JP7479872B2 - 熱伝導性接着用シート、及び半導体装置 - Google Patents
熱伝導性接着用シート、及び半導体装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7479872B2 JP7479872B2 JP2020033426A JP2020033426A JP7479872B2 JP 7479872 B2 JP7479872 B2 JP 7479872B2 JP 2020033426 A JP2020033426 A JP 2020033426A JP 2020033426 A JP2020033426 A JP 2020033426A JP 7479872 B2 JP7479872 B2 JP 7479872B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- adhesive sheet
- thermally conductive
- conductive adhesive
- silver
- silver particles
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Landscapes
- Die Bonding (AREA)
- Cooling Or The Like Of Semiconductors Or Solid State Devices (AREA)
- Conductive Materials (AREA)
- Adhesive Tapes (AREA)
- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
- Powder Metallurgy (AREA)
Description
ところで、ナノサイズの銀粒子を含むシート材料は低温焼結性に優れるが、仮接着性が問題となり、マイクロサイズの銀粒子を含むシート材料はシート性に課題がある。さらに、銀粒子を用いて熱伝導性を発現するには樹脂成分の粘度を低くする必要があり、シート材料のタック性が問題となるが、シート材料のタック性が問題にならない程度の粘度にすると仮接着性が低下する。
本発明は、かかる知見に基づいて完成したものである。
[1](A)銀粒子と、(B)熱硬化性樹脂と、(C)バインダー樹脂とを含有する樹脂組成物をシート状に成形してなる熱伝導性接着用シートであって、
前記(A)銀粒子は、平均粒子径10~100nmの一次粒子を含む粒子が凝集した二次粒子であることを特徴とする熱伝導性接着用シート。
[2]前記(A)銀粒子は、150℃~300℃の間の熱膨張係数が正であることを特徴とする上記[1]に記載の熱伝導性接着用シート。
[3]前記(A)銀粒子は、タップ密度が4.0~7.0g/cm3である上記[1]又は[2]に記載の熱伝導性接着用シート。
[4]前記(A)銀粒子は、BET法により求めた比表面積が0.5~1.5m2/gである上記[1]~[3]のいずれかに記載の熱伝導性接着用シート。
[5]前記(A)銀粒子の平均粒子径が0.5~5.0μmである上記[1]~[4]のいずれかに記載の熱伝導性接着用シート。
[6]前記(B)熱硬化性樹脂は、液状もしくは軟化点が70℃以下の固形材料である上記[1]~[5]のいずれかに記載の熱伝導性接着用シート。
[7]前記(B)熱硬化性樹脂は、エポキシ樹脂、シアネート樹脂、マレイミド樹脂及びアクリル樹脂からなる群より選ばれる少なくとも1種である上記[1]~[6]のいずれかに記載の熱伝導性接着用シート。
[8]前記(C)バインダー樹脂は、重量平均分子量が200,000~1,000,000であり、ガラス転移温度が-40℃~0℃である上記[1]~[7]のいずれかに記載の熱伝導性接着用シート。
[9]前記樹脂組成物全量に対して、前記(B)熱硬化性樹脂の含有量と前記(C)バインダー樹脂の含有量との合計含有量が5~30質量%であり、前記(A)銀粒子の含有量が30~95質量%である上記[1]~[8]のいずれかに記載の熱伝導性接着用シート。
[10]前記樹脂組成物の硬化後における、弾性率が3GPa以下であり、ガラス転移温度(Tg)が0℃以下であり、熱膨張係数が-50~-40℃および140℃~150℃において50ppm/℃以下である上記[1]~[9]のいずれかに記載の熱伝導性接着用シート。
[11]前記樹脂組成物を200℃以下で硬化させた硬化物の熱伝導率が30W/m・K以上である上記[1]~[10]のいずれかに記載の熱伝導性接着用シート。
[12]支持部材と、前記支持部材上に設けられた、上記[1]~[11]のいずれかに記載の熱伝導性接着用シートの硬化物と、前記熱伝導性接着用シートの硬化物を介して、前記支持部材上に接合された半導体素子とを有することを特徴とする半導体装置。
頼性に優れた半導体装置を得ることができる高熱伝導性接着用シートにより半導体素子を
接合してなる半導体装置を提供することができる。
本実施形態の熱伝導性接着用シートは、(A)銀粒子と、(B)熱硬化性樹脂と、(C)バインダー樹脂と、を含有する樹脂組成物をシート状に成形してなり、前記(A)銀粒子が、平均粒子径10~100nmの一次粒子を含む粒子が凝集した二次粒子からなることを特徴とする。
