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JPS63151479A - 記録材料 - Google Patents

記録材料

Info

Publication number
JPS63151479A
JPS63151479A JP61298407A JP29840786A JPS63151479A JP S63151479 A JPS63151479 A JP S63151479A JP 61298407 A JP61298407 A JP 61298407A JP 29840786 A JP29840786 A JP 29840786A JP S63151479 A JPS63151479 A JP S63151479A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
acid
electron
alkyl group
hydrogen atom
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP61298407A
Other languages
English (en)
Inventor
Noriaki Ikeda
憲亮 池田
Naoto Yanagihara
直人 柳原
Ken Iwakura
岩倉 謙
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP61298407A priority Critical patent/JPS63151479A/ja
Publication of JPS63151479A publication Critical patent/JPS63151479A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41MPRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
    • B41M5/00Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
    • B41M5/124Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein using pressure to make a masked colour visible, e.g. to make a coloured support visible, to create an opaque or transparent pattern, or to form colour by uniting colour-forming components
    • B41M5/132Chemical colour-forming components; Additives or binders therefor
    • B41M5/136Organic colour formers, e.g. leuco dyes
    • B41M5/145Organic colour formers, e.g. leuco dyes with a lactone or lactam ring
    • B41M5/1455Organic colour formers, e.g. leuco dyes with a lactone or lactam ring characterised by fluoran compounds
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41MPRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
    • B41M5/00Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
    • B41M5/26Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used
