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JPH09270325A - 電子部品 - Google Patents

電子部品

Info

Publication number
JPH09270325A
JPH09270325A JP8103700A JP10370096A JPH09270325A JP H09270325 A JPH09270325 A JP H09270325A JP 8103700 A JP8103700 A JP 8103700A JP 10370096 A JP10370096 A JP 10370096A JP H09270325 A JPH09270325 A JP H09270325A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electronic component
conductor
component according
pattern
film
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8103700A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiro Seto
一弘 瀬戸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokin Corp
Original Assignee
Tokin Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokin Corp filed Critical Tokin Corp
Priority to JP8103700A priority Critical patent/JPH09270325A/ja
Priority to EP97105278A priority patent/EP0798851A1/en
Priority to KR1019970011021A priority patent/KR100282010B1/ko
Priority to US08/826,094 priority patent/US6392297B2/en
Priority to CN97109663A priority patent/CN1172413A/zh
Publication of JPH09270325A publication Critical patent/JPH09270325A/ja
Priority to US09/298,437 priority patent/US6376912B1/en
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03HIMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
    • H03H7/00Multiple-port networks comprising only passive electrical elements as network components
    • H03H7/01Frequency selective two-port networks
    • H03H7/09Filters comprising mutual inductance
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03HIMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
    • H03H1/00Constructional details of impedance networks whose electrical mode of operation is not specified or applicable to more than one type of network
    • H03H1/0007Constructional details of impedance networks whose electrical mode of operation is not specified or applicable to more than one type of network of radio frequency interference filters
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
    • H01L2924/0001Technical content checked by a classifier
    • H01L2924/0002Not covered by any one of groups H01L24/00, H01L24/00 and H01L2224/00
