JP2001318708A - 数値制御装置 - Google Patents
数値制御装置Info
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Abstract
い、一被加工品を仕上げるまでの一連の複数の数値制御
プログラムを一元的に管理でき、ひいてはオペレータの
段取り作業の効率を向上させ、またオペレータの数値制
御プログラム選択ミス等を減少できる数値制御装置をを
得る。 【解決手段】 サブプログラム呼び出し等で結合されて
いない、一被加工品を仕上げるまでの一連の複数の数値
制御プログラム21を一元的に管理する情報と前記一連
の複数の数値制御プログラムに関係する加工情報とを記
述した加工情報定義ファイル22と、この加工情報定義
ファイル22における、前記一連の複数の数値制御プロ
グラムの一覧及び前記加工情報を表示装置に表示する手
段4とを設けた。
Description
ムに従って工作機械を制御し加工を行う数値制御装置に
係り、特に、サブプログラム呼び出し等で結合されてい
ない、一被加工品を仕上げるまでの一連の複数の数値制
御プログラムの管理に関するものである。
中、1は数値制御プログラム(加工プログラム)21を
読み込む数値制御プログラム読み込み部、2は読み込ん
だ数値制御プログラム21を表示装置24に表示する数
値制御プログラム表示部、23は数値制御プログラム情
報及び作業指示書22aを基にオペレータが設定する加
工実行データ、5は読み込んだ数値制御プログラム21
と加工実行データ23を基に工作機械25を制御し、図
示しないワークを加工する制御部である。
や自動プログラム作成装置において作成した数値制御プ
ログラム21を、数値制御プログラム読み込み部1が、
フロッピー(登録商標)ディスクなどを介して数値制御
装置のメモリに転送する。数値制御装置では数値制御プ
ログラム21はプログラム番号で管理され、数値制御プ
ログラム表示部2がプログラム番号と数文字のコメント
(何を加工するための数値制御プログラムかを示すコメ
ント等)とともに表示装置24に一覧表として表示す
る。加工を行う際には、オペレータが表示装置24に示
された数値制御プログラムの一覧から、作業指示書22
aに指示された数値制御プログラムを選択して運転す
る。制御部5は、数値制御プログラム21と加工実行デ
ータ23にしたがって工具径補正などの形状補正、補間
・加減速を行い、工作機械25を制御する。
のメモリ容量の増大とともに、多数の数値制御プログラ
ムが格納できるようになった。また、イーサネット(登
録商標)などの通信手段の高速化にともない、パソコン
など外部の記憶装置に格納された数値制御プログラムも
短時間に数値制御装置に転送できるようになってきた。
またこれらに伴い金型加工に用いられる、各ブロックが
微小線分の集合からなる数値制御プログラムも、プログ
ラム1本あたりのサイズが大きいものが用いられるよう
になってきた。
表示装置24に表示された多数の数値制御プログラムの
中から、必要な数値制御プログラムを探し出すのはオペ
レータにとって手間のかかる作業である。また、数値制
御プログラム1本あたりのサイズも大きいため、数値制
御プログラムの内容を確認したり、描画された経路をチ
ェックするのも時間のかかる作業となる。
6−149342号公報や特開平10−049211号
公報に示されるように、数値制御プログラム番号やコメ
ント、作業名、工具名称、工具径の文字情報、工具経路
のイメージデータ等の加工情報を数値制御プログラムと
併せて数値制御装置に入力し、数値制御プログラムと対
応づけて表示するものがあった。
は、加工情報と数値制御プログラムとの対応関係は1対
1であり、一被加工品を仕上げるまでの一連の複数の数
値制御プログラム内にはサブプログラム呼び出し等互い
を結び付けるような記述が一切ない数値制御プログラム
群の場合、これら数値制御プログラム群に共通した情報
を一元的に管理することができない。
ような数値制御プログラム群であっても、共通の加工情
報は個々の数値制御プログラム、もしくは数値制御プロ
グラムそれぞれに対応する加工情報定義ファイルに記述
され、数値制御プログラムの数だけ同じ情報が数値制御
