スペースをh1保するこ
とができる。
以下本発明の一実施例を図面を用いて説明する。
第1図は本発明を示すエス力レーク全体側面図で、1は
エスカレ〜り本体、2は欄干、3は通常のステップ、4
は後述するように踏板が上下方向に移動自在に構成され
た互いに隣接する下側の身障者用ステップ、4′は同じ
く後述するように踏板が上下方向に移動自在に構成され
、身障者用ステップ4の上側に隣接する身障者用ステッ
プである。
エスカレ〜り本体、2は欄干、3は通常のステップ、4
は後述するように踏板が上下方向に移動自在に構成され
た互いに隣接する下側の身障者用ステップ、4′は同じ
く後述するように踏板が上下方向に移動自在に構成され
、身障者用ステップ4の上側に隣接する身障者用ステッ
プである。
Slは身障者専用停止スイッチで、身障者がエスカレー
タを利用しようとする場合、このスイッチS1を押せば
身障者用ステップ4ならびに4′を乗込口に自動的に停
止させて後、乗込口が上層部の場合には下段の身障者用
ステップ4の踏板を上段の身障者用ステップ4′の踏板
のレベルまで上昇させる(乗込口が下層部の場合には下
段の身障者用ステップ4の踏板は上段の身障者用ステッ
プ4′の踏板と同じレベルで動くように準備を行なう。
タを利用しようとする場合、このスイッチS1を押せば
身障者用ステップ4ならびに4′を乗込口に自動的に停
止させて後、乗込口が上層部の場合には下段の身障者用
ステップ4の踏板を上段の身障者用ステップ4′の踏板
のレベルまで上昇させる(乗込口が下層部の場合には下
段の身障者用ステップ4の踏板は上段の身障者用ステッ
プ4′の踏板と同じレベルで動くように準備を行なう。
)、S2は身障者がエスカレータに乗込んだ後、エスカ
レータを起動させる身障者専用起動スイッチ、S3は身
障者用ステップ4及び4゛を元どおりの動きに戻すため
の復旧スイッチである。
レータを起動させる身障者専用起動スイッチ、S3は身
障者用ステップ4及び4゛を元どおりの動きに戻すため
の復旧スイッチである。
第2図は下段の身障者用ステップ4の拡大斜視図である
が、第2図(alは踏板5が収納されている通常の状態
をあられす図、第2図(b)は身障者が利用する場合に
車椅子でも十分乗れるように踏板5が隣接する上側のス
テップ4′の踏板5′と同じ高さにそろえるために上昇
した状態をあられすものであり、第2図において、7は
前輪、8は後輪、9はビン9aによりレバー10に回動
自在に取付けられたローラ、レバー10は身障者用ステ
ップ4の側面にビン11により回動自在に取付けられて
おり、通常はレバー10とステップ側面との間に設けら
れたスプリング43により後輪8側へ引張られストッパ
ー46に接触している。12は車椅子の車止めの働きを
もつ傾斜板で踏板5の後端に回動自在に設けられた軸1
2aに固定されている。
が、第2図(alは踏板5が収納されている通常の状態
をあられす図、第2図(b)は身障者が利用する場合に
車椅子でも十分乗れるように踏板5が隣接する上側のス
テップ4′の踏板5′と同じ高さにそろえるために上昇
した状態をあられすものであり、第2図において、7は
前輪、8は後輪、9はビン9aによりレバー10に回動
自在に取付けられたローラ、レバー10は身障者用ステ
ップ4の側面にビン11により回動自在に取付けられて
おり、通常はレバー10とステップ側面との間に設けら
れたスプリング43により後輪8側へ引張られストッパ
ー46に接触している。12は車椅子の車止めの働きを
もつ傾斜板で踏板5の後端に回動自在に設けられた軸1
2aに固定されている。
全3図は前述の身障者用ステップ4の上側に隣接する身
障者用ステップ4′の拡大斜視図で、第3図(81は踏
板5′が収納されている通常の状態をあられす図、第3
図(blは身障者が利用する場合に車椅子でも十分乗れ
るように踏板5′が上方向に移動した状態をあられすも
ので、7′は前輪、8′は後輪、9′はビン9’aによ
りレバー10’に回動自在に取付けられたローラ、レバ
ー10′はレバー10と同様、身障者用ステップ4゛の
側面にピン11′により回動自在に取付けられており、
通常はレバー10’とステップ側面との間に設けられた