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03HIMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
    • H03H1/00Constructional details of impedance networks whose electrical mode of operation is not specified or applicable to more than one type of network
    • H03H2001/0021Constructional details
    • H03H2001/0085Multilayer, e.g. LTCC, HTCC, green sheets

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Coils Or Transformers For Communication (AREA)
  • Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 製造が容易であるとともに、小型化され、且
つ所望する特性を備えた信頼性の高い電子部品を提供す
る。 【解決手段】 電子部品は、絶縁基板11と、前記絶縁
基板11上に複数の絶縁樹脂層12a〜12dと複数の
導体パターン層13a〜13cとを交互に積層形成する
ことによって、夫々少なくとも1層の導体ラインからな
る第1導体ラインと第2の導体ラインが夫々形成された
積層体と、前記第1の導体ラインの両端部に接続される
とともに前記積層体と前記絶縁基板の側面に渡って互い
に異なる部分を覆うように夫々形成された第1及び第2
の外部電極端子部と、前記第2の導体ラインの一端に接
続され、前記積層体と前記絶縁基板の側面の前記第1及
び第2の外部電極端子部とは異なる位置の部分を覆うよ
うに形成された第3の外部電極端子部とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子部品に関し、
詳しくは、インダクタ(L)、キャパシタ(C)、電気
抵抗素子(R)、薄膜EMIフィルタ、コモンモードチ
ョークコイル、カレントセンサ、信号用トランス、及び
これらを一つの部品に構成した複合電子部品等の表面実
装部品もしくはリード部品である電子部品に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、特開平4−167596号公報
(引例1と呼ぶ)に示されている多層配線基板が知られ
ている。この種の多層配線基板は、図12に示すよう
に、シリコン、アルミナ等を主成分とするセラミック基
板51の表面に、Cuを主成分とする導体配線層52が
設けられている。そして、全表面にベンゾシクロブテン
樹脂(BCB)からなる絶縁樹脂層53をコーティング
した後、この表面にフォトレジストによりパターンを形
成しBCBからなる絶縁樹脂層53をエッチングするこ
とによって、ビアホール54を形成する。ビアホール形
成後、全表面にCuスパッタ膜を形成し、エッチングす
るか、あるいは、全表面にCr、Tiスパッタ膜を形成
した後、Cuスパッタ膜あるいはめっきCu、Au、A
l箔を形成することによって導体配線層55が得られ
る。
【0003】一方、特開平3−201417号公報(引
例2と呼ぶには、)図13に示されるような電子部品が
提案されている。この電子部品は、アルミナ等の絶縁基
板101上に、ポリイミド樹脂からなる絶縁樹脂層10
2およびスパッタ法によって形成されたTi、Ti−A
g、Agからなる内部導体パターン103、104を交
互に積層させ、絶縁樹脂層102の端部を取り除くこと
によって最上部の導体パターン104の端部を露出させ
た高周波コイル100を形成している。
【0004】尚、実際には、さらに導体パターン104
の端部に接続するように端子下地部を本体側面に形成
し、その上を覆うように本体の上面端部から側面を介し
て下面端部に至る導体層を設けて、外部電極端子部を形
成することが行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、引例1
のものは、多層配線基盤であって、回路素子としての電
子部品ではないし、複数の回路素子構成を有する電子部
品でもない。
【0006】一方、引例2のような電子部品を製造する
場合、比較的大寸法の絶縁基板上の互いに異なる場所
に、複数の電子部品のための絶縁層および導体層を交互
に積層して、一枚の絶縁基板の上に複数の電子部品を形
成し、その後、絶縁基板を切断して、各電子部品を切り
出すことが行われる。しかしながら、絶縁基板として、
アルミナ等の高硬度の材料を用いているので、切断工程
において切断コストが高く、また、絶縁基板のチッピン
グが発生し、不良率が高く歩留まりが悪いという問題が
あった。
