JPH0810893B2 - 分散形システムおよびその情報伝送方法 - Google Patents
分散形システムおよびその情報伝送方法Info
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- JPH0810893B2 JPH0810893B2 JP1187355A JP18735589A JPH0810893B2 JP H0810893 B2 JPH0810893 B2 JP H0810893B2 JP 1187355 A JP1187355 A JP 1187355A JP 18735589 A JP18735589 A JP 18735589A JP H0810893 B2 JPH0810893 B2 JP H0810893B2
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04Q—SELECTING
- H04Q3/00—Selecting arrangements
- H04Q3/42—Circuit arrangements for indirect selecting controlled by common circuits, e.g. register controller, marker
- H04Q3/54—Circuit arrangements for indirect selecting controlled by common circuits, e.g. register controller, marker in which the logic circuitry controlling the exchange is centralised
- H04Q3/545—Circuit arrangements for indirect selecting controlled by common circuits, e.g. register controller, marker in which the logic circuitry controlling the exchange is centralised using a stored programme
- H04Q3/54575—Software application
- H04Q3/54591—Supervision, e.g. fault localisation, traffic measurements, avoiding errors, failure recovery, monitoring, statistical analysis
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- Telephonic Communication Services (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、信号伝送路として電話回線を利用する分散
形システム、および回線のトラヒツク集中を回避する情
報伝送方法に関するものである。
形システム、および回線のトラヒツク集中を回避する情
報伝送方法に関するものである。
従来のビル管理システムの構成は、専用の信号伝送路
を用いた集中形であつた。集中形では、端末装置は設備
機器との入出力(I/O)インターフエイスの機能を持
ち、データの計測は端末装置を介して中央装置に送ら
れ、ビル内の設備機器を中央装置で監視・制御してい
た。しかし、この構成では、処理能力の大きな中央装置
が必要で、しかも、システムの信頼性を確保するため中
央装置を2重化するとシステムのコストが高くなるとい
う問題があつた。
を用いた集中形であつた。集中形では、端末装置は設備
機器との入出力(I/O)インターフエイスの機能を持
ち、データの計測は端末装置を介して中央装置に送ら
れ、ビル内の設備機器を中央装置で監視・制御してい
た。しかし、この構成では、処理能力の大きな中央装置
が必要で、しかも、システムの信頼性を確保するため中
央装置を2重化するとシステムのコストが高くなるとい
う問題があつた。
そこで、従来の集中形構成の問題点を解決するシステ
ム構成として、三菱電機技報,VOL.60,No.5,1986,第10頁
〜第14頁の「分散処理形ビル管理システム」と題する論
文において分散形の構成が提案されている。分散形構成
では、端末装置にマイコンを搭載し、従来、中央装置で
処理していた監視・制御機能を各端末装置に持たせるこ
とで危険分散を図り信頼性を向上している。
ム構成として、三菱電機技報,VOL.60,No.5,1986,第10頁
〜第14頁の「分散処理形ビル管理システム」と題する論
文において分散形の構成が提案されている。分散形構成
では、端末装置にマイコンを搭載し、従来、中央装置で
処理していた監視・制御機能を各端末装置に持たせるこ
とで危険分散を図り信頼性を向上している。
また、中央装置と端末装置間の信号伝送路として電話
回線を利用できるようにし、拡張性の向上,低コスト化
を図つている。
回線を利用できるようにし、拡張性の向上,低コスト化
を図つている。
このように、信号伝送路として電話回線を用いる場
合、端末装置の台数が多くなると中央装置では通信量が
増え、中央装置に接続されている回線のトラヒツク量
(或いは、呼量)が増大して輻そう(トラヒツクの混雑
状態)を起こし、それが進行すると全く通信できなくな
る(デツドロツク)という問題がある。また、輻そうに
より中央装置の話中の率が多くなると、再ダイヤルによ
り再び通信を試みる方式(リダイヤル)が大半を占めて
おり、一層輻そうに拍車をかける結果になつていた。
合、端末装置の台数が多くなると中央装置では通信量が
増え、中央装置に接続されている回線のトラヒツク量
(或いは、呼量)が増大して輻そう(トラヒツクの混雑
状態)を起こし、それが進行すると全く通信できなくな
る(デツドロツク)という問題がある。また、輻そうに
より中央装置の話中の率が多くなると、再ダイヤルによ
り再び通信を試みる方式(リダイヤル)が大半を占めて
おり、一層輻そうに拍車をかける結果になつていた。
一方、トラヒツクを制御するための電話交換機の回線
切替え或いは迂回の方法としては、特開昭55−140353
号,特開昭57−133751号,特開昭57−111163号,特開昭
61−274556号がある。これらの公知例は次の2種類に分
けられる。
切替え或いは迂回の方法としては、特開昭55−140353
号,特開昭57−133751号,特開昭57−111163号,特開昭
61−274556号がある。これらの公知例は次の2種類に分
けられる。
現時点の回線のトラヒツク状況を把握して、空いて
いる回線に接続先を変更(切替え)する。
いる回線に接続先を変更(切替え)する。
トラヒツクの増加を見込んで、回線を増やす。
以上の交換機の回線切替え或いは迂回方法を、中央装
置に限られた回線を用いる分散形システムに適用する
と、中央装置の回線の空きを遂次或いは順次探して接続
することになり、トラヒツクの増加時には、再発呼(再
ダイヤル)が多くなり、結果的にトラヒツクの最適化を
図ることにはならず、一層輻そうに拍車をかけることに
なる。
置に限られた回線を用いる分散形システムに適用する
と、中央装置の回線の空きを遂次或いは順次探して接続
することになり、トラヒツクの増加時には、再発呼(再
ダイヤル)が多くなり、結果的にトラヒツクの最適化を
図ることにはならず、一層輻そうに拍車をかけることに
なる。
また、特開昭61−274556号には、日及び時間帯に応じ
て通話するルートを切り替えることによる迂回方式が示
されている。
て通話するルートを切り替えることによる迂回方式が示
されている。
上記の電話回線を信号伝送路として用いる分散形シス
テム(例えば、ビル管理システム,銀行オンラインシス
テム,等)においては、中央装置に接続されている特定
の回線に輻そうが生じるという問題を有していた。
テム(例えば、ビル管理システム,銀行オンラインシス
テム,等)においては、中央装置に接続されている特定
の回線に輻そうが生じるという問題を有していた。
さらに、電話交換機システムの回線切替え或いは迂回
の方法にしても、トラヒツクの最適化を図ることにはな
らず、輻そうに一層拍車をかけるという問題があつた。
の方法にしても、トラヒツクの最適化を図ることにはな
らず、輻そうに一層拍車をかけるという問題があつた。
次に、特開昭61−274556号における問題点を説明す
る。
る。
この公知例では、呼の発生した時刻により時間帯を指
定するテーブルを格納する時間帯格納メモリ、前記時間
帯格納メモリにより指定された時間帯のルートを記憶す
るルート番号格納メモリ、前記時間帯格納メモリおよび
前記ルート番号格納メモリと時計装置からの情報に基づ
き交換機の出力トランクを決定する機能を有するルート
決定部を設けて、予め時間帯とそれに対応したルートを
メモリに記憶しておき、交換機に生じる全ての呼のルー
トを一括して切り替えている。このため、時間帯に応じ
てルートを切り替え(スイツチング)することから集中
したトラヒツクも一緒に切り替えられ、切り替えられた
ルートに新たにトラヒツク集中が生じてしまう。これに
より、ルート間のトラヒツクのアンバランスが必然的に
生じてしまい何ら従来技術の解決になつていない。
定するテーブルを格納する時間帯格納メモリ、前記時間
帯格納メモリにより指定された時間帯のルートを記憶す
るルート番号格納メモリ、前記時間帯格納メモリおよび
前記ルート番号格納メモリと時計装置からの情報に基づ
き交換機の出力トランクを決定する機能を有するルート
決定部を設けて、予め時間帯とそれに対応したルートを
メモリに記憶しておき、交換機に生じる全ての呼のルー
トを一括して切り替えている。このため、時間帯に応じ
てルートを切り替え(スイツチング)することから集中
したトラヒツクも一緒に切り替えられ、切り替えられた
ルートに新たにトラヒツク集中が生じてしまう。これに
より、ルート間のトラヒツクのアンバランスが必然的に
生じてしまい何ら従来技術の解決になつていない。
本発明の目的は、稼動中に輻そうを生じさせない分散
形システム、およびトラヒツク集中を回避できる情報伝
送方法を提供することにある。
形システム、およびトラヒツク集中を回避できる情報伝
送方法を提供することにある。
上記目的は、中央装置と交換機の間が少なくとも2本
の通信回線で接続されて、中央装置は異なる通信番号を
備えており、交換機と複数の端末装置の間は各々通信回
線で接続されている分散形システムにおいて、中央装置
と交換機の間の各通信回線におけるトラヒツクを検出す
る手段と、該手段の検出結果に基づいて各端末装置へ送
信する際に用いる中央装置の送信元、各端末装置から中
央装置へ送信する際に用いる中央装置の受信先の少なく
