JP6270128B2 - 投射光学系および画像投射装置 - Google Patents
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Description
ここで画像表示素子として用いられるDMDは、多数の微小ミラーを有し、これら各微小ミラーの角度を個別に+12°〜−12°の範囲で電子的に制御することができるデバイスである。例えば、今、1つの微小ミラーの角度が、−12°のときに照明光の微小ミラーによる反射光が投射光学系内に入射し、そして+12°のときに照明光の反射光が投射光学系に入射しないように、照明光がDMDに入射する角度を設定しておけば、DMDの各微小ミラーの傾斜角度を制御することによって、DMDの表示画面上にディジタル画像を形成し、当該画像を投射光学系を介してスクリーン上に投影することができる。
ところで、昨今、この種の画像投射装置においては、被投射面を形成するスクリーンの設置位置が、従来よりも極端に近い超至近プロジェクタなどと称されるプロジェクタが普及しつつある。このような超至近プロジェクタの目的は、主としてスクリーンの近くに位置する説明員や発表者等のプレゼンターの目に、投射光が入射してしまうのを避けるようにすることや、プレゼンターによる説明等を受ける側の聴講者の近傍にプロジェクタが配置される状況を避けて、聴講者がプロジェクタの排気・騒音等の悪影響を受けないようにすることにある。
また、DMDを利用した小型軽量な画像投射装置が普及し、オフィスや学校のみならず家庭においても広くこれら画像投射装置が利用されるようになってきている。
近年、本体の小型軽量化、投射距離の短縮化が求められている。本体の小型軽量化と投射距離の短縮化について、自由曲面を用いた反射型結像光学系を用いた投射光学系、画像投射装置として、例えば、特許文献1(特開2011−253023号公報)および特許文献2(特開2011−242606号公報)に記載されたものがある。
このうち、特許文献1のものは、自由曲面レンズを用いた投射光学系の発明であるが、自由曲面レンズとしては、斜め投射の補正をするために使用している。
一方、特許文献2のものは、自由曲面ミラーを使った投射光学系の発明である。小型短投射のためには、自由曲面ミラーを使った光学系は有効であるが、歪曲補正および像面湾曲補正を自由曲面ミラーのみで頼っており、自由曲面ミラーの大型化を招いている。自由曲面ミラーが大型になると、その分温度変動による伸縮も大きくなるため、温度変動による歪曲やピントずれの影響が大きくなるが、その点については何ら考慮されていない。
回転非対称な自由曲面レンズを使用することで、歪曲を補正したり、投射距離を縮める投射光学系とした例はあるが、どの文献にも、温度変動による歪曲の変動や、プラスチック製レンズの内部複屈折を低減させるような工夫や、求められるレンズ形状に関する記載はされていない。
1対の共役面のうち、縮小側の共役面である画像表示素子面上の画像を拡大側の共役面であるスクリーン上に拡大して投写する投写光学系において、
前記画像表示素子側から順に、複数のレンズ群を有する第1光学系と、
前記第1光学系の後に配置される曲面ミラーを含む第2光学系からなり、
前記第1光学系は、複数のレンズ群を保持するレンズ鏡胴と、プラスチック製の回転非対称な自由曲面レンズを備え、
前記自由曲面レンズ面と他のレンズで共有される光軸の交点を起点として、レンズ外周方向に伸ばした線分方向に離れるにつれて、前記自由曲面レンズの肉厚が単調に薄くなることを特徴としている。
具体的な実施例について説明する前に本発明の概念的あるいは原理的な実施の形態を説明する。