【0007】また、導体パターン層間の絶縁樹脂表面
に、下地の導電パターンの凹凸が反映され、次に積層さ
れる導体パターンが波打ち、所望する特性が得られない
という問題も生じた。
【0008】さらに、上記電子部品において、絶縁樹脂
層と電極端子部との隙間から空気の水分(湿気)が侵入
し、導体パターンを腐食させ、特性を変化させるために
品質を著しく劣化させるという欠点を有した。
【0009】そこで、本発明の技術的課題は、製造が容
易であるとともに、小型化され、且つ所望する特性を備
えた信頼性の高い電子部品を提供することにある。
【0010】また、本発明のもう一つの技術的課題は、
前記電子部品からなるローパスフィルタと、コモンモー
ドチョークコイルと、トランスフォーマーと、インダク
タンス、キャパシタンス、及び電気抵抗の内の少なくと
も一つを備えた回路素子とを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、絶縁基
板と、前記絶縁基板上に複数の絶縁樹脂層と複数の導体
パターンとを交互に積層することによって、少なくとも
1導体層からなる第1導体ラインと第2の導体ラインが
夫々形成された積層体と、前記第1の導体ラインの両端
部に接続されるとともに前記積層体と前記絶縁基板の側
面に渡って互いに異なる部分を覆うように夫々形成され
た第1及び第2の外部電極端子部と、前記第2の導体ラ
インの一端に接続され、前記積層体と前記絶縁基板の側
面上で前記第1及び第2の外部電極端子部とは異なる位
置の部分を覆うように形成された第3の外部電極端子部
とを備え、前記第1の導体ラインと前記第2の導体ライ
ンは、互いに、磁気的且つ電気容量的結合を有している
ことを特徴とする電子部品が得られる。
【0012】前記絶縁基板は、ビッカース硬度が600
〜1000である快削性を有する材料から構成するのが
最適である。
【0013】前記絶縁樹脂層指しては、その少なくとも
一層は、実質的にベンゾシクロブテンからなることが好
ましい。
【0014】本発明の一つの態様によれば、前記絶縁樹
脂層の内の最上部の層は、下層の導体パターンに至る切
欠部又は貫通孔からなる電極取り出し部と、前記電極取
り出し部を封じる下地パターンとを備え、前記下地パタ
ーンは、前記第1、第2、及び第3の外部電極端子部の
対応する一つのに接続された電子部品がえられる。
【0015】前記導体パターンは、導電金属膜からなる
下地層と前記下地層上に電解めっきによって形成された
Cuめっき膜からなることが好ましい。
【0016】この場合、前記下地層は、スパッタにより
形成されたTi又はCr膜からなるのが好ましい。
【0017】また、本発明の一つの態様によれば、前記
絶縁樹脂層の最上層の上に保護樹脂層を備えていること
を特徴とする電子部品が得られる。
【0018】前記第1、第2、及び第3の外部電極端子
部は、前記導体パターンと接続するように形成された導
電樹脂層と、前記導電性樹脂層を覆う金属めっき膜とで
構成されるのが好ましい。
【0019】この場合、前記導電樹脂層は、Ni粉末を
樹脂に混合したものから実質的になるのが好ましい。
【0020】また、前記金属めっき膜は、拡散防止膜
と、前記拡散防止膜上に形成された半田膜又は錫膜から
なる外部接続膜とを備えていることが好ましい。
【0021】この場合、前記拡散防止膜は、スルファミ
ン酸Ni浴から電解バレルめっきによって形成されたN
iめっき膜であり、前記外部接続膜は、アルカノールス
ルホン酸半田浴から電解バレルめっきによって形成され
た半田めっき膜であるのが好ましい。
【0022】前記外部接続膜の他のこのましい例として
は、は、フェノールスルホン酸半田浴から夫々電解バレ
ルめっきによって形成された半田めっき膜があげられ
る。
【0023】前記した本発明の電子部品の一例として
は、前記第1の導体ラインおよび前記第2の導体ライン
が異なる導体層で周回したパターンを有していることを
特徴とするローパスフィルタが挙げられる。
【0024】更に、前記した本発明の電子部品の他の例
としては、前記第2の導体ラインの他端に接続され前記
積層体と前記絶縁基板の側面に渡って前記第1ないし第
3の外部電極端子部と異なる部分に形成された第4の外
部電極端子を備え、前記第1及び第2の導体ラインが異
なる導体層で同じ回数周回したパターンを有しており、
前記第1及び第3の外部電極端子の一対、及び前記第2
及び第4の外部接続端子の一対を夫々入力端子及び出力
端子対としたことを特徴とするコモンモードチョークコ
イルが挙げられる。
【0025】更に、前記した本発明の電子部品の他の例
としては、前記第2の導体ラインの他端に接続され前記
積層体と前記絶縁基板の側面に渡って前記第1ないし第
3の外部電極端子部と異なる部分に形成された第4の外
部電極端子を備え、前記第1及び第2の導体ラインが異
なる導体層で周回したパターンを有しており、前記第1
及び第2の外部電極端子の一対、及び前記第3及び第4