上記(A)銀粒子は、平均粒子径10~100nmの一次粒子を含む粒子が凝集した二次粒子からなる。(A)銀粒子は、上記平均粒子径を有する一次粒子が凝集した二次粒子からなる銀粒子であってもよく、上記平均粒子径を有する一次粒子と、該平均粒子径よりも大きい平均粒子径を有する粒子とを含む粒子が凝集した二次粒子からなる銀粒子であってもよい。
上記一次粒子の平均粒子径が10nm未満であると比表面積が増大し、シートが脆くなるおそれがあり、100nmを超えると焼結性が低下するおそれがある。このような観点から、上記一次粒子の平均粒子径は、好ましくは10~50nmであり、より好ましくは20~50nmである。
上記一次粒子の平均粒子径は、集束イオンビーム(FIB)装置で切断した球状の銀粒子の断面を電界放出形走査電子顕微鏡(FE-SEM)で観察することにより測定した200個の銀粒子の粒子径を個数平均することにより求めることができ、具体的には実施例に記載の方法により測定することができる。
上記(A)銀粒子は、更に、焼成温度領域である150℃~300℃の間に正の熱膨張係数をもつ銀粒子からなる。(A)銀粒子の熱膨張係数は、0.2~10.0ppm/℃であってもよく、1.5~8.0ppm/℃であってもよい。
本開示において銀粒子の熱膨張係数を求めるために、ミニ油圧プレス(Specac社製)を用いて、Ag粉銀粒子に対して荷重200kgfを1分間加えて作製された直径5mm、厚さ1mmの円柱型のペレット型試料を作成し、得られた当該試料を熱機械的分析(TMA)装置(セイコーインスツルーメント(株)製、商品名:TMA SS150)を使用して、常温から昇温速度20℃/分で350℃まで昇温する条件にて熱膨張を測定し、25℃のペレット長さを基準とした場合の熱膨張係数が、焼成温度領域である150℃~300℃の間の熱膨張係数を求めた。
また、正の線膨張係数を有する銀粒子の焼結開始温度は、収縮が開始するタイミング、つまり、熱膨張係数が最大になった時点の温度であり、通常、その温度範囲は150~300℃の間である。
熱膨張係数を示すときの温度がこの範囲にあると、熱伝導性接着用シートは焼結時に銀微粒子が膨張することにより銀粒子同士の接触の機会が増える為、焼結性が良好となり高い熱伝導性が得られる。
特に、バインダー樹脂を必須成分として含む熱伝導性接着用シートは、樹脂組成として反応性官能基の割合が少なくなるため、樹脂硬化収縮に伴う体積排除効果が小さいため、銀粒子焼結時における銀粒子同士の接近による焼結促進効果が小さく、また銀粒子の自由度が小さくなることから、正の熱膨張係数をもつ銀粒子を含むことで高い熱伝導性が得られる。
上記二次粒子の平均粒子径は、レーザー回折式粒度分布測定装置を用いて測定した粒度分布において積算体積が50%となる粒径(50%粒径D50)のことであり、具体的には実施例に記載の方法により測定することができる。
上記(A)銀粒子のタップ密度は、タップ密度測定器を用いて測定することができ、具体的には実施例に記載の方法により測定することができる。
上記(A)銀粒子の比表面積は、比表面積測定装置を用いて、窒素吸着によるBET1点法により測定することができ、具体的には実施例に記載の方法により測定することができる。
また、(A)銀粒子は、中空粒子であってもよく、中実粒子であってもよい。ここで、中空粒子とは、粒子内部に空隙が存在する粒子を意味する。(A)銀粒子が中空粒子の場合、特に、銀粒子の中央部に空隙が存在することが好ましい。また、中実粒子とは、粒子内部に実質的に空間の存在しない粒子を意味する。
(A)銀粒子の製造方法は、特に限定されないが、例えば、銀化合物を含む水溶液にアンモニア水を添加し、銀アンミン錯体溶液を得る工程と、前記工程で得られた銀アンミン錯体溶液中の銀アンミン錯体を還元性化合物によって還元し、銀粒子含有スラリーを得る工程と、前記工程で得られた銀粒子含有スラリーに、有機保護化合物を添加し、該銀粒子に保護基を導入する工程と、を有する。
本工程では、銀化合物を含む水溶液にアンモニア水を添加し、銀アンミン錯体溶液を得る。
銀化合物としては、硝酸銀、塩化銀、酢酸銀、シュウ酸銀、酸化銀等が挙げられる。中でも、水への溶解度の観点から、硝酸銀、酢酸銀が好ましい。
本工程では、前記工程で得られた銀アンミン錯体溶液中の銀アンミン錯体を還元性化合物によって還元し、銀粒子含有スラリーを得る。
銀アンミン錯体を還元性化合物によって還元することにより、銀アンミン錯体中の銀粒子の一次粒子が凝集し、中央に空隙を有する二次粒子(中空粒子)が形成される。また、前記工程において、銀アンミン錯体溶液に平均粒子径0.5~20μmの銀粉を含有させた場合には、銀粉の周りに銀アンミン錯体中の銀粒子の一次粒子が凝集した二次粒子(中実粒子)が形成される。
ヒドラジン誘導体としては、例えば、ヒドラジン一水和物、メチルヒドラジン、エチルヒドラジン、n-プロピルヒドラジン、i-プロピルヒドラジン、n-ブチルヒドラジン、i-ブチルヒドラジン、sec-ブチルヒドラジン、t-ブチルヒドラジン、n-ペンチルヒドラジン、i-ペンチルヒドラジン、neo-ペンチルヒドラジン、t-ペンチルヒドラジン、n-ヘキシルヒドラジン、i-ヘキシルヒドラジン、n-ヘプチルヒドラジン、n-オクチルヒドラジン、n-ノニルヒドラジン、n-デシルヒドラジン、n-ウンデシルヒドラジン、n-ドデシルヒドラジン、シクロヘキシルヒドラジン、フェニルヒドラジン、4-メチルフェニルヒドラジン、ベンジルヒドラジン、2-フェニルエチルヒドラジン、2-ヒドラジノエタノール、アセトヒドラジン等が挙げられる。これらは単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
