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JP3054058B2 - 給油タンクの満量報知装置 - Google Patents

給油タンクの満量報知装置

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JP3054058B2
JP3054058B2 JP7117803A JP11780395A JP3054058B2 JP 3054058 B2 JP3054058 B2 JP 3054058B2 JP 7117803 A JP7117803 A JP 7117803A JP 11780395 A JP11780395 A JP 11780395A JP 3054058 B2 JP3054058 B2 JP 3054058B2
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JP
Japan
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oil
full
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melody
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JP7117803A
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力 内田
一芳 小林
務 村松
建一 水品
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Corona Corp
Original Assignee
Corona Corp
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は給油タンク特に石油フ
ァンヒ−タ−やポ−タブルスト−ブ等で使用されるカ−
トリッジタンクに備えられる満量報知装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来よりこの種のものに於いては、本出
願人の出願である特願平6−248784号公報に開示
されている如く、給油タンクへの燃油の補給が満量にな
るとブザ−を鳴らして使用者に知らせ、燃油の溢れによ
って床を汚す等の不具合を確実に防止するものであっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところでこの従来のも
のでは、満量近くをフロ−トとマグネットによって検知
し、このマグネットの接近によって閉成されるリ−ドス
イッチからの信号を入力することでブザ−を一定時間鳴
らすマイコンとで構成されていたので、満量近傍での給
油による油面変動によってマグネットが変動し、これに
応じてリ−ドスイッチがチャタリングを生じることで、
ブザ−が一定時間以上鳴り続けたり、或いは短時間に報
知と停止を繰り返したりする不具合を有し、又これによ
り電源である電池の消耗も早くなるものであった。
【0004】
【問題点を解決するための手段】この発明はこの点に着
目し上記欠点を解決する為、特にその構成を、給油タン
クに補給される燃油量を検知する油量検知手段と、該油
量検知手段による満量検知に連動して開閉されるスイッ
チ手段と、該スイッチ手段からの信号を入力し所定時間
満量報知を行う報知手段とを備え、前記報知手段は満量
報知後の所定時間はスイッチ手段からの信号を受け付け
ないようにしたものである。又報知手段をメロディ−I
Cと圧電ブザ−とで構成し、満量報知後の所定時間を1
曲中の無音部分としたものである。
【0005】
【作用】給油タンク1への燃油の補給量が満量近くにな
ると、該給油タンク1内に備えられた油量検知手段18
が油量を検知しスイッチ手段25が閉成されることで、
報知手段28に信号が入力し該報知手段28では、所定
時間満量の警報音を発し、その後所定時間は次の信号入
力を受け付けないように設定されたものであるから、満
量近くでの油面変動でスイッチ手段25がチャタリング
しても、満量報知は所定時間の一回のみを確実に行うこ
とが出来、従来の欠点を防止出来るものである。
【0006】又報知手段28をメロディ−IC26と圧
電ブザ−27とで構成すれば、汎用部品で済むと共に、
満量報知後の信号を受け付けない所定時間を奏でられる
1曲のメロディ−中の無音部分33とすれば、特別な設
定や構成を加えることなく、メロディ−ICをそのまま
利用出来、安価に提供されるものである。
【0007】
【実施例】次にこの発明に係る給油タンクの満量報知装
置を図面に示された一実施例で説明する。1は石油ファ