装置内のメモリに蓄積されることとなり、メモリの容量
を無駄に使うこととなる。
めになされたもので、サブプログラム呼び出し等で結合
されていない、一被加工品を仕上げるまでの一連の複数
の数値制御プログラムを一元的に管理でき、ひいてはオ
ペレータの段取り作業の効率を向上させ、またオペレー
タの数値制御プログラム選択ミス等を減少できる数値制
御装置を提供するものである。
置は、サブプログラム呼び出し等で結合されていない、
一被加工品を仕上げるまでの一連の複数の数値制御プロ
グラムを一元的に管理する情報と前記一連の複数の数値
制御プログラムに関係する加工情報とを記述した加工情
報定義ファイルと、この加工情報定義ファイルにおけ
る、前記一連の複数の数値制御プログラムの一覧及び前
記加工情報を表示装置に表示する手段とを備えてなるも
のである。
値制御装置において、前記加工情報定義ファイルに記述
されている一連の複数の数値制御プログラムを一元的に
管理する情報が、前記一連の複数の数値制御プログラム
の各プログラム番号であり、また前記一連の複数の数値
制御プログラムには、この一連の複数の数値制御プログ
ラムに対応する前記加工情報定義ファイルの識別子を記
述したものである。
値制御装置において、前記加工情報定義ファイルに記述
されている一連の複数の数値制御プログラムを一元的に
管理する情報が、前記一連の複数の数値制御プログラム
の各プログラム番号、及び前記一連の複数の数値制御プ
ログラムが格納された各記憶場所を示す情報であり、ま
た前記一連の複数の数値制御プログラムには、この一連
の複数の数値制御プログラムに対応する前記加工情報定
義ファイルの識別子を記述したものである。
値制御装置において、前記加工情報定義ファイルの内容
に基づいて前記表示装置に表示された前記一連の複数の
数値制御プログラムの一覧より所望するプログラム番号
が選択されると、選択されたプログラム番号の数値制御
プログラムをプログラムサーチする手段を備えてなるも
のである。
値制御装置において、数値制御プログラムの一覧を前記
表示装置に表示しておき、その表示の中から所望する数
値制御プログラムを選択すると、その選択された数値制
御プログラムに対応する加工情報定義ファイルの内容を
表示装置に表示するものである。
施の形態1を図1〜図3を用いて説明する。図1は本発
明の実施の形態1である数値制御装置のブロック図を示
すものである。図中、1、2、5、21、23、24及
び25は、夫々従来と同様の、数値制御プログラム読み
込み部、数値制御プログラム表示部、制御部、数値制御
プログラム(加工プログラム)、加工実行データ(表示
装置24に表示される加工情報及び数値制御プログラム
情報を基にオペレータによってキーボード等を用いて設
定される)、表示装置及び工作機械である。また、3は
数値制御プログラム21と対応して、加工の内容を示す
加工情報を記載した加工情報定義ファイル22を読み込
む加工情報読み込み部である。なお、数値制御プログラ
ム21と加工情報定義ファイル22との対応関係につい
ては、後で詳述する。4は数値制御プログラム21と加
工情報定義ファイル22の加工情報を対応づけて表示装
置24に表示する加工情報表示部である。なお、この表
示の詳細については図3を用いて後述する。また、加工
情報とは、製品の名称、加工形状、加工内容の対するコ
メント、加工工程順序、加工条件データ、使用工具、数
値制御プログラムの作成日付、作成者、作成メーカ、C
AMの種類、ライン数、推定加工時間などである。
報定義ファイル22の対応関係を示す図である。図中P
ARTSABC.DEFが加工情報定義ファイル22の
識別子(ファイル名と拡張子)である。また、プログラ
ム番号O1100、O1200、O1300は互いにサ
ブプロ呼び出しなどの関連を持たない独立した数値制御
プログラム21であるが、部品ABCを加工するのに必
要な一連の数値制御プログラムである。
通常の数値制御プログラムの記述(Gコード(登録商
標)等)以外に、 **DEFINE FILE =D01\PARTSABC.DEF** と記述してあり、数値制御プログラム21側から加工情
報定義ファイル22との対応関係が分かるようになって
