JPH1049211A - 加工用数値制御プログラム名表示方法及び装置 - Google Patents
加工用数値制御プログラム名表示方法及び装置Info
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- JPH1049211A JPH1049211A JP21905896A JP21905896A JPH1049211A JP H1049211 A JPH1049211 A JP H1049211A JP 21905896 A JP21905896 A JP 21905896A JP 21905896 A JP21905896 A JP 21905896A JP H1049211 A JPH1049211 A JP H1049211A
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Abstract
確実に探し出すことができるようにした加工用数値制御
プログラム名表示方法及び装置を提供すること。 【解決手段】加工用数値制御プログラムにより実現され
る工具軌跡の画像を表示するための画像データをそのプ
ログラムのファイル名を表示するための文字データと共
に加工用数値制御プログラムと関連付けて記憶媒体(1
2)に格納しておき、加工用数値制御プログラム呼出要
求に応答し画像データと文字データとを記憶媒体(1
2)から読み出し、各プログラムの工具軌跡画像とファ
イル名とを表示装置(13)によって表示する。
Description
プログラム制御される工作機械の数値制御装置にに使用
する加工用数値プログラム名の表示方法及び装置に関
し、さらに詳細に述べると、加工用制御プログラムを選
択する際、リストアップされた各加工用数値制御プログ
ラムにより実行される加工形状を容易に知ることができ
るようにした加工用数値制御プログラム名の表示方法及
び装置に関する。
置)やCAD・CAMなどのプログラミング装置を用い
て設計図面から数値制御加工に必要な工具軌跡のための
加工用数値制御プログラムを作成し、出来上がった加工
用数値制御プログラムをフレキシブルディスク、ハード
ディスク或いは数値制御装置内の記憶媒体に格納してお
き、必要に応じて所望の加工用数値制御プログラムを呼
び出し、数値制御装置内のRAMにダウンロードして輪
郭形状加工の如き数値制御加工を行うことが公知であ
る。そして、作成した加工用数値制御プログラムの保存
管理のため、従来では、プログラミング装置や数値制御
装置に設けられた各種記憶装置、或いはフレキシブルデ
ィスクやハードディスク等の記憶媒体に、図面番号、製
造番号、部品番号等を用いたプログラムファイル名を加
工用数値制御プログラムに付与して格納している。
加工と同一または類似する加工を行う必要が生じたと
き、作業者が保存記憶されている記憶媒体から該当する
プログラムを探しだし、そのプログラムをそのまま使用
するか或いは編集しようとする場合には、図8に示され
るように、記憶装置に格納されている加工用数値制御プ
ログラムのプログラムファイル名の一覧表が表示装置上
に表示されることになる。なお、本明細書中では、プロ
グラムファイルとは、工具軌跡プログラム情報を少なく
とも含む、加工用数値制御プログラム情報(例えば、加
工条件や機械制御パラメータなどを含む情報)の一群の
ことを言う。
ラムファイル名は図8に見られるように数字、英文字、
記号の羅列または組み合せであるから、記憶媒体中に格
納されている加工用数値制御プログラムの数が増える
と、数多くリストアップされるこの様なプログラムファ
イル名に基づいて所望の加工用数値制御プログラムを探
し出すには非常に多くの時間を要し、所望の加工用数値
制御プログラムを短時間の内に呼び出すことが極めて困
難となってしまうという問題点を有している。このた
め、プログラムファイル管理を常に適切に行わないと、
特に作業者が替わった場合等においては、作業者は可能
性のある加工用数値制御プログラムを順次呼び出してそ
の内容の確認を行うこととなるが、加工用数値制御プロ
グラムはプログラムコードと数値により作成されてお
り、加工の内容を知ることができないため、この確認作
