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JPH10504322A - 汚染された環境を消毒するための方法および組成物 - Google Patents

汚染された環境を消毒するための方法および組成物

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Publication number
JPH10504322A
JPH10504322A JP9500421A JP50042197A JPH10504322A JP H10504322 A JPH10504322 A JP H10504322A JP 9500421 A JP9500421 A JP 9500421A JP 50042197 A JP50042197 A JP 50042197A JP H10504322 A JPH10504322 A JP H10504322A
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JP
Japan
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formulation
composition
solid
compounds
solid surface
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9500421A
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English (en)
Inventor
エマーソン,ラルフ・ダブリユ
クランドール,ブラツドフオード・ジー,ジユニア
Original Assignee
プロガード・インコーポレイテツド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by プロガード・インコーポレイテツド filed Critical プロガード・インコーポレイテツド
Publication of JPH10504322A publication Critical patent/JPH10504322A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • A01N35/00Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing organic compounds containing a carbon atom having two bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, e.g. aldehyde radical
    • A01N35/02Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing organic compounds containing a carbon atom having two bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, e.g. aldehyde radical containing aliphatically bound aldehyde or keto groups, or thio analogues thereof; Derivatives thereof, e.g. acetals
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、汚染された環境を消毒する目的で、フラボノイドアルデヒドまたはアルコールの使用により微生物の増殖を抑制する方法および組成物を提供する。該方法は、滅菌していない領域を、病原性微生物の増殖を抑制するのに十分な量のフラボノイドアルデヒドまたはアルコールと接触させる工程を含む。アルデヒドまたはアルコールは、種々の製剤で提供することができる。

Description

【発明の詳細な説明】 汚染された環境を消毒するための方法および組成物 序論 技術分野 本発明は、フラボノイドアルデヒドおよびアルコールを使用する、固体、液体 および気体環境の消毒に関する。本発明は、シンナムアルデヒドおよびコニフェ リルアルデヒドを含む組成物ならびに微生物によってコロニー化された領域また は該コロニー化を受けやすい領域の汚染除去に対するその使用によって例証され る。発明の背景 地球上のほとんどの環境は、微生物によってコロニー化され、その微生物のい くつかは、潜在的感染性病原体である。例えば、壁、床、食品製造用表面および 医療機器などの固体表面は、真菌類、細菌またはウイルスの微生物によって汚染 されることが多い。同様に、そのような微生物は、しばしば、水泳用プールの水 、飲料水および食品加工で使用される水などの液体にコロニーをつくる。多くの 微生物は、空気で運ばれてあちこちに移動し、病気を蔓延させる可能性がある。 微生物による汚染を抑制し、または除去するための現在利用できる方法にはい くつかの欠点がある。例えば、ある特定の抗微生物剤(antimicrobial agents)は 、一般に、1種類の微生物のみに有効である。一般に、抗菌剤(antibacterial a gent)は真菌類の生物に対して効果がなく、抗真菌剤は細菌に対して効果がない 。また、抗微生物剤はヒトおよび他の動物に対して毒性であることが多い。すな わち、種々の環境の汚染除去に対して有用である組成物および方法を開発するこ とは興味深い。関連文献 Wolfら、米国特許 No.4,402,950は、シンナムアルデヒドおよび芳香植物から 得られる他のある種のテルペンが生きているヒトおよび動物組織内のウイルスの 不活性化に有用であることを報告している。