スプリング43′により後輪8′側へ引張られストッパ
ー46′に接触している。
障者用ステップ4′の拡大斜視図で、第3図(81は踏
板5′が収納されている通常の状態をあられす図、第3
図(blは身障者が利用する場合に車椅子でも十分乗れ
るように踏板5′が上方向に移動した状態をあられすも
ので、7′は前輪、8′は後輪、9′はビン9’aによ
りレバー10’に回動自在に取付けられたローラ、レバ
ー10′はレバー10と同様、身障者用ステップ4゛の
側面にピン11′により回動自在に取付けられており、
通常はレバー10’とステップ側面との間に設けられた
スプリング43′により後輪8′側へ引張られストッパ
ー46′に接触している。
第4図は身障者用ステップ4及び4′の内部が見えるよ
うに図示した側面拡大図で、第4図(a)は身障者用ス
テップ4及び4′が下部乗込口に停止した状態、第4図
山)は身障者が身障者用ステップ4.4′に下部乗込口
から乗込んで後、エスカレータが運転を開始する直前の
状態、第4図(e)は身障者がエスカレータを利用して
いるときの身障者用ステップ4及び4′がエスカレータ
傾斜部の位置にある状態を示す。図中13.14.15
゜16はパンタグラフ機構を構成するリンクで、リンク
13とリンク15とは中央部においてピン13bにより
回動自在に連結され、リンク14とリンク16も同じく
中央部においてピン14bにより回動自在に連結されて
いるが、リンク13の一端とリンク16の一端及びリン
ク14の一端とリンク15の一端はそれぞれピン16a
及び14aにより回動自在に連結され、リンク13の他
端はピン13aにより下段の身障者用ステップ4に回動
自在に取付けられるとともに、リンク15の他端には回
動自在にローラ17が取付けられこのローラ17は身障
者用ステップ4の内部に設けられた台170上を走行す
る。
うに図示した側面拡大図で、第4図(a)は身障者用ス
テップ4及び4′が下部乗込口に停止した状態、第4図
山)は身障者が身障者用ステップ4.4′に下部乗込口
から乗込んで後、エスカレータが運転を開始する直前の
状態、第4図(e)は身障者がエスカレータを利用して
いるときの身障者用ステップ4及び4′がエスカレータ
傾斜部の位置にある状態を示す。図中13.14.15
゜16はパンタグラフ機構を構成するリンクで、リンク
13とリンク15とは中央部においてピン13bにより
回動自在に連結され、リンク14とリンク16も同じく
中央部においてピン14bにより回動自在に連結されて
いるが、リンク13の一端とリンク16の一端及びリン
ク14の一端とリンク15の一端はそれぞれピン16a
及び14aにより回動自在に連結され、リンク13の他
端はピン13aにより下段の身障者用ステップ4に回動
自在に取付けられるとともに、リンク15の他端には回
動自在にローラ17が取付けられこのローラ17は身障
者用ステップ4の内部に設けられた台170上を走行す
る。
一方、リンク14の他端には回動自在にローラ18が取
付けられ常時身障者用ステップ4の踏板5の裏面に接触
するとともに、リンク16の他端はピン16bにより踏
板5のブラケット50に回動自在に支持されている。1
9はピン19aによりレバー20に回動自在に取付けら
れたローラ、レバー20はピン21により身障者用ステ
ップ4の内側側面に回動自在に取付けられ通常はレバー
20と身障者用ステップ4内側側面との間に設けられた
スプリング45により後輪8側へ引張られストッパー4
7に接触している。22はレバー20のピン21に固定
された鎖歯車、24.24’はリンク13のピン13a
に固定された鎖歯車、26.26’はリンク16のピン
16aに固定された鎖歯車、28.28”はリンク16
の ピン28aに固定された鎖歯車、29.30はリン
ク16のピン16bに固定された鎖歯車と歯車、32は
踏板5の側面に回動自在に取付けられた軸12aに固定
された鎖歯車で、鎖歯車22と鎖歯車24との間にはチ
ェーン23が、鎖歯車24゛と鎖歯車26との間にはチ
ェーン25が、鎖歯車26′と鎖歯車28との間にはチ
ェーン27が、鎖歯車29と鎖歯車32との間にはチェ