本工程では、前記工程で得られた銀粒子含有スラリーに、有機保護化合物を添加し、該銀粒子に保護基を導入する。
有機保護化合物としては、例えば、カルボン酸、アミン、アミド等が挙げられる。中でも、分散性を高める観点から、カルボン酸が好ましい。
カルボン酸としては、例えば、ギ酸、酢酸、プロピオン酸、酪酸、吉草酸、ヘキサン酸、カプリル酸、オクチル酸、ノナン酸、カプリン酸、オレイン酸、ステアリン酸、イソステアリン酸等のモノカルボン酸;シュウ酸、マロン酸、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、ピメリン酸、スベリン酸、アゼライン酸、セバシン酸、ジグリコール酸等のジカルボン酸;安息香酸、フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、サリチル酸、没食子酸等の芳香族カルボン酸;グリコール酸、乳酸、タルトロン酸、リンゴ酸、グリセリン酸、ヒドロキシ酪酸、酒石酸、クエン酸、イソクエン酸等のヒドロキシ酸等が挙げられる。
(B)熱硬化性樹脂は、一般に接着剤用途として使用される熱硬化性樹脂であれば特に限定されずに使用できる。中でも、液状もしくは軟化点が70℃以下の固形材料であることが好ましく、室温(25℃)で液状である樹脂がより好ましい。上記(B)熱硬化性樹脂としては、接着用途の観点から、エポキシ樹脂、シアネート樹脂、マレイミド樹脂及びアクリル樹脂からなる群より選ばれる少なくとも1種であることが好ましく、エポキシ樹脂がより好ましい。これらは単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
なお、上記液状エポキシ樹脂の25℃における粘度は、回転式粘度計により測定することができる。
酸無水物としては、フタル酸無水物、テトラヒドロ無水フタル酸、ヘキサヒドロ無水フタル酸、エンドメチレンテトラヒドロフタル酸無水物、ドデセニルコハク酸無水物、無水マレイン酸とポリブタジエンの反応物、無水マレイン酸とスチレンの共重合体などが挙げられる。中でも特に好ましいのは、スルホンを含有している硬化剤である。
アクリル樹脂としては、エポキシ基、アミド基、アミノ基又はヒドロキシル基含有のアクリル樹脂、ポリエーテル、ポリエステル、ポリカーボネート、ポリ(メタ)アクリレートで(メタ)アクリル基を有するアクリル樹脂が挙げられる。エポキシ基含有アクリル樹脂としては、アリルアリルグリシジルエーテル、グリシジルメタクリレートなどを単独、又は共重合して得られるアクリル樹脂が挙げられる。アミド基又はアミノ含有アクリル樹脂としては、アクリルアミド、ヒドロキシエチルアクリルアミド、N-メチロールアクリルアミド等を、単独、又は共重合して得られるアクリル樹脂が挙げられる。カルボキシル基含有アクリル樹脂としては、アクリル酸、メタアクリル酸、イタコン酸等を単独、又は共重合して得られるアクリル樹脂が挙げられる。ヒドロキシル基含有アクリル樹脂としては、ヒドロキシエチルアクリルアミド、ヒドロキシエチルアクリレート、ヒドロキシエチルメタクリレート、4-ヒドロキシブチルアクリレート、及び1,4-シクロヘキサンジメタノールモノアクリレート等を単独、又は共重合して得られるアクリル樹脂が挙げられる。
好ましいアクリル樹脂としては、分子量が100~10000のポリエーテル、ポリエステル、ポリカーボネート、ポリ(メタ)アクリレートで(メタ)アクリル基を有する化合物、ヒドロキシル基を有する(メタ)アクリレート、ヒドロキシル基を有する(メタ)アクリルアミド、等が挙げられる。
(C)バインダー樹脂は、樹脂組成物をシート状に加工するための樹脂材料であれば特に限定されずに使用できる。上記(C)バインダー樹脂としては、シリコーンオイル、アクリル樹脂、フェノキシ樹脂、ニトリルゴム、アクリルゴムなどが挙げられる。なかでも、シート性が良好であるという観点から、アクリル樹脂が好ましい。これらは1種を使用してもよく、2種以上を混合して使用してもよい。
上記ガラス転移温度は、JIS K7121:2012に準拠して測定することができる。
本実施形態で用いる樹脂組成物は、さらに希釈剤を含有することが作業性の観点から好ましい。希釈剤としては、例えば、メチルエチルケトン、トルエン、ブチルカルビトール、酢酸セロソルブ、エチルセロソルブ、ブチルセロソルブ、ブチルセロソルブアセテート、ブチルカルビトルアセテート、ジエチレングリコールジメチルエーテル、ジアセトンアルコール、シクロヘキサノン、N-メチル-2-ピロリドン(NMP)、ジメチルホルムアミド、N,N-ジメチルアセトアミド(DMAc)、γ-ブチロラクトン、1,3-ジメチル-2-イミダゾリジノン、3,5-ジメチル-1-アダマンタンアミン(DMA)等が挙げられる。これらは1種を使用してもよく、2種以上を混合して使用してもよい。
本実施形態で用いる樹脂組成物には、以上の各成分の他、本発明の効果を阻害しない範囲で、この種の組成物に一般に配合される、カップリング剤、消泡剤、界面活性剤、着色剤(顔料、染料)、各種重合禁止剤、酸化防止剤、無機イオン交換体、その他の各種添加剤を、必要に応じて配合することができる。これらの各添加剤はいずれも1種を使用してもよく、2種以上を混合して使用してもよい。
