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JP2015001579A - 投射光学系、画像投射装置 - Google Patents

投射光学系、画像投射装置 Download PDF

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JP2015001579A JP2013125256A JP2013125256A JP2015001579A JP 2015001579 A JP2015001579 A JP 2015001579A JP 2013125256 A JP2013125256 A JP 2013125256A JP 2013125256 A JP2013125256 A JP 2013125256A JP 2015001579 A JP2015001579 A JP 2015001579A
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伸幸 新井
Nobuyuki Arai
伸幸 新井
辰野 響
Hibiki Tatsuno
響 辰野
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Abstract

【課題】 自由曲面のレンズを採用しつつ、製造誤差による性能劣化を低減する。
【解決手段】 画像を被投射面に投射して拡大表示させる画像投射装置の投射光学系であって、回転非対称な自由曲面レンズ10と、曲面ミラー4と、を有してなり、自由曲面レンズ10と曲面ミラー4とが共通の保持部材20で保持されている。複数のレンズ群のうち自由曲面レンズ10以外のレンズは、全ての光軸が一致するようにレンズ鏡胴30に保持される。保持部材20は、レンズ鏡胴30を保持する。
【選択図】図10

Description

本発明は、画像を被投射面に投射して拡大表示させる投射光学系と、その投射光学系を備える画像投射装置とに関するものである。
液晶プロジェクタなどの画像投射装置は、液晶パネルの高解像度化、光源ランプの高効率化に伴う明るさの改善、低価格化などが進んでいる。
また、画像投射装置について、DMD(Digital Micro-mirror Device)を利用した小型軽量なものが普及している。小型軽量な画像投射装置は、オフィスや学校のみならず、家庭においても広く利用されるようになっている。
近年、画像投射装置には、本体の小型軽量化や、投射距離の短縮化が求められている。画像投射装置の本体の小型軽量化と投射距離の短縮化について、例えば、反射型結像光学系を用いた投射光学系を有するものが開発されている。
ここで、投射光学系を有する画像投射装置について、凹面の自由曲面ミラーに投射光学系を組み合わせた構成を有する技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に開示されている技術では、光学系で画像表示素子の中間像を結び、その中間像を自由曲面ミラーで拡大投影する。
また、投射光学系を有する画像投射装置について、投射光学系で中間像を作り、回転対称凹面非球面ミラーを使って中間像を拡大投射する技術が開示されている(例えば、特許文献2,3参照)。
特許文献2に開示されている技術では、最も非球面ミラーに近いレンズと、非球面ミラーに自由曲面を用い、各収差を維持しつつ小型化している。
また、特許文献3に開示されている技術では、投射光学系を構成するレンズの1枚に自由曲面レンズを用いて歪曲補正を行っている。
この技術のように、投射光学系で中間像を生成して曲面ミラーにより拡大投射する画像投射装置では、いずれも投射光学系から曲面ミラーまでの距離が大きい、あるいは、投射光学系の高さ方向の寸法に比べて曲面ミラーの寸法が大きい。
ここで、画像投射装置から被投射面までの距離が極端に近い超至近タイプの画像投射装置の投射光学系では、歪曲収差の補正のために、各画角に対応する主光線(被投射面上の各所定の位置に対応する主光線)が所望の角度で反射されるようにしている。つまり、超至近タイプの画像投射装置の投射光学系では、曲面ミラーの面形状が主光線に対応した面形状に設定されている。
このような曲面ミラーの面形状を実現するためには、各主光線が曲面ミラー上においてできるだけ分離していることが望ましい。このため、画像投射装置から被投射面までの距離が極端に近い超至近タイプの画像投射装置の投射光学系では、投射光学系から曲面ミラーまでの距離が長く、曲面ミラーの寸法が大きく設定されている。
