JPH0478229B2 - - Google Patents
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- JPH0478229B2 JPH0478229B2 JP60158764A JP15876485A JPH0478229B2 JP H0478229 B2 JPH0478229 B2 JP H0478229B2 JP 60158764 A JP60158764 A JP 60158764A JP 15876485 A JP15876485 A JP 15876485A JP H0478229 B2 JPH0478229 B2 JP H0478229B2
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- field signal
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- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 12
- 238000012935 Averaging Methods 0.000 description 5
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- 239000011521 glass Substances 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
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- 238000012937 correction Methods 0.000 description 1
- 238000013461 design Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N5/00—Details of television systems
- H04N5/76—Television signal recording
- H04N5/91—Television signal processing therefor
- H04N5/93—Regeneration of the television signal or of selected parts thereof
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N9/00—Details of colour television systems
- H04N9/79—Processing of colour television signals in connection with recording
- H04N9/80—Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback
- H04N9/86—Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback the individual colour picture signal components being recorded sequentially and simultaneously, e.g. corresponding to SECAM-system
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Television Signal Processing For Recording (AREA)
- Television Systems (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明は磁気録画におけるフイールド/フレー
ム変換方式に係り、特にフイールド信号の遅延動
作に伴うS/Nの低下及びフリツカの発生を防止
するようにしたフイールド/フレーム変換方式の
改良に関する。
ム変換方式に係り、特にフイールド信号の遅延動
作に伴うS/Nの低下及びフリツカの発生を防止
するようにしたフイールド/フレーム変換方式の
改良に関する。
テレビジヨンの走査にあつては、目に対するち
らつきを少なくするため、水平走査線を何本おき
かに飛び越して走査する所謂飛越走査が行われて
いる。一般には、1本おきに飛び越す〔2:1〕
飛越走査が広く採用されている。〔2:1〕飛越
走査方式では、1回の垂直走査でできる粗い画面
(フイールド)が2枚重なつて1枚の画面(フレ
ーム)が作られる。フイールド繰返し数は例えば
NTSC方式では毎秒60回であり、フレーム繰返数