上記着色剤としては、カーボンブラック等が挙げられる。
上記無機イオン交換体としては、ハイドロタルサイト等が挙げられる。
上記樹脂組成物の硬化物のガラス転移温度(Tg)は、好ましくは0℃以下であり、より好ましくは-6℃以下である。
上記樹脂組成物の硬化物の熱膨張係数は、-50~-40℃および140℃~150℃において50ppm/℃以下であることが好ましく、48ppm/℃以下であることがより好ましい。
上記弾性率、ガラス転移温度及び熱膨張係数は、いずれも実施例に記載の方法により測定することができる。
上記熱伝導率は実施例に記載の方法により測定することができる。
本実施形態の熱伝導性接着用シートの製造方法としては、例えば、(A)銀粒子と、(B)熱硬化性樹脂と、(C)バインダー樹脂とを混合して樹脂組成物とし、該樹脂組成物をシート状に成形する方法が挙げられる。
なお、本実施形態の熱伝導性接着用シートは、支持フィルム上に形成されてもよい。
上記(A)エポキシ樹脂、(B)熱硬化樹脂、(C)バインダー樹脂、及びその他必要に応じて配合される各種成分は、それぞれ上記<熱伝導性接着用シート>の項で説明したものを用いることができる。
支持フィルムの厚みは、ハンドリング性の観点から、通常10~50μmであり、好ましくは25~38μmである。
本実施形態の半導体装置は、支持部材と、該支持部材上に設けられた、上述の熱伝導性接着用シートの硬化物と、該熱伝導性接着用シートの硬化物を介して、上記支持部材上に接合された半導体素子とを有することを特徴とする。
半導体素子としては、例えば、IC、LSI、ダイオード、サイリスタ、トランジスタ等が挙げられる。
[合成例1]
40gの硝酸銀を10Lのイオン交換水に溶解させ、硝酸銀水溶液を調製し、これに濃度26質量%のアンモニア水203mLを添加して撹拌することにより銀アンミン錯体水溶液を得た。この水溶液を液温10℃とし、撹拌しながら20質量%のヒドラジン一水和物水溶液28mLを60秒間かけて滴下し、銀粒子を析出させ、銀粒子含有スラリーを得た。このスラリー中に、銀量に対して1質量%のオレイン酸を加え10分間撹拌した。このスラリーを濾過し、濾物を、水洗、メタノール洗浄を行い、60℃、24時間真空雰囲気で乾燥して、一次粒子の平均粒子径:20nm、二次粒子の平均粒子径:1.1μm、タップ密度:5.2g/cm3、比表面積:1.2m2/gの銀粒子を得た。
なお、得られた銀粒子の断面を電界放出形走査電子顕微鏡(FE-SEM)(JEOL社製のJSM-6700F)で観察したところ、該銀粒子は、中央に空隙を有する中空粒子であることを確認した。
40gの硝酸銀を10Lのイオン交換水に溶解させ、硝酸銀水溶液を調製し、これに濃度26質量%のアンモニア水203mLを添加して撹拌することにより銀アンミン錯体水溶液を得た。この水溶液を液温10℃とし、撹拌しながら20質量%のヒドラジン一水和物水溶液18mLを60秒間かけて滴下し、銀粒子を析出させ、銀粒子含有スラリーを得た。このスラリー中に、銀量に対して1質量%のオレイン酸を加え10分間撹拌した。このスラリーを濾過し、濾物を水洗、メタノール洗浄を行い、60℃、24時間真空雰囲気で乾燥して、一次粒子の平均粒子径:20nm、二次粒子の平均粒子径:1.5μm、タップ密度5.4g/cm3、比表面積:1.1m2/gの銀粒子を得た。
40gの硝酸銀を10Lのイオン交換水に溶解させ、硝酸銀水溶液を調製し、これに濃度26質量%のアンモニア水203mLを添加して撹拌することにより銀アンミン錯体水溶液を得た。この水溶液を液温10℃とし、撹拌しながら20質量%のヒドラジン一水和物水溶液12mLを60秒間かけて滴下し、銀粒子を析出させ、銀粒子含有スラリーを得た。このスラリー中に、銀量に対して1質量%のオレイン酸を加え10分間撹拌した。このスラリーを濾過し、濾物を、水洗、メタノール洗浄を行い、60℃、24時間真空雰囲気で乾燥して、一次粒子の平均粒子径:20nm、二次粒子の平均粒子径:2.6μm、タップ密度:5.0g/cm3、比表面積:1.0m2/gの銀粒子を得た。
40gの硝酸銀を10Lのイオン交換水に溶解させ、硝酸銀水溶液を調製し、これに濃度26質量%のアンモニア水203mLを添加して撹拌することにより銀アンミン錯体水溶液を得た。この水溶液に銀粉(製品名:Ag-HWQ 1.5μm、福田金属箔粉工業(株)製)50gを投入し、銀粉分散銀アンミン錯体水溶液とした。これを液温10℃とし、撹拌しながら20質量%のヒドラジン一水和物水溶液28mLを60秒間かけて滴下し、銀粉の表面に銀を析出させ、銀粒子含有スラリーを得た。このスラリー中に、銀量に対して1質量%のオレイン酸を加え10分間撹拌した。このスラリーを濾過し、濾物を水洗、メタノール洗浄を行い、60℃、24時間真空雰囲気で乾燥して、一次粒子の平均粒子径:20nm、二次粒子の平均粒子径:1.9μm、タップ密度:5.7g/cm3、比表面積:1.0m2/gの銀粒子を得た。
なお、得られた銀粒子の断面を電界放出形走査電子顕微鏡(FE-SEM)(JEOL社製のJSM-6700F)で観察したところ、該銀粒子は、銀粉の周りに銀が凝集し、粒子内部に実質的に空間の存在しない中実粒子であることを確認した。
[一次粒子の平均粒子径]
一次粒子の平均粒子径の測定には、上記各合成例で得られた銀アンミン錯体水溶液1020mLに20質量%のヒドラジン一水和物水溶液2.8mLを60秒間かけて滴下して、固液分離し、得られた固形物を純水で洗浄し、60℃、24時間真空雰囲気で乾燥して得られた銀粒子を用いた。
一次粒子の平均粒子径は、集束イオンビーム(FIB)装置(JEOL社製のJEM-9310FIB)で切断した球状の銀粒子の断面を電界放出形走査電子顕微鏡(FE-SEM)(JEOL社製のJSM-6700F)で観察することにより測定した200個の銀粒子の粒子径を個数平均することにより求めた。
二次粒子の平均粒子径は、レーザー回折式粒度分布測定装置((株)島津製作所製、商品名:SALAD-7500nano)を用いて測定した粒度分布において積算体積が50%となる粒径(50%粒径D50)から求めた。
銀粒子は、ミニ油圧プレス(Specac社製)を用いて、銀粒子に対して荷重200kgfを1分間加えて作製された直径5mm、厚さ1mmの円柱型のペレット型試料を得た。当該試料を熱機械的分析(TMA)装置(セイコーインスツルーメント(株)製、商品名:TMA SS150)を使用し、常温から昇温速度20℃/分で350℃まで昇温する条件にて熱膨張を測定し、25℃のペレット長さ基準とした場合の熱膨張係数求め、焼成温度領域である150℃~300℃の間において最大となる熱膨張係数を最大熱膨張係数とした。
タップ密度(TD)は、タップ密度測定器(Tap-Pak Volumeter、Thermo Scientific社製)にて、振動させた容器内の銀粒子の単位体積当たりの質量(単位:g/cm3)として測定した。
比表面積は、60℃で10分間脱気した後、比表面積測定装置(モノソーブ、カンタクローム(Quanta Chrome)社製)を用いて、窒素吸着によるBET 1点法により測定した。
(1)樹脂組成物の調製
表1に記載の種類及び配合量の各成分を25℃で自公転ミキサー((株)シンキー製、型番:ARV-310)を用いて混合し、樹脂組成物を調製した。
なお、表1中、空欄は配合なしを表す。
(株)康井精機製のμコート350を用いて、上記樹脂組成物を、離型フィルム(東洋紡(株)製、商品名:TN-200、厚さ25μm)の一方の離型面上に供給しながらグラビア塗工方式にて、厚さ20μmの熱伝導性接着用シートを形成した。なお、乾燥条件は、温度80℃、速度1m/分で行った。
・(A1):合成例1で得られた銀粒子(一次粒子の平均粒子径:20nm、二次粒子の平均粒子径:1.1μm、最大熱膨張係数:+5.5ppm/℃、タップ密度:5.2g/cm3、比表面積:1.2m2/g)
・(A2):合成例2で得られた銀粒子(一次粒子の平均粒子径:20nm、二次粒子の平均粒子径:1.5μm、最大熱膨張係数:+7.4ppm/℃、タップ密度5.4g/cm3、比表面積:1.1m2/g)
・(A3):合成例3で得られた銀粒子(一次粒子の平均粒子径:20nm、二次粒子の平均粒子径:2.6μm、最大熱膨張係数:+7.0ppm/℃、タップ密度:5.0g/cm3、比表面積:1.0m2/g、)
・(A4):合成例4で得られた銀粒子(一次粒子の平均粒子径:20nm、二次粒子の平均粒子径:1.9μm、最大熱膨張係数:+2.5ppm/℃、タップ密度:5.7g/cm3、比表面積:1.0m2/g)
・TC-505C((株)徳力本店製、商品名、平均粒子径:1.93μm、最大熱膨張係数:-0.1ppm/℃、タップ密度:6.25g/cm3、比表面積:0.65m2/g)
・Ag-HWQ 1.5μm(福田金属箔粉工業(株)製、商品名、平均粒子径:1.8μm、最大熱膨張係数:-0.6ppm/℃、タップ密度:3.23g/cm3、比表面積:0.5m2/g)
・AgC-221PA(福田金属箔粉工業(株)製、商品名、平均粒子径:7.5μm、最大熱膨張係数:-0.1ppm/℃、タップ密度:5.7g/cm3、比表面積:0.3m2/g)
・DOWA Ag nano powder-1(DOWAエレクトロニクス(株)製、商品名、平均粒子径:20nm、最大熱膨張係数:-0.1ppm/℃)
・エポキシ樹脂(三菱ケミカル(株)製、商品名、YX7105、液状(25℃における粘度:45,000mPa・s))
・エポキシ樹脂(三菱化学(株)製、商品名、jER1001、固形(軟化点65℃))
・エポキシ樹脂(三菱化学(株)製、商品名、jER1009、固形(軟化点140℃))
・アクリル樹脂:ヒドロキシエチルアクリルアミド(KJケミカルズ(株)製、HEAA(登録商標))
・硬化剤:ジアミノジフェニルスルホン(三井化学ファイン(株)製、商品名、4,4-DAS)
・アクリルバインダー(日本カーバイド工業(株)製、商品名、ニッセツ、重量平均分子量500,000、ガラス転移温度-10℃)
・アクリルバインダー(日本カーバイド工業(株)製、商品名、ニッセツ、重量平均分子量100,000、ガラス転移温度0℃)
・メチルエチルケトン(三協化学(株)製)
・硬化促進剤:イミダゾール系(四国化成工業(株)製、商品名、キュアゾール 2P4MHZ-PW)
・硬化剤:ジクミルパーオキシド(日油(株)性、商品名、パークミル(登録商標)D)
(1)シート性
接着シートを180度折り曲げて、目視観察を行い下記の基準により評価した。
〇:折り曲げた接着シートの熱伝導性接着用シート同士が接着せず、曲げた箇所に割れがなかった
×:折り曲げた接着シートの熱伝導性接着用シート同士が接着した、又は曲げた箇所に割れが発生した
6mm×6mmのシリコンチップ及び接合面に金蒸着層を設けた裏面金チップに、接着シートの熱伝導性接着用シート側の面を65℃、1秒、圧力1MPaの条件で圧着したとき、貼り付け可能な場合を○、貼り付け不能な場合を×として判定した。
熱伝導性接着用シートを200℃で2時間硬化させ、縦55cm×横1cm×厚さ20μmのサイズに切り出しサンプルを作製し、該サンプルを熱機械分析装置(セイコーインスツル(株)製、装置名:DMA)にて-50℃から300℃まで毎分10℃昇温させて、25℃の弾性率を測定した。
熱伝導性接着用シートを200℃で2時間硬化させ、縦55cm×横1cm×厚さ20μmのサイズに切り出しサンプルを作製し、該サンプルを熱機械分析装置(セイコーインスツル(株)製、装置名:DMA)にて-50℃から300℃まで毎分10℃昇温させて、ガラス転移温度を測定した。
熱伝導性接着用シートを200℃で2時間硬化させ、縦3cm×横0.5cm×厚さ20μmのサイズに切り出しサンプルを作製し、該サンプルを熱機械分析装置(セイコーインスツル(株)製、装置名:TMA/SS)にて-50℃から200℃まで毎分10℃昇温させて、-50℃~-40℃間、140℃~150℃間のサンプルの変形量を熱膨張係数として測定した。
熱伝導性接着用シートを200℃で2時間硬化させ、縦1cm×横1cm×厚さ20μmのサイズに切り出しサンプルを作製した。該サンプルの熱伝導率を、熱伝導率計(アドバンス理工(株)製、装置名:TC7000)を用いてJIS R 1611:1997に従い、レーザーフラッシュ法により測定した。
なお、熱伝導率が30W/m・K以上を合格とした。
熱伝導性接着用シートを300℃で2時間硬化させ、縦1cm×横1cm×厚さ20μmのサイズに切り出しサンプルを作製した。該サンプルの熱伝導率を、熱伝導率計(アドバンス理工(株)製、装置名:TC7000)を用いてJIS R 1611:1997に従い、レーザーフラッシュ法により測定した。
なお、熱伝導率が150W/m・K以上を合格とした。
6mm×6mmのシリコンチップ及び接合面に金蒸着層を設けた裏面金チップに、接着シートの熱伝導性接着用シート側の面を65℃、1秒、圧力1MPaの条件で仮付けした後、該接着シートの離型フィルムを剥がし、熱伝導性接着用シートの裏面金チップを仮付けした面とは反対側の面を無垢の銅フレームにマウントし、125℃、5秒、圧力0.1MPaで加熱加圧圧着し、さらに180℃のオーブンで1時間硬化させ、サンプルを作製した。マウント強度測定装置(Besi製、装置名:2200 EVO -plus)を用い、上記サンプルの260℃での熱時ダイシェア強度を測定した。
(8)にて作製したサンプルを冷熱サイクル試験機内で、-55℃から150℃まで昇温し、次いで、-55℃に冷却する操作を1サイクルとし、これを1000サイクル、試験を行い、不良(剥離不良)の発生率を調べた(試料数=20)。
Claims (12)
- (A)銀粒子と、(B)熱硬化性樹脂と、(C)バインダー樹脂とを含有する樹脂組成物をシート状に成形してなる熱伝導性接着用シートであって、
前記(A)銀粒子は、平均粒子径10~100nmの一次粒子を含む粒子が凝集した中空の二次粒子であり、
前記(B)熱硬化性樹脂は、液状もしくは軟化点が70℃以下の固形材料であり、
(B)熱硬化性樹脂の含有量は、(A)銀粒子100質量部に対し、1~30質量部であり、(C)バインダー樹脂の含有量は、(A)銀粒子100質量部に対し、5~35量部であり、上記(B)熱硬化性樹脂の含有量と(C)バインダー樹脂の含有量との合計含有量は、樹脂組成物全量に対して、5~30質量%であることを特徴とする熱伝導性接着用シート。 - 前記(A)銀粒子は、二次粒子の平均粒子径が0.5~5.0μmである請求項1に記載の熱伝導性接着用シート。
- 前記(A)銀粒子は、150℃~300℃の間の熱膨張係数が正であることを特徴とする請求項1又は2に記載の熱伝導性接着用シート。
- 前記(A)銀粒子は、タップ密度が4.0~7.0g/cm3である請求項1~3のいずれかに記載の熱伝導性接着用シート。
- 前記(A)銀粒子は、BET法により求めた比表面積が0.5~1.5m2/gである請求項1~4のいずれかに記載の熱伝導性接着用シート。
- 前記(A)銀粒子は、平均粒子径が0.5~5.0μmである請求項1~5のいずれかに記載の熱伝導性接着用シート。
- 前記(B)熱硬化性樹脂は、液状もしくは軟化点が70℃以下の固形材料である請求項1~6のいずれかに記載の熱伝導性接着用シート。
- 前記(B)熱硬化性樹脂は、エポキシ樹脂、シアネート樹脂、マレイミド樹脂及びアクリル樹脂からなる群より選ばれる少なくとも1種である請求項1~7のいずれかに記載の熱伝導性接着用シート。
- 前記(C)バインダー樹脂は、重量平均分子量が200,000~1,000,000であり、ガラス転移温度が-40℃~0℃である請求項1~8のいずれかに記載の熱伝導性接着用シート。
- 前記樹脂組成物の硬化後における、弾性率が3GPa以下であり、ガラス転移温度(T
g)が0℃以下であり、熱膨張係数が-50~-40℃および140℃~150℃において50ppm/℃以下である1~9のいずれかに記載の熱伝導性接着用シート。 - 前記樹脂組成物を200℃以下で硬化させた硬化物の熱伝導率が30W/m・K以上である請求項1~10のいずれかに記載の熱伝導性接着用シート。