ーン31が巻掛けられており、歯車28゛と歯車30と
は噛み合っている。33はリンク13の中間にピン33
aにより回動自在に取付けられたローラで、レバーlO
に設けられたく形状の切欠き部10aに案内されて移動
する。
付けられ常時身障者用ステップ4の踏板5の裏面に接触
するとともに、リンク16の他端はピン16bにより踏
板5のブラケット50に回動自在に支持されている。1
9はピン19aによりレバー20に回動自在に取付けら
れたローラ、レバー20はピン21により身障者用ステ
ップ4の内側側面に回動自在に取付けられ通常はレバー
20と身障者用ステップ4内側側面との間に設けられた
スプリング45により後輪8側へ引張られストッパー4
7に接触している。22はレバー20のピン21に固定
された鎖歯車、24.24’はリンク13のピン13a
に固定された鎖歯車、26.26’はリンク16のピン
16aに固定された鎖歯車、28.28”はリンク16
の ピン28aに固定された鎖歯車、29.30はリン
ク16のピン16bに固定された鎖歯車と歯車、32は
踏板5の側面に回動自在に取付けられた軸12aに固定
された鎖歯車で、鎖歯車22と鎖歯車24との間にはチ
ェーン23が、鎖歯車24゛と鎖歯車26との間にはチ
ェーン25が、鎖歯車26′と鎖歯車28との間にはチ
ェーン27が、鎖歯車29と鎖歯車32との間にはチェ
ーン31が巻掛けられており、歯車28゛と歯車30と
は噛み合っている。33はリンク13の中間にピン33
aにより回動自在に取付けられたローラで、レバーlO
に設けられたく形状の切欠き部10aに案内されて移動
する。
34.35は平行動機構を構成するリンクで、リンク3
4は一端がピン34aにより上段の身障者用ステップ4
′の内側側面に回動自在に取付けられ、他端がピン34
bにより踏板5゛のブラケット51に回動自在に支持さ
れている。又リンク35も一端がピン35aにより身障
者用ステップ4′の内側側面に回動自在に取付けられ、
他端がピン35bにより踏板5′のブラケット52に回
動自在に支持され、中間にはピン36aにより回動自在
にローラ36が取付けられて、レバー10′に設けられ
たく形状の切欠き部10′aに案内されて移動する。
4は一端がピン34aにより上段の身障者用ステップ4
′の内側側面に回動自在に取付けられ、他端がピン34
bにより踏板5゛のブラケット51に回動自在に支持さ
れている。又リンク35も一端がピン35aにより身障
者用ステップ4′の内側側面に回動自在に取付けられ、
他端がピン35bにより踏板5′のブラケット52に回
動自在に支持され、中間にはピン36aにより回動自在
にローラ36が取付けられて、レバー10′に設けられ
たく形状の切欠き部10′aに案内されて移動する。
39.40はローラ9,9′を案内するコ字形形状の下
部乗込口における切換ガイドレールで図示はしないが紙
面後方にはローラ19を案内する切換ガイドレール39
.40と同様の切換ガイドレール(図示しない)が設け
られている。
部乗込口における切換ガイドレールで図示はしないが紙
面後方にはローラ19を案内する切換ガイドレール39
.40と同様の切換ガイドレール(図示しない)が設け
られている。
41.42は切換ガイドレール39.40を上下方向に
移動させる駆動装置で、ローラ19を案内する切換ガイ
ドレールにも同様の駆動装置(図示しない)が設けられ
ている。上層部においても同様に切換ガイドレール並び
に駆動装置がそれぞれ設けられている。
移動させる駆動装置で、ローラ19を案内する切換ガイ
ドレールにも同様の駆動装置(図示しない)が設けられ
ている。上層部においても同様に切換ガイドレール並び
に駆動装置がそれぞれ設けられている。
次に本発明装置の動作を図面を用いて説明する。
通常運転時には、下段の身障者用ステップ4は第2図t
al及び第4図(a)に示すように、又上段の身障者用
ステップ4′は第3図ta+及び第4図(a)に示すよ
うに、レバー10.20及び10′に設けられたローラ
9,19及び9′がエスカレータの下層部及び上層部に
おける乗降口付近において切換えガイドレール39及び
40に接触するだけのため、外見上の構造も動きも通常