自由曲面レンズは、回転非対称な面形状を表現できるため、自由曲面レンズを用いることは歪曲の補正に効果が高い。また、球面レンズや回転対称非球面レンズにおいてはレンズを複数枚必要とする歪曲補正が、1枚で可能となるので、、レンズ枚数の削減、すなわち投射光学系の小型化に効果が高い。しかしながら、プラスチックレンズであるために、ガラスに比べ、線膨張係数が1桁程度大きく、温度変動による形状の変化が大きいという難点がある。回転非対称なプラスチック製自由曲面レンズが1枚であると、温度変動による歪曲変動が無視できない。画像としては、周辺部、特に画像左右の辺と上辺がスクリーンに対する角度も大きくなるため、わずかな光線の移動が画面の歪みに繋がってしまう。特に投射光学系を小型にすると、投射中の温度上昇が大きくなるため、この課題が顕著になる。さらに、視覚的に外周辺の歪みが最も気になるため、外周辺のレンズの形状変化を抑えることが重要である。
そのため、本発明では、投射光学系の上記課題に鑑みて、
1対の共役面のうち、縮小側の共役面である画像表示素子面上の画像を拡大側の共役面であるスクリーン上に拡大して投写する投写光学系において、
前記画像表示素子側から順に、複数のレンズ群を有する第1光学系と、
前記第1光学系の後に配置される曲面ミラーを含む第2光学系からなり、
前記第1光学系は、複数のレンズ群を保持するレンズ鏡胴と、プラスチック製の回転非対称な自由曲面レンズを備え、
前記自由曲面レンズ面と他のレンズで共有される光軸の交点を起点として、レンズ外周方向に伸ばした線分方向に離れるにつれて、前記自由曲面レンズの肉厚が単調に薄くなることを特徴としている(請求項1に対応する)。
そして、複屈折は、肉厚を薄くすることで影響を低減できることから、合焦深度が狭い(浅い)画像周辺部に対応して、自由曲面レンズの位置の肉厚を薄くすることで、複屈折を低減し、解像度を保つことができる。
さらに、前記画像表示素子の長辺方向をX軸、短辺方向をY軸とし、
前記自由曲面レンズは、X軸について対称形状、Y方向について非対称の自由曲面形状であり、
前記X軸と前記Y軸の交点を自由曲面レンズ面頂点とすると、前記レンズ面頂点は他のレンズ群が共有する光軸を通り、
前記自由曲面レンズの光学的有効範囲について、X方向は±X1,Y方向について+Y1〜−Y2(Y1<Y2)であり、
前記自由曲面レンズの肉厚は、レンズの面形状の基準となる点(面形状原点X=0.Y=0)が最も厚く、
XY方向周辺部(X=±X1,Y=−Y2)が最も薄くなる形状である事が望ましい(請求項2に対応する)。
Y方向周辺部(X=0,Y=−Y2)よりもX方向周辺部(X=±X1,Y=0)の方が厚いことが望ましい(請求項3に対応する)。
特に、スクリーンに対する光線入射角が大きい画像位置に対応して、プラスチック製自由曲面レンズの肉厚を薄くすることで、より複屈折の画像への影響を低減することができる。
前記自由曲面レンズは、前記第1光学系内において、前記画像表示素子より最も離れた位置に配置されることが望ましい(請求項4に対応する)。
投射光学系において、最も高温になるのが画像表示素子であり、画像表示素子から離れるにつれて温度変動が少ない。プラスチックレンズは、ガラスレンズに比べて線膨張係数が大きいため、自由曲面レンズを画像表示素子から最も離れた位置に配置することで、プラスチック製レンズの温度変動を抑えることができ、延いては、スクリーン上による歪曲を抑えることができる。
これによって、自由曲面レンズの仕上がり形状の精度を向上させることができる。
また、前記自由曲面レンズにおける最も肉厚が薄い点と最も肉厚が厚い点の肉厚比は、0.33以上であることが望ましい(請求項5に対応する)。
前述のように、温度変動による歪曲の低減や、複屈折による解像度低下の防止のためには、周辺部は薄い方が良いが、一方で最も薄い部分と最も厚い部分の差が大きすぎても、型からレンズへの形状の転写性が落ちてしまう。そのため、最も肉厚が薄い点と最も肉厚が厚い点の比が1:4以上になるように自由曲面レンズ形状を設定することで、転写性を良好に維持して形状精度を確保しつつ、温度変動による歪曲の低減や、複屈折による解像度低下の防止を行うことができる。
下記条件式(1):
(La+Lb)>Lc (1)
を満足することが望ましい(請求項6に対応する)。
この条件式(1)を満たすことで、投射光学系全体、延いては、画像投射装置のコンパクト化が実現される。