業は、数値制御装置あるいは自動プログラミング装置の
グラフィック描画機能を利用して加工用数値制御プログ
ラムの工具軌跡の形状をグラフィック表示させ、プログ
ラムを確認することになるが、このグラフィック表示処
理は、上記装置内で加工用数値制御プログラムの解読、
描画データ作成、画像データ変換処理など複数の処理が
必要となりまた時間のかかる処理であるため、多数の加
工用数値制御プログラムを一つづつ表示させて確認する
作業は、かなりの時間を要する作業となる。
おける上述の問題点を解決するため、加工用数値制御プ
ログラムの工具軌跡形状をそのラベルから容易に確認で
き、所望の加工用数値制御プログラムを短時間で探し出
すことができる加工用数値制御プログラム名表示方法及
び装置を提供することにある。
の本発明の特徴は、記憶媒体に格納されている加工用数
値制御プログラムを選択的に呼び出すため加工用数値制
御プログラムの特定情報を表示手段上に表示するための
加工用数値制御プログラム名表示方法において、前記加
工用数値制御プログラムを前記記憶媒体に格納する際
に、格納すべき加工用数値制御プログラムにより実現さ
れる工具軌跡の画像を表示させるための画像データ及び
当該加工用数値制御プログラムを特定するための文字デ
ータを当該加工用数値制御プログラムに関連付けて格納
しておき、前記記憶媒体から加工用数値制御プログラム
を選択的に呼び出すとき、前記画像データに基づく工具
軌跡の画像と前記文字データとに基づくファイル名とを
前記表示手段上に前記特定情報として表示するようにし
た点にある。
ラムのプログラムファイル名として通常用いられている
文字データによる文字情報のほかに、その加工用数値制
御プログラムによる工具軌跡の画像が併せて表示され
る。このため、作業者は各加工用数値制御プログラムの
内容を工具軌跡を示す画像情報から直ちに知ることがで
き、誰でも簡単に所望の加工用数値制御プログラムを短
時間の内に呼び出すことができる。
て所要の工具軌跡を実現するための加工用数値制御プロ
グラムが複数格納される記憶媒体から所望の加工用数値
制御プログラムを選択的に呼び出すため加工用数値制御
プログラムの特定情報を表示するための表示手段を備え
た加工用数値制御プログラム名表示装置において、前記
加工用数値制御プログラムにより実現される工具軌跡の
画像を表示するための画像データを作成する画像データ
作成手段と、前記画像データを前記加工用数値制御プロ
グラムと関連付けて前記加工用数値制御プログラムのフ
ァイル名を表示するための文字データと共に前記記憶媒
体に格納するためのデータ書込手段と、加工用数値制御
プログラム呼出要求に応答し前記画像データと前記文字
データとを前記記憶媒体から読み出し、前記表示手段に
おいて前記画像データに基づく工具軌跡の画像と前記文
字データとに基づくファイル名とを前記特定情報として
前記表示手段に表示させるための表示制御手段とを備え
て成る点にある。
ラムの呼出要求があった場合、表示制御手段によって記
憶媒体から画像データと文字データとが取り出され、記
憶媒体に格納されている加工用数値制御プログラムをそ
れぞれ特定するための特定情報として、文字データに従
うファイル名とこれに対応する画像データに従う工具軌
跡の画像とが表示手段上に表示される。したがって、作
業者は記憶媒体に格納されている加工用数値制御プログ
ラムの内容をその工具軌跡の画像から瞬時に把握するこ
とができ、所要の加工用数値制御プログラムの呼び出し
を誰でも短時間の内に簡単且つ確実に行うことが可能と
なる。
表示装置は、また、加工数値制御プログラムを用いて数
値制御装置を制御するために前記数値制御装置と操作者
間の会話を受け持つマンマシンインターフェイス装置に
おいて、数値制御装置を運転するために必要な情報を表
示する装置と、前記加工用数値制御プログラムとその工
具軌跡を示す画像データを関連させて記憶している記憶
装置と、前記記憶装置内に格納された前記加工用数値制
御プログラムの呼び出しを指令する入力装置と、前記入
力装置からの指令に基づき前記記憶装置内に格納された
過加工用数値制御プログラムと画像データを呼び出し、
プログラム特定情報として表示させる表示制御手段とを
設けて構成することができる。