    • B41M5/30Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used using chemical colour formers
    • B41M5/323Organic colour formers, e.g. leuco dyes
    • B41M5/327Organic colour formers, e.g. leuco dyes with a lactone or lactam ring
    • B41M5/3275Fluoran compounds

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Heat Sensitive Colour Forming Recording (AREA)
  • Color Printing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の分野) 本発明は記録材料に関し、特に発色部が近赤外領域の光
吸収を有しかつ発色性、生保存性、および発色画像の安
定性を向上させた電子供与性の無色染料と電子受容性化
合物を使用した記録材料に関する。
(従来技術) 電子供与性の無色染料と電子受容性化合物を使用した記
録材料は、感圧紙、感熱紙、感光感圧紙、通電感熱記録
紙等として既によく知られている。
たとえば英国特許2140449、米国特許44800
52、同4436920、特公昭60−23.922、
特開昭57−179,836、同60−123.556
、同6G−123,557などに詳しい。
記録材料の具備すべき性能は、(11発色濃度および発
色感度が十分であること、(2)カプリを生じないこと
、(3)発色後の発色体の堅牢性が十分であること、(
4)発色色相が適切で複写機通性があること(5) S
 / N比が高いこと、(6)発色体の耐薬品性が充分
であること、などであるが、現在これらを完全に満足す
るものは得られていない。
特に感熱記録材料においては溶剤等によりカブリが生じ
てしまう欠点および発色体が油脂、薬品等により変退色
をおこしてしまう欠点を有している。そのため水性イン
キペン、油性インキベン、ケイ光ペン、朱肉、接着剤、
のり、ジアゾ現像液等の文具及び事務用品等あるいはハ
ンドクリーム、乳液等の化粧品等に触れると、白色部が
発色したり、発色部が変退色をおこしたりして商品価値
を著しく損ねていた、本発明者らは、電子供与性無色染
料電子受容性化合物のそれぞれについて、その油溶性、
水への溶解度、分配係数、pKa置喚基の極性、置換基
の位置、混用での結晶性溶解性の変化などの特性に着目
して、良好な記録材料用素材及び記録材料の開発を追及
してきた。また近年、近赤外領域に吸収を有する記録材
料の開発が望まれている。
(発明の目的) 従って本発明の目的は発色性、生保存性および発色画像
の安定性が良好でしかも発色部が近赤外領域の光吸収を
有する記録材料を提供することである。
(発明の構成) 本発明の目的は、2位に置換アミノ基を有するジアリー
ルアミノ基、6位に置換アミノ基を有するキサンテンを
部分骨格として有する電子供与性無色染料および電子受
容性化合物を含有する事を特徴とする記録材料により達
成された。
本発明に係る電子供与無色染料の中下記一般式(1)で
表わされるものが好ましい。
(式(1)中、R1、R1は炭素原子数1〜10のアル
キル基を、R1、Ro。は水素原子、アルキル基または
ハロゲン原子を、R4、Rsは水素原子、アルキル基ま
たはアリール基を、Rh、 Ry、RII、R9は水素
原子、アリール基、アルコキシ基、アルキル基、置換ア
ミノ基、またはハロゲン原子をilAはベンゼン環、ナ
フタレン環または、ペテロ環を表わすsRs、R9およ
びRh、R?は相互に結合して環を形成してもよい、) 上記一般式(1)において、R1とR2、R4,R3、
およびR4とR6は相互に結合して環を形成してもよく
、これらはさらに置換基を有していてもよい。