Spertiら、米国特許 No.4,477,361 は、石鹸にシンナモン化合物を使用することを記載している。 発明の要旨 本発明は、汚染された環境を消毒する目的で、フラボノイドアルデヒドまたは アルコールを使用して微生物の増殖を抑制するための方法および組成物を提供す る。該方法は、滅菌していない領域を十分な量のフラボノイドアルデヒドまたは アルコールと十分な時間接触させて、滅菌していない領域にある病原性 微生物の増殖を抑制する工程を含む。該アルデヒドまたはアルコールは、種々の 製剤で提供することができる。請求の範囲の組成物および方法を使用して汚染を 除去した固体表面は、本発明の別の面であり、その固体表面は、上記フラボノイ ドアルデヒドまたはアルコールの1種以上を微生物の増殖を抑制するのに有効な 量で含む液体組成物を蒸発させることによって得られた残留物で被覆される。 請求の範囲の方法および組成物で使用する殺生物性生成物である活性成分は、 下記式(1): [式中、Rは、−CH2OHまたは−CHOを表し;nは0〜3の整数であり; 各R1は独立してOHまたは1〜10の炭素原子および0〜5個のヘテロ原子を 含む有機置換基であり、その化合物の全R1置換基中の炭素およびヘテロ原子の 総数は15以下であり;R4は水素または1〜10の炭素原子を含む有機構成成 分を表す。]で示される構造を有する。本発明は、消毒するのが望ましい多くの 環境における微生物の増殖の抑制 に用途を見いだしたものである。本発明の組成物および方法は、実質的に微生物 のない環境を作りだす。 好ましい実施態様の詳細な記載 環境の汚染除去に適する、および/または実質的に微生物のない環境を作りだ すのに適する製剤形態中に少なくとも1種類のフラボノイドアルデヒドまたはア ルコールを含む組成物、ならびに該組成物を使用する方法を提供する。これらの 組成物は、シンナムアルデヒド、コニフェリルアルデヒドなどの天然化合物およ び密接に関連する化合物を含む。また、興味深いのは、α−ヘキシルシンナムア ルデヒド(HCA)などのα−置換アルデヒドである。さらに、該組成物は、標 的微生物の栄養源としての役割を果たす有機物質に浸み込ませるために使用する ことができ、および/または、ヒトなどの動物に対して毒性のない固体支持体に 結合させて提供することができる。本明細書で使用する「汚染除去」は、微生物 によってコロニー化された環境を消毒もしくは滅菌すること、または所定の領域 での微生物の個体数を減少させるようにその環境における微生物の増殖を抑制す ることを意味する。そのような汚染除去は、上記殺生物剤の使用後直ちになされ ると考えられ、あるいは、上記組成物 の残留効果の結果、微生物汚染を受けやすい領域の清潔を維持し、該領域が汚染 されるのを防ぐと考えられる。該環境は、液体、気体または固体であり得る。 式(1)の化合物を含む組成物は、消毒薬としていくつかの利点を有する。他 のほとんどの抗微生物組成物と違って、該組成物は、細菌および真菌類の両方の 微生物に対して有効であり、また、ウイルスに対しても有効である。式(1)の 化合物の別の利点は、ヒトおよび動物に対して毒性がないことである。本発明で 使用することができる多くの芳香族および脂肪族アルデヒド、例えば、α−ヘキ シルシンナムアルデヒド(HCA)、ベンズアルデヒド、アセトアルデヒド、シ ンナムアルデヒド、ピペロナールおよびバニリンなどは、一般に、安全な(GR AS)合成香味剤(21 CFR§172.515)として認められている。HCAは、1950 年代以前に公に使用され、今日は、消費製品(石鹸、洗剤、クリーム、ローショ ン、香料)に広く使用される(芳香原料に関する論文、Food Cosmet.Toxicol. 12: 補遺、 915,1974)。HCAは、1965年にFEMA[香味料抽出物製造協会 (Flavoring Extract Manulactures′Association)、香味成分使用量の調査、N o.2569.Fd.Technol,,Champaign, 19: (part 2)155,1965)によってGR AS[一般的に安全 であると認められること(generally recognized as safe)]であると認められ、 米国FDAによって、食品への使用が承認されている(21CFR121.1164)。欧州 会議(1970)(欧州会議、天然および人工香味物質、社会公衆衛生分野における 部分的同意、ストラスブール、リスト A(1)、シリーズ 1、No.129, p.55,1970 )は、1 ppm レベルで許可される人工香味物質リストにHCAを含めた。これら 種々の化合物は、ボツリヌス菌(C .botulinum)胞子の発芽に対して阻害活性を 有することが報告されている(Bowlesおよび Miller, G .Food Protection(1993 )56:788-794)。別の利点は、該組成物が食物源の中および/またはその周囲で 使用できるということである。芳香族アルデヒドは、特に、正の感覚器官刺激性 および嗅覚性を有し、場合によっては、処理された製品の香味および/または臭 いを改善することができる。例えば、HCAのにおいは、花またはジャスミン様 で、いくらか草本性の特性を有するとして記載されている(Technical Data She et)。 他の利点は、該組成物を界面活性剤および他の化合物(Tween(ポリソルバー ト)およびサポニン(これもGRASとして認可されている)など)とともに水 性エマルションとして製剤することができ、また、食品添加物として使用できる と いうことである。従って、該製剤品の安全性は、認められた濃度以内で使用すれ ば、すでに保証されている。別の利点としては、製剤残留性(formulation resi duality)が管理できるということが挙げられる。これは、有益な生物による完 全な汚染除去管理プログラムに対して短期間残留を所望する場合に特に有益であ る。