画像投射装置の投射光学系では、スクリーンと曲面ミラーまでの距離が短くなるにつれて、すなわち超至近になるにつれて、各主光線間の光線角度(ミラーでの反射角度)の差が大きくなる。このような画像投射装置の投射光学系では、投射光学系から曲面ミラーまでの距離がさらに長くなり、曲面ミラーの寸法がさらに大きくなる。
また、特許文献1,3の技術では、投射光学系内に自由曲面レンズを用いることで、自由曲面ミラーによる歪曲補正機能を補っているが、いずれの技術においても曲面ミラーは大型のままである。
さらに、投射光学系のレンズや曲面ミラーに自由曲面形状を用いる場合には、取り付けの際に位置に対する精度が高く要求されるものの、いずれの文献においてもこの課題は考慮されていない。
本発明は、自由曲面のレンズを採用しつつ、製造誤差による性能劣化を低減することができる画像投射装置の投射光学系を提供することを目的とする。
本発明は、画像を被投射面に投射して拡大表示させる画像投射装置の投射光学系であって、回転非対称な自由曲面レンズと、曲面ミラーと、を有してなり、自由曲面レンズと曲面ミラーとが共通の保持部材で保持されている、ことを特徴とする。
本発明によれば、自由曲面のレンズを採用しつつ、製造誤差による性能劣化を低減することができる。
本発明に係る投射光学系の実施の形態を示す光学配置図である。 本発明に係る画像投射装置の実施の形態を示す光学配置図である。 上記投射光学系の第1光学系を示す光学配置図である。 上記画像投射装置の光学配置図である。 上記投射光学系の距離D1とD2の関係を示す図である。 上記投射光学系の距離D3の関係を示す図である。 画像表示素子上に表示される画像表示領域の画角番号を示す模式図である 上記投射光学系の投射画像サイズが80インチ、60インチ、48インチの場合についてスクリーン上のビームスポット径比を示す図である。 上記投射光学系において、60インチサイズの投射画像を投射したときのスクリーン上の歪曲を示す図である。 上記投射光学系の実施の形態のハウジングを示す構成図である 上記投射光学系の別の実施の形態のハウジングを示す構成図である。 上記投射光学系の別の実施の形態のハウジングを示す構成図である。 自由曲面レンズを示す斜視図である。 自由曲面レンズのレンズ面における座標位置を示す斜視図である。 本発明に係る画像投射装置の実施の形態を示す図である。 本発明に係る画像投射装置の別の実施の形態を示す図である。
以下、本発明に係る投射光学系と、画像投射装置との実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
●投射光学系●
まず、本発明に係る投射光学系の実施の形態について説明する。
図1は、本発明に係る投射光学系の実施の形態を示す光学配置図である。
投射光学系100は、第1光学系2と、折返ミラー3と、第1光学系2に凹面を向けた例えば回転非対称形状の自由曲面ミラー4とを有してなる。ここで、投射光学系100は、画像表示素子1側(図1において紙面左側)から上記順序に、第1光学系2の光軸A上に配置される。
ここで、以下の説明において、画像表示素子1が配置される面をY軸方向とこれに直交するX軸を含む面とし、この面に直交する方向をZ軸方向(図1の紙面を貫く方向)とする。
画像表示素子1は、不図示の外部機器から与えられる画像信号に応じて画像を表示する。また、画像表示素子1には、不図示の照明光学系から照明光が照射される。照明光は、画像表示素子1に表示された画像により2次元的に強度が変調されて、第1光学系2に入射する。画像表示素子1は長辺方向がX軸方向、短辺方向がY軸方向に対応する。
第1光学系2から射出した結像光束は、折返ミラー3に入射して、光路を折り返され、自由曲面ミラー4に入射する。
ここで、折返ミラー3と自由曲面ミラー4とは、本発明に係る第2光学系を構成している。
折返ミラー3は、自由曲面レンズ10と自由曲面ミラー4との光路中に配置される平面ミラーであり、結像光束の光路を所定の向きに折り返す機能を有する。
なお、折返ミラー3は、平面ミラーに限定されず、例えば曲面で構成され、光学的な機能を有していても良い。
第1光学系2から射出した結像光束は、画像表示素子1に表示された画像の像、つまり中間像を、第1光学系2により結像させる。図1において、中間像は、折返ミラー3と自由曲面ミラー4との光路中に結像されている。
第1光学系2により結像された中間像は、自由曲面ミラー4により拡大されて、不図示のスクリーン上に拡大像として投射される。
図2は、本発明に係る画像投射装置の実施の形態を示す光学配置図である。画像投射装置1000は、投射光学系100と、防塵ガラス5とを有してなる。同図には、画像投射装置1000の投射光学系100による結像光束がスクリーン(被投射面)6上に結像して、拡大画像がスクリーン6に拡大表示されている状態を示す。
防塵ガラス5は、自由曲面ミラー4とスクリーン6との光路中に配置されている。ここで、防塵ガラス5は、不図示のケーシングとともに画像投射装置1000の内部を閉鎖し、画像投射装置1000の内部を密閉して防塵する。
ここで、第1光学系2の光軸Aをスクリーン6側に延長し、折返ミラー3と、自由曲面ミラー4により順次折り返された第1光学系2からの結像光束の光軸を投射光学系100の光軸とする。
また、投射光学系100の光軸を含む平面(図2の紙面に平行な面)内において、Z軸から半時計回りの任意の角をαとする。
図3は、第1光学系2を示す光学配置図である。同図に示すように、第1光学系2は13枚のレンズにより5群に構成されている。同図において、(a)が48インチのレンズ位置、(b)が80インチのレンズ位置を示す。
投射光学系100は、ズーム系であり、第3〜第5群が矢印で示す位置に変位して、投射画像の対角線サイズが(a)の48インチから(b)の80インチまで投射サイズに合わせてフォーカス調整される。
画像表示素子1の画像が表示される面S0は、投射光学系100に対する物体面である。
ここで、第1光学系2の各面(レンズ面及び開口絞りの面)を、図3の左方から右方に向かって順に面S1、S2、・・・S25とする。上記各面のうち、面S10は、開口絞りの面である。
図3において、第1光学系2の左方は物体側(縮小側)である。また、第1光学系2の右方は像側(拡大側)である。
また、第1光学系2を構成する13枚のレンズのそれぞれを、物体側から像側に向かって順に、レンズL1、レンズL2、・・、レンズL13とする。
ここで、レンズL1〜レンズL8は、第1群のレンズ群である。また、レンズL9は、第2群のレンズ群である。また、レンズL10は、第3群のレンズ群である。また、レンズL11とレンズL12は第4群のレンズ群である。さらに、レンズL13は、第5群のレンズ群である。ここで、レンズL13は、図1に示した自由曲面レンズ10である(以下の説明においても同様)。
開口絞りは、レンズL5とレンズL6との間に配置されている。
したがって、第1光学系2は、5群のレンズ群からなり、13枚のレンズから構成されている。
第1群において、レンズL3とレンズL4とは接合されている。また、第1群において、レンズL7とレンズL8とも接合されている。
第1光学系2の物体側開口数は、0.195である。
面S0である画像表示素子1に表示される画像のサイズは、縦方向(Y方向):横方向(X方向)の比が10:16であり、対拡長が0.65インチ(165mm)である。
なお、面S0の右側には、画像表示素子1の保護ガラスが配置されている。
第1光学系2の光軸は、面S0(画像の面)の中心に対し、−Y方向(図3の下方)に1.541mmシフトしている。
レンズL1とレンズL12は、非球面レンズであり、いずれも物体側及び像側のレンズ面が共に非球面である。また、レンズL1とレンズL12は、いずれも回転対称非球面レンズである。
図4は、画像投射装置1000の光学配置図である。同図に示すように、画像投射装置1000では、折返ミラー3のミラー面をS26とし、自由曲面ミラー4のミラー面(反射面)をS27とする。
また、画像投射装置1000では、防塵ガラス5の縮小側の面をS28、拡大側の面をS29、スクリーン6をS30とする。
●投射光学系の実施例
以上説明した投射光学系100の具体的な例を、投射光学系100の実施例として、以下に示す。
以下に示すデータにおいて、長さの次元を持つ量の単位は、特に断らない限りmmである。
実施例のデータを表1に示す。
表1において、面番号とあるのは上述のS0〜S30である。また、屈折率及び分散は、いずれもd線を基準とする。
実施例の投射光学系はズーム系で、図3に示すように、第3〜第5群が矢印で示す位置に変位して、投射画像の対角線サイズが48インチから80インチまで投射サイズに合わせてフォーカス調整される。
フォーカス調整の際に群間隔が変化する面間隔は、表1に可変と記載する。
そして、投射画像の対角線サイズが80インチ、60インチ、48インチに対する面間隔を、表2に示す。
折返ミラー3と自由曲面ミラー4と防塵ガラス5のレイアウトのデータを表3に示す。
表3は、S1の面頂点を基準(Y,Z)=(0,0)としたときの、折返ミラー3と自由曲面ミラー4と防塵ガラス5の各面(S27、S28、S29、S30)の面頂点のY軸座標とZ軸座標を示す。
非球面形状は、光軸からの高さをh、近軸曲率半径をR、コーニック係数をk、非球面係数をAi、非球面量をZ(h)、自由曲面量をZ(x,y)、自由曲面係数をCjとして、次式(1)と(2)で表される。
Z(h)=(1/R)h2/[1+√{1−(1+k)(h/R)2}+ΣAihi ・・・(1)
+ΣCjxmyn ・・・(2)
なお、座標:x、yの方向は、それぞれX軸、Y軸座標に平行であり、正の向きもX軸、Y軸座標と同じである。
S1,S2,S22,S23の非球面係数を表4に示す。

S24,S25,S27の自由曲面係数を表5に示す。
表5に示す自由曲面係数において、例えばC14:x^4*y^2は、自由曲面係数:C14が、x4y2の係数であることを表す。
次に、投射光学系100のサイズと、投射距離D1、D2、D3とを説明する。
距離D1は、画像表示素子1から第1光学系2の画像表示素子1から最も離れたレンズ面の頂点までの光軸上の距離である。
また、距離D2は、第1光学系2の、画像表示素子1から最も離れたレンズ面の頂点から自由曲面ミラー4までの光軸上の距離である。
また、距離D3は、投射光学系100の最短投射距離である。
図5は、投射光学系100の距離D1とD2の関係を示す図である。また、図6は、投射光学系100の距離D3の関係を示す図である。なお、図5において、D2は光軸上の距離であるため、折返ミラー3を省略した光学系を示している。
図5に示すように、距離D1は、距離D2よりも大きい。また、図6に示すように、最短投射距離D3は、距離D1と距離D2の和よりも小さい。
つまり、距離D1,D2,D3の関係は、
D1+D2>D3
である。
ここで、最短投射距離D3は、実施例では48インチサイズの投射画像を投射するときの投射距離である。
実施例における上記距離D1,D2,D3と、D1+D2の値を表6に示す。
表6に示すように、実施例において画像表示素子1から第1光学系2の最も像側面までの距離D1よりも、第1光学系2から自由曲面ミラー4までの距離D2が小さい。
以上のように構成することにより、実施例の投射光学系100では、光学系全体と画像投射装置1000の小型化を実現することができる。
また、表6に示すように、実施例において画像表示素子1から自由曲面ミラー4までの距離D1+D2よりも、最短投射距離l3の方が小さい。
ここで、最短投射距離D3を短くするには、投射画角が広角の光学系が必要である。一方で、一般には、投射画角が広角になるほど、投射光学系の寸法が大きくなりやすい。
距離D1とD2とD3の間の関係が、以上説明した条件を満足することにより、実施例の投射光学系100と画像投射装置1000では、構成の小型化と投射距離の短縮化を実現することができる。
次に、実施例の投射光学系100について、光学性能を説明する。
図7は、画像表示素子1上に表示される画像表示領域の画角番号を示す模式図である。同図において、画像表示領域の画角番号は、第1光学系2のレンズ光軸を原点としている。
画角番号に対応する画像表示領域の座標を示したものを、表7に示す。なお、X軸方向はY軸に関して対称であるので、表7ではX≧0のみを評価対象としている。
図8は、投射光学系100の投射画像サイズが80インチ、60インチ、48インチの場合についてスクリーン上のビームスポット径比を示す図である。同図において、横軸は図7に示した画角番号、縦軸はビームスポット径比である。
ここで、スクリーン上の1画素とは、解像度がWXGA(1280×800)での1画素である。ビームスポット径比とは、スクリーン上の1画素に対するRMSスポット径である。また、RMSスポット径とは、次の式(3)により算出されるσ2である。
σ2=Σ{Wλ∫∫[(x(λ;xp,yp)−[x])2
+(y(λ;xp,yp)−[y])2]dxpdyp}/ΣWλ ・・・(3)
式(3)において、x(λ;xp,yp)は、瞳点(xp,yp)を通り、波長λで追跡される像平面のx座標である。[x]は、xの平均値である。
式(3)において、y(λ;xp,yp)は、瞳点(xp,yp)を通り、波長λで追跡される像平面のy座標である。[y]はyの平均値である。
式(3)において、Wλは、波長λに対して付けられた重みである。和Σは、波長λの赤・緑・青の3波長それぞれについて算出する。
実施例において、投射画像サイズが80インチ、60インチ、48インチに対し、スクリーン上のビームスポット径は、それぞれ1.58mm、1.18mm、0.95mmである。
ここで、ビームスポット径比が概ね1.0以下になると、各収差が良好に補正されているといえる。
図8に示すように、実施例では、48〜80インチの投射画像サイズにおいて、ビームスポット径比が0.4〜1.0である。つまり、実施例では、各収差が良好に補正されているといえる。
図9は、投射光学系100において、60インチサイズの投射画像を投射したときのスクリーン上の歪曲を示す図である。同図において、理想的なスクリーンサイズを破線で示し、スクリーン上での歪曲を実線で示す。
また、各投射サイズでの歪曲量を表8に示す。
図8と表8とに示すように、実施例の投射光学系100は、投射画像の歪曲を低減することができている。
●投射光学系のハウジング構成(1)
次に、本発明に係る投射光学系のハウジングの構成について説明する。
光路における自由曲面レンズ10から見て下流に、パワーを有する曲面ミラーが配置されていると、自由曲面レンズ10は取り付け誤差による光学特性の劣化が大きい。本実施形態の場合には、曲面ミラーに自由曲面ミラー4を用いているが、本発明における曲面ミラーは自由曲面ミラー4に限らず、回転対称の球面もしくは非球面の凹面ミラー、凸面ミラー等でもよい。
図10は、本発明に係る投射光学系の実施の形態のハウジングを示す構成図である。同図に示すように、投射光学系100のハウジング20は、少なくとも自由曲面レンズ10と、曲面ミラーの一例である自由曲面ミラー4とを保持する、共通の保持部材である。
ハウジング20は、自由曲面レンズ10の保持部分と自由曲面ミラー4の保持部分とが、一体的に形成された1つの部材である。
自由曲面レンズ10の保持部分と自由曲面ミラー4の保持部分とが、別部材の場合、自由曲面レンズ10と自由曲面ミラー4の位置を実際に精度良く配置させるのは難しく、誤差が出てしまった場合には、光学特性の劣化が生じてしまう。
ハウジング20は、画像表示素子1と自由曲面レンズ以外のレンズを保持するレンズ鏡胴30と折返ミラー3も保持する。
レンズ鏡胴30は、レンズ鏡胴30内のレンズを光軸調整などが可能なように適切な位置に保持し、投射光学系100の所望の性能を満たすことができる。レンズ鏡胴30は、第1光学系2の光軸を一致させている。
調整されたレンズ鏡胴30と自由曲面レンズ10と折返ミラー3と自由曲面ミラー4とが、精度よく作られたハウジング20によって一体的に保持されることによって、投射光学系100では、各種光学素子の位置のバラツキを低減させることができる。
ここで、ハウジング20は、上述のように自由曲面レンズ10の保持部と自由曲面ミラー4の保持部とを一体的に成型することができる方法、つまり、樹脂成型、あるいはアルミダイカストやマグネシウムダイカストなどの金属成型で形成される。
ハウジング20は、レンズ鏡胴30と自由曲面レンズ10とを別体で保持することにより、回転対称のレンズ系を保持するレンズ鏡胴30のみで光軸調整を行うことができる。つまり、投射光学系100では、光軸調整を簡素化することができる。
また、投射光学系100では、レンズ鏡胴30を回転対称な外形形状に形成することにより、ハウジング20に対して光軸方向にレンズ鏡胴30の回転調整を行うことができる。つまり、レンズ鏡胴30を回転対称な外形形状に形成することにより、投射光学系100では、ハウジング20に対するレンズ鏡胴30の光軸調整を行うことができる。
また、投射光学系100では、光学系内の塵の混入を防ぐために、防塵ガラス5も一体的にハウジング20に取り付けられている。
●投射光学系のハウジング構成(2)
次に、本発明に係る投射光学系の別の実施の形態のハウジングの構成について説明する。以下の説明では、先に説明した投射光学系100との相違点のみを説明する。
図11は、本発明に係る投射光学系の別の実施の形態のハウジングを示す構成図である。同図に示すように、本実施の形態に係る投射光学系200では、投射光学系100と異なり、防塵ガラス5を有しない、つまり、自由曲面ミラー4の投射方向が開放する構成としている。
●投射光学系のハウジング構成(3)
次に、本発明に係る投射光学系のさらに別の実施の形態のハウジングの構成について説明する。以下の説明では、先に説明した投射光学系100との相違点のみを説明する。
図12は、本発明に係る投射光学系のさらに別の実施の形態のハウジングを示す構成図である。同図に示すように、本実施の形態に係る投射光学系300は、折返ミラー3を有しない点が先に説明した投射光学系100と異なり、これに伴いハウジング21の形状が異なっている。
折返ミラー3は、光学的に光路を折り返す役目のみであるため、折返ミラー3を有しない場合においても投射光学系300の光学特性は投射光学系100とは変わらない。
折返ミラー3がない構成とすることで、投射光学系300では、光学系の高さ方向(Y軸方向)の寸法を小さくすることができる。
ハウジング21は、自由曲面レンズ10の保持部分と自由曲面ミラー4の保持部分を一体的に形成している1つの部材である点は、先に説明したハウジング20と同様である。
●自由曲面レンズの構成
次に、以上説明した投射光学系100,200,300で用いる自由曲面レンズについて説明する。
図13は、自由曲面レンズ10を示す斜視図である。同図に示すように、自由曲面レンズ10は、自由曲面レンズ面10aと、自由曲面レンズ面10aの外側にリブ10bとを備える。
リブ10bは、不図示の自由曲面レンズ固定部に接着固定されている。自由曲面レンズ固定部は、投射光学系100,200,300に固定される際にハウジング20,21によって保持されている。
自由曲面レンズ10は、X軸方向の両端の2箇所により、ハウジング20,21に位置決めされている。ここで、自由曲面レンズ10は、X軸方向について対称形状で、Y軸方向について非対称の自由曲面形状である。つまり、自由曲面レンズ10は、Z軸に対して回転非対称形状である。このため、自由曲面レンズ10は、γ成分(図13のZ軸方向を回転軸とした回転方向の成分)の取り付け誤差による光学特性の劣化(MTF(Modulation Transfer Function)、歪曲)が大きい。
つまり、投射光学系100,200,300では、ハウジング20,21に対して自由曲面レンズ10を正確に位置決めして取り付けることができる。
自由曲面レンズ固定部は、例えばカム構成など、自由曲面レンズ10とハウジング20,21との位置関係を調整可能な機構を有するレンズホルダである。
このような構成にすることで、自由曲面レンズ固定部は、自由曲面レンズ10を単体で移動させることによるフォーカス調整を実現することができる。
なお、自由曲面レンズ10を移動させない構成を採用する場合には、ハウジング20,21を自由曲面レンズ固定部として機能させてもよい。つまり、この場合には、自由曲面レンズ10が直接ハウジング20,21に固定される。
図14は、自由曲面レンズ10のレンズ面における座標位置を示す斜視図である。
ここでの自由曲面は、任意のY軸方向の位置にてX軸方向の位置に応じたX軸方向の曲率が一定ではなく、任意のX軸方向の位置にてY軸方向の位置に応じたY軸方向の曲率が一定ではないアナモフィック面のことを言う。
図14に示すように、自由曲面レンズ10では、Y=0の位置にて、レンズ面位置(X,Y)=(0,0)とレンズ面位置(X,Y)=(−X1,0)とのX軸方向の曲率は異なる。
また、X=0の位置にて、レンズ面位置(X,Y)=(0,0)とレンズ面位置(X,Y)=(0,−Y2)とのY軸方向の曲率は異なる。
また、レンズ面位置(X,Y)=(0,0)においてX軸方向とY軸方向の曲率が異なり、レンズ面位置(X,Y)=(0,−Y2)においてもX軸方向とY軸方向の曲率が異なる。
なお、以上の自由曲面の定義は、自由曲面レンズ10のレンズ面に限定されず、自由曲面ミラー4等の光学部材にも適用される。
図14の座標位置におけるX軸方向とY軸方向との焦点距離を表9に示す。
図14において、自由曲面レンズ10のレンズ有効範囲は、X軸方向が±16.0mm、Y軸方向が0〜−20.7mmである。また、図14において、レンズ有効範囲の4隅と、レンズ面基準点(X,Y)=(0,0)と、下辺中心(X,Y)=(0,−20.7)の6点について座標位置を示した。
表9は、レンズ面基準点に対しレンズ最周辺の位置4、6はY軸方向の焦点距離が短い(正の屈折力が強い)ことを示す。
ここで、図1を参照すると、レンズ周辺部の光線は、レンズ光軸から広がる方向に傾いて自由曲面レンズ10に入射する。
また、図1には図示されていないが、レンズ周辺部の光線は、特にX軸方向のレンズ周辺部の傾きが最も大きくなる。
つまり、自由曲面レンズ10は、中央部の正の屈折力よりも最周辺のY軸方向の正の屈折力を強くすることにより、自由曲面レンズ10を通過後の光線の角度が光軸から広がる方向に曲がるのを防ぐことができる。このため、自由曲面レンズ10によれば、投射光学系100,200,300の自由曲面ミラー4の有効範囲を小さく抑えることができる。
しかしながら、レンズ周辺部の屈折力を強くすると、光路における自由曲面レンズ10から見て下流に、パワーを有する自由曲面ミラー4が配置されている場合、必然的に自由曲面レンズ10の取り付け位置誤差に対する感度が高くなる(レンズ位置合わせの精度が厳格になる。とりわけ、自由曲面ミラー4と自由曲面レンズ10の位置関係の精度は厳格になる。)ため、歪曲やMTFの劣化につながってしまう。特に、自由曲面レンズ10の取り付け位置誤差に対する感度は、光軸まわりの回転方向への感度が高いことがわかった。