なお、了り−ル基は、フェニル基、ナフチル基または複
素芳香環基を表わし、これらは、アルキル基、アルコキ
シ基、アリールオキシ基、ハロゲン原子、ニトロ基、シ
アノ基、置換カルバモイル基、置換スルファモイル基、
置換アミノ基、置換オキシカルボニル基または置換オキ
シスルホニル基等の置換基を有していてもよい、またア
ルキル基は飽和または不飽和のアルキル基またはシクロ
アルキル基を表わし、これらは、アリール基、アルコキ
シ基、アリールオキシ基、ハロゲン原子またはシアノ基
等の置換基を有していてもよい。
上記中R1またはR2で表わされる置換基のうち、炭素
原子数1〜10のアルキル基、アルコキシアルキル基、
ハロゲン置換アルキル基、アリールオキシアルキル基お
よび置換基を有していてもよいフェニル基が好ましく、
R4またはR3で表わされる置換基のうち水素原子、炭
素原子数1〜12のアリール基、アルコキシ基、アリー
ルオキシ基、またはハロゲン原子を置換基としてをして
いてもよいアルキル基および炭素原子数6〜100アル
キル基。
アルコキシ基、置換アミノ基またはハロゲン原子を置換
基として存していてもよいフェニル基が好ましくRいR
1、R6、R9で表わされる置換基のうち、水素原子、
炭素原子数1〜10のアルキル基、アルコキシ基、ジア
ルキルアミノ基、アニリノ基およびハロゲン原子が好ま
しい。
環Aはベンゼン、環およびピリジン環が好ましい。
これらの電子供与性無色染料の例を以下に示す。
N (CJs) z 等を表わす、) 等があり、これらは単独で使用してもさしつがえないが
、色調調整及び発色画像の退色防止のために2種以上混
合してもさしつかえない。
これら電子供与性無色染料は、他のトリフェニルメタン
フタリド化合物、フルオラン系化合物、フェノチアジン
系化合物、インドリルフタリド系化合物、ロイコオーラ
ミン系化合物、ローダミンラクタム系化合物、トリフェ
ニルメタン系化合物、トリアゼン系化合物、フルオレン
系化合物、スピロピラン系化合物など各種の化合物と混
合して用いてもよい。
フタリド類の具体例は米国再発行特許明細書第23.0
24号、米国特許明細書第3.491.111号、同第
3.491.112号、同第3.491.116号およ
び同第3,509゜174号、フルオラン類の具体例は
米国特許明細書第3,624.107号、同第3.62
7,787号、同第3,641.011号、同第3.4
62.828号および同第3,681,390号、米国
特許明細書第3,920,510号、米国特許明細書第
3,959,571号、スピロピラン類の具体例は米国
特許明細書第3,971,808号、ピリジン系および
ピラジン系呈色化合物類は米国特許明細書第3.775
.424号および同第3,853,869号、米国特許
明細書第4.246,318号フルオレン系化合物の具
体例は特願昭61−240989号等に記載されている
本発明に係る電子受容性化合物のうち下記一般式(I[
)〜(V)で表わされるものが好ましい。
上記一般式(n)中、R3およびRよは同一でも異なっ
ていてもよく、水素原子、アルキル基、アルコキシ基、
了り−ル基、アリールスルホニル基、アルコキシカルボ
ニル基、またはハロゲン原子を、R5は、水素原子また
は下記一般式(Vl)で表わされる基を表わす。
K! 上記−(Vl)式中、R1およびR2は前記一般式(n
)におけるR1、R1と同じものを表わし、R1は炭素
原子数1〜12の2価の基または、Sotを表わす。
上記一般式(n)で表わされる化合物のうちR1−Hで
、R3およびR8が水素原子又はアルコキシカルボニル
基の場合と%R3が一般式(VI)で表わされる基でR
1が炭素原子数3〜12のアルキレン基、炭素原子数5
〜7のシクロアルキレン基、炭素原子数8〜12のアラ
ルキレン基およびSO!の場合が好ましい。
なお上記一般式においてアルキル基は飽和または不飽和
のアルキル基またはシクロアルキル基を表わし、これら
はアリール基、アルコキシ基、アリールオキシ基、ハロ
ゲン原子、またはシアノ基等の置換基を有していてもよ
い、一部を例示すれば、4−フェニルフェノール、ビス
フェノールスルホン、p−フェニルスルホニルフェノー
