JP6069004B2 - 粘着剤組成物及び表面保護フィルム - Google Patents
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Description
すなわち、本発明は以下の通りである。
〔1〕
ビニル芳香族単量体単位を主体とする重合体ブロックAと、共役ジエン単量体単位を主体とする重合体ブロックBと、を有するブロック共重合体、を含む粘着剤組成物であって、
前記ブロック共重合体が下記(1)〜(5)の条件を満たす、
粘着剤組成物。
(1)前記共役ジエン単量体単位中の1,2−結合量と3,4−結合量の合計含有量が65〜90%
(2)前記ビニル芳香族単量体単位の含有量が12〜25質量%
(3)前記重合体ブロックBの前記共役ジエン単量体単位に由来する二重結合の水素添加率が90%以上
(4)前記ブロック共重合体のメルトフローレート値(MFR)が15〜60g/10分
(5)前記ブロック共重合体の秩序―無秩序転移温度(ODT)が160〜210℃
〔2〕
前記ブロック共重合体が、2個以上の前記重合体ブロックAと、2個以上の前記重合体ブロックBとを有し、
前記ブロック共重合体の少なくとも1つの末端に前記重合体ブロックBがあり、
前記ブロック共重合体の少なくとも1つの末端にある前記重合体ブロックBの含有量が0.5〜9質量%である、前項〔1〕に記載の粘着剤組成物。
〔3〕
前記ブロック共重合体が、2個の重合体ブロックA1,A2と、2個の重合体ブロックB1,B2とを有し、
前記ブロック共重合体が、A1−B1−A2−B2で示される構造を有し、
前記重合体ブロックB1と前記重合体ブロックB2の質量比(B2/B1)が、0.10以下である、前項〔1〕又は〔2〕に記載の粘着剤組成物。
〔4〕
前記ブロック共重合体100質量部に対し、
粘着付与剤10〜100質量部をさらに含有する、前項〔1〕〜〔3〕のいずれか1項に記載の粘着剤組成物。
〔5〕
前記ブロック共重合体100質量部に対し、
ポリオレフィン系樹脂10〜100質量部をさらに含有する、前項〔1〕〜〔4〕のいずれか1項に記載の粘着剤組成物。
〔6〕
前記ブロック共重合体100質量部に対し、
水素添加スチレン系エラストマー10〜100質量部をさらに含有する、前項〔1〕〜〔5〕のいずれか1項に記載の粘着剤組成物。
〔7〕
基材フィルムと、
該基材フィルム上に、前項〔1〕〜〔6〕のいずれか1項に記載の粘着剤組成物を含む粘着剤層とを有する、表面保護フィルム。
本実施形態に係る粘着剤組成物は、ビニル芳香族単量体単位を主体とする重合体ブロックAと、共役ジエン単量体単位を主体とする重合体ブロックBと、を有するブロック共重合体、を含む。
本実施形態に用いるブロック共重合体は、重合体ブロックAと、重合体ブロックBと、を有するブロック共重合体であって、下記(1)〜(5)の条件を満たす。
(1)共役ジエン単量体単位中の1,2−結合量と3,4−結合量の合計含有量が65〜90%
(2)ビニル芳香族単量体単位の含有量が12〜25質量%
(3)重合体ブロックBの共役ジエン単量体単位に由来する二重結合の水素添加率が90%以上
(4)ブロック共重合体のMFRが15〜60g/10分
(5)ブロック共重合体のODTが160〜210℃
本実施形態に用いるブロック共重合体を構成する共役ジエン単量体単位のミクロ構造は、1,2−結合量と3,4−結合量の合計含有量が、ブロック共重合体中の共役ジエン単量体単位の総量に対し、65〜90%であり、68〜90%が好ましく、72〜88%がより好ましい。上記合計含有量が65%以上であることにより、長期間貼り付けた後であっても適度な粘着力を有し、フィルムを剥離する際に糊残りがより生じにくい。また、上記合計含有量が90%以下であることにより、得られる粘着剤組成物の粘着力がより向上する。なお、1,2−結合量と3,4−結合量は、水素添加前のブロック共重合体をサンプルとして核磁気共鳴スペクトル解析(NMR)を用いて測定することにより求めることができ、詳細には実施例に記載の方法により求めることができる。