とも一方を指定しておく手段を設けることにより達成さ
れる。
の通信回線で接続されて、中央装置は異なる通信番号を
備えており、交換機と複数の端末装置の間は各々通信回
線で接続されている分散形システムにおいて、中央装置
と交換機の間の各通信回線におけるトラヒツクを検出す
る手段と、該手段の検出結果に基づいて各端末装置へ送
信する際に用いる中央装置の送信元、各端末装置から中
央装置へ送信する際に用いる中央装置の受信先の少なく
とも一方を指定しておく手段を設けることにより達成さ
れる。
また上記目的は、分散形システムにおいて、中央装置
と交換機の間の各通信回線のトラヒツクを検出し、該ト
ラヒツク検出結果に基づいて各端末装置へ送信する際に
用いる中央装置の送信元,各端末装置からの中央装置へ
送信する際に用いる中央装置の受信先の少なくとも一方
を指定しておくことにより達成される。
と交換機の間の各通信回線のトラヒツクを検出し、該ト
ラヒツク検出結果に基づいて各端末装置へ送信する際に
用いる中央装置の送信元,各端末装置からの中央装置へ
送信する際に用いる中央装置の受信先の少なくとも一方
を指定しておくことにより達成される。
分散形システムにおいては、各端末装置と中央装置の
間の回線トラヒツクは、システムによつて概ね毎日,週
間,月間あるいは年間を通じて同様なパターンで行われ
る。そこで、中央装置と交換機の間の各通信回線のトラ
ヒツクを検出すると、各通信回線の混雑度(トラヒツク
集中)が分る。各端末装置や中央装置に前もつて送信先
(受信先)や送信元を指定しておくと、送信の都度、指
定された送信先,送信元に基づいて自動ダイヤリングす
る様になる。自動ダイヤリングされた送信先や送信元の
通信番号が時々刻々、重ならない様にすることで、中央
装置と交換機の間の各通信回線のトラヒツクは平均化す
る。即ち、中央装置と交換機の間の通信回線のトラヒツ
クについて、送信先,送信元の振分けが行われる結果、
特定の通信回線のトラヒツク許容量限界を越えることが
なく、もつて、トラヒツク集中を回避することができ
る。
間の回線トラヒツクは、システムによつて概ね毎日,週
間,月間あるいは年間を通じて同様なパターンで行われ
る。そこで、中央装置と交換機の間の各通信回線のトラ
ヒツクを検出すると、各通信回線の混雑度(トラヒツク
集中)が分る。各端末装置や中央装置に前もつて送信先
(受信先)や送信元を指定しておくと、送信の都度、指
定された送信先,送信元に基づいて自動ダイヤリングす
る様になる。自動ダイヤリングされた送信先や送信元の
通信番号が時々刻々、重ならない様にすることで、中央
装置と交換機の間の各通信回線のトラヒツクは平均化す
る。即ち、中央装置と交換機の間の通信回線のトラヒツ
クについて、送信先,送信元の振分けが行われる結果、
特定の通信回線のトラヒツク許容量限界を越えることが
なく、もつて、トラヒツク集中を回避することができ
る。
トラヒツク集中が回避されることにより、各端末装
置,中央装置は、送信したい時に速やかに、情報を中央
装置または各端末装置に送信することができる。
置,中央装置は、送信したい時に速やかに、情報を中央
装置または各端末装置に送信することができる。
以下、本発明の一実施例を第1図により説明する。
第1図において、1は2個の異なる通信番号を備えた
中央装置、2は電話交換機、3は各々端末装置、4は中
央装置に接続している回線(複数回線)、5はN台の各
端末装置に接続している回線(1回線)である。第1図
は、中央装置1と端末装置3の信号伝送路として電話交
換機2の電話回線4及び5を用いた場合の分散形システ
ム構成例である。このようなシステムとして、分散形ビ
ル管理システム,銀行オンライン端末システム、等の分
散端末システムが掲げられる。
中央装置、2は電話交換機、3は各々端末装置、4は中
央装置に接続している回線(複数回線)、5はN台の各
端末装置に接続している回線(1回線)である。第1図
は、中央装置1と端末装置3の信号伝送路として電話交
換機2の電話回線4及び5を用いた場合の分散形システ
ム構成例である。このようなシステムとして、分散形ビ
ル管理システム,銀行オンライン端末システム、等の分
散端末システムが掲げられる。
本発明の基本的な考え方を第2図〜第4図により説明
する。尚、簡略化のため、説明を端末装置から中央装置
へ情報を送る場合に限定した。
する。尚、簡略化のため、説明を端末装置から中央装置
へ情報を送る場合に限定した。
第2図は中央装置に接続されている回線4を2回線
(a,b)とした時に、4台の端末装置3A〜3Dが図のよう
に各々の回線に割り当てられてトラヒツクを生じている
と仮定した場合を示している。この場合、回線aのトラ
ヒツク量(或いは呼量或いは呼数)は回線bのトラヒツ
ク量よりも多いため、回線aの端末装置3Cの3回目の発
呼が印で生じた場合、印から遅れて中央装置に受信
されている。そこで、各端末装置のトラヒツクパターン
から回線aとbのトラヒツクの均等化を図るため、端末
装置3Cの記憶している中央装置の電話番号(通信番号)
を変えて、電話交換機2がそれによつて用いる電話回線
4を回線aから回線bに変更すると、回線bのトラヒツ
クは第3図のように、また、回線aのトラヒツクは第4
図のようになる。第3図では、端末装置3Cの遅れがなく
なつている。また、第3図及び第4図のトラヒツクが均
等になつている。すなわち、トラヒツクを振分けて均等
化することにより、トラヒツクの重なりは減少し中央装
置への送信の遅れを全体的に緩和でき、回線aへのトラ
ヒツク集中を回避することが可能となる。一方、逆の見
方をすると、回線aとbが、第3図と第4図のようなト
ラヒツクの時に、例えば次の日に端末装置3Dのトラヒツ
クの増加(端末装置2或いは4の発報数が増えること)
が予想されるとすれば、回線aとbの間で予め第2図の
ようなトラヒツク許容限界を越えない範囲でトラヒツク
の不均一な関係(すなわち、予め端末装置3Cを回線aに
割り当てる)にしておくことにより、回線bへのトラヒ
ツク集中を回避し、もつて、回線a,bのトラヒツクの平
均化が可能となる。
(a,b)とした時に、4台の端末装置3A〜3Dが図のよう
に各々の回線に割り当てられてトラヒツクを生じている
と仮定した場合を示している。この場合、回線aのトラ
ヒツク量(或いは呼量或いは呼数)は回線bのトラヒツ
ク量よりも多いため、回線aの端末装置3Cの3回目の発
呼が印で生じた場合、印から遅れて中央装置に受信
されている。そこで、各端末装置のトラヒツクパターン
から回線aとbのトラヒツクの均等化を図るため、端末
装置3Cの記憶している中央装置の電話番号(通信番号)
を変えて、電話交換機2がそれによつて用いる電話回線
4を回線aから回線bに変更すると、回線bのトラヒツ
クは第3図のように、また、回線aのトラヒツクは第4
図のようになる。第3図では、端末装置3Cの遅れがなく
なつている。また、第3図及び第4図のトラヒツクが均
等になつている。すなわち、トラヒツクを振分けて均等
化することにより、トラヒツクの重なりは減少し中央装
置への送信の遅れを全体的に緩和でき、回線aへのトラ
ヒツク集中を回避することが可能となる。一方、逆の見
方をすると、回線aとbが、第3図と第4図のようなト
ラヒツクの時に、例えば次の日に端末装置3Dのトラヒツ
クの増加(端末装置2或いは4の発報数が増えること)
が予想されるとすれば、回線aとbの間で予め第2図の
ようなトラヒツク許容限界を越えない範囲でトラヒツク
の不均一な関係(すなわち、予め端末装置3Cを回線aに
割り当てる)にしておくことにより、回線bへのトラヒ
ツク集中を回避し、もつて、回線a,bのトラヒツクの平
均化が可能となる。
第2図〜第4図では、特定の端末装置の送信先を全て
切り替えるような図となつているが、一日のうちの特定
の時間帯に送信先を切り替えるようにしてもよい。この
場合、特定の時間になると、送信先を切り替え、時間後
に、元の番号に戻すように、記憶装置を用いると良い。
これは、時々刻刻、電話番号を編制していることにな
る。
切り替えるような図となつているが、一日のうちの特定
の時間帯に送信先を切り替えるようにしてもよい。この
場合、特定の時間になると、送信先を切り替え、時間後
に、元の番号に戻すように、記憶装置を用いると良い。
これは、時々刻刻、電話番号を編制していることにな
る。
また、送信先の切り替えは、中央装置と交換機の間の
通信回線の情報伝送の分担を前もつて決めておくことで
ある。従つて、この分担は上記の如く、時間経過に伴つ
て再編制され、分担が変えられるようになつていると良
い。
通信回線の情報伝送の分担を前もつて決めておくことで
ある。従つて、この分担は上記の如く、時間経過に伴つ
て再編制され、分担が変えられるようになつていると良
い。
以上の基本的な考え方による限り、トラヒツク量に代
えて呼量或いは呼数を用いることや種々の機能構成を取
ることが可能である。
えて呼量或いは呼数を用いることや種々の機能構成を取
ることが可能である。
第1図の中央装置1の機能構成例を第5図に、また、
第1図の端末装置3の機能構成例を第6図に示す。
第1図の端末装置3の機能構成例を第6図に示す。
以下、第5図,第6図についてその動作を説明する。
第5図において、情報Ia,Ibの計測11では中央装置1
の各回線4(4a,4b)の呼数と平均保留時間を例えば第
7図の処理フローを用いて求める。求めた回線4a,4bの
呼数と平均保留時間を用いてトラヒツク量演算手段12で
第8図の処理フローに従い回線4a,4bのトラヒツク量を
求める。トラヒツク量決定手段13では、第9図の処理フ
ローを用いて該トラヒツク量と予め定めておいた回線の
許容量とを比較し、比較結果に基づいて電話番号変更テ
ーブル(第10図)から端末装置番号と中央装置の変更後
の電話番号を決定し、通信制御手段14で例えば第11図の
処理フローを用いて、決定した端末装置に変更後の電話
番号を送信する。
の各回線4(4a,4b)の呼数と平均保留時間を例えば第
7図の処理フローを用いて求める。求めた回線4a,4bの
呼数と平均保留時間を用いてトラヒツク量演算手段12で
第8図の処理フローに従い回線4a,4bのトラヒツク量を
求める。トラヒツク量決定手段13では、第9図の処理フ
ローを用いて該トラヒツク量と予め定めておいた回線の
許容量とを比較し、比較結果に基づいて電話番号変更テ
ーブル(第10図)から端末装置番号と中央装置の変更後
の電話番号を決定し、通信制御手段14で例えば第11図の
処理フローを用いて、決定した端末装置に変更後の電話
番号を送信する。
尚、中央装置1,端末装置3の通信番号(電話番号)に
ついて、説明する。中央装置1については通信制御手段
14が2個のポートを備え、各ポートは第1図の電話回線
4a,4bと各々接続されている。中央装置1が各端末装置
3から接続関係を持つところのポートと電話回線の組の