装置は、数値制御装置本体に設けるほか、プログラミン
グ装置に設ける構成が可能である。この場合、数値制御
装置を制御するために用いられる加工用数値制御プログ
ラムを作成するプログラミング装置に、プログラム作成
のために必要な情報を表示する表示装置と、前記加工用
数値制御プログラムとその工具軌跡を示す画像データを
関連させて記憶している記憶装置と、前記記憶装置内に
格納された前記加工用数値制御プログラムの呼び出しを
指令する入力装置と、前記入力装置からの指令に基づき
前記記憶装置内に格納された加工用数値制御プログラム
と画像データを呼び出し、プログラム特定情報として表
示させる表示制御手段とを設けて構成することができ
る。
施の形態の一例につき詳細に説明する。
ム名の表示を行う機能を備えた数値制御装置のマンマシ
ンインタフェイス部1に適用した場合の1例で、本発明
による加工用数値制御プログラムファイル名の表示を行
う機能部分の構成を機能ブロック図にて示したものであ
る。マンマシンインタフェイス部1は、作業者と図示し
ない数値制御装置間のコミニケーシュンを行う部分であ
り、他にプログラムの編集、機械状態表示、描画機能な
ど機械運転に必要な複数の機能を有しているが、ここで
は説明を省略する。マンマシンインタフェイス部1にお
いて、10は加工用数値制御プログラムを管理するため
のファイル管理制御部、11はキーボードから成る各種
データ入力のための入力装置、12は図示しない数値制
御装置と共用される内部記憶装置、13はCRTあるい
はLCDを用いた表示装置、14はRAM、15はフレ
キシブルディスクFD(リムーバブルディスク)との間
でデータの読み取り、書き込みを行うための読取・書込
装置である。フレキシブルディスクFDには図示しない
数値制御プログラム作成装置によって作成された加工用
数値制御プログラムが格納されている。加工用数値制御
プログラムは、図示しない数値制御装置において実行さ
せるべき工具の所要の軌跡に関するデータを含む制御プ
ログラムであり、加工用数値制御プログラムには予めそ
の内容を示すプログラムファイル名が付与されている。
このプログラムファイル名は文字データとして与えら
れ、フレキシブルディスクFD内に当該加工用数値制御
プログラムと対応付けて格納されている。16はラベル
表示部で本発明に係わる形状画像を縮小処理して、加工
用数値制御プログラムファイル名とともにラベル表示さ
せ、またカーソルで指令された加工用数値制御プログラ
ムの形状を縮小前の大きさで表示する表示制御部であ
る。
その工具軌跡の内容を示す画像データをそのラベルとし
て文字データに加えて付与するため、ラベル作成部20
が設けられている。ラベル作成部20はファイル管理制
御部10の指令によりRAM14内に読み込まれた所要
の加工用数値制御プログラムをラベル作成指令に基づき
RAM14から取り出しラベル作成のための各種制御を
実行するためのラベル作成制御部21と、ラベル作成制
御部21から加工用数値制御プログラムを解読された実
寸大の加工軌跡データ(X、Y、Z軸移動データ)とし
て受け取り、ラベル化すべき工具軌跡の画像の作成のた
めのスケールを決定するための描画スケール算出部22
と、描画スケール算出部22で決定された描画スケール
データに基づきラベルすべき工具軌跡の描画データを作
成する描画データ作成部23と、描画データ作成部23
で作成された描画データを対応する画像データに変換す
るための画像データ変換部24とプログラムコードで書
かれた加工用数値制御プログラムを解読し実際の工具軌
跡移動量で示されたデータを作成するプログラム解読部
26とを備えている。画像データ変換部24で得られた
ラベルとすべき画像データは、ラベル作成制御部21を
介して一旦RAM14に格納される。
シブルディスクFDから読み取られた加工用数値制御プ
ログラムもまた一旦RAM14に格納されており、作業
者の加工用数値制御プログラム保存指令によりファイル
管理制御部10において加工用数値制御プログラムに対
応する画像データがラベルとして付与される。このよう
にしてその工具軌跡を示す画像データとプログラムファ
イル名を示す文字データとがその加工用数値制御プログ