ル、p−トリルスルホニルフェノール、ビス(3−ビニ
ル−4−ヒドロキシフェニル)スルホン、2.2−ビス
(3−ビニル−4−ヒドロキシフェニル)プロパン、ビ
ス−3−アリル−4−ヒドロキシフェニルスルホン、ヘ
キシル−4−ヒドロキシベンゾエート、2.2’−ジヒ
ドロキシビフェニール、2.2−1:”ス(4−ヒドロ
キシフェニル)プロパン、4,4゛−イソビリデンビス
(2−メチルフェノール)、1,1−ビス−(3−クロ
ロ−4−ヒドロキシフェニル)シクロヘキサン、1.1
−ビス(3−クロロ−4−ヒドロキシフェニル)−2−
エチルブタン、4,4′−セカンダリ−イソオクチリデ
ンジフェノール、、 4. 4 ’ −5ec−ブチリ
デンジフェノール、4−p−メチルフェニルフェノール
、4.4’−イソペンチリデンジフェノール、4.4’
−メチルシクロヘキシリデンジフェノール、4.4′−
ジヒドロキシジフェニルサルファイド、1.4−ビス−
(4゛−ヒドロキシクミル)ベンゼン、1.3−ビス−
(4′−ヒドロキシクミル)ベンゼン、4,4゛−チオ
ビス(6tert−ブチル−3−メチルフェノール)、
4.4゛−ジヒドロキシジフェニルスルフォン、ヒドロ
キノンモノベンジルエーテル、4−ヒドロキシベンゾフ
ェノン、2,4−ジヒドロキシベンゾフェノン、ポリビ
ニルペンジルオキシ力ルポニルフェノール、2,4.4
’−)ジヒドロキシベンゾフェノン、2.2’、4.4
’−テトラヒドロキシベンゾフェノン、4−ヒドロキシ
フタル酸・ジメチル、4−ヒドロキシ安息香酸メチル、
2゜4.4′−)リヒドロキシジフェニルスルホン、1
.5−ビス−p−ヒドロキシフェニルペンタン、1.6
−ビス−p−ヒドロキシフェノキシヘキサン、4−ヒド
ロキシ安息香酸トリル、4−ヒドロキシ安息香酸α−フ
ェニルベンジルエステル、4−ヒドロキシ安息香酸フェ
ニルプロピル、4−ヒドロキシ安息香酸フェネチル、4
−ヒドロキシ安息香酸−p−クロロベンジル、4−ヒド
ロキシ安息香酸−p−メトキシベンジル、4−ヒドロキ
シ安息香酸ベンジルエステル、4−ヒドロキシ安息香酸
−m−クロロゼンジルエステル、4−ヒドロキシ安息香
酸β−フェネチルエステル、4−ヒドロキシ−2’、4
′−ジメチルジフェニルスルホン、β−フェネチルオル
セリネート、シンナミルオリセリネート、オルセリン酸
−〇−クロロフェノキシエチルエステル、〇−エチルフ
ェノキシエチルオルセリネート、O−フェニルフェノキ
シエチルオルセリネート、m−フェニルフェノキシエチ
ルオルセリネート、2.4−ジヒドロキシ安息香酸−β
−3′−t−ブチル−4′−ヒドロキシフェノキシエチ
ルエステル、1−t−ブチル−4−p−ヒドロキシフェ
ニルスルホニルオキシベンゼン、4−N−ベンジルスル
ファモイルフェノール、2.4−ジヒドロキシ安息香酸
−p−メチルベンジルエステル、2.4−ジヒドロキシ
安息香酸−β−フェノキシエチルエステル、2.4−ジ
ヒドロキシ−6−メチル安息香酸ベンジルエステル、ビ
ス−4−ヒドロキシフェニル酢酸メチル、等があげられ
る。
上式中Rは、水素原子、アリール基またはアルキル基を
、Xはアルキル基、アルコキシ基またはハロゲン原子を
Mはn価の金属原子を表わし、nは1〜3の整数を表わ
す、RとXは相互に結合して環を形成してもよい。
なおアルキル基は飽和または不飽和のアルキル基または
シクロアルキル基を表わし、これらはアリール基、アル
コキシ基、了り−ルオキシ基、ハロゲン原子、アシルア
ミノ基、アミノカルボニル基またはシアノ基等の置換基
を有していてもよく、また了り−ル基は、フェニル基、
ナフチル基または複素芳香環基を表わし、これらは、ア
ルキル基、アルコキシ基、アリールオキシ基、ハロゲン
原子、ニトロ基、シアノ基、置換カルバモイル基、置換
スルファモイル基、置換アミノ基、置換オキシカルボニ
ル基、置換オキシスルホニル基、チオアルコキシ基、了
り−ルスルホニル基またはフェニル基等の置換基を有し
ていてもよい。
上式中Rで表わされる置換基のうち水素原子、フェニル
基および炭素原子数1〜22のアルキル基が好ましく、