- 支持部材と、前記支持部材上に設けられた、請求項1~11のいずれかに記載の熱伝導性接着用シートの硬化物と、前記熱伝導性接着用シートの硬化物を介して、前記支持部材上に接合された半導体素子とを有することを特徴とする半導体装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
EP20192522.9A EP3786245B1 (en) | 2019-08-26 | 2020-08-25 | Thermoconductive adhesive sheet, production method for thermoconductive adhesive sheet, and semiconductor device |
CN202010867383.8A CN112430443B (zh) | 2019-08-26 | 2020-08-25 | 导热性粘合用片、导热性粘合用片制造方法和半导体装置 |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019153955 | 2019-08-26 | ||
JP2019153955 | 2019-08-26 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021036022A JP2021036022A (ja) | 2021-03-04 |
JP7479872B2 true JP7479872B2 (ja) | 2024-05-09 |
Family
ID=74716261
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020033426A Active JP7479872B2 (ja) | 2019-08-26 | 2020-02-28 | 熱伝導性接着用シート、及び半導体装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7479872B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2022137552A1 (ja) * | 2020-12-25 | 2022-06-30 | 昭和電工マテリアルズ株式会社 | フィルム状接着剤及びその製造方法、ダイシング・ダイボンディング一体型フィルム及びその製造方法、並びに半導体装置及びその製造方法 |
JP7599639B2 (ja) | 2021-03-23 | 2024-12-16 | ユニチカ株式会社 | 樹脂組成物および該樹脂組成物からなるエラストマー材料 |
JP7610264B2 (ja) | 2021-11-12 | 2025-01-08 | 北川工業株式会社 | 熱伝導材用組成物、熱伝導材、及び熱伝導材の製造方法 |
JP2024090173A (ja) * | 2022-12-22 | 2024-07-04 | 株式会社レゾナック | ダイボンディングフィルム及びその製造方法、ダイシング・ダイボンディング一体型フィルム及びその製造方法、並びに半導体装置の製造方法 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017095642A (ja) | 2015-11-27 | 2017-06-01 | 日東電工株式会社 | 接着シート、ダイシングテープ一体型接着シート、及び、半導体装置の製造方法 |
JP2017111975A (ja) | 2015-12-16 | 2017-06-22 | 三菱マテリアル株式会社 | 接合材及び接合体の製造方法 |
JP2018182294A (ja) | 2017-04-17 | 2018-11-15 | 日東電工株式会社 | ダイシングダイボンドフィルム |
WO2019013231A1 (ja) | 2017-07-11 | 2019-01-17 | 田中貴金属工業株式会社 | 導電性接着剤組成物 |
JP2019050190A (ja) | 2017-08-17 | 2019-03-28 | ブルカー エイエックスエス ゲーエムベーハー | 高熱性能を有する分析x線管 |
-
2020
- 2020-02-28 JP JP2020033426A patent/JP7479872B2/ja active Active
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017095642A (ja) | 2015-11-27 | 2017-06-01 | 日東電工株式会社 | 接着シート、ダイシングテープ一体型接着シート、及び、半導体装置の製造方法 |
JP2017111975A (ja) | 2015-12-16 | 2017-06-22 | 三菱マテリアル株式会社 | 接合材及び接合体の製造方法 |
JP2018182294A (ja) | 2017-04-17 | 2018-11-15 | 日東電工株式会社 | ダイシングダイボンドフィルム |
WO2019013231A1 (ja) | 2017-07-11 | 2019-01-17 | 田中貴金属工業株式会社 | 導電性接着剤組成物 |
JP2019050190A (ja) | 2017-08-17 | 2019-03-28 | ブルカー エイエックスエス ゲーエムベーハー | 高熱性能を有する分析x線管 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2021036022A (ja) | 2021-03-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP7479872B2 (ja) | 熱伝導性接着用シート、及び半導体装置 | |
JP6538337B2 (ja) | 樹脂組成物及びその製造方法 | |
JP6452243B2 (ja) | ポリイミド樹脂組成物、及びそれを用いた接着フィルム | |
TW200932858A (en) | Adhesive composition for die bonding in semiconductor assembly with high boiling point solvent and low boiling point solvent and adhesive film prepared therefrom | |
JP2016065146A (ja) | 熱硬化性樹脂組成物、半導体装置及び電気・電子部品 | |
JP7188070B2 (ja) | 放熱絶縁シートおよび該シート硬化物を絶縁層とする積層構造体 | |
WO2016116959A1 (ja) | 導電性樹脂組成物および半導体装置 | |
JP2023106423A (ja) | 銀粒子、銀粒子の製造方法、ペースト組成物及び半導体装置並びに電気・電子部品 | |
CN111033640A (zh) | 膏组合物、半导体装置以及电气电子部件 | |
KR102076547B1 (ko) | 열전도성 페이스트 및 전자 장치 | |
JP7643338B2 (ja) | 樹脂組成物、硬化物、複合成形体、半導体デバイス | |
JP7383971B2 (ja) | 樹脂組成物、樹脂硬化物および複合成形体 | |
JP7491422B2 (ja) | 熱硬化性樹脂組成物 | |
JP7478241B2 (ja) | 熱伝導性接着用シート、及び半導体装置 | |
JP2021183675A (ja) | 熱硬化性樹脂組成物、半導体封止材、熱伝導性シート、および電子装置 | |
EP3786245B1 (en) | Thermoconductive adhesive sheet, production method for thermoconductive adhesive sheet, and semiconductor device | |
KR20240114739A (ko) | 접착제용 조성물 및 필름형 접착제, 그리고 필름형 접착제를 사용한 반도체 패키지 및 그 제조 방법 | |
JP7583231B1 (ja) | ペースト組成物、半導体装置及びその製造方法、並びに電子部品及びその製造方法 | |
JP7320068B2 (ja) | 銀粒子の製造方法、熱硬化性樹脂組成物、半導体装置及び電気・電子部品 | |
JP2021080331A (ja) | 変性エポキシ樹脂、熱硬化性樹脂組成物、樹脂シート、及び金属ベース基板 | |
TWI663608B (zh) | Conductive resin composition and semiconductor device | |
JP2020084086A (ja) | 熱硬化性樹脂組成物 | |
JP6282886B2 (ja) | 半導体接着ペースト及び半導体装置 | |
JP2021113268A (ja) | 熱硬化性樹脂組成物、放熱シート材、及び金属ベース基板 | |
WO2022210686A1 (ja) | 樹脂組成物、シート硬化物、複合成形体及び半導体デバイス |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20221111 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20230724 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20230815 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20231012 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20231212 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20240206 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20240409 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20240424 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7479872 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |