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JP6828555B2 - コイル部品およびその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、コイル部品およびその製造方法に関する。
従来のコイル部品として、たとえば特許文献1には、平面コイルと、該平面コイルを覆うフェライト磁性膜を貫くように設けられた外部電極とを備えるコイル部品が開示されている。
特開2001−244124号公報
上述のようなコイル部品では、平面コイルが所定の電気抵抗を有するため、その作動時に平面コイルが発熱する。特に、上述のコイル部品のように、平面コイルが磁性膜で覆われた構成では、平面コイルに生じた熱の外部への放熱を十分におこなうことができず、コイル特性が低下する事態が起こり得る。
そこで、本発明は、放熱性の向上が図られたコイル部品およびその製造方法を提供することを目的とする。
本発明の一側面に係るコイル部品は、主面を有すると共に、コイルを含むコイル部と、コイルの両コイル端部それぞれから主面まで延びて該主面に露出する一対の引出導体とを、内部に有する磁性素体と、コイル部の両コイル端部それぞれから、磁性素体を貫くようにしてコイルのコイル軸線方向に沿って延びて、磁性素体の主面から露出する一対の引出導体と、磁性素体の主面上に設けられ、該主面に露出した一対の引出導体と電気的に接続される一対の端子電極とを備え、コイル部が、コイルの少なくとも一部を構成するとともにコイル端部を含む複数巻数の平面コイルと、コイル上に形成された絶縁層とを有し、引出導体は、平面コイルのコイル端部を構成する端部巻回部に絶縁層を貫いて接続されており、かつ、端部巻回部に隣接する隣接巻回部の少なくとも一部を絶縁層を介して覆っている。
上記コイル部品においては、コイル部品の作動時に平面コイルが発熱すると、平面コイルのコイル端部を構成する端部巻回部に接続された引出導体が、端部巻回部から熱を吸収して端子電極を介して外部に放出し得る。加えて、引出導体は、絶縁層を介して覆う隣接巻回部からも熱を吸収して、端子電極を介して外部に放出し得る。このように、引出導体が端部巻回部だけでなく隣接巻回部からも熱を吸収することで、上記コイル部品では放熱性の向上が図られている。
本発明の他の側面に係るコイル部品では、引出導体は、隣接巻回部を含む複数の巻回部を、絶縁層を介して覆っている。この場合、引出導体が、絶縁層を介して覆う複数の巻回部から熱を吸収して端子電極を介して外部に放出し得るため、さらなる放熱性の向上が図られる。
本発明の他の側面に係るコイル部品では、引出導体の厚さが平面コイルの厚さより厚い。この場合、高い熱容量を有する引出導体が得られる。引出導体の熱容量を高くすることで、平面コイルから引出導体へ向かう伝熱の効率が高まり、端子電極を介した外部への熱放出がさらに向上する。
本発明の他の側面に係るコイル部品では、コイルのコイル軸線方向から見て、平面コイルは直線部分および曲線部分を含む環状を呈しており、平面コイルの曲線部分に、引出導体に接続されるコイル端部が位置している。平面コイルの直線部分に比べて曲線部分のほうが発熱量が多いため、引出導体に接続されるコイル端部が曲線部分に位置することで、引出導体を介した放熱効率の向上が図られる。
本発明の一側面に係るコイル部品の製造方法は、主面を有すると共に、コイルを含むコイル部と、コイルの両端部それぞれから主面まで延びて該主面に露出する一対の引出導体とを、内部に有する磁性素体を準備する工程と、コイル部の両端部それぞれから、磁性素体を貫くようにしてコイルのコイル軸線方向に沿って延びて、磁性素体の主面から露出する一対の引出導体を形成する工程と、磁性素体の主面に露出した一対の引出導体と電気的に接続される一対の端子電極を形成する工程とを含み、コイル部が、コイルの少なくとも一部を構成するとともにコイル端部を含む複数巻数の平面コイルと、コイル上に形成された絶縁層とを有し、引出導体を形成する工程では、平面コイルのコイル端部を構成する端部巻回部に絶縁層を貫いて接続され、かつ、端部巻回部に隣接する隣接巻回部の少なくとも一部を絶縁層を介して覆うように、引出導体を形成する。
上記コイル部品の製造方法においては、引出導体を形成する工程で、平面コイルのコイル端部を構成する端部巻回部に絶縁層を貫いて接続され、かつ、端部巻回部に隣接する隣接巻回部の少なくとも一部を絶縁層を介して覆うように、引出導体が形成される。そのため、コイル部品の作動時に平面コイルが発熱すると、平面コイルのコイル端部を構成する端部巻回部に接続された引出導体が、端部巻回部から熱を吸収して端子電極を介して外部に放出し得る。加えて、引出導体は、絶縁層を介して覆う隣接巻回部からも熱を吸収して、端子電極を介して外部に放出し得る。このように、引出導体が端部巻回部だけでなく隣接巻回部からも熱を吸収することで、上記コイル部品の製造方法によれば、放熱性の向上が図られたコイル部品を得ることができる。
本発明によれば、放熱性の向上が図られたコイル部品およびその製造方法が提供される。
本発明の一実施形態に係る電源回路ユニットを示す斜視図である。 図1の電源回路ユニットの等価回路を示す図である。 本発明の一実施形態に係るコイル部品の斜視図である。 図3のIV−IV線に沿った断面図である。 図4のコイルを示した平面図である。 コイル部品の製造工程を説明する図である。 コイル部品の製造工程を説明する図である。 コイル部品の製造工程を説明する図である。 図4に示したコイル部品の断面図の要部拡大図である。 異なる態様のコイル部品の引出電極を示した図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施形態について詳細に説明する。説明において、同一要素又は同一機能を有する要素には、同一符号を用いることとし、重複する説明は省略する。
まず、図1及び図2を参照して、一実施形態に係る電源回路ユニット1の全体的な構成を説明する。本実施形態で説明する電源回路ユニットは、例えば、直流電圧の電圧変換(降圧)をおこなうスイッチング電源回路ユニット等である。図1及び図2に示されるように、電源回路ユニット1は、回路基板2と、電子部品3、4、5、6、10とを備えている。具体的には、回路基板2上に、電源IC3、ダイオード4、コンデンサ5、スイッチング素子6、及びコイル部品10が搭載された構成となっている。
図3〜図5を参照して、コイル部品10の構成について説明する。図3は、コイル部品10の斜視図である。図4は、図3のIV−IV線に沿った断面図である。図5は、図4のコイルを示した平面図である。図5では、図3の磁性樹脂層18の図示を省略している。
図3に示されるように、コイル部品10は、後述するコイル12が内部に設けられた素体7(磁性素体)と、素体7の主面7a上に設けられた絶縁層30とを備えている。素体7は、直方体形状の外形を有している。直方体形状には、角部及び稜線部が面取りされている直方体の形状、及び、角部及び稜線部が丸められている直方体の形状が含まれる。素体7は、主面7aを有しており、主面7aは長辺および短辺を有する矩形状をなしている。矩形状には、角部が丸められている矩形が含まれる。
主面7aには、絶縁層30を介して端子電極20A、20Bが設けられている。端子電極20Aは、主面7aにおける一方の短辺に沿っており、端子電極20Bは、主面7aにおける他方の短辺に沿っている。端子電極20A、20Bは、主面7aにおける長辺に沿った方向に互いに離間している。
素体7は、例えば磁性材料で構成されている。具体的には、素体7は、磁性基板11と、磁性樹脂層18とで構成されている。
磁性基板11は、磁性材料で構成された略平板状の基板である。磁性基板11は、素体7の、主面7aとは反対側に位置している。磁性基板11の主面11a上に、磁性樹脂層18および後述するコイル12が設けられている。
磁性基板11は、具体的には、フェライト材料(たとえば、Ni−Zn系フェライト材料など)で構成されている。本実施形態では、磁性基板11を構成するフェライト材料は、主材料としてF2O、NiOおよびZnOを含み、添加物としてTiO、CoO、Bi、Caを含んでいる。
磁性樹脂層18は、磁性基板11上に形成されており、後述するコイル12を内部に備えている。磁性樹脂層18の磁性基板11側の面とは反対側の面は、素体7の主面7aを構成している。磁性樹脂層18は、磁性粉とバインダ樹脂との混合物であり、磁性粉の構成材料は例えば鉄、カルボニル鉄、ケイ素、コバルト、クロム、ニッケル、又はホウ素等であり、バインダ樹脂の構成材料は例えばエポキシ樹脂である。磁性樹脂層18の全体の90%以上が、例えば磁性粉で構成されていてもよい。
素体7の主面7aに設けられた一対の端子電極20A、20Bはいずれも、膜状であり、平面視で略長方形形状を呈している。端子電極20A、20B各面積は、略同じである。端子電極20A、20Bは、例えばCu等の導電性材料によって構成されている。本実施形態において、端子電極20A、20Bは、めっき形成により形成されためっき電極である。端子電極20A、20Bは、単層構造でも複数層構造でもよい。平面視において、端子電極20A、20Bの形成領域と、引出導体19A、19Bの形成領域とは、50%以上重なっている。
図4及び図5に示されるように、コイル部品10の素体7は、内部に、(具体的には、磁性樹脂層18内)において、コイル12、被覆部17、引出導体19A、19Bを有する。
コイル12は、素体7の主面7aの法線方向に沿う平面コイルである。コイル12の巻数は複数であり、本実施形態ではおよそ3周分巻かれている。コイル12は、図5に示すように、平面視において(すなわち、コイル軸線方向から見て)略楕円環状に巻回されている。コイル12は、より詳しくは、平面視において、直線部分と曲線部分とで構成された角丸長方形環状を呈する。コイル12は、例えばCu等の金属材料で構成されており、その軸心(コイル軸)が磁性基板11の主面11aおよび素体7の主面7aの法線方向(主面11aおよび素体7の主面7aに直交する方向)に沿って延びている。コイル12は、三層のコイル導体層で構成されており、下コイル部13、中コイル部14および上コイル部15を備えると共に連結部16A、16Bを備える。下コイル部13、中コイル部14および上コイル部15は、磁性基板11に近い方からこの順に、主面7aに直交する方向(コイル12の軸心方向)に並んでいる。下コイル部13、中コイル部14および上コイル部15はいずれも巻回方向が同じであり、所定のタイミングにおいては同じ方向(たとえば時計回り方向)に電流が流れる。
下コイル部13、中コイル部14および上コイル部15の厚さは、同一であってもよく、互いに異なっていてもよい。本実施形態では、中コイル部14および上コイル部15の厚さはいずれも同一厚さt1である。
連結部16Aは、下コイル部13と中コイル部14との間に介在して、下コイル部13の最も内側の巻回部分と中コイル部14の最も内側の巻回部分とを連結している。連結部16Bは、中コイル部14と上コイル部15との間に介在して、中コイル部14の最も外側の巻回部分と上コイル部15の最も外側の巻回部分とを連結している。
被覆部17は、絶縁性を有し、絶縁性樹脂で構成されている。被覆部17に用いられる絶縁性樹脂としては、例えばポリイミド、又はポリエチレンテレフタレートが挙げられる。被覆部17は、素体7内において、コイル12の下コイル部13、中コイル部14および上コイル部15を一体的に覆っている。被覆部17は、積層構造を有し、本実施形態では七層の絶縁性樹脂層17a、17b、17c、17d、17e、17f、17gで構成されている。
絶縁性樹脂層17aは、下コイル部13の下側(磁性基板11側)に位置し、平面視におけるコイル12の形成領域と略同じ領域に形成されている。絶縁性樹脂層17bは、下コイル部13の同一層内の周囲及び巻回部分の間を埋めており、コイル12の内径に対応する領域は開いている。絶縁性樹脂層17bは、磁性基板11に直交する方向に沿って延びている。絶縁性樹脂層17cは、下コイル部13と中コイル部14との間に挟まれる位置にあり、コイル12の内径に対応する領域が開いている。絶縁性樹脂層17dは、中コイル部14の同一層内の周囲及び巻回部分の間を埋めており、コイル12の内径に対応する領域は開いている。絶縁性樹脂層17eは、中コイル部14と上コイル部15との間に挟まれる位置にあり、コイル12の内径に対応する領域が開いている。絶縁性樹脂層17fは、上コイル部15の同一層内の周囲及び巻回部分の間を埋めており、コイル12の内径に対応する領域が開いている。絶縁性樹脂層17gは、上コイル部15の上側(主面7a側)に位置して、上コイル部15を覆っており、コイル12の内径に対応する領域が開いている。
本実施形態では、上述したコイル12と被覆部17とにより、コイル部Cが構成されている。
一対の引出導体19A、19Bは、例えばCuで構成されており、コイル12の両端部E1、E2それぞれから主面7aに直交する方向に沿って延びている。
引出導体19Aは、上コイル部15の最も内側の巻回部分に設けられたコイル12の一方の端部E1に接続されている。引出導体19Aは、磁性樹脂層18および絶縁性樹脂層17gを貫通するようにしてコイル12の端部E1から素体7の主面7aまで延びて、主面7aに露出している。引出導体19Aの露出した部分に対応する位置に、端子電極20Aが設けられている。引出導体19Aは、絶縁層30の貫通孔31a内の導体部31によって、端子電極20Aに接続されている。これにより、引出導体19A及び導体部31を介して、コイル12の端部E1と端子電極20Aとが電気的に接続されている。
引出導体19Aは、より具体的には、図4および図5に示すように、引出導体19Aは、コイル12の端部E1を構成する巻回部15a(以下、端部巻回部と称す。)および端部巻回部15aに隣接する巻回部15b(以下、隣接巻回部と称す。)を覆うように設けられている。引出導体19Aは、図4に示すように、巻回部15aとは絶縁性樹脂層17gの開口部16’’’を介して直接接続されている。引出導体19Aと巻回部15bとの間には絶縁性樹脂層17gが介在しており、引出導体19Aと巻回部15bとは直接接続されていない。引出導体19Aの厚さt2は、中コイル部14および上コイル部15の厚さt1より厚くなるように設計されている(t1<t2)。
引出導体19Bは、下コイル部13の最外の巻回部分に設けられたコイル12の他方の端部E2に接続されている。引出導体19Bも、引出導体19Aと同様の態様で、コイル12の端部E2から素体7の主面7aまで延びて主面7aに露出している。引出導体19Bの露出した部分に対応する位置に、端子電極20Bが設けられている。これにより、引出導体19Bを介して、コイル12の端部E2と端子電極20Bとが電気的に接続されている。
素体7の主面7a上に設けられた絶縁層30は、主面7a上の一対の端子電極20A、20Bの間に介在している。本実施形態では、絶縁層30は、一対の引出導体19A、19Bを露出させているように、主面7aの全領域を覆うように設けられていると共に、長辺方向(一対の端子電極20A、20Bが隣り合っている方向)に交差する方向に延びて主面7aを横断する部分を含む。絶縁層30は、引出導体19A、19Bに対応する位置に貫通孔を有している。該貫通孔内には、Cu等の導電性材料によって構成された導体部が設けられている。絶縁層30は、絶縁性材料により構成されており、例えばポリイミド、エポキシ等の絶縁性樹脂で構成されている。
次に、図6〜図8を参照して、コイル部品10の製造方法について説明する。図6〜図8は、コイル部品10の製造工程を説明する図である。
まず、図6の(a)に示されるように、上述した磁性基板11を準備し、準備した磁性基板11の上に絶縁性樹脂ペーストパターンを塗布して、被覆部17の絶縁性樹脂層17aを形成する。続いて、図6の(b)に示されるように、絶縁性樹脂層17aの上に、下コイル部13をめっき形成するためのシード部22を形成する。シード部22は、所定のマスクを用いてめっきやスパッタリング等により形成することができる。続いて、図6の(c)に示されるように、被覆部17の絶縁性樹脂層17bを形成する。この絶縁性樹脂層17bは、磁性基板11の全面に絶縁性樹脂ペーストを塗布した後、シード部22に対応する部分を除去することで得ることができる。すなわち、絶縁性樹脂層17bは、シード部22を露出させる機能を有する。この絶縁性樹脂層17bは、磁性基板11上に立設された壁状の部分であり、下コイル部13形成される領域を画成する。続いて、図6の(d)に示されるように、絶縁性樹脂層17bの間においてシード部22を用いて、めっき層24を形成する。このとき、絶縁性樹脂層17bの間に画成された領域を充たすように成長するめっきが、下コイル部13となる。その結果、下コイル部13の巻回部分が隣り合う絶縁性樹脂層17bの間に位置するようになる。
続いて、図7の(a)に示されるように、絶縁性樹脂ペーストパターンを下コイル部13の上に塗布することにより、被覆部17の絶縁性樹脂層17cを形成する。その際、絶縁性樹脂層17cに、連結部16Aを形成するための開口部16’を形成する。続いて、図7の(b)に示されるように、絶縁性樹脂層17cの開口部16’に、連結部16Aをめっき形成する。
続いて、図7の(c)に示されるように、上述した工程と同様にして、絶縁性樹脂層17cの上に、中コイル部14および被覆部17の絶縁性樹脂層17d、17eを形成する。具体的には、図6の(b)〜(d)に示す手順と同様に、中コイル部14をめっき形成するためのシード部を形成し、中コイル部14が形成される領域を画成する絶縁性樹脂層17dを形成し、絶縁性樹脂層17dの間において中コイル部14をめっき形成する。
そして、絶縁性樹脂ペーストパターンを中コイル部14の上に塗布することにより、被覆部17の絶縁性樹脂層17eを形成する。その際、絶縁性樹脂層17eに、連結部16Bを形成するための開口部16’’を形成し、その後、絶縁性樹脂層17eの開口部16’’に、連結部16Bをめっき形成する。
さらに、図7の(d)に示されるように、上述した工程と同様にして、絶縁性樹脂層17eの上に、上コイル部15および被覆部17の絶縁性樹脂層17f、17gを形成する。具体的には、図6の(b)〜(d)に示す手順と同様に、上コイル部15をめっき形成するためのシード部を形成し、上コイル部15が形成される領域を画成する絶縁性樹脂層17fを形成し、絶縁性樹脂層17fの間において上コイル部15をめっき形成する。
そして、絶縁性樹脂ペーストパターンを上コイル部15の上に塗布することにより、被覆部17の絶縁性樹脂層17gを形成する。その際、絶縁性樹脂層17gに、引出導体19Aを形成するための開口部16’’’を形成する。また、めっき層24のうち、下コイル部13、中コイル部14および上コイル部15を構成していない部分(下コイル部13、中コイル部14および上コイル部15の内径部及び外周部に対応する部分)をエッチング処理によって除去する。換言すると、被覆部17に覆われていないめっき層24を除去する。
以上のように、被覆部17は、複数の絶縁性樹脂層17a〜17gを含む積層構造を有し、これらの絶縁性樹脂層17a〜17gによって、下コイル部13、中コイル部14および上コイル部15が取り囲まれる。そして、図7の(d)に示す工程により、コイル12と被覆部17とで構成されるコイル部Cが完成する。
続いて、図8の(a)に示されるように、絶縁性樹脂層17gの開口部16’’’に対応する位置に引出導体19Aを形成する。具体的には、所定のマスクを用いてめっきやスパッタリング等により、開口部16’’’上に引出導体19Aのためのシード部を形成し、当該シード部を用いて引出導体19Aをめっき形成する。このとき、引出導体19Aは、コイル12の端部E1を構成する巻回部(端部巻回部15a)に接続され、かつ、その巻回部に隣接する巻回部(隣接巻回部15b)を絶縁性樹脂層17gを介して覆うように形成される。
続いて、図8の(b)に示されるように、磁性基板11の全面に磁性樹脂を塗布すると共に所定の硬化処理をおこない、磁性樹脂層18を形成する。それにより、被覆部17及び引出導体19Aの周りが磁性樹脂層18で覆われる。このとき、コイル12の内径部分に磁性樹脂層18が充填される。続いて、図8の(c)に示されるように、引出導体19Aが磁性樹脂層18から露出するように研磨する。
上記工程により、素体7の主面7aから引出導体19Aが露出する素体7が得られ、素体7を準備する工程が終了する。
続いて、図8の(d)に示されるように、端子電極20Aをめっき形成する前に、主面7a上に絶縁性樹脂ペースト等の絶縁性材料を塗布することにより、絶縁層30を形成する。絶縁層30を形成する際、主面7aの全体を覆うと共に、引出導体19Aに対応する位置に貫通孔31aを形成し、絶縁層30から引出導体19Aを露出させる。具体的には、一旦、主面7aの全領域に絶縁性材料を塗布し、その後、引出導体19Aに対応する箇所の絶縁層30を除去する。
そして、絶縁層30上に、所定のマスクを用いてめっきやスパッタリング等により、端子電極20Aに対応する領域にシード部(図示せず)を形成する。シード部は、絶縁層30の貫通孔31aから露出する引出導体19A上にも形成される。続いて、当該シード部を用いて、端子電極20Aを、無電解めっきにより形成する。このとき、めっきは、絶縁層30の貫通孔31aを埋めるように成長して導体部31を形成すると共に、絶縁層30上の端子電極20Aを形成する。以上によって、コイル部品10が形成される。
なお、図6〜図8には、一対の引出導体のうちの一方の引出導体19Aのみを示しているが、他方の引出導体19Bについても同様の態様にて形成される。
次に、図9を参照しつつ、上述したコイル部品10における放熱について説明する。
コイル部品10は、コイル12が所定の電気抵抗を有するため、その作動時に平面コイルである下コイル部13、中コイル部14および上コイル部15が発熱する。
図9に示すように、上コイル部15においては、端部E1を構成する端部巻回部15aが引出導体19Aに接続されているため、引出導体19Aが端部巻回部15aから熱を吸収して端子電極20Aを介して外部に放熱することができる。加えて、引出導体19Aは、隣接巻回部15bを覆うように形成されているため、隣接巻回部15bからも熱を吸収して、端子電極20Aを介して外部に放熱することができる。そのため、図5に示すように、上コイル部15がその内側から第1周回部分R1、第2周回部分R2、第3周回部分R3の順に巻回されている場合には、第1周回部分R1における熱だけでなく、第2周回部分R2における熱も、引出導体19Aおよび端子電極20Aを介して外部に放熱され得る。
引出導体19が、隣接巻回部15bに対して外側において隣接する巻回部15cを覆い、複数の巻回部15b、15cを絶縁性樹脂層17gを介して覆う場合には、さらに第3周回部分R3における熱も、引出導体19Aおよび端子電極20Aを介して外部に放熱され得る。引出導体19は、上コイル部15の径方向における全ての巻回部を覆うように設けることもできる。引出導体19は、上コイル部15の径方向長さにおける3/4以上に亘って設けることができる。
以上において説明したとおり、上述したコイル部品10は、引出導体19Aが端部巻回部15aだけでなく隣接巻回部15bからも熱を吸収することで、コイル部品10では放熱性の向上が実現されている。コイル部品10では、高い放熱性が実現されているため、長寿命化が図られるとともに、高い信頼性および特性安定性が得られる。
なお、図5に示すように、端部E2から引き出される引出導体19Bについても、上コイル部15の第1周回部分R1、第2周回部分R2、第3周回部分R3に対応する巻回部分を覆うように設けることができる。この場合には、引出導体19Bおよび端子電極20Bを介して、上コイル部15の熱を外部に放出することができ、コイル部品10の放熱性のさらなる向上が図られる。
また、コイル部品10では、引出導体19Aの厚さt2が上コイル部15の厚さt1より厚いため、引出導体19Aが高い熱容量を有する。このように引出導体19Aの熱容量を高くすることで、上コイル部15から引出導体19Aへ向かう伝熱の効率が高まり、その結果、上コイル部15の熱は端子電極20Aを介して外部へ効率よく放出される。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されず、各請求項に記載した要旨を変更しない範囲で変形し、又は他に適用してもよい。
たとえば、引出導体の形状については適宜変更することができ、たとえば、図10に示す断面形状の引出導体を採用することができる。図10に示す引出導体19Aは、上コイル部15の隣り合う巻回部15a、15b、15cのそれぞれの間に進入するように延びる羽根状の突部19aを有している。このような引出導体19Aも、端部巻回部15aおよび隣接巻回部15bから熱を吸収して、端子電極20Aを介して外部に放熱することができる。その上、上述した態様の引出導体19Aに比べて、上コイル部15の各巻回部に対向する面積が拡大しており、上コイル部15からの吸熱量が増大しているため、放熱性のさらなる向上が実現される。引出導体19Aの突部19aは、湾曲した頂部を有する上コイル部15の巻回部を設けて、その頂部形状に追従するように絶縁性樹脂層17gを形成することにより形成し得る。引出導体19Aの突部19aは、羽根状に限らず、半球状や錐状、台形状であってもよい。
