JPH0879303A - 中継線選択方法及び装置 - Google Patents
中継線選択方法及び装置Info
- Publication number
- JPH0879303A JPH0879303A JP21475694A JP21475694A JPH0879303A JP H0879303 A JPH0879303 A JP H0879303A JP 21475694 A JP21475694 A JP 21475694A JP 21475694 A JP21475694 A JP 21475694A JP H0879303 A JPH0879303 A JP H0879303A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- destination
- line
- relay
- trunk
- trunk line
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 宛先との間に設けられた複数の中継線の1つ
を選択するための方法と装置に関し、不必要な遅延を生
じることなく、各中継線に適切にデータを分配する。 【構成】 迂回路a,eを除く中継線b,c,dを使用
する宛先A,Bの各々へのデータ量(A:B=10:
5)にその宛先と中継線の組み合わせに対して与えられ
た分配率を乗じたものの総和が各中継線の伝送容量の比
(1:1:1)になるように分配率を決定し(10×5
0%:10×25%+5×50%:10×25%+5×
50%=1:1:1)、分配率が与えられている中継線
の中から分配率に比例した確率で中継線を選択する。
を選択するための方法と装置に関し、不必要な遅延を生
じることなく、各中継線に適切にデータを分配する。 【構成】 迂回路a,eを除く中継線b,c,dを使用
する宛先A,Bの各々へのデータ量(A:B=10:
5)にその宛先と中継線の組み合わせに対して与えられ
た分配率を乗じたものの総和が各中継線の伝送容量の比
(1:1:1)になるように分配率を決定し(10×5
0%:10×25%+5×50%:10×25%+5×
50%=1:1:1)、分配率が与えられている中継線
の中から分配率に比例した確率で中継線を選択する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、宛先との間に設けられ
た複数の中継線の1つを選択するための方法と装置、特
にX.75プロトコルに従うパケット通信又はデータグ
ラムプロトコルに従うパケット通信において、それぞ
れ、コネクションの設定時又はパケットの送出時に、宛
先との間に設けられている複数の中継線の1つを選択す
るための方法と装置に関する。
た複数の中継線の1つを選択するための方法と装置、特
にX.75プロトコルに従うパケット通信又はデータグ
ラムプロトコルに従うパケット通信において、それぞ
れ、コネクションの設定時又はパケットの送出時に、宛
先との間に設けられている複数の中継線の1つを選択す
るための方法と装置に関する。
【0002】
【従来の技術並びに発明が解決しようとする課題】複数
の端末回線と複数の中継回線を収容し、或る端末が送信
したパケットを、その宛先との間で使用可能な複数の中
継線の1つを選択して、選択した中継線に送信すること
によってデータ交換を行う交換機を考える。このような
交換機において、中継線の選択は、その中継線のプロト
コルに応じて以下の契機で行われる。 (1)X.75プロトコル X.75プロトコルに従って通信する中継線においては
中継線の選択はコネクション設定時に行われ、いったん
コネクションが設定された後では同一の呼に属する全て
のパケットは同一の回線を使用する。 (2)データグラムプロトコル データグラムプロトコルを使用する中継線においてはパ
ケット単位で中継線の選択が行われ、同一の呼に属する
パケットでも異なる中継線を選択する可能性がある。
の端末回線と複数の中継回線を収容し、或る端末が送信
したパケットを、その宛先との間で使用可能な複数の中
継線の1つを選択して、選択した中継線に送信すること
によってデータ交換を行う交換機を考える。このような
交換機において、中継線の選択は、その中継線のプロト
コルに応じて以下の契機で行われる。 (1)X.75プロトコル X.75プロトコルに従って通信する中継線においては
中継線の選択はコネクション設定時に行われ、いったん
コネクションが設定された後では同一の呼に属する全て
のパケットは同一の回線を使用する。 (2)データグラムプロトコル データグラムプロトコルを使用する中継線においてはパ
ケット単位で中継線の選択が行われ、同一の呼に属する
パケットでも異なる中継線を選択する可能性がある。
【0003】以下の記述は、X.75プロトコルの場合
を想定して、コネクション設定の時点で中継線選択を行
うことで説明を行うが、同等のことがデータグラムのパ
ケットに関しても適用可能である。このような中継線の
選択方法として最も一般的な方式は、選択順序が定めら
れた複数の中継線を呼の宛先に対応してあらかじめ登録
しておき、通常はすべての呼を第一の中継線に割り当
て、第一中継線に障害が発生したりデータ量が増大して
回線容量を越えたために送信待ちのデータが滞留した場
合等に第二中継線に迂回し、さらに第一中継線、第二中
継線の両方が使用不可の場合には第三中継線以下に同様
に迂回する方式である。
を想定して、コネクション設定の時点で中継線選択を行
うことで説明を行うが、同等のことがデータグラムのパ
ケットに関しても適用可能である。このような中継線の
選択方法として最も一般的な方式は、選択順序が定めら
れた複数の中継線を呼の宛先に対応してあらかじめ登録
しておき、通常はすべての呼を第一の中継線に割り当
て、第一中継線に障害が発生したりデータ量が増大して
回線容量を越えたために送信待ちのデータが滞留した場
合等に第二中継線に迂回し、さらに第一中継線、第二中
継線の両方が使用不可の場合には第三中継線以下に同様
に迂回する方式である。
【0004】このような中継線選択方式では、宛先の数
が中継線の数より多く、かつ、宛先毎のデータ量が均等
である場合には、宛先毎に設定する中継線の選択順序を
工夫することで、ある程度各中継線に流れるデータ量を
平均化できる。しかし、宛先の数が少ない場合や宛先毎
のデータ量に差がある場合には特定の中継線にデータが
偏って送信される状況が発生する。このデータが集中し
た中継線においてデータ量が回線容量を越えると送信待
ちデータが滞留し、他の回線に迂回することで、結果的
にデータ量が均等化されるということができるが、デー
タ滞留によって遅延時間が増大する等の問題点が残る。
が中継線の数より多く、かつ、宛先毎のデータ量が均等
である場合には、宛先毎に設定する中継線の選択順序を
工夫することで、ある程度各中継線に流れるデータ量を
平均化できる。しかし、宛先の数が少ない場合や宛先毎
のデータ量に差がある場合には特定の中継線にデータが
偏って送信される状況が発生する。このデータが集中し
た中継線においてデータ量が回線容量を越えると送信待
ちデータが滞留し、他の回線に迂回することで、結果的
にデータ量が均等化されるということができるが、デー
タ滞留によって遅延時間が増大する等の問題点が残る。
【0005】なお、全中継線を平均的に使用することだ
けを目的とした場合には、宛先毎に登録された複数の中
継線を均等に選択する方法(例えばラウンドロビン方
式)も考えられる。しかしながら、特定の1つの宛先に
送られるデータのみに着目すれば、データが各中継線に
均等に分配されるということができるが、実際には1本
の中継線を複数の宛先が共有しているのが通常であり、
その場合、共有する宛先の数とそれへのデータ量によっ
て各中継線のデータ量が異なってくるので、全体とし
て、各中継線を均等に使用しているとは限らない。ま
た、設定した中継線の中には、それを選択すると最終的
に宛先には到着するものの大きく迂回するため通常時は
使用したくないものも含まれていることがある。したが
って、均等に選択するだけでは適切な選択とは言えな
い。
けを目的とした場合には、宛先毎に登録された複数の中
継線を均等に選択する方法(例えばラウンドロビン方
式)も考えられる。しかしながら、特定の1つの宛先に
送られるデータのみに着目すれば、データが各中継線に
均等に分配されるということができるが、実際には1本
の中継線を複数の宛先が共有しているのが通常であり、
その場合、共有する宛先の数とそれへのデータ量によっ
て各中継線のデータ量が異なってくるので、全体とし
て、各中継線を均等に使用しているとは限らない。ま
た、設定した中継線の中には、それを選択すると最終的
に宛先には到着するものの大きく迂回するため通常時は
使用したくないものも含まれていることがある。したが
って、均等に選択するだけでは適切な選択とは言えな
い。
【0006】したがって本発明の目的は、不必要な遅延
を生じることなく、各中継線に適切にデータを分配する
ことの可能な中継線選択方法及び装置を提供することに
ある。
を生じることなく、各中継線に適切にデータを分配する
ことの可能な中継線選択方法及び装置を提供することに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段並びに作用】本発明によれ
ば、宛先へデータを送るために、宛先との間に設けられ
た複数の中継線の1つを選択する方法であって、該複数
の中継線の少なくとも一部の複数の中継線の各々に分配
率を予め定義し、分配率が定義された中継線の中からそ
れぞれに定義された分配率に比例した確率で1つの中継
線を選択するステップを具備することを特徴とする中継
線選択方法が提供される。
ば、宛先へデータを送るために、宛先との間に設けられ
た複数の中継線の1つを選択する方法であって、該複数
の中継線の少なくとも一部の複数の中継線の各々に分配
率を予め定義し、分配率が定義された中継線の中からそ
れぞれに定義された分配率に比例した確率で1つの中継
線を選択するステップを具備することを特徴とする中継
線選択方法が提供される。
【0008】本発明によれば、宛先へデータを送るため
に、宛先との間に設けられた複数の中継線の1つを選択
する装置であって、該複数の中継線の少なくとも一部の
複数の中継線の各々に予め定義された、分配率を記憶す
る手段と、分配率が定義された中継線の中からそれぞれ
に定義された分配率に比例した確率で1つの中継線を選
択する手段を具備することを特徴とする中継線選択装置
もまた提供される。
に、宛先との間に設けられた複数の中継線の1つを選択
する装置であって、該複数の中継線の少なくとも一部の
複数の中継線の各々に予め定義された、分配率を記憶す
る手段と、分配率が定義された中継線の中からそれぞれ
に定義された分配率に比例した確率で1つの中継線を選
択する手段を具備することを特徴とする中継線選択装置
もまた提供される。
【0009】
【実施例】図1は本発明に係る通信システムの概要を表
わす。図1において、交換機10は端末12からの回線
と中継線M,N,Oを収容している。中継線M,Nは直
接、交換機10を宛先Aを含むネットワーク14に接続
している。一方、中継線Oは、ネットワーク16を迂回
して、交換機10をネットワーク14に接続している。
わす。図1において、交換機10は端末12からの回線
と中継線M,N,Oを収容している。中継線M,Nは直
接、交換機10を宛先Aを含むネットワーク14に接続
している。一方、中継線Oは、ネットワーク16を迂回
して、交換機10をネットワーク14に接続している。
【0010】図1に例示されるように、交換機10に蓄
積される中継線選択情報18には、宛先Aへの中継線
M,N,Oの中から1つを選択するための情報として、
各中継線の選択順序(第1経路は中継線M;第2経路は
中継線N;第3経路は中継線O)と、各中継線に定義さ
れた分配率(中継線Mには分配率i;中継線Nには分配
率j;中継線Oには分配率の定義無し)が含まれてい
る。中継線Oに分配率を定義しないのは、それが迂回路
だからである。分配率i,jの決定方法については後述
する。交換機10は、端末12から宛先Aへの発呼があ
ったとき(X.75プロトコル)又は端末12から宛先
をAとするパケットが到着したとき(データグラムプロ
トコル)、中継線選択情報18に含まれている宛先Aに
関する情報を参照して、中継線M,N,Oの1つを選択
する。
積される中継線選択情報18には、宛先Aへの中継線
M,N,Oの中から1つを選択するための情報として、
各中継線の選択順序(第1経路は中継線M;第2経路は
中継線N;第3経路は中継線O)と、各中継線に定義さ
れた分配率(中継線Mには分配率i;中継線Nには分配
率j;中継線Oには分配率の定義無し)が含まれてい
る。中継線Oに分配率を定義しないのは、それが迂回路
だからである。分配率i,jの決定方法については後述
する。交換機10は、端末12から宛先Aへの発呼があ
ったとき(X.75プロトコル)又は端末12から宛先
をAとするパケットが到着したとき(データグラムプロ
トコル)、中継線選択情報18に含まれている宛先Aに
関する情報を参照して、中継線M,N,Oの1つを選択
する。
【0011】図2は本発明に係る中継線選択方式の一例
を表わすフローチャートである。まず、指定された宛先
に対して登録されている中継線に分配率が定義されてい
るか否かを判定し(ステップa)、分配率が定義されて
いる中継線があれば、例えば乱数を発生し発生された乱
数を用いることにより、分配率が定義されている中継線
の中から分配率に比例した確率で1つの中継線を選択す
る(ステップb)。次に、選択された中継線が使用可能
か否か判定し(ステップc)、使用可能であれば、選択
された中継線を使ってデータの送信を行なう(ステップ
d)。選択された中継線が障害、容量超過等の理由で使
用できないときは、当該中継線を除いた未使用中継線を
再度選択順序に従って整列させる(ステップe)。例え
ば、図1の情報18の例で、中継線Nが選択され選択さ
れた中継線Nが使用できないときは、第1経路:中継線
M、第2経路:中継線O、の様に再配列する。再配列さ
れた中での第一中継線が使用可能であれば(ステップ
f)それを使用して送信を行ない(ステップd)、使用
できなければ次の中継線について調べる。最後の中継線
についても使用できないときは(ステップg)、通信不
可として切断の処理を行なう(ステップh)。ステップ
aにおいて、いずれの中継線にも分配率が与えられてい
ないときは、ステップfの処理に合流する。
を表わすフローチャートである。まず、指定された宛先
に対して登録されている中継線に分配率が定義されてい
るか否かを判定し(ステップa)、分配率が定義されて
いる中継線があれば、例えば乱数を発生し発生された乱
数を用いることにより、分配率が定義されている中継線
の中から分配率に比例した確率で1つの中継線を選択す
る(ステップb)。次に、選択された中継線が使用可能
か否か判定し(ステップc)、使用可能であれば、選択
された中継線を使ってデータの送信を行なう(ステップ
d)。選択された中継線が障害、容量超過等の理由で使
用できないときは、当該中継線を除いた未使用中継線を
再度選択順序に従って整列させる(ステップe)。例え
ば、図1の情報18の例で、中継線Nが選択され選択さ
れた中継線Nが使用できないときは、第1経路:中継線
M、第2経路:中継線O、の様に再配列する。再配列さ
れた中での第一中継線が使用可能であれば(ステップ
f)それを使用して送信を行ない(ステップd)、使用
できなければ次の中継線について調べる。最後の中継線
についても使用できないときは(ステップg)、通信不
可として切断の処理を行なう(ステップh)。ステップ
aにおいて、いずれの中継線にも分配率が与えられてい
ないときは、ステップfの処理に合流する。
【0012】図2に説明した例では、指定された宛先に
対して登録されている中継線のいずれにも分配率が定義
されていないとき、及び、定義された分配率に従って決
定された中継線が使用できないときは、ステップf,g
において、従来技術と同様に、予め定められた選択順序
で中継線を選択しているが、その替わりとして、残った
中継線の中からさらに分配率に従って選択することとし
ても、残った中継線の中から均等に選択することとして
も良い。いずれを採用するとしても、回線障害等の発生
していない平常時には定義された分配率に従って分配さ
れるので目的を達成することができる。
対して登録されている中継線のいずれにも分配率が定義
されていないとき、及び、定義された分配率に従って決
定された中継線が使用できないときは、ステップf,g
において、従来技術と同様に、予め定められた選択順序
で中継線を選択しているが、その替わりとして、残った
中継線の中からさらに分配率に従って選択することとし
ても、残った中継線の中から均等に選択することとして
も良い。いずれを採用するとしても、回線障害等の発生
していない平常時には定義された分配率に従って分配さ
れるので目的を達成することができる。
【0013】分配率の決定方法を図3に示した通信シス
テムを例にとって説明する。図3において交換機10は
端末12からの回線及び中継線a〜eを収容している。
中継線aは交換機10からネットワーク20を迂回して
宛先Aを含むネットワーク22へ接続されている。交換
機10からネットワーク24を経てネットワーク22へ
向かう回線と交換機10からネットワーク24を経て宛
先Bを含むネットワーク26へ向かう回線とは、交換機
10とネットワーク24との間で中継線c及びdを共有
している。中継線eは交換機10からネットワーク28
を迂回してネットワーク26へ向かっている。
テムを例にとって説明する。図3において交換機10は
端末12からの回線及び中継線a〜eを収容している。
中継線aは交換機10からネットワーク20を迂回して
宛先Aを含むネットワーク22へ接続されている。交換
機10からネットワーク24を経てネットワーク22へ
向かう回線と交換機10からネットワーク24を経て宛
先Bを含むネットワーク26へ向かう回線とは、交換機
10とネットワーク24との間で中継線c及びdを共有
している。中継線eは交換機10からネットワーク28
を迂回してネットワーク26へ向かっている。
【0014】交換機10から宛先Aへ向かうデータの量
を "10" 宛先Bへ向かうデータの量を "5" とし、中
継回線b,c,dの伝送容量を1:1:1とすると、各
分配率は図3の中継線選択情報30で示した様に決定さ
れる。すなわち、図中に示した分配率によれば、中継線
b,c,dの各々を使用する宛先の各々へのデータ量に
その宛先と中継線に対して与えられた分配率を乗じたも
のの総和の比は 10×50%:10×25%+5×50%:10×25
%+5×50%=1:1:1 となり、中継線b,c,dの伝送容量の比に等しい。ま
た、中継線a,eは迂回路であるから分配率は与えられ
ていない。
を "10" 宛先Bへ向かうデータの量を "5" とし、中
継回線b,c,dの伝送容量を1:1:1とすると、各
分配率は図3の中継線選択情報30で示した様に決定さ
れる。すなわち、図中に示した分配率によれば、中継線
b,c,dの各々を使用する宛先の各々へのデータ量に
その宛先と中継線に対して与えられた分配率を乗じたも
のの総和の比は 10×50%:10×25%+5×50%:10×25
%+5×50%=1:1:1 となり、中継線b,c,dの伝送容量の比に等しい。ま
た、中継線a,eは迂回路であるから分配率は与えられ
ていない。
【0015】上記の様に分配率を定義し、定義された分
配率を用いて図2に示されたフローに従って中継線を選
択すれば、障害等の発生がない限り、宛先A及びBへの
データは中継線b,c,dのみに均等に分配されるの
で、遅延時間等の品質を望ましいレベルに保った状態で
中継線をその容量に応じて均等に使用することができ
る。
配率を用いて図2に示されたフローに従って中継線を選
択すれば、障害等の発生がない限り、宛先A及びBへの
データは中継線b,c,dのみに均等に分配されるの
で、遅延時間等の品質を望ましいレベルに保った状態で
中継線をその容量に応じて均等に使用することができ
る。
【0016】なお上記の説明の中で使用される“データ
量”とは、例えば、単位時間当たりに送信するパケット
の数の1日の平均と定義される。
量”とは、例えば、単位時間当たりに送信するパケット
の数の1日の平均と定義される。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、中
継線をその伝送容量に応じて均等に使用することが可能
になり、遅延時間の増大も防止することができる。
継線をその伝送容量に応じて均等に使用することが可能
になり、遅延時間の増大も防止することができる。
【図1】本発明に係る通信システムの概要を表わす図で
ある。
ある。
【図2】本発明に係る中継線選択方式を説明するフロー
チャートである。
チャートである。
【図3】分配率の決定方法を説明するための図である。
10…交換機 12…端末 14,16,20,22,24,26,28…ネットワ
ーク
ーク
Claims (12)
- 【請求項1】 宛先へデータを送るために、宛先との間
に設けられた複数の中継線の1つを選択する方法であっ
て、 a)該複数の中継線の少なくとも一部の複数の中継線の
各々に分配率を予め定義し、 b)分配率が定義された中継線の中からそれぞれに定義
された分配率に比例した確率で1つの中継線を選択する
ステップを具備することを特徴とする中継線選択方法。 - 【請求項2】 c)宛先との間に設けられた複数の中継
線の各々に選択順序を予め定義し、 d)ステップb)において選択された中継線が使用でき
ないとき残りの中継線について該選択順序に従って1つ
の使用可能な中継線を選択するステップをさらに具備す
る請求項1記載の中継線選択方法。 - 【請求項3】 前記宛先との間に設けられた複数の中継
線は分配率が定義されない中継線を含む請求項1又は2
記載の中継線選択方法。 - 【請求項4】 前記分配率は、各々の中継線を使用する
宛先の各々へのデータ量にその宛先と中継線に対して定
義された分配率を乗じたものの総和が各中継線の伝送容
量に実質的に比例するように決定される請求項1,2又
は3記載の中継線選択方法。 - 【請求項5】 前記データは宛先へ向けて設定されるコ
ネクションに沿って輸送されるパケット上で伝送され、 中継線の選択は該コネクションの設定時に行なわれる請
求項1,2,3又は4記載の中継線選択方法。 - 【請求項6】 前記データは宛先へ輸送される複数のパ
ケット上で伝送され、 中継線の選択は各々のパケットの輸送時に行なわれる請
求項1,2,3,又は4記載の中継線選択方法。 - 【請求項7】 宛先へデータを送るために、宛先との間
に設けられた複数の中継線の1つを選択する装置であっ
て、 該複数の中継線の少なくとも一部の複数の中継線の各々
に予め定義された、分配率を記憶する手段と、 分配率が定義された中継線の中からそれぞれに定義され
た分配率に比例した確率で1つの中継線を選択する手段
を具備することを特徴とする中継線選択装置。 - 【請求項8】 宛先との間に設けられた複数の中継線の
各々に対して予め定義された選択順序を記憶する手段
と、 前記選択手段により選択された中継線が使用できないと
き残りの中継線について該選択順序に従って1つの使用
可能な中継線を選択する第2の選択手段をさらに具備す
る請求項7記載の中継線選択装置。 - 【請求項9】 前記宛先との間に設けられた複数の中継
線は分配率が定義されない中継線を含む請求項7又は8
記載の中継線選択装置。 - 【請求項10】 前記分配率は、各々の中継線を使用す
る宛先の各々へのデータ量にその宛先と中継線に対して
定義された分配率を乗じたものの総和が各中継線の伝送
容量に実質的に比例するように決定される請求項7,8
又は9記載の中継線選択装置。 - 【請求項11】 前記データは宛先へ向けて設定される
コネクションに沿って輸送されるパケット上で伝送さ
れ、 中継線の選択は該コネクションの設定時に行なわれる請
求項7,8,9又は10記載の中継線選択装置。 - 【請求項12】 前記データは宛先へ輸送される複数の
パケット上で伝送され、 中継線の選択は各々のパケットの輸送時に行なわれる請
求項7〜11のいずれか1項記載の中継線選択装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21475694A JPH0879303A (ja) | 1994-09-08 | 1994-09-08 | 中継線選択方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21475694A JPH0879303A (ja) | 1994-09-08 | 1994-09-08 | 中継線選択方法及び装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0879303A true JPH0879303A (ja) | 1996-03-22 |
Family
ID=16661044
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21475694A Withdrawn JPH0879303A (ja) | 1994-09-08 | 1994-09-08 | 中継線選択方法及び装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0879303A (ja) |
-
1994
- 1994-09-08 JP JP21475694A patent/JPH0879303A/ja not_active Withdrawn
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2531275B2 (ja) | Atmセル転送方式 | |
EP0599764B1 (en) | Distributed processing of route selection across networks and subnetworks | |
US6412006B2 (en) | Method and apparatus for sending delay sensitive information assisted by packet switched networks | |
EP0610625A2 (en) | Dynamic network automatic call distribution | |
JPH08274875A (ja) | 通信ネットワークにおける中継線選択および経路選択のパラメータの自動提供装置とその方法 | |
JPH01291596A (ja) | 着信呼の分配制御方式 | |
GB2344719A (en) | A method of minimizing the cost of a call through a network of interconnected private branch exchanges (PBXs) using least cost routing (LCR) | |
US6952403B2 (en) | Method and apparatus providing dial on demand scaling | |
JPH0879303A (ja) | 中継線選択方法及び装置 | |
JP2002510906A (ja) | 呼の分配 | |
JP2887952B2 (ja) | データ伝送装置 | |
JPH0222582B2 (ja) | ||
JP2806829B2 (ja) | 通信経路選択方式 | |
JPS63207242A (ja) | パケツト交換網のル−テイング制御方式 | |
JPH0564254A (ja) | 出ルート選択制御方式 | |
JPH08125690A (ja) | 中継装置のフロー制御方式 | |
JPH02153695A (ja) | 迂回接続経路選択方法 | |
JPH0810893B2 (ja) | 分散形システムおよびその情報伝送方法 | |
Bernstein et al. | G22. 3023 Special Topics of Industrial Interest Network Design and Implementation Lecture Notes Spring 84 with revisions from G22. 2263 Network Design and Implementation Lecture Notes Spring 91 | |
JPH08191328A (ja) | 自動方路選択装置 | |
JPS58141062A (ja) | 重要呼接続制御方式 | |
JP2972444B2 (ja) | 交換システムのラインコントロール方式 | |
JP3313245B2 (ja) | 内線端末機の代表選択方式 | |
JPH0568049A (ja) | 優先伝送処理方式 | |
JPS63182945A (ja) | 呼接続制御方式 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20011120 |