本実施形態に用いるブロック共重合体の、ブロック共重合体の質量に対する、ビニル芳香族単量体単位の含有量は、12〜25質量%の範囲であり、13〜23質量%の範囲であることが好ましく、14〜20質量%の範囲であることがより好ましい。含有量が25質量%以下であることにより、粘着剤組成物の粘着性がより向上する。また、含有量が12質量%以上であることにより、貼り付け後に長期間保存しても粘着性、粘着力が高くなりすぎず、フィルムを剥離する際に糊残りがより生じにくい。
本実施形態の重合体ブロックBの共役ジエン単量体に由来する二重結合の水素添加率は、ブロック共重合体中の共役ジエン単量体の総量に対し、90%以上であり、93%以上が好ましく、95%以上がより好ましい。また、上記水素添加率は多いほど好ましく、より好ましくは100%以下である。水素添加率が90%以上であることにより、十分な粘着力が得られ、押出成膜時の架橋を防ぎ、ゲル状物が発生を抑制できる。なお、水素添加率は、後述する水添触媒の量でコントロールできる。また、水素添加率は、後述する実施例において記載する方法により測定できる。
本実施形態に用いるブロック共重合体のMFRは、測定条件が温度:230℃、荷重:2.16kgのとき、15〜60g/10分の範囲であり、17〜55g/10分の範囲であることが好ましく、20〜50g/10分の範囲であることがより好ましく、25〜45g/10分の範囲であることがさらに好ましい。MFRが15g/10分以上であることにより、後述する本実施形態の粘着剤組成物の溶融粘度が高くならず、押出成膜性がより良好となる。60g/10分以下であることにより、より高い粘着力を有する。これにより、本実施形態の粘着剤組成物を用いた表面保護フィルムは、当該表面保護フィルムを剥がしたときに糊残りが生じにくいものとなる。MFRはリチウム開始剤の量をコントロールすることにより、制御でき、上記範囲とすることができる。なお、MFRは、後述する実施例に示す方法により測定できる。
本実施形態に用いるブロック共重合体のODTは、160〜210℃の範囲であり、175〜205℃の範囲であることが好ましく、180〜200℃の範囲であることがより好ましい。ODTが上記範囲であることにより、生産性、押出成膜性がより良好となる。ODTはポリマー構造、ビニル芳香族単量体単位の量、分子量等をコントロールすることにより、制御でき、上記範囲とすることができる。なお、ODTは、後述する実施例に示す方法により測定できる。
本実施形態に用いるブロック共重合体を重合する方法については、特に限定されないが、例えば、配位重合、アニオン重合又はカチオン重合等が挙げられる。このなかでも、構造の制御の容易さの観点からはアニオン重合が好ましい。
R1R2R3N
(式中、R1、R2、及びR3は、炭素数1〜20の炭化水素基又は第3級アミノ基を有する炭化水素基である。)
NaOR
(式中、Rは炭素原子数2〜12のアルキル基である。)
本実施形態の粘着剤は、上述したブロック共重合体を含有し、必要に応じて、後述するその他の成分をさらに含有することができる。
本実施形態にかかる粘着剤組成物は、ブロック共重合体100質量部に対し、粘着付与剤10〜100質量部をさらに含有することができる。これにより、粘着剤組成物の粘着力がより優れる傾向にあり、より高い粘着力が求められる用途により適したものとなる。
本実施形態にかかる粘着剤組成物は、ブロック共重合体100質量部に対し、ポリオレフィン系樹脂10〜100質量部をさらに含有することができる。ポリオレフィン系樹脂を添加することにより、粘着性、粘着力を抑える効果があると共に温度処理しても粘着力の変化を小さくすることもでき、所望の粘着性、粘着力が安定的に得られる傾向にある。
本実施形態にかかる粘着剤組成物は、ブロック共重合体100質量部に対し、上述した本実施形態のブロック共重合体以外の水添添加スチレン系エラストマー10〜100質量部をさらに含有することができる。これにより、粘着性と粘着力のバランスにより優れる傾向にある。
本実施形態の粘着剤組成物は、エチレン酢酸ビニル共重合体をさらに含有してもよい。エチレン酢酸ビニル共重合体は、特に限定されず、例えば、エチレンと酢酸ビニルとを、高温、高圧条件下でラジカル共重合することにより製造できる。エチレン酢酸ビニル共重合体は、酢酸ビニルの含有率によって性質が異なるが、特に限定されない。
本実施形態の粘着剤組成物は、アクリル系共重合体をさらに含有してもよい。アクリル系共重合体は、特に限定されないが、例えば、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、メタクリル酸メチル、アクリルニトリルと酢酸ビニル、塩化ビニル、スチレン等との共重合体が挙げられる。
本実施形態の粘着剤組成物は、軟化剤をさらに含有してもよい。軟化剤を含有させることにより、本実施形態の粘着剤組成物において、粘着性を改良することができる。軟化剤としては、鉱物油系軟化剤又は合成樹脂系軟化剤のいずれも使用できる。
本実施形態の粘着剤組成物には、酸化防止剤、光安定剤等の安定剤を添加してもよい。
酸化防止剤としては、特に限定されないが、例えば、2,6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェノール、n−オクタデシル−3−(4’−ヒドロキシ−3’,5’−ジ−t−ブチルフェニル)プロピオネート、2,2’−メチレンビス(4−メチル−6−t−ブチルフェノール)、2,2’−メチレンビス(4−エチル−6−t−ブチルフェノール)、2,4−ビス[(オクチルチオ)メチル]−o−クレゾール、2−t−ブチル−6−(3−t−ブチル−2−ヒドロキシ−5−メチルベンジル)−4−メチルフェニルアクリレート、2,4−ジ−t−アミル−6−[1−(3,5−ジ−t−アミル−2−ヒドロキシフェニル)エチル]フェニルアクリレート、2−[1−(2−ヒドロキシ−3,5−ジ−tert−ペンチルフェニル)]アクリレート等のヒンダードフェノール系酸化防止剤;ジラウリルチオジプロピオネート、ラウリルステアリルチオジプロピオネートペンタエリスリトール−テトラキス(β−ラウリルチオプロピオネート)等のイオウ系酸化防止剤;トリス(ノニルフェニル)ホスファイト、トリス(2,4−ジ−t−ブチルフェニル)ホスファイト等のリン系酸化防止剤等が挙げられる。
本実施形態の粘着剤組成物には、その他、必要に応じて、ベンガラ、二酸化チタン等の顔料;パラフィンワックス、マイクロクリスタンワックス、低分子量ポリエチレンワックス等のワックス類;無定形ポリオレフィン、エチレンーエチルアクリレート共重合体等のポリオレフィン系熱可塑性樹脂又は低分子量のビニル芳香族系熱可塑性樹脂等の熱可塑性樹脂;天然ゴム;ポリイソプレンゴム、ポリブタジエンゴム、スチレン−ブタジエンゴム、エチレン−プロピレンゴム、クロロプレンゴム、アクリルゴム、イソプレン−イソブチレンゴム、ポリペンテナマーゴム等の合成ゴムを添加してもよい。なお、合成ゴムとしては、その他、「ゴム、プラスチック配合薬品」(ラバーダイジェスト社編)等に記載されたものが挙げられる。
粘着剤組成物は、従来公知の方法により製造できる。例えば、バンバリーミキサー、単軸スクリュー押出機、2軸スクリュー押出機、コニーダ、多軸スクリュー押出機等の一般的な混和機を用いた溶融混練方法、各成分を溶解又は分散混合後、コーター等によりキザイフィルムに塗工した後、溶剤を加熱除去する方法等が用いられる。
本実施形態にかかる表面保護フィルムは、基材フィルムと、該基材フィルム上に上述した本実施形態の粘着剤組成物を含む粘着剤層とを有する。
本実施形態における表面保護フィルムの製造方法としては、例えば、粘着剤組成物の溶融物、若しくは溶液を前記基材フィルム上に塗工する方法とフィルム押出機による方法とが挙げられる。
(I−1)スチレン含有量、共役ジエンのビニル結合量、共役ジエンに基づく二重結合の水素添加率
ポリマー中のスチレン含有量、共役ジエンのビニル結合量、共役ジエンに基づく二重結合の水素添加率は、測定サンプルを核磁気共鳴スペクトル解析(NMR)により、下記の条件で測定し、各成分のシグナル帰属から計算することにより、算出した。
溶媒 :重水素化クロロホルム
測定サンプル :ポリマーを水素添加する前後の抜き取り品
サンプル濃度 :50mg/mL
観測周波数 :400MHz
化学シフト基準 :TMS(テトラメチルシラン)
パルスディレイ :2.904秒
スキャン回数 :64回
パルス幅 :45°
測定温度 :26℃