また、引出導体の断面形状や端面形状についても、適宜変更することができ、円柱状や角柱状の引出導体を採用することができる。
さらに、上述した実施形態では、磁性基板と磁性樹脂層とで構成された磁性素体を示したが、磁性素体が磁性基板を含まない態様であってもよい。
また、引出導体の厚さが平面コイル(たとえば、上述の上コイル部)の厚さよりも薄い態様であってもよい。この場合、熱源である平面コイルとコイル部品の外部との距離(具体的には部品厚さ方向における距離)が短縮されるため、平面コイルの熱が外部に放出されやすくなる。
1…電源回路ユニット、7…素体、7a…主面、10…コイル部品、11…磁性基板、11a…主面、12…コイル、15…上コイル部、15a、15b、15c…巻回部、18…磁性樹脂層、17g…絶縁性樹脂層、19A、19B…引出導体、19a…突部、20A、20B…端子電極、E1、E2…端部。

Claims (7)

  1. 主面を有すると共に、コイルを含むコイル部を内部に有する磁性素体と、
    前記コイル部の両コイル端部それぞれから、前記磁性素体を貫くようにして前記コイルのコイル軸線方向に沿って延びて、前記磁性素体の主面から露出する一対の引出導体と、
    前記磁性素体の前記主面上に設けられ、該主面に露出した前記一対の引出導体と電気的に接続される一対の端子電極と
    を備え、
    前記コイル部が、前記コイルの少なくとも一部を構成するとともに前記コイル端部を含む複数巻数の平面コイルと、前記コイル上に形成された絶縁層とを有し、
    前記引出導体は、前記平面コイルの前記コイル端部を構成する端部巻回部に前記絶縁層を貫いて接続されており、かつ、前記端部巻回部に隣接する隣接巻回部の少なくとも一部を前記絶縁層を介して覆っており、
    前記引出導体が、前記コイル部の隣り合う巻回部の間に進入するように延びる突部を有している、コイル部品。
  2. 前記引出導体は、前記隣接巻回部を含む複数の巻回部を、前記絶縁層を介して覆っている、請求項1に記載のコイル部品。
  3. 前記引出導体の厚さが前記平面コイルの厚さより厚い、請求項1または2に記載のコイル部品。
  4. 前記コイルのコイル軸線方向から見て、前記平面コイルは直線部分および曲線部分を含む環状を呈しており、
    前記平面コイルの前記曲線部分に、前記引出導体に接続される前記コイル端部が位置している、請求項1〜3のいずれか一項に記載のコイル部品。
  5. 前記引出導体の前記突部が羽根状である、請求項1〜4のいずれか一項に記載のコイル部品。
  6. 主面を有すると共に、コイルを含むコイル部と、前記コイルの両端部それぞれから前記主面まで延びて該主面に露出する一対の引出導体とを、内部に有する磁性素体を準備する工程と、
    前記コイル部の両端部それぞれから、前記磁性素体を貫くようにして前記コイルのコイル軸線方向に沿って延びて、前記磁性素体の主面から露出する一対の引出導体を形成する工程と、
    前記磁性素体の主面に露出した前記一対の引出導体と電気的に接続される一対の端子電極を形成する工程と
    を含み、
    前記コイル部が、前記コイルの少なくとも一部を構成するとともに前記コイル端部を含む複数巻数の平面コイルと、前記コイル上に形成された絶縁層とを有し、
    前記引出導体を形成する工程では、前記平面コイルの前記コイル端部を構成する端部巻回部に前記絶縁層を貫いて接続され、かつ、前記端部巻回部に隣接する隣接巻回部の少なくとも一部を前記絶縁層を介して覆うように、前記引出導体を形成し、前記引出導体の突部が前記コイル部の隣り合う巻回部の間に進入するように延びる、コイル部品の製造方法。
  7. 前記引出導体の前記突部が羽根状である、請求項6に記載のコイル部品の製造方法。
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