Xで表わされる置換基のうち、炭素原子数1〜22のア
ルキル基、炭素原子数1〜20のアルコキシ基、塩素原
子および弗素原子が好ましく、Mで表わされる金属原子
のうち、亜鉛、アルミニウム、マグネシウム、およびカ
ルシウムが好ましい。
Xで表わされるアルキル基およびアルコキシ基の置換基
のうち、炭素原子数6〜12のアリール基、炭素原子数
6〜16のアリールオキシ基、炭素原子数1〜12のア
ルコキシ基、ハロゲン原子、またはアルコキシカルボニ
ル基が好ましい。
本発明に係るサリチル酸誘導体は、非水溶性の観点から
総炭素原子数14以上の化合物が好ましく、特に16以
上が好ましい、これらは金属塩の形で用いてもよいし、
分散液中にたとえば酸化亜鉛を共存させて、分散液中で
塩形成、吸着ないし複分解を生ぜしめてこれを用いるこ
ともできる。
次に、具体例を示す。
4−ペンクデシルサリチル酸、3−フェニルサリチル酸
、3−シクロヘキシルサリチル酸、3゜5−ジ−t−ブ
チルサリチル酸、3.5−ジ−ドデシルサリチル酸、3
−メチル−5−ベンジルサリチル酸、3−フェニル−5
−(α、α−ジメチルベンジル)サリチル酸、3.5−
ジー(α−メチルベンジル)サリチル酸、3.5−ジ−
t−オクチルサリチル酸、5−テトラデシルサリチル酸
、5−ヘキサデシルサリチル酸、5−オクタデシルサリ
チル酸、5−α−(p−α−メチルベンジルフェニル)
エチルサリチル酸、4−ドデシルオキシサリチル酸、4
−テトラデシルオキシサリチル酸、4−ヘキサデシルオ
キシサリチル酸、4−β−フェノキシエトキシサリチル
酸、4−β−p−トリルオキシエトキシサリチル酸、4
−β−p−エチルフェノキシエトキシサリチル酸、4−
β−p−メトキシフェノキシエトキシサリチル酸、4−
β−p−エトキシフエノキシエトキシサIJ、チル酸、
4−β−m−)リルオキシエトキシサリチル酸、4−β
−o−)リルオキシエトキシサリチル酸、4−(8−フ
ェノキシオクチルオキシ)サリチル酸等。
上式中、Rは水素原子、アリール基、アルキル基または
ハロゲン原子を、Xは水素原子、アルキル基、アルコキ
シ基またはハロゲン原子をMは2価の金属を表わし、n
は0.lまたは2を表わす。
具体例としては、ビス(2−ヒドロキシ−5−ブチルフ
ェニル)スルホン、ビス(2−ヒドロキシ−5−フェニ
ルフェニル)スルホン、ビス(2−ヒドロキシ−5−オ
クチルフェニル)スルホン、ビス(2−ヒドロキシ−5
−クロロフェニル)スルホン、ビス(2−ヒドロキシ−
3−クロロ−5−ブチルフェニル)スルホンなどの亜鉛
、ニッケル、マグネシウム塩等があげられる。
(R)  z  Z  n (A)  z   (V)
上式中、Rはへテロ原子を介して、亜鉛イオンと結合し
て錯体を形成している単座又は多座の無色有機配位子を
、AはSCN、CI又は電子吸引性基を有する安息香酸
アニオンを表わす。
Rで表わされる無色有機配位子のうち、ピリジン、イミ
ダゾール、キノリン、ベンゾチアゾール、ベンゾイミダ
ゾール、またはアンチピリン配位子が好ましく、これら
はアルキル基、シアノ基、アルコキシ基、フェニル基、
アミノ基、ホルミル基、ビニル基等で置換されていても
よい、具体例としてはロダン亜鉛のイミダゾール錯体、
2−フェニルイミダゾール錯体、ピコリン錯体、ピリジ
ン錯体、2−ベンジルイミダゾール錯体、ベンゾイミダ
ゾール錯体、2.3−ジメチル−1−フェニル−3−ピ
ラゾリン−5−オン錯体、1−フェニル−2−メチル−
3−ベンジル−3−ピラゾリン−5−オン錯体、■−フ
ェニルー2−メチルー3−(2−エチルヘキシル)−3
−ピラゾリン−5−オン錯体、1−フェニル−2−メチ
ル−3−イソプロピル−3−ピラゾリン−5−オン錯体
、−フェニル−2,3−ベンジル−ピラゾリン−5−オ
ンtH4c、−フェニル−2−ベンジル−3−メチル−
ピラゾリン−5−オン錯体等があげられる。
これらは単独または混合して用いられる。これらのうち
サリチル酸誘導体および金属塩からなる電子受容性化合
物が好ましく、特に亜鉛−が好ましい。
本発明に係る記録材料は、発色部が近赤外領域の光吸収
を有しかつ発色濃度が十分でしかも発色した色素は著し