さらに、該製剤品は、他の試薬に対して耐性のある微生物に対して作用し、 複数の標的生物に対して有効である。そのような生物の例としては、真菌類、細 菌(例えば、サルモネラ(Salmonella)、ボツリヌス菌(C .botulinum)、結核 菌M .tuberculosis など)、原生動物(例えば、ジアルジア属(Giardia ))、 ウイルスおよび藻類(ヒトまたは他の動物に病原性のある生物を含む)が挙げら れる。これにより、特定の領域の微生物全部を抑制することが望まれる環境に複 数の試薬を使用する必要性が減少する。該製剤品の単独使用の効果は長く続き、 一般に、少なくとも1ヵ月またはそれ以上の間、微生物の増殖を抑制するには、 単独使用で十分である。病原性生物の長期にわたる抑制により、より衛生的な環 境が得られ、ある領域の汚染除去のために一般的に必要なより低い濃度の抗病原 性物質を1回投与することで、環境を傷つける可能性を減少させるとともに、化 合物を使用する作業員または処理された物質 と接触する可能性のある動物、魚もしくは家禽に対して有害な副作用を及ぼす可 能性を減少させる。典型的には、該製剤は、標的生物に対して急速に死を招く。 ヒトを含む動物に使用する場合、HCAは、使用する濃度では無毒性であり、 皮膚に対して刺激もない。例えば、α−ヘキシルシンナムアルデヒド(HCA) の経口によるラットのLD50は 3,1 g/kg であり、皮膚によるLD50は 3 g/kg より大きい(Moreno,O.M.Report to RIFM,March 24,1971)。HCAは、純粋 な化合物を閉塞条件下(under occlusion)、24時間、そのままのウサギの皮膚 、またはすりむいたウサギの皮膚に使用した場合、わずかに刺激性であることが 分かった(Moreno)。HCAをペトロラタム中に12%の濃度で試験した場合、ヒ トに閉じたパッチ試験を 48 時間行っても刺激はなく、また、25人のヒトに行っ た最大化試験(maximization test)でも感作は生じなかった(Kligman(1966) J .Invest.Dermatol .47:393)。100人のヒトに対して行った繰り返しパッチ試 験において、HCAをフタル酸ジエチルに20%の濃度で使用すると、ポジティブ な反応は生じなかった。モルモットでの最大化試験を使用した研究において、Se nma および共同研究者らは、シンナムアルデヒドのα‐水素と置き換わるアルキ ル基の炭化水素の 数が増加すると、感作反応速度が低下する傾向があることを報告している。 請求の範囲の組成物および方法で使用する殺生物成分は、フラボノイドアルデ ヒドまたはアルコールである。好ましい化合物は、下記式(2): [式中、R1は−CHOを表し、R2は−OHまたは炭素数1〜10の有機置換基 を表し、R3はメトキシ基または炭素数1〜10の有機置換基を表し、R4は水素 または炭素数1〜10の有機置換基を表す。]で示される。特に興味深いのは、 フラボノイドアルデヒド、特に芳香族アルデヒドである。本発明で使用する芳香 族アルデヒドの例は、シンナムアルデヒド(下記(3)): およびコニフェリルアルデヒド(下記(4)): である。 興味深い他の化合物としては、α−位がアルキル(ヘキシル基など)または分 岐アルキル基(アミル基など)で置換された式(1)の化合物などの式(1)の 化合物の類似体が挙げられる。一般に、α一位の基は、C−5〜C−10である 。そのような化合物としては、α−ヘキシルシンナムアルデヒドおよびα−アミ ルシンナムアルデヒドが挙げられる。α−ヘキシルシンナムアルデヒド(HCA )の化学構造は、下記(5)で示される。 HCAのCASによる名称は、2−(フェニルメチレン)オク タナールであり、CAS登録番号は[101-86-0]である。その化合物は、2−ヘ キシル−3−フェニル−2−プロペナールの化学名でも記載される。その化合物 の式はC1520Oであり、分子量は 216.3である。HCAは、Firmenich から得 ることができる。それらの製品は、主に(E)−シス異性体(最大93.8%)およ び(Z)−トランス異性体(最大6%)で構成される。少量成分の一つは、オク タナールの自己アルドール縮合物質(1〜 1.5%(Personal Communication、Ju ne Burkhardt,Firmenich,Plainsboro,New Jersey)である。 上記で述べた式(1)、(2)、(3)、(4)および(5)の特定の化合物 の他に、前駆体に対する生物学系の作用によって上記式の化合物を生じるこれら のいずれの化合物の誘導体も、本発明の化合物と同等であると考えられる。すな わち、前駆体を代謝して式(1)、(2)、(3)、(4)または(5)の特定 の化合物を生じ得る微生物に前駆体化合物を使用することは、本発明を実施する ことと同等である。前駆体化合物をフラボノイドアルデヒドに生物学的に変換す ることは、例えば、米国特許 No.5,149,715およびそこに引用されている参考文 献に記載されている(Casey およびDobb,Enzyme Microb.Technol. (1992) 14:739-747 も参照)。 HCAは、例えば USPN 5,055,621 に記載されているように合成することがで きる。実験室のスケールでは、HCAは、ベンズアルデヒドを窒素雰囲気下でオ クタナールと反応させることにより合成することができる(アルドール縮合)。 その反応は、メタノール、309 ppm のジフェニルアミン、水酸化カリウムおよび ベンズアルデヒドを充填したフラスコを攪拌して行う。オクタナールをゆっくり 添加した後、反応混合物のpHを酢酸で 7.5〜9.5 にする。メタノールを蒸発さ せ、反応混合物を水で洗浄した後、有機相を蒸留装置に移す。