[go: up one dir, main page]

JPH0370438B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0370438B2
JPH0370438B2 JP63331303A JP33130388A JPH0370438B2 JP H0370438 B2 JPH0370438 B2 JP H0370438B2 JP 63331303 A JP63331303 A JP 63331303A JP 33130388 A JP33130388 A JP 33130388A JP H0370438 B2 JPH0370438 B2 JP H0370438B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
circuit
emphasis
reproduced
carrier color
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP63331303A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01258579A (ja
Inventor
Takuya Tsushima
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Victor Company of Japan Ltd filed Critical Victor Company of Japan Ltd
Priority to JP63331303A priority Critical patent/JPH01258579A/ja
Publication of JPH01258579A publication Critical patent/JPH01258579A/ja
Publication of JPH0370438B2 publication Critical patent/JPH0370438B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野) 本発明は映像信号再生装置に係り、輝度信号及
び搬送色信号が多重して記録された磁気記録媒体
を再生した再生輝度信号及び再生搬送色信号のう
ちの少なくともいずれか一方の信号を時間軸方向
の周波数特性にデイエンフアシスして雑音が低減
されたもとの映像信号を復元する映像信号再生装
置に関する。 (従来の技術) 第1図は一般的な映像信号記録再生装置の映像
回路系の概略のブロツク系統図を示す。同図中、
入力端子1に入来した記録されるべき映像信号
(特に輝度信号)はプリエンフアシス回路2に供
給され、ここで高域周波数成分が増強された後
FM変調回路3に供給され、ここで映像信号のシ
ンクチツプレベル及びホワイトピークレベル夫々
が所定の周波数となるような周波数変調を受け
る。FM変調回路3から取り出されたFM映像信
号(被変調波)は記録増幅器(図示せず)等を経
て磁気ヘツド4に供給され、これにより磁気テー
プ5上に記録される。 一方、再生時には磁気ヘツド6により磁気テー
プ5上の既記録FM映像信号が再生され、再生増
幅器(図示せず)等を経てFM復調回路7により
FM復調された後デイエンフアシス回路8に供給
される。デイエンフアシス回路8はプリエンフア
シス回路2で増強された高周波数成分を減衰して
もとに戻すために設けられており、その出力再生
映像信号は出力端子9より取り出される。 周知のように、FM映像信号は高域周波数成分
ほどS/N(信号対雑音比)が劣化するので、プ
リエンフアシス回路2により高域周波数成分をレ
ベル増強してその周波数に対する変調度を高める
ことによつて高域周波数のS/Nを改善すること
ができる。 ここで、従来はプリエンフアシス回路2として
第2図Aに示すCRを用いたフイルタにより構成
して入力映像信号に対し同図Bに示す如く周波数
2以上の高周波数成分に対して低周波数成分を減
衰し、他方デイエンフアシス回路8として第3図
Aに示すCRを用いたフイルタにより構成して、
同図Bに示す如く入力映像信号に対して周波数1
以上の高周波数成分を低周波数成分よりも抑圧す
る特性を付与することが行なわれていた。ここで
第2図Bに示すプリエンフアシス特性と第3図B
に示すデイエンフアシス特性とは夫々互いに相補
的な特性とされている。 (発明が解決しようとする問題点) ところで、従来装置のプリエンフアシス回路2
及びデイエンフアシス回路8は、第4図に示す画
面10内のP点の信号に対し、F・Eで示す如く
同じ水平走査線上の少しずつ位置的に遅れた複数
の信号(P点よりも左側に表示される信号)を差
し引いたり、又は加算したりしており、またバツ
クワード型トランスバーサルフイルタを使用した
場合は第4図にB・Eで示す如くP点よりも右側
に表示される同じ水平走査線上の少しずつ位置的
に進んだ複数の信号を差し引いたり、又は加算し
ており、いずれも1水平走査線内の信号間でプリ
エンフアシス又はデイエンフアシスを行なつてい
る(これを便宜上、「水平エンフアシス」いうも
のとする)。このため、画面水平方向の高周波数
の雑音を低減できるのみであつた。 また、プリエンフアシス回路2は高域周波数成
分を相対的に増強するので、例えば第5図Aに示
すような波形をプリエンフアシスすると、その出
力信号波形は同図Bに示す如くオーバーシユート
を生ずる。オーバーシユートを起した黒から白へ
の立上り部分では、FM変調回路3の出力FM信
