JP7155380B2 - コンバイン - Google Patents
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Description
図1及び図2には、自脱型コンバインを示している。本コンバインには、機体フレーム1と、クローラ走行装置2と、が備えられている。走行機体の前方には、植立穀稈を刈り取る刈取部3が設けられている。走行機体の前部における右側部分には、運転キャビン4が設けられている。運転キャビン4には、運転者が搭乗する運転部5と、運転部5を覆うキャビン6と、が備えられている。運転部5の下方には、エンジン(図示省略)が設けられている。
図2及び図3に示すように、排藁切断装置14は、上下向き軸心(揺動軸心)Z1周りにおいて、排藁搬送装置13からの排藁を受け入れて切断処理を行う作業位置と、作業位置から離れて位置する非作業位置とに亘って揺動可能に構成されている。排藁切断装置14には、排藁を切断するカッタ15と、カッタ15を覆うカバー16と、切り替え板17と、が備えられている。カバー16のうちカッタ15の上方に位置する部分には、排藁が投入される投入口16aが形成されている。
図3に示すように、脱穀装置9の上部には、扱室18が形成されている。脱穀装置9の天板を構成する扱室カバー19が設けられている。扱室18には、扱胴12が前後向き軸心(回転軸心)Y1周りで回転可能に設けられている。扱胴12は、扱胴軸20を介して、扱室18を形成する前後両側の壁21に回転可能に支持されている。扱胴12の下方には、受網22が設けられている。扱胴12の後方には、塵埃を外部に排出する排塵ファン23が設けられている。
図10、図12及び図13に示すように、排藁搬送装置13は、平面視で排藁搬送装置13の搬送終端ほど右側に位置するように傾斜する状態で設けられている。排藁搬送装置13には、排藁の株元側部分を挟持搬送する株元搬送装置65と、排藁の穂先側部分を係止搬送する穂先搬送装置66と、が備えられている。株元搬送装置65には、突起付きの株元搬送チェーン67と、排藁レール68と、が備えられている。排藁レール68は、株元搬送チェーン67の下方において、株元搬送チェーン67の下側経路部分に対向する状態で配置されている。排藁レール68の前部は、前支持部材69によって下方から支持されている。排藁レール68の後部は、後支持部材70によって下方から支持されている。穂先搬送装置66には、タイン付きの穂先搬送チェーン71が備えられている。
図11から図16に示すように、排藁搬送装置13を支持する排藁フレーム61が設けられている。排藁搬送装置13は、前ステー81及び後ステー82を介して排藁フレーム61に吊り下げ支持されている。排藁フレーム61は、機体横内側(右側)に位置する揺動軸心Y2周りで上下揺動可能に構成されている。排藁フレーム61は、枠状のフレームによって構成されている。排藁フレーム61には、基端フレーム部83と、前フレーム部84と、後フレーム部85と、遊端フレーム部86と、が備えられている。前フレーム部84、後フレーム部85及び遊端フレーム部86は、一本の丸パイプが折り曲げられて形成されている。前フレーム部84の基端部は、後方に向かって折れ曲がっている。後フレーム部85の基端部は、前方に向かって折れ曲がっている。前フレーム部84の基端部と後フレーム部85の基端部との間には、前後方向に間隔があけられている。基端フレーム部83は、前フレーム部84の基端部と後フレーム部85の基端部とに亘って設けられている。基端フレーム部83は、前フレーム部84の基端部及び後フレーム部85の基端部に対して下側から固定されている。基端フレーム部83は、角パイプによって構成されている。
図11から図15に示すように、扱室カバー19は、扱胴12、扱胴フレーム38及び排藁フレーム61を上方から覆っている。扱室カバー19には、左扱室カバー97と、右扱室カバー98と、が備えられている。左扱室カバー97は、機体横外側(左側)に位置する前後向き軸心(揺動軸心)Y4周りで上下揺動開閉可能に構成されている。左扱室カバー97は、支持部材99を介して左側の上部フレーム36に支持されている。左扱室カバー97の裏面には、複数の送塵弁(図示省略)が前後方向に間隔をあけて設けられている。右扱室カバー98は、機体横内側(右側)に位置する前後向き軸心(揺動軸心)Y5周りで上下揺動開閉可能に右側の上部フレーム37に支持されている。右扱室カバー98は、その左端部が左扱室カバー97の右端部に乗り上がる状態で設けられている。
図12から図15に示すように、排藁フレーム61が下降位置に位置する状態で、排藁フレーム61の前後位置を位置決めする位置決め機構103が設けられている。位置決め機構103は、排藁フレーム61と第一後上部フレーム52とに亘って構成されている。位置決め機構103には、位置決めプレート104と、位置決めプレート104が差し込まれる被差し込み部材105と、が備えられている。位置決めプレート104は、排藁フレーム61のうち遊端フレーム部86に固定されたステー106にボルト固定されている。被差し込み部材105は、第一後上部フレーム52のうち主パイプ54に固定されている。位置決めプレート104及び被差し込み部材105は、位置決めプレート104が被差し込み部材105に差し込まれた状態(排藁フレーム61が下降位置に位置する状態)で、第一後上部フレーム52の上側部分の下端よりも下側に出っ張っていない。
図11から図16に示すように、排藁フレーム61が下降位置に位置する状態で、排藁フレーム61の基端側部分を右側の上部フレーム37に位置保持するロック機構107が設けられている。ロック機構107には、右側の上部フレーム37に設けられたピン108と、排藁フレーム61に設けられると共にピン108に係合可能なフック109と、が備えられている。ピン108は、ステー110を介して右側の上部フレーム37に支持されている。フック109は、ステー111を介して基端フレーム部83に支持されている。
図11から図15、図19及び図20に示すように、扱胴フレーム38が下降位置に位置する状態で、左側の上部フレーム36を第一後上部フレーム52に位置保持するロック機構112が設けられている。ロック機構112には、第一後上部フレーム52に設けられたローラ113と、左側の上部フレーム36に設けられると共にローラ113に係合可能なフック114と、が備えられている。
図22に示すように、排藁切断装置14は、揺動軸心Z1周りで揺動可能なように、上下一対の支軸123を介して、機体フレーム1に立設された支柱124に支持されている。支柱124には、上側の支軸123を支持する上側のフレーム125及び下側の支軸123を支持する下側のフレーム125が、夫々、支柱124から後方に向かって突出する状態で設けられている。排藁切断装置14に右側部には、フレーム126が上下方向に延びる状態で設けられている。フレーム126の上部には、揺動軸心Z1周りでフレーム126と一体に揺動するように、プレート127が固定されている。プレート127は、上側の支軸123に回転可能に支持されている。排藁切断装置14の右側部において、その下部には、下ステー128が設けられている。下ステー128は、下側の支軸123に回転可能に支持されている。排藁切断装置14の揺動軸心Z1周りの揺動角度を検出する角度センサ129が設けられている。角度センサ129は、ポテンショメータによって構成されている。
図22から図25に示すように、排藁切断装置14の作業位置から非作業位置側への揺動と、排藁切断装置14の非作業位置から作業位置側への揺動とを規制するロック機構130が設けられている。ロック機構130は、排藁切断装置14の揺動を規制しない非規制状態と、排藁切断装置14の揺動を規制する規制状態とに切り替え可能に構成されている。ロック機構130には、プレート127と、カム131と、が備えられている。
図3、図36及び図37に示すように、排藁搬送装置13の下方には、排藁を受ける排藁受けカバー145が設けられている。排藁受けカバー145は、脱穀装置9と排藁切断装置14とに亘って設けられている。排藁受けカバー145には、排藁受けカバー145の前側部分を構成する第一カバー146と、排藁受けカバー145の後側部分を構成する第二カバー147と、が備えられている。
図12、図38及び図39に示すように、切り替え板17には、排藁フレーム61が上昇した状態で切り替え板17を開閉する際に、切り替え板17が排藁搬送装置13の搬送終端部と接触して切り替え板17の開閉が阻害されることがないように、排藁切断装置14の搬送終端部が入り込む切り欠き部17aが形成されている。切り替え板17には、排藁搬送装置13の搬送終端部が切り欠き部17aに入り込むのを許容する状態で切り欠き部17aを覆うカバー151が設けられている。切り替え板17には、カバー151が取り付けられる取り付け部材152がボルト153によって固定されている。カバー151の外周縁部は、取り付け部材152の内周縁部152aにボルト154によって固定されている。取り付け部材152には、補強用のリブ152bが形成されている。
(1)上記実施形態では、第一後上部フレーム52が第二後上部フレーム60及び横フレーム57を介して右側の上部フレーム37と連結されている。しかし、第一後上部フレーム52が横フレーム57を介さずに、第二後上部フレーム60を介して右側の上部フレーム37と連結されていてもよい。すなわち、第二後上部フレーム60の右端部が右側の上部フレーム37の後端部に連結(例えば、ボルト固定)されていてもよい。
10 フィードチェーン
12 扱胴
13 排藁搬送装置
14 排藁切断装置
61 排藁フレーム
Y2 前後向き軸心
Z1 上下向き軸心
Claims (2)
- 刈取穀稈を挟持搬送するフィードチェーンと、
扱胴を有すると共に前記フィードチェーンによって搬送される刈取穀稈を脱穀処理する脱穀装置と、
前記脱穀装置の後部に連設されると共に前記フィードチェーンから脱穀処理後の排藁を受け取って後方へ挟持搬送する排藁搬送装置と、
前記排藁搬送装置を支持すると共に前後向き軸心周りで上下揺動可能な排藁フレームと、
前記排藁搬送装置の下方に設けられると共に前記排藁搬送装置によって搬送された排藁を切断処理する排藁切断装置と、が備えられ、
前記排藁切断装置は、上下向き軸心周りにおいて、前記排藁搬送装置からの排藁を受け入れて切断処理を行う作業位置と、前記作業位置から離れて位置する非作業位置とに亘って揺動可能に構成されているコンバインであって、
前記排藁フレームの上昇に連動して前記排藁切断装置の揺動が規制されるように構成されているコンバイン。 - 前記排藁フレームの上昇位置が基準位置以下であれば、前記排藁切断装置の揺動が規制されず、前記排藁フレームの上昇位置が前記基準位置を超えると、前記排藁切断装置の揺動が規制されるように構成されている請求項1に記載のコンバイン。
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