いずれかを介して分散形システムとしての情報Ia,Ibが
伝送されて、中央装置1内の図示されていない記憶手段
に格納される。従つて、中央装置内の通信番号または、
中央装置の送信先とはポートを指定することでもある。
各端末装置については、第6図の通信制御手段31がポー
トを備え、このポートと接続関係をもつ電話回線5を介
して中央装置から情報送信されて、図示されていない記
憶手段に格納される。
ついて、説明する。中央装置1については通信制御手段
14が2個のポートを備え、各ポートは第1図の電話回線
4a,4bと各々接続されている。中央装置1が各端末装置
3から接続関係を持つところのポートと電話回線の組の
いずれかを介して分散形システムとしての情報Ia,Ibが
伝送されて、中央装置1内の図示されていない記憶手段
に格納される。従つて、中央装置内の通信番号または、
中央装置の送信先とはポートを指定することでもある。
各端末装置については、第6図の通信制御手段31がポー
トを備え、このポートと接続関係をもつ電話回線5を介
して中央装置から情報送信されて、図示されていない記
憶手段に格納される。
また、この実施例では、中央装置1から各端末装置3
へ送る情報が各端末装置3から送信される情報量に比べ
て大幅に少ないものであるとして、中央装置1が各端末
装置3へ送る時に用いるポートの指定は行わないことと
した。
へ送る情報が各端末装置3から送信される情報量に比べ
て大幅に少ないものであるとして、中央装置1が各端末
装置3へ送る時に用いるポートの指定は行わないことと
した。
以下、各手段のトラヒツク集中回避の処理フローを詳
細に説明する。
細に説明する。
情報Ia,Ibの計測11では、回線4a,4bの各々の回線に生
じる呼数をカウントし、各呼の保留時間を計測して記憶
する。
じる呼数をカウントし、各呼の保留時間を計測して記憶
する。
その処理フローの一例を第7図に示す。
第7図では、時刻が変わつた事を条件にその前の時刻
の平均保留時間と呼数を演算した後、所定のテーブルを
初期化して今時刻の回線の呼数と保留時間の総和を計測
するようにしている。
の平均保留時間と呼数を演算した後、所定のテーブルを
初期化して今時刻の回線の呼数と保留時間の総和を計測
するようにしている。
呼数と平均保留時間は、(1),(2)式で表わせ
る。
る。
ここで、THi:i個目の呼の保留時間(秒) 第7図の処理(または(1),(2)式)を回線4aと
4bについて実施することにより、情報Ia,Ibを計測す
る。次に情報IaとIbをトラヒツク量演算手段12に入力す
る。
4bについて実施することにより、情報Ia,Ibを計測す
る。次に情報IaとIbをトラヒツク量演算手段12に入力す
る。
トラヒツク量演算手段12の処理例を第8図に示し、以
下に説明する。尚、○印の付いた数字は、図面における
各ステツプに対応する。
下に説明する。尚、○印の付いた数字は、図面における
各ステツプに対応する。
情報Ia,Ibの取り込み:先に回線4a,4bについて計測
した呼数と平均保留時間を取り込む。
した呼数と平均保留時間を取り込む。
回線4a,4bのトラヒツク量の演算(Ta,Tb):回線4
a,4bのトラヒツク量を次の(3)式を用いて求める。
a,4bのトラヒツク量を次の(3)式を用いて求める。
トラヒツク量T=K×TK …(3) ここで、K:呼数(個) Tk:平均保留時間(秒) また、次の(4)式で呼量を求めて用いることも可能
である。
である。
呼量A=T/3600(erl.) …(4) ここで、T:トラヒツク量 以上により求めた回線4aのトラヒツク量Taと回線4bの
トラヒツク量Tbをトラヒツク量決定手段13に渡す。
トラヒツク量Tbをトラヒツク量決定手段13に渡す。
トラヒツク量決定手段13の処理例を第9図に示し、以
下に説明する。
下に説明する。
トラヒツク量Ta,Tbの取り込み:トラヒツク量Ta,Tb
をトラヒツク量決定手段13に取り込む。
をトラヒツク量決定手段13に取り込む。
許容量との比較:予め定めておいた回線に生じるト
ラヒツク量の許容量TLMTとTa,Tbを次の(5)式で比較
する。ここで、許容量TLMTの設定は任意である。
ラヒツク量の許容量TLMTとTa,Tbを次の(5)式で比較
する。ここで、許容量TLMTの設定は任意である。
(5)式において、TaとTbの両方がTLMTを超えること
は無いものとする。なぜなら、これら両者が許容量を超
えるとなれば、計画・設計時の見積り不足と考えられ、
従つて中央装置1に接続する回線4の数は増加されてい
ると云えるからである。
は無いものとする。なぜなら、これら両者が許容量を超
えるとなれば、計画・設計時の見積り不足と考えられ、
従つて中央装置1に接続する回線4の数は増加されてい
ると云えるからである。
許容量よりも多いか:許容量以下であれば、端末装
置3で記憶している中央装置1の電話番号の変更はしな
いが、超えていればにて変更する。
置3で記憶している中央装置1の電話番号の変更はしな
いが、超えていればにて変更する。
予め定めておいた端末装置3で記憶している中央装
置1の電話番号を変更:Ta>TLMT(TbTLMT)の場合に
は、まず第10図に示す電話番号変更テーブルの“回線4b
→4aに変更する端末装置”のフラグが“1"の端末装置番
号を探して、有ればフラグを“0"にしてその端末装置番
号を回線4bの電話番号(回線4bに接ながる中央装置1内
の受信番号のこと)と共に変更決定テーブルに格納す
る。また、無ければ“次の回線4a→4bに変更する端末装
置”のフラグが“0"の端末装置番号を探し、フラグを
“1"にしてその端末装置番号を回線4bの電話番号と共に
変更決定テーブルに格納する。
置1の電話番号を変更:Ta>TLMT(TbTLMT)の場合に
は、まず第10図に示す電話番号変更テーブルの“回線4b
→4aに変更する端末装置”のフラグが“1"の端末装置番
号を探して、有ればフラグを“0"にしてその端末装置番
号を回線4bの電話番号(回線4bに接ながる中央装置1内
の受信番号のこと)と共に変更決定テーブルに格納す
る。また、無ければ“次の回線4a→4bに変更する端末装
置”のフラグが“0"の端末装置番号を探し、フラグを
“1"にしてその端末装置番号を回線4bの電話番号と共に
変更決定テーブルに格納する。
Tb>TLMT(TaTLMT)の場合には、上記処理の“a"と
“b"を逆にすることにより実現できる。
“b"を逆にすることにより実現できる。
以上により決定した端末装置番号と変更後の電話番号
を第5図の通信制御手段14に渡す。
を第5図の通信制御手段14に渡す。
通信制御手段14は、例えば第11図の処理フローで実行
する。以下、処理フローを説明する。
する。以下、処理フローを説明する。
端末装置番号と変更後の電話番号の取り込み:変更
決定テーブルに格納されている端末装置番号と変更後の
電話番号を取り込み、変更後の電話番号を受信バツフア
にセツトする。
決定テーブルに格納されている端末装置番号と変更後の
電話番号を取り込み、変更後の電話番号を受信バツフア
にセツトする。
端末装置番号に対応する電話番号(通信番号)にダ
イヤリング:端末装置番号から第12図の対応テーブルを
用いて該当する端末装置の電話番号を探し、オフフツク
(送受話器をとり上げる動作に相当)後ダイヤリングす
る。
イヤリング:端末装置番号から第12図の対応テーブルを
用いて該当する端末装置の電話番号を探し、オフフツク
(送受話器をとり上げる動作に相当)後ダイヤリングす
る。
端末装置との回線接続:端末装置がオフフツクする
と回線が接続される。次に相手方端末装置の確認を行
う。確認の方法は種々考えられるが例えば、両者で同じ
関数を持つていてデータを端末装置に係り、返送された
答えと中央装置の答えを比較する方法、等がある。答え
が違うか、返つて来なければ、回線を切る(オンフツク
する)。
と回線が接続される。次に相手方端末装置の確認を行
う。確認の方法は種々考えられるが例えば、両者で同じ
関数を持つていてデータを端末装置に係り、返送された
答えと中央装置の答えを比較する方法、等がある。答え
が違うか、返つて来なければ、回線を切る(オンフツク
する)。
データ(変更後の電話番号)を送信:端末装置を確
認後、送信バツフアに格納されている変更後の電話番号
を送信する。
認後、送信バツフアに格納されている変更後の電話番号
を送信する。
端末装置との回線“断":データの送信を終了してか
ら所定時間後に回線を切る(オンフツクする)。
ら所定時間後に回線を切る(オンフツクする)。
以上により、中央装置1は所定の端末装置3に変更後
の電話番号を送ることができる。次に、変更後の電話番
号を送られた端末装置3の機能構成例である第6図の概
略動作を説明する。
の電話番号を送ることができる。次に、変更後の電話番
号を送られた端末装置3の機能構成例である第6図の概
略動作を説明する。
変更後の電話番号を通信制御手段31の処理フロー例で
ある第13図に従つて受信し、受信バツフアに格納する。
次に、電話番号変更手段32の処理フロー例である第14図
を用いて受信バツフアに格納された変更後の電話番号を
電話番号テーブルに格納する。以下、各手段の処理フロ
ー例を用いて詳細に説明する。
ある第13図に従つて受信し、受信バツフアに格納する。
次に、電話番号変更手段32の処理フロー例である第14図
を用いて受信バツフアに格納された変更後の電話番号を
電話番号テーブルに格納する。以下、各手段の処理フロ
ー例を用いて詳細に説明する。
第6図の通信制御手段31を第13図の処理フローを用い
て説明する。
て説明する。
呼出し確認:呼出し信号を所定回数検知して、フツ
クをオフ(送受話器をとり上げる動作に相当)する。
クをオフ(送受話器をとり上げる動作に相当)する。
オフフツク後、中央装置の確認:オフフツク後、所
定の時間内に中央装置1から確認用データが送られて来
なければ、回線を切る(オンフツクする)。確認用デー
タが送られて来ると、所定の関数に入力してその答えを
返送する。
定の時間内に中央装置1から確認用データが送られて来
なければ、回線を切る(オンフツクする)。確認用デー
タが送られて来ると、所定の関数に入力してその答えを
返送する。
データ(変更後の電話番号)を受信:次に変更後の
電話番号を受信して、受信バツフアに格納する。
電話番号を受信して、受信バツフアに格納する。
中央装置との回線“断":受信終了後、回線を切る
(オンフツクする)。
(オンフツクする)。
以上により受信した変更後の電話番号を、次に電話番
号変更手段32に渡す。
号変更手段32に渡す。
電話番号変更手段32は、例えば第14図の処理フローで
実行する。以下、処理フローを説明する。
実行する。以下、処理フローを説明する。
変更後の電話番号の取り込み:受信バツフアに格納
されている変更後の電話番号を取り込む。
されている変更後の電話番号を取り込む。