号の瞬時周波数が極めて高くなり、このFM信号
が磁気テープ5に記録,再生されると、上記のオ
ーバーシユートが或る一定レベルを越えた場合
は、FM復調回路7の入力段のリミツタのスライ
ス域をはずれてリミツタ出力に信号の欠如部分を
生じ、これがFM復調回路7では低い周波数とし
てFM復調される結果、FM復調出力が黒に落ち
込んでしまう、所謂反転現象が生ずることが知ら
れている。 このため、従来はオーバーシユートの先端の振
幅が所定値以上にならないようにクリツプする回
路がFM変調回路3の入力段に設けられていた
が、従来は水平エンフアシスであつたため、雑音
低減効果は十分ではなく、S/N比をより良くし
ようとするためにはクリツプを深くかけざるを得
ず、このため波形の立上り、立下りのエツジにお
いて何らかの画質劣化を伴うという問題点があつ
た。 他方、再生搬送色信号についてはライン相関性
を利用してノイズを低減することが従来行なわれ
ていたが、この従来回路はライン相関性の無い再
生搬送色信号に対しては、ノイズと共にライン相
関性の無い信号成分も入力再生搬送色信号から減
算されてしまうため、垂直解像度が劣化するとい
う問題点があつた。 そこで、本発明は再生された輝度信号及び搬送
色信号のうちの少なくともいずれか一方の信号に
対してその時間軸方向の周波数特性にデイエンフ
アシスを行なうことにより、上記の輝度信号、搬
送色信号のノイズ低減に関する夫々の問題点のい
ずれか一方を少なくとも解決した映像信号再生装
置を提供することを目的とする。 (問題点を解決するための手段) 本発明は、再生信号処理回路から取り出された
もとの信号形態の再生輝度信号及び再生搬送色信
号のうちの少なくともいずれか一方の信号に対し
て、時間軸方向の周波数の高域成分が低減成分に
比し入力信号の振幅に無関係に又は関連して相対
的にレベル減衰された特性を付与するデイエンフ
アシス回路を設けたものであり、以下その各実施
例について第6図以下の図面と共に説明する。 (実施例) 第6図は本発明装置の第1実施例のブロツク系
統図を示す。同図中、入力端子11に入来した標
準テレビジヨン方式(NTSC方式又はPAL方式)
のカラー映像信号は、低域フイルタ12に供給さ
れて輝度信号を分離波される一方、帯域フイル
タ13に供給されて搬送色信号を分離波され
る。輝度信号は本実施例の要部をなす後述するプ
リエンフアシス回路14に供給され、ここで時間
軸方向の周波数(以下、「時間周波数」というも
のとする)の高域成分が低域成分に比し入力信号
の振幅に無関係に、又は振幅に応じて相対的にレ
ベル増強される。プリエンフアシス回路14より
取り出された輝度信号は記録輝度信号処理回路1
5に供給され、ここで例えば周波数変調(FM)
等の所定の信号処理を受ける。 一方、搬送色信号は記録搬送色信号処理回路1
6に供給され、例えば上記FM輝度信号の周波数
帯域よりも低域側に帯域が重ならないように周波
数変換され、かつ、その周波数変換の際に再生時
の隣接トラツクからのクロストーク対策のための
色副搬送波の位相推移処理を受ける。記録輝度信
号処理回路15及び記録搬送色信号処理回路16
により夫々上記した所定の信号処理を受けて所定
の信号形態に変換されて取り出された輝度信号及
び搬送色信号は記録増幅器17に供給され、ここ
で夫々混合及び増幅された後、記録用回転ヘツド
18により磁気テープ19に記録される。 一方、再生時には再生用回転ヘツド20により
磁気テープ19上の既記録信号が再生され、その
再生信号は前置増幅器21を通して高域フイルタ
22、低域フイルタ23に供給される。高域フイ
ルタ22により例えばFM輝度信号が分離波さ
れて再生輝度信号処理回路24によりもとの帯域
の輝度信号に復調される。一方、低域フイルタ2
3により例えば低域変換されて記録されていた搬
送色信号が、再生信号中より分離波され、この
搬送色信号は再生搬送色信号処理回路25に供給
され、ここでもとの信号形態(帯域,位相等)に
戻されて再生搬送色信号となる。 上記の再生輝度信号は本実施例の要部をなす後
述するデイエンフアシス回路26に供給され、こ
こでプリエンフアシス回路14と相補的な時間周
波数対レベル特性が付与されて、プリエンフアシ
スされる前のもとの波形に復元される。このデイ
エンフアシス回路26の出力再生輝度信号は、再
生搬送色信号処理回路25よりの再生搬送色信号
と混合される。これにより、混合回路27より出
力端28へは画面内エンフアシス(水平エンフア
シス,垂直エンフアシス)で取ることのできない
ノイズ成分も低減された再生カラー映像信号が取
り出される。 本実施例は、時間周波数対レベル特性をデイエ
ンフアシス回路26によりデイエンフアシスする
ようにしているので、再生輝度信号のS/N比を
改善することができ、またデイエンフアシス回路
26によつて劣化する時間周波数対レベル特性
は、予め記録系に設けられたプリエンフアシス回
路14により強調されて記録されているので、デ
イエンフアシス回路26からはS/N比が改善さ
れ、かつ、時間周波数対レベル特性の劣化が無い
再生輝度信号が取り出される。 また、後述する如く、プリエンフアシス回路1
4及びデイエンフアシス回路26が、その時間周
波数対レベル特性が入力信号の振幅に応じて変化
するように非直線特性を有している場合は、上記
の時間周波数にプリエンフアシス及びデイエンフ
アシスをかけると、静止画又は低速で動く動画に
関しては問題ないが、高速で動く動画又は画面の
切換えなどのときにはオーバーシユートが発生