の外部接続端子の一対を夫々入力端子及び出力端子対と
したことを特徴とするトランスフォーマーが挙げられ
る。
【0026】本発明によれば、さらに、インダクタン
ス、キャパシタンス、及び電気抵抗の内の少なくとも一
つを備えた回路素子も得られる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0028】図1は本発明の第1の実施の形態による電
子部品を示す斜視図である。図1に示すように、電子部
品10は、ここでは、EMIフィルタを示しているが、
電子部品本体1と、電子部品本体1の長さ方向両端と中
央部との夫々の側面に、上面端部から側面を介して下面
端部に至るまで形成された外部電極端子部2、2、2を
備えている。
【0029】図2は、図1のフィルタ本体1の構造を示
すために、絶縁基板11と、その上に形成される導体お
よび絶縁体からなる各層を別けて示したの斜視図であ
る。図2に示すように、電子部品本体1は、セラミック
ス基板11上に、絶縁樹脂層12a、12b、12c、
12d及び導体パターン13a、13b、13c、13
dを交互に形成積層することによって形成されている。
【0030】なお、フィルタのコイルの巻回数を増加す
るためには、13c´で示す導体層と共に絶縁層をさら
に介在させた構成とすればよい。
【0031】セラミックス基板11は、快削性を有する
セラミックスであるマセライト(三井鉱山マテリアル社
製の商品名)を用いた。尚、その諸特性をアルミナと対
比して下記表1に示す。
【0032】
【表1】
【0033】また、絶縁樹脂層12a、12b、12
c、12dは、紫外線感光性のベンゾシクロブテン樹脂
(BCB)を用いている。 なお、絶縁樹脂層として、
BCBを用いることによって、絶縁樹脂層の平坦性が良
好に確保されるので、表面が凹凸なく平坦な積層体を得
ることができ、電気的特性良好となる。
【0034】図3乃至図5は、図2における各絶縁樹脂
層及び各導体パターンを形成する方法を模式的に示した
図である。
【0035】図3を参照して、セラミックス基板(図示
せず)をアセトン、メタノール等で洗浄した後、必要な
らば、図3(a)に示すように、逆スパッタを行って洗
浄し、その上に、スパッタ法によって、Ti膜及びその
上に形成したCu膜からなる下地層3をスパッタ形成す
る。図3(b)は下地層3を一面に形成した絶縁樹脂層
12aを示している。図3(b)において、Ti膜は、
厚さ0.05μm、Cu膜は、厚さ0.25〜0.3μ
mである。
【0036】次に図4(a)に示すように、レジスト4
を塗布した後、図3(d)に示すように、ホトリソグラ
フィを用いて、マスク5を介して、露光し、現像して、
図4(a)に示すレジストのパターン4´を得る。
【0037】次に、図3(c)に示すものをH2 SO4
で表面処理した後、図4(b)に示すように、電解Cu
めっきによって、電解Cuめっき層6を得る。
【0038】次に、レジストのパターン4´を剥離し
て、図4(c)に示す形状の中間導体パターン7を得
る。
【0039】次に、図4(c)に示す中間導体パターン
7に対してウエットエッチング(ドライエッチングでも
可)を施し、電解Cuめっき層6の間に露出している下
地層3の部分を除去し、HClで洗浄して図4(d)に
示すように、絶縁樹脂層12a上に形成された孤立パタ
ーン13を得る。尚、エッチングによって、電解Cuめ
っき層6の上面も若干エッチングされるが、下地めっき
層3よりも厚いので、導体パターンが失われることはな
い。
【0040】得られた導体パターン13は、下地層3の
パターンと、電解Cuめっき層6のパターンとからな
り、厚さ約3〜5μm、幅約30μmで、洗浄、フォト
リソグラフィ、エッチング、洗浄工程等において、製作
プロセス中に不具合は発生しなかった。
【0041】図5は、樹脂絶縁層を形成する方法を模式
的に示す図である。図5を参照して、図4(d)に示す
絶縁層12a上に形成された導体パターン13aを覆う
ように、図5(a)に示すように、スピンコーティング
によって、紫外線感光性BCB樹脂を塗布して、絶縁樹
脂層8を得る。次に、図5(b)に示すように、フォト
リソグラフィを用い、マスク9を介して露光して、図5
(c)に示すように、絶縁樹脂層8に貫通孔14を形成
する。尚、貫通孔14は、絶縁樹脂層8の上部に形成さ
れる導体と電気的コンタクトを得るためのものであるか
ら、全ての導体パターン13上に設ける必要のないこと
はいうまでもない。
【0042】次に、窒素雰囲気中で210℃、30分ハ
ーフキュアすることで、図5(d)に示す絶縁樹脂層1
2bを得る。
【0043】図2における他の導体層13b、13c、
13dも図3及び図4に示した工程と同様にして得られ
る。また、絶縁層12b、12c、12dも、図5に示
した工程と同様に得られる。
【0044】大寸法の絶縁基板のうえの異なる場所に対
して、図3および4に示す導体パターンの形成と、図5
に示す絶縁層形成の工程を交互に繰り返すことによっ
て、図6に示すように、絶縁基板の上に複数個の電子部
品本体1を形成したものが得られる。
【0045】次に、図7を用いて、図6の電子部品本体
1に外部電極端子部を形成する工程について述べる。先
ず、各電子部品本体1を切り出す前に、電子部品本体1
の上面は導体パターンが露出した形となっているので、
この上に、BCBからなる絶縁樹脂12eで外周面を覆
うとともに、貫通孔からなる電極取り出し部16を上記
したものと同様な方法にて形成する。更に、電極取り出
し部16を導電性の金属、例えば、Cuで封じて電極取
り出しパターン17を形成する。更に、電極取り出しパ
ターン17に覆われていない表面層に例えばポリイミド
からなる保護層12fを設ける。保護層12fとして
は、各用途に応じて、表2に示すような材料を用いるこ
とができる。
【0046】
【表2】
【0047】これらが複数個形成された図6のセラミッ
ク基板をダイシングソ−によって、一点鎖線で示す線に
沿って切断することにより、個々に切り離された電子部
品本体1を得た。図6では、その一つを実線で示した。
【0048】次に、電子部品本体1を5%HClで処理
した後、Ni粉を含むエポキシ樹脂等からなるNi導電
ペーストを、電極取り出しパターン17の端部から側面
を通って電子部品本体1の下面に至るように塗布して熱
硬化させた。次に、めっき前処理として、KOH、H2
SO4 の夫々の水溶液で長音波洗浄した後、スルファミ
ン酸Ni浴から電解バレルめっき法にてNiめっき膜1
8を下地層として形成した。ここで、Niは、電解マイ
グレーションに優れており、半田等の内部への拡散を防
止する。次に、この下地層上に、アルカノールスルホン
酸半田浴から夫々電解バレルめっきによって、外部接続
膜として半田めっき膜19を形成した。アルカノールス
ルホン酸半田浴は、キレート剤を含まないので絶縁樹脂
劣化を防止できる。尚、半田めっき膜は、フェノールス
ルホン酸を含むめっき浴からも形成することができる。
さらに、半田めっき膜以外にも錫めっき膜を形成しても
よい。
【0049】このような端子構造では、端子取出し用電
極17と絶縁樹脂層との界面において、端子取出し用電
極17の方が絶縁樹脂層12の上に存在するので、両界
面間の剥離が生じにくく、外部からの水分の侵入を効果
的に防止することができる。
【0050】図8は本発明の第2の実施の形態による電
子部品の端子構造の他の例を示す図である。図8では、
EMIフィルタ及びLCR部品等に用いられる3端子構
成を示している。外部取り出しパターン17は、上から
2層目の導体パターン13に接続されており、保護膜は
図では省略されている。
【0051】図9は、本発明の第3の実施の形態によコ
モンモードチョークコイルの導体パターン層13a〜1
3dのみを模式的に示した。これらの導体パターン層1
3a〜13dは、実際には、図2にと同様に、絶縁樹脂
層を介して夫々積層されて形成されるが、絶縁樹脂層
は、図示を省略した。図9においては、各導体パターン
層13a〜13dの端部パターン15a、15b、15
c、15dは絶縁樹脂層の切欠部を介して互いに重ね合
わされ接続される。また、下部導体パターン層13aの
導体パターン21の端部は、直上の導体パターン層13
bの中央部導体パターン23を介してさらにその上の導
体パターン層13cの引き出し用導体パターン25の端
部と接続されるので、導体パターンの端部15b、15
dは、周回した一つの導体ラインの両端部となる。一
方、導体パターン層13bの周回した導体パターン24
は、その上の導体パターン層13cの引き出し用導体パ
ターン26の端部に接続されるので、導体パターンの端
部15a、15cはもう一つの周回した導体ラインの両
端部となる。これらの導体ラインはその周回数が等しく
なるように、構成されている。
【0052】図10は図9の電子部品の端子部の構造を
示している。図10では、4端子構成を示している。外
部取り出しパターン17は、上から1層目の導体パター
ン13に接続されており、保護膜は図では省略されてい
る。
【0053】図11は、本発明の第4の実施の形態によ
るトランスフォーマーの導体パターン層13a〜13d
を示している。これらの導体パターン層13a〜13d
は、図2と同様に、絶縁樹脂層を介して夫々積層され
る。図11においては、各導体パターン層13a〜13
dの端部パターン15a、15b、15c、15dは、
絶縁樹脂層の切欠部を介して互いに重ね合わされ接続さ
れる。また、最も下部の導体パターン層13aの周回し
た導体パターン17の端部は、直上の導体パターン層1
3bの引き出し用導体パターン28の端部と接続される
ので、導体パターンの端部15a、15bは、一つの周
回した導体ラインの両端部となる。一方、導体パターン
層13cの周回した導体パターン30の端部は、その下
の導体パターン層13bのもう一つの引き出し用導体パ
ターン29に接続されるので、導体パターンの端部15
c、15dはもう一つの周回した導体ラインの両端部と
なる。これらの導体ラインは、周回比(巻線比)が1:
nとなるように構成されている。
【0054】尚、図9のコモンモードチョークコイルお
よび図11のトランスフォーマーにおいて、各導体パタ
ーン層は、図3および4で説明した方法で形成される。
また、図示を省略した絶縁樹脂層は、図5で説明した方
法で形成される。さらに、いずれの端子構造も、図10
の端子構造が採用される。
【0055】また、いずれも、図6と同様に、大寸法絶
縁基板11上に複数同時に形成され、個々に切出された
後に、端子構造を付加される。切出しは、絶縁基板とし
て快削性の良い例えばビッカーす硬度100〜1000
の材料を用いることによって、容易に行うことができ、
コストを低減できる。
【0056】上の本発明の実施の形態として、ローパス
フィルター、コモンモードチョークコイル、トランスフ
ォーマーについて示したが、単に、インダクター、キャ
パシター、及び電気抵抗素子としても実現できること
は、上の説明から、容易に理解されるところであろう。
【0057】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明によれ
ば、製造が容易であるとともに、小型化され、且つ所望
する特性を備えた信頼性の高い電子部品を提供すること
ができる。
【0058】また、本発明によれば、前記電子部品から
なるローパスフィルタと、コモンモードチョークコイル
と、トランスフォーマーと、インダクタンス、キャパシ
タンス、及び電気抵抗の内の少なくとも一つを備えた回
路素子とを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態による電子部品の一例とし
てローパスフィルターを示す斜視図である。
【図2】図1の電子部品の本体1の絶縁樹脂層と導体パ
ターン層の積層体の各層を模式的に分離して示した斜視
図である。
【図3】絶縁樹脂層の上に導体パターンを形成する工程
を順に示す図である。
【図4】図3に引き続く導体パターンを形成する工程を
順に示す図である。
【図5】導体パターン上に絶縁樹脂層を形成する工程を
順に示す図である。
【図6】図1の電子部品について大寸法絶縁基板の上に
積層体形成後、電子部品本体を切出す前の状態を示す斜
視図である。
【図7】図6の状態からから切出された電子部品本体1
に形成される端子構造を示す断面図である。
【図8】本発明による電子部品の3端子構造で用いられ
る端子構造の他の例を示す図である。
【図9】本発明の第2の実施の形態による電子部品であ
るコモンモードチョークコイルの導体パターンの各層を
積層順に示す斜視図である。
【図10】図9のコモンモードチョークコイルの端子構
造を示す部分断面図である。
【図11】本発明の第3の実施の形態による電子部品で
あるトランスフォーマーの導体パターンの各層を積層順
に示す斜視図である。
【図12】従来の多層配線基板を示す断面図である。
【図13】従来の電子部品を示す断面図である。
【符号の説明】
1 電子部品本体 2 外部電極端子 3 下地層 4 レジスト 5 マスク 4´ パターン 6 電解Cuめっき層 7 中間導体パターン 8 絶縁樹脂層 10 電子部品 11 セラミックス基板 12、12a、12b、12c、12d、12e 絶
縁樹脂層 13、13a、13b、13c、13d、 導体パタ
ーン層 14 貫通孔 16 電極取り出し部 17 電極取り出しパターン 18 下地層 19 外部接続膜(半田めっき膜) 22 保護層

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁基板と、前記絶縁基板上に複数の絶
    縁樹脂層と複数の導体パターンとを交互に積層すること
    によって、少なくとも1導体層からなる第1導体ライン
    と第2の導体ラインが夫々形成された積層体と、 前記第1の導体ラインの両端部に接続されるとともに前
    記積層体と前記絶縁基板の側面に渡って互いに異なる部
    分を覆うように夫々形成された第1及び第2の外部電極
    端子部と、 前記第2の導体ラインの一端に接続され、前記積層体と
    前記絶縁基板の側面上で前記第1及び第2の外部電極端
    子部とは異なる位置の部分を覆うように形成された第3
    の外部電極端子部とを備え、前記第1の導体ラインと前
    記第2の導体ラインは、互いに、磁気的且つ電気容量的
    結合を有していることを特徴とする電子部品。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の電子部品において、前記
    絶縁基板は、ビッカース硬度が600〜1000である
    快削性を有する材料からなることを特徴とする電子部
    品。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の電子部品において、前記
    絶縁樹脂層の内の少なくとも一層は、実質的にベンゾシ
    クロブテンからなることを特徴とする電子部品。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれかに記載の電子
    部品において、前記絶縁樹脂層の内の最上部の層は、下
    層の導体パターンに至る切欠部又は貫通孔からなる電極
    取り出し部と、前記電極取り出し部を封じる下地パター
    ンとを備え、前記下地パターンは、前記第1、第2、及
    び第3の外部電極端子部の対応する一つのに接続されて
    いることを特徴とする電子部品。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4の内のいずれかに記載の
    電子部品において、前記導体パターンは、導電金属膜か
    らなる下地層と前記下地層上に電解めっきによって形成
    されたCuめっき膜からなるであることを特徴とする電
    子部品。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の電子部品において、前記
    下地層は、スパッタにより形成されたTi又はCr膜か
    らなることを特徴とする電子部品。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至6の内のいずれかに記載の
    電子部品において、前記絶縁樹脂層の最上層の上に保護
    樹脂層を備えていることを特徴とする電子部品。
  8. 【請求項8】 請求項1記載の電子部品において、前記
    第1、第2、及び第3の外部電極端子部は、前記導体パ
    ターンと接続するように形成された導電樹脂層と、前記
    導電性樹脂層を覆う金属めっき膜とを備えていることを
    特徴とする電子部品。
  9. 【請求項9】 請求項8記載の電子部品において、前記
    導電樹脂層は、Ni粉末を樹脂に混合したものから実質
    的になることを特徴とする電子部品。
  10. 【請求項10】 請求項8記載の電子部品において、前
    記金属めっき膜は、拡散防止膜と、前記拡散防止膜上に
    形成された半田膜又は錫膜からなる外部接続膜とを備え
    ていることを特徴とする電子部品。
  11. 【請求項11】 請求項10記載の電子部品において、
    前記拡散防止膜は、スルファミン酸Ni浴から電解バレ
    ルめっきによって形成されたNiめっき膜であり、前記
    外部接続膜は、アルカノールスルホン酸半田浴から電解
    バレルめっきによって形成された半田めっき膜であるこ
    とを特徴とする電子部品。
  12. 【請求項12】 請求項10記載の電子部品において、
    前記外部接続膜は、フェノールスルホン酸半田浴から夫
    々電解バレルめっきによって形成された半田めっき膜で
    あることを特徴とする電子部品。
  13. 【請求項13】 請求項1乃至12の内のいずれかに記
    載の電子部品からなり、前記第1の導体ラインおよび前
    記第2の導体ラインが異なる導体層で周回したパターン
    を有していることを特徴とするローパスフィルタ。
  14. 【請求項14】 請求項1乃至12の内のいずれかに記
    載の電子部品からなり、更に、前記第2の導体ラインの
    他端に接続され前記積層体と前記絶縁基板の側面に渡っ
    て前記第1ないし第3の外部電極端子部と異なる部分に
    形成された第4の外部電極端子を備え、前記第1及び第
    2の導体ラインが異なる導体層で同じ回数周回したパタ
    ーンを有しており、前記第1及び第3の外部電極端子の
    一対、及び前記第2及び第4の外部接続端子の一対を夫
    々入力端子及び出力端子対としたことを特徴とするコモ
    ンモードチョークコイル。
  15. 【請求項15】 請求項1乃至12の内のいずれかに記
    載の電子部品からなり、更に、前記第2の導体ラインの
    他端に接続され前記積層体と前記絶縁基板の側面に渡っ
    て前記第1ないし第3の外部電極端子部と異なる部分に
    形成された第4の外部電極端子を備え、前記第1及び第
    2の導体ラインが異なる導体層で周回したパターンを有
    しており、前記第1及び第2の外部電極端子の一対、及
    び前記第3及び第4の外部接続端子の一対を夫々入力端
    子及び出力端子対としたことを特徴とするトランスフォ
    ーマー。
  16. 【請求項16】 請求項1乃至12の内のいずれかに記
    載の電子部品からなり、インダクタンス、キャパシタン
    ス、及び電気抵抗の内の少なくとも一つを備えたことを
    特徴とする回路素子。
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