は毎秒30回であり、1フレームは一般に525本の
水平走査線で表わされる。また、奇数フイールド
と偶数フイールドとでは、水平走査の開始点が水
平走査期間(H)の1/2だけ、即ち0.5Hずらされ
る。
らつきを少なくするため、水平走査線を何本おき
かに飛び越して走査する所謂飛越走査が行われて
いる。一般には、1本おきに飛び越す〔2:1〕
飛越走査が広く採用されている。〔2:1〕飛越
走査方式では、1回の垂直走査でできる粗い画面
(フイールド)が2枚重なつて1枚の画面(フレ
ーム)が作られる。フイールド繰返し数は例えば
NTSC方式では毎秒60回であり、フレーム繰返数
は毎秒30回であり、1フレームは一般に525本の
水平走査線で表わされる。また、奇数フイールド
と偶数フイールドとでは、水平走査の開始点が水
平走査期間(H)の1/2だけ、即ち0.5Hずらされ
る。
ところで、映像信号を磁気テープや磁気デイス
クあるいは他の各種記録媒体に記録する場合、1
トラツクにつき1フイールドの信号を割当てた
り、1トラツクにつき1フレームの信号を割当て
るのが一般的である。また1フイールド/1トラ
ツク記録においても、奇数フイールドと偶数フイ
ールドとを次々に記録する所謂1フレーム/2ト
ラツク記録と、偶奇いずれか一方のフイールドだ
けを記録するフイールド記録とがある。記録に際
しては、映像信号のうち少なくとも輝度信号Y
は、プリエンフアシス処理を施したのちFM変調
するのが一般的である。第3図に、磁気デイスク
を用いた電子スチルカメラにおける記録系の概略
回路構成を示す。第3図において、ベースバンド
の輝度信号Yはプリエンフアシス回路1を通つて
FM変調器2により高域側でFM変調される。一
方、ベースバンドの2つの色差信号R−Y,B−
Yはスイツチ4によつて1水平走査期間(1H)
毎に交互に選択されて線順次化され、プリエンフ
アシス回路6を通つてFM変調器7により低域帯
でFM変調される。FM輝度信号YFMとFM線順次
色差信号CFMはそれぞれアンプ3,8を介して混
合され、磁気ヘツド9に供給される。なお、5は
スイツチ4の制御信号である。また、R−YとB
−Yの色差信号は相互の区別のため、異なつた中
心周波数でFM変調される。
クあるいは他の各種記録媒体に記録する場合、1
トラツクにつき1フイールドの信号を割当てた
り、1トラツクにつき1フレームの信号を割当て
るのが一般的である。また1フイールド/1トラ
ツク記録においても、奇数フイールドと偶数フイ
ールドとを次々に記録する所謂1フレーム/2ト
ラツク記録と、偶奇いずれか一方のフイールドだ
けを記録するフイールド記録とがある。記録に際
しては、映像信号のうち少なくとも輝度信号Y
は、プリエンフアシス処理を施したのちFM変調
するのが一般的である。第3図に、磁気デイスク
を用いた電子スチルカメラにおける記録系の概略
回路構成を示す。第3図において、ベースバンド
の輝度信号Yはプリエンフアシス回路1を通つて
FM変調器2により高域側でFM変調される。一
方、ベースバンドの2つの色差信号R−Y,B−
Yはスイツチ4によつて1水平走査期間(1H)
毎に交互に選択されて線順次化され、プリエンフ
アシス回路6を通つてFM変調器7により低域帯
でFM変調される。FM輝度信号YFMとFM線順次
色差信号CFMはそれぞれアンプ3,8を介して混
合され、磁気ヘツド9に供給される。なお、5は
スイツチ4の制御信号である。また、R−YとB
−Yの色差信号は相互の区別のため、異なつた中
心周波数でFM変調される。
フイールド記録の場合の再生では、映像信号の
強い垂直相関を利用し、同一トラツクを2回走査
することにより1種類のフイールド信号からフレ
ーム信号を作る所謂フイールド/フレーム変換方
式が多用されている。これは主として記録密度の
向上を目的とするものであり、ムービーにあつて
は長時間記録を可能とし、スチルにあつては駒数
増大を可能とする。しかし、フイールド信号から
フレーム信号に変換する場合、単に同一のフイー
ルド信号を2回繰返して再生しても飛越走査を実
現することができない。その理由は、飛越走査の
ためには垂直同期信号と各ラインの水平同期信号
及び映像信号との時間関係が奇数フイールドと偶
数フイールドとでは0.5Hずれる必要があるのに
対し、同一のフイールド信号を単に繰返しただけ
では0.5Hの時間ずれが生じないからである。
強い垂直相関を利用し、同一トラツクを2回走査
することにより1種類のフイールド信号からフレ
ーム信号を作る所謂フイールド/フレーム変換方
式が多用されている。これは主として記録密度の
向上を目的とするものであり、ムービーにあつて
は長時間記録を可能とし、スチルにあつては駒数
増大を可能とする。しかし、フイールド信号から
フレーム信号に変換する場合、単に同一のフイー