し、水平,垂直エンフアシスと同様に、ホワイト
クリツプやダーククリツプで棄てられる情報によ
つて画質の劣化が起こるが、この棄てられる情報
を少なくすることができるので、画面の切換え時
点などのエツジの後の画質の劣化を改善すること
ができる。また、現行のVTRとの互換も可能と
なる。 次に、本発明装置の第2実施例について説明す
る。第7図は本発明装置の第2実施例のブロツク
系統図を示す。同図中、第6図と同一構成部分に
は同一符号を付し、その説明を省略する。上記の
第1実施例は輝度信号の記録再生経路にプリエン
フアシス回路11とデイエンフアシス回路26と
を夫々設けていたのに対し、本実施例は搬送色信
号の記録再生経路にプリエンフアシス回路29と
デイエンフアシス回路30を設けた点に特徴を有
する。すなわち、プリエンフアシス回路29は搬
送色信号の時間周波数の高域成分を低域成分に比
し入力信号の振幅に無関係に、又は振幅に応じて
相対的にレベル増強して記録搬送色信号処理回路
16に供給する。また、デイエンフアシス回路3
0は、再生搬送色信号処理回路25から取り出さ
れた再生搬送色信号に対して、プリエンフアシス
回路29とは相補的な時間周波数対レベル特性を
付与して出力する。 これにより、本実施例によれば、第1実施例に
おける輝度信号のS/N比改善効果と同様のS/
N比改善効果が搬送色信号について得られる。 次にプリエンフアシス回路14及びデイエンフ
アシス回路26の各実施例について説明する。第
8図はプリエンフアシス回路14の第1実施例の
ブロツク系統図を示す。同図中、入力端子32に
入来した輝度信号は加算回路33及び減算回路3
4に夫々供給される。加算回路33より取り出さ
れた輝度信号は遅延回路35に供給される。遅延
回路35は、入力輝度信号がNTSC方式、PAL
方式いずれのカラー映像信号より分離した輝度信
号である場合も、2mフイールド又は(2m+1)
フイールド+0.5H又は(2m+1)フイールド−
0.5Hの遅延時間を有している(ただし、mは0,
1,2,…で、Hは1水平走査期間を示す。以下
同じ)。これは、NTSC方式カラー映像信号の輝
度信号は1フイールドが262.5H(PAL方式では
312.5H)であり、奇数フイールドの遅延では
0.5H位相がずれるので、遅延時間を1フイール
ドの自然数倍の期間又はこれに極めて近似した期
間で、かつ、水平走査期間の自然数倍の期間とす
るためである。 遅延回路35より取り出された遅延輝度信号
は、係数O1(例えば0.76)を乗ずる係数回路36
により減衰されてから加算回路33に供給され、
ここで入力端子32よりの輝度信号と加算合成さ
れた後、再び遅延回路35に供給される。また遅
延回路35の出力遅延輝度信号は係数O2(例えば
0.14)を乗ずる係数回路37を通して減算回路3
4に供給される。減算回路34は入力端子32よ
りの入力輝度信号から係数回路37よりの約1フ
イールドの自然数倍の期間前の輝度情報を差し引
く動作を行なつて、入力輝度信号の時間周波数の
高域成分が低域成分に比し相対的にレベル増強さ
れたプリエンフアシス特性が付与された輝度信号
(被プリエンフアシス輝度信号)を出力端子38
へ出力する。 第9図はデイエンフアシス回路26の第1実施
例のブロツク系統図を示す。同図において、入力
端子39にはもとの信号形態に変換された再生輝
度信号が入来する。ただし、この再生輝度信号は
前記プリエンフアシス特性が付与されている。こ
の再生輝度信号は加算回路40を通して遅延回路
42に供給される一方、加算回路41に供給され
る。遅延回路42は遅延回路35と同一の遅延時
間に選定されており、その遅延再生輝度信号を係
数N1(例えば0.87)を乗ずる係数回路43を通し
て加算回路10に供給する一方、係数N2(例えば
0.18)を乗ずる係数回路44を通して加算回路4
1に供給する。加算回路40の出力信号は遅延回
路42に供給され、加算回路41の出力信号は出
力端子45へ出力される。 ここで、出力端子45の出力信号は、入力再生
輝度信号の時間周波数の高域成分が低域成分に比
し相対的にレベル減衰された特性で、かつ、上記
第8図図示のプリエンフアシス回路の特性と相補
的な特性が付与された再生輝度信号(被デイエン
フアシス再生輝度信号)であり、プリエンフアシ
ス回路の入力端子32の入力輝度信号と同様の波
形に復元された再生輝度信号である。 第8図に示すプリエンフアシス回路14と第9
図に示すデイエンフアシス回路26とを夫々比較
すると明らかなように、両回路は略同様の回路構
成であり、係数回路36,37,43,44の係
数O1,O2,N1,N2が異なる点と、減算回路34
に対応する回路がデイエンフアシス回路26では
加算回路である点が異なるだけである。よつて、
以下の説明では必要に応じてデイエンフアシス回
路26又は30の図示は省略するものとする。 第10図はプリエンフアシス回路14の第2実
施例のブロツク系統図を示す。同図中、第8図と
同一構成部分には同一符号を付し、その説明を省
略する。係数回路47は加算回路33より遅延回
路35へ供給される輝度信号の一部が分岐されて
供給され、この入力信号に係数P2(例えば0.14)
を乗じて減算回路34へ供給する。また係数回路
46は遅延回路35の出力遅延輝度信号に係数
P1(例えば0.76)を乗じて加算回路33へ出力す
る。本実施例は第8図に示すプリエンフアシス回
路14の第1実施例に比し、入力端子32より減
算回路34を通して出力端子38に到る信号経路