即ち、投射距離が極めて短い投射光学系(特に、光軸方向全長よりも投射距離が短い光学系)の場合、上記自由曲面レンズの効果は、特に大きくなる。その理由として、小型の場合、投射光学系の温度変動が大きい点と、短投射の場合、外周辺のスクリーンに対する入射角度が特に大きくなるため、周辺部の深度が小さくなり、わずかな複屈折によるピント位置のズレであっても、解像度に大きな影響がでてしまうためである。
上記条件式を満たすような、小型短投射な光学系の場合、特に効果が大きくなるのである。
このように、投射光学系が、ハウジングと防塵ガラスによって内部の第1光学系および第2光学系が安定に保持され、且つ保護されるので、防塵の効果の他に、ファンの取付位置等を最適設計することで、気流の制御を行うことができ、温度変動による光学性能の劣化の感度が高い、例えば、自由曲面レンズの温度上昇を防ぐことができる。
また、上述したような投射光学系に照明光学系を備えた画像投射装置を構成することが望ましい(請求項8に対応する)。
上述した投射光学系を画像投射装置に適用する場合は、画像形成素子への照明光源として、高効率な照明効率が得られる照明光学系を搭載することが望ましい。
このような構成とすれば、投射距離の短縮化を図りつつ、温度変動による歪曲を低減可能で且つ複屈折による画像劣化を低減可能とする小型画像投射装置を提供することができる。
次に、上述した本発明の実施の形態に係る投射光学系の構成を詳細に説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る投射光学系の構成を説明するためのものであり、光軸を含み且つ画像表示素子の表示画面の長辺が垂直に交わる断面に沿って示す断面図である。
図2は、図1に示した投射光学系を用いた第2の実施の形態に係る画像投射装置の構成と光路を示す断面図である。
図3は、本発明の第1の実施の形態に係る投射光学系の投射サイズ毎の合焦レンズ系である第3レンズ群〜第5レンズ群の移動位置を示す断面図であり、このうち、(a)は、投射サイズが48インチ(inch)の場合であり、(b)は、80インチ(inch)の場合を示す。
図4は、図2と同じ構成であるが、特に、第2光学系の面番号を付してなる画像投射装置の構成と光路を示す断面図である。
以下、全ての実施の形態および実施例に共通して、画像表示素子1としてのライトバルブには、DMD(Digital Micro-mirror Device)を用いている。画像表示素子1であるライトバルブとしては、LCD(液晶ディスプレイ)パネルやLCOS(Liquid Crystal On Silicon)ディスプレイパネルを用いることもできる。本発明は、画像表示素子1に用いるライトバルブの種類には特に限定されるものではない。
画像表示素子1としてのライトバルブは、外部から与えられる画像信号に応じて画像を表示する。
図1〜図4において、投射光学系100は、画像表示素子1としてのDMDを用いたライトバルブの表示画面上に形成される画像を拡大投射して被投射面を形成するスクリーン6上に結像させる。投射光学系100は、第1光学系2、第2光学系7を順次配置して構成する。また、画像投射装置は、DMD等の画像表示素子1に表示された画像を、第1光学系2、第2光学系7からなる投射光学系100に防塵ガラス5および図示省略の照明光学系によってスクリーン6の被投射面上に拡大投影する。
第1光学系2は、図3に示すように、第1レンズ群G1、第2レンズ群G2、第3レンズ群G3、第4レンズ群G4、第5レンズ群G5および開口絞りADを具備する。第2光学系7は、折り返しミラー3、自由曲面の凹面ミラー、即ち自由曲面ミラー4からなり、防塵ガラス5は、板状の透過型光学素子からなっている。
第1レンズL1は、凸面を画像表示素子1側に向けた正メニスカスレンズからなる正レンズであり、スクリーン6側(以下、「被投射面側」という)と画像表示素子1側の両側に非球面を形成している。即ち、この第1レンズL1は、回転対称非球面レンズである。第2レンズL2は、凸面を画像表示素子1側に向けた正メニスカスレンズからなる正レンズである。
第3レンズL3は、画像表示素子1側に凸面を向けた正メニスカスレンズからなる正レンズである。そして第4レンズL4は、被投射面側に凹面を向けた負メニスカスレンズからなる負レンズである。これら第3レンズL3と第4レンズL4の2枚のレンズは、互いに密接して貼り合わせられて一体に接合され、2枚接合からなる接合レンズを形成している。
第7レンズL7は、凹面を画像表示素子1側に向けて被投射面側に凸に形成した正メニスカスレンズからなる正レンズである。そして第8レンズL8は、画像表示素子1側に凹面を向けた負メニスカスレンズからなる負レンズである。これら第7レンズL7と第8レンズL8の2枚のレンズは、互いに密接して貼り合わせられて一体に接合され、2枚接合からなる接合レンズを形成している。
第2レンズ群G2は、第9レンズL9で構成しており、この第9レンズL9は、被投射面側よりも曲率が大きな凸面を画像表示素子1側に向けた両凸レンズからなる正レンズである。第3レンズ群G3は、第10レンズL10で構成しており、この第10レンズL10は、画像表示素子1側に凸面を向けた正メニスカスレンズからなる正レンズである。
第4レンズ群G4は、第11レンズL11および第12レンズL12を具備しており、画像表示素子1側から、順次、第11レンズL11、そして第12レンズL12を配置している。
第5レンズ群G5は、第13レンズL13で構成しており、この第13レンズL13は、自由曲面レンズ13であり、具体的には後述する。
このように、第1光学系2は、5群13枚で構成されている。
このように構成された第1光学系2において、画像表示素子1は、図示されない照明光学系から照明光を照射される。照明光は、表示された画像により2次元的に強度変調されて第1光学系2に入射する。
第1光学系2から射出した結像光束は、折り返しミラー3に入射し、光路を折り返され、自由曲面ミラー4に入射する。
この第1の実施の形態においては、上述したように、折り返しミラー3と自由曲面ミラー4が「第2光学系」を構成している。
折り返しミラー3は、平面ミラーで、結像光束の光路を所定の向きに折り返す機能を有するが、これに限らず、折り返しミラー3が曲面で光学的な機能を有していても良い。
中間像は、図1において、折り返しミラー3と曲面ミラー4との間の空間に結像されている。図1において符号AXは「第1光学系2の光軸」を示す。
第1光学系2により結像された中間像は、自由曲面ミラー4により拡大され、図2、図4に示されるスクリーン6上に拡大像として結像投射される。
図2は、図1に示した投射光学系を用いるプロジェクタの光学配置を示す。
投射光学系100による結像光束が、スクリーン6上に拡大画像を結像している状態を示している。
図2に示すように、自由曲面ミラー4とスクリーン6との間に防塵ガラス5が配置されている。防塵ガラス5は、プロジェクタの例えば、後述する図8に示すようなハウジングとともに、プロジェクタ内部を閉ざし、内部を密閉防塵する。
図2に示す如く、画像表示素子1に形成される画像に平行に、図の上下方向にY方向をとり、これに直交するように、図の左右方向にZ方向をとる。
Z方向は、第1光学系の光軸方向である。図示の如く、図の上方が「Yの+側」、図の左方が「Zの+側」である。
この「投射光学系の光軸」を含む平面(図2の図面に平行な面)内において、任意の角:αを「図の如くZ軸から半時計回りに図った角」とする。
図3に示すように、第1光学系は、すでに詳しく説明したところであるが、13枚のレンズにより5群に構成されている。
図3において「S0」は、画像表示素子1の「画像が表示される面」を表す。面S0は、投射光学系に対する「物体面」である。
第1光学系の各面(レンズ面および開口絞りの面)を、図の如く、図の左方から右方へ向かって面S1、S2、・・・S25とする。面S10は「開口絞りの面」である。
図3において、第1光学系の左方は「物体側または画像表示素子側(もしくは縮小側)」であり右方は「像側または被投射面(もしくは拡大側)」である。
図4は、図2と同様の図であるが、折り返しミラー3のミラー面を面S26とし、自由曲面ミラー4のミラー面(反射面)を面S27とする。
また、防塵ガラス5の縮小側面を面S28、拡大側面を面S29、スクリーン6をS30とする。
以下に示すデータにおいて、長さの次元を持つ量の単位は、特に断らない限り「mm」である。
第1光学系2の物体側開口数は、0.195である。
面S0である「画像表示素子1に表示される画像」のサイズは、縦方向(Y方向):横方向(X方向)の比が10:16で、対角長は、0.65インチ(165mm)である。
面S0の直ぐ右側に描かれているのは、「画像表示素子の保護ガラスG」である。
面S0(画像の面)の中心に対し、第1光学系2の光軸は、−Y方向(図の下方)に1.541mmシフトしている。
実施例1に用いられる記号の意味は、次の通りである。
S0〜S30 面番号
R:曲率半径
D:面間隔
nd:d線の屈折率
νd:アッベ数
DA〜DD 可変間隔
この実施例1における各光学要素の光学特性は、次表1の通りである。
ここで用いられる非球面形状は、近軸曲率半径Rの逆数(近軸曲率)をC、光軸からの高さをh、そして円錐定数をKとし、各次数の非球面係数をAi、
を用い、右辺の和(Σ)は、「iについて1から10」まで取る。
Z(h)を光軸方向における非球面量として、次の式(2)で定義され、近軸曲率半径および円錐定数、並びに非球面係数を与えて形状を特定する。
このうち、可変間隔DAは、第2レンズ群G2と第3レンズ群G3との間隔、即ち、面S17と面S18との可変間隔である。可変間隔DBは、第3レンズ群G3と第4レンズ群G4との間隔、即ち、面S19と面S20との可変間隔である。可変間隔DCは、第4レンズ群G4と第5レンズ群G5との間隔、即ち、面S23と面S24の可変間隔である。
可変間隔DDは、防塵ガラス5の拡大側面S29とスクリーン6の被投射面S30との間の可変間隔である。
このように、投射光学系100は、ズーム系で、図3において、第3レンズ群G3〜第5レンズ群G3を矢印のように変化させ、換言すれば上述するように可変間隔DA〜DDを変位させることによって、拡大率を変更することで、投射画像の対角線サイズが、48インチから80インチまで、投射サイズに合わせて、フォーカス調整される。
フォーカス調整の際に、レンズ群間隔が変化する面間隔DA、DB、DC、DDは、表1に「可変DA」、「可変DB」、「可変DC」、「可変DD」と記載され、これら面間隔DA〜DDを、投射画像対角線サイズ80、60、48インチに対し、下表3に示すように変化する。
表4は、画像表示素子1の面S1の面頂点を基準(Y,Z)=(0,0)としたときの、自由曲面レンズとしての第13レンズL13の面S25と折り返しミラー3の面S26と自由曲面ミラー4の面S27と防塵ガラス5の画像表示素子1側の面S28のY座標およびZ座標を示す。
座標の向きは、図3および図4の上下方向の上側を+Y方向、右側を+Z方向とする。角αについては前述の通り、Z軸の+方向から反時計回りの角(度)である。
同様に、自由曲面ミラー4のミラー面形状である自由曲面形状は、面S28の面頂点位置(表4のY、Z座標値)を原点とするx、y方向の座標を用いて次式(3)で表す。
h=x2+y2の関係を有する。
なお、座標:x、yの方向は、それぞれX、Y座標に平行であり、「正の向き」もX、Y座標と同じである。hは、光軸からの高さである。
面S24,面S25および面S27の自由曲面形状のデータ(自由曲面係数)を、表5に示す。
表5に示す自由曲面係数において、例えば「C14:x^4*y^2」は、自由曲面係数:C14が、x4y2の係数であることを表す。
ここで、自由曲面レンズである第3レンズL13の面の位置毎のZ軸方向の肉厚を、下表6に示す。
ここで、対応画角とは、後述する図5に示されるように、第1光学系2の光軸を原点として、画像表示素子1上に表示される画像表示領域の画角番号《1》〜《25》を表している。
また、自由曲面レンズの周辺部における各画角の肉厚の大小関係は、各レンズ位置を通った光線がスクリーン6に入射する角度の逆数と大小関係が、下表7に示すように、同じになる。
図8は、本発明に係る投射光学系がハウジングによって支持され且つカバーされる第3の実施の形態に係る画像投射装置の構成を示す断面図である。
ハウジング20は、第1光学系2のうち、画像表示素子1、自由曲面レンズとしての第13レンズL13以外のレンズを保持するレンズ鏡胴30、折り返しミラー3、自由曲面ミラー4を一体的に保持している。レンズ鏡胴30は、光軸調整などによりレンズ鏡胴30内のレンズを適切な位置に保持し、所望の性能がでるように調整されている。調整されたレンズ鏡胴30と、自由曲面レンズ(L13)、折り返しミラー3、自由曲面ミラー4を精度よく作られたハウジング20によって一体的に保持されることによって、各種光学素子の位置のばらつきを低減させることができる。ハウジング20は、樹脂成形品であってもよいし、アルミダイカスト製もしくはマグネシウムダイカスト製であってもよい。
図13は、本発明の第2の実施の形態に係る画像投射装置において、(a)は、投射光学系のサイズを説明するため、(b)は、投射距離を説明するための断面図である。
次に、図13を用いて、投射光学系のサイズと投射距離に関する距離La、Lb、Lcについて説明する。
距離Laは、画像表示素子1から「第1光学系2の、画像表示素子1から最も離れたレンズ面S25の頂点」までの光軸上の距離である。距離Lbは、第1光学系2の、画像表示素子1から最も離れたレンズ面S25の頂点から曲面ミラー4までの光軸上の距離である。距離Lcは、最短投射距離である。
また、図14は、第6の実施の形態に係る画像投射装置における(a)投射光学系のサイズLaとLb、(b)投射距離Lcを説明するための断面図である。
La+Lb>Lc (1)
を満足する。
最短投射距離:Lcは、実施例1では「48インチサイズの投射画像を投射するときの投射距離」である。
実施例1における上記距離:La、Lb、Lcと、La+Lbの値を下表8に示す。
このようにすることにより、第1光学系を小さくすることができ、投射光学系100全体、画像投射装置としてのプロジェクタのコンパクト化が実現されている。
また、画像表示素子1から曲面ミラー4までの距離La+Lbよりも、最短投射距離:Lcの方が小さい。
投射距離を短くするには、「投射画角が広角の光学系」が必要であるが、一般には、投射画角が広角になるほど、投射光学系は大きくなり易い。
距離La、Lb、Lcの間の関係が、上記の大小関係の条件を満足することにより、投射光学系・プロジェクタのコンパクト化と投射距離の短縮化が実現されている。
次に、実施例1の投射光学系100の光学性能を説明する。
図5は、第1光学系2のレンズ光軸AXを原点として、画像表示素子1上に表示される画像表示領域の画角番号1〜25を表している。
この画角番号に対応する画像表示領域の座標を示したものが、下表9である。X方向は、Y軸に関して対称であるので、X≧0のみを評価対象としている。
図6は、図5に示した画角番号における「スクリーン上のビームスポット径比」を、投射画像サイズ:80インチ、60インチ、48インチについてそれぞれ示したグラフである。
図6の横軸は画角番号、縦軸は「ビームスポット径比」である。
ビームスポット径比は、スクリーン上の「1画素に対するRMSスポット径」である。
「RMSスポット径」は、次の式4により算出される「σ2」である。
σ2=Σ{Wλ∫∫[(x(λ;xp,yp)−[x])2
+(y(λ;xp,yp)−[y])2]dxpdyp}/ΣWλ (4)
式(4)において、x(λ;xp,yp)は、瞳点(xp,yp)を通り、波長λで追跡される像平面のx座標であり、[x]は「xの平均値」である。
式(4)において、y(λ;xp,yp)は、瞳点(xp,yp)を通り、波長:λで追跡される像平面のy座標であり、[y]は「yの平均値」である。
「Wλ」は「波長:λに対して付けられた重み」で、和(Σ)は波長:λ(赤・緑・青の3波長)についてとる。
「スクリーン上の1画素」は、画面解像度が、WXGA(1280X800)での1画素である。
ビームスポット径比が、概ね1.0以下になると「各収差が良好に補正されている」と考えられる。
即ち、図6に示すように、48〜80インチの投射画像サイズにおいて、ビームスポット径比は、0.4〜1.0の範囲に収まり、各収差が良好に補正されている、ということがいえる。
図7は、60インチサイズの投射画像を投射したときの「スクリーン上の歪曲形状」を表す図である。図7において、「破線」は、理想的なスクリーンサイズであり、「実線」は、スクリーン上での歪曲を示している。図7より本実施例1の光学系は、投射画像の歪曲を低減できていることがわかる。計算例は示さないが、本実施例1の形状の自由曲面レンズを用いることで、温度変動に対する曲りの変動も低減することができる。
下表10は、各投射レンズでの部位毎の歪曲量を求めたものである。
この表10によれば、投射サイズが60インチの場合の歪曲量が最も小さいという結果が得られた。
〔スクリーン上深度について〕
図10は、図5に示す対応画角《1》〜《5》、《21》および《25》における投射画像のMTF−deforcus曲線を表すグラフである。
図10は横軸にdefocus、縦軸にMTFを示したもので、それぞれの線は画角番号(画角番号は図5参照)を示している。MTFは、本実施例1の最短投射サイズである48inch時の白色画像で、Y方向のMTFである。この図10から、画角《1》に対応する位置は、MTFも高く深度も深い(曲線の幅が広い)ため、部品ばらつきや組立誤差によるピントずれが起こると、MTFの劣化が大きい。
本実施例1の光学系は、自由曲面レンズを用いることで、小型・短投射で、歪曲が少ない投射光学系を実現しているが、プラスチック製自由曲面レンズ内部の複屈折によるピントずれが起こると、特に深度の狭い周辺画角のMTFが劣化しやすい。レンズの複屈折は、レンズ肉厚が厚い方が起こりやすい。
図14は、本発明の第6の実施の形態に係る画像投射装置の構成と光路を示す断面図である。
この第6の実施の形態は、上述した第1の実施の形態に対し、第2の光学系7から、折り返しミラー3をなくしたものである。折り返しミラー3は、平面ミラーであるため、本体レイアウトによっては図14のような配置にすることも可能である。この第6の実施の形態の各種光学特性は、実施例1と同じである。レンズ系と曲面ミラーを近づける(Lbを短くする)と、実施例1の折り返しミラー有のレイアウトでは、主に投射光学系100のY(高さ)方向の削減に寄与したが、本実施の形態のレイアウトでLbを短くすることは、Z(全長)方向の削減に寄与する。
図11は、第4の実施の形態に係る画像投射装置を例示する模式的断面図である。図11を参照するに、この第4の実施の形態に係る画像投射装置40は、第1の実施の形態に係る投射光学系100に加えて、照明光学系50と、分離手段60と、画像形成素子70(本実施例1の画像表示素子1に対応する)とを有する。
また、カラーホイール56を用いて照明光をカラー化し、それと同期して画像形成素子70の画像をコントロールすることにより、カラー画像を投射できるようにしてもよい。画像形成素子70として反射型タイプの液晶画像形成素子を用いる場合は、PBSと組み合わせた照明光路と投射光路を分離する偏光分離手段60を用いることで、より効率のよい照明が可能となる。また、画像形成素子70としてDMDパネルを用いる場合は、全反射プリズムを使った光路分離等が採用される。このように、画像形成素子70の種類に応じて適切な光学系を採用すればよい。
画像投射装置40において、画像形成素子70は、変調信号に応じて画像形成される。光源51からの照明光は、画像形成素子70に照射され、画像形成素子70に形成された画像は、投射光学系100によりスクリーン80に拡大投射される。
図12に示すように、画像形成素子(実施例1における画像表示素子1に対応する)として、赤の画像形成素子107R、緑の画像形成素子107G、青の画像形成素子107Bを備える。
照明光学系は、光源101を含み、例えば、光源101近傍に配置されたリフレクタ102やリレーレンズ103、リフレクター102により反射されて指向性を持った光束の照度を均一化するインテグレータ光学系といわれる照度均一化手段105等により画像形成素子107R、107G、107Bを光分離手段106、偏光分離手段108を介して照明する。
そして、各画像形成素子107R、107G、107Bより反射された光を色合成手段109により再度合成し、投射光学系110を介してスクリーン111にカラー画像として投射することができる。