ブロック共重合体の数平均分子量及び重量平均分子量は、GPC測定(装置:LC−10(株式会社島津製作所製、商品名)、カラム:TSKgelGMHXL(4.6mmID×30cm)2本、溶媒:テトラヒドロフラン)により、市販の標準ポリスチレンによるポリスチレン換算分子量として求めた。また、分子量分布は、得られた重量平均分子量と数平均分子量の比として求めた。
ISO1133に準拠し、温度230℃、荷重2.16kg(測定単位:g/10分)の条件で測定した。
ブロック共重合体の秩序−無秩序転移温度(ODT)は、圧縮成形した厚み2mmのシートを、直径25mmの円形にカットし、装置ARES(ティー・エイ・インスツルメント社製、商品名)の捻りタイプのジオメトリーに試料をセットし、ひずみ1.0%、変動周波数(0.01〜20Hz)、種々の温度で動的な貯蔵弾性率(G’)、損失弾性率(G’’)を測定し、G’をG’’に対してプロットした直線の傾き、切片が同じになり始める温度より決定した。
(II−1)塗工性
ホットメルトコーターでの取扱性及びフィルムの状態(ムラ、シワ等)を目視観察した。
塗工性を下記により評価した。
○:フィルム巻き取り時の皺がなく、粘着層の表面状態も均一であった。
※1:粘着層がべたつき、フィルムの巻き取り時に皺が入った。
※2:粘着層の表面が荒れている状態であった。
測定装置としては、プローブタックテスターNTS−4800:テスター産業(株)製を用いた。下記実施例1〜10、比較例1〜6、参考例1〜3において作製した表面保護フィルムを錘10gの両面テープを貼ってある面のボビンに貼り付け、温度23℃、CONTACT SPEEDとPEELING SPEEDを1.0cm/秒に固定し、接触時間5秒と4時間の2条件で測定した。「変化率(%)」の値は、4時間後の粘着性/5秒後の粘着性×100(%)から算出した。また、低温での粘着性は、SPEEDは変えずに温度0℃、接触時間5秒の条件で測定した。なお、粘着性の値は、プローブタックテスターNTS−4800より検出されるデータの最大値を読み取った。
測定装置としては、万能引張試験機「テンシロンSTM−T−200BP:(株)オリエンテック製」を用いた。PMMA板(表面の算術平均粗さ:0.1μm)に、下記実施例1〜10、比較例1〜6、参考例1〜3において作製した表面保護フィルムを貼り付け、温度23℃中で180度引き剥がし試験を、貼り付け直後と長時間密着後の2条件で行った。
PMMA板(表面の算術平均粗さ:1.1μm)に、下記実施例1〜10、比較例1〜6において作製した表面保護フィルムを貼り付け、23℃×50%相対湿度中で、重さ1kgのゴムロール(直径10cm)転がして貼り付けた。その後、80℃×5分間処理後、表面保護フィルムを剥離し、PMMA板上の糊残りの状態を評価した。糊残りの評価は下記評価基準により、◎、○、×、××の4段階で行った。
(評価基準)
◎ :剥離面積(1m2)に対して、目視で観察できる糊残りが全くないもの。
〇 :剥離面積(1m2)に対して、目視で観察できる糊残りが1点のもの。
× :剥離面積(1m2)に対して、目視で観察できる糊残りが2〜4点のもの。
××:剥離面積(1m2)に対して、目視で観察できる糊残りが5点以上のもの。
ブロック共重合体の水素添加反応に用いた水添触媒は下記の方法で調製した。窒素置換した反応容器に、乾燥、精製したシクロヘキサン1Lを仕込み、ビスシクロペンタジエニル)チタニウムジクロリド100mmolを添加し、十分に攪拌しながらトリメチルアルミニウム200mmolを含むn−ヘキサン溶液を添加して、室温にて約3日間反応させ、水添触媒を調製した。
<ポリマー1:スチレン−ブタジエン−スチレン−ブタジエン(A1−B1−A2−B2)の水添物>
ここで、A1、A2、B1、B2は、それぞれ下記の重合体ブロックを示すものとする。
A1、A2:ポリスチレン重合体ブロック
B1、B2:ポリブタジエン共重合体ブロック
内容積が10Lの攪拌装置及びジャケット付き槽型反応器を使用してバッチ重合を行った。はじめに1Lのシクロヘキサンを仕込み、その後n−ブチルリチウム(以下、「Bu−Li」という。)を全モノマー100質量部に対して0.10質量部とN,N,N’,N’−テトラメチルエチレンジアミン(以下、「TMEDA」という。)をBu−Li1molに対して1.8molと、ナトリウムt−ペントキシド(以下、「NaOAm」という。)をTMEDA1molに対して0.045mol添加した。第1ステップとして、スチレン9質量部を含むシクロヘキサン溶液(濃度20質量%)を10分間かけて投入し、その後さらに10分間重合した。なお、重合中、温度は60℃にコントロ−ルした。次に第2ステップとして、ブタジエン79質量部を含むシクロヘキサン溶液(濃度20質量%)を100分間かけて投入し、その後さらに10分間重合した。なお、重合中、温度は60℃にコントロ−ルした。次に第3ステップとして、スチレン9質量部を含むシクロヘキサン溶液(濃度20質量%)を10分間かけて投入し、その後さらに10分間重合した。なお、重合中,温度は60℃にコントロ−ルした。次に第4ステップとして、ブタジエン3質量部を含むシクロヘキサン溶液(濃度20質量%)を5分間かけて投入し、その後さらに10分間重合した。なお、重合中、温度は60℃にコントロ−ルした。以上のようにしてブロック共重合体を得た。
Bu−Liを全モノマー100質量部に対して0.096質量部とし、TMEDAをBu−Li1molに対して0.55molとし、NaOAmを添加せず、第2ステップのブタジエン量を82質量部とし、第4ステップを行なわずに3型構造のブロック共重合体を製造した以外は、ポリマー1と同様の操作を行い、水添ブロック共重合体(ポリマー2)を製造した。
Bu−Liを全モノマー100質量部に対して0.099質量部とし、TMEDAをBu−Li1molに対して1.19molとし、NaOAmをTMEDAに対して0.030mol添加した以外は、ポリマー1と同様の操作を行い、水添ブロック共重合体(ポリマー3)を製造した。
Bu−Liを全モノマー100質量部に対して0.102質量部とし、TMEDAをBu−Li1molに対して2.6molとし、NaOAmをTMEDAに対して0.055mol添加し、第1、第3ステップのスチレン量を10質量部とし、第2ステップのブタジエン量を78質量部とし、第4ステップのブタジエン量を2質量部とした以外は、ポリマー1と同様の操作を行い、水添ブロック共重合体(ポリマー4)を製造した。
Bu−Liを全モノマー100質量部に対して0.075質量部とし、第1、第3ステップのスチレン量を5質量部、第2ステップのブタジエン量を87質量部、第4ステップのブタジエン量を3質量部とした以外は、ポリマー1と同様の操作を行い、水添ブロック共重合体(ポリマー5)を製造した。
第1、第3ステップのスチレン量を7.5質量部、第2ステップのブタジエン量を80質量部、第4ステップのブタジエン量を5質量部とした以外は、ポリマー1と同様の操作を行い、水添ブロック共重合体(ポリマー6)を製造した。
Bu−Liを全モノマー100質量部に対して0.110質量部とし、TMEDAをBu−Li1molに対して1.20molとし、NaOAmは添加せず、第1、第3ステップのスチレン量を14質量部、第2ステップのブタジエン量を69質量部、第4ステップのブタジエン量を3質量部とした以外は、ポリマー1と同様の操作を行い、水添ブロック共重合体(ポリマー7)を製造した。
水添触媒をブロック共重合体100質量部当たりチタンとして87ppm添加し、水素圧0.7MPa、温度70℃で水添反応を行い、その後メタノールを添加し、次に安定剤としてオクタデシル−3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネートを水添ブロック重合体100質量部に対して0.3質量部添加した以外は、ポリマー1と同様の操作を行い、水添ブロック共重合体(ポリマー8)を製造した。
Bu−Liを全モノマー100質量部に対して0.107質量部とし、第2ステップのブタジエン量を82質量部とし、第4ステップを行なわずに3型構造のブロック共重合体を製造した以外は、ポリマー1と同様の操作を行い、水添ブロック共重合体(ポリマー9)を製造した。
得られた水添ブロック共重合体(ポリマー9)は、スチレン含有量18質量%、ブタジエンブロック部のビニル結合量74%、水素添加率99%、末端共役ジエン量0質量%、重量平均分子量96,000、分子量分布1.05、MFR37、ODT208℃であった。