ンヒ−タ−等に入出自在に備えられるカ−トリッジ式の
給油タンクで、器具より取り出して立たせた状態では、
上部側に給油口2が固定板3によって固定されて備えら
れている。
【0008】4は給油口2を閉口する為の給油口キャッ
プで、内方には器具へのセットで開口される弁装置5及
び給油口2と密接するパッキン体6が備えられており、
全体としては一端の軸支部7を支点に弾性部材8の反力
で起伏自在とした基部9に固着されているものである。
10は固定板3上に備えられた係止ロットで、基部9に
備えられたフック金具11を係止して給油口2を閉口す
ると共に、外方に突出した操作ボタン12を引張ること
でこの係止を解除して、基部9を自動的に起立させて給
油口2を開口させるものである。
【0009】13は給油タンク1の操作ボタン12側の
側壁に設けられた油量計で、透明の合成樹脂の外周をパ
ッキン(図示せず)で覆って形成した表示窓14と、該
パッキン部分をカバ−したカバ−体15とから構成さ
れ、タンク内容量の75〜90%の一定範囲を透明の表
示窓14から油面をそのまま外方に露呈させることで表
示するものである。
【0010】16は油量計13と同一壁で稍離れて備え
られた満量報知装置で、給油タンク1側壁に形成した開
口部17から該給油タンク1内方に突設して備えられ油
量を検知する油量検知手段18と、該油量検知手段18
を支持し給油タンク1側壁に開口部17を閉塞するよう
にパッキン19を介して4箇所をビス20で固着された
偏平小判型の本体部21とからなるものである。前記油
量検知手段18は合成樹脂で形成され、一端には油面上
に浮き油量に応じて上下動する円筒状のフロ−ト22を
一体成形し、他端にマグネット23を備え軸支部24を
支点に回動自在に備えられているものである。
【0011】更に本体部21内には、満量位置でマグネ
ット23と対向し閉成状態となるリ−ドスイッチから成
るスイッチ手段25及び、該スイッチ手段25の閉成で
信号入力し1曲約10秒のメロディ−を奏でるメロディ
−IC26と圧電ブザ−27とから成る報知手段28及
び、これらの電気回路を構成するプリント板29及び、
各電気部品を作動させる為の電源であり取り外し容易な
蓋体30で蓋されたボタン電池31とが重ねられてコン
パクトに収納されているものである。
【0012】又前記メロディ−IC26では図8に示す
ように、「ピ、ピ、ピ、ピ」と言う音を5回奏でるメロ
ディ−部分32を約5秒間とし、その後無音部分33を
約5秒間設定し全体で約10秒のメロディ−を1曲とし
て、この1曲が終了するまでは次の信号入力を受け付け
ないようにしているものである。
【0013】更に前記報知手段28は、1チップのマイ
コンとブザ−で構成しても良く、即ち所定時間ここでは
約5秒間満量を報知し、その後の所定時間約5秒間はス
イッチ手段25の信号が入力してもこれを受け付けない
ように予めマイコンにプログラムすれば良いものであ
る。
【0014】又本体部21自体は、マグネット23と対
向し燃油と接する凹状の収納部34と、プリント板29
及び圧電ブザ−27及びボタン電池31を保持した内方
の保持部35とを該マグネット23がくっつかない非磁
性材料の合成樹脂で形成し、他方給油タンク1外方に露
呈するカバ−体36は、上記蓋体30部分を除き強固な
金属性材料で形成されているものである。
【0015】前記保持部35の圧電ブザ−27と対向す
る位置には、小容積の空間から成る音響空間37を介し
て中央にブザ−音を放出する為のφ3の音放出穴38を
形成し、更に最外方のカバ−体36で圧電ブザ−27と
対向する部分には、音放出用にφ3のカバ−穴39が3
個形成されている。
【0016】尚満量報知装置16は、油量計13による
油面表示がほぼ中間の満量位置に達した時に、満量の報
知を行うように取り付けられるものである。40は燃油
補給用のホ−スポンプ等の供給管である。
【0017】次にこの一実施例の作動について説明す
る。今給油タンク1内の燃油がなくなり補給する場合に
は、先ず操作ボタン12を引張って給油口2をワンタッ
チで開口した後、該給油口2に供給管40を挿入して燃
油の補給を行い、そして給油タンク1内の油量が内容量
の75%に達することで、油量計13による油面表示が
開始され、即ち表示窓14に給油タンク1内の油面がそ
のまま見えて表示されるものであり、使用者はこれによ
って現在の油量を知ることが出来るものである。
【0018】更に補給が進み図3、4に示す油量計13
の満量の位置まで達した時、油量に応じて油量検知手段
18が回動しマグネット23がスイッチ手段25と対向
し、該スイッチ手段25が閉成することで、満量報知装
置16が警報音を約5秒間鳴らして満量になった事を報