ラムを特定するための特定情報データとして付与された
加工用数値制御プログラムは内部記憶装置12に格納さ
れる。なお、その工具軌跡を示す画像データとプログラ
ムファイル名を示す文字データとがその加工用数値制御
プログラムを特定するための特定情報データとして付与
された加工用数値制御プログラムを入力装置11からの
指示によって読取・書込装置15に送り、フレキシブル
ディスクFDに格納することも可能である。
多数の加工用数値制御プログラムが、それぞれの内容を
特定するための画像データ及び文字データが付与されて
格納される。しかるに、内部記憶装置12に格納されて
いる加工用数値制御プログラムを選択的に呼び出す場合
には、入力装置11から所定の呼出コマンドを入力する
と、ファイル管理制御部10はこれに応答して内部記憶
装置12から画像データと文字データを読み出しラベル
表示部16に送る。ラベル表示部16は、画像データを
間引処理部25に送り、文字データとともに表示するた
め適切なサイズに縮小処理したデータとし、これらのデ
ータに従う画像情報と文字情報とをCRT表示装置13
において表示させる。さらに、作業者が所望の加工用数
値制御プログラムファイル名上にカーソルを移動させる
と、縮小する以前のラベルデータを基にその形状を表示
することによりより詳細な画像が得られる(図7参
照)。なお、ラベル表示のために2種類の画像データを
ラベルファイルとして保存しておけば表示に際しての縮
小処理が不要になりより速く表示させることができる。
に格納されている多数の加工用数値制御プログラムの内
容を、プログラムファイル名を示す文字情報とその工具
軌跡を示す画像情報とから容易に把握することができ、
必要な加工用数値制御プログラムを入力装置11を用い
て容易に選択することができる。
グラムのための画像データをラベル作成部20における
描画スケール算出部22、描画データ作成部23、画像
データ変換部24及びプログラム解読部26の各機能を
用いて作成する場合について説明したが、画像データは
図示しない数値制御装置内に設けられているプログラム
解読部からの情報を利用して作成することもできる。す
なわち、加工用数値制御プログラムに基づく数値制御を
実行する目的で加工用数値制御プログラムが数値制御装
置本体に送られると、プログラム解読部においてプログ
ラムが解読され、加工工具軌跡に関する各軸の移動量の
データが取り出される。マンマシンインタフェイス部1
では、この加工工具軌跡に関する上記データをラベル作
成制御部21に送り同様の処理を行って、画像データを
作る構成とすることもできる。また、一度マンマシンイ
ンタフェイス部1の描画機能を用いてグラフィック描画
が実行された場合、すでに画像データは作成されている
ので、そのデータを基に画像データ間引処理部25にお
いて、所定の大きさの画像データまで縮小処理する。画
像データ間引き処理部25において作成された画像デー
タはラベル作成制御部21に送られ、先に説明した場合
と同様RAM14に格納される。
を参照してマンマシンインタフェイス部1についてさら
に詳しく説明する。
行されるリスト表示機能を説明するためのフローチャー
トである。入力装置11からの指令によりリスト表示の
要求があると、ステップ30で加工用数値制御プログラ
ムの内容を示すプログラムファイルのリスト表示指令が
出され、ステップ31で指定記憶媒体からプログラムフ
ァイルを検索する。そしてステップ32では、プログラ
ムファイル名と同一形状のラベルファイルがあるか否か
が判別される。本実施例ではプログラムファイルはNC
の拡張子が付され、形状のラベルファイルでは同じ文字
データによる名前に、BMPの拡張子を付してありBM
Pの拡張子をもつファイルを探す。ステップ32での判
別結果がYESであるとステップ33に入り、ラベルフ
ァイルから画像データを読み取り、ステップ34におい
て画像データのラベル化縮小処理を施しステップ35に
おいて同一プログラムファイル名と関連付けて形状ラベ
ルを表示する。しかるる後、ステップ36に入る。前述
したように縮小処理した画像データをラベルファイルと
すればステップ34の処理は不要となる。
合には、ステップ33Aに進み、ここでラベル作成指令