電話番号テーブルに変更後の電話番号を格納:変更
後の電話番号を電話番号テーブルに格納する。
後の電話番号を電話番号テーブルに格納する。
以上の端末装置3の機能により、端末装置3で記憶し
ている中央装置1の回線の電話番号はトラヒツク量(或
いは呼量或いは呼数)に応じて変更される。
ている中央装置1の回線の電話番号はトラヒツク量(或
いは呼量或いは呼数)に応じて変更される。
また、電話番号変更手段32は、時刻を決めて全端末装
置一斉に変更した電話番号を使用することもできる。そ
の処理フロー例を第15図に示す。
置一斉に変更した電話番号を使用することもできる。そ
の処理フロー例を第15図に示す。
以下、その処理フローを説明する。
変更後の電話番号の取り込み:と同様。
変更後の電話番号を電話番号バツフアテーブルに格
納:変更後の電話番号を電話番号バツフアテーブルに格
納する。
納:変更後の電話番号を電話番号バツフアテーブルに格
納する。
時刻タイマーのセツト:電話番号バツフアテーブル
から電話番号テーブルに変更後の電話番号を格納する時
刻をタイマーにセツトする。
から電話番号テーブルに変更後の電話番号を格納する時
刻をタイマーにセツトする。
電話番号バツフアテーブルの内容を電話番号テーブ
ルに格納:でセツトした時刻になるとタイマによつて
の処理が起動され、電話番号バツフアテーブルに格納
されている変更後の電話番号を電話番号テーブルに格納
する。
ルに格納:でセツトした時刻になるとタイマによつて
の処理が起動され、電話番号バツフアテーブルに格納
されている変更後の電話番号を電話番号テーブルに格納
する。
以上、電話番号変更手段32の処理フロー例(第15図)
を用いれば、電話番号を変更する全ての端末装置で時刻
を合わせて変更後の電話番号を利用できることから、変
更に伴う過渡期に局部的にトラヒツク集中が発生するこ
とがなくなる効果がある。
を用いれば、電話番号を変更する全ての端末装置で時刻
を合わせて変更後の電話番号を利用できることから、変
更に伴う過渡期に局部的にトラヒツク集中が発生するこ
とがなくなる効果がある。
以上述べた一実施例は各手段毎に処理を分けて説明し
たが、中央装置1或いは端末装置3ごとの処理の一部或
いは全てを一括して実行できるのは自明である。
たが、中央装置1或いは端末装置3ごとの処理の一部或
いは全てを一括して実行できるのは自明である。
また、本実施例では、伝送データとして直接“変更後
の電話番号”を用いているが、それに対応するデータで
あれば同様の効果が期待できる。例えば、端末装置3で
中央装置1に接続している他の回線の電話番号も記憶し
ておき、該当する電話番号を指定するデータを中央装置
1から送信し、端末装置3で変更後の電話番号を検索し
て用いることなどが考えられる。これにより、長い電話
番号の場合には伝送時間の短縮を図ることが可能にな
る。
の電話番号”を用いているが、それに対応するデータで
あれば同様の効果が期待できる。例えば、端末装置3で
中央装置1に接続している他の回線の電話番号も記憶し
ておき、該当する電話番号を指定するデータを中央装置
1から送信し、端末装置3で変更後の電話番号を検索し
て用いることなどが考えられる。これにより、長い電話
番号の場合には伝送時間の短縮を図ることが可能にな
る。
本発明の他の実施例を第16図に示す。
第16図は、中央装置1と端末装置3の信号伝送路とし
て、電話交換機2の電話回線4(本実施例ではM回線,M
2)と5(端末装置N台に各1回線,M<N)を用いた
場合の分散形システムの構成例である。
て、電話交換機2の電話回線4(本実施例ではM回線,M
2)と5(端末装置N台に各1回線,M<N)を用いた
場合の分散形システムの構成例である。
第16図の中央装置1の機能構成例を第17図に、また、
端末装置3の機能構成例を第18図に示す。
端末装置3の機能構成例を第18図に示す。
第17図において、呼数と平均保留時間の計測11では中
央装置の回線1〜Mの呼数と平均保留時間を例えば第19
図の処理フローを用いて求め、各々を呼数テーブル(第
20図),保留時間テーブル(第21図)に格納する。第19
図は第7図の処理フローと同じであるが、求めた呼数と
平均保留時間のデータ格納テーブルが異なり、ここでは
過去1日分のデータを利用できるようにしている。求め
た1日分のデータは、トラヒツク量演算手段12で第22図
の処理フローを用いて例えば各時刻毎のトラヒツク量を
求め、トラヒツク量記憶手段15のトラヒツク量記憶テー
ブル(第23図)に格納する。一方、後述する各端末装置
3で求めた端末装置3に接続されている回線のトラヒツ
ク量は、端末装置3の通信制御手段31を介して中央装置
1に送信され、後述する通信制御手段14の処理により、
トラヒツク量記憶手段15のトラヒツク量記憶テーブル
(第24図)に格納する。トラヒツク量記憶手段15に格納
した各回線のトラヒツク量をトラヒツク量決定手段13で
第25図の処理フローを用いて、端末装置3で記憶する変
更後の中央装置1の回線の電話番号を決定する。次に、
通信制御手段14で各端末装置3に変更後の電話番号を例
えば第29図の処理フローに従い送信する。また、通信制
御手段14は、第30図の処理フローに従い端末装置3から
送信される端末装置3の回線の1日分のトラヒツク量を
受信し、トラヒツク量記憶テーブル(第24図)に格納す
る。
央装置の回線1〜Mの呼数と平均保留時間を例えば第19
図の処理フローを用いて求め、各々を呼数テーブル(第
20図),保留時間テーブル(第21図)に格納する。第19
図は第7図の処理フローと同じであるが、求めた呼数と
平均保留時間のデータ格納テーブルが異なり、ここでは
過去1日分のデータを利用できるようにしている。求め
た1日分のデータは、トラヒツク量演算手段12で第22図
の処理フローを用いて例えば各時刻毎のトラヒツク量を
求め、トラヒツク量記憶手段15のトラヒツク量記憶テー
ブル(第23図)に格納する。一方、後述する各端末装置
3で求めた端末装置3に接続されている回線のトラヒツ
ク量は、端末装置3の通信制御手段31を介して中央装置
1に送信され、後述する通信制御手段14の処理により、
トラヒツク量記憶手段15のトラヒツク量記憶テーブル
(第24図)に格納する。トラヒツク量記憶手段15に格納
した各回線のトラヒツク量をトラヒツク量決定手段13で
第25図の処理フローを用いて、端末装置3で記憶する変
更後の中央装置1の回線の電話番号を決定する。次に、
通信制御手段14で各端末装置3に変更後の電話番号を例
えば第29図の処理フローに従い送信する。また、通信制
御手段14は、第30図の処理フローに従い端末装置3から
送信される端末装置3の回線の1日分のトラヒツク量を
受信し、トラヒツク量記憶テーブル(第24図)に格納す
る。
次に、端末装置3の概略動作を第18図を用いて以下説
明する。中央装置1の変更後の電話番号を受信し電話番
号テーブルに格納する処理は第13図と第14図或いは第15
図の処理フローを用いて実現できる。また、端末装置3
の回線の呼数と平均保留時間の計測33では第7図の処理
フローを用いて呼数と平均保留時間を求める。求めた呼
数と平均保留時間を用いてトラヒツク量演算手段34(例
えば、第31図の処理フロー)で(3)式或いは(4)式
によりトラヒツク量(或いは呼量)を求める。求めたト
ラヒツク量は、1日分をトラヒツク量記憶手段35に格納
しておき、1日分を一括して通信制御手段31で例えば第
33図の処理フローに従い中央装置1に送信する。
明する。中央装置1の変更後の電話番号を受信し電話番
号テーブルに格納する処理は第13図と第14図或いは第15
図の処理フローを用いて実現できる。また、端末装置3
の回線の呼数と平均保留時間の計測33では第7図の処理
フローを用いて呼数と平均保留時間を求める。求めた呼
数と平均保留時間を用いてトラヒツク量演算手段34(例
えば、第31図の処理フロー)で(3)式或いは(4)式
によりトラヒツク量(或いは呼量)を求める。求めたト
ラヒツク量は、1日分をトラヒツク量記憶手段35に格納
しておき、1日分を一括して通信制御手段31で例えば第
33図の処理フローに従い中央装置1に送信する。
次に、第17図,第18図の各手段の処理フローを用いて
以下詳細に説明する。
以下詳細に説明する。
第17図の呼数と平均保留時間の計測11では回線41〜4M
の各々に生じる呼の数をカウントし、各呼の回線保留時
間を計測して、回線41〜4M別に呼数テーブルと保留時間
テーブル格納する。その処理フローの1例を第19図に示
す。第19図は、任意の1回線の呼数と平均保留時間を求
める時の処理フローであり、これを回線41〜4Mについて
演算する。処理フローの概略は、時刻が変わつた事を条
件にその前の時刻の呼数と平均保留時間を演算した後、
カウンタと計時時間を初期化し、今時刻の回線の呼数と
保留時間を計測するようにしている。呼数と平均保留時
間は、(1)式と(2)式を用いて求めることができ
る。
の各々に生じる呼の数をカウントし、各呼の回線保留時
間を計測して、回線41〜4M別に呼数テーブルと保留時間
テーブル格納する。その処理フローの1例を第19図に示
す。第19図は、任意の1回線の呼数と平均保留時間を求
める時の処理フローであり、これを回線41〜4Mについて
演算する。処理フローの概略は、時刻が変わつた事を条
件にその前の時刻の呼数と平均保留時間を演算した後、
カウンタと計時時間を初期化し、今時刻の回線の呼数と
保留時間を計測するようにしている。呼数と平均保留時
間は、(1)式と(2)式を用いて求めることができ
る。
トラヒツク量演算手段12は、例えば第22図の処理フロ
ーに従つて動作する。次に、第22図について説明する。
ーに従つて動作する。次に、第22図について説明する。
呼数と平均保留時間の取り込み:第22図の呼数テー
ブルと第21図の保留時間テーブルの回線4mに対応した全
時刻の呼数と平均保留時間を取り込む。
ブルと第21図の保留時間テーブルの回線4mに対応した全
時刻の呼数と平均保留時間を取り込む。
回線4mのトラヒツク量の演算(Tm,t):回線4mの
トラヒツク量を(6)式を用いて求める。
トラヒツク量を(6)式を用いて求める。
トラヒツク量 Tm,t=Km,t×Tkm,t …(6) ここで、m:回線番号(1mM) t:時刻(t=0,1,…,23) Km,t:回線4m,時刻tにおける呼数 Tkm,t:回線4m,時刻tにおける平均保留時間 また、(7)式で呼量を求めて、トラヒツク量の代わ
りに用いることも可能である。
りに用いることも可能である。
呼量 Am,t=Tm,t/3600(erl.) …(7) ここで、Tm,t:回線4m,時刻tにおけるトラヒツク量 以上により求めた回線4m,時刻t(=0,1,…,23)のト
ラヒツク量Tm,tをトラヒツク量記憶手段である第23図
のトラヒツク量記憶テーブルに格納する。
ラヒツク量Tm,tをトラヒツク量記憶手段である第23図
のトラヒツク量記憶テーブルに格納する。
終了か:回線4m(初期値:1)が、(8)式を満足す
れば終了し、満足しなければm=m+1にしてに戻
る。
れば終了し、満足しなければm=m+1にしてに戻
る。
mM …(8) このようにして、1日の各時刻におけるトラヒツク量
tm,tを全回線について求め、トラヒツク量記憶手段15
である第23図に格納する。
tm,tを全回線について求め、トラヒツク量記憶手段15
である第23図に格納する。
次にトラヒツク量決定手段13により、トラヒツク量記
憶手段15であるトラヒツク量記憶テーブル(第23,24
図)のトラヒツク量を用いて、中央装置1の各回線41〜
4M)を利用する端末装置3を割り当てる。第25図は、そ
の1例を示す処理フローである。以下に第25図の処理フ
ローを説明する。
憶手段15であるトラヒツク量記憶テーブル(第23,24
図)のトラヒツク量を用いて、中央装置1の各回線41〜
4M)を利用する端末装置3を割り当てる。第25図は、そ
の1例を示す処理フローである。以下に第25図の処理フ
ローを説明する。
トラヒツク量記憶手段15であるトラヒツク量記憶テ
ーブルの第23図の中でピーク量を探し、そのピーク量の
時刻を求める。
ーブルの第23図の中でピーク量を探し、そのピーク量の
時刻を求める。
トラヒツク量記憶手段15である第24図の予め端末装
置から送られて来たトラヒツク量Hn,tを記憶している
トラヒツク量記憶テーブルから、で求めた時刻におけ
る各端末装置3のトラヒツク量を多い(或いは少ない)
順に下記第1表のように回線41〜4Mに割り当てる(M<
Nの場合)。
置から送られて来たトラヒツク量Hn,tを記憶している
トラヒツク量記憶テーブルから、で求めた時刻におけ
る各端末装置3のトラヒツク量を多い(或いは少ない)
順に下記第1表のように回線41〜4Mに割り当てる(M<
Nの場合)。
ここで、Hn1,tHn2,t…HnM,t HnM+1,t…HnN,t (或いは、Hn1,tHn2,t…HnM,t HnM+1,t…HnN,t) さらに、各回線毎に割り当てたトラヒツク量の合計と
許容量TLMTとを比較し、回線の許容量以下であることを
確認とする。例えば回線41の場合を(9)式に示す。
許容量TLMTとを比較し、回線の許容量以下であることを
確認とする。例えば回線41の場合を(9)式に示す。
Hn1,t+HmM+1,tTLMT …(9) もし、(9)式を満たさなければ、HnM+1,tを回線4
2にし、以下順次同様に移す。
2にし、以下順次同様に移す。
次に、割り当てられたトラヒツク量の端末装置3との
対応から、各回線に割り当てる端末装置を下表のように
決定する。
対応から、各回線に割り当てる端末装置を下表のように
決定する。
各端末装置に割り当てられた回線の電話番号を第27図
から求め、第26図の対応する端末装置番号のテーブルに
格納する。
から求め、第26図の対応する端末装置番号のテーブルに
格納する。
トラヒツク量決定手段13により求めた各端末装置3で
記憶する中央装置1の変更後の電話番号(第26図)を通
信制御手段14に渡し、各端末装置3に送信する。通信制
御手段14の処理フローの1例を第29図に示す。第29図を
以下に説明する。
記憶する中央装置1の変更後の電話番号(第26図)を通
信制御手段14に渡し、各端末装置3に送信する。通信制
御手段14の処理フローの1例を第29図に示す。第29図を
以下に説明する。
l=1:くり返し変数l(=1,2,3,…,N)を初期化す
る。
る。
割り当て変更テーブルから端末装置番号lとそこに
送信する変更後の電話番号を取り込み、変更後の電話番
号を送信バツフアに格納する。
送信する変更後の電話番号を取り込み、変更後の電話番
号を送信バツフアに格納する。
端末装置番号lの電話番号を例えば第28図の対応テ
ーブルから取り込み、オフフツクの後、ダイヤリングす
る。
ーブルから取り込み、オフフツクの後、ダイヤリングす
る。
端末装置との回線接続(端末装置の確認):端末装
置3がオフフツクすると回線が接続される。次に相手方
端末装置3の確認を行う。確認の方法は種々考えられる
が、例えば中央装置1と端末装置3の両者で同じ関数を
持つていてデータを端末装置3に送り、返送された答え
と中央装置1の答えを比較する方法、等がある。答えが
違うか、所定時間内に返つて来なければ、回線を切る
(オフフツクする)。
置3がオフフツクすると回線が接続される。次に相手方
端末装置3の確認を行う。確認の方法は種々考えられる
が、例えば中央装置1と端末装置3の両者で同じ関数を
持つていてデータを端末装置3に送り、返送された答え
と中央装置1の答えを比較する方法、等がある。答えが
違うか、所定時間内に返つて来なければ、回線を切る
(オフフツクする)。
データ(変更後の電話番号)を送信:端末装置lを
確認後、送信バツフアに格納されている変更後の電話番
号を送信する。
確認後、送信バツフアに格納されている変更後の電話番
号を送信する。
端末装置との回線を“断":データの送信を終了後、
所定時間経過後回線を切る(オンフツクする)。
所定時間経過後回線を切る(オンフツクする)。
lN:端末装置番号lが端末台数(或いは最終端末
装置番号)N以上の場合には処理を終了し、未満の場合
にはの処理を行う。
装置番号)N以上の場合には処理を終了し、未満の場合
にはの処理を行う。
l=l+1:端末装置番号lを次の番号(l+1)に
して処理をに戻す。
して処理をに戻す。
以上により、全端末装置に変更後の電話番号を送信す
ることができる。
ることができる。
一方、通信制御手段14は、端末装置3からのトラヒツ
ク量を受信し、トラヒツク量記憶手段15のトラヒツク量
記憶テーブル(第24図)に格納する処理が必要であり、
その1例を第30図に示す。
ク量を受信し、トラヒツク量記憶手段15のトラヒツク量
記憶テーブル(第24図)に格納する処理が必要であり、
その1例を第30図に示す。
以下、第30図を説明する。
呼出しの確認:呼出し信号を所定の回数検知して、
フツクをオフする。
フツクをオフする。
オフフツク後、端末装置の確認:オフフツク後、所
定の時間内に端末装置3から確認用データが送られて来
なければ、回線を切る(オンフツクする)。確認用デー
タが送られて来ると、所定の関数に入力してその答えを
返送する。
定の時間内に端末装置3から確認用データが送られて来
なければ、回線を切る(オンフツクする)。確認用デー
タが送られて来ると、所定の関数に入力してその答えを
返送する。
データ(端末装置番号,トラヒツク量,時刻)を受
信:端末装置番号,時刻,トラヒツク量を受信して、受
信バツフアに格納する。
信:端末装置番号,時刻,トラヒツク量を受信して、受
信バツフアに格納する。
端末装置との回線を“断":受信終了後、回線を切る
(オンフツクする)。
(オンフツクする)。
受信バツフアに格納されている端末装置番号,時刻
に対応するトラヒツク量記憶テーブル(第24図)の該当
箇所に受信バツフアに格納されているトラヒツク量を格
納する。
に対応するトラヒツク量記憶テーブル(第24図)の該当
箇所に受信バツフアに格納されているトラヒツク量を格
納する。
以上、第17図に示す中央装置1の機能構成により、各
端末装置3に変更後の電話番号を送信できると共に、端
末装置3からのトラヒツク量を受信してトラヒツク量記
憶手段15に格納できる。
端末装置3に変更後の電話番号を送信できると共に、端
末装置3からのトラヒツク量を受信してトラヒツク量記
憶手段15に格納できる。
次に、第18図に示す端末装置3の動作を説明する。ト
ラヒツク量を演算し送信する機能構成例及び変更後の電
話番号を受信し格納する機能構成例を第18図に示す。第
18図の通信制御手段31の受信処理は第13図,電話番号変
更手段は第14図或いは第15図と同様の処理フローで実現
可能である。
ラヒツク量を演算し送信する機能構成例及び変更後の電
話番号を受信し格納する機能構成例を第18図に示す。第
18図の通信制御手段31の受信処理は第13図,電話番号変
更手段は第14図或いは第15図と同様の処理フローで実現
可能である。
呼数と平均保留時間の計測33は例えば先の実施例で述
べた第7図の処理フローで実現できる。
べた第7図の処理フローで実現できる。
トラヒツク量演算手段34は、例えば第31図に示す処理
フローで実現できる。
フローで実現できる。
第31図を以下に説明する。
呼数と平均保留時間の取り込み:先に第4図の処理
フローで求めた呼数と平均保留時間を取り込む。
フローで求めた呼数と平均保留時間を取り込む。
トラヒツク量Htの演算:(3)式を用いてトラヒツ
ク量を演算する。また、(4)式を用いて呼量を求めて
用いることも可能である。演算したトラヒツク量は、第
32図に示すトラヒツク量テーブルに時刻に対応させて格
納する。
ク量を演算する。また、(4)式を用いて呼量を求めて
用いることも可能である。演算したトラヒツク量は、第
32図に示すトラヒツク量テーブルに時刻に対応させて格
納する。
以上により求めたトラヒツク量が24時間分にれば、通
信制御手段31の送信処理により中央装置1に所定のデー
タ(端末装置番号,時刻,トラヒツク量)を送信する。
第33図に端末装置の送信時の処理フロー例を示す。
信制御手段31の送信処理により中央装置1に所定のデー
タ(端末装置番号,時刻,トラヒツク量)を送信する。
第33図に端末装置の送信時の処理フロー例を示す。
第33図を以下に説明する。
トラヒツク量テーブルの各時刻とそのトラヒツク量
を取り込む:トラヒツク量テーブルの各時刻とそれに対
応したトラヒツク量を取り込み、送信バツフアに格納す
る。
を取り込む:トラヒツク量テーブルの各時刻とそれに対
応したトラヒツク量を取り込み、送信バツフアに格納す
る。
自端末装置番号を送信バツフアに格納する。送信バ
ツフアへの格納フオーマツトは、例えば第34図のように
する。
ツフアへの格納フオーマツトは、例えば第34図のように
する。
電話番号テーブルの電話番号をダイヤリング:オフ
フツクの後電話番号テーブルに格納している中央装置の
電話番号をダイヤリングする。
フツクの後電話番号テーブルに格納している中央装置の
電話番号をダイヤリングする。
中央装置との回線接続(中央装置の確認):確認の
方法は、本実施例の第29図のと同様にして実施する。
但し、端末装置3と中央装置1を入れ換えて実行する。
方法は、本実施例の第29図のと同様にして実施する。
但し、端末装置3と中央装置1を入れ換えて実行する。
送信バツフアのデータを送信:中央装置1を確認
後、送信バツフアに格納されている第34図のデータを送
信する。
後、送信バツフアに格納されている第34図のデータを送
信する。
中央装置との回線を“断":データの送信を終了し、