のステップと何ら変わらない。ここで、車椅子に乗った
身障者が、第1図に示す下層部の乗込口にやってきて身
障者専用停止スイッチS1を押すと、例えば下段の身障
者用ステップ4にだけ設けられた突片をリミットスイッ
チにより検出する周知の検出機構により下段の身障者用
ステップ4がこの下層部の乗込口に回転してくるとこれ
を検出してエスカレータを停止させる。
al及び第4図(a)に示すように、又上段の身障者用
ステップ4′は第3図ta+及び第4図(a)に示すよ
うに、レバー10.20及び10′に設けられたローラ
9,19及び9′がエスカレータの下層部及び上層部に
おける乗降口付近において切換えガイドレール39及び
40に接触するだけのため、外見上の構造も動きも通常
のステップと何ら変わらない。ここで、車椅子に乗った
身障者が、第1図に示す下層部の乗込口にやってきて身
障者専用停止スイッチS1を押すと、例えば下段の身障
者用ステップ4にだけ設けられた突片をリミットスイッ
チにより検出する周知の検出機構により下段の身障者用
ステップ4がこの下層部の乗込口に回転してくるとこれ
を検出してエスカレータを停止させる。
次に身障者用ステップ4が乗込口に停止すると、第4図
+8)から第4図(b)に示すように、切換ガイドレー
ル39及び40が油圧装置等からなる駆動装置41及び
42により上昇移動され、この動作によりレバー10.
10’はスプリング43.43’のバネ圧に抗してピン
11.11’を中心に時計方向に回転して、レバーio
、to’に設けられたローラ9.9′がガイドレール4
4上を走行する状態になる。
+8)から第4図(b)に示すように、切換ガイドレー
ル39及び40が油圧装置等からなる駆動装置41及び
42により上昇移動され、この動作によりレバー10.
10’はスプリング43.43’のバネ圧に抗してピン
11.11’を中心に時計方向に回転して、レバーio
、to’に設けられたローラ9.9′がガイドレール4
4上を走行する状態になる。
次に、車椅子が身障者用ステップ4.4′に乗り込んで
身障者専用起動スイッチS2を押すと、今度は下段の身
障者用ステップ4の切換えガイドレール39付近に設け
られた切換えガイドレール(図示せず)が同様の油圧装
置等からなる駆動装置(図示しない)により上昇移動さ
れ、この動作によりレバー20はピン21を中心に時計
方向に回転する。このレバー20の回転動作は、第4図
(a)(詳細は第4図(C)参照)において鎖歯車22
゜24.24′、26.26”、28及びこれらの鎖歯
車に巻掛けられたチェーン23,25.27を介してピ
ン28aを時計方向に回転させ、ピン28aに固定され
た歯車28′と歯車30. ピン16b、鎖歯車29
.チェーン31.鎖歯車32を介して軸12aを反時計
方向に回転させて、軸12aに固定された傾斜板12を
第4図(b)に示す位置で停止させ車止めの働きをさせ
る。その後エスカレータは運転を開始し、ガイドレール
44の傾斜角度の変化に応じてレバー10.10’が時
計方向(上層部の降口付近では反時計方向に回転する)
に回転し、この回転動作に応じてローラ33.36がそ
れぞれレバー10.10’に設けられた切欠き部toa
、10′aに案内され位置が変化するため、この変化が
リンク機構を通じて身障者用ステップ4.4′の踏板5
.5′を押し上げて、傾斜部区間においても第4図(C
1に示すように上段及び下段の身障者用ステップ4′、
4の踏板5′5を同一高さに保つ。
身障者専用起動スイッチS2を押すと、今度は下段の身
障者用ステップ4の切換えガイドレール39付近に設け
られた切換えガイドレール(図示せず)が同様の油圧装
置等からなる駆動装置(図示しない)により上昇移動さ
れ、この動作によりレバー20はピン21を中心に時計
方向に回転する。このレバー20の回転動作は、第4図
(a)(詳細は第4図(C)参照)において鎖歯車22
゜24.24′、26.26”、28及びこれらの鎖歯
車に巻掛けられたチェーン23,25.27を介してピ
ン28aを時計方向に回転させ、ピン28aに固定され
た歯車28′と歯車30. ピン16b、鎖歯車29
.チェーン31.鎖歯車32を介して軸12aを反時計