そのため、本発明者らは、以上説明した投射光学系100,200,300のように、レンズ鏡胴30と、自由曲面レンズ10と、自由曲面ミラー4とを共通のハウジング20,21で一体的に保持することを見出した。つまり、投射光学系100、200,300では、ハウジング20,21固有の精度で各部品を位置決めするため、自由曲面レンズ10のように取り付け位置誤差に対する感度が高いレンズ形状であっても、画質の劣化を少なくすることができる。
また、本発明に係る投射光学系では、自由曲面ミラー4をハウジング20,21に直接取り付けるものに限らず、不図示の自由曲面ミラーホルダを介して自由曲面ミラー4をハウジング20,21に取り付けてもよい。ここで、自由曲面ミラーホルダには、ネジなどの取り付けの傾きを調整する部材を設けることができる。
このように構成することで、本発明に係る投射光学系では、部品の寸法ばらつきなどによる取り付け誤差を自由曲面ミラー4の位置により調整することができるため、高画質化を図ることができる。
●画像投射装置(1)●
次に、本発明に係る画像投射装置について説明する。
図15は、本発明に係る画像投射装置の実施の形態を示す図である。同図に示すように、画像投射装置1100は、照明光源1101と、リフレクタ1102と、リレーレンズ1103と、偏光変換素子1104と、照度均一化手段1105と、カラーホイール1106と、偏光分離手段1108とを有する。投射光学系1109は、先に説明した投射光学系100,200,300である。また、画像表示素子1107は、画像表示素子1と対応する。
照明光源1101は、画像表示素子1に照明光を照射する。ここで、照明光源1101には、ハロゲンランプ、キセノンランプ、メタルハライドランプ、超高圧水銀ランプ、LED(Light Emitting Diode)などを用いることができる。
リフレクタ1102と、リレーレンズ1103と、偏光変換素子1104と、照度均一化手段1105とは、照明光学系を構成する。照明光学系は、照明光源1101により高効率な照明効率を得られるようにする。ここで、照明光学系は、光源の種類に応じて適切な光学系を採用することができる。
リフレクタ1102は、照明光源1101の近傍に配置されて、照明光源1101の光を反射する。
偏光変換素子1104は、照明光源1101の光の偏光を変換する。
照度均一化手段1105は、インテグレータ光学系である。照度均一化手段1105は、リフレクタ1102により反射されて指向性を持った光を、均一に照明分布を得られるようにして、画像表示素子1107の面上に照射する。
カラーホイール1106は、照明光をカラー化する。
なお、画像投射装置1100では、カラーホイール1106と同期して画像表示素子1107の画像をコントロールすることにより、スクリーン上に拡大表示させたカラー画像を投射できるようにしてもよい。
偏光分離手段1108は、例えば偏光ビームスプリッタ(PBS:Polarization
beam splitter)と組み合わせた照明光路と投射光路である。偏光分離手段1108により、画像表示素子1107として反射型タイプの液晶式の画像表示素子を用いる場合に、効率よい照明を得ることができる。
また、偏光分離手段1108として、DMD(Digital
Mirror Device)パネルを搭載する場合には、全反射プリズムを使った光路分離などが採用することができる。
●実施の形態の効果
以上説明した画像投射装置1100によれば、自由曲面レンズと自由曲面ミラーとが、精度よく作られたハウジングによって一体的に保持される投射光学系を用いるため、自由曲面のレンズを採用しつつ、製造誤差による性能劣化を低減することができる。
●画像投射装置(2)●
次に、本発明に係る画像投射装置の別の実施の形態について説明する。以下の説明では、先に説明した画像投射装置1100との相違点のみを説明する。
図16は、本発明に係る画像投射装置の実施の形態の別の実施の形態を示す図である。同図に示すように、画像投射装置1200は、画像表示素子1207が、赤、緑、青等の複数枚(図16においては3枚)用いる点が、先に説明した画像投射装置1100と相違する。
画像投射装置1200では、照明光を色分離手段1206により分離し、各色の照明光を色合成手段1209により合成する。画像投射装置1200では、合成した光を投射光学系1210に入射させることにより、スクリーン1211上にカラー画像を投射することができる。
ここで、画像表示素子1207から投射光学系1210の第1光学系の第一面までの距離は、偏光分離手段1208と色合成手段1209とを有することにより、長い距離を取る必要がある。
この場合に、画像投射装置1200では、画像表示素子1207から第一光学系までの距離を色合成手段1209の大きさに合わせて、投射光学系1210の寸法を延長または短縮してもよい。
●実施の形態の効果
以上説明した画像投射装置1200によれば、自由曲面レンズと自由曲面ミラーとが、精度よく作られたハウジングによって一体的に保持される投射光学系を用いるため、自由曲面のレンズを採用しつつ、製造誤差による性能劣化を低減することができる。
1 :画像表示素子
2 :第1光学系
3 :折り返しミラー
4 :自由曲面ミラー
5 :防塵ガラス
6 :スクリーン
10 :自由曲面レンズ
20 :ハウジング
21 :ハウジング
100 :投射光学系
200 :投射光学系
300 :投射光学系
1000 :画像投射装置
1100 :画像投射装置
1101 :照明光源
1102 :リフレクタ
1103 :リレーレンズ
1104 :偏光変換素子
1105 :照度均一化手段
1106 :カラーホイール
1107 :画像表示素子
1108 :偏光分離手段
1200 :画像投射装置
1206 :色分離手段
1207 :画像表示素子
1208 :偏光分離手段
1209 :色合成手段
特許第4223936号明細書 特開2009−251457号公報 特開2011−33738号公報

Claims (11)

  1. 画像を被投射面に投射して拡大表示させる画像投射装置の投射光学系であって、
    回転非対称な自由曲面レンズと、
    曲面ミラーと、
    を有してなり、
    前記自由曲面レンズと前記曲面ミラーとが共通の保持部材で保持されている、
    ことを特徴とする投射光学系。
  2. 前記曲面ミラーは、自由曲面ミラーである、
    請求項1記載の投射光学系。
  3. 前記画像を形成する画像表示素子を備え、
    前記画像表示素子の長辺方向をX軸、短辺方向をY軸とすると、
    前記自由曲面レンズは、X軸方向について対称形状で、Y軸方向について非対称の自由曲面形状であり、
    X軸方向またはY軸方向において、前記自由曲面レンズの中央部での正の屈折力よりも前記自由曲面レンズの周辺部での正の屈折力の方が大きい、
    請求項1または2記載の投射光学系。
  4. 前記自由曲面レンズは、Y軸方向について、前記自由曲面レンズの中央部での正の屈折力よりも前記自由曲面レンズの周辺部での正の屈折力の方が大きい、
    請求項3記載の投射光学系。
  5. 前記自由曲面レンズは、X軸方向及びY軸方向において、前記自由曲面レンズの中央部での正の屈折力よりも前記自由曲面レンズの周辺部での正の屈折力の方が大きい、
    請求項3記載の投射光学系。
  6. 複数のレンズ群と、
    前記画像表示素子上の画像を中間像として結像させる第1光学系と、
    前記中間像を前記被投射面上に結像させる第2光学系と、
    を有し、
    前記第1光学系は、前記複数のレンズ群を保持するレンズ鏡胴と前記自由曲面レンズとを備え、
    前記第2光学系は、前記曲面ミラーであり、
    前記曲面ミラーは、前記第1光学系に対して凹面を向けた回転非対称形状である、
    請求項3乃至5のいずれかに記載の投射光学系。
  7. 前記複数のレンズ群のうち前記自由曲面レンズ以外のレンズは、全ての光軸が一致するように前記レンズ鏡胴に保持され、
    前記自由曲面レンズは、前記自由曲面ミラーに最も光学的に近い位置に保持され、
    前記保持部材は、前記レンズ鏡胴と、前記自由曲面レンズと、前記自由曲面ミラーとを一体的に保持する、
    請求項5または6記載の投射光学系。
  8. 前記自由曲面レンズは、前記複数のレンズ群に対して単体で移動する、
    請求項5乃至7のいずれかに記載の投射光学系。
  9. 前記自由曲面レンズと前記自由曲面ミラーとの光路中に配置される光路を折り返す折返ミラーを有し、
    前記折返ミラーは、前記保持部材に保持される、
    請求項5乃至8のいずれかに記載の投射光学系。
  10. 前記保持部材は、防塵ガラスを備え、
    前記画像表示素子と前記鏡胴と前記自由曲面レンズと前記折返ミラーと前記自由曲面レンズと前記防塵ガラスにより、前記ハウジングが密閉される、
    請求項9記載の投射光学系。
  11. 画像を被投射面に投射して拡大表示させる投射光学系を有してなる画像投射装置であって、
    前記投射光学系は、請求項1乃至10のいずれかに記載の投射光学系である、
    ことを特徴とする画像投射装置。
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