ルド信号を2回繰返して再生しても飛越走査を実
現することができない。その理由は、飛越走査の
ためには垂直同期信号と各ラインの水平同期信号
及び映像信号との時間関係が奇数フイールドと偶
数フイールドとでは0.5Hずれる必要があるのに
対し、同一のフイールド信号を単に繰返しただけ
では0.5Hの時間ずれが生じないからである。
そこで、繰返して再生された復調及びデイエン
フアシス後の同一のフイールド信号10を第4図
に示すように、0.5Hのデイレーライン16に通
し、アナログスイツチ18でスルーのフイールド
信号10と0.5Hデイレーのフイールド信号17
とを1垂直走査期間(1V)毎に交互に選択する
ことにより、フイールド信号10をフレーム信号
19に変換することが行われている。なお、この
ままでは垂直同期信号どうしの間隔が1Vから
0.5Hずれてしまうので、例えばアナログスイツ
チ18の接点a,bの選択を第5図に示すように
行うことが考えられている。つまり、スルーのフ
イールド信号10を選択する期間のうち、フロン
ト等化パルス区間からバツク等化パルス区間まで
の部分21だけは、0.5Hデイレーのフイールド
信号17が選択される。いずれにしろ、フイール
ド信号をフレーム信号に変換するには第4図に示
す如く、スルーの信号と0.5Hデイレーの信号と
を選択する回路が使用される。
フアシス後の同一のフイールド信号10を第4図
に示すように、0.5Hのデイレーライン16に通
し、アナログスイツチ18でスルーのフイールド
信号10と0.5Hデイレーのフイールド信号17
とを1垂直走査期間(1V)毎に交互に選択する
ことにより、フイールド信号10をフレーム信号
19に変換することが行われている。なお、この
ままでは垂直同期信号どうしの間隔が1Vから
0.5Hずれてしまうので、例えばアナログスイツ
チ18の接点a,bの選択を第5図に示すように
行うことが考えられている。つまり、スルーのフ
イールド信号10を選択する期間のうち、フロン
ト等化パルス区間からバツク等化パルス区間まで
の部分21だけは、0.5Hデイレーのフイールド
信号17が選択される。いずれにしろ、フイール
ド信号をフレーム信号に変換するには第4図に示
す如く、スルーの信号と0.5Hデイレーの信号と
を選択する回路が使用される。
第4図において、11は磁気ヘツド、12は再
生アンプ、13はリミツタ、14はFM復調器、
15はデイエンフアシス回路、20はスイツチ1
8の制御信号である。
生アンプ、13はリミツタ、14はFM復調器、
15はデイエンフアシス回路、20はスイツチ1
8の制御信号である。
このようにベースバンド領域のフイールド信号
を遅延させると、遅延回路を通るフイールド信号
は遅延回路から必ずノイズを受け、スルーのフイ
ールド信号よりもS/Nが1〜2dB低下すると共
に、遅延回路により減衰するという問題がある。
を遅延させると、遅延回路を通るフイールド信号
は遅延回路から必ずノイズを受け、スルーのフイ
ールド信号よりもS/Nが1〜2dB低下すると共
に、遅延回路により減衰するという問題がある。
すなわち、デイエンフアシス回路15からその
まま取り出されたフイールド信号と0.5Hデイレ
ーライン16を介して遅延されたフイールド信号
とのレベルに差異が生じ、表示画面上におけるフ
リツカの原因となる。このフリツカの発生を防止
する為にデイレーライン16の次にアンプを設け
てレベル調整しても、アンプ及びデイレーライン
の温度特性、経年変化によつてレベル調整が崩れ
るので、フリツカの発生は避け難い。特に遅延回
路にCCD遅延素子を用いた場合にはその構造上、
クロツクパルス等の外部飛び込みノイズとは別に
デバイス内部で発生する熱雑音やトラツプノイズ
等に起因する各種のノイズが発生し、S/Nの低
下が著しい。
まま取り出されたフイールド信号と0.5Hデイレ
ーライン16を介して遅延されたフイールド信号
とのレベルに差異が生じ、表示画面上におけるフ
リツカの原因となる。このフリツカの発生を防止
する為にデイレーライン16の次にアンプを設け
てレベル調整しても、アンプ及びデイレーライン
の温度特性、経年変化によつてレベル調整が崩れ
るので、フリツカの発生は避け難い。特に遅延回
路にCCD遅延素子を用いた場合にはその構造上、
クロツクパルス等の外部飛び込みノイズとは別に
デバイス内部で発生する熱雑音やトラツプノイズ
等に起因する各種のノイズが発生し、S/Nの低
下が著しい。
従つて前記フイールド信号のS/Nの低下に起
因するフリツカを防止する為には遅延回路を通過
したフイールド信号のレベルを調整する為に高精
度のゲインコントロールが可能なAGC回路が必
要となり、再生系の回路構成が複雑化するという
問題があつた。