充填した中身の約 20〜24%はベンズアルデヒドおよび「軽量物質」として除去され、残りの留出物 はα−ヘキシルシンナムアルデヒドの「中心部(heart cut)」を構成する。その 「中心部」をさらに分別すると、においの評価に応じてその物質の 1〜5 重量% が「軽量」画分中に除去され得る。最終産物は、淡黄色の油状物であり、比重が 0.955〜0.965(20 ℃)、屈折率が 1.548〜1.562(20℃)、沸点が 305℃(1 気圧)および融点が 26 ℃である。市販製品(Firmenich Chemical Manufacturin g Center)は、酸化防止剤として作用する(Technical Data Sheet、ヘキシルシ ン ナムアルデヒド 907600 、Revision 853,Firmenich Inc.,Plainsboro,New Je rsey)2,6−ジ−t−ブチル−p−クレゾール(ブチル化ヒドロキシトルエン またはBHT)を 0.04 %添加することにより安定化される。HCAは、それが 天然に存在する米からも単離することができる(Givaudan-Roure Index,Givauda n-Roure Corporation,Clifton,New Jersey,1994,p.89)。 該組成物は、典型的には殺生物剤を含み、関与する環境に適した希釈剤中で単 独で使用することができるか、または、汚染除去すべき環境への殺生物剤の適用 を容易にする製剤として製造することができる。殺生物化合物は、典型的には、 濃縮液体、溶液、懸濁物、粉末などの形態であり、特定の目的に適するような濃 度の殺生物活性化合物を含む。該組成物は、微生物によってコロニー化されやす い領域に、適する溶媒における溶液の形状で直接施用することができる。溶媒の 選択は、いくつかの場合は、処理すべき環境の性質によって決まり、そのような 環境への施用に対して一般に使用される溶媒の種類に基づいて選択することがで きる。例えば、汚染除去すべき表面が食料品とともに使用され、長期にわたる効 果を所望する場合は、該組成物の全ての残留物がヒトまたはその食料品の他の消 費者に対し て無毒性であることが重要である。ほんの短期間の効果を所望し、および/また は残留がないことを所望する使用の場合は、揮発性有機溶媒が好ましいと考えら れ、製剤品を摂食する可能性がない場合は特にそうである。 殺生物成分は、微生物の増殖を抑制するのに有効な量で製剤中に存在させる。 「微生物の増殖を抑制するのに有効な量」は、環境中に存在する微生物の増殖を 抑制し、または微生物が環境中に定着するのを防ぐのに有効な殺生物成分の量で ある。微生物の集団の増殖は、特定の環境における微生物が、該殺生物剤で処理 していない同等の環境においてよりも、該殺生物剤の存在下での方が遅い速度で 増殖する場合、「抑制された」と言うことができる。好ましくは、該殺生物剤に より、微生物の増殖速度が、未処理の環境での微生物に対して認められる速度の 約70%未満になる。より好ましくは、処理された環境での微生物の増殖速度が、 未処理の環境での微生物に対して認められる速度の約50%未満、最も好ましくは 約30%未満である。本明細書に記載したように製剤される場合、フラボノイドア ルデヒドまたはアルコールの微生物の増殖を抑制する有効な量は、一般的には約 0.01 〜 5.0重量%である。より好ましくは、殺生物剤の濃度が、約 0.1〜2.5 重量%である。 殺生物アルデヒドまたはアルコール化合物は、単独または他の活性物質もしく は不活性物質と組み合わせて使用することができる。製剤が水溶液である場合は 、所望により、多塩基酸の塩(例えば、重炭酸ナトリウム、硫酸ナトリウム、リ ン酸ナトリウムまたは重リン酸ナトリウム)を含むことができる。Tween 80また はサポニンなどの乳化剤も、製剤品の製造の補助および/または製剤品の殺生物 性の増強または直接性(substantive properties)の付与に適するものとして、 製剤中に含めることができる。表面の洗浄手段として使用する場合、該殺生物化 合物は石鹸または洗剤として製剤することができる。該製剤に適する洗剤として は、米国特許 No.4,978,686に記載されているような陰イオン洗剤が挙げられる 。得られるエマルションは、使用に適する濃度に希釈し、さらに目的の用途、例 えば、家庭用クリーナー、カーペットシャンプー、洗剤、または動物用のディッ プシャンプーもしくは石鹸などに適する製剤で提供する。一般に、ビタミンE、 オイゲノール、BHT、没食子酸n−プロピルなどの酸化防止剤は、特に、使用 するフラボノイド化合物自体が酸化防止特性を有する場合(例えば、コニフェリ ル(conferyl)アルデヒド)は、製剤中に含める必要がない。 請求の範囲の組成物および方法で利用する製剤は、典型的には、遊離脂肪酸ま たはエモリエント(emollients)などの直接性付与剤(substantive agent)を含ま ない。例えば、該製剤は、好ましくは、ココナツ脂肪酸、タロー脂肪酸、ステア リン酸およびオレイン酸などの遊離脂肪酸、ならびにモノステアリン酸グリセリ ル、ステアリン酸ヘキサデシル、ジオレイン酸ジエチレングリコールなどの遊離 脂肪酸またはエモリエントを含む脂肪酸エステル石鹸を約5重量%未満で含む。 該製剤はまた、一般的に、エモリエントであるミリスチン酸イソプロピル、パル ミチン酸イソプロピル、ステアリン酸イソプロピル、ステアリン酸ヘキサデシル 、アジピン酸ジヘキサデシルおよびステアリン酸ブチルを約5重量%未満で含む 。 該製剤の安定性は、問題の製剤を高められた温度に一定時間さらす加速試験な どの種々の方法によって評価することができる。製剤のサンプルを一定間隔をお いて取り出し、当業者に周知の方法によって化学的に分析して分解の速度および 性質を調べる。