知するものであり、使用者はこれを聞いて直ちに補給を
停止すれば良いものである。
【0019】従って視覚に訴える油量計13と、聴覚に
訴える満量報知装置16の2つの満量表示を備えたこと
で、満量状態を確実に知ることが出来、特に暗い所や騒
音が激しい所での補給でも、それぞれの表示及び報知手
段の長所を活かして満量を知ることが出来、どのような
状態でも燃油が溢れて床を汚してしまう等の不具合はな
く、常に安心して使用出来、しかも視覚、聴覚障害者で
も容易に使用されるものである。
【0020】一方油量計13及び満量報知装置16共に
その構成上空量状態も表示するものであり、特に満量報
知装置16による空量報知が約5秒間行われることで、
器具内に給油タンク1が収納されていたとしても使用者
は容易に空量状態を知ることが出来、何等特別な空量報
知を設けなくとも満量報知装置16で兼用することが出
来て極めて便利である。
【0021】又前記満量報知装置16の警報音は、スイ
ッチ手段25の閉成による信号入力を受け報知手段28
のメロディ−IC26と圧電ブザ−27とが、「ピ、
ピ、ピ、ピ」と言うメロディ−部分32を約5秒間奏で
るものであり、そして報知後の約5秒間は無音部分33
としてこの間のスイッチ手段25からの入力信号を受け
付けないようにしたので、満量近傍での油面変動による
スイッチ手段25のチャタリングによって、異常な警報
音となったり電池の消耗が早くなる等の不具合は確実に
防止されるものである。
【0022】又報知手段28をメロディ−IC26と圧
電ブザ−27とで構成し、且つ信号を受け付けない報知
後の所定時間をメロディ−中の無音部分33としたこと
で、特別な設定をすることなく汎用のメロディ−IC2
6を使用出来、極めて安価に提供出来るものである。
【0023】
【発明の効果】要するにこの発明は、給油タンクに補給
される燃油量を検知する油量検知手段と、該油量検知手
段による満量検知に連動して開閉されるスイッチ手段
と、該スイッチ手段からの信号を入力し所定時間満量報
知を行う報知手段とを備え、前記報知手段は満量報知後
の所定時間はスイッチ手段からの信号を受け付けないよ
うにしたものであるから、満量近傍での油面変動が原因
で発生するスイッチ手段のチャタリングによる不具合を
確実に防止することが出来、電池の消耗も極力抑えられ
信頼性が高い満量報知を実現出来るものである。又報知
手段をメロディ−ICと圧電ブザ−で構成することで、
特別な設定や部品を使用することなく汎用部品で安価に
提供出来ると言う効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明一実施例を付した給油タンクの要部斜
視図。
【図2】同給油口開口状態を示す要部斜視図。
【図3】同油量計での表示状態を示す説明図。
【図4】図3と同状態で満量報知装置での報知状態を示
す説明図。
【図5】同満量報知装置の電気回路図。
【図6】同要部の断面図。
【図7】同要部の正面図。
【図8】同満量報知装置のメロディ−の説明図。
【符号の説明】
1 給油タンク 16 満量報知装置 18 油量検知手段 25 スイッチ手段 26 メロディ−IC 27 圧電ブザ− 28 報知手段
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−248627(JP,A) 特開 昭61−101712(JP,A) 実開 昭55−108289(JP,U) 実開 平5−25235(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F23K 5/14 505

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給油タンクに補給される燃油量を検知す
    る油量検知手段と、該油量検知手段による満量検知に連
    動して開閉されるスイッチ手段と、該スイッチ手段から
    の信号を入力し所定時間満量報知を行う報知手段とを備
    え、前記報知手段は満量報知後の所定時間はスイッチ手
    段からの信号を受け付けないようにした事を特徴とする
    給油タンクの満量報知装置。
  2. 【請求項2】 上記報知手段をメロディ−ICと圧電ブ
    ザ−とで構成し、満量報知後の所定時間を1曲中の無音
    部分とした事を特徴とする請求項1記載の給油タンクの
    満量報知装置。
JP7117803A 1995-04-18 1995-04-18 給油タンクの満量報知装置 Expired - Fee Related JP3054058B2 (ja)

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