因するフリツカを防止する為には遅延回路を通過
したフイールド信号のレベルを調整する為に高精
度のゲインコントロールが可能なAGC回路が必
要となり、再生系の回路構成が複雑化するという
問題があつた。
また既述したような方法によりフイールド/フ
レーム変換を行うと、テレビジヨンの画面上に再
生された画像にはVジツタが生ずる。
レーム変換を行うと、テレビジヨンの画面上に再
生された画像にはVジツタが生ずる。
このVジツタとは、テレビジヨン画像上でフイ
ールド周期で繰り返される1水平走査線(1H)
幅の画像の垂直方向(V方向)の偏位である。即
ち、この場合のテレビジヨン画像はフイールド周
期(1/60秒)毎に1H幅で上下に変動する。
ールド周期で繰り返される1水平走査線(1H)
幅の画像の垂直方向(V方向)の偏位である。即
ち、この場合のテレビジヨン画像はフイールド周
期(1/60秒)毎に1H幅で上下に変動する。
かかるVジツタを防止する有効な手段として従
来より奇数フイールドの輝度信号の相加平均をと
ることが行なわれている。即ち、1水平走査期間
遅延させた輝度信号とスルーの輝度信号とを加算
して2で除した信号を奇数フイールドの輝度信号
とするものである。
来より奇数フイールドの輝度信号の相加平均をと
ることが行なわれている。即ち、1水平走査期間
遅延させた輝度信号とスルーの輝度信号とを加算
して2で除した信号を奇数フイールドの輝度信号
とするものである。
この場合における1水平走査期間の遅延動作に
ついても同様にS/N低下の問題が生ずる。
ついても同様にS/N低下の問題が生ずる。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもの
で、簡単な回路構成で且つフイールド信号の遅延
動作に伴うS/Nの低下を防止することができる
フイールド/フレーム変換方式を提供することを
目的としている。
で、簡単な回路構成で且つフイールド信号の遅延
動作に伴うS/Nの低下を防止することができる
フイールド/フレーム変換方式を提供することを
目的としている。
本発明は前記目的を達成する為に、プリエンフ
アシスされ且つ変調されて磁気媒体に記録された
フイールド信号を繰り返し再生し、1/2水平走査
期間遅延させたフイールド信号と遅延させてない
フイールド信号とを1垂直走査期間毎に交互に選
択すると共に、前記遅延させてないフイールド信
号については1水平走査期間遅延させたフイール
ド信号との相加平均をとることによりフイールド
信号をフレーム信号に変換するフイールド/フレ
ーム変換方式において、前記フイールド信号の1/
2水平走査期間、1水平走査期間の各遅延をFM
変調された状態で行い、且つ前記相加平均演算を
FM復調後、デイエンフアシス前に行うことを特
徴とするものである。
アシスされ且つ変調されて磁気媒体に記録された
フイールド信号を繰り返し再生し、1/2水平走査
期間遅延させたフイールド信号と遅延させてない
フイールド信号とを1垂直走査期間毎に交互に選
択すると共に、前記遅延させてないフイールド信
号については1水平走査期間遅延させたフイール
ド信号との相加平均をとることによりフイールド
信号をフレーム信号に変換するフイールド/フレ
ーム変換方式において、前記フイールド信号の1/
2水平走査期間、1水平走査期間の各遅延をFM
変調された状態で行い、且つ前記相加平均演算を
FM復調後、デイエンフアシス前に行うことを特
徴とするものである。
以下、添付図面に従つて本発明に係るフイール
ド/フレーム変換方式の好ましい実施例について
説明する。第1図には本発明が適用される再生系
の概略構成が示されている。同図において磁気ヘ
ツド11で図示してない磁気記録媒体より繰り返
し再生されたフイールド信号はアンプ12で増幅
された後、フイルタ22,28によりFM輝度信
号YFMとFM色信号CFMとに分離される。ここで色
信号再生系については本発明の要旨には直接、関
係ないので説明を省略する。FM輝度信号YFMは
リミツタ13により振幅変動分を除去された後、
直接あるいは0.5Hデイレーライン16を介して
それぞれアナログスイツチ18に入力される。ア
ナログスイツチ18では制御信号20により既述
した第5図に示したタイミングで1垂直走査期間
毎にスルーのFMフイールド信号と1/2水平走査
期間、遅延したFMフイールド信号とが切り換え
られ、フイールド信号50はFM変調された状態
でフレーム信号52に変換される。このフレーム
信号52はリミツタ23によりノイズ成分が除去
された後、FM復調器14により復調される。
ド/フレーム変換方式の好ましい実施例について
説明する。第1図には本発明が適用される再生系
の概略構成が示されている。同図において磁気ヘ
ツド11で図示してない磁気記録媒体より繰り返
し再生されたフイールド信号はアンプ12で増幅
された後、フイルタ22,28によりFM輝度信
号YFMとFM色信号CFMとに分離される。ここで色
信号再生系については本発明の要旨には直接、関
係ないので説明を省略する。FM輝度信号YFMは
リミツタ13により振幅変動分を除去された後、
直接あるいは0.5Hデイレーライン16を介して
それぞれアナログスイツチ18に入力される。ア
ナログスイツチ18では制御信号20により既述
した第5図に示したタイミングで1垂直走査期間
毎にスルーのFMフイールド信号と1/2水平走査
期間、遅延したFMフイールド信号とが切り換え
られ、フイールド信号50はFM変調された状態
でフレーム信号52に変換される。このフレーム
信号52はリミツタ23によりノイズ成分が除去
された後、FM復調器14により復調される。
一方、リミツタ23を介してドロツプアウト補
償回路24によりFMフレーム信号52にドロツ
プアウトが検出されると、ドロツプアウト補償回
路24は1Hデイレーライン25により予め1水
平走査期間だけ遅延させられたフレーム信号をリ
ミツタ23に供給する。また1水平走査期間だけ
遅延させられたフレーム信号はリミツタ26を介
してFM変調器27に入力され、復調される。
償回路24によりFMフレーム信号52にドロツ
プアウトが検出されると、ドロツプアウト補償回
路24は1Hデイレーライン25により予め1水
平走査期間だけ遅延させられたフレーム信号をリ
ミツタ23に供給する。また1水平走査期間だけ
遅延させられたフレーム信号はリミツタ26を介
してFM変調器27に入力され、復調される。
ここで0.5Hデイレーライン16、1Hデイレー
ライン25には本実施例では特殊ガラスを用いた
超音波遅延素子(いわゆるガラスデイレー)が用
いられる。このガラスデイレーはCCD遅延素子
に比して対象となる信号の周波数帯域が広く、ま
た、遅延時間可変の為の設計が容易である。
ライン25には本実施例では特殊ガラスを用いた
超音波遅延素子(いわゆるガラスデイレー)が用
いられる。このガラスデイレーはCCD遅延素子
に比して対象となる信号の周波数帯域が広く、ま
た、遅延時間可変の為の設計が容易である。
さてFM復調器14,27からの復調信号は直
接または減衰器29を介して加算器30に入力さ
れる。減衰器29は第2図Aで示される制御信号
SWP(Z)(第5図に示すアナログスイツチ18
と同じタイミングである。)によりその動作タイ
ミングが決定される。すなわち同図において期間
T1はアナログスイツチ18により1/2水平走査期
間、遅延させられたFMフイールド信号が選択さ
れる期間であり、また期間T2はアナログスイツ
チ18によりスルーのFMフイールド信号が選択
される期間である。
接または減衰器29を介して加算器30に入力さ
れる。減衰器29は第2図Aで示される制御信号
SWP(Z)(第5図に示すアナログスイツチ18
と同じタイミングである。)によりその動作タイ
ミングが決定される。すなわち同図において期間
T1はアナログスイツチ18により1/2水平走査期
間、遅延させられたFMフイールド信号が選択さ
れる期間であり、また期間T2はアナログスイツ
チ18によりスルーのFMフイールド信号が選択
される期間である。
従つて期間T1では加算器30の一方の入力端
60には1/2水平走査期間、遅延させられたFM
復調信号が入力される。また他方の入力端61に
入力されるべき1水平走査期間、遅延させられた
FM復調信号は減衰器29が動作状態にあるので
遮断される。一方、期間T2ではスルーのFM復調
信号が加算器30の一方の入力端60に、また他
方の入力端61には減衰器29が期間T2の区間
を除いて非動作状態となるので1水平走査期間、
遅延させられたFM復調信号が入力され、加算さ
れる。
60には1/2水平走査期間、遅延させられたFM
復調信号が入力される。また他方の入力端61に
入力されるべき1水平走査期間、遅延させられた
FM復調信号は減衰器29が動作状態にあるので
遮断される。一方、期間T2ではスルーのFM復調
信号が加算器30の一方の入力端60に、また他
方の入力端61には減衰器29が期間T2の区間
を除いて非動作状態となるので1水平走査期間、
遅延させられたFM復調信号が入力され、加算さ
れる。
加算器30の加算出力は第2図Bに示す制御信
号()(SWP(Z)を反転した信号)によ
り作動する減衰器31により1/2にされる。すな
わちスルーのFM復調信号と1水平走査期間、遅
延させられたFM復調信号との相加平均演算が加
算器30、減衰器29,31により行なわれる。
この相加平均演算によりフイールド/フレーム変
換に伴うVジツタの発生を防止することができ
る。次いで、デイエンフアシス回路32によりベ
ースバンドの輝度信号Yが得られ、該輝度信号Y
は混合回路33により色信号Cと混合され且つア
ンプ34により増幅された後、再生カラー映像信
号として出力される。
号()(SWP(Z)を反転した信号)によ
り作動する減衰器31により1/2にされる。すな
わちスルーのFM復調信号と1水平走査期間、遅
延させられたFM復調信号との相加平均演算が加
算器30、減衰器29,31により行なわれる。
この相加平均演算によりフイールド/フレーム変
換に伴うVジツタの発生を防止することができ
る。次いで、デイエンフアシス回路32によりベ
ースバンドの輝度信号Yが得られ、該輝度信号Y
は混合回路33により色信号Cと混合され且つア
ンプ34により増幅された後、再生カラー映像信
号として出力される。
このように本実施例ではフイールド信号がFM
変調された状態でフイールド/フレーム変換を行
うようにしたので、フイールド/フレーム変換に
おけるフイールド信号の遅延動作に伴い、遅延回
路から受けるノイズがFM復調、デイエンフアシ
スにより除去され、ベースバンドにおいては遅延
されたフイールド信号のS/Nがスルーのフイー
ルド信号のS/Nと同じになる。
変調された状態でフイールド/フレーム変換を行
うようにしたので、フイールド/フレーム変換に
おけるフイールド信号の遅延動作に伴い、遅延回
路から受けるノイズがFM復調、デイエンフアシ
スにより除去され、ベースバンドにおいては遅延
されたフイールド信号のS/Nがスルーのフイー
ルド信号のS/Nと同じになる。
またFM信号の復調に際し、その前段にリミツ
タが設けられているので、遅延回路による信号の
減衰、及び遅延回路の温度特性、経年変化の影響
はリミツタにより除去され、フリツカの発生が防
止される。これは相加平均演算のためのFM信号
の1水平走査期間の遅延についても同様に言える
ことである。
タが設けられているので、遅延回路による信号の
減衰、及び遅延回路の温度特性、経年変化の影響
はリミツタにより除去され、フリツカの発生が防
止される。これは相加平均演算のためのFM信号
の1水平走査期間の遅延についても同様に言える
ことである。
従つて従来の輝度信号再生系のようにフイール
ド信号の遅延に伴うS/N低下あるいは信号の減
衰を補償するためのAGC回路等が不要となる。
更に相加平均演算をデイエンフアシス回路以前で
行うように構成したのでデイエンフアシス回路が
1つで済むと共に、二つのデイエンフアシス回路
を用いた場合、これらのデイエンフアシス回路を
デイエンフアシス特性が等しくなるように極めて
精密に調整しないと、これらのデイエンフアシス
回路から出力される信号のうちの高周波成分のレ
ベルの差によりフリツカが生ずるのに対して本発
明ではデイエンフアシス回路を1つにできるの
で、このフリツカの防止の為の調整が不要にな
る。
ド信号の遅延に伴うS/N低下あるいは信号の減
衰を補償するためのAGC回路等が不要となる。
更に相加平均演算をデイエンフアシス回路以前で
行うように構成したのでデイエンフアシス回路が
1つで済むと共に、二つのデイエンフアシス回路
を用いた場合、これらのデイエンフアシス回路を
デイエンフアシス特性が等しくなるように極めて
精密に調整しないと、これらのデイエンフアシス
回路から出力される信号のうちの高周波成分のレ
ベルの差によりフリツカが生ずるのに対して本発
明ではデイエンフアシス回路を1つにできるの
で、このフリツカの防止の為の調整が不要にな
る。
また相加平均演算をFM復調後、デイエンフア
シス前に於ける信号レベルが比較的低い状態で行
うので電源電圧が低くて済む等、信号処理が行い
易いという効果もある。
シス前に於ける信号レベルが比較的低い状態で行
うので電源電圧が低くて済む等、信号処理が行い
易いという効果もある。
尚、テレビジヨン等の表示画面において再生画
像のうち垂直相関のない部分については前記相加
平均処理によりフリツカが発生するという問題が
あるが、輝度信号の相加平均処理の前後にγ補正
を行うことにより、あるいは相加平均する際にス
ルーのフイールド信号と1水平走査期間遅延させ
られたフイールド信号との信号レベルの比率を変
化させることによりこのフリツカの発生を防止す
ることができる。
像のうち垂直相関のない部分については前記相加
平均処理によりフリツカが発生するという問題が
あるが、輝度信号の相加平均処理の前後にγ補正
を行うことにより、あるいは相加平均する際にス
ルーのフイールド信号と1水平走査期間遅延させ
られたフイールド信号との信号レベルの比率を変
化させることによりこのフリツカの発生を防止す
ることができる。
以上に説明したように本発明ではフイールド/
フレーム変換の為及び該フイールド/フレーム変
換に伴うVジツタを防止することを目的とした相
加平均処理の為のフイールド信号の遅延をFM変
調された状態で行い、前記相加平均演算をFM復
調後、デイエンフアシス前に行うように構成した
ので、本発明によればフイールド信号の遅延動作
に伴うS/Nの低下及びフイールド/フレーム変
換を行う際のスルーのフイールド信号と1/2水平
走査期間、遅延させられたフイールド信号とのレ
ベルの差異に起因するフリツカの発生を防止する
ことができる。
フレーム変換の為及び該フイールド/フレーム変
換に伴うVジツタを防止することを目的とした相
加平均処理の為のフイールド信号の遅延をFM変
調された状態で行い、前記相加平均演算をFM復
調後、デイエンフアシス前に行うように構成した
ので、本発明によればフイールド信号の遅延動作
に伴うS/Nの低下及びフイールド/フレーム変
換を行う際のスルーのフイールド信号と1/2水平
走査期間、遅延させられたフイールド信号とのレ
ベルの差異に起因するフリツカの発生を防止する
ことができる。
第1図は本発明が適用される再生系の概略構成
を示すブロツク図、第2図は第1図における相加
平均演算を行う為の減衰器の動作を制御する制御
信号の一例を示すタイミングチヤート、第3図は
記録系の概略構成を示すブロツク図、第4図は再
生系の従来例の概略構成を示すブロツク図、第5
図はフイールド/フレーム変換用スイツチの動作
例を示すタイミングチヤートである。 11……磁気ヘツド、12……再生アンプ、1
3,23,26……リミツタ、14,27……
FM復調器、16……0.5Hデイレーライン、18
……アナログスイツチ、25……1Hデイレーラ
イン、29,31……減衰器、30……加算器、
32……デイエンフアシス回路。
を示すブロツク図、第2図は第1図における相加
平均演算を行う為の減衰器の動作を制御する制御
信号の一例を示すタイミングチヤート、第3図は
記録系の概略構成を示すブロツク図、第4図は再
生系の従来例の概略構成を示すブロツク図、第5
図はフイールド/フレーム変換用スイツチの動作
例を示すタイミングチヤートである。 11……磁気ヘツド、12……再生アンプ、1
3,23,26……リミツタ、14,27……
FM復調器、16……0.5Hデイレーライン、18
……アナログスイツチ、25……1Hデイレーラ
イン、29,31……減衰器、30……加算器、
32……デイエンフアシス回路。
Claims (1)
- 1 プリエンフアシスされ且つ変調されて磁気媒
体に記録されたフイールド信号を繰り返し再生
し、1/2水平走査期間遅延させたフイールド信号
と遅延させてないフイールド信号とを1垂直走査
期間毎に交互に選択すると共に、前記遅延させて
ないフイールド信号については1水平走査期間遅
延させたフイールド信号との相加平均をとること
によりフイールド信号をフレーム信号に変換する
フイールド/フレーム変換方式において、前記フ
イールド信号の1/2水平走査期間、1水平走査期
間の各遅延をFM変調された状態で行い、且つ前
記相加平均演算をFM変調後、デイエンフアシス
前に行うことを特徴とするフイールド/フレーム
変換方式。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60158764A JPS6218881A (ja) | 1985-07-18 | 1985-07-18 | フイ−ルド/フレ−ム変換方式 |
US06/885,780 US4758900A (en) | 1985-07-18 | 1986-07-15 | Field/frame conversion method for magnetic picture recording with demodulation, interpolation and de-emphasis after conversion |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60158764A JPS6218881A (ja) | 1985-07-18 | 1985-07-18 | フイ−ルド/フレ−ム変換方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6218881A JPS6218881A (ja) | 1987-01-27 |
JPH0478229B2 true JPH0478229B2 (ja) | 1992-12-10 |
Family
ID=15678826
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60158764A Granted JPS6218881A (ja) | 1985-07-18 | 1985-07-18 | フイ−ルド/フレ−ム変換方式 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4758900A (ja) |
JP (1) | JPS6218881A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4873581A (en) * | 1986-05-08 | 1989-10-10 | Fuji Photo Film Co. Ltd. | Field/frame conversion circuit |
JP2011102436A (ja) * | 2010-12-24 | 2011-05-26 | Shincron:Kk | 薄膜形成方法及び薄膜形成装置 |
US11469096B2 (en) | 2019-05-03 | 2022-10-11 | Applied Materials, Inc. | Method and chamber for backside physical vapor deposition |
Family Cites Families (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
NL7209540A (ja) * | 1972-07-08 | 1974-01-10 | ||
US3886589A (en) * | 1972-09-13 | 1975-05-27 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Video recording system for reducing flicker in the skip field mode |
DE2640759C2 (de) * | 1976-09-10 | 1982-10-14 | Robert Bosch Gmbh, 7000 Stuttgart | System zur Wiedergabe von Videosignalen |
NL185439C (nl) * | 1977-11-28 | 1990-04-02 | Philips Nv | Televisiecameraschakeling voorzien van een gamma- en een apertuurcorrectieschakeling. |
US4195309A (en) * | 1978-12-04 | 1980-03-25 | Rca Corporation | Video processing system including comb filters |
JPS57160288A (en) * | 1981-03-30 | 1982-10-02 | Sony Corp | Processing circuit for chrominance signal |
US4510530A (en) * | 1981-06-26 | 1985-04-09 | Hitachi, Ltd. | Signal reproducing circuit for a video tape recorder |
EP0081198B1 (en) * | 1981-12-07 | 1987-06-10 | Hitachi, Ltd. | Chroma signal recording and reproducing circuit |
JPS58115989A (ja) * | 1981-12-28 | 1983-07-09 | Canon Inc | 映像信号記録再生装置 |
JPS6054580A (ja) * | 1983-09-05 | 1985-03-29 | Sony Corp | 映像信号再生装置 |
US4626910A (en) * | 1983-12-13 | 1986-12-02 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Circuit for preventing flicker attributable to field signal-frame signal conversion |
-
1985
- 1985-07-18 JP JP60158764A patent/JPS6218881A/ja active Granted
-
1986
- 1986-07-15 US US06/885,780 patent/US4758900A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US4758900A (en) | 1988-07-19 |
JPS6218881A (ja) | 1987-01-27 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |