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JPH06322958A - 採光システム - Google Patents

採光システム

Info

Publication number
JPH06322958A
JPH06322958A JP13414893A JP13414893A JPH06322958A JP H06322958 A JPH06322958 A JP H06322958A JP 13414893 A JP13414893 A JP 13414893A JP 13414893 A JP13414893 A JP 13414893A JP H06322958 A JPH06322958 A JP H06322958A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
room
lighting
daylighting
light guide
guide duct
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP13414893A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Kodaira
隆志 小平
Kazuo Takahashi
一夫 高橋
Masashi Takazawa
正志 高澤
Yoshioki Fujimoto
宜意 冨士本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP13414893A priority Critical patent/JPH06322958A/ja
Publication of JPH06322958A publication Critical patent/JPH06322958A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
  • Light Guides In General And Applications Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 大口径の採光面,導光ダクトの設置を容易と
し,照明器具に対する電気配線も安全に行えるようにす
る。 【構成】 逆スラブ工法等により形成される2重のコン
クリ−ト床を備えたコンクリ−ト建築物において,当該
部屋のテラス19側に採光装置11を設置し,この採光
装置11に直結される導光ダクト12の基部12aを2
重のコンクリ−ト床15a,15cの間に形成される空
間21内に配置することにより,採光装置11から導入
した太陽光線を導光ダクト12を介して所要の各部屋に
導くように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,住宅用建築物,オフィ
スビル等のコンクリ−ト建築物の照明に使用される太陽
光線による採光システムの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の採光システムは図2に示すように
構成されていた。図2において,1は採光装置,1aは
その採光面,2は採光装置1から導入された光を室内に
搬送するための導光ダクト,3は光拡散装置である。4
は電灯等の照明器具,4aは照明器具4に対する電線,
5a,5bはたとえば,1階用及び2階用のコンクリ−
ト床,6は天井板,7はコンクリ−ト床5a,天井板6
間に形成される空間,8は外壁,9は当該部屋の上階
(2階)のテラス(又はひさし),10は太陽光が導入
される部屋である。なお,9aは部屋10のテラスであ
る。上記のように,従来のコンクリ−ト建築物のコンク
リ−ト床たとえば5aは当該部屋10の床としてのみ利
用される工法が採られており,従って,当該部屋10の
天井板6はその部屋10の上階(この場合は2階)のコ
ンクリ−ト床5bの直下面に狭い空間7を隔てて設けら
れ,採光装置1に直結される導光ダクト2はこの狭い空
間7に配置されていた。上記の構成において,晴天時に
は太陽光線を採光部1aで受光し,この光を導光ダクト
2及び光拡散装置3を介して部屋10に導き照明を行っ
ていた。又,夜間や雨天用には商用電源(図示せず)か
らの電力で電灯等の照明器具4により部屋10の照明を
行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,上記の
採光システムの配置では,採光装置1を部屋10の上部
に設けなければならず,その場合,採光装置1の採光面
1aが上階のテラス(ひさし)9の影になってしまうの
で,図2のように採光装置1を採光面1aがテラス(ひ
さし)9の先端部よりもさらに外側に突出するように設
置しなければならず,採光装置本体も大きくなり,建物
の外観も損なわれていた。また,上記コンクリ−ト床5
b,天井板6間の隙間の空間7は非常に狭いため,大口
径を要する採光システムの設置は通常のレイアウトのも
のでは困難であり,あえて大口径のものを設置しようと
した場合には,天井を下げてそのスペ−スを設けねばな
らず,このようにすれば天井の低い部屋となりスペ−ス
が減少するという問題点があった。さらに,上記の狭い
空間7に照明器具4に対する電気配線も同時に施さなけ
ればならず,安全面においても問題点があった。本発明
は,従来のものの上記課題(問題点)を解決するように
した採光システムを提供することを目的とするものであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために,逆スラブ工法等により形成される2重のコ
ンクリ−ト床を備えたコンクリ−ト建築物において,当
該部屋のテラス側に採光装置を設置し,この採光装置に
直結される導光ダクトの基部を上記2重のコンクリ−ト
床の間に形成される空間に配置して部屋に光を導くよう
に構成した。
【0005】
【作用】本発明のものでは,採光装置に直結される導光
ダクトの基部をコンクリ−ト建築物の2重のコンクリ−
ト床間に形成される広い空間内に設けるようにしたた
め,大口径の採光装置及び導光ダクトの設置が可能とな
り,高効率の採光システムとすることができ,また,採
光装置の設置により景観が損なわれることもない。
【0006】
【実施例】以下図1に示す一実施例を用いて本発明を具
体的に説明する。図1において,11は採光装置,11
aは採光面で,この採光装置11は部屋20のテラス
(または下階のひさし)19の上部の外壁18側に設置
され,この採光装置11に直結される導光ダクト12の
基部12aは,図示のように逆スラブ工法等により形成
される2重のコンクリ−ト床15a,15c間に形成さ
れる空間21内に設置され,この導光ダクト12の基部
12aに連通し,コンクリ−ト床15cを貫通して部屋
20内に突出する導光ダクト12の前方部12bは,た
とえば,図示のように部屋20の内壁に沿って垂直に装
備され,その先端に配置される光拡散装置13を介して
導入された太陽光線を部屋20内に導くようになってい
る。なお,導光ダクト12の前方部12bは内壁内に埋
め込み型にする方が部屋の景観上は望ましい。このよう
に採光装置11に直結される導光ダクト12の基部12
aを広い空間21内に配置することにより,大口径の採
光面11aを有する採光装置11と導光ダクト12との
設置を可能とした点に,本発明の構成上の特徴がある。
なお,光拡散装置13は反射鏡等をも含むもので,天井
板16に近い部屋20の略中央位置に設けられるものと
する。14は商用電源(図示せず)から給電される電灯
等の照明器具,14aはその電線,16は天井板,17
は天井板16と上階のコンクリ−ト床15b間に形成さ
れる狭い空間で,この空間17内に電線14aが配線さ
れる。上記構成において,晴天時には,太陽光線を採光
部11aで受光し,この光を導光ダクト12及び光拡散
装置13を介して部屋20に導き照明を行う。この場
合,導光ダクト12の基部12aが設置される空間21
は広い空間であり,採光装置11と導光ダクト12は夫
々大径のものが使用できるから,効率の良い採光・搬送
が可能である。なお,夜間や雨天用には商用電源(図示
せず)からの電力で電灯等の照明器具14により部屋2
0の照明を行うことになる。なお,上記実施例では簡単
のため,コンクリ−ト建築物中の1部屋に対する採光装
置の適用例を示したが,各階の他の部屋に対しても,同
様に採光装置と導光ダクトを設けることにより適用でき
る。また,同一階の同じ所有者による複数の部屋に対し
ては,1つの採光装置に連結される導光ダクトを分岐し
て配置することにより,あるいは,光ファイバ−等の他
の搬送手段との組み合わせによって導入された太陽光線
を所要の各部屋に導くことができる。
【0007】
【発明の効果】本発明は上記のように,コンクリ−ト建
築物に装備される2重のコンクリ−ト床の間に形成され
る空間に採光装置に直結される導光ダクトを配置するよ
うに構成したから,次のような優れた効果を有する。 上記2重のコンクリ−ト床間の空間は,従来の天井裏
の狭い空間に比べて,広い空間であるから,この広い空
間に導光ダクトの基部を設置できるため,大口径の採光
装置及び導光ダクトの設置が可能となり,この結果,採
光効率,搬送効率が大幅に向上できる。 従来のものでは採光装置の採光面がテラス(ひさし)
の下側に配置されていたため建物外部へ採光面が大きく
突出して建物の景観を損なうものであったが,本発明の
ものでは,採光面の設置場所をテラス(ひさし)側の上
側の外壁に沿って配置するように変更したから,建物の
景観も大幅に改善された。 天井と上階のコンクリ−ト床間に形成される狭い空間
は,商用電源による照明器具に対する電気配線専用に使
用できるため安全面も向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示す縦断正面図であ
る。
【図2】従来例の構成を示す縦断正面面図である。
【符号の説明】
11:採光装置 12:導光ダクト 12a:導光ダクトの基部 12b:導光ダクトの前方部 13:光拡散装置 15a,15b,15c:コンクリ−ト床 17,21:空間 19:テラス
フロントページの続き (72)発明者 冨士本 宜意 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三洋 電機株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 逆スラブ工法等により形成される2重の
    コンクリ−ト床を備えたコンクリ−ト建築物において,
    当該部屋のテラス側に採光装置を設置し,この採光装置
    に直結される導光ダクトの基部を上記2重のコンクリ−
    ト床の間に形成される空間内に配置することにより,採
    光装置から導入した太陽光線を上記導光ダクトを介して
    所要の各部屋に導くようにしたことを特徴とする採光シ
    ステム。
JP13414893A 1993-05-13 1993-05-13 採光システム Pending JPH06322958A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13414893A JPH06322958A (ja) 1993-05-13 1993-05-13 採光システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13414893A JPH06322958A (ja) 1993-05-13 1993-05-13 採光システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06322958A true JPH06322958A (ja) 1994-11-22

Family

ID=15121594

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13414893A Pending JPH06322958A (ja) 1993-05-13 1993-05-13 採光システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06322958A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5751850A (en) * 1993-06-30 1998-05-12 International Business Machines Corporation Method for image segmentation and classification of image elements for documents processing
CN106678732A (zh) * 2016-12-26 2017-05-17 厦门市和奕华光电科技有限公司 一种侧向采光装置及侧向采光的方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5751850A (en) * 1993-06-30 1998-05-12 International Business Machines Corporation Method for image segmentation and classification of image elements for documents processing
CN106678732A (zh) * 2016-12-26 2017-05-17 厦门市和奕华光电科技有限公司 一种侧向采光装置及侧向采光的方法

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