所定時間経過後、回線を切る(オンフツクする)。
所定時間経過後、回線を切る(オンフツクする)。
以上述べた他の実施例は、各手段毎に処理を分けて説
明したが、中央装置1或いは端末装置3毎の処理の一部
を一括して実施できるのは自明である。
明したが、中央装置1或いは端末装置3毎の処理の一部
を一括して実施できるのは自明である。
また、変更後の電話番号に対応するデータを伝送し、
受信側で電話番号に変換することにより、電話番号が長
い場合には伝送時間を短縮できて有効である。
受信側で電話番号に変換することにより、電話番号が長
い場合には伝送時間を短縮できて有効である。
さらに、予めトラヒツク量の増加が予想される端末装
置が記憶している電話番号に対応する回線の許容量
((9)式のTLMT)を、変更して(9)式で比較するこ
とにより、トラヒツク量の増加/減少に備えることがで
きる。
置が記憶している電話番号に対応する回線の許容量
((9)式のTLMT)を、変更して(9)式で比較するこ
とにより、トラヒツク量の増加/減少に備えることがで
きる。
さら、本実施例は、各端末装置3でトラヒツク量を演
算しているが、中央装置1で各々の端末装置3のトラヒ
ツク量を、端末装置3からの通信量に基づいて演算する
ことにより、端末装置3での呼数等の計測,トラヒツク
量の演算と記憶手段,通信手段を不要にできる。
算しているが、中央装置1で各々の端末装置3のトラヒ
ツク量を、端末装置3からの通信量に基づいて演算する
ことにより、端末装置3での呼数等の計測,トラヒツク
量の演算と記憶手段,通信手段を不要にできる。
さらに、本発明の他の実施例を第35図に示す。第35図
は、中央装置1とプロセツサ6(例えば、パーソナルコ
ンピユータ或いはワークステーシヨン、等)を信号伝送
路7(例えば、RS−232C或いはRS−422、等)で接続
し、さらに、中央装置1と端末装置3とは、電話交換機
2を介して回線4,5で接続されている。第35図では、中
央装置1に接続する回線4をM回線とし、N台の端末装
置3(M<N)が回線5で接続されている例を示してい
る。
は、中央装置1とプロセツサ6(例えば、パーソナルコ
ンピユータ或いはワークステーシヨン、等)を信号伝送
路7(例えば、RS−232C或いはRS−422、等)で接続
し、さらに、中央装置1と端末装置3とは、電話交換機
2を介して回線4,5で接続されている。第35図では、中
央装置1に接続する回線4をM回線とし、N台の端末装
置3(M<N)が回線5で接続されている例を示してい
る。
次に、本実施例の概略動作を説明する。
中央装置1と各端末装置3で演算したトラヒツク量を
中央装置1を介してプロセツサ6に送信し、プロセツサ
6で該トラヒツク量を用いて各端末装置3で記憶する変
更後の中央装置1の電話番号を決定し、中央装置1を介
して各端末装置3に送信して、各端末装置3が記憶して
いる電話番号を変更するように動作する。
中央装置1を介してプロセツサ6に送信し、プロセツサ
6で該トラヒツク量を用いて各端末装置3で記憶する変
更後の中央装置1の電話番号を決定し、中央装置1を介
して各端末装置3に送信して、各端末装置3が記憶して
いる電話番号を変更するように動作する。
第35図の中央装置1の機能構成例を第36図に、端末装
置3の機能構成例を第37図に、プロセツサ6の機能構成
例を第38図に示す。
置3の機能構成例を第37図に、プロセツサ6の機能構成
例を第38図に示す。
第36図において、中央装置1に接続されている各回線
4のトラヒツク量を求め、トラヒツク量記憶手段15に記
憶する。一方、各端末装置3に接続されている回線5の
トラヒツク量は、各々の端末装置3で求めて中央装置1
で受信しトラヒツク量記憶手段15に記憶する。中央装置
1は、全回線のトラヒツク量を記憶すると通信制御手段
16を介してプロセツサ6にトラヒツク量を送信する。
4のトラヒツク量を求め、トラヒツク量記憶手段15に記
憶する。一方、各端末装置3に接続されている回線5の
トラヒツク量は、各々の端末装置3で求めて中央装置1
で受信しトラヒツク量記憶手段15に記憶する。中央装置
1は、全回線のトラヒツク量を記憶すると通信制御手段
16を介してプロセツサ6にトラヒツク量を送信する。
以上の動作を実現するために、呼数と平均保留時間の
計測11,トラヒツク量演算手段12,トラヒツク量記憶手段
15を第17図と同様に持ち、プロセツサ6との通信制御手
段16を新たに設けたものである。第17図と同様の手段は
前記他の実施例で説明したので、新たに付加したプロセ
ツサ6との通信制御手段16について、以下に説明する。
計測11,トラヒツク量演算手段12,トラヒツク量記憶手段
15を第17図と同様に持ち、プロセツサ6との通信制御手
段16を新たに設けたものである。第17図と同様の手段は
前記他の実施例で説明したので、新たに付加したプロセ
ツサ6との通信制御手段16について、以下に説明する。
通信制御手段16の送信時の処理フロー例を第39図に、
受信時の処理フロー例を第41図に示す。
受信時の処理フロー例を第41図に示す。
第39図の処理フロー例を次に説明する。
初期化:データを伝送する回線の初期値をセツトす
る。
る。
トラヒツク量記憶テーブル(第23図,第24図)の指
定回線(中央装置:1〜M,端末装置:1〜N)の時刻とトラ
ヒツク量を取り込む。
定回線(中央装置:1〜M,端末装置:1〜N)の時刻とトラ
ヒツク量を取り込む。
取り込んだトラヒツク量を第40図に示すフオーマツ
トで所定の情報と共に送信バツフアに格納する。
トで所定の情報と共に送信バツフアに格納する。
プロセツサ6へ受信要求を送信し、受信態勢完了を
確認する。
確認する。
送信バツフアに格納されているデータをプロセツサ
6に送信する。
6に送信する。
データ送信終了か:トラヒツク量記憶テーブルのデ
ータ送信を全て終了したか否かを(10),(11)式で判
定する。
ータ送信を全て終了したか否かを(10),(11)式で判
定する。
中央装置1のデータ(第3表)の場合、 指定回線M …(10) 端末装置3のデータ(第4表)の場合、 指定回線N …(11) (10),(11)式を満たすことにより終了し、満たし
ていなければ次の回線を指定しに戻る。
ていなければ次の回線を指定しに戻る。
次に、プロセツサ6から中央装置1へのデータ送信
時、すなわち、中央装置1でのデータ受信時の処理を第
41図のフローを用いて説明する。
時、すなわち、中央装置1でのデータ受信時の処理を第
41図のフローを用いて説明する。
プロセツサ6から受信要求を受け、受信態勢(受信
バツフアのクリア、等)に入る。
バツフアのクリア、等)に入る。
データ(第42図)を受信し、受信バツフアに格納す
る。
る。
受信バツフアに受信したデータを第26図の割り当て
変更テーブルに格納する。
変更テーブルに格納する。
割り当て変更テーブルに格納したデータは、第29図に
示す通信制御手段14のフローで各端末装置3に変更後の
電話番号を送信する。
示す通信制御手段14のフローで各端末装置3に変更後の
電話番号を送信する。
第37図に示す各端末装置3の機能構成は、第18図と同
様であり、先に述べた他の実施例の説明に基づいて実行
する。
様であり、先に述べた他の実施例の説明に基づいて実行
する。
プロセツサ6では、第38図に示すように、中央装置1
から送信されたトラヒツク量を通信制御手段63で受信
し、トラヒツク量記憶手段61に記憶する。全トラヒツク
量受信終了後、トラヒツク量決定手段62で端末装置が記
憶する変更後の電話番号を決定する。決定した変更後の
電話番号は、通信制御手段63により中央装置1を介して
当該端末装置3に送信する。
から送信されたトラヒツク量を通信制御手段63で受信
し、トラヒツク量記憶手段61に記憶する。全トラヒツク
量受信終了後、トラヒツク量決定手段62で端末装置が記
憶する変更後の電話番号を決定する。決定した変更後の
電話番号は、通信制御手段63により中央装置1を介して
当該端末装置3に送信する。
第38図のトラヒツク量記憶手段61,トラヒツク量決定
手段62は、第17図の実施例と同様の機能であり、新たに
通信制御手段63を設けて情報を授受する。
手段62は、第17図の実施例と同様の機能であり、新たに
通信制御手段63を設けて情報を授受する。
以下、通信制御手段63について説明する。
通信制御手段63の送信時の処理フロー例を第43図に、受
信時の処理フロー例を第44図に示す。
信時の処理フロー例を第44図に示す。
第43図は、プロセツサ6で求めた割り当て変更テーブ
ル(第26図)の内容を中央装置1に送信する処理フロー
例であり、以下に説明する。
ル(第26図)の内容を中央装置1に送信する処理フロー
例であり、以下に説明する。
プロセツサ6の割り当て変更テーブル(第26図)の
データを取り込む。
データを取り込む。
中央装置1に受信要求を送信し、受信態勢に入つた
ことを確認する。
ことを確認する。
送信バツフアの内容を中央装置1に送信する。
以上により、プロセツサ6で決定した各端末装置3の
変更後の電話番号を中央装置1に送信できる。一方、中
央装置1からのトラヒツク量、等の送信データをプロセ
ツサ6で受信する処理フロー例を第44図に示す。以下、
第44図を説明する。
変更後の電話番号を中央装置1に送信できる。一方、中
央装置1からのトラヒツク量、等の送信データをプロセ
ツサ6で受信する処理フロー例を第44図に示す。以下、
第44図を説明する。
中央装置1からの受信要求を受信し、受信態勢(受
信バツフアのクリア、等)に入る。
信バツフアのクリア、等)に入る。
中央装置1からデータを第40図のフオーマツトで受
信し、受信バツフアに格納する。
信し、受信バツフアに格納する。
受信バツフアの内容から、その種別,時刻に対応す
るトラヒツク量記憶テーブルの位置に、受信したトラヒ
ツク量を記憶する。
るトラヒツク量記憶テーブルの位置に、受信したトラヒ
ツク量を記憶する。
以上により、中央装置1に記憶している全回線のトラ
ヒツク量をプロセツサ6で受信し、トラヒツク量記憶テ
ーブル(第23,24図)に格納できる。
ヒツク量をプロセツサ6で受信し、トラヒツク量記憶テ
ーブル(第23,24図)に格納できる。
さらに、本発明の他の実施例を第45図に示す。
第45図では電話交換機2(特に、構内電話交換機)で
計測している中央装置1及び端末装置3の各回線のトラ
ヒツク量を信号伝送路8(例えば、RS−232C或いはRS−
422、等)を介して中央装置1に取り込む構成例を示し
ており、これにより、呼数と平均保留時間を計測してト
ラヒツク量を演算しなくてもよくなる。
計測している中央装置1及び端末装置3の各回線のトラ
ヒツク量を信号伝送路8(例えば、RS−232C或いはRS−
422、等)を介して中央装置1に取り込む構成例を示し
ており、これにより、呼数と平均保留時間を計測してト
ラヒツク量を演算しなくてもよくなる。
第46図に中央装置1での機能構成例を、また第47図に
端末装置での機能構成例を示す。詳細な動作は、呼量と
平均保留時間の計測,トラヒツク量演算手段に代えてト
ラヒツク量を入力する手段17を設け、入力したトラヒツ
ク量をトラヒツク記憶手段(第23,24図)15に記憶する
所が、先に説明した他の実施例と異なる点である。
端末装置での機能構成例を示す。詳細な動作は、呼量と
平均保留時間の計測,トラヒツク量演算手段に代えてト
ラヒツク量を入力する手段17を設け、入力したトラヒツ
ク量をトラヒツク記憶手段(第23,24図)15に記憶する
所が、先に説明した他の実施例と異なる点である。
さらに、本発明の他の実施例を第48図に示す。第48図
は、電話交換機2(特に、構内電話交換機)で計測した
中央装置1及び各端末装置3の回線のトラヒツク量をプ
ロセツサ6に入力して、プロセツサ6でトラヒツク量決
定手段により端末装置3で記憶している変更後の中央装
置の電話番号を求め、中央装置1を介して各端末装置3
に求めた変更後の電話番号を送信するものである。
は、電話交換機2(特に、構内電話交換機)で計測した
中央装置1及び各端末装置3の回線のトラヒツク量をプ
ロセツサ6に入力して、プロセツサ6でトラヒツク量決
定手段により端末装置3で記憶している変更後の中央装
置の電話番号を求め、中央装置1を介して各端末装置3
に求めた変更後の電話番号を送信するものである。
以上、本発明の実施例を種々説明したが、本発明の基
本的な考え方による限り、種々の構成を取ることが可能
である。
本的な考え方による限り、種々の構成を取ることが可能
である。
さらに、トラヒツク集中を回避した後、各々の端末装
置で記憶している中央装置の電話番号を元の状態に戻し
ておくことにより、より可変的な対応がとれることも自
明である。
置で記憶している中央装置の電話番号を元の状態に戻し
ておくことにより、より可変的な対応がとれることも自
明である。
また、アナログ電話回線を用いる場合は、中央装置1,
各端末装置3と電話回線4,5の間にモデムを介在させれ
ば良い。
各端末装置3と電話回線4,5の間にモデムを介在させれ
ば良い。
本発明によれば、各回線のトラヒツク量(或いは呼量
或いは呼数)の変化による特定回線のトラヒツク量の集
中を回避できるので、回線の輻そうを無くすることがで
きる。
或いは呼数)の変化による特定回線のトラヒツク量の集
中を回避できるので、回線の輻そうを無くすることがで
きる。
また、使用回線の容量オーバーによる回線ダウンを防
止できる。
止できる。
第1図は本発明分散形システムの一実施例を示す図、第
2図〜第4図は本発明の基本的な考え方を示す図、第5
図は第1図に示す一実施例の中央装置の機能構成例を示
す図、第6図は第1図に示す一実施例の端末装置の機能
構成例を示す図、第7図は第1図に示す一実施例で呼数
と平均保留時間を求める処理例を示すフロー図、第8図
は第5図におけるトラヒツク量演算手段の処理例を示す
フロー図、第9図は第5図におけるトラヒツク量決定手
段の処理例を示すフロー図、第10図は第5図における電
話番号変更テーブルの構成例を示す図、第11図は中央装
置の通信制御手段の処理例を示すフロー図、第12図は第
5図における対応テーブルの構成例を示す図、第13図は
端末装置の通信制御手段の処理例を示すフロー図、第14
図は端末装置の電話番号変更手段の処理例を示すフロー
図、第15図は端末装置の電話番号変更手段の他の処理例
を示すフロー図、第16図は本発明分散形システムの他の
実施例を示す図、第17図は第16図に示す他の実施例の中
央装置の機能構成例を示す図、第18図は第16図に示す他
の実施例の端末装置の機能構成例を示す図、第19図は第
16図に示す他の実施例で呼数と平均保留時間を求める処
理例を示すフロー図、第20図は第17図の他の実施例の呼
数テーブルの構成を示す図、第21図は第17図の他の実施
例の保留時間テーブルの構成を示す図、第22図は第17図
に示す他の実施例の中央装置でトラヒツク量演算手段の
処理例を示すフロー図、第23図は第17図に示すトラヒツ
ク量記憶テーブルの構成を示す図、第24図は第17図に示
すトラヒツク量記憶テーブルの構成を示す図、第25図は
第17図の他の実施例の中央装置でトラヒツク量決定手段
の処理例を示すフロー図、第26図は割り当て変更テーブ
ルを示す図、第27図は中央装置の回線と電話番号との対
応を示す図、第28図は端末装置の番号と電話番号との対
応テーブルを示す図、第29図は第17図の他の実施例の中
央装置で通信制御手段の送信処理例を示すフロー図、第
30図は第17図の他の実施例の中央装置で通信制御手段の
受信処理例を示すフロー図、第31図は第18図に示す他の
実施例の端末装置で呼数と平均保留時間を求めトラヒツ
ク量を演算する処理例を示すフロー図、第32図は端末装
置のトラヒツク量テーブルを示す図、第33図は第18図に
示す他の実施例の端末装置で通信制御手段の送信処理例
を示すフロー図、第34図は第18図に示す他の実施例の端
末装置で通信制御手段の送信バツフアの格納フオーマツ
ト例を示す図、第35図は本発明分散形システムのさらに
他の実施例を示す図、第36図は第35図に示すさらに他の
実施例の中央装置の機能構成例を示す図、第37図は第35
図に示すさらに他の実施例の端末装置の機能構成例を示
す図、第38図は第35図に示すさらに他の実施例のプロセ
ツサの機能構成例を示す図、第39図は第36図に示すさら
に他の実施例の中央装置からプロセツサへの通信制御手
段の送信処理例を示すフロー図、第40図は第36図に示す
さらに他の実施例の中央装置からプロセツサへのデータ
送信バツフアへの格納フオーマツト例を示す図、第41図
は第36図に示すさらに他の実施例の中央装置での受信処
理例を示すフロー図、第42図は第36図に示すさらに他の
実施例のプロセツサから中央装置への送信データ例を示
す図、第43図は第36図におけるさらに他の実施例のプロ
セツサでの通信制御手段の送信処理例を示すフロー図、
第44図は第36図におけるさらに他の実施例のプロセツサ
での通信制御手段の受信処理例を示すフロー図、第45図
は本発明分散形システムのさらに他の実施例の構成を示
す図、第46図は第45図に示すさらに他の実施例の中央装
置の機能構成例を示す図、第47図は第45図に示したさら
に他の実施例の端末装置の機能構成例を示す図、第48図
は第45図に示すさらに他の実施例の構成を示す図であ
る。 1……中央装置、2……電話交換機、3……端末装置、
4……回線(中央装置側)、5……回線(端末装置
側)、6……プロセツサ、7……信号伝送路、8……信
号伝送路。
2図〜第4図は本発明の基本的な考え方を示す図、第5
図は第1図に示す一実施例の中央装置の機能構成例を示
す図、第6図は第1図に示す一実施例の端末装置の機能
構成例を示す図、第7図は第1図に示す一実施例で呼数
と平均保留時間を求める処理例を示すフロー図、第8図
は第5図におけるトラヒツク量演算手段の処理例を示す
フロー図、第9図は第5図におけるトラヒツク量決定手
段の処理例を示すフロー図、第10図は第5図における電
話番号変更テーブルの構成例を示す図、第11図は中央装
置の通信制御手段の処理例を示すフロー図、第12図は第
5図における対応テーブルの構成例を示す図、第13図は
端末装置の通信制御手段の処理例を示すフロー図、第14
図は端末装置の電話番号変更手段の処理例を示すフロー
図、第15図は端末装置の電話番号変更手段の他の処理例
を示すフロー図、第16図は本発明分散形システムの他の
実施例を示す図、第17図は第16図に示す他の実施例の中
央装置の機能構成例を示す図、第18図は第16図に示す他
の実施例の端末装置の機能構成例を示す図、第19図は第
16図に示す他の実施例で呼数と平均保留時間を求める処
理例を示すフロー図、第20図は第17図の他の実施例の呼
数テーブルの構成を示す図、第21図は第17図の他の実施
例の保留時間テーブルの構成を示す図、第22図は第17図
に示す他の実施例の中央装置でトラヒツク量演算手段の
処理例を示すフロー図、第23図は第17図に示すトラヒツ
ク量記憶テーブルの構成を示す図、第24図は第17図に示
すトラヒツク量記憶テーブルの構成を示す図、第25図は
第17図の他の実施例の中央装置でトラヒツク量決定手段
の処理例を示すフロー図、第26図は割り当て変更テーブ
ルを示す図、第27図は中央装置の回線と電話番号との対
応を示す図、第28図は端末装置の番号と電話番号との対
応テーブルを示す図、第29図は第17図の他の実施例の中
央装置で通信制御手段の送信処理例を示すフロー図、第
30図は第17図の他の実施例の中央装置で通信制御手段の
受信処理例を示すフロー図、第31図は第18図に示す他の
実施例の端末装置で呼数と平均保留時間を求めトラヒツ
ク量を演算する処理例を示すフロー図、第32図は端末装
置のトラヒツク量テーブルを示す図、第33図は第18図に
示す他の実施例の端末装置で通信制御手段の送信処理例
を示すフロー図、第34図は第18図に示す他の実施例の端
末装置で通信制御手段の送信バツフアの格納フオーマツ
ト例を示す図、第35図は本発明分散形システムのさらに
他の実施例を示す図、第36図は第35図に示すさらに他の
実施例の中央装置の機能構成例を示す図、第37図は第35
図に示すさらに他の実施例の端末装置の機能構成例を示
す図、第38図は第35図に示すさらに他の実施例のプロセ
ツサの機能構成例を示す図、第39図は第36図に示すさら
に他の実施例の中央装置からプロセツサへの通信制御手
段の送信処理例を示すフロー図、第40図は第36図に示す
さらに他の実施例の中央装置からプロセツサへのデータ
送信バツフアへの格納フオーマツト例を示す図、第41図
は第36図に示すさらに他の実施例の中央装置での受信処
理例を示すフロー図、第42図は第36図に示すさらに他の
実施例のプロセツサから中央装置への送信データ例を示
す図、第43図は第36図におけるさらに他の実施例のプロ
セツサでの通信制御手段の送信処理例を示すフロー図、
第44図は第36図におけるさらに他の実施例のプロセツサ
での通信制御手段の受信処理例を示すフロー図、第45図
は本発明分散形システムのさらに他の実施例の構成を示
す図、第46図は第45図に示すさらに他の実施例の中央装
置の機能構成例を示す図、第47図は第45図に示したさら
に他の実施例の端末装置の機能構成例を示す図、第48図
は第45図に示すさらに他の実施例の構成を示す図であ
る。 1……中央装置、2……電話交換機、3……端末装置、
4……回線(中央装置側)、5……回線(端末装置
側)、6……プロセツサ、7……信号伝送路、8……信
号伝送路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川上 潤三 茨城県日立市久慈町4026番地 株式会社日 立製作所日立研究所内 (72)発明者 金子 隆 茨城県勝田市市毛1070番地 株式会社日立 製作所水戸工場内 (56)参考文献 特公 昭57−61227(JP,B2)
Claims (17)
- 【請求項1】中央装置と交換機の間が少なくとも2本の
通信回線で接続され、中央装置は接続された通信回線毎
の異なる通信番号を備えており、交換機と複数の端末装
置の間は各々通信回線で接続されている分散形システム
において、中央装置と交換機の間の各通信回線毎のトラ
ヒツクを検出する手段と、該手段の検出結果に基づいて
各端末装置へ情報を送信する際の中央装置の通信番号お
よび各端末装置から中央処理へ情報を送信する際の中央
装置の通信番号の少なくとも一方を前もつて指定してお
く手段を設けたことを特徴とする分散形システム。 - 【請求項2】請求項1記載の分散形システムにおいて、
トラヒツク検出手段、通信番号指定手段は、中央装置,
交換機のいずれかに設けられることを特徴とする分散形
システム。 - 【請求項3】請求項1記載の分散形システムにおいて、
トラヒツク検出手段が中央装置,各端末装置にそれぞれ
設けられ、相手側に対して送信したトラヒツクについて
記憶しており、通信番号指定手段は中央装置,交換機の
いずれかあるいは、これらに付属したプロセツサに設け
られて前記各トラヒツク検出手段からトラヒツクを得て
通信番号を指定することを特徴とする分散形システム。 - 【請求項4】請求項1記載の分散形システムにおいて、
通信番号とは中央装置の通信制御手段におけるポートの
番号であり、各ポートに中央装置と交換機の間の通信回
線がそれぞれ接続されていることを特徴とする分散形シ
ステム。 - 【請求項5】請求項1記載の分散形システムにおいて、
交換機は電話交換機,通信番号は電話番号であることを
特徴とする分散形システム。 - 【請求項6】請求項1記載の分散形システムにおいて、
トラヒツク検出手段は、トラヒツクの記憶手段とトラヒ
ツク量演算手段からなることを特徴とする分散形システ
ム。 - 【請求項7】請求項1記載の分散形システムにおいて、
中央装置と交換機の間の各通信回線毎のトラヒツクは各
通信回線に生ずる呼数、呼数と保留時間もしくは平均保
留時間および呼数と保留時間もしくは平均保留時間と観
測時間のいずれかにより検出されることを特徴とする分
散形システム。 - 【請求項8】中央装置と交換機の間が少なくとも2本の
通信回線で接続され、中央装置は接続された通信回線毎
の異なる通信番号を備えており、交換機と複数の端末装
置の間は各々通信回線で接続されている分散形システム
において、中央装置と交換機の間の各通信回線毎のトラ
ヒツクを検出する手段と、該手段の検出結果に基づいて
各端末装置へ情報を送信する際の中央装置の通信番号お
よび各端末装置から中央装置へ情報を送信する際の中央
装置の通信番号の少なくとも一方を送信の時間帯ととも
に前もつて指定しておく手段を設けたことを特徴とする
分散形システム。 - 【請求項9】請求項6記載の分散形システムにおいて、
トラヒツク検出手段は、中央装置および交換機間の各通
信回線のトラヒツクを1日,1週,1ケ月、あるいは1年の
間を通して検出することを特徴とする分散形システム。 - 【請求項10】中央装置と交換機の間が少なくとも2本
の通信回線で接続され、中央装置は接続された通信回線
毎の異なる通信番号を備えており、交換機と複数の端末
装置の間は各々通信回線で接続されている分散形システ
ムにおいて、中央装置と交換機の間の各通信回線毎のト
ラヒツクを検出し、その検出結果に基づいて、中央装置
と交換機の間の各通信回線のトラヒツクが均等化される
ように、前もつて送信元および送信先の少なくとも一方
となる中央装置の通信番号を指定する手段を設けたこと
を特徴とする分散形システム。 - 【請求項11】中央装置と交換機の間が少なくとも2本
の通信回線で接続され、中央装置は接続された通信回線
毎の異なる通信番号を備えており、交換機と複数の端末
装置の間は各々通信回線で接続されている分散形システ
ムにおいて、中央装置と交換機の間の各通信回線のトラ
ヒツクを検出し、中央装置と交換機の間の各通信回線の
トラヒツク許容限界を越えない様に前もつて送信元およ
び送信先の少なくとも一方となる中央装置の通信番号を
指定する手段を設けたことを特徴とする分散形システ
ム。 - 【請求項12】中央装置と交換機の間が少なくとも2本
の通信回線で接続され、中央装置は接続された通信回線
毎の異なる通信番号を備えており、交換機と複数の端末
装置の間は各々通信回線で接続されている分散形システ
ムにおいて、中央装置と交換機の間の各通信回線のトラ
ヒツクを検出し、該検出結果に基づいて各端末装置へ情
報を送信する際の中央装置の通信番号および各端末装置
から中央装置へ情報を送信する際の中央装置の通信番号
の少なくとも一方を前もつて指定しておくことを特徴と
する情報伝送方法。 - 【請求項13】請求項12記載の情報伝送方法において、
特定の端末装置からのトラヒツク増加がトラヒツク検出
結果により予想される場合に、中央装置と交換機の間の
各通信回線のトラヒツク許容限度を越えない範囲で、該
特定端末装置に特定の通信番号を前もつて割付けること
を特徴とする情報伝送方法。 - 【請求項14】請求項12記載の情報伝送方法において、
中央装置および各端末装置は、通信番号が指定されると
前もつて記憶していた通信番号を指定された通信番号に
変更することを特徴とする情報伝送方法。 - 【請求項15】請求項12記載の情報伝送方法において、
通信番号は情報送信の時間帯とともに指定されることを
特徴とする情報伝送方法。 - 【請求項16】請求項12記載の情報伝送方法において、
中央装置および各端末装置は、通信番号が情報送信の時
間帯とともに指定されると、指定された時間帯の直前に
前もつて記憶していた通信番号を指定された通信番号に
変更し、指定された時間の直後に上記の前もつて記憶し
ていた通信番号に戻すことを特徴とする情報伝送方法。 - 【請求項17】中央装置と交換機の間が少なくとも2本
の通信回線で接続され、中央装置は接続された通信回線
毎の異なる通信番号を備えており、交換機と複数の端末
装置の間は各々通信回線で接続されている分散形システ
ムにおいて、中央装置と交換機の間の各通信回線のトラ
ヒツクを検出し、該検出結果に基づいて各端末装置へ情
報を送信する際の中央装置の通信番号および各端末装置
から中央装置へ情報を送信する際の中央装置の通信番号
を情報送信の時間帯とともに前もつて編制することを特
徴とする情報伝送方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1187355A JPH0810893B2 (ja) | 1989-07-21 | 1989-07-21 | 分散形システムおよびその情報伝送方法 |
GB9015887A GB2234884B (en) | 1989-07-21 | 1990-07-19 | Method and apparatus for preventing traffic concentration in distributed network systems |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1187355A JPH0810893B2 (ja) | 1989-07-21 | 1989-07-21 | 分散形システムおよびその情報伝送方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0353653A JPH0353653A (ja) | 1991-03-07 |
JPH0810893B2 true JPH0810893B2 (ja) | 1996-01-31 |
Family
ID=16204545
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1187355A Expired - Lifetime JPH0810893B2 (ja) | 1989-07-21 | 1989-07-21 | 分散形システムおよびその情報伝送方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0810893B2 (ja) |
GB (1) | GB2234884B (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN1245819C (zh) | 1997-09-16 | 2006-03-15 | Ntt移动通信网株式会社 | 分组传输方法和装置、无线电帧传输方法、移动通信方法和系统以及交换中心 |
JP4787472B2 (ja) * | 2004-06-08 | 2011-10-05 | 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ | サービス提供システム、サービス提供方法 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE1211285B (de) * | 1964-03-04 | 1966-02-24 | Siemens Ag | Schaltungsanordnung fuer Fernmeldevermittlungsanlagen, insbesondere Fernsprechwaehlanlagen mit Ausgleich der Verkehrsbelastung |
JPS5761227A (en) * | 1980-09-30 | 1982-04-13 | Matsushita Electric Works Ltd | Overcurrent protecting device |
-
1989
- 1989-07-21 JP JP1187355A patent/JPH0810893B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1990
- 1990-07-19 GB GB9015887A patent/GB2234884B/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
GB9015887D0 (en) | 1990-09-05 |
JPH0353653A (ja) | 1991-03-07 |
GB2234884B8 (en) | |
GB2234884A (en) | 1991-02-13 |
GB2234884B (en) | 1994-03-23 |
GB2234884A8 (en) |
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