例えば、HCAは、30meter の非極性ポリジメチルシロキサン毛 細管カラム(例えば、HP-1,Hewlett-PackardまたはSPB-1,Supelco)および水 素炎イオン化検出器を使用して、気−液クロマトグラフィー(GLC)により分 析することがで きる。担体ガスとしてヘリウムを使用し(8 ml/分)、カラム温度を約 240℃と すると、(E)−シス異性体(主要成分)の保持時間は約 6.0分であり、(Z) −トランス異性体(少量成分)の保持時間は約 6.3分である。 いくつかの施用では、化合物を、汚染除去すべき環境に施用する前、または施 用するときに、固体支持体に結合させることができる。例えば、殺生物性化合物 は、粉末または顆粒状での施用に対しては微結晶性セルロースなどの固体支持体 に結合させることができ、あるいは、例えば昆虫または齧歯動物の糞などによる 汚染を受けやすい衣類タンスまたは食器棚に適した紙または他の材料に結合させ ることができる。典型的には、殺生物性アルデヒドおよびアルコールを、アルデ ヒドまたはアルコールと反応する部分、および多糖から誘導することができ且つ 固体支持体に結合する結合ドメインなどの他の部分を有する二官能性リンカーに よって固体支持体に結合させる。殺生物性アルデヒドまたはアルコールは、切断 可能な結合を有する、または有しない結合ドメインに結合する。多糖(polysacch aridase)結合ドメインの合成および使用は、米国特許 No.5,340,731; 5,202,24 7 および 5,166,317に記載されている。固体担体を使 用する場合、結合反応は、活性アルデヒドを酸化させ得る物質は避けるべきであ る。固体デリバリー系の例としては、澱粉−デキストランなどが挙げられる。デ リバリー系の例に対しては、例えば、Yuanら、Fundamental and Applied Toxico logy (1993)20:83-87参照。 本発明の組成物は、フラボノイドと結合ドメインとの接合体(conjugate)とし て、結合ドメインが結合する表面に施用することができる。その表面に施用する 場合は、殺生物剤を表面に結合させる。そのような表面の例としては、紙または 木材などのセルロースが挙げられる。接合体を施用する表面は、きれいであって もよく、あるいは、すでに微生物でコロニー化されていてもよい。 使用に際しては、環境を、上記(1)で示す1種以上の化合物を含む、微生物 の増殖を抑制するのに有効な量の製剤と接触させる。環境を殺生物性組成物と「 接触させる」ために使用する特定の方法は、少なくとも一部が、環境の性質に依 存する。請求の範囲の組成物および方法が有用である環境としては、微生物によ り汚染される、または汚染を受けやすい固体、気体および液体がある。本発明の 製剤を使用する固体の汚染除去は、 標的環境の多孔度による影響を受ける。一般に、多孔度は、孔の大きさ、均一性 および発生に依存し、所定の固体によってかなり変わり得る。多孔度は、一般に 、殺生物剤と標的生物との間の接触の性質に影響を及ぼす。同様に、液体および 気体の汚染除去は、抗微生物組成物と標的微生物との接触により影響を受ける。 すなわち、関与する環境の汚染除去に使用する本発明の方法および製剤は、殺生 物剤と関与する標的生物との暴露持続期間および製剤中における殺生物剤の濃度 などの接触の性質を特に考慮することにより、特定の目的に対してすぐに適応す る。 特に興味深いのは、衛生分野における汚染除去に対する本発明の組成物および 方法の使用である。本発明の組成物および方法は、外科用の衣服、スポンジ、手 当用品(dressings)、タオル、包帯および失禁用製品などの一般に多孔性要素( すなわち、吸着剤)、壁、床、作業台、器、浴槽、流しならびにとりわけ金属、 プラスチック、セラミックスまたはガラス、材木およびゴムのサニタリー製品お よび用具などの一般的に非多孔性の表面(すなわち、非吸着剤)の処理;飲料水 、廃水および生物学的液体などの液体ならびに病院の汚染空気などの気体の汚染 除 去に使用される。 非多孔性および多孔性固体環境の汚染除去は、とりわけ漬ける(dipping)、噴 霧、浸す(immersing)または洗浄などの多数の公知の手段によって固体を本発明 の製剤と接触させることにより行うことができる。気体および/または液体の汚 染除去は、本発明の製剤と混合して標的生物を有効量の殺生物性製剤と十分接触 させることにより行うことができる。気体および液体の処理は、それらを本発明 の製剤を浸み込ませた固体に通すことによって行うこともできる。さらに興味深 いことは、本発明の組成物をその固体の要素として使用することによる多孔性固 体の汚染除去である。この適用の場合、汚染の前および/または後に、吸収、吸 着、共有結合的または非共有結合的手段により、本発明の製剤を関与する多孔性 固体に含浸させることが必要である。これは、例えば、固体に該製剤を含浸させ ることで、および/または製剤の共有結合的または非共有結合的結合手段を含む 多孔性固体を固体に付与することにより行うことができる。好ましい実施態様で は、多孔性固体がセルロースを含み、本発明の製剤をセルロースの結合ドメイン に結合させて、フラボノイドアルデヒドを固体に結合させるための手段を付与す る。興 味深い特定の用途は、本発明の製剤を、一般的に多孔性の医療用品および失禁用 製品の要素として使用することである。 本発明の上記方法および組成物を使用すると、病原性生物を実質的に含まない 気体、液体および固体が得られる。本発明の方法および組成物は、従って、一般 に、食物採集工程、製造、給仕する環境、材料および設備ならびに託児・育児施 設、医療施設、老人ホーム(nursing home)および他のヘルスケア施設、家財およ び種々の食品加工設備などの接触に敏感な他の領域に使用可能である。 下記実施例により本発明を説明するが、以下の実施例は本発明を限定するもの ではない。 実施例 試験製剤を用いた全ての実験は、活性成分を含む陽性の対照および製剤に活性 成分を含まない陰性の対照を含む。