に遅延回路35が設けられていない。 なお、この第10図に示すプリエンフアシス回
路と相補的な特性をもつデイエンフアシス回路
は、第10図と同様の構成であり、係数回路4
6,47に夫々相当する係数回路の係数が例えば
0.87,0.18に選定され、また減算回路34に相当
する回路が加算回路となる点が異なるだけである
ので、図示は省略する。 次にプリエンフアシス回路14の第3実施例に
ついて第11図と共に説明する。第11図中、第
10図と同一構成部分には同一符号を付し、その
説明を省略する。第11図において、係数回路4
8は加算回路33の出力信号に対して係数K2(例
えば約0.24)を乗じて減算回路34へ出力する回
路で、第10図の係数回路47に相当する。減算
回路34より取り出された輝度信号は非直線回路
49に供給される。非直線回路49は例えば入力
信号の振幅を一定値に制限する振幅制限器であ
り、この一定値よりも小なる振幅の入力信号に対
しては振幅制限を行なうことなくそのまま通過出
力させるよう構成されている。非直線回路49よ
り取り出された信号は、係数回路50により係数
K3(例えば約1.3)を乗じられた後、加算回路51
に供給され、ここで入力輝度信号と加算合成され
て出力端子52へ出力される。 これにより、出力端子52には、入力輝度信号
に対して、その時間周波数の高域成分が低域成分
に比し、入力信号の振幅に応じて相対的にレベル
増強された非直線プリエンフアシス特性が付与さ
れた輝度信号が付与される。すなわち、本実施例
は、フイードフオワード型のプリエンフアシス回
路である点は第8図,第10図に示すプリエンフ
アシス回路14の第1,第2実施例と同じである
が、本実施例は、第1及び第2実施例が直線プリ
エンフアシス特性を得ていたのに対し、非直線プ
リエンフアシス特性を得ている点が異なる。 なお、この第11図に示すプリエンフアシス回
路14と相補的な特性を示すデイエンフアシス回
路26の構成は、係数回路48,50に相当する
係数回路の係数が例えば0.13,0.57であり、係数
回路46に相当する係数回路の係数が例えば0.87
であり、また加算回路51の代りに入力再生輝度
信号から係数回路の出力信号を差し引く減算回路
を使用する以外は第11図と同様の回路構成で構
成される。 以上は輝度信号の伝送路に設けられたプリエン
フアシス回路14、デイエンフアシス回路26の
各実施例であるが、次に搬送色信号の伝送路に設
けられたプリエンフアシス回路29、デイエンフ
アシス回路30の各実施例について説明する。第
12図はプリエンフアシス回路29の第1実施例
のブロツク系統図を示す。同図中、入力端子55
に入来した搬送色信号は、演算回路56を通して
遅延回路58に供給される一方、減算回路57に
供給される。ここで、入力搬送色信号がNTSC方
式カラー映像信号から分離した搬送色信号である
ものとすると、その色副搬送波周波数は周知の如
く、水平走査周波数の227.5倍であり、0.5の端数
のために色副搬送波は1Hの始めと終りでは位相
が0.5周期、すなわち180゜異なつている。また1
フイールドは262.5Hであり、互いに奇数フイー
ルドの時間差を有する搬送色信号の位相は0.5H
ずれることとなる。しかして、演算回路56(後
述の64も同様)で演算される2信号は同相で位
相相ずれなく加算される必要がある。 従つて、遅延回路58の遅延時間と演算回路5
6の演算が加算であるか減算であるかの関係は次
の如くになる。まず遅延時間が4mフイールド
(=2mフレーム)であるときは、4mフイールド
は1050mHで偶数Hだから演算回路56は加算動
作を行なうように設定される。次に遅延時間が
(4m+1)フイールド−0.5Hであるとき、又は
(4m+3)フイールド+0.5Hであるときは、
いずれも遅延時間はHの偶数倍となるから演算回
路56は加算動作を行なうように設定される。こ
れに対して、遅延回路58の遅延時間を(4m
+1)フイールド+0.5H,(4m+2)フイー
ルド(=2m+1フレーム)及び(4m+3)フ
イールド−0.5Hのいずれか一の遅延時間に選定
した場合は、遅延時間はHの奇数倍となるから、
演算回路56は減算動作を行なうように設定され
る。 上記〜のうちいずれか一の遅延時間に選定
されている遅延回路58より取り出された搬送色
信号は、係数回路59により前記係数回路36と
同一の係数O1を乗じられた後、位相調整器60
を通して演算回路56に供給され、ここで前記し
た如く、加算又は減算される。位相調整器60は
遅延回路58により前記〜のうち−の遅延時
間が正確に得られれば不要な回路である。しか
し、遅延回路58により実際に得られる遅延時間
は、正確な所定の遅延時間ではなく誤差が生じて
いるので、この誤差を生じさせたまま(位相調整
を行なうことなく)演算回路56に供給すると、
等価的に係数O1が所定値とは異なつた値の係数
を乗じたかの如くに動作するので、所要のプリエ
ンフアシス特性が得られない。 そこで、位相調整器60により係数回路59の
出力信号の位相を、1フイールドの自然数倍又は
その近傍の期間であつて、Hの自然数倍の期間、
正確に遅延された搬送色信号の位相と同一となる
ように調整することにより、所要のプリエンフア
シス特性が得られる。 一方、遅延回路58の出力遅延搬送色信号は、
係数回路61に供給され、ここで前記係数O2
同一の係数が付与された後、減算回路57に供給
される。減算回路57は、入力端子55の入力搬
送色信号から係数回路61の出力搬送色信号を差
し引く減算動作を行なつて得た信号を被プリエン
フアシス搬送色信号として出力端子62へ出力す
る。この出力信号は、入力搬送色信号の時間周波
数の高域成分が低域成分に比し相対的にレベル増
強されたプリエンフアシス特性が付与された搬送
色信号であり、プリエンフアシス回路29の出力
信号(被プリエンフアシス搬送色信号)として出
力される。 第13図はデイエンフアシス回路30の第1実
施例のブロツク系統図を示す。同図において、入
力端子63にはもとの帯域に戻された再生搬送色
信号が入来し、この再生搬送色信号は減算回路6
4及び加算回路69に夫々供給される。演算回路
64の出力信号は前記遅延回路58と同一の遅延
時間をもつ遅延回路65、係数回路66及び位相
調整器67を夫々通して演算回路64に帰還入力
される一方、係数回路68を経て加算回路69に
供給される。位相調整器67は位相調整器60と
同様に正確な遅延出力を得るために位相調整を行
なう回路である。また係数回路66の係数N1
例えば0.87、係数回路68の係数N2は例えば0.18
である。 加算回路69は入力端子63よりの再生搬送色
信号と係数回路68よりの再生搬送色信号との加
算を行なつて得た信号を出力端子70へ出力す
る。この出力信号は、入力再生搬送色信号の時間
周波数の高域成分が低域成分に比し相対的にレベ
ル減衰されたデイエンフアシス特性が付与された
再生搬送色信号(被デイエンフアシス再生搬送色
信号)である。また、このデイエンフアシス特性
は前記プリエンフアシス特性のレベル増強分だけ
レベル減衰するようなプリエンフアシス特性に対
して丁度相補的な特性である。 次にプリエンフアシス回路29の第2実施例に
つき説明するに、第14図はプリエンフアシス回
路29の第2実施例のブロツク系統図を示す。同
図中、第12図と同一構成部分には同一符号を付
し、その説明を省略する。係数回路71は遅延回
路58の出力遅延搬送色信号に係数P1を乗じた
信号を位相調整器60を通して演算回路56へ供
給する。また係数回路72は演算回路56より遅
延回路58へ供給される搬送色信号の一部が分岐
されて供給され、この入力信号に係数P2を乗じ
て減算回路57へ供給する。これにより、減算回
路57より第12図と同様の被プリエンフアシス
搬送色信号が取り出される。本実施例は、第12
図に示したプリエンフアシス回路29の第1実施
例に比し、入力端子55より演算回路56、係数
回路72、減算回路57を経て出力端子62に到
る信号経路には遅延回路58が設けられていな
い。 なお、この第14図に示すプリエンフアシス回
路と相補的な特性をもつデイエンフアシス回路
は、第14図と同様の構成であり、係数回路7
1,72に夫々相当する係数回路の係数が例えば
0.87,0.18に選定され、また減算回路57に相当
する回路が加算回路となる点が異なるだけである
ので、図示は省略する。 次に、プリエンフアシス回路29の第3実施例
について第15図と共に説明する。第15図中、
第14図と同一構成部分には同一符号を付し、そ
の説明を省略する。第15図において、係数回路
73は演算回路56の出力信号に対して係数K2
(例えば約0.24)を乗じて減算回路57へ出力す
る回路で、第14図の係数回路72に相当する。
減算回路57より取り出された搬送色信号は非直
線回路74に供給される。非直線回路74は非直
線回路49と同様に例えば入力信号の振幅を一定
値に制限する振幅制限器であり、この一定値より
も小なる振幅の入力信号に対しては振幅制限を行
なうことなくそのまま通過出力させるよう構成さ
れている。非直線回路74より取り出された信号
は、係数回路75により係数K3(例えば約1.3)を
乗じられた後、加算加算76に供給され、ここで
入力搬送色信号と加算合成されて出力端子77へ
出力される。 これにより、出力端子77には、入力搬送色信
号に対して、その時間周波数の高域成分が低域成
分に比し、入力信号の振幅に応じて相対的にレベ
ル増強された非直線プリエンフアシス特性が付与
された搬送色信号が付与される。すなわち、本実
施例は、フイードフオワード型のプリエンフアシ
ス回路である点は第12図,第14図に示すプリ
エンフアシス回路29の第1,第2実施例と同じ
であるが、本実施例は、第1及び第2実施例が直
線プリエンフアシス特性を得ていたのに対し、非
直線プリエンフアシス特性を得ている点が異な
る。 なお、この第15図に示すプリエンフアシス回
路29と相補的な特性を示すデイエンフアシス回
路30の構成は、係数回路73,75に相当する
係数回路の係数が例えば0.13,0.57であり、係数
回路71に相当する係数回路の係数も異なる値と
され、また加算回路76の代りに入力再生搬送色
信号から係数回路の出力信号を差し引く減算回路
を使用する以外は第14図と同様の回路構成で構
成される。 以上のプリエンフアシス回路14,29、デイ
エンフアシス回路26,30の各実施例は、いず
れもフイードフオワード型であつたが、次にフイ
ードバツク型のプリエンフアシス回路及びテイエ
ンフアシス回路について説明する。第16図はプ
リエンフアシス回路29とデイエンフアシス回路
30を夫々同一の回路を共用して構成した一実施
例のブロツク系統図を示す。再生時の動作につき
まず説明するに、再生時には、スイツチ81,8
3,93及び94は夫々接点P側へ切換接続され
る。これにより、入力端子80に入来した再生搬
送色信号は、スイツチ81、演算回路84、遅延
回路85、係数回路86及び位相調整器87を
夫々通して演算回路84に供給され、ここでスイ
ツチ81よりの1フイールドの自然数倍の期間に
略等しく、かつ、Hの自然数倍の期間後の再生搬
送色信号と減算又は加算される。演算回路84の
出力信号は遅延回路85に供給される一方、係数
回路88を通して演算回路89に供給され、ここ
でスイツチ81よりの再生搬送色信号と減算され
た後、更に非直線回路90及び係数回路91を通
して演算回路92に供給され、ここでスイツチ8
1よりの再生搬送色信号と減算される。従つて、
減算回路92からは、非直線デイエンフアシス特
性が付与された再生搬送色信号が取り出され、ス
イツチ94を通して出力端子95へ出力される。
本実施例によれば、非直線回路を有することによ
つて、デイエンフアシス回路によりもとの波形に
完全に復元できない割合を軽減することができる
(例えば差動増幅器82のゲインをGとすると、
1/Gのずれしかない)。 一方、記録時にはスイツチ81,83,93,
及び94は夫々接点R側に接続される。これによ
り、入力端子80に入来した搬送色信号は、スイ
ツチ81、差動増幅器82、スイツチ83、演算
回路84、遅延回路85、係数回路86及び位相
調整器87を夫々通して演算回路84に供給され
る。遅延回路85の遅延時間と演算回路84の減
算動作との関係は、前記遅延回路58の遅延時間
と演算回路56の加減算動作と同じである。この
演算回路64から取り出された搬送色信号は遅延
回路85に供給される一方、係数回路88を夫々
通して減算回路89に供給され、ここでスイツチ
83よりの搬送色信号と減算された後非直線回路
90に供給される。 非直線回路90は非直線回路49,74と同一
構成とされており、減算回路89の出力搬送色信
号は一定値よりも大振幅部分は振幅制限されて取
り出され、更に係数回路91を通して減算回路9
2に供給され、ここでスイツチ83よりの搬送色
信号と減算される。この回路は再生時のデイエン
フアシス回路をフイードバツクループ中に入れる
ことで、その逆特性のプリエンフアシス特性を得
ている。従つて、差動増幅器82よりスイツチ9
4を通して出力端子95へ出力される信号は、第
15図と同様に非直線プリエンフアシスされた搬
送色信号となる。なお、係数回路86,88及び
94の各係数L1,L2及びL3は夫々例えば0.87,
0.13及び0.57に選定される。 以上説明した本発明装置におけるプリエンフア
シス回路及びデイエンフアシス回路の各実施例の
回路形式と、その形式に対応する実施例が示され
ている図番との関係についてまとめると、次表に
示す如くになる。
【表】 なお、上記表中、a〜cの部分で示されるプリ
エンフアシス回路,デイエンフアシス回路の図示
は省略したが、これらの回路も本発明装置に包含
されるものである。例えば、cのプリエンフアシ
ス回路及びデイエンフアシス回路は、第16図に
示した回路から、非直線回路90、係数回路91
及び減算回路92よりなる回路部を削除し、係数
回路89の出力端子をスイツチ93の接点R及び
スイツチ94の接点Pに接続する(係数L1,L2
を第13図のN1とN2と同じにする)ことにより
構成することができる。また、bの欄のプリエン
フアシス回路及びデイエンフアシス回路は、第1
6図から位相調整器87を削除し、また遅延回路
85の遅延時間を遅延回路35と同一の遅延時間
とし、更に演算回路84は加算回路とし、入力端
子80に輝度信号を入力される構成となる。更
に、aで示す欄のプリエンフアシス回路及びデイ
エンフアシス回路の構成は、b及びcの欄のプリ
エンフアシス回路及びデイエンフアシス回路の上
記の説明から容易に類推できるので説明は省略す
る。 なお、第16図において、差動増幅器82のフ
イードバツクループに、第15図に示した構成の
プリエンフアシス回路を入れて、デイエンフアシ
ス特性を得ることもできる。 (応用例) なお、本発明は上記の各実施例に限定されるも
のではなく、輝度信号伝送路にプリエンフアシス
回路14、デイエンフアシス回路26を有し、か
つ、搬送色信号伝送路にプリエンフアシス回路2
9、デイエンフアシス回路30を有するよう構成
してもよい(すなわち、輝度信号と搬送色信号の
両方に夫々別々にプリエンフアシス,デイエンフ
アシスを行なうようにしてもよい)。また、第6
図の第1実施例では搬送色信号に対して、第7図
の実施例では輝度信号に対して、垂直方向の空間
周波数についてプリエンフアシス及びデイエンフ
アシスを行なうようにしてもよい。第7図の輝度
信号については更に水平エンフアシスをしてもよ
い。 また、遅延回路35,42,58,65,85
の各遅延時間は、1フイールドの自然数倍の期間
付近で、かつ、Hの自然数倍の期間であるものと
して説明したが、この遅延時間に数Hの時間を加
減算し、更には同じフイールドの相隣る2本の水
平走査線の画面上での垂直方向の距離(間隔)だ
け水平方向に走査するのに要する時間180nsより
も短い任意の時間加減算した遅延時間を得ること
により、時間軸方向及び画面垂直方向に対して斜
め方向のエンフアシスを行なうこともできる。上
記の遅延時間は遅延回路35等の遅延時間をその
ように選定してもよく、又は位相調整器60,6
7,87を調整して得てもよい。 更にPAL方式カラー映像信号にも適用するこ
とができ、その場合はプリエンフアシス回路29
内の遅延回路58、及びデイエンフアシス回路3
0内の遅延回路65、更には遅延回路85の各遅
延時間と演算回路56,64,84の加減算動作
とは次の如くになる。これは、PAL方式の搬送
色信号は2つの色差信号のうち一方の色差信号の
搬送波が1H毎に反転し、かつ、1Hにつき約1/4
Hずつオフセツトし、更にフレーム毎に位相が反
転するからであり、また、時間周波数についてプ
リエンフアシス,デイエンフアシスを行なうには
1フイールドの自然数倍の期間に極めて近似した
時間に選定される必要があるからである。 遅延時間を8mフイールド(ただし、m=0,
1,2,…),(8m+1)フイールド+1.5H,
(8m+2)フイールド−1.0H,(8m+3)
フイールド+0.5H,(8m+4)フイールド±
2.0H,(8m+5)フイールド−0.5H,
(8m+6)フイールド+1.0H,及び(8m+7)
フイールド−1.5Hの場合は入出力同相になるの
で演算回路56,64,84は加算動作となる。 一方、遅延時間を8mフイールド±2H,
(8m+1)フイールド−0.5H,(8m+2)フ
イールド+1.0H,(m+3)フイールド−
1.5H,(8m+4)フイールド,(8m+5)
フイールド+1.5H,(8m+6)フイールド−
1.0H,及び(8m+7)フイールド+0.5Hの場
合は入出力逆相となるので演算回路56,64,
84は減算動作となる。 (発明の効果) 上述の如く、本発明装置によれば、再生輝度信
号及び輝度信号搬送色信号のうちの少なくともい
ずれか一方の信号に対して時間軸方向の周波数特
性のデイエンフアシスを行なつているので、次の
ような特長を有するものである。 映像信号の水平,又は垂直方向の空間周波数
に無関係なデイエンフアシスを行なえるので、
水平方向,垂直方向等の画面内デイエンフアシ
スで除去することのできないノイズに対しても
ノイズ低減効果があり、従つて再生輝度信号及
び/又は再生搬送色信号のS/N比を改善する
ことができ、垂直解像度を劣化させることがな
い。 入力信号の振幅に応じて大振幅の場合は時間
軸方向のデイエンフアシスをあまり行なわない
ような非直線デイエンフアシスを行なつている
ので、上記デイエンフアシスによつて高速で動
く動画又は画面の切換えなどのときに発生する
オーバーシユート量を減らすことができ、よつ
てホワイトクリツプ,ダーククリツプにより棄
てられる情報を少なくすることができるため、
エツジ(画面の切換え時点など)の後の画質の
劣化を少なくすることができる。 上記の非直線デイエンフアシス回路を備えた
再生装置においては、輝度信号,搬送色信号の
振幅はそれほど減衰されて再生されないから、
現行のVTRにより記録された磁気テープから
再生した輝度信号や搬送色信号を非直線デイエ
ンフアシス回路を通しても実質上殆ど問題なく
略原信号波形に復元することができ、よつて現
行のVTRと互換再生ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は一般的な映像信号記録再生装置の映像
回路系の概略を示すブロツク系統図、第2図A,
Bは夫々従来のプリエンフアシス回路及びその周
波数特性を示す図、第3図A,Bは夫々従来のデ
イエンフアシス回路及びその周波数特性を示す
図、第4図は従来のプリエンフアシス,デイエン
フアシス方法を説明する図、第5図A,Bは従来
のプリエンフアシス回路の入力信号及び出力信号
波形を示す図、第6図及び第7図は夫々本発明装
置の各実施例を示すブロツク系統図、第8図、第
10図及び第11図は夫々第6図図示ブロツク系
統中のプリエンフアシス回路の第1乃至第3実施
例を示すブロツク系統図、第9図は第6図図示ブ
ロツク系統中のデイエンフアシス回路の第1実施
例を示すブロツク系統図、第12図,第14図及
び第15図は夫々第7図図示ブロツク系統中のプ
リエンフアシス回路の第1乃至第3実施例を示す
ブロツク系統図、第13図は第7図図示ブロツク
系統中のデイエンフアシス回路の第1実施例を示
すブロツク系統図、第16図は本発明装置の要部
の他の実施例を示すブロツク系統図である。 2……プリエンフアシス回路、5,19……磁
気テープ、8……デイエンフアシス回路、11…
…カラー映像信号入力端子、12,23……低域
フイルタ、13……帯域フイルタ、14……輝度
信号用プリエンフアシス回路、15……記録輝度
信号処理回路、16……記録搬送色信号処理回
路、24……再生輝度信号処理回路、25……再
生搬送色信号処理回路、26……再生輝度信号用
デイエンフアシス回路、28……再生カラー映像
信号出力端子、29……搬送色信号用プリエンフ
アシス回路、30……再生搬送色信号用デイエン
フアシス回路、32……輝度信号入力端子、3
4,57,89,92……減算回路、35,4
2,58,65,85……遅延回路、36,3
7,43,44,46,47,48,50,5
9,61,66,68,71,72,73,7
5,86,88,91……係数回路、38,52
……被プリエンフアシス輝度信号出力端子、39
……再生輝度信号入力端子、45……再生被デイ
エンフアシス輝度信号出力端子、49,74,9
0……非直線回路、55……搬送色信号入力端
子、56,64,84……演算回路、60,6
7,87……位相調整器、62……被プリエンフ
アシス搬送色信号出力端子、63……再生搬送色
信号入力端子、70,77……被デイエンフアシ
ス再生搬送色信号出力端子、80……入力端子、
82……差動増幅器、95……出力端子。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 カラー映像信号より分離された輝度信号及び
    搬送色信号を夫々別々の記録信号処理回路により
    記録再生に適した所定の信号形態に変換した後両