第2ステップのブタジエン量を75質量部、第4ステップのブタジエン量を7質量部とした以外は、ポリマー1と同様の操作を行い、水添ブロック共重合体(ポリマー10)を製造した。
第2ステップのブタジエン量を71質量部、第4ステップのブタジエン量を11質量部とした以外は、ポリマー1と同様の操作を行い、水添ブロック共重合体(ポリマー11)を製造した。
Bu−Liを全モノマー100質量部に対して0.102質量部とし、第1、第3ステップのスチレン量を10質量部とし、第2ステップのブタジエン量を75質量部とし、第4ステップのブタジエン量を5質量部とした以外は、ポリマー1と同様の操作を行い、水添ブロック共重合体(ポリマー12)を製造した。
Bu−Liを全モノマー100質量部に対して0.113質量部とし、TMEDAをBu−Li1molに対して1.20molとし、NaOAmをTMEDAに対して0.032mol添加した以外は、ポリマー1と同様の操作を行い、水添ブロック共重合体(ポリマー13)を製造した。
ブロック共重合体として、上記(ポリマー1)を200℃で溶融させ、ホットメルトコーター(Acumeter Laboratories, Inc.製、型式:LH−1)を用いて、38μm厚みのポリエステルフィルム(東レ株式会社製、商品名ルミラーS10)に、上記ポリマー溶融物を塗工し、粘着剤層を具備する表面保護フィルムを作製した。
なお、粘着剤層の厚みは15μmであった。
上記(ポリマー1)に代えて(ポリマー2)を用い、200℃で溶融させ、実施例1と同様の方法で表面保護フィルムを作製し、各特性の測定を行った。測定結果を下記表1に示す。
上記(ポリマー1)に代えて(ポリマー3)を用い、200℃で溶融させ、実施例1と同様の方法で表面保護フィルムを作製し、各特性の測定を行った。測定結果を下記表1に示す。
上記(ポリマー1)に代えて(ポリマー4)を用い、200℃で溶融させ、実施例1と同様の方法で表面保護フィルムを作製し、各特性の測定を行った。測定結果を下記表1に示す。
上記(ポリマー1)に代えて(ポリマー5)を用い、200℃で溶融させ、実施例1と同様の方法で表面保護フィルムを作製し、各特性の測定を行った。測定結果を下記表1に示す。
上記(ポリマー1)に代えて(ポリマー6)を用い、200℃で溶融させ、実施例1と同様の方法で表面保護フィルムを作製し、各特性の測定を行った。測定結果を下記表1に示す。
上記(ポリマー1)に代えて(ポリマー7)を用い、200℃で溶融させ、実施例1と同様の方法で表面保護フィルムを作製し、各特性の測定を行った。測定結果を下記表1に示す。
上記(ポリマー1)に代えて(ポリマー8)を用い、200℃で溶融させ、実施例1と同様の方法で表面保護フィルムを作製し、各特性の測定を行った。測定結果を下記表1に示す。
上記(ポリマー1)に代えて(ポリマー9)を用い、200℃で溶融させ、実施例1と同様の方法で表面保護フィルムを作製し、各特性の測定を行った。測定結果を下記表1に示す。
上記(ポリマー1)に代えて(ポリマー10)を用い、200℃で溶融させ、実施例1と同様の方法で表面保護フィルムを作製し、各特性の測定を行った。測定結果を下記表1に示す。
上記(ポリマー1)に代えて(ポリマー11)を用い、200℃で溶融させ、実施例1と同様の方法で表面保護フィルムを作製し、各特性の測定を行った。測定結果を下記表1に示す。
上記(ポリマー1)に代えて(ポリマー12)を用い、200℃で溶融させ、実施例1と同様の方法で表面保護フィルムを作製し、各特性の測定を行った。測定結果を下記表1に示す。
上記(ポリマー1)に代えて(ポリマー13)を用い、200℃で溶融させ、実施例1と同様の方法で表面保護フィルムを作製し、各特性の測定を行った。測定結果を下記表1に示す。
ブロック共重合体として上記(ポリマー1)100質量部と、粘着付与剤としてアルコンP−115(荒川化学工業(株)製)50質量部と、を均一になるまで溶融混練し、粘着剤組成物を作製した。この粘着剤組成物を用いて実施例1と同様の方法で表面保護フィルムを作製し、各特性の測定を行った。測定結果を下記表2に示す。