いる。またD01は、加工情報定義ファイル22が格納さ
れている記憶装置名を表しており、例えば記憶装置D01
はメモリを表している。またD02と記述されている場
合、例えば記憶装置D02はハードディスクを表す。この
ことにより、加工情報定義ファイル22を任意の記憶装
置に格納しても、対応する加工情報定義ファイル22の
格納場所を知ることができる。
ログラム番号O1100、O1200、O1300の数
値制御プログラムに共通する加工情報が記述されている
とともに、プログラム番号O1100、O1200、O
1300の数値制御プログラムを一元的に管理する情報
として、 [荒加工プログラム] D=01,O1100 [サブプロ] D=01,O1110(荒加工プログラムより呼出される) [中仕上げプログラム] D=02,O1200 [サブプロ] D=01,O1210(中仕上げプログラムより呼出される) [サブプロ] D=01,O1220(中仕上げプログラムより呼出される) [仕上げプログラム] D=01,O1300 と記述してあり、加工情報定義ファイル22側から数値
制御プログラム21との対応関係が分かるようになって
いるとともに、数値制御プログラムの内容だけでは関連
していると認識することができない数値制御プログラム
同士を結び付けている。また、図中D=01、D=02は、数値
制御プログラム21が格納されている記憶装置名を表し
ている(例えば、記憶装置D=01はメモリ、記憶装置D=02
はハードディスクを表している)ので、数値制御プログ
ラム21を任意の記憶装置に格納しても、対応する数値
制御プログラム21の格納場所を知ることができる。更
にまた、加工情報定義ファイル22には、一連の複数の
数値制御プログラムに共通する加工情報を記述している
ので、加工情報を、個々の数値制御プログラム、もしく
は数値制御プログラム夫々に対応する加工情報定義ファ
イルに記述する必要がなく、ひいてはメモリを効率よく
使用することができる。
22が記憶装置01(メモリ)に記憶されているので、
それぞれの数値制御プログラムには、 **DEFINE FILE =D01\PARTSABC.DEF** と記述されているが、例えば加工情報定義ファイル22
が記憶装置02(ハードディスク)に記憶されている場
合、それぞれの数値制御プログラムには、 **DEFINE FILE =D02\PARTSABC.DEF** と記述されることになる。また、図2の例では、プログ
ラム番号O1100、O1300の数値制御プログラム
が記憶装置01(メモリ)に記憶されており、またプロ
グラム番号O1200の数値制御プログラムが記憶装置
02(ハードディスク)に記憶されているので、加工情
報定義ファイル22には、D=01,O110、D=02,O1200、D=0
1,O1300と記述されているが、例えばプログラム番号O
1100、O1300の数値制御プログラムも記憶装置
02(ハードディスク)に記憶されている場合、D=02,O
110、D=02,O1200、D=02,O1300と記述されることにな
る。
グラム番号)一覧と加工情報を表示する画面を示す図で
ある。なお、図3は加工情報定義ファイル22が一つ記
憶されており、且つプログラム番号1100が選択され
た場合の例である。左側画面の加工プログラム一覧(数
値制御プログラム番号一覧)で情報を見たいプログラム
番号を選択(見たいプログラム番号をカーソル指定、ま
たはキーボードからプログラム番号入力することにより
選択)すると、その数値制御プログラム21に記述され
た「**DEFINE FILE =D01\PARTSABC.DEF**」に基づいて
対応した加工情報定義ファイル22を検索し、この加工
情報定義ファイル22に記述されている加工情報を、図
3右側画面に示すような、オペレータに分かり易い表示
形式にして表示する。なおプログラム番号選択の際、図
3左側部分の画面に所望する数値制御プログラム番号が
表示されていない場合には、オペレータは、図3左側の
画面のスクロール操作等を行って残りの数値制御プログ
ラム番号を表示させる。
ログラム番号が何かが一見して分かるよう、数値制御装
置内部のソフトウエアで、その選択されたプログラム番
号表示個所に、カーソルを左側画面から右側画面に移動
させて表示させている。またこの時、左側画面において
は、数値制御装置内部のソフトウエアで、選択されたプ
ログラム番号表示個所の背景色を他の個所と異なる色表
示をさせることにより、選択したプログラム番号が何で
あったかが一見して分かるように表示させている。なお
この表示形態として、プログラム番号表示文字の色を他
の表示文字と異なる色表示をさせるようにしてもよい。
た加工情報定義ファイル22が存在しない場合には、右
側の画面には対応する加工情報定義ファイル22が存在
しないことを知らせるコメントが表示される。この時、
オペレータは、マウス等を使用して右側画面に表示され
ているカーソルを左側画面に移動させ、前に選択したプ
ログラム番号とは異なる所望のプログラム番号を前記と
同様の方法で選択する。
した数値制御プログラムの内容を知ることができ、オペ
レータが望む数値制御プログラムを見つけ出す時間を短
縮することができる。また、オペレータは数値制御プロ
グラムの詳しい情報を見ることになるため、別の数値制
御プログラムを誤って動作させてしまうようなミスが減
少する。
を表示することができ、他のどのような数値制御プログ
ラムが関連して一つの製品を作り上げるのかが瞬時にし
て理解することができる。
た数値制御プログラムに関連する加工定義ファイルが複
数ある場合(例えば荒加工のプログラムのみ共通で、中
仕上げ、仕上げ加工プログラムが異なる場合)、図3の
右側画面には一つの加工定義を表示するとともに、別の
加工定義ファイルが存在する旨のコメントが表示され
る。この場合、オペレータは、次頁キーまたは画面スク
ロール操作を行って残りの加工定義ファイルを表示させ
る。また、上記実施の形態1において、加工定義ファイ
ルの格納場所を変更した場合、オペレータが、格納場所
を変更した加工定義ファイルを画面に呼出し、この加工
定義ファイルに記述されている数値制御プログラム番号
を認識した後、各数値制御プログラム番号を入力してそ
の各数値制御プログラムを画面に呼出し、各数値制御プ
ログラムに記述されている加工定義ファイルの格納場所
の記述を修正する。しかしながら、加工定義ファイルの
格納場所を変更した場合、オペレータが上述のように各
数値制御プログラムを一々修正することは面倒であるの
で、この場合、加工定義ファイルに記述されている各数
値制御プログラム番号、加工定義ファイルの格納場所を
入力するとともに、各数値制御プログラムに記述されて
いる加工定義ファイルの格納場所を、入力された加工定
義ファイルの格納場所に書き換える指令を入力すると、
入力された数値制御プログラム番号を基に、各数値制御
プログラムをサーチし、そのサーチされた各数値制御プ
ログラムに記述されている加工定義ファイルの格納場所
を、入力された加工定義ファイルの格納場所に書き換え
る自動修正プログラムを、数値制御装置に内蔵しておく
ことが好ましい。また、上記実施の形態1において、数
値制御プログラムの格納場所を変更した場合、オペレー
タが格納場所を変更した数値制御プログラム番号が記述
された加工定義ファイルを画面に呼出し、この加工定義
ファイルに記述されている数値制御プログラム番号の格
納場所の記述を修正する。しかしながら、数値制御プロ
グラムの格納場所を変更した場合、オペレータが上述の
ように加工定義ファイルを一々修正することは面倒であ
るので、この場合にあっても、数値制御プログラムに記
述されている加工定義ファイル名、数値制御プログラム
の格納場所を入力するとともに、加工定義ファイルに記
述されている数値制御プログラムの格納場所を、入力さ
れた数値制御プログラムの格納場所に書き換える指令を
入力すると、入力された加工定義ファイル名を基に、数
値制御プログラム番号の記述されている加工定義ファイ
ルをサーチし、そのサーチされた加工定義ファイルに記
述されている数値制御プログラムの格納場所を、入力さ
れた数値制御プログラムの格納場所に書き換える自動修
正プログラムを、数値制御装置に内蔵しておくことが好
ましい。
図4を用いて説明する。なお、図4は本発明の実施の形
態2の動作を説明するためのフローチャートである。 step1:オペレータは図3の左側の数値制御プログ
ラム一覧から、カーソルを操作して、上述のとおり所望
する数値制御プログラム(例えば1100)を選択す
る。 step2:数値制御装置は、選択された図2の数値制
御プログラム(例えば記憶装置01内のO1100)の
内容(**DEFINE FILE =D01\PARTSABC.DEF**)から、対
応する加工情報定義ファイル(例えば記憶装置01内の
PARTSABC.DEF)を検索し、対応する加工情
報定義ファイルが存在する場合、加工情報定義ファイル
の内容を表示する(図3右側画面)。表示した加工情報
の中には関連する数値制御プログラムの一覧(図3の例
では、プログラム番号O1100、O1110、O12
00、O1210、O1220、O1300)が含ま
れ、数値制御装置はオペレータがstep1で選択した
数値制御プログラムを選択状態(数値制御装置内部のソ
フトウエアで、その選択されたプログラム番号表示個所
に、カーソルを左側画面から右側画面に移動させて表示
させ、図示しないプログラムサーチボタンを押圧するだ
けで、選択された数値制御プログラムをサーチする状
態)にする(図3右側画面)。なおこの時、左側画面に
おいては、数値制御装置内部のソフトウエアで、選択さ
れたプログラム番号表示個所の背景色を他の個所と異な
る色表示をさせることにより、選択したプログラム番号
が何であったかが一見して分かるように表示させてい
る。
情報を見て、これから実行したい数値制御プログラムに
関連する加工情報であるか、関連する数値制御プログラ
ム一覧(図3右側の加工情報内)にこれから実行したい
数値制御プログラムがあるかどうか判断し、あればst
ep4に進み、なければstep1に戻る。 step4:オペレータは図3右側の加工情報内の数値
制御プログラム一覧を見て、step1で選択した数値
制御プログラムがまさにこれから実行したい数値制御が
前記選択状態になっているかどうか判断する。これから
実行したい数値制御プログラムが選択されていれば、s
tep6に進み、そうでなければstep5に進む。 step5:オペレータは図3右側の加工情報内の数値
制御プログラム一覧から、これから実行したい数値制御
プログラムをカーソル操作して選択し、step6に進
む。 step6:オペレータが図示しないプログラムサーチ
ボタン(図示せず)を押すと、数値制御装置は選択状態
にある数値制御プログラムをサーチする。 step7:オペレータが図示しない運転起動ボタンを
押すと、数値制御装置は自動運転を実行する。 なお、例えば荒加工が終了した後、図3右側画面におい
て、前記step5にて中仕上げを選択し、step
6、7を繰り返すと、中仕上げ加工が実行され、また中
仕上げ加工が終了した後、図3右側画面において、前記
step5にて仕上げを選択し、step6、7を繰り
返すと、仕上げ加工が実行される。
選択した数値制御プログラムがこれから実行したい数値
制御プログラムでない場合でも、最初に選択した数値制
御プログラムと関連する数値制御プログラムであれば、
たくさんある図3左側の数値制御プログラム一覧からで
なく、関連する数値制御プログラムのみを表示した図3
右側の数値制御プログラム一覧から選択して、サーチ・
実行できるので、オペレータは目的とする数値制御プロ
グラムをすばやくサーチ・実行することができる。
3である数値制御プログラム作成装置のブロック図を示
すものである。12は数値制御プログラム21を作成す
る数値制御プログラム作成部、13は数値制御プログラ
ム作成部が数値制御プログラム21を作成する際に自動
計算した情報と、数値制御プログラム作成装置に対する
入力情報から、図2に示す加工情報定義ファイル22を
作成する加工情報定義ファイル作成部である。
状、素材材質、数値制御プログラム作成メーカ、作成者
名、コメント等の一般的な数値制御プログラム作成装置
に入力する情報と、数値制御プログラムと加工情報定義
ファイルとの対応関係を記述するために必要な情報であ
る。数値制御プログラムと加工情報定義ファイルとの対
応関係を記述するために必要な情報とは、図2に示す数
値制御プログラムを格納する記憶装置(D01:メモ
リ、D02:ハードディスク等の記憶装置)と数値制御
プログラムの番号(O1100,O1200等)、加工
情報定義ファイル22を格納する記憶装置(D01:メ
モリ、D02:ハードディスク等の記憶装置)とファイ
ル名称(PARTSABC.DEF等)、数値制御装置
に設定した数値制御プログラムを格納する装置名称と装
置番号との対応関係(メモリ=D01、ハードディスク
=D02等)である。また、自動計算した情報とは、推
定加工時間、加工工程順序、使用工具、加工条件、パレ
ット番号、座標系オフセット、工具補正量、数値制御プ
ログラムのライン数、作成日付、CAMの種類などであ
る。但し、加工工程順序、使用工具、加工条件、パレッ
ト番号、座標系オフセット、工具補正量などは、入力情
報である場合もある。
グラム作成装置は、サブプログラム呼び出し等で結合さ
れていない、一被加工品を仕上げるまでの一連の複数の
数値制御プログラムで出力する際には、前記入力情報と
して得られた数値制御プログラムと加工情報定義ファイ
ルとの対応関係を記述するために必要な情報から、数値
制御プログラム21と加工情報定義ファイル22の対応
がわかるように出力を行なう。数値制御プログラムに
は、一般的な制御指令のほかに、加工情報定義ファイル
の存在場所とファイル名が記述される。また、加工情報
定義ファイル22には、一連の複数の数値制御プログラ
ムに共通する加工情報と、一被加工品を仕上げるまでの
一連の複数の数値制御プログラムのプログラム番号と、
数値制御プログラムの存在場所とを記述する。
た数値制御装置において利用することができる加工情報
定義ファイル22を作成することができる。
ブプログラム呼び出し等で結合されていない、一被加工
品を仕上げるまでの一連の複数の数値制御プログラムを
一元的に管理する情報と前記一連の複数の数値制御プロ
グラムに関係する加工情報とを記述した加工情報定義フ
ァイルの内容を表示するようにしたので、オペレータは
どのような数値制御プログラムが関連して一つの製品を
作り上げるのかが瞬時にして理解することができるよう
になり、よってオペレータの段取り作業効率を上げるこ
とができ、また数値制御プログラム選択ミス等も減らす
ことができる。
値制御プログラムに、対応する前記加工情報定義ファイ
ルの識別子を記述しているので、数値制御プログラム側
からの数値制御プログラムに関係する加工情報ファイル
との対応関係が分かるようになって、多数ある数値制御
プログラム一覧から容易に目的とする数値制御プログラ
ムを見つけ出すことができるようになり、よってオペレ
ータの段取り作業効率を向上させることができる。
ルに前記一連の複数の数値制御プログラムが格納された
場所を示す情報を記述するとともに、前記一連の複数の
数値制御プログラムに、対応する前記加工情報定義ファ
イルの識別子を記述しているので、前記一連の複数の数
値制御プログラムが複数の記憶場所にばらばらに記憶さ
れている場合にあっても、加工定義ファイルと一連の複
数の数値制御プログラムとを容易に関連させることがで
き、しかも多数ある数値制御プログラム一覧から容易に
目的とする数値制御プログラムを見つけ出すことができ
るようになり、オペレータの段取り作業効率を向上させ
ることができる。
ルの内容に基づいて前記表示装置に表示された前記一連
の複数の数値制御プログラムの一覧より所望するプログ
ラム番号が選択されると、選択されたプログラム番号の
数値制御プログラムをプログラムサーチする手段を設け
たので、サーチしたい数値制御プログラムを、多数ある
数値制御プログラム一覧からではなく、絞り込まれた加
工情報定義ファイルにおけるプログラム一覧からサーチ
することができるようになり、よってオペレータの段取
り作業効率を向上させることができる。
のブロック図である。
における、数値制御プログラムと加工情報定義ファイル
の対応関係の例を示す図である。
において、加工情報定義ファイルに記述された加工情報
を表示した例を示す図である。
におけるフローチャートである。
グラム作成装置のブロック図である。
グラム表示部、3 加工情報読み込み部、4 加工情報
表示部、5 制御部、21 数値制御プログラム、22
加工情報定義ファイル、23 加工実行データ、24
表示装置、25 工作機械。