    信号が多重して記録された記録媒体を再生した多
    重信号から夫々所定の信号形態に変換されている
    輝度信号及び搬送色信号を分離した後別々の再生
    信号処理回路を通してもとの信号形態の再生輝度
    信号及び再生搬送色信号を得る映像信号再生装置
    において、上記再生信号処理回路から取り出され
    た上記もとの信号形態の再生輝度信号及び再生搬
    送色信号のうちの少なくともいずれか一方の信号
    に対して、時間軸方向の周波数の高域成分が低域
    成分に比し相対的にレベル減衰された特性を付与
    するデイエンフアシス回路を設けたことを特徴と
    する映像信号再生装置。 2 カラー映像信号より分離された輝度信号及び
    搬送色信号を夫々別々の記録信号処理回路により
    記録再生に適した所定の信号形態に変換した後両
    信号が多重して記録された記録媒体を再生した多
    重信号から夫々所定の信号形態に変換されている
    輝度信号及び搬送色信号を分離した後別々の再生
    信号処理回路を通してもとの信号形態の再生輝度
    信号及び再生搬送色信号を得る映像信号再生装置
    において、上記再生信号処理回路から取り出され
    た上記もとの信号形態の再生輝度信号及び再生搬
    送色信号のうちの少なくともいずれか一方の信号
    に対して、時間軸方向の周波数の高域成分が低域
    成分に比し入力信号の振幅に応じて相対的にレベ
    ル減衰された非直線特性を付与するデイエンフア
    シス回路を設けたことを特徴とする映像信号再生
    装置。
JP63331303A 1988-12-28 1988-12-28 映像信号再生装置 Granted JPH01258579A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63331303A JPH01258579A (ja) 1988-12-28 1988-12-28 映像信号再生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63331303A JPH01258579A (ja) 1988-12-28 1988-12-28 映像信号再生装置

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP58138874A Division JPS6030296A (ja) 1983-07-29 1983-07-29 映像信号記録装置及び映像信号記録再生装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01258579A JPH01258579A (ja) 1989-10-16
JPH0370438B2 true JPH0370438B2 (ja) 1991-11-07

Family

ID=18242178

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63331303A Granted JPH01258579A (ja) 1988-12-28 1988-12-28 映像信号再生装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH01258579A (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01258579A (ja) 1989-10-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH039679B2 (ja)
US4597021A (en) Video recording and reproducing apparatus with noise reduction
US4513311A (en) Video signal processing unit
JPS6355271B2 (ja)
JPH026271B2 (ja)
JPS647552B2 (ja)
JPS6119198B2 (ja)
JPH0515357B2 (ja)
US4758900A (en) Field/frame conversion method for magnetic picture recording with demodulation, interpolation and de-emphasis after conversion
JPH0370438B2 (ja)
JP2584439B2 (ja) 映像信号処理装置
EP0196097A2 (en) Method of field/frame conversion in magnetic picture recording and reproducing
JPH0224308Y2 (ja)
KR900004957B1 (ko) 반송 색신호의 기록 재생 장치
JPH0347037B2 (ja)
JPH0545116B2 (ja)
JP2635647B2 (ja) 映像信号記録再生装置
JPH0797870B2 (ja) 映像信号記録再生装置の輝度信号処理装置
JPH0230948Y2 (ja)
JP2744121B2 (ja) 記録再生装置の信号処理回路
JPH0342755B2 (ja)
JPH0230947Y2 (ja)
JPH059993B2 (ja)
JPH0438196B2 (ja)
JPH0226438B2 (ja)