ブロック共重合体として上記(ポリマー1)100質量部と、粘着付与剤としてアルコンP−115(荒川化学工業(株)製)150質量部と、を均一になるまで溶融混練し、粘着剤組成物を作製した。この粘着剤組成物を用いて実施例1と同様の方法で表面保護フィルムを作製し、各特性の測定を行った。測定結果を下記表2に示す。
ブロック共重合体として上記(ポリマー1)100質量部と、粘着付与剤としてアルコンP−115(荒川化学工業(株)製)50質量部と、ポリオレフィン系樹脂としてサンアロマーPL500A(サンアロマー(株)製)50質量部と、を均一になるまで溶融混練し、粘着剤組成物を作製した。この粘着剤組成物を用いて実施例1と同様の方法で表面保護フィルムを作製し、各特性の測定を行った。測定結果を下記表2に示す。
ブロック共重合体として上記(ポリマー1)100質量部と、粘着付与剤としてアルコンP−115(荒川化学工業(株)製)50質量部と、ポリオレフィン系樹脂としてサンアロマーPL500A(サンアロマー(株)製)150質量部と、を均一になるまで溶融混練し、粘着剤組成物を作製した。この粘着剤組成物を用いて実施例1と同様の方法で表面保護フィルムを作製し、各特性の測定を行った。測定結果を下記表2に示す。
ブロック共重合体として上記(ポリマー1)100質量部と、水素添加スチレン系エラストマーとしてS.O.E.SS605(旭化成ケミカルズ(株)製)20質量部と、を均一になるまで溶融混練し、粘着剤組成物を作製した。この粘着剤組成物を用いて実施例1と同様の方法で表面保護フィルムを作製し、各特性の測定を行った。測定結果を下記表2に示す。
ブロック共重合体として上記(ポリマー1)100質量部と、水素添加スチレン系エラストマーとしてS.O.E.SS605(旭化成ケミカルズ(株)製)120質量部と、を均一になるまで溶融混練し、粘着剤組成物を作製した。この粘着剤組成物を用いて実施例1と同様の方法で表面保護フィルムを作製し、各特性の測定を行った。測定結果を下記表2に示す。
Claims (6)
- ビニル芳香族単量体単位を主体とする重合体ブロックAと、共役ジエン単量体単位を主体とする重合体ブロックBと、を有するブロック共重合体、を含む粘着剤組成物であって、
前記ブロック共重合体が、2個以上の前記重合体ブロックAと、2個以上の前記重合体ブロックBとを有し、
前記ブロック共重合体の少なくとも1つの末端に前記重合体ブロックBがあり、
前記ブロック共重合体の少なくとも1つの末端にある前記重合体ブロックBの含有量が0.5〜9質量%であり、
前記ブロック共重合体が下記(1)〜(5)の条件を満たす、
粘着剤組成物。
(1)前記共役ジエン単量体単位中の1,2−結合量と3,4−結合量の合計含有量が65〜90%
(2)前記ビニル芳香族単量体単位の含有量が12〜25質量%
(3)前記重合体ブロックBの前記共役ジエン単量体単位に由来する二重結合の水素添加率が90%以上
(4)前記ブロック共重合体のメルトフローレート値(MFR)が25〜60g/10分
(5)前記ブロック共重合体の秩序―無秩序転移温度(ODT)が160〜210℃ - 前記ブロック共重合体が、2個の重合体ブロックA1,A2と、2個の重合体ブロックB1,B2とを有し、
前記ブロック共重合体が、A1−B1−A2−B2で示される構造を有し、
前記重合体ブロックB1と前記重合体ブロックB2の質量比(B2/B1)が、0.10以下である、請求項1に記載の粘着剤組成物。 - 前記ブロック共重合体100質量部に対し、
粘着付与剤10〜100質量部をさらに含有する、請求項1又は2に記載の粘着剤組成物。 - 前記ブロック共重合体100質量部に対し、
ポリオレフィン系樹脂10〜100質量部をさらに含有する、請求項1〜3のいずれか1項に記載の粘着剤組成物。 - 前記ブロック共重合体100質量部に対し、
水素添加スチレン系エラストマー10〜100質量部をさらに含有する、請求項1〜4のいずれか1項に記載の粘着剤組成物。 - 基材フィルムと、
該基材フィルム上に、請求項1〜5のいずれか1項に記載の粘着剤組成物を含む粘着剤層とを有する、表面保護フィルム。
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