以上、本発明の実施の形態および実施例を具体的に説明してきたが、本発明は、これらの実施の形態および実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱することなく、変更又は変形することができる。
2 第1光学系
3 折り返しミラー
4 自由曲面ミラー
5 防塵ガラス
6 スクリーン
7 第2光学系
20 ハウジング
30 レンズ鏡胴
40 画像投射装置
50 照明光学系
51 光源
52 リフレクター
53、54 リレーレンズ
55 照明均一化手段
56 カラーホイール
60 偏光分離手段
70 画像形成素子
80 スクリーン
100 投射光学系
101 光源
102 リフレクタ
103 リレーレンズ
104 偏光変換素子
105 照明均一化手段
106 色分離手段
107R 赤色画像形成素子
107G 緑色画像形成素子
107B 青色画像形成素子
108 偏光分離手段
109 色合成手段
110 投射光学系
111 スクリーン
G1〜G5 第1レンズ群〜第5レンズ群
L1〜L13 第1レンズ〜第13レンズ
S0 画像表示面
S1〜S30 面
AD 開口絞り
Claims (8)
- 1対の共役面のうち、縮小側の共役面である画像表示素子面上の画像を拡大側の共役面であるスクリーン上に拡大して投写する投写光学系において、
前記画像表示素子側から順に、複数のレンズ群を有する第1光学系と、
前記第1光学系の後に配置される曲面ミラーを含む第2光学系からなり、
前記第1光学系は、複数のレンズ群を保持するレンズ鏡胴と、プラスチック製の回転非対称な自由曲面レンズを備え
前記自由曲面レンズ面と他のレンズで共有される光軸の交点を起点として、レンズ外周方向に伸ばした線分方向に離れるにつれて、前記自由曲面レンズの肉厚が単調に薄くなることを特徴とする投射光学系。 - 請求項1に記載の投射光学系において、
前記画像表示素子の長辺方向をX軸、短辺方向をY軸とし、
前記自由曲面レンズは、X軸について対称形状、Y方向について非対称の自由曲面形状であり、
前記X軸と前記Y軸の交点を自由曲面レンズ面頂点とすると、前記レンズ面頂点は他のレンズ群が共有する光軸を通り、
前記自由曲面レンズの光学的有効範囲について、X方向は±X1,Y方向について+Y1〜−Y2(Y1<Y2)であり、
前記自由曲面レンズの肉厚は、レンズの面形状の基準となる点(面形状原点X=0.Y=0)が最も厚く、
XY方向周辺部(X=±X1,Y=−Y2)が最も薄くなる形状であることを特徴とする投射光学系。 - 請求項1または2に記載の投射光学系において、
Y方向周辺部(X=0,Y=−Y2)よりもX方向周辺部(X=±X1,Y=0)の方が厚いことを特徴とする投射光学系。 - 請求項1から3のいずれか1項に記載の投射光学系において、前記自由曲面レンズは、前記第1光学系内において、前記画像表示素子より最も離れた位置に配置されることを特徴とする投射光学系。
- 請求項1から4のいずれか1項に記載の投射光学系において、最も肉厚が薄い点と最も肉厚が厚い点の肉厚比が0.33以上になることを特徴とする投射光学系。
- 請求項1から5のいずれか1項に記載の投射光学系において、前記第1光学系の前記画像表示素子から最も離れたレンズ面の頂点までの光軸上の距離をLaとし、当該レンズ面の頂点から曲面ミラーまでの光軸上の距離をLbとして、最短投射距離:Lcは、
下記条件式(1):
(La+Lb)>Lc (1)
を満足することを特徴とする投射光学系。 - 請求項1から6のいずれか1項に記載の投射光学系において、前記第1光学系および前記第2光学系を一体的に保持するハウジングと、防塵ガラスを備え、前記投射光学系は、前記ハウジングと前記防塵ガラスによって密閉される構造であることを特徴とする投射光学系。
- 請求項1から7のいずれか1項に記載の投射光学系に照明光学系を備えたことを特徴とする画像投射装置。
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