Claims (5)
- 【請求項1】 サブプログラム呼び出し等で結合されて
いない、一被加工品を仕上げるまでの一連の複数の数値
制御プログラムを一元的に管理する情報と前記一連の複
数の数値制御プログラムに関係する加工情報とを記述し
た加工情報定義ファイルと、この加工情報定義ファイル
における、前記一連の複数の数値制御プログラムの一覧
及び前記加工情報を表示装置に表示する手段とを備えて
なる数値制御装置。 - 【請求項2】 前記加工情報定義ファイルに記述されて
いる一連の複数の数値制御プログラムを一元的に管理す
る情報は、前記一連の複数の数値制御プログラムの各プ
ログラム番号であり、また前記一連の複数の数値制御プ
ログラムには、この一連の複数の数値制御プログラムに
対応する前記加工情報定義ファイルの識別子が夫々記述
されていることを特徴とする請求項1に記載の数値制御
装置。 - 【請求項3】 前記加工情報定義ファイルに記述されて
いる一連の複数の数値制御プログラムを一元的に管理す
る情報は、前記一連の複数の数値制御プログラムの各プ
ログラム番号、及び前記一連の複数の数値制御プログラ
ムが格納された各記憶場所を示す情報であり、また前記
一連の複数の数値制御プログラムには、この一連の複数
の数値制御プログラムに対応する前記加工情報定義ファ
イルの識別子が夫々記述されていることを特徴とする請
求項1に記載の数値制御装置。 - 【請求項4】 前記加工情報定義ファイルの内容に基づ
いて前記表示装置に表示された前記一連の複数の数値制
御プログラムの一覧より、所望するプログラム番号が選
択されると、選択されたプログラム番号の数値制御プロ
グラムをプログラムサーチする手段を備えてなることを
特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の数値制御装
置。 - 【請求項5】 数値制御プログラムの一覧を前記表示装
置に表示しておき、その表示の中から所望する数値制御
プログラムを選択すると、その選択された数値制御プロ
グラムに対応する加工情報定義ファイルの内容を表示装
置に表示することを特徴とする請求項1〜請求項4の何
れかに記載の数値制御装置。
Priority Applications (1)
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Country | Link |
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JP (1) | JP2001318708A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005122597A (ja) * | 2003-10-20 | 2005-05-12 | Mori Seiki Co Ltd | Nc工作機械の表示装置 |
JP2014010501A (ja) * | 2012-06-27 | 2014-01-20 | Kobe Steel Ltd | 教示データ編集システムおよびプログラム |
JP2020144420A (ja) * | 2019-03-04 | 2020-09-10 | 株式会社ディスコ | 加工装置および加工管理部材 |
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2000
- 2000-05-10 JP JP2000136918A patent/JP2001318708A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2005122597A (ja) * | 2003-10-20 | 2005-05-12 | Mori Seiki Co Ltd | Nc工作機械の表示装置 |
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JP7198119B2 (ja) | 2019-03-04 | 2022-12-28 | 株式会社ディスコ | 加工装置 |
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