方向に回転させて、軸12aに固定された傾斜板12を
第4図(b)に示す位置で停止させ車止めの働きをさせ
る。その後エスカレータは運転を開始し、ガイドレール
44の傾斜角度の変化に応じてレバー10.10’が時
計方向(上層部の降口付近では反時計方向に回転する)
に回転し、この回転動作に応じてローラ33.36がそ
れぞれレバー10.10’に設けられた切欠き部toa
、10′aに案内され位置が変化するため、この変化が
リンク機構を通じて身障者用ステップ4.4′の踏板5
.5′を押し上げて、傾斜部区間においても第4図(C
1に示すように上段及び下段の身障者用ステップ4′、
4の踏板5′5を同一高さに保つ。
次に身障者用ステップ4.4′が上層階の降口に到着す
るとエスカレータを自動的に停止させるが、身障者用ス
テップ4.4゛が降口に停止すると、上層階におけるレ
バー20の切換ガイドレールが油圧装置等からなる駆動
装置により下降移動し、第4図(b)においてローラ1
9を介してレバー20をピン21を中心にして反時計方
向に回転させる。このレバー20の回転動作は鎖歯車2
2゜24.24”、26.26’、2B及びこれらの鎖
歯車に巻掛けられたチェーン23,25.27を介して
ピン28aを反時計方向に回転させ、ピン28aに固定
された歯車28′と歯車30゜ピン16b、鎖歯車29
.チェーン31.鎖歯車32を介して軸12aを時計方
向に回転させて、軸12aに固定された傾斜板12を第
4図(a)の状態に戻す、(この状態は下降運転で下層
階に停止した場合に車椅子が降りれる状態と同一である
。)次に身障者がエスカレータを降りて後、復旧スイッ
チS3を押すと、上層階における上段及び下段の身障者
用ステップ4′、4の切換ガイドレール(図示しない)
が油圧装置等からなる駆動装置(図示しない)により下
降移動しζ第4図(blにおいてレバー10.10′は
この切換ガイドレールの下降移動につれて、スプリング
43.43’のバネ圧によりピン11.11”を中心に
反時計方向に回転して通常のステップと何ら変わらない
第4図(alに示す状態に戻る。
るとエスカレータを自動的に停止させるが、身障者用ス
テップ4.4゛が降口に停止すると、上層階におけるレ
バー20の切換ガイドレールが油圧装置等からなる駆動
装置により下降移動し、第4図(b)においてローラ1
9を介してレバー20をピン21を中心にして反時計方
向に回転させる。このレバー20の回転動作は鎖歯車2
2゜24.24”、26.26’、2B及びこれらの鎖
歯車に巻掛けられたチェーン23,25.27を介して
ピン28aを反時計方向に回転させ、ピン28aに固定
された歯車28′と歯車30゜ピン16b、鎖歯車29
.チェーン31.鎖歯車32を介して軸12aを時計方
向に回転させて、軸12aに固定された傾斜板12を第
4図(a)の状態に戻す、(この状態は下降運転で下層
階に停止した場合に車椅子が降りれる状態と同一である
。)次に身障者がエスカレータを降りて後、復旧スイッ
チS3を押すと、上層階における上段及び下段の身障者
用ステップ4′、4の切換ガイドレール(図示しない)
が油圧装置等からなる駆動装置(図示しない)により下
降移動しζ第4図(blにおいてレバー10.10′は
この切換ガイドレールの下降移動につれて、スプリング
43.43’のバネ圧によりピン11.11”を中心に
反時計方向に回転して通常のステップと何ら変わらない
第4図(alに示す状態に戻る。
以上の説明では身障者が下層階からエス力レー夕に乗り
込み、上層階で降りる場合について述べたが、下層階で
降りる場合についても本質的に何ら変わりなく、本発明
を実施することができる。
込み、上層階で降りる場合について述べたが、下層階で
降りる場合についても本質的に何ら変わりなく、本発明
を実施することができる。
以上述べたように本発明によれば、身障者がマンコンベ
アを利用するときのみ、複数のステップのうち少なくと
も一つのステップの踏板が上方のステップの踏板と同一
の高さになるだけでなく、踏板の後端に設けられた傾斜
板が車止めの働きをもつように起立状態になるため、身
障者がたとえ1人であっても安全にマンコンベアに乗れ
