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JPH0886431A - 満量報知付き給油タンク - Google Patents

満量報知付き給油タンク

Info

Publication number
JPH0886431A
JPH0886431A JP24878394A JP24878394A JPH0886431A JP H0886431 A JPH0886431 A JP H0886431A JP 24878394 A JP24878394 A JP 24878394A JP 24878394 A JP24878394 A JP 24878394A JP H0886431 A JPH0886431 A JP H0886431A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fuel
full amount
oil
full capacity
full
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP24878394A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuei Uchida
鐵衛 内田
Tsutomu Uchida
力 内田
Kazuyoshi Kobayashi
一芳 小林
Tsutomu Muramatsu
務 村松
Kenichi Mizushina
建一 水品
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Corona Corp
Original Assignee
Corona Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Corona Corp filed Critical Corona Corp
Priority to JP24878394A priority Critical patent/JPH0886431A/ja
Publication of JPH0886431A publication Critical patent/JPH0886431A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Feeding And Controlling Fuel (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】燃油の流れ込みが原因で起こる電気的な満量報
知手段の故障を確実に防止した満量報知付き給油タンク
を提供する。 【構成】燃油補給時の満量をブザ−27で報知する満量
報知手段20の上方である給油タンク1の上面部5に、
該給油タンク1を構成する蓋板3の巻締め縁部4によっ
て形成した突出壁を設けることで、補給時上面部5にこ
ぼれ落ちた燃油が満量報知手段20に流れ込むのを阻止
し、満量報知手段20の故障を未然に防止するものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、燃油補給時の満量を
ブザ−等の電気的報知手段で報知する満量報知付き給油
タンクに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来よりこの種のものに於いては、例え
ば特開昭61−101712号公報に開示されている如
く、給油タンクへの燃油の補給量が満量近くなったこと
をブザ−等の電気的報知手段で報知するようにしたこと
で、暗い所での補給でも満量を容易に知ることが出来る
ようにしたものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところでこの従来のも
のでは、報知手段が給油タンクの側壁に単に備えられて
いる為、補給用のホ−スポンプ等の供給管を抜き取り時
に燃油が側壁にこぼれたり、或いは燃焼器具等から給油
タンクを抜き取り、補給の為に給油口側を上にすること
で、給油口キャップ等に付着した燃油が側壁に流下し
て、電気部品で構成された報知手段を濡らすことで、接
触不良等の故障の原因となり、長期の使用に耐えられな
いと言う不具合を有するものであった。
【0004】
【問題点を解決するための手段】この発明はこの点に着
目し上記欠点を解決する為、特にその構成を、内方に補
給される燃油量が少なくとも満量近傍となったことを報
知する電気的な満量報知手段を備えたものに於いて、前
記満量報知手段上方の上面部には、満量報知手段への燃
油の流れ込みを阻止する突出壁を設けたものである。
【0005】
【作用】給油タンク1にホ−スポンプ(図示せず)の供
給管29を介して燃油の補給を開始すれば、満量近くで
油面に浮くフロ−ト21を一端に備えた回動杆23が軸
支部22を支点に回動して、反対側に備えたマグネット
24が本体内に備えられたリ−ドスイッチ25と対向し
て、これを閉成することでブザ−27が「ピ、ピ、…」
と鳴って満量を報知するものである。
【0006】そしてこの満量報知で補給を停止して供給
管29を抜き取るものであるが、この時供給管29先端
に付着した燃油が給油タンク1上面部に滴下するが、該
上面部には突出壁を兼ねる巻締め縁部4が形成され、こ
の巻締め縁部4側に満量報知手段20を備えたので、燃
油が満量報知手段20まで流下することが巻締め縁部4
で阻止され、満量報知手段20が燃油で濡れることが未
然に防止されて、故障の心配がなく長期の使用に十分耐
えられるものである。
【0007】
【実施例】次にこの発明に係る満量報知付き給油タンク
を図面に示された好適な一実施例で説明する。1は石油
ファンヒ−タ−等に入出自在に備えられるカ−トリッジ
式の給油タンクで、一側を開口した深しぼり状のタンク
本体2と、該タンク本体2の開口を周縁の巻締め加工で
固着され閉塞する蓋体3とで構成され、該蓋体3の外周
には外方及び上方に突出した巻締め縁部4が形成され、
更に器具より取り出して立たせた状態では、上面部5に
給油口6が固定板7によって固定されて備えられてい
る。
【0008】8は給油口6を閉口する為の給油口キャッ
プで、内方には器具へのセットで開口される弁装置9及
び給油口6と密接するパッキン体10が備えられてお
り、全体としては一端の軸支部11を支点に弾性部材1
2の反力で起伏自在とした基部13に固着されているも
のである。14は固定板7上に備えられた係止ロット
で、基部13に備えられたフック金具15を係止して給
油口6を閉口すると共に、外方に突出した操作ボタン1
6を引張ることでこの係止を解除して、基部13を自動
的に起立させて給油口6を開口させるものである。
【0009】17は給油タンク1の操作ボタン16側で
且つ蓋板3側に設けられた油量計で、透明の合成樹脂の
外周をパッキン(図示せず)で覆って形成した表示窓1
8と、該パッキン部分をカバ−したカバ−体19とから
構成され、タンク内容量の75〜90%の一定範囲を透
明の表示窓18から油面をそのまま外方に露呈させるこ
とで表示するものである。
【0010】20は油量計17に隣接して備えられた電
気的な満量報知手段で、油面上に浮き油量に応じて上下
動するフロ−ト21と、該フロ−ト21を一端に備え軸
支部22を支点に回動自在とした回動杆23と、該回動
杆23の他端に固定されたマグネット24と対向するこ
とで閉成されるリ−ドスイッチ25と、該リ−ドスイッ
チ25の閉成で信号を入力し出力を開始すると共にこの
出力を5秒間カウント後停止するマイコン26と、該マ
イコン26からの出力を受け5秒間「ピ、ピ、…」と言
う報知音を発するブザ−27と、これらの電気部品を作
動させる取り替え容易なリチウム電池28とを1つのケ
−ス内に収納して構成されるものである。
【0011】前記満量報知手段20は、油量計17によ
る油面表示がほぼ中央位置に達した時に、満量の報知を
行うように取り付けられているものである。更に油量計
17及び満量報知手段20は、上記した如く蓋板3側に
備えられ、その上部である上面部5側には巻締め縁部4
が位置し、上面部5に滴下した燃油の満量報知手段20
への流下を阻止する突出壁を兼ねるものであり、しかも
満量報知手段20は外方に突出した巻締め縁部4より内
方に位置し、しかも巻締め縁部4を乗り越えて燃油が溢
れても燃油の滴下を受けないものである。
【0012】又突出壁は巻締め縁部4に限定されるもの
でなく、給油タンク1の上面部5で満量報知手段20側
に上方に突出する凸部を形成して構成しても良く、或い
は別部材のL字状金具等を取り付けても良く、即ち上面
部5を流れたり滴下した燃油を堰止めて満量報知手段2
0が燃油で濡れることを阻止するものであれば良いもの
である。29は燃油補給用のホ−スポンプ等の供給管で
ある。
【0013】次にこの一実施例の作動について説明す
る。今給油タンク1内の燃油がなくなり補給する場合に
は、先ず操作ボタン16を引張って給油口6をワンタッ
チで開口した後、該給油口6に供給管29を挿入して燃
油の補給を行い、そして給油タンク1内の油量が内容量
の75%に達することで、油量計17による油面表示が
開始され、即ち表示窓18に給油タンク1内の油面がそ
のまま見えて表示されるものであり、使用者はこれによ
って現在の油量を知ることが出来るものである。
【0014】更に補給が進み図3、4に示す油量計17
のほぼ中央の位置まで達した時、油量に応じて上下動す
るフロ−ト21が上動して他端のマグネット24がリ−
ドスイッチ25と対向し、該リ−ドスイッチ25が閉成
することで、満量報知手段20が「ピ、ピ、…」と警報
音を5秒間鳴らして満量近くになった事を報知するもの
であり、使用者はこれを聞いて直ちに補給を停止した
り、或いは油量計17の残り半分が見えなくなるまで目
一杯補給した後に辞めるかのどちらかでも良いものであ
る。
【0015】従って視覚に訴える油量計17と、聴覚に
訴える満量報知手段20の2つの満量表示を備えたこと
で、満量状態を確実に知ることが出来、特に暗い所や騒
音が激しい所での補給でも、それぞれの表示及び報知手
段の長所を活かして満量を知ることが出来、どのような
状態でも燃油が溢れて床を汚してしまう等の不具合はな
く、常に安心して使用出来、しかも視覚、聴覚障害者で
も容易に使用されるものである。一方油量計17及び満
量報知手段20共にその構成上空量状態も表示するもの
であり、特に満量報知手段20による空量報知が5秒間
行われることで、器具内に給油タンク1が収納されてい
たとしても使用者は容易に空量状態を知ることが出来、
何等特別な空量報知を設けなくとも満量報知手段20で
兼用することが出来て極めて便利である。
【0016】次に燃油の補給終了後給油口6から供給管
29を抜き取る時に、この供給管29に付着した燃油が
給油タンク1の上面部5に滴下し、これが満量報知手段
20に流れ込む危険を有するものであったが、この発明
では上面部5の満量報知手段20側には、突出壁を兼ね
る巻締め縁部4が形成されているので、図6に示す如く
上面部5に落ちた燃油は巻締め縁部4に堰止められて、
満量報知手段20に流れ込むことを阻止され、又万一こ
の巻締め縁部4を乗り越えたとしても満量報知手段20
は、巻締め縁部4の端部より内方に位置している関係で
燃油がかかることはないものである。
【0017】従って油対策を施していない満量報知手段
20の外表面部から、内方に燃油が侵入することによっ
て発生する接触不良等による故障を確実に防止すること
が出来、常に安心して使用出来、長期の使用にも十分耐
えられるものである。又燃油の流れ込みを阻止する突出
壁を給油タンク1を構成する蓋板3の巻締め縁部4で兼
用したことで、特別な加工や別部品を取り付ける必要が
なく、満量報知手段20を蓋板3側に取り付けるように
することで達成出来、極めて簡単な構成で且つ安価で済
むものである。
【0018】
【発明の効果】要するにこの発明は、内方に補給される
燃油量が少なくとも満量近傍となったことを報知する電
気的な満量報知手段を備えたものに於いて、前記満量報
知手段上方の上面部には、満量報知手段への燃油の流れ
込みを阻止する突出壁を設けたものであるから、電気的
な満量報知手段の燃油の流れ込みによる故障を簡単な構
成により確実に防止することが出来、長期に渡って安心
して使用出来るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明一実施例を付した給油タンクの要部斜
視図。
【図2】同給油口開口状態を示す要部斜視図。
【図3】同油量計での表示状態を示す説明図。
【図4】図3と同状態で満量報知手段での報知状態を示
す説明図。
【図5】同満量報知手段の電気回路図。
【図6】同要部の拡大断面図。
【符号の説明】
1 給油タンク 3 蓋板 4 巻締め縁部 5 上面部 20 満量報知手段
フロントページの続き (72)発明者 村松 務 新潟県三条市東新保7番7号 株式会社コ ロナ内 (72)発明者 水品 建一 新潟県三条市東新保7番7号 株式会社コ ロナ内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内方に補給される燃油量が少なくとも満
    量近傍となったことを報知する電気的な満量報知手段を
    備えたものに於いて、前記満量報知手段上方の上面部に
    は、満量報知手段への燃油の流れ込みを阻止する突出壁
    を設けた事を特徴とする満量報知付き給油タンク。
  2. 【請求項2】 前記突出壁は、給油タンクを構成する蓋
    板の巻締め縁部とした特許請求の範囲請求項1記載の満
    量報知付き給油タンク。
JP24878394A 1994-09-16 1994-09-16 満量報知付き給油タンク Pending JPH0886431A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24878394A JPH0886431A (ja) 1994-09-16 1994-09-16 満量報知付き給油タンク

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JP24878394A JPH0886431A (ja) 1994-09-16 1994-09-16 満量報知付き給油タンク

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Publication Number Publication Date
JPH0886431A true JPH0886431A (ja) 1996-04-02

Family

ID=17183334

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JP24878394A Pending JPH0886431A (ja) 1994-09-16 1994-09-16 満量報知付き給油タンク

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
USD859397S1 (en) 2012-08-11 2019-09-10 Apple Inc. Electronic device
USD978857S1 (en) 2010-01-06 2023-02-21 Apple Inc. Portable display device
USD986882S1 (en) 2010-01-06 2023-05-23 Apple Inc. Portable display device

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USD978857S1 (en) 2010-01-06 2023-02-21 Apple Inc. Portable display device
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USD987624S1 (en) 2010-01-06 2023-05-30 Apple Inc. Portable display device
USD859397S1 (en) 2012-08-11 2019-09-10 Apple Inc. Electronic device

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