試験製剤は、対照の50%を阻害する濃度(I C50)を計算するための十分なデータを得るために、少なくとも2つの対数単位 の濃度範囲にわたって実験する。 実施例1 所定の病原体に対する特定の製剤の抗病原体効果を、各処方 および成分に対して、関与する別の成分の逐次希釈剤を含む場合と含まない場合 とで測定し、所定の施用に対する最適な用量範囲を求める。特定の施用に対する 製剤の成分は、以下のように決定する。所定の製剤に対する用量反応曲線を、ま ず、式(1)の所定の成分の試験生物に対する活性が0〜最大となる濃度範囲を 評価することにより作る。この目的に対しては、フラボノイドアルデヒドの濃度 が 0.001〜10,0重量%である試験製剤の逐次希釈物を調製する。別の用量反応曲 線を、成分を単独に、ならびに界面活性剤、担体および/またはアジュバントを 含む他の成分と組み合わせて評価するために作成する。活性の測定は、1種以上 の標的微生物に対する製剤の殺生物効果を測定するための標準的手段により行う 。IC50は、試験した各生物および各製剤に対して計算する。所定の施用に対す る製剤の直接性(substantiveness)は、式(1)の成分の単独使用および界面活 性剤、担体および/またはアジュバントとの併用によりIC50を計算することに より求める。所定の製剤の効力は、該製剤の用量、濃度および適用方法を増減す ることにより試験する。表面の滅菌 ステンレススチール、タイル、木材、プラスチックおよび/またはゴムの表面 の汚染除去を試験する。例えば、the Association of Official Analytical Che mists,15th edition,1990 Environmental Protection Guidelines,United St ates of America の適用可能な項目を参照。水の処理 鶏の加工処理由来の廃水の汚染除去を試験する。貯蔵水の保存性を試験する。 例えば、the Association of Official Analytical Chemists,15th edition,1 990 Environmental Protection Guidelines,United States of America の適用 可能な項目を参照。空気の消毒 汚染空気の汚染除去を試験する。例えば、the Association of Official Anal ytical Chemists,15th edition,1990 Environmental Protection Guidelines ,United States of America の適用可能な項目を参照。 実施例2 シンナムアルデヒド、コニフェリルアルデヒドおよび/またはα−ヘキシルシ ンナムアルデヒドのカビ(mold)および白カビ(mildew)に対する活性を実施例1と 同様に試験する。 実施例3 シンナムアルデヒド、コニフェリルアルデヒドおよび/またはα−ヘキシルシ ンナムアルデヒドのインフルエンザAウイルスに対する活性を実施例1と同様に 試験する。 実施例4 シンナムアルデヒド、コニフェリルアルデヒドおよび/またはα−ヘキシルシ ンナムアルデヒドの原生動物または藻類に対する活性を、ジアルジア属(Giardi a )および水泳用プールの藻類に対する最小抑制濃度(MIC)および用量反応 を使用して、実施例1と同様に試験する。 特に断らない限り、個々で使用する技術的・科学的用語は、本発明が属する技 術の当業者が通常理解するものと同じ意味を有する。本出願で参照する刊行物お よび特許文献は全て、個々の刊行物および特許出願が特定して、個々に、参考文 献として添付することを指示している場合と同じ様に、参考文献として 本明細書に添付する。 理解されるように、本明細書に記載した実施例および実施態様は、説明のため だけのものであり、それらを鑑みて行われる種々の改変または変更は、当業者で あれば思いつくであろうし、それらは本出願の精神および範囲ならびに添付した 請求の範囲内に含むことができる。
【手続補正書】特許法第184条の4第4項 【提出日】1996年10月7日 【補正内容】 請求の範囲 1.非多孔性固体表面の汚染除去方法であって、該固体表面を、式: [式中、R1は−CHOを表し、R2は−H、−OHまたは炭素数1〜10の有機 置換基を表し、R3は−H、メトキシ基または炭素数1〜10の有機置換基を表 し、R4は水素または炭素数1〜10の有機置換基を表す。]を有する1種以上 の化合物を微生物の増殖を抑制するのに有効な量で含むが、脂肪酸およびエモリ エントを実質的に含まない組成物と接触させることを含む方法。 2.該固体表面が食品製造表面を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。 3.該固体表面が医療用表面を含むことを特徴とする請求項1 に記載の方法。 4.流体の汚染除去方法であって、該流体を、式: [式中、R1は−CHOを表し、R2は−H、−OHまたは炭素数1〜10の有機 置換基を表し、R3は−H、メトキシ基または炭素数1〜10の有機置換基を表 し、R4は水素または炭素数1〜10の有機置換基を表す。]を有する1種以上 の化合物を微生物の増殖を抑制するのに有効な量で含むが、脂肪酸およびエモリ エントを実質的に含まない組成物と接触させることを含む方法。 5.該流体が加工処理の際の食品に使用される水であることを特徴とする請求項 4に記載の方法。 6.該接触が流体中への分散を含み、微生物の増殖を抑制するのに有効な量が約 0.01 〜約 5.0重量%であることを特徴とする請求項5に記載の方法。 7.該流体が貯蔵水であることを特徴とする請求項4に記載の方法。 8.該貯蔵水が飲料水であることを特徴とする請求項7に記載の方法。 9.該貯蔵水が水泳用プールに含まれていることを特徴とする請求項7に記載の 方法。 