るだけでなく、通常は一般のマンコンベアと全く同じ大
きさのステップにできるため、ステップを反転させるス
プロケットは従来のマンコンベアのスプロケットと同じ
大きさですみ、いたずらにマンコンベア全体の大きさが
大きくなることはない。
アを利用するときのみ、複数のステップのうち少なくと
も一つのステップの踏板が上方のステップの踏板と同一
の高さになるだけでなく、踏板の後端に設けられた傾斜
板が車止めの働きをもつように起立状態になるため、身
障者がたとえ1人であっても安全にマンコンベアに乗れ
るだけでなく、通常は一般のマンコンベアと全く同じ大
きさのステップにできるため、ステップを反転させるス
プロケットは従来のマンコンベアのスプロケットと同じ
大きさですみ、いたずらにマンコンベア全体の大きさが
大きくなることはない。
第1図は本発明を示すエスカレータ全体側面図、第2図
は下段の身障者用ステップ4の拡大斜視図、第3図は上
段の身障者用ステップ4′の拡大斜視図、第4図は身障
者用ステップ4及び4′の側面拡大図である。 1・・・エスカレータ本体 3・・・−船乗客用ステップ 4.4′・・・身障者用ステップ 5.5′・・・踏 板 12・・・・・傾斜板
は下段の身障者用ステップ4の拡大斜視図、第3図は上
段の身障者用ステップ4′の拡大斜視図、第4図は身障
者用ステップ4及び4′の側面拡大図である。 1・・・エスカレータ本体 3・・・−船乗客用ステップ 4.4′・・・身障者用ステップ 5.5′・・・踏 板 12・・・・・傾斜板
Claims (1)
- マンコンベアを構成する複数のステップのうち少なくと
も一つのステップの踏板を該ステップに対し上下方向に
移動自在に構成したマンコンベアにおいて、前記移動自
在の踏板の後端には傾斜板を回動自在に設けたことを特
徴とするマンコンベア。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5123188A JPS63235290A (ja) | 1988-03-03 | 1988-03-03 | マンコンベア |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5123188A JPS63235290A (ja) | 1988-03-03 | 1988-03-03 | マンコンベア |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63235290A true JPS63235290A (ja) | 1988-09-30 |
JPH0246512B2 JPH0246512B2 (ja) | 1990-10-16 |
Family
ID=12881172
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5123188A Granted JPS63235290A (ja) | 1988-03-03 | 1988-03-03 | マンコンベア |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63235290A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS597685A (ja) * | 1982-07-05 | 1984-01-14 | 株式会社日立製作所 | エスカレーター装置 |
-
1988
- 1988-03-03 JP JP5123188A patent/JPS63235290A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS597685A (ja) * | 1982-07-05 | 1984-01-14 | 株式会社日立製作所 | エスカレーター装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0246512B2 (ja) | 1990-10-16 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |