JPH04216289A - 色信号再生装置 - Google Patents
色信号再生装置Info
- Publication number
- JPH04216289A JPH04216289A JP2402760A JP40276090A JPH04216289A JP H04216289 A JPH04216289 A JP H04216289A JP 2402760 A JP2402760 A JP 2402760A JP 40276090 A JP40276090 A JP 40276090A JP H04216289 A JPH04216289 A JP H04216289A
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- JP
- Japan
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- signal
- circuit
- output
- comb filter
- output signal
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビデオテープレコーダ
(以下、VTRと略記する。)に使用する色信号再生装
置に関する。
(以下、VTRと略記する。)に使用する色信号再生装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、民生用VTRではカラーアンダ方
式の色信号処理が用いられることが多くなってきた。
式の色信号処理が用いられることが多くなってきた。
【0003】従来、この種のVTRに使用されている色
信号再生装置の一例について以下、図面を参照しながら
、説明する。
信号再生装置の一例について以下、図面を参照しながら
、説明する。
【0004】図3は従来のVTR回路に使用されている
色信号再生装置の一例を示すブロック図である。図3に
おいて、再生映像信号は入力端子1に入力され、ローパ
スフィルタ2(以下、LPFと記す。)、自動利得制御
回路3(以下、ACCと記す。)に加えられたのち、平
衡変調器4(以下、BMと記す。)、バンドパスフィル
タ5(以下、BPFと記す。)を通って、選択回路6に
加えられ、その出力はバーストゲート7に加えられる。 一方、BPF5の出力の一部は複合くし形フィルタ9に
伝送され、ここで入力信号は1水平走査期間(以下、1
Hと記す。)だけ遅延させる遅延回路904,905お
よび、第1の演算回路906、第2の演算回路907、
第1のくし形フィルタ908と、第2のくし形フィルタ
909に加えられたのち、出力端子10から出力される
。一方、位相比較器11と、LPF12を通った信号は
、中心周波数4m・fs(mは自然数。fsは低減変換
色副搬送周波数。)の電圧制御発振器13(以下、VC
Oと記す。)に加えられ、その出力はフェイズシフト回
路14(以下、PS回路と記す。)を通って、BM15
に加えられる。また、色副搬送波周波数で発振する水晶
発振回路16(以下、XOSCと記す。)の出力はBM
15に加えられたのち、その出力はBPF17を通って
前記BM4に加えられる。一方、バーストゲート8の出
力は基準電圧18と振幅比較器19で電圧比較されたの
ち、LPF20を通って前記ACC回路3に加えられる
。
色信号再生装置の一例を示すブロック図である。図3に
おいて、再生映像信号は入力端子1に入力され、ローパ
スフィルタ2(以下、LPFと記す。)、自動利得制御
回路3(以下、ACCと記す。)に加えられたのち、平
衡変調器4(以下、BMと記す。)、バンドパスフィル
タ5(以下、BPFと記す。)を通って、選択回路6に
加えられ、その出力はバーストゲート7に加えられる。 一方、BPF5の出力の一部は複合くし形フィルタ9に
伝送され、ここで入力信号は1水平走査期間(以下、1
Hと記す。)だけ遅延させる遅延回路904,905お
よび、第1の演算回路906、第2の演算回路907、
第1のくし形フィルタ908と、第2のくし形フィルタ
909に加えられたのち、出力端子10から出力される
。一方、位相比較器11と、LPF12を通った信号は
、中心周波数4m・fs(mは自然数。fsは低減変換
色副搬送周波数。)の電圧制御発振器13(以下、VC
Oと記す。)に加えられ、その出力はフェイズシフト回
路14(以下、PS回路と記す。)を通って、BM15
に加えられる。また、色副搬送波周波数で発振する水晶
発振回路16(以下、XOSCと記す。)の出力はBM
15に加えられたのち、その出力はBPF17を通って
前記BM4に加えられる。一方、バーストゲート8の出
力は基準電圧18と振幅比較器19で電圧比較されたの
ち、LPF20を通って前記ACC回路3に加えられる
。
【0005】以上のように構成された従来のVTRに使