10.気体の汚染除去方法であって、該気体を、式: [式中、R1は−CHOを表し、R2は−H、−OHまたは炭素数1〜10の有機 置換基を表し、R3は−H、メトキシ基または炭素数1〜10の有機置換基を表 し、R4は水素または炭素数1〜10の有機置換基を表す。]を有する1種以上 の化合物を微生物の増殖を抑制するのに有効な量で含むが、脂肪酸およびエモリ エントを実質的に含まず、さらに固体支持体と結合している組成物と接触させる ことを含むする方法。 11.該気体が空気であることを特徴とする請求項10に記載の方法。 12.該固体支持体がセルロースであることを特徴とする請求項10に記載の方 法。 13.低温表面の滅菌方法であって、該表面を、式: [式中、R1は−CHOを表し、R2は−H、−OHまたは炭素数1〜10の有機 置換基を表し、R3は−H、メトキシ基または炭素数1〜10の有機置換基を表 し、R4は水素または炭素数1〜10の有機置換基を表す。]を有する1種以上 の化合物を 0.01 〜 5.0重量%含むが、脂肪酸およびエモリエントを実質的に含 まない製剤の、微生物の増殖を抑制するのに有効な量と接触させることを含む方 法。 14.該接触が、浸す、漬ける、洗浄および噴霧から成る群から選択され、製剤 が液体であり、固体表面が医療用表面である ことを特徴とする請求項13に記載の方法。 15.該接触が、拭う、洗浄および噴霧から成る群から選択され、製剤が液体で あり、固体表面が食品加工用表面であることを特徴とする請求項13に記載の方 法。 16.消毒方法であって、流体を、式: [式中、R1は−CHOを表し、R2は−H、−OHまたは炭素数1〜10の有機 置換基を表し、R3は−H、メトキシ基または炭素数1〜10の有機置換基を表 し、R4は水素または炭素数1〜10の有機置換基を表す。]を有する1種以上 の化合物を0.01〜5.0 重量%含むが、脂肪酸およびエモリエントを実質的に含ま ない製剤の、微生物の増殖を抑制するのに有効な量と接触させることを含む方法 。 17.該接触が、分散、混合および処理から成る群から選択さ れ、流体が貯蔵水であることを特徴とする請求項16に記載の方法。 18.該接触が、分散、混合および処理から成る群から選択され、流体が食品加 工に関与する水であることを特徴とする請求項16に記載の方法。 19.消毒方法であって、空気を、式: [式中、R1は−CHO、を表し、R2は−H、−OHまたは炭素数1〜10の有 機置換基を表し、R3は−H、メトキシ基または炭素数1〜10の有機置換基を 表し、R4は水素または炭素数1〜10の有機置換基を表す。]を有する1種以 上の化合物を0.01〜5.0 重量%含むが、脂肪酸およびエモリエントを実質的に含 まない製剤の微生物の増殖を抑制するのに有効な量と 結合した固体支持体によって濾過することを含む方法。 20.該固体支持体がセルロースを含むことを特徴とする請求項19に記載の方 法。 21.該結合が可逆的結合であることを特徴とする請求項19に記載の方法。 22.微生物を実質的に含まない環境を提供するのに適した組成物であって、式 : [式中、R1は−CHOを表し、R2は−H、−OHまたは炭素数1〜10の有機 置換基を表し、R3は−H、メトキシ基または炭素数1〜10の有機置換基を表 し、R4は水素または炭素数1〜10の有機置換基を表す。]を有する1種以上 の化合物を0.01〜5.0 重量%含むが、脂肪酸およびエモリエントは実 質的に含まない組成物。 23.該1種以上の化合物が、シンナムアルデヒド、コニフェリルアルデヒドお よびα−ヘキシルシンナムアルデヒドから成る群から選択されることを特徴とす る請求項22に記載の組成物。 24.該組成物が水性エマルションであることを特徴とする請求項23に記載の 組成物。 25.該組成物がさらに、鉱酸の塩および乳化剤から成る群から選択される少な くとも1種の添加物を含むことを特徴とする請求項23に記載の組成物。 26.該塩が重炭酸ナトリウムであることを特徴とする請求項25に記載の組成 物。 27.該乳化剤が Tween 80 であることを特徴とする請求項25に記載の組成物 。 28.該組成物が分散可能な液体であることを特徴とする請求項22に記載の組 成物。 29.該組成物が固体支持体と結合していることを特徴とする請求項22に記載 の組成物。 30.該固体支持体がセルロースを含むことを特徴とする請求 項29に記載の組成物。 31.式: [式中、R1は−CHOを表し、R2は−H、−OHまたは炭素数1〜10の有機 置換基を表し、R3は−H、メトキシ基または炭素数1〜10の有機置換基を表 し、R4は水素または炭素数1〜10の有機置換基を表す。]を有する1種以上 の化合物を微生物の増殖を抑制するのに有効な量で含むが、脂肪酸およびエモリ エントは実質的に含まない液体組成物を表面から蒸発させることにより得られる 残留物によって被覆された非多孔性固体表面を含む組成物。 32.式: [式中、R1は−CHOを表し、R2は−H、−OHまたは炭素数1〜10の有機 置換基を表し、R3は−H、メトキシ基または炭素数1〜10の有機置換基を表 し、R4は水素または炭素数1〜10の有機置換基を表す。]を有する1種以上 の化合物を微生物の増殖を抑制するのに有効な量で含むが、脂肪酸およびエモリ エントを実質的に含まない液体組成物を表面から蒸発させることにより得られる 残留物によって被覆された多孔性固体表面を含む組成物であって、上記微生物の 増殖を抑制するのに有効な量が上記残留物の 0.1〜5.0 重量%を含む組成物。 33.該固体が外科用の衣服、スポンジ、手当用品、タオル、包帯および失禁用 製品から成る群から選択されることを特徴とする請求項32に記載の組成物。 34.該固体がセルロースを含むことを特徴とする請求項32に記載の組成物。 35.該化合物がセルロースの結合ドメインを介してセルロースに結合している ことを特徴とする請求項34に記載の組成物。 36.該化合物がシンナムアルデヒド、コニフェリルアルデヒドおよびα−ヘキ シルシンナムアルデヒドから成る群から選択されることを特徴とする請求項31 または32に記載の組成物。 37.流体または気体の汚染除去方法であって、該流体または気体を、式: [式中、R1は−CHOを表し、R2は−H、−OHまたは炭素数1〜10の有機 置換基を表し、R3は−H、メトキシ基または炭素数1〜10の有機置換基を表 し、R4は水素または炭素数1〜10の有機置換基を表す。]を有する1種以上 の化合物を微生物の増殖を抑制するのに有効な量で含むが、脂肪酸およびエモリ エントを実質的に含まない製剤を含浸させた固体に通すことを含み、それによっ て流体または気体の汚染除去を行う方法。 38.該化合物がシンナムアルデヒド、コニフェリルアルデヒドおよびα−ヘキ シルシンナムアルデヒドから成る群から選択されることを特徴とする請求項1〜 21および37のいずれか一項に記載の方法。
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Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.環境の汚染除去を行うための方法であって、該方法が、該環境を、脂肪酸お よびエモリエントを実質的に含まない製剤中に配合された、微生物の増殖を抑制 するのに有効な量の1種以上の構造式(2)の化合物と接触させることを含む方 法。 2.該環境が固体表面であることを特徴とする請求項1に記載の方法。 3.該固体表面が非多孔性であることを特徴とする請求項2に記載の方法。 4.該固体表面が食品製造表面を含むことを特徴とする請求項3に記載の方法。 5.該固体表面が医療用表面を含むことを特徴とする請求項3に記載の方法。 6.該環境が流体であることを特徴とする請求項1に記載の方法。 7.該流体が加工の際の食料品に使用される水であることを特徴とする請求項3 に記載の方法。 8.接触が分散を含み、微生物の増殖を抑制するのに有効な量 が約 0.01 〜 5.0重量%であることを特徴とする請求項7に記載の方法。 9.該流体が貯蔵水であることを特徴とする請求項3に記載の方法。 10.該貯蔵水が飲料水であることを特徴とする請求項9に記載の方法。 11.該貯蔵水が水泳用プールに含まれていることを特徴とする請求項9に記載 の方法。 12.該環境が気体であり、該製剤が固体支持体に可逆的に結合していることを 特徴とする請求項1に記載の方法。 13.該気体が空気であることを特徴とする請求項12に記載の方法。 14.該固体支持体がセルロースであることを特徴とする請求項12に記載の方 法。 15.固体表面を、構造式(2)の1種以上の化合物を約 0.01 〜 5.0重量%含 み、脂肪酸およびエモリエントは実質的に含まない、微生物の増殖を抑制するの に有効な量の製剤と接触させることを含む、低温表面を滅菌する方法。 16.接触が、浸す、漬ける、洗浄および噴霧から成る群から 選択され、製剤が液体であり、固体表面が医療用表面であることを特徴とする請 求項15に記載の方法。 17.接触が、拭う、洗浄および噴霧から成る群から選択され、製剤が液体であ り、固体表面が食品加工用表面であることを特徴とする請求項15に記載の方法 。 18.流体を、構造式(2)の1種以上の化合物を 0.01 〜 5.0重量%含み、脂 肪酸およびエモリエントは実質的に含まない、微生物の増殖を抑制するのに有効 な量の製剤と接触させることを含む、消毒方法。 19.接触が、分散、混合および処理から成る群から選択され、流体が貯蔵水で あることを特徴とする請求項18に記載の方法。 20.接触が、分散、混合および処理から成る群から選択され、流体が食品加工 に関与する水であることを特徴とする請求項18に記載の方法。 21.空気を、構造式(2)の1種以上の化合物を 0.01 〜 5.0重量%含む、微 生物の増殖を抑制するのに有効な量の製剤と結合した固体支持体によって濾過す ることを含む、消毒方法。 22.該固体支持体がセルロースで構成されることを特徴とする請求項21に記 載の方法。 23.結合が可逆的結合であることを特徴とする請求項21に記載の方法。 24.脂肪酸およびエモリエントを実質的に含まないで、且つ微生物を実質的に 含まない環境を提供するのに適した製剤に式(2)の1種以上の化合物を 0.01 〜 5.0重量%含む組成物。 25.1種以上の化合物が式(3)または式(4)の化合物であることを特徴と する請求項24に記載の組成物。 26.該組成物が水性エマルションであることを特徴とする請求項25に記載の 組成物。 27.製剤がさらに、鉱酸の塩および乳化剤から成る群から選択される少なくと も1種の添加物を含むことを特徴とする請求項25に記載の組成物。 28.塩が重炭酸ナトリウムであることを特徴とする請求項27に記載の組成物 。 29.乳化剤が Tween 80 であることを特徴とする請求項27に記載の組成物。 30.製剤が分散可能な液体であることを特徴とする請求項24に記載の組成物 。 31.製剤が固体支持体と結合していることを特徴とする請求 項24に記載の組成物。 32.固体支持体がセルロースで構成されることを特徴とする請求項31に記載 の組成物。 33.請求項1に記載の方法により汚染除去された実質的に非多孔性の固体表面 。 34.式(2)の1種以上の化合物を微生物の増殖を抑制するのに有効な量で含 む液体組成物の蒸発により得られる残留物で被覆された固体表面。 35.残留物が非油性であることを特徴とする請求項34に記載の固体表面。 36.微生物の増殖を抑制するのに有効な量が、0.1〜5.0 重量%の該残留物を 含むことを特徴とする請求項34に記載の固体表面。
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