く安定で、長時間の光照射、加熱、加湿によってもほと
んど変退色をおこさないので記録の長期保存という観点
で特に有利である。また感熱記録材料に使用した場合に
は、溶剤等により、未発色部が発色したり発色体が油脂
、薬品等により変退色したりする欠点がないので、記録
材料として理想に近い性能を有する。
感熱紙に用いる場合には、電子供与性無色染料および電
子受容性化合物は分散媒中で10μ以下、好ましくは3
μ以下の粒径にまで粉砕分散して用いる。分散媒として
は、一般に0.5ないし10%程度の濃度の水溶性高分
子水溶液が用いられ、分散はボールミル、サンドミル、
横型サンドミル、アトライタ、コロイドミル等を用いて
行われる。
使用される電子供与性無色染料と電子受容性化合物の比
は、重量比で1=10からl:1の間が好ましく、さら
にはl:5から2:3の間が特に好ましい、一方電子供
与性無色染料および電子受容性化合物とは、別に炭酸カ
ルシウムおよび/または酸化亜鉛を分散媒中で粉砕分散
する。炭酸カルシウムおよび/または酸化亜鉛の使用量
は、電子受容性化合物の0.5〜20倍(重量比)が好
ましく、特に1〜10倍が好ましい、またその熱応答性
を改良するために熱可融性物質を感熱発色層に含有させ
ることができる。
好ましい熱可融性物質の例として、下記一般式(■)〜
(11)で表わされる化合物があげられる。
R5N1IC0NHz               
(X )RaCONH−Ry            
   (ll )式中R,〜R4は、それぞれフェニル
基、ベンジル基、及びこれらの低級アルキルまたはハロ
ゲン置換体を表し、R3、R6はそれぞれ炭素数12以
上24以下のアルキル基、アリールオキシメチル基、ベ
ンジル基を、R1は水素またはフェニル基を示す。
また一般式(■)〜(XI)のR3−R4で示されるフ
ェニル基またはベンジル基が低級アルキル基で置換され
ている場合、その炭素数は1以上8以下、好ましくは1
以上3以下である。またハロゲン原子で置換されている
場合、好ましいものはフッ素である。また、式(IX)
においてR6′は水素または水酸基を表す。
(Xll)式中、A、Bは酸素原子又は硫黄原子を、R
oは2価の基を示し、好ましくはアルキレン基、カルボ
ニル基を持つアルキレン基、ハロゲン原子を持つアルキ
レン基、不飽和結合を持つアルキレン基、さらに好まし
くはアルキレン基、エーテル結合を持つアルキレン基を
示す、またx、y、z。
X′、Y′、Z′は同じでも異なっていても良く、水素
原子、ハロゲン原子、アルキルオキシカルボニル基、ア
ラルキルオキシカルボニル基を示す。
前記−触式(■)〜(Xll)の化合物は、融点70゜
℃以上150℃以下であることが好ましく、さらに好ま
しくは、融点80℃以上130℃以下である。具体的に
は、p−ベンジルオキシ安息香酸ベンジル(mp、11
9℃)、β−ナフチノtベンジルエーテル(mp、10
5℃)、ステアリン酸アミド(mp、108℃)、パル
チミン酸アミド(mp、103℃)、N−フェニルニア
リン酸アミド(fftp、96℃)、N−ステアリル尿
素(mp、110℃)、β−ナフトエ酸フェニルエステ
ル(mp、92℃)、1−ヒドロキシ−2−ナフトエ酸
フェニルエステル(mp、92℃)、β−ナフトール(
p−クロロベンジル)エーテル(mp、115℃)、β
−ナフトール(p−メチルベンジル)エーテル(mp、
96℃)、α−ナフチルベンジルエーテル(mp、76
℃)、1.4−ブタンジオール−p−メチルフェニルエ
ーテル(mp、93℃)、1.4−プロパンジオール−
p−メチルフェニルエーテル(mp、93℃)、ステア
リン酸アミド(mp、 106〜109℃)1.4−プ
タンジオールーp−イソプロピルフェニルエーテル(m
p、79℃)、’1.4−ブタンジオールーp−t−オ
クチルフェニルエーテル(mp、99℃)、2−フェノ
キシ−1−p−トリル−オキシ−エタン(mp、104
℃)、1−フェノキシ−2−(4−エチルフェノキシ)
エタン(m p 、106℃)、1−フェノキシ−2−
(4−クロロフェノキシ)エタン(mp、77℃)、1
.4−フ゛タンジオールフェニルエーテル(mp、98
℃)、ジエチレングリコール−ビス(4−メトキシ−フ
ェニル)エーテル(mp、101℃)、p−エチルフェ
ノキシ酢酸ベンジルアミド(mp、94℃)、フェニル
酢酸ベンジルアミド(mp、124℃)等が挙げられる
前記熱可融性物質は単独でもあるいは混合して使用して
もよく、十分な熱応答性を得るためには、電子受容性化
合物にだいし、10〜200重量%使用することが好ま
しく、さらに好ましい使用量は20〜150重量%であ
る。
このようにして得られた分散液を適当な比で混合した塗
液には、さらに、種々の要求を満たすたそに添加剤が加
えられる。
添加剤の例としては記録時の記録ヘッドの汚れを防止す
るために、バインダー中に無機顔料、ポリウレアフィラ
ー等の吸油性物質を分散させておくことが行われ、さら
にヘッドに対する離型性を高めるために脂肪酸、金属石
ケンなどが添加される。従って一般には、発色に寄与す
る無色染料、電子受容性化合物の他に、顔料、ワックス
、帯電防止剤、紫外線吸収剤、消泡剤、導電剤、蛍光染
料、界面活性剤、ヒンダードフェノール安息香酸誘導体
などの添加剤が支持体上に塗布され、記録材料が構成さ
れることになる。
具体的には、顔料としてのカオリン、焼成カオリン、タ
ルク、ケイソウ土、水酸化アルミニウム、水酸化マグネ
シウム、焼成石コウ、シリカ、炭酸マグネシウム、酸化
チタン、アルミナ、炭酸バリウム、硫酸バリウム、マイ
カ、マイクロバルーン、尿素−ホルマリンフィラー、ポ
リエチレンパーティクル、セルロースフィラー等粒径0
.1ないし15μのものから選ばれる。ワックス類とし
ては、パラフィンワックス、カルボキシ変性パラフィン
ワックス、カルナウバロウワックス、マイクロクリスタ
リンワックス、ポリエチレンワックスの他、高級脂肪酸
エステル等があげられる。
金属石ケンとしては、高級脂肪酸多価金属塩即ち、ステ
アリン酸亜鉛、ステアリン酸アルミニウム、ステアリン
酸カルシウム、オレイン酸亜鉛等があげられる。
ヒンダードフェノールとしては、少なくとも2または6
位のうち1個以上が分岐アルキル基で置換されたフェノ
ール誘導体が好ましい。
たとえば、1,1−ビス(2−メチル−4−ヒドロキシ
−5−t−ブチルフェニル)ブタン、1゜1.3−)リ
ス(3−メチル−4−ヒドロキシ−5−t−ブチルフェ
ニル)ブタン、ビス(2−ヒドロキシ−3−t−7’チ
ル−5−メチルフェニル)メタン、ビス(2−メチル−
4−ヒドロキシ−5−も−ブチルフェニル)スルフィド
等がある。
これらは、バインダー中に分散して塗布される。
安息香酸誘導体としては、電子吸引性基を1ヶ以上有す
る安息香酸金属塩が好ましく、具体的には、ハロゲン置
換安息香酸、ニトロ安息香酸、シアノ安息香酸、置換ス
ルホニル安息香酸、アシル安息香酸、置換カルバモイル
安息香酸、アルコキシカルボニル安息香酸、置換スルフ
ァモイル安息香酸などの亜鉛塩、アルミニウム塩、カド
ミウム塩、マグネシウム塩、カルシウム塩等があげられ
る。特に亜鉛塩が好ましい、これらは電子受容性化合物
としても使用できる。これらは電子受容性化合物と混合
または単独に分散して塗布される。
バインダーとしては水溶性のものが一般的であり、ポリ
ビニルアルコール、ヒドロキシエチルセルロース、ヒド
ロキシプロピルセルロース、エピクロルヒドリン変性ポ
リアミド、エチレン−無水マレイン酸共重合体、スチレ
ン−無水マレイン酸共重合体、イソブチレン−無水マレ
イン酸共重合体、ポリアクリル酸、ポリアクリル酸アミ
ド、メチロール変性ポリアクリルアミド、デンプン誘導
体、カゼイン、ゼラチン等があげられる。またこれらの
バインダーに耐水性を付与する目的で耐水化剤(ゲル化
剤、架橋剤)を加えたり、疏水性ポリマーのエマルジョ
ン、具体的には、スチレン−ブタジェンゴムラテックス
、アクリル樹脂エマルジョン等を加えることもできる。
塗液は、原紙、上質紙、合成紙、プラスチックシートあ
るいは中性紙上に2〜10g/rrf程度塗布される。
更に塗布表面層にポリビニルアルコール、ヒドロキシエ
チルデンプンあるいはエポキシ変性ポリアクリルアミド
の如き水溶性ないし水分散性高分子化合物と架橋剤とか
らなる0、2〜24μ程度の保護層を設け、耐性を向上
させることもできる。
感熱紙に用いる場合には更に又0L52228581号
、同2110854、特公昭52−20142などに記
載されている種々の態様をとりうる。あるいは記録に先
立つて、予熱、調湿あるいは塗布紙の延伸などの操作を
加えることもできる。
(発明の実施例) 以下実施例を示すが、本発明は、この実施例のみに限定
されるものではない。
実施例1 電子供与性無色染料である、2−N−p−ジエチルアミ
ノフェニルアニリノ−6−N−エチル−N−イソアミル
アミノフルオラン6g、2−アニリノ−3−クロロ−6
−ジニチルアミノフルオラン8gおよび3’、6’−ビ
スジエチルアミノ−5−ジエチルアミノスピロ(イソベ
ンゾフラン−1,9′−フルオレン)−3′−オン2g
、電子受容性化合物である4−β−p−メトキシフェノ
キシエトキシサリチル酸亜鉛20g、熱可融性物質であ
る、2−ベンジルオキシナフタレン10gおよびステア
リン酸アミド15gを各々100gの5%ポリビニルア
ルコール(クラレP V A105)水溶液とともに一
昼夜ボールミルで分散し、体積平均粒径を3μとした。
一方炭酸カルシウムと酸化亜鉛の答重量混合物80gを
ヘキサメタリン酸ソーダの0.5%溶液160gととも
にホモジナイザーで分散した。
以上のように分散して各分散液を、電子供与性無色染料
分散液5g、電子受容性化合物分散液10g、熱可融性
物質分散液5g、炭酸カルシウムと酸化亜鉛分散液22
gの割合で混合し、さらにステアリン酸亜鉛のエマルジ
ョン4gと2%の(2−エチルヘキシル)スルホコハク
酸ナトリウムの水溶液5gを添加して塗液を得た。この
塗液を秤量50g/nlの上質紙上に乾燥、塗布量が6
g/rrrとなるようにワイヤーバーで塗布し、50℃
のオーブンで5分間乾燥し、キャレンダー処理を行い塗
布紙を得た。
富士通側高速ファクシミリF F −2000を用い発
色させると黒色の印像が得られた。この発色像は近赤外
領域に光吸収を有していた。またエタノール、ひまし油
を各々濾紙に含浸させ上記の方法で得られた記録紙の発
色面に重ね合わせたところ白色部のカブリおよび発色部
の消色(変退色)は、はとんど認められなかった。
一方、得られた塗布紙を高温(60°C130%RH)
および多湿(40°C190%RH)の条件に24時間
保存したが、カプリはほとんど生じなかった。
実施例2,3 実施例1の電子供与性無色染料、電子受容性化合物の代
りに、それぞれ次のものを用いた。他は実施例1と同様
にして塗布紙を得た。
実施例2 電子供与性無色染料=2−ビス(P−ジエチルアミノフ
ェニル)アミノ−6−ジニチルアミノフルオラン8g1
および2−アニリノ−3−メチル−6−N−エチル−N
−イソアミルアミノフルオラン12g 電子受容性化合@!J:4−β−p−メトキシフェノキ
シエトキシサリチル酸亜鉛15g、およびロダン亜鉛の
1−フェニル−2,3−ジメチル−3−ピラゾリン−5
−オン錯体5g 実施例3 電子供与性無色染料:2−N−p−アニリノフェニル 
アニリノ−6−ジニチルアミノフルオラン8g、および
2−アニリノ−3−メチル−6−N−エチル−N−イソ
アミルアミノフルオラン12電子受容性化合物:ロダン
亜鉛のベンゾイミダゾール錯体20g 発色像は各れも近赤外領域に光吸収を有しており、また
カブリも少なかった。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 2位に置換アミノ基を有するジアリールアミノ基、6位
    に置換アミノ基を有するキサンテンを部分骨格として有
    する電子供与性無色染料および電子受容性化合物を含有
    する事を特徴とする記録材料
JP61298407A 1986-12-15 1986-12-15 記録材料 Pending JPS63151479A (ja)

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