用されている色信号再生装置について、以下その動作を
説明する。
用されている色信号再生装置について、以下その動作を
説明する。
【0006】入力端子1より入力された再生映像信号は
LPF2を通ることによって、低域変換搬送色信号が抽
出される。この低域変換搬送色信号はACC3で振幅の
自動利得制御がなされたのち、BM4で周波数変換され
る。BM4の出力信号は周波数変換の際に生じた不用成
分をBPF5で除去され、複合くし形フィルタ9に供給
される。そして、複合くし形フィルタ9で隣接トラック
からのクロストークが除去され、再生搬送色信号として
出力端子10より出力される。
LPF2を通ることによって、低域変換搬送色信号が抽
出される。この低域変換搬送色信号はACC3で振幅の
自動利得制御がなされたのち、BM4で周波数変換され
る。BM4の出力信号は周波数変換の際に生じた不用成
分をBPF5で除去され、複合くし形フィルタ9に供給
される。そして、複合くし形フィルタ9で隣接トラック
からのクロストークが除去され、再生搬送色信号として
出力端子10より出力される。
【0007】ここで複合くし形フィルタ9について図2
を用いて説明する。図2は複合くし形フィルタ9を構成
する第1の演算回路906および第2の演算回路907
と1H遅延回路904,905、および加算回路917
、反転回路918の構成を示した一例のブロック図であ
る。上記構成された複合くし形フィルタ9の動作につい
て図2を用いて説明する。入力信号のうち大きい方を出
力するMAX回路911,912,916および、入力
信号のうち小さい方を出力するMIN913,914,
915が設けられている。ここで、第1のくし形フィル
タ908は破線で囲まれた部分で構成され、第2のくし
形フィルタ909は一点鎖線で囲まれた部分で構成され
ている。上記第2のくし形フルタ909では、入力信号
は1H遅れるが、画面の垂直方向に色にじみが発生しな
いような構成になっている。第1のくし形フィルタ90
8では、信号の遅れはないが、画面の垂直方向に色にじ
みが発生する。以上説明した複合くし形フィルタ9の出
力は出力端子902および903から出力される。
を用いて説明する。図2は複合くし形フィルタ9を構成
する第1の演算回路906および第2の演算回路907
と1H遅延回路904,905、および加算回路917
、反転回路918の構成を示した一例のブロック図であ
る。上記構成された複合くし形フィルタ9の動作につい
て図2を用いて説明する。入力信号のうち大きい方を出
力するMAX回路911,912,916および、入力
信号のうち小さい方を出力するMIN913,914,
915が設けられている。ここで、第1のくし形フィル
タ908は破線で囲まれた部分で構成され、第2のくし
形フィルタ909は一点鎖線で囲まれた部分で構成され
ている。上記第2のくし形フルタ909では、入力信号
は1H遅れるが、画面の垂直方向に色にじみが発生しな
いような構成になっている。第1のくし形フィルタ90
8では、信号の遅れはないが、画面の垂直方向に色にじ
みが発生する。以上説明した複合くし形フィルタ9の出
力は出力端子902および903から出力される。
【0008】つぎに、図3の従来の色信号再生装置の説
明にもどる。選択回路6は、標準モード再生時にはBP
F5の出力信号を選択し、長時間モード再生時には第1
のくし形フィルタ908の出力信号を選択してバースト
ゲート7に供給する。バーストゲート7によって搬送色
信号からバースト信号が抽出され、位相比較器11にお
いてXOSC16より出力される色副搬送波周波数の基
準信号と位相比較される。位相比較された位相比較器1
1の出力信号はLPF12で平滑されてVCO13の制
御信号となる。VCO13の出力信号はPS回路14で
分周およびフェイズシフト処理をほどこされてBM15
に供給される。そして、BM15においてXOSC16
の出力信号と乗算され、BPF17を経て、再生周波数
変換の変換のための搬送波してBM4に供給される。こ
のようにして搬送色信号のバースト信号がXOSC16
の出力信号と位相同期するようなAPC(自動位相制御
)ループが構成されている。また一方、選択回路6でB
PF5の出力信号を選択した場合には、第1のくし形フ
ィルタ908は前記APCループの外になる。また、選
択回路6でくし形フィルタ908の出力信号を選択した
場合には、くし形フィルタ908はAPCループ内とな
る。くし形フィルタ908をAPCループ外とした方が
APCの応答は速くなりS/Nが向上するが、長時間モ
ード再生では隣接トラックからの影響が大きく画質劣化
を招くため、APCループ内に含めている。また、長時
間モード再生時に選択回路6が第2のくし形フィルタ9
09を選択しないようになされる理由は、第2のくし形
フィルタ909の出力信号は第1のくし形フィルタ90
8の出力信号より1H遅れるため、APC応答が遅くな
りS/Nが劣化するためである。
明にもどる。選択回路6は、標準モード再生時にはBP
F5の出力信号を選択し、長時間モード再生時には第1
のくし形フィルタ908の出力信号を選択してバースト
ゲート7に供給する。バーストゲート7によって搬送色
信号からバースト信号が抽出され、位相比較器11にお
いてXOSC16より出力される色副搬送波周波数の基
準信号と位相比較される。位相比較された位相比較器1
1の出力信号はLPF12で平滑されてVCO13の制
御信号となる。VCO13の出力信号はPS回路14で
分周およびフェイズシフト処理をほどこされてBM15
に供給される。そして、BM15においてXOSC16
の出力信号と乗算され、BPF17を経て、再生周波数
変換の変換のための搬送波してBM4に供給される。こ
のようにして搬送色信号のバースト信号がXOSC16
の出力信号と位相同期するようなAPC(自動位相制御
)ループが構成されている。また一方、選択回路6でB
PF5の出力信号を選択した場合には、第1のくし形フ
ィルタ908は前記APCループの外になる。また、選
択回路6でくし形フィルタ908の出力信号を選択した
場合には、くし形フィルタ908はAPCループ内とな
る。くし形フィルタ908をAPCループ外とした方が
APCの応答は速くなりS/Nが向上するが、長時間モ
ード再生では隣接トラックからの影響が大きく画質劣化
を招くため、APCループ内に含めている。また、長時
間モード再生時に選択回路6が第2のくし形フィルタ9
09を選択しないようになされる理由は、第2のくし形
フィルタ909の出力信号は第1のくし形フィルタ90
8の出力信号より1H遅れるため、APC応答が遅くな
りS/Nが劣化するためである。
【0009】一方、バーストゲート8では第1のくし形
フィルタ908の搬送色信号出力を入力し、そのバース
ト信号を抽出する。バーストゲート8から抽出されたバ
ースト信号は、振幅比較器19に供給されて基準電圧1
8と振幅比較される。振幅比較器19の出力信号はLP
F20で平滑され、ACC3の制御信号となる。このよ
うにして搬送色信号のバースト信号の振幅が、基準電圧
18であらわされる振幅になるようにACCループが構
成されている。
フィルタ908の搬送色信号出力を入力し、そのバース
ト信号を抽出する。バーストゲート8から抽出されたバ
ースト信号は、振幅比較器19に供給されて基準電圧1
8と振幅比較される。振幅比較器19の出力信号はLP
F20で平滑され、ACC3の制御信号となる。このよ
うにして搬送色信号のバースト信号の振幅が、基準電圧
18であらわされる振幅になるようにACCループが構
成されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の構成
では、、第1のくし形フィルタ908と第2のくし形フ
ィルタ909のくし形フィルター特性が異なるため、そ
れぞれの出力端子903,902で隣接のクロストーク
の除去される状態が異なり、出力端子903,902の
出力信号に含まれる残留クロストーク成分が異なってく
る。このため、入力端子1から入力された再生映像信号
のヘッド出力チャネル間に含有されるクロストーク量が
異なる場合には、第2のくし形フィルタ909の出力端
子902の出力バースト信号の振幅が、ヘッド出力チャ
ネル間で異なってくる。このため、出力端子10の搬送
色信号のバースト信号もチャネル間で振幅が異なってく
る。その結果として、テレビ画面上で画面のちらつき、
すなわちフリッカ現象が発生するという問題があった。
では、、第1のくし形フィルタ908と第2のくし形フ
ィルタ909のくし形フィルター特性が異なるため、そ
れぞれの出力端子903,902で隣接のクロストーク
の除去される状態が異なり、出力端子903,902の
出力信号に含まれる残留クロストーク成分が異なってく
る。このため、入力端子1から入力された再生映像信号
のヘッド出力チャネル間に含有されるクロストーク量が
異なる場合には、第2のくし形フィルタ909の出力端
子902の出力バースト信号の振幅が、ヘッド出力チャ
ネル間で異なってくる。このため、出力端子10の搬送
色信号のバースト信号もチャネル間で振幅が異なってく
る。その結果として、テレビ画面上で画面のちらつき、
すなわちフリッカ現象が発生するという問題があった。
【0011】本発明は上記問題を解決するもので、垂直
方向の色にじみ現象が発生せず、しかも画面上にあらわ
れるフリッカ現象を防止する色信号再生装置を提供する
ことを目的とするものである。
方向の色にじみ現象が発生せず、しかも画面上にあらわ
れるフリッカ現象を防止する色信号再生装置を提供する
ことを目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、搬送色信号を1水平走査期間だけ遅延させ
る第1の遅延回路と、前記第1の遅延回路の出力信号を
1水平走査期間だけ遅延させる第2の遅延回路と、前記
第1の遅延回路に入力される搬送色信号と前記第1の遅
延回路の出力信号とを演算処理する第1の演算回路と、
前記第1の遅延回路に入力される搬送色信号と前記第1
の遅延回路の出力信号と前記第2の遅延回路の出力信号
の3つの信号を演算処理する第2の演算回路とを備え、
前記第1の演算回路の出力信号から抽出したバースト信
号を基準信号と位相比較することによって再生周波数変
換の位相制御を行い、一方、前記第2の演算回路の出力
信号から抽出されたバースト信号を基準電圧と振幅比較
して再生信号の振幅制御を行うようにしたものである。
するために、搬送色信号を1水平走査期間だけ遅延させ
る第1の遅延回路と、前記第1の遅延回路の出力信号を
1水平走査期間だけ遅延させる第2の遅延回路と、前記
第1の遅延回路に入力される搬送色信号と前記第1の遅
延回路の出力信号とを演算処理する第1の演算回路と、
前記第1の遅延回路に入力される搬送色信号と前記第1
の遅延回路の出力信号と前記第2の遅延回路の出力信号
の3つの信号を演算処理する第2の演算回路とを備え、
前記第1の演算回路の出力信号から抽出したバースト信
号を基準信号と位相比較することによって再生周波数変
換の位相制御を行い、一方、前記第2の演算回路の出力
信号から抽出されたバースト信号を基準電圧と振幅比較
して再生信号の振幅制御を行うようにしたものである。
【0013】
【作用】本発明は上記した構成により、APCループ内
のくし形フィルタは2ラインの信号を処理するものであ
るので従来通りの画質を維持し、再生搬送色信号は、3
ラインの信号を処理するくし形フィルタから得られるの
で画面の垂直方向の色にじみ現象が発生せず、ACCル
ープ内のくし形フィルタを再生搬送色信号を得るための
くし形フィルタと同一のものを使用することにより、チ
ャネル間の振幅差をなくし画面上にあらわれるフリッカ
現象を防止することができるものである。
のくし形フィルタは2ラインの信号を処理するものであ
るので従来通りの画質を維持し、再生搬送色信号は、3
ラインの信号を処理するくし形フィルタから得られるの
で画面の垂直方向の色にじみ現象が発生せず、ACCル
ープ内のくし形フィルタを再生搬送色信号を得るための
くし形フィルタと同一のものを使用することにより、チ
ャネル間の振幅差をなくし画面上にあらわれるフリッカ
現象を防止することができるものである。
【0014】
【実施例】以下、本発明のVTR回路に使用される色信
号再生装置の一実施例について、図面を参照しながら説
明する。
号再生装置の一実施例について、図面を参照しながら説
明する。
【0015】図1は本発明の一実施例のブロック図であ
る。図1は従来例で示した図3のブロック図とほぼ同一
であるので、相異点のみを説明しその他は省略する。こ
の相異点はバーストゲート8の入力信号が、第1のくし
形フィルタ908の出力信号から抽出するのではなく第
2のくし形フィルタ909の出力信号から抽出するよう
に変わっていることである。その他は同一である。
る。図1は従来例で示した図3のブロック図とほぼ同一
であるので、相異点のみを説明しその他は省略する。こ
の相異点はバーストゲート8の入力信号が、第1のくし
形フィルタ908の出力信号から抽出するのではなく第
2のくし形フィルタ909の出力信号から抽出するよう
に変わっていることである。その他は同一である。
【0016】以上のように構成された色信号再生装置に
ついて、以下その動作の従来例との相異のみを説明する
。従来は第1のくし形フィルタ908からの出力信号の
バースト信号の振幅が一定になるようにACC制御を行
っていたが、本発明の図1の構成では第2のくし形フィ
ルタ909からの出力信号のバースト信号の振幅が一定
になるようにACC制御を行っている。このため、再生
搬送色信号のバースト信号はチャネル間でクロストーク
量が異なっている場合にも同一になるように制御され、
チャネル間の振幅差をなくし画面上にあらわれるフリッ
カ現象を防止するとともに、従来通りのAPCループも
採用されているため従来通りの画質を維持し、かつ第2
のくし形フィルタ909からの出力信号を再生搬送色信
号とするため、垂直方向の色にじみ現象も従来通り発生
しなくなる。
ついて、以下その動作の従来例との相異のみを説明する
。従来は第1のくし形フィルタ908からの出力信号の
バースト信号の振幅が一定になるようにACC制御を行
っていたが、本発明の図1の構成では第2のくし形フィ
ルタ909からの出力信号のバースト信号の振幅が一定
になるようにACC制御を行っている。このため、再生
搬送色信号のバースト信号はチャネル間でクロストーク
量が異なっている場合にも同一になるように制御され、
チャネル間の振幅差をなくし画面上にあらわれるフリッ
カ現象を防止するとともに、従来通りのAPCループも
採用されているため従来通りの画質を維持し、かつ第2
のくし形フィルタ909からの出力信号を再生搬送色信
号とするため、垂直方向の色にじみ現象も従来通り発生
しなくなる。
【0017】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、本発
明によれば、APCループ内のくし形フィルタは2ライ
ンの信号を処理したものを使用し、再生搬送色信号は3
ラインの信号を処理したくし形フィルタより得て、AC
Cループ内のくし形フィルタを再生搬送色信号を得るた
めのくし形フィルタと同一のものを使用することにより
、従来通りのS/Nを確保することができ、さらに垂直
方向の色にじみ現象も発生することなく、かつチャネル
間の振幅差をなくすることができるため画面上にあらわ
れるフリッカ現象を防ぐことができるという優れた効果
を有する色信号発生装置を提供できるものである。
明によれば、APCループ内のくし形フィルタは2ライ
ンの信号を処理したものを使用し、再生搬送色信号は3
ラインの信号を処理したくし形フィルタより得て、AC
Cループ内のくし形フィルタを再生搬送色信号を得るた
めのくし形フィルタと同一のものを使用することにより
、従来通りのS/Nを確保することができ、さらに垂直
方向の色にじみ現象も発生することなく、かつチャネル
間の振幅差をなくすることができるため画面上にあらわ
れるフリッカ現象を防ぐことができるという優れた効果
を有する色信号発生装置を提供できるものである。
【図1】本発明の実施例のブロック図
【図2】本発明に使用する複合くし形フィルタのブロッ
ク図
ク図
【図3】従来例のブロック図
2 LPF
3 ACC
4 BM
5 BPF
6 選択回路
7 バーストゲート
8 バーストゲート
9 複合くし形フィルタ
11 位相比較器
16 XOSC
18 基準電圧
19 振幅比較器
904 1H遅延回路
905 1H遅延回路
906 第1の演算回路
907 第2の演算回路
908 第1のくし形フィルタ
Claims (1)
- 【請求項1】 搬送色信号を低域に周波数変換して記
録し、再生時に再び周波数変換して搬送色信号に戻すカ
ラーアンダ方式のビデオテープレコーダの再生回路であ
って、搬送色信号を1水平走査期間だけ遅延させる第1
の遅延回路と、前記第1の遅延回路の出力信号を1水平
走査期間だけ遅延させる第2の遅延回路と、前記第1の
遅延回路に入力される搬送色信号と前記第1の遅延回路
の出力信号とを演算処理する第1の演算回路と、前記第
1の遅延回路に入力される搬送色信号と前記第1の遅延
回路の出力信号と前記第2の遅延回路の出力信号の3つ
の信号を演算処理する第2の演算回路とを備え、前記第
1の演算回路の出力信号から抽出されたバースト信号を
基準信号と位相比較することによって再生周波数変換の
位相制御を行い、一方、前記第2の演算回路の出力信号
から抽出されたバースト信号を基準電圧と振幅比較して
再生信号の振幅制御を行うようにしてなる色信号再生装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2402760A JP2936723B2 (ja) | 1990-12-17 | 1990-12-17 | 色信号再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2402760A JP2936723B2 (ja) | 1990-12-17 | 1990-12-17 | 色信号再生装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04216289A true JPH04216289A (ja) | 1992-08-06 |
JP2936723B2 JP2936723B2 (ja) | 1999-08-23 |
Family
ID=18512552
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2402760A Expired - Fee Related JP2936723B2 (ja) | 1990-12-17 | 1990-12-17 | 色信号再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2936723B2 (ja) |
-
1990
- 1990-12-17 JP JP2402760A patent/JP2936723B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2936723B2 (ja) | 1999-08-23 |
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