が出され、ステップ34Aでプログラムファイル名を表
示した後ステップ36に進む。
作成指令が出されたことにおいてラベル作成部20にお
いて実行されるラベル作成機能を説明するためのフロー
チャートが示されている。ラベル作成機能の実行が開始
されると、ステップ41で指令されたプログラムファイ
ルをRAMに読み込み、ステップ42でその加工用数値
制御プログラムに基づく工具軌跡の形状の描画がマンマ
シンインタフェイス部1の描画機能を使って行われたか
否かが判別される。ステップ42の判別結果がNOの場
合には、ステップ43〜47において、画像データの作
成、格納のための処理が実行される。
御プログラムの解読が行われ、加工用数値制御プログラ
ムの工具軌跡に関するプログラムを機械制御軸(X、
Y、Z、U、V、W軸)の移動量データに変換される。
ステップ44では形状ラベル描画スケールが算出され
る。図5を参照すると、形状ラベル描画スケールの算出
のための詳細フローチャートが示されている。ステップ
44Aにおいて先ず加工用数値制御プログラムの解読デ
ータの読み込みが行われ、ステップ44Bにおいて、解
読されたXY軸の移動量を示すデータからX、Y軸の夫
々の最大移動領域を求めるため、XY軸の最大座標値と
最小座標値を求め工具軌跡の移動領域を算出する。次に
ステップ44Cでは、形状ラベルの描画領域にあわせる
ために縦横の縮小拡大率であるスケールそこに示される
式に基づいて計算される。ステップ44Dでは、ステッ
プ44Cで得られた横方向スケールと縦方向スケールの
うち小さい方の値が描画スケールとして求められ、プロ
グラム形状の縮小拡大率が決定される。
44で求められた描画スケールを基に各軸の実移動量デ
ータが描画画面上の座標データに変換され、次のステッ
プ46で座標データを基に1ブロックづつ、OSのコマ
ンド(DOSの表示コマンド)に置換えられ描画データ
が作成される。しかる後、ステップ47で描画データを
例えばドットデータの画像データに変換し、ファイル名
の拡張子を変更後、該画像データをプログラムファイル
の一部あるいはラベルファイルとしてRAM14に格納
する。ここでは、ラベルファイルをBMP(ビットマッ
プファイル)の形式で格納したが、他の方式、例えばM
AG、J PEG、PIC等で保存することも可能である。
ログラムファイルがRAM14にあるか否かが判別され
る。次のラベル作成指令プログラムファイルがRAM1
4にある場合には、ステップ48の判別結果はYESと
なり、ステップ41に戻る。一方、次のラベル作成指令
プログラムファイルがRAM14にない場合にはステッ
プ48の判別結果はNOとなり、ラベル作成機能の実行
が終了する。このラベル作成機能はマルチタスク処理と
して行われる。通常は後述するようにプログラムを保存
する際に既に画像データは作成されており通常の表示処
理の際はほとんど行われない。この処理が行われるのは
作業者がプログラムを編集したり、新たにプログラム作
成した時である。
タ作成部23及び画像データ変換部24、プログラム解
読部26により画像データを作成してラベルファイルを
得る場合の処理について説明した。しかし、マンマシン
インターフェイス部1の描画機能を用いてグラフィック
描画が既に行われた場合その描画データの情報を用い、
画像データ間引き処理部25の機能を利用してラベルフ
ァイルを得ることも可能である。画像データ間引処理部
はグラフィック描画の描画スケールの画像データを図7
の右コーナ部に示す形状表示の大きさに縮小拡大する処
理と、図2のリスト表示機能のフローチャート中のステ
ップ34で行われる縮小ラベル化処理を行う部分であ
る。次にグラフィック描画データを利用して行われる場
合のデータ処理について詳しく説明する。
場合には、ステップ49においてグラフィック描画時の
画像データが残されているか否かが判別される。グラフ
ィック描画時の画像データが残されていない場合にはス
テップ49の判別結果はNOとなりステップ43に入
る。一方、グラフィック描画時の画像データが残されて
いる場合には、ステップ49の判別結果はYESとな
り、ステップ50においてラベル用の画像を得るための
画像データの間引き処理後、拡張子を変更してラベルフ
ァイルとしてRAM14に格納する。そしてステップ4
8に進む。
実行される画像データ間引き処理を詳細に示す詳細フロ
ーチャートが示されている。ステップ61では画像デー
タ間引きドット数がそこに示されている式に基づいて決
定される。すなわち、グラフィック描画の画面上の領域
と形状ラベル描画の領域の面積比を求める。ステップ6
2ではこの決定された画像データ間引きドット数の整数
比Aが計算され、ステップ63においてグラフィックの
画像データの横方向及び縦方向データ間引きドット数個
を抽出する。すなわち、縮小する場合ではグラフィック
描画のAドット数を形状ラベルの1ドットとするため整
数比A分をグラフィック描画領域の例えば端から1ブロ
ックづつ順次抽出する。ステップ64ではこの抽出され
たデータ内に描画軌跡上の描画ドットが含まれているか
否かが判別される。描画軌跡上の描画ドットが含まれて
いる場合にはステップ64の判別結果はYESとなり、
ステップ65において抽出した1ブロックに対して1つ
の描画軌跡ドットとしてRAM14に格納する。一方、
描画軌跡上の判別ドットが含まれていない場合にはステ
ップ64の判別結果はNOとなり、ステップ66におい
て抽出した1ブロックに対して1つの描画軌跡でないド
ットとしてRAM14に格納する。
67に入り、ここで形状ラベルのドット数回行われたか
否かが判別される。形状ラベルのドット数回行われた場
合にはここでの判別結果はYESとなり画像データの間
引き処理が終了するが、形状ラベルのドット数回行われ
ていない場合にはここでの判別結果がNOとなり、ステ
ップ63に戻る。そして次の形状ラベルの1ドットに当
るグラフィック描画領域の次のA個分のドットを抽出
し、以下同様に描画軌跡のドットの有無を判断して形状
ラベルの全ドットに対して行う。この間引処理は、縮小
ラベル化処理も同様な処理にて行われる。つまり図7の
形状ラベル50のサイズを縮小ラベル51の大きさまで
縮小する処理でこの場合形状ラベル50と縮小ラベル5
1の描画領域比はあらかじめ決められているのでステッ
プ63〜67の処理を繰返すことになる。
たプログラムファイルについてのラベル用画像データの
作成が順次実行され、ステップ48の判別結果がNOと
なることによりラベル作成が終了する。
自動プログラミング装置で作成されプログラム名を付し
て、フレキシブルディスクFDなどの記憶媒体に一旦格
納され、数値制御装置のマンマシンインターフェイス部
により読み取られRAM等に記憶されるか、またはRS
232Cを使用したシリアル通信により自動プログラミ
ング装置から転送されてくる。したがってRAM中のプ
ログラムを装置内の長期保存用メモリに格納する際ラベ
ル作成処理が行われることが望ましく作業者のプログラ
ム保存指令により自動的にマルチタスク処理を行ない保
存する。図4に示すフローチャートを参照して、ラベル
ファイルを加工用数値制御プログラムに対応付けて所要
の記憶媒体に保存するための処理について説明する。こ
の保存処理はファイル管理制御部10において実行され
るものであり、ステップ51において入力装置11から
のプログラム保存指令を受け取ると、ステップ52で指
定されたプログラムファイルをRAM1内で検索する。
ステップ53ではRAM14内に形状ラベルファイルが
存在するか否かが判別される。RAM14内に形状ラベ
ルファイルが存在している場合にはステップ53の判別
結果はYESとなり、ステップ54に入って、プログラ
ムファイルとラベルファイルとを共に指定された記憶媒
体に格納する処理が執行される。ここで、記憶媒体の指
定は入力装置11から行うことができ、例えば内部記憶
装置12及び又はフレキシブルディスクFDを指定する
ことができる。
ステップ55に入り、読込元に形状ラベルファイルが存
在するか否かが判別される。読込元に形状ラベルファイ
ルが存在する場合にはステップ55の判別結果はYES
となり、ステップ56において読込元から形状ラベルフ
ァイルをRAM14に読み込む処理が実行された後、ス
テップ54が実行される。
は、ステップ57においてラベル作成処理が図3に示し
たフローチャートに従って実行され、これにより所要の
ラベルファイルが得られる。しかる後、ステップ54に
おいてプログラムファイルとラベルファイルとを共に指
定された記憶媒体に格納する処理が実行される。
うに構成されているので、作業者が入力装置11によっ
て加工用数値制御プログラムの呼び出し指令操作を行う
と、表示装置13には、図7に示すように、内部記憶装
置12に格納されている加工用数値制御プログラムを特
定するための特定情報として、工具軌跡の画像情報を示
すラベルL1、L2、・・・Lnと、これに対応する文
字情報を示すプログラム名P1、P2、・・・Pnとが
一覧表の形式で表示される。したがって、作業者は工具
軌跡を示す画像情報であるラベルを見ることにより各加
工用数値制御プログラムの内容を誰でも容易に知ること
ができ、所望の加工用数値制御プログラムを間違いなく
簡単に選択して呼び出すことができる。なお、図7に示
す表示例では、カーソルが示している特定情報が画面の
右下の縮小されていない大きさで形状ラベル50が示さ
れるようになっている。このため、ラベルの内容が多少
複雑であったとしても、画像の細部を容易に確認できる
ので、特に類似した画像を比較して選択する場合に有利
である。
値制御プログラムの内容を示すラベルがその工具軌跡を
示す画像情報として表示されるので、所望の加工用数値
制御プログラムの確認を誰でも簡単且つ確実に行うこと
ができ、作業の能率を著しく向上させることができる。
本実施例ではラベル表示機能を数値制御装置が通常具備
しているマンマシンインターフェイス部に付加した例を
挙げて説明したが本発明による形状表示機能を自動プロ
グラミング装置に応用すれば自動プログラミング装置に
おいても作業の能率を著しく向上させることができる。
行う機能を備えた数値制御装置のマンマシンインタフェ
イス部に適用した場合の構成を示す機能ブロック図。
るリスト表示機能を説明するためのフローチャート。
るラベル作成を説明するためのフローチャート。
る加工用数値制御プログラム及びラベルファイルの保存
処理を説明するためのフローチャート。
プの詳細フローチャート。
の間引き処理の詳細を説明するための詳細フローチャー
ト。
けるラベルとプログラム名との表示例を示す図。
のプログラム名の表示の一例を示す図。
Claims (4)
- 【請求項1】 記憶媒体に格納されている加工用数値制
御プログラムを選択的に呼び出すため加工用数値制御プ
ログラムの特定情報を表示手段上に表示するための加工
用数値制御プログラム名表示方法において、 前記加工用数値制御プログラムを前記記憶媒体に格納す
る際に、格納すべき加工用数値制御プログラムにより実
現される工具軌跡の画像を表示させるための画像データ
及び当該加工用数値制御プログラムを特定するための文
字データを当該加工用数値制御プログラムに関連付けて
格納しておき、前記記憶媒体から加工用数値制御プログ
ラムを選択的に呼び出すとき、前記画像データに基づく
工具軌跡の画像と前記文字データとに基づくファイル名
とを前記表示手段上に前記特定情報として表示するよう
にしたことを特徴とする加工用数値制御プログラム名表
示方法。 - 【請求項2】 数値制御装置によって所要の工具軌跡を
実現するための加工用数値制御プログラムが複数格納さ
れる記憶媒体から所望の加工用数値制御プログラムを選
択的に呼び出すため加工用数値制御プログラムの特定情
報を表示するための表示手段を備えた加工用数値制御プ
ログラム名表示装置において、 前記加工用数値制御プログラムにより実現される工具軌
跡の画像を表示するための画像データを作成する画像デ
ータ作成手段と、 前記画像データを前記加工用数値制御プログラムと関連
付けて前記加工用数値制御プログラムのファイル名を表
示するための文字データと共に前記記憶媒体に格納する
ためのデータ書込手段と、 加工用数値制御プログラム呼出要求に応答し前記画像デ
ータと前記文字データとを前記記憶媒体から読み出し、
前記表示手段において前記画像データに基づく工具軌跡
の画像と前記文字データとに基づくファイル名とを前記
特定情報として前記表示手段に表示させるための表示制
御手段とを備えて成ることを特徴とする加工用数値制御
プログラム名表示装置。 - 【請求項3】 加工数値制御プログラムを用いて数値制
御装置を制御するために前記数値制御装置と操作者間の
会話を受け持つマンマシンインターフェイス装置におい
て、 数値制御装置を運転するために必要な情報を表示する装
置と、 前記加工用数値制御プログラムとその工具軌跡を示す画
像データを関連させて記憶している記憶装置と、 前記記憶装置内に格納された前記加工用数値制御プログ
ラムの呼び出しを指令する入力装置と、 前記入力装置からの指令に基づき前記記憶装置内に格納
された過加工用数値制御プログラムと画像データを呼び
出し、プログラム特定情報として表示させる表示制御手
段とを有する数値制御装置に用いるマンマシンインター
フェイス装置。 - 【請求項4】 数値制御装置を制御するために用いられ
る加工用数値制御プログラムを作成するプログラミング
装置において、 プログラム作成のために必要な情報を表示する表示装置
と、 前記加工用数値制御プログラムとその工具軌跡を示す画
像データを関連させて記憶している記憶装置と、 前記記憶装置内に格納された前記加工用数値制御プログ
ラムの呼び出しを指令する入力装置と、 前記入力装置からの指令に基づき前記記憶装置内に格納
された加工用数値制御プログラムと画像データを呼び出
し、プログラム特定情報として表示させる表示制御手段
とを有する加工用数値制御プログラムのプログラミング
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21905896A JPH1049211A (ja) | 1996-08-02 | 1996-08-02 | 加工用数値制御プログラム名表示方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21905896A JPH1049211A (ja) | 1996-08-02 | 1996-08-02 | 加工用数値制御プログラム名表示方法及び装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1049211A true JPH1049211A (ja) | 1998-02-20 |
Family
ID=16729614
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21905896A Pending JPH1049211A (ja) | 1996-08-02 | 1996-08-02 | 加工用数値制御プログラム名表示方法及び装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1049211A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004240966A (ja) * | 2003-01-17 | 2004-08-26 | Fuji Electric Systems Co Ltd | 加工仕様のパターン化方法、パターン化情報を用いた切削条件・サイクルタイム抽出方法、そのプログラム |
JP5349713B1 (ja) * | 2012-12-10 | 2013-11-20 | 三菱電機株式会社 | Ncプログラム検索方法、ncプログラム検索装置、ncプログラム作成方法およびncプログラム作成装置 |
JP2016194843A (ja) * | 2015-04-01 | 2016-11-17 | ファナック株式会社 | 複数画像を用いたプログラム表示機能を有する数値制御装置 |
JP2018140407A (ja) * | 2017-02-27 | 2018-09-13 | ブラザー工業株式会社 | レーザ加工装置、プログラム、およびデータ記憶方法 |
JP2020170225A (ja) * | 2019-04-01 | 2020-10-15 | ファナック株式会社 | ワイヤ放電加工機の制御装置、ワイヤ放電加工機、および加工情報の表示方法 |
-
1996
- 1996-08-02 JP JP21905896A patent/JPH1049211A/ja active Pending
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