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JP5940579B2 - 移動制御装置、移動制御方法及び移動制御システム - Google Patents

移動制御装置、移動制御方法及び移動制御システム Download PDF

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Description

本発明は、移動制御装置、移動制御方法及び移動制御システムに関する。
従来、広告において、その広告効果を高めるために様々な広告形態が存在する。その一つとして、飛行船、飛行機、自動車、トラック、自転車等の移動物体に広告を付し、任意の経路を移動させることでより人目に付きやすくするといった移動式の広告が知られている。さらに、こういった移動物体に広告表示媒体としてデジタルサイネージ(電子看板)を搭載することでより広告効果を高めるといった技術も存在する。
特開平9−244566号公報 特開2012−014602号公報
しかしながら、上記の従来技術では、広告効果を高めることができるとは限らない。具体的には、上記の従来技術は、移動物体は、認識した物体の種類に対応した動作に従って任意の経路を移動するに過ぎず、移動経路上に必ずしも広告に注目し得る人物が存在するとは限らない。したがって、上記の従来技術では、広告効果を高めることができるとは限らない。
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、広告効果を高めることができる移動制御装置、移動制御方法及び移動制御システムを提供することを目的とする。
本願にかかる移動制御装置は、情報配信対象の候補の位置を探査する探査部と、前記探査部による探査結果に基づいて、情報を提供する移動物体の視認率がより高くなる移動態様を決定する決定部と、前記決定部によって決定された移動態様により移動するよう前記移動物体に指示する指示部と、を備えたことを特徴とする。
実施形態の一態様によれば、広告効果を高めることができる効果を奏する。
図1は、第1の実施形態にかかる移動制御処理の一例を示す図である。 図2は、第1の実施形態にかかる移動制御システムの構成の構成例を示す図である。 図3は、第1の実施形態にかかる移動制御装置の構成例を示す図である。 図4は、第1の実施形態にかかるエリアデータ記憶部の一例を示す図である。 図5は、第1の実施形態にかかる配信情報記憶部の一例を示す図である。 図6は、第1の実施形態にかかる移動制御システムによる処理手順を示すフローチャート図である。 図7は、第1の実施形態の変形例にかかる移動制御処理の一例を示す図である。 図8は、第1の実施形態の変形例にかかる端末装置の構成例を示す図である。 図9は、第2の実施形態にかかる移動制御処理の一例を示す図である。 図10は、第2の実施形態にかかる移動制御装置の構成例を示す図である。 図11は、第2の実施形態にかかるユーザ情報記憶部の一例を示す図である。 図12は、他の実施形態にかかるリアルタイムセンシングの一例を示す図である。 図13は、他の実施形態にかかる移動制御装置とSNSサーバ装置との連携の一例を示す図である。 図14は、他の実施形態にかかる移動制御システムによる移動制御処理の一例を示す図である。 図15は、移動制御装置の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。
以下に、本願に係る移動制御装置、移動制御方法及び移動制御システムを実施するための形態(以下、「実施形態」と呼ぶ)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願にかかる移動制御装置、移動制御方法及び移動制御システムが限定されるものではない。また、以下の各実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
(第1の実施形態)
〔1.移動制御処理〕
まず、図1を用いて、第1の実施形態にかかる移動制御処理の一例について説明する。図1は、第1の実施形態にかかる移動制御処理の一例を示す図である。図1では、移動制御装置100によって移動制御処理が行われる例を示す。
図1の例では、端末装置10は、情報提供対象の候補によって利用され、電源がONの状態であれば常に電波を発信している。
また、図1では、移動物体A01として、飛行船を例示する。また、移動物体A01は、自律型飛行船ロボットであるものとする。そして、移動物体A01は、広告コンテンツC10を提供する。広告コンテンツC10は、企業や商品の宣伝広告、交通情報、エリア情報、天気予報などを含む各種広告情報であり、移動物体A01に直接記載されていてもよいし、デジタルサイネージによって表示されていてもよい。そして、移動物体A01は、上記のように広告情報を提供しながら所定のエリアを移動する。なお、移動物体A01は、飛行船に限るものではなく、飛行機、ヘリコプター、バイク、自転車、四足歩行ロボット、ドローン(無人航空機:UAV:Unmanned Aerial Vehicle)などであってもよく、また、有人、無人のいずれであってもよい。
移動制御装置100は、情報提供対象の候補をセンシングする(ステップS11)。具体的には、図1に示すように、移動制御装置100は、端末装置10から発信される電波を取得することにより情報提供対象の候補をセンシングする。そして、移動制御装置100は、取得した電波に基づいて電波分布マップM10を作成する(ステップS12)。電波分布マップM10は、情報提供対象の候補が集中している領域を示すマップである。
続いて、移動制御装置100は、作成した電波分布マップM10に基づいて移動物体A01の移動経路を決定する(ステップS13)。具体的には、移動制御装置100は、作成した電波分布マップM10における電波の分布密度がより高い箇所を情報提供対象の候補が集中するエリアとして特定し、特定した各所在地エリア付近を通過する経路を移動経路として決定する。
続いて、移動制御装置100は、決定した移動経路に基づいて移動物体A01の移動を制御する(ステップS14)。そして、移動制御装置100は、センシングされた情報提供対象の候補に対して広告情報を配信する(ステップS15)。
このように、第1の実施形態にかかる移動制御装置100は、端末装置10から発信される電波を取得することによって情報提供対象の候補をセンシングする。そして、第1の実施形態にかかる移動制御装置100は、電波分布マップM10を作成し、作成した電波分布マップM10における電波の分布密度がより高い箇所を情報提供対象の候補の所在地エリアとして特定する。移動制御装置100は、このような箇所付近を通過するような移動経路を決定し、移動物体A01を決定した移動経路上を移動させることによって移動物体A01によって提供される広告に対する情報提供対象の候補の視認率を高めることができる。これにより、移動制御装置100は、移動物体A01によって提供される広告の広告効果を高めることができる。
〔2.移動制御システムの構成〕
次に、図2を用いて、第1の実施形態にかかる移動制御システムの構成について説明する。図2は、第1の実施形態にかかる移動制御システム1の構成例を示す図である。図2に示すように、移動制御システム1は、端末装置10と、移動制御装置100と、を含む。端末装置10と、移動制御装置100とは、ネットワークNを介して有線又は無線により通信可能に接続される。なお、図2に示す移動制御システムには、複数台の端末装置10が含まれてもよい。
端末装置10は、情報提供対象の候補によって利用される端末装置である。例えば、端末装置10は、スマートフォンなどの携帯電話機や、タブレット端末や、PDA(Personal Digital Assistant)や、デスクトップ型PC(Personal Computer)や、ノート型PC等である。
移動制御装置100は、図1を用いて説明したように、情報提供対象の候補をセンシングし、センシングした結果に基づいて移動物体の移動経路を決定し、移動物体の移動を制御する。
〔3.移動制御装置の構成〕
次に、図3を用いて、第1の実施形態にかかる移動制御装置100について説明する。図3は、第1の実施形態にかかる移動制御装置100の構成例を示す図である。図3に示すように、移動制御装置100は、通信部110と、記憶部120と、移動制御部130と、探査装置140とを有する。
制御部A10は、移動物体A01が有しており、移動物体A01の移動に関する各種制御を行う。例えば、制御部A10は、移動物体A01の移動速度、移動高度、移動方向などを制御する。
通信部110は、例えば、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。そして、通信部110は、図示を省略したネットワークNと有線又は無線で接続される。
記憶部120は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。図3に示すように、記憶部120は、エリアデータ記憶部121と、配信情報記憶部122とを有する。
エリアデータ記憶部121は、移動物体A01の移動先エリアに関する各種エリア情報を記憶する。図4に、第1の実施形態にかかるエリアデータ記憶部121の一例を示す。図4は、第1の実施形態にかかるエリアデータ記憶部121の一例を示す図である。図4に示した例では、エリアデータ記憶部121は、「移動エリアコード」、「移動エリア」といった項目を有する。
例えば、移動物体A01は、エリアデータ記憶部121に記憶された移動エリアを順に移動するように設定されているものとする。つまり、移動制御装置100は、情報提供対象の候補をセンシングし、センシング結果に基づいて決定した移動経路において、各移動エリア内で移動物体A01の移動を制御する。そして、移動制御装置100は、移動物体A01が移動エリア内を移動し終わった場合には、エリアデータ記憶部121に記憶された移動エリアに従って次の移動エリアへ移動物体A01を移動させる。なお、図4の例では、移動エリアは区単位で設定されているがこれに限るものではない。また、移動制御装置100は、エリアデータ記憶部121を有しなくてもよい。例えば、移動物体A01が有人移動物体である場合には、移動物体A01の操縦者の判断によって移動先のエリアが適宜決定されてもよく、この場合には、移動物体A01は、エリアデータ記憶部121を有しなくてもよい。
図3に戻って説明を続ける。配信情報記憶部122は、配信部134によって端末装置10へ配信される各種情報を記憶する。ここで、図5に、第1の実施形態にかかる配信情報記憶部122の一例を示す。図5は、第1の実施形態にかかる配信情報記憶部122の一例を示す図である。図5に示した例では、配信情報記憶部122は、「情報ID」、「URL(Uniform Resource Locator)」といった項目を有する。
「情報ID」は、各種情報を識別するための識別情報を示す。「URL」は、各種情報が掲載されたウェブページのURLのデータである。
図3に戻って説明を続ける。移動制御部130は、例えば、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等によって、移動制御装置100の内部の記憶装置に記憶されている各種プログラム(移動制御プログラムの一例に相当)がRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、移動制御部130は、例えば、ASIC(Application Specific Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現される。
図3に示すように、移動制御部130は、探査部131と、決定部132と、指示部133と、配信部134とを有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。なお、移動制御部130の内部構成は、図3に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。また、移動制御部130が有する各処理部の接続関係は、図3に示した接続関係に限られず、他の接続関係であってもよい。
探査部131は、探査装置140を用いて、情報提供対象の候補の位置を探査(センシング)する。具体的には、探査部131は、端末装置10から発信される電波を取得することで情報提供対象の候補をセンシングする。そして、探査部131は、取得した電波に含まれる電波発信元の位置情報を決定部132へ送信する。例えば、探査部131は、位置情報を示す経緯度座標を決定部132へ送信する。また、探査部131は、探査装置140が複数のアンテナを有する電波受信器である場合には、複数のアンテナが電波を受信したタイミングの差分に基づいて、端末装置10の位置を取得してもよい。
決定部132は、探査部131による探査結果に基づいて、情報を提供する移動物体A01の視認率がより高くなる移動態様を決定する。具体的には、決定部132は、情報提供対象の候補のエリアごとの数に基づいて、移動態様として移動物体A01の視認率がより高くなる移動経路を決定する。ここで、視認率とは、ユーザによって視認される確率や期待値を示す値である。例えば、決定部132は、ユーザの位置に基づいて、ユーザに視認される確率や期待価を視認率として所定の大きさのエリアごとに算出し、算出した視認率がより高くなるように移動態様を決定する。すなわち、決定部132は、ユーザから視認されるとより期待される位置を通過する移動態様を決定する。例えば、決定部132は、探査部131から受け付けた位置情報に基づいて電波分布マップM10を作成する。そして、決定部132は、作成した電波分布マップM10における電波の分布密度に基づいて情報提供対象の候補の所在地エリアを特定する。例えば、決定部132は、所定の数値以上の分布密度を示す箇所を情報配信対象の候補の所在地エリアとして特定する。そして、決定部132は、特定した各所在地エリア付近を通過する経路を移動経路として決定する。
なお、決定部132は、図1に示す電波分布マップM10のように、経路を決定する場合には、特定した各所在地エリアにおいて真上上空を通過する経路を決定してもよいが、より適切な実施態様においては、所定の距離をとって移動する経路を移動経路として決定する。これにより、決定部132は、移動物体A01側面に掲載される広告情報を人物から視認しやすくする。なお、所定の距離は、決定部132によってあらかじめ設定されてよい。
また、決定部132は、図1に示す電波分布マップM10のように、複数の所在地エリアが隣接して存在する場合には、各所在地エリアを一つに取り囲むように外周する経路を移動経路として決定してもよい。一方、各所在地エリアが大きく離れて点在する場合には、各所在地エリアを結んだ線の周りを一つに取り囲むように外周する移動経路であってもよいし、各所在地エリアを結んだ線に沿って移動する移動経路であってもよい。また、各所在地エリア毎に外周する移動経路であってもよい。このようにして、決定部132は、情報配信対象の候補による移動物体A01に対する視認率を高めることができる。
指示部133は、決定部132によって決定された移動態様により移動するよう移動物体A01に指示する。具体的には、指示部133は、制御部A10に対して決定部132によって決定された移動経路データを送信する。また、指示部133は、決定部132によって決定された移動経路を複数回巡回するように制御部A10を制御してもよい。
また、指示部133は、移動物体A01が決定部132によって決定された移動経路を移動し終わった場合に、エリアデータ記憶部121に記憶された移動エリアに従って、移動物体A01を次の移動エリアへ移動させるように制御部A10を制御してもよい。
配信部134は、広告情報を端末装置10へ配信する。具体的には、配信部134は、決定部132によって決定された移動経路上において、探査部131によって位置が探査された情報提供対象の候補に対して、所定の広告情報とともに移動物体A01によって撮影された撮影画像を配信する。例えば、移動物体A01に所定のメールアドレスを表示することにより、端末装置10からの空メールに対する自動返信という形で所定の広告情報を配信してもよい。また、配信部134を経由することなく、移動物体A01に広告情報に関するウェブページのURLやQRコード(登録商標)を表示することにより、ユーザが端末装置10を用いて広告情報を取得できるようにしてもよい。
探査装置140は、端末装置10を探査する手段である。例えば、探査装置140は、端末装置10が発信する電波を感知するアンテナを有する電波受信機である。
〔4.移動制御システムの処理手順〕
次に、図6を用いて、第1の実施形態にかかる移動制御システムによる処理の手順について説明する。図6は、第1の実施形態にかかる移動制御システム1による処理手順を示すフローチャート図である。
図6に示すように、移動制御装置100は、端末装置10から発信される電波を用いて、端末装置10の位置を探査し(ステップS101)、探査した端末装置10の位置に基づいて、電波分布マップM10を作成する(ステップS102)。
続いて、移動制御装置100は、情報提供対象の候補の所在地エリアを特定し(ステップS103)、特定した各所在地エリア付近を通過する経路を移動経路として決定し(ステップS104)、決定した移動経路に基づいて移動物体A01の移動を制御する(ステップS105)。
〔5.変形例〕
上述した実施例にかかる移動制御装置100は、上記実施形態以外にも種々の異なる形態にて実施されてよい。そこで、以下では、移動制御装置100の他の実施例について説明する。
〔5−1.センシング(1)〕
上述してきた探査部131は、端末装置10から発信される電波に基づいて情報提供対象の候補の位置をセンシングする例を示した。しかし、探査部131は、人物や乗り物の撮影画像により情報提供対象の候補の位置をセンシングしてもよい。例えば、探査部131は、移動物体A01に搭載されたカメラを制御することによって地上を撮影し、撮影した画像データを決定部132へ送信する。そして、決定部132は、受け付けた画像データに基づいて人物が多く集まっている箇所、あるいは、交通量の多い箇所を情報提供対象の所在地エリアとして特定する。なお、決定部132は、受け付けた画像データから人物や乗り物を特定し、それぞれの分布マップを作成してもよい。そして、決定部132は、作成した分布マップにおける人物や乗り物の分布密度に基づいて情報提供対象の候補の所在地エリアを特定する。例えば、決定部132は、所定の数値以上の分布密度を示す箇所を情報配信対象の候補の所在地エリアとして特定し、特定した各所在地エリア付近を通過する経路を移動経路として決定する。なお、分布マップは人物と乗り物別々のマップであってもよいし、両方を適用した一つのマップであってもよい。
このように、移動制御装置100は、人物や乗り物に基づいてセンシングし、センシング結果に基づいて情報提供対象の候補が集中している箇所付近を通過するような移動経路を決定する。これにより、移動制御装置100は、情報提供対象の候補による移動物体A01に対する視認率を高めることができる。すなわち、移動制御装置100は、移動物体A01によって提供される広告情報の広告効果を高めることができる。
〔5−2.センシング(2)〕
また、上述してきた探査部131は、端末装置10の端末位置情報に基づいて情報提供対象の候補の位置をセンシングしてもよい。具体的には、探査部131は、端末装置10にGPS(Global Positioning System)等の測位機能が搭載されている場合に、端末装置10から端末位置情報を取得し、取得した端末位置情報を決定部132へ送信する。
決定部132は、探査部131から受け付けた端末位置情報に基づいて端末装置分布マップを作成する。そして、決定部132は、作成した端末装置分布マップにおける端末装置10の分布密度に基づいて情報提供対象の候補の所在地エリアを特定する。例えば、決定部132は、所定の数値以上の端末装置10の分布密度を示す箇所を情報配信対象の候補の所在地エリアとして特定し、特定した各所在地エリア付近を通過する経路を移動経路として決定する。
このように、移動制御装置100は、端末位置情報に基づいてセンシングし、センシング結果に基づいて情報提供対象の候補が集中している箇所付近を通過するような移動経路を決定する。これにより、移動制御装置100は、情報提供対象の候補による移動物体A01に対する視認率を高めることができる。すなわち、移動制御装置100は、移動物体A01によって提供される広告情報の広告効果を高めることができる。
〔5−3.センシング(3)〕
上記探査部131のセンシングは、電波、人物、乗り物、端末が多く集中する箇所には、情報提供対象の候補が存在する可能性が高いという観点に基づいたセンシングといえる。ここでは、移動物体A01によって提供される広告情報に、より興味を有している可能性が高いユーザを広告提供対象の候補としてセンシングする例を説明する。具体的には、探査部131は、情報提供対象の候補に対して移動物体A01に関する情報を通知し、通知に対して応答した情報提供対象の候補の位置を探査(センシング)する。この点について図7を用いて説明する。
図7は、第1の実施形態の変形例にかかる移動制御処理の一例を示す図である。図7は、図1に示す実施形態における端末装置10に、移動物体A01にかかる所定のアプリケーション(以下、「飛行船アプリ」と表記する場合がある)がインストールされている例を示す。
図7に示すように、移動制御装置100は、移動物体A01に関する情報を端末装置10へプッシュ通知する(ステップS21)。具体的には、移動制御部130の探査部131は、移動物体A01に関する情報(例えば、移動物体A01が接近している旨)を、端末装置10へプッシュ通知する。かかるプッシュ通知は、例えば、飛行船アプリをダウンロードした端末装置へメールを送信してもよいし、非可聴領域の音波や光通信等を用いて、飛行船アプリをダウンロードした端末装置に通知を行うものであってもよい。ここで、端末装置10は、プッシュ通知を受信した場合に、受信したプッシュ通知を所定の形式で表示することによってユーザに移動物体A01に関する情報を知らせる。図7では、端末装置10は、「飛行船接近!」と書かれたロゴマークを表示している例を示す。なお、端末装置10は、表示ではなく、所定のアラーム音で通知してもよいし、両者を併用してもよい。
端末装置10は、ユーザによって飛行船アプリの起動操作が行われた場合に、移動物体アプリを起動(アクティブ化)する(ステップS22)。そして、端末装置10は、端末位置情報を探査部131へ送信する(ステップS23)。なお、アプリアクティブ化したユーザは、移動物体A01によって提供される広告情報に興味を有する可能性が高いと考えることができる。
続いて、移動制御装置100は、飛行船アプリが起動された端末装置10(以下、「アクティブ化端末装置10」と表記する場合がある)から端末位置情報を受信した場合に、受信した端末位置情報に基づいて移動経路を決定する(ステップS24)。具体的には、移動制御装置100の決定部132は、探査部131からアクティブ化端末装置10の端末位置情報を受け付けた場合に、受け付けた端末位置情報に基づいて端末装置分布マップを作成する。ここで、図7において、決定された移動経路を実線の矢印を用いて例示する。例えば、移動制御装置100は、プッシュ通知を受信したがアクティブ化されなかった端末装置の位置を既知の方法で探知する。そして、移動制御装置100は、アクティブ化端末装置10の端末位置と、アクティブ化されていない端末装置の端末位置とに基づいて、端末装置分布マップを作成する。そして、決定部132は、作成した端末装置分布マップにおける端末装置10の分布密度に基づいて情報提供対象の候補の所在地エリアを特定する。例えば、決定部132は、所定の数値以上の端末装置10の分布密度を示す箇所を情報配信対象の候補の所在地エリアとして特定し、特定した各所在地エリア付近を通過する経路を移動経路として決定する。また、決定部132は、全てのアクティブ化端末装置10の位置を考慮した経路を移動経路として決定してもよい。また、決定部132は、各端末装置がアクティブ化されたか否かに応じた重み係数を用いて、各端末装置10の端末位置に応じた経路を決定してもよい。例えば、決定部132は、各端末装置の10端末位置に応じた経路を決定し、さらに、アクティブ化された端末装置の端末位置に応じて決定した経路を修正してもよい。
続いて、移動制御装置100の指示部133は、決定した移動経路に基づいて移動物体A01の移動を制御する(ステップS25)。このとき、移動制御装置100の配信部134は、所定の広告情報とともに移動物体A01によって撮影された撮影画像を、アプリ起動された端末装置10に配信してもよい。
このように、移動制御装置100は、プッシュ通知に対するアクティブ化端末装置10の端末位置情報を受信することによって情報配信対象の候補をセンシングする。アプリアクティブ化したユーザは、移動物体A01によって提供される広告情報に興味があるためアクティブ化したと考えられる。移動制御装置100は、そのような情報配信対象の候補が集中する箇所付近を通過するような移動経路上を移動物体A01を移動させることにより情報提供対象の候補による移動物体A01に対する視認率を高めることができる。すなわち、移動制御装置100は、移動物体A01によって提供される広告情報の広告効果を高めることができる。
ここで、図8を用いて、第1の実施形態の変形例にかかる端末装置10について説明する。図8は、第1の実施形態の変形例にかかる端末装置10の構成例を示す図である。図8に示すように、端末装置10は、通信部11と、入力部12と、出力部13と、GPS受信部14と、アプリ制御部15とを有する。
通信部11は、例えば、NIC等によって実現される。そして、通信部11は、ネットワークNと有線又は無線で接続される。
入力部12は、ユーザから各種操作を受け付ける入力装置である。例えば、入力部12は、キーボードやマウスや操作キー等によって実現される。また、入力部12は、ユーザからアプリアクティブ化操作を受け付けた場合に、アクティブ化信号を送信部18へ送信する。出力部13は、各種情報を表示するための表示装置である。例えば、出力部13は、液晶ディスプレイ等によって実現される。なお、端末装置10にタッチパネルが採用される場合には、入力部12と出力部13とは一体化される。
GPS受信部14は、送信部18から端末装置10の端末位置情報要求を受け付けた場合に、送信部18へ端末位置情報を送信する。
アプリ制御部15は、例えば、CPUやMPU等によって、端末装置10内部の記憶装置に記憶されている各種プログラム(端末制御プログラムの一例)がRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、アプリ制御部15は、例えば、ASICやFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現される。
このようなアプリ制御部15は、上述した飛行船アプリを実行制御する。なお、飛行船アプリは、移動制御装置100からダウンロードされることで端末装置10にインストールされてもよいし、移動制御装置100以外のサーバ装置(例えば、各種アプリケーションを提供するサーバ装置)からダウンロードされることで端末装置10にインストールされてもよい。
アプリ制御部15は、受信部16と、表示制御部17と、送信部18とを有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現又は実行する。なお、アプリ制御部15の内部構成は、図8に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。また、アプリ制御部15が有する各処理部の接続関係は、図8に示した接続関係に限られず、他の接続関係であってもよい。
受信部16は、移動制御装置100からのプッシュ通知を受信する。具体的には、受信部16は、移動制御装置100からプッシュ通知される移動物体A01に関する情報を受信する。
表示制御部17は、入力部12によって受け付けられた各種操作に応じて、出力部13に各種情報を表示制御する。変形例にかかる表示制御部17は、入力部12によって受け付けられた各種操作に応じて、ユーザ情報を入力するための入力画面や、移動制御装置100からのプッシュ通知や各種情報などを出力部13に表示制御する。
送信部18は、入力部12からアプリアクティブ化信号を受け付けた場合に、GPS受信部14に対して端末装置10の端末位置情報を要求する。そして、送信部18は、GPS受信部14から端末位置情報を取得した場合に、取得した端末位置情報を移動制御装置100の探査部131へ送信する。なお、端末装置10は、所定の外部サーバ装置を介して端末位置情報を移動制御装置100へ送信してもよい。
なお、探査部131は、アプリアクティブ化をきっかけに送信部18が端末装置10の端末位置情報を送信することで、アクティブ化端末装置10の端末位置情報を取得可能となる例を示した。しかし、アプリが端末にインストールされている等で、移動制御装置100は、あらかじめ端末位置情報を取得していることも考えられる。この場合には、送信部18は、アプリアクティブ化をきっかけに、端末装置10が有する図示しない記憶部がアプリ登録時などにユーザから受付けたユーザID又は端末IDを取得し、探査部131に送信してもよい。探査部131は、ユーザID又は端末IDを受け付けた場合に、あらかじめ取得している端末位置情報とユーザID又は端末IDとのマッチングを行うことで、移動制御装置100があらかじめ取得している端末位置情報からアクティブ化端末装置10の端末位置情報を特定してもよい。
〔6.効果〕
上述してきたように、第1の実施形態にかかる移動制御装置100は、探査部131と、決定部132と、指示部133とを有する。探査部131は、情報提供対象の候補の位置を探査する。決定部132は、探査部131による探査結果に基づいて、情報を提供する移動物体の視認率がより高くなる移動態様を決定する。指示部133は、決定部132によって決定された移動態様により移動するよう移動物体A01に指示する。
これにより、第1の実施形態にかかる移動制御装置100は、情報提供対象の候補による移動物体A01に対する視認率を高めることができる。すなわち、移動制御装置100は、移動物体A01によって提供される広告情報の広告効果を高めることができる。
また、第1の実施形態にかかる探査部131は、情報配信対象の候補に対して移動物体に関する情報を通知し、通知に対して応答した情報配信対象の候補の位置を探査する。
このように、第1の実施形態にかかる移動制御装置100は、移動物体に関する情報を情報配信対象の候補へ通知することで、情報配信対象の候補に対して移動物体への注目度を高めることができる。これにより、移動制御装置100は、移動物体によって提供される広告情報に興味を有する情報配信対象の候補の位置を特定できるので、特定した位置に基づく移動経路を決定することができる。
また、第1の実施形態にかかる決定部132は、情報提供対象の候補の数に基づいて、移動態様として移動物体A01の視聴率がより高くなる移動経路を決定する。
このように、第1の実施形態にかかる移動制御装置100は、情報配信対象の候補が集中する箇所付近に移動物体を移動させることができる。これにより、移動制御装置100は、情報提供対象の候補による移動物体A01に対する視認率を高めることができる。すなわち、移動制御装置100は、移動物体によって提供される広告情報の広告効果を高めることができる。
また、第1の実施形態にかかる配信部134は、決定部132によって決定された移動経路上において、探査部131によって位置が探査された情報提供対象の候補に対して、所定の広告情報とともに移動物体によって撮影された撮影画像を配信する。
このように、第1の実施形態にかかる移動制御装置100は、情報提供対象の候補に直接広告情報を配信することができる。これにより、移動制御装置100は、移動物体によって提供される広告情報の広告効果をより高めることができるとともに、エリア情報を情報提供対象の候補に伝えることができる。
(第2の実施形態)
第2の実施形態では、移動物体A01によって提供される広告情報の提供対象とするユーザのユーザ属性を有する情報提供対象の候補の位置をセンシングする例について説明する。
〔1.移動制御処理〕
まず、図9を用いて、第2の実施形態にかかる移動制御処理の一例について説明する。図9は、第2の実施形態にかかる移動制御処理の一例を示す図である。図9では、移動制御装置200によって、移動制御処理が行われる例を示す。
図9では、移動物体A01は、広告情報として「新発売!スキンケアクリームX」といった商品広告を提供しているものとする。また、このとき、商品広告の提供対象とするユーザのユーザ属性は、「30代、女性」と設定されているものとする。なお、ユーザ属性は、商品販売会社によって決められてよい。
図9に示すように、移動制御装置200の探査部131は、移動物体A01によって提供される広告情報の提供対象とするユーザのユーザ属性を有する情報提供対象の候補の位置を探査(センシング)する(ステップS31)。具体的には、移動制御装置200の探査部131は、ユーザ属性「30代、女性」を満たす情報提供対象の候補の位置をセンシングする。例えば、探査部131は、飛行船アプリ登録時に受け付けたユーザ情報に基づいて、ユーザ属性「30代、女性」を満たす情報提供対象の候補の端末位置情報を取得することによってセンシングする。つまり、探査部131は、後に詳述するユーザ情報記憶部223の登録情報とユーザ属性「30代、女性」とのマッチングを行い、ユーザ属性「30代、女性」を満たすユーザIDに対応する端末装置10の端末位置情報を取得する。具体的には、探査部131は、ユーザ属性「30代、女性」を満たすユーザIDに対応する端末装置10の送信部18を介して、GPS受信部14から端末位置情報を取得することによってユーザ属性「30代、女性」を有する情報提供対象の候補をセンシングする。
続いて、移動制御装置200は、商品広告の提供対象とするユーザのユーザ属性を有する情報提供対象の候補が多いエリアを特定する(ステップS32)。具体的には、移動制御装置200の決定部132は、取得した端末位置情報に基づいて、ユーザ属性「30代、女性」を満たす情報提供対象の候補人数が所定の人数を満たすエリアを特定する。なお、所定の人数は、移動制御装置200の管理者や商品販売会社によって決められてよい。また、エリア特定は、図4に示す移動エリア単位で行われてもよい。
図9の例では、エリアE1の情報配信対象の候補総数12人のうち、ユーザ属性「30代、女性」を満たす情報提供対象の候補は8人であり、エリアE2の情報配信対象の候補総数15人のうち、ユーザ属性「30代、女性」を満たす情報提供対象の候補は3人である。ここで、所定の人数として、5人以上と設定されていたとすると、たとえ情報提供対象の候補総数が移動エリアE2の方が多くとも、決定部132は、設定人数5人を満たすエリアE1に優先して移動物体A01させる。そして、決定部132は、エリアE1において移動経路を決定する。具体的には、決定部132は、取得した端末位置情報に基づいて、端末分布マップを作成し、作成した端末分布マップにおける端末分布密度に基づいて、分布密度がより高い箇所を情報提供対象の候補の所在地エリアとして特定する。そして、決定部132は、特定した各所在地エリア付近を通過する経路を移動経路として決定する。
続いて、移動制御装置200の指示部133は、決定部132によって特定されたエリア情報と移動経路に基づいて移動物体A01の移動を制御する(ステップS33)。また、移動制御装置200の配信部134は、所定の広告情報を端末装置10へ配信してもよい。
〔2.移動制御装置の構成〕
次に、図10を用いて、第2の実施形態にかかる移動制御装置200について説明する。図10は、第2の実施形態にかかる移動制御装置200の構成例を示す図である。図10に示すように、移動制御装置200は、通信部110と、記憶部220と、移動制御部230と、探査部140とを有する。
基本的な構成は、図3に示す第1の実施形態にかかる移動制御装置100に準じ、記憶部220において、ユーザ情報記憶部223を有し、移動制御部230において、受信部235sを有する。
ユーザ情報記憶部223は、端末装置10のユーザに関するユーザ情報を記憶する。ここで、図11に、第2の実施形態にかかるユーザ情報記憶部223の一例を示す。図11は、第2の実施形態にかかるユーザ情報記憶部の一例を示す図である。図11に示した例では、ユーザ情報記憶部223は、「ユーザID」、「氏名」、「住所」、「年齢」、「性別」、「メールアドレス」といった項目を有する。なお、ユーザ情報記憶部223は、上述した項目の他に、「端末ID」や「アプリケーションID」をさらに有してもよい。
「ユーザID」は、端末装置10又は端末装置10のユーザを識別するための識別情報を示す。「氏名」は、ユーザの氏名を示す。「住所」は、ユーザの住所を示す。「年齢」は、ユーザの年齢を示す。「性別」は、ユーザの性別を示す。「メールアドレス」は、ユーザによって利用される端末装置10のメールアドレスを示す。
受信部235は、端末装置10の送信部18から送信されるユーザ情報を受信する。具体的には、受信部235は、端末装置10の送信部18からユーザ情報を受信し、受信したユーザ情報に含まれる端末装置10のユーザ情報とユーザIDとを対応付けてユーザ情報記憶部223に格納する。
ちなみに、図8では、端末装置10の送信部18は、GPS受信部14から受け付けた端末装置10の端末位置情報を送信する例を示したが、上述したように、ユーザ情報を送信してもよい。具体的には、送信部18は、入力部12がユーザの操作によって受け付けた入力情報を、表示制御部17を介して受け付ける。そして、送信部18は、受け付けた入力情報を移動制御装置200の受信部235へ送信する。
なお、探査部131は、プッシュ通知を用いて「30代、女性」を有する情報提供対象の候補をセンシングしてもよい。図11の例では、探査部131は、ユーザ属性「30代、女性」を満たすユーザIDとして、U02に対応する端末装置10へプッシュ通知する。そして、探査部131は、プッシュ通知に対してアプリアクティブ化された場合に、アクティブ化端末装置10の端末位置情報を取得することによって、ユーザ属性「30代、女性」を有する情報提供対象の候補の位置をセンシングしてもよい。
また、上記第2の実施形態は、飛行船アプリとの連携に限られない。例えば、上空から撮影した撮影画像に基づいて人物の年齢、性別、身長、服装などからユーザ属性を判定し、所定のユーザ属性が多いエリアを特定してもよい。そして、特定したエリアにおいて移動経路を決定する場合に、移動制御装置200は、上述したいかなるセンシング方法を利用して決定してもよい。
〔3.効果〕
また、第2の実施形態にかかる移動制御装置200は、端末装置10からユーザ情報を受信する受信部235と、受け付けたユーザ情報を記憶するユーザ情報記憶部223とを有する。また、探査部131は、ユーザ情報記憶部223に格納されたユーザ情報に基づいて、移動物体A01によって提供される広告情報の提供対象とするユーザのユーザ属性を有する情報提供対象の候補をセンシングする。決定部132は、センシングを行った移動エリアのうち、ユーザ属性を満たす情報提供対象の候補が多い移動エリアへ移動物体A01を移動させる。
このように、第2の実施形態にかかる移動制御装置200は、移動物体A01によって提供される広告情報の提供対象とするユーザのユーザ属性を有する情報提供対象の候補が多いエリアを特定し、特定したエリアを優先的に移動物体A01を移動させる。これにより、第2の実施形態にかかる移動制御装置200は、移動物体A01によって提供される広告情報の広告効果を高めることができる。
(他の実施形態)
上述した第1及び第2の実施形態は、上記実施形態以外にも種々の異なる形態にて実施されてよい。そこで、以下では、他の実施形態について説明する。
〔1.リアルタイムセンシング〕
上記実施形態では、探査部131が情報配信対象の候補をセンシングし、決定部132は、センシング結果に基づいて移動経路を決定する例を示した。しかし、探査部131は、決定部132によって決定された移動態様に従って移動物体が移動している最中に、情報提供対象の候補の位置を再度探査し、決定部132は、探査部131によって再度探査された探査結果に基づいて、移動物体A01の移動態様を変更してもよい。そして、これを上述した各実施形態に実現してもよい。この点について、図12を用いて説明する。図12は、他の実施形態にかかるリアルタイムセンシングの一例を示す。また、図12の例では、図7の実施例を用いて処理の流れを説明する。
図7に示すように、移動制御装置100は、プッシュ通知によって情報配信対象の候補の位置をセンシングし、センシング結果に基づいて移動経路を決定し、決定した移動経路に基づいて移動物体A01を移動を制御する(ステップS21〜S25)。
探査部131は、移動物体A01が移動している最中も定期的にセンシングを行っている(リアルタイムセンシング)。ここで、図12に示すように、移動物体A01が移動中に、これまで飛行船アプリがアクティブ化されていなかった端末装置10が、ユーザによってアクティブ化された場合に(ステップS26)、アクティブ化端末装置10は、端末位置情報を移動制御装置100へ送信する(ステップS27)。
移動制御装置100は、受信した端末位置情報に基づいて、既に決定している移動経路を変更し(ステップS28)、変更した移動経路に基づいて移動物体A01の移動を制御する(ステップS29)。
このように、第1及び第2の実施形態にかかる移動制御装置100は、情報配信対象の候補の状況に合わせて移動経路を変更することができる。これにより、第1及び第2の実施形態にかかる移動制御装置100は、移動物体A01によって提供される広告情報の広告効果を高めることができる。
〔2.コミュニケーションサービスとの連携〕
上記実施形態において、配信部134は、移動物体を撮影した撮影画像を所定のサーバ装置に送信した情報提供対象の候補にクーポン等のインセンティブや、その他任意の情報を配信してもよい。このとき、移動制御装置100は、所定のサーバ装置として、SNS(Social Networking Service)サーバ装置300と連携関係にあるものとし、また、SNSはtwitter(登録商標)であるものとする。
図13を用いて、移動制御装置100とSNSサーバ装置との連携の一例について説明する。図13は、他の実施形態にかかる移動制御装置100とサーバ装置300との連携の一例を示す図である。図13に示すように、端末装置10は、ユーザの各種操作に従って移動物体A01を撮影する(ステップS31)。このとき、ユーザへの移動物体A01の撮影以来は、移動制御装置100からのプッシュ通知であってもよいし、移動制御装置100が、飛行船アプリ登録時にユーザから受付けたメールアドレスへ送信してもよい。また、端末装置10から移動物体A01に表示されたメールアドレスへ空メール送信した場合の自動返信や、端末装置10から移動物体A01に表示されたQRコードを読み込みことによって取得するなどでもよい。
続いて、端末装置10は、ユーザの各種操作に従って、移動物体A01の撮影画像を所定のハッシュタグ(例えば、#飛行船○号接近!)とともにSNSサーバ装置300へアップロードする(ステップS32)。そして、配信部134は、移動物体A01に関する情報がアップロードされた場合に、対応する端末装置10へ、クーポンやショッピングポイントなど所定の報酬データを配信する(ステップS33)。なお、移動制御装置100は、アップロードされた撮影画像がリアルタイムに撮影されたものであることを確認するために、撮影画像の画像認証や位置認証を行ってもよい。このような処理を実行することで、移動制御装置10は、移動物体A01や移動物体A01に付された広告に対する興味を波及させることができる。
〔3.システム構成〕
上記実施形態では、移動制御装置100は、移動物体A01に搭載されているものとして説明したが、移動物体A01の外部に存在してもよい。そして、移動制御装置100と移動物体A01が協同することによって上述した各実施形態を実現してもよい。ここで、図14を用いて説明する。図14は、他の実施形態にかかる移動制御システムによる移動制御処理の一例を示す。また、図14の例では、図7の実施例を用いて処理の流れを説明する。
図14に示すように、移動制御装置100は、端末装置10の端末位置情報を取得する(ステップS41)。端末位置情報の取得は、端末装置10のGPS受信部14を利用して取得してもよい。そして、移動制御装置100は、移動物体A01からプッシュ通知の指示を受け付けた場合に(ステップS42)、端末装置10に対して所定の情報をプッシュ通知する(ステップS43)。また、移動制御装置100は、プッシュ通知に対してアプリアクティブ化された端末装置10の端末位置情報を取得し(ステップS44)、取得した端末位置情報をセンシング結果として移動物体A01へ送信する(ステップS45)。ここで、移動物体A01の制御部A10、もしくは、移動物体A01内部のいずれかの箇所がセンシング結果を受け付ける手段を有している場合に、受け付けたセンシング結果に基づいて、移動物体A01の移動を制御する(ステップS46)。
〔4.予測技術〕
移動制御装置100は、ユーザや車の進行方向に基づいて、所定の時間経過後のそれらの移動先を予測し、予測した移動先に移動物体A01をあらかじめ移動させてもよい。
〔5.広告効果分析(1)〕
また、移動制御装置100は、移動物体A01を移動させたことによる広告効果を算出してもよい。そして、例えば、移動制御装置100は、算出した結果を広告主にレポートしてもよい。ここで、プッシュ通知を行った場合における広告効果の算出方法について説明する。例えば、プッシュ通知を受信した端末装置の数を「X」、プッシュ通知によるアクティブ化端末装置の数を「Y」とする。かかる場合、広告効果、つまり、広告情報の視聴者数を以下の式(1)で算出することができる。なお、係数は、移動物体A01の高度、大きさ、移動速度、広告コンテンツC10の大きさ、視認性、人の目が見える範囲の平均値、その他広告効果を図るために用いることができる任意のパラメータから算出される任意の値である。
(数1) 広告の視聴者数={X+Y+(移動物体A01に関する検索クエリ数)+(アプ
リ新規ダウンロード数)}×係数・・・(1)
また、プッシュ通知可能な人数(プッシュ対象エリアにおけるアプリインストール数)を「X1」、プッシュ通知を受けてアプリアクティブ化した人数を「Y1」、プッシュ通知を受けたがアクティブ化せずに飛行船を見る人数を関数「Z(X1,Y1)」、プッシュ通知のカバー面積または体積を「V」、アプリをインストールしてないが、つられて見てしまう人数を巻子「F(X1,Y1,V)」、その場にいないが、SNS(Social Networking Service)などで影響を受けて広告を見た人数(例えば、移動物体A01に関する検索クエリ数やアプリの新規ダウンロード数など)を「W」とする。かかる場合、広告効果、つまり、広告情報の視聴者数を以下の式(2)でも算出することができる。なお、関数Zおよび関数Fは、広告の視聴者数を適切に算出できるのであれば、任意の関数を適用可能である。
(数2) 広告の視聴者数=Y1+Z(X1,Y1)+F(X1,Y1,V)+W・・・(
2)
〔6.広告効果分析(2)〕
また、移動制御装置100は、広告効果を分析してもよい。具体的には、移動制御装置100は、センシング数、センシング増加数、アクティブ数、アクティブ増加数、サーバアクセス数、ブログアップ数、ツイート数、クーポン配布数、配布クーポン使用数等を取得、分析して、広告主にレポートしてもよい。
〔7.所在地エリアの特定〕
上記実施形態では、決定部132は、探査部131によってセンシングされたセンシング対象(電波、人物、車、端末位置情報)の位置に基づいて分布マップM10を作成し、作成した分布マップにおける分布密度がより高い箇所を情報提供対象の候補の所在地エリアとして特定する例を示した。この点について詳述すると、決定部132は、センシングを行った所定のエリアを所定の区画ごとに分割する。そして、決定部132は、分割した区画ごとに、区画に所在する情報提供対象の候補人数を計数し、計数結果に基づいて分布密度を算出することで所在地エリアを特定する。また、決定部132は、計数結果に基づいて実際に分布マップM10を作成することで所在地エリアを特定してもよい。また、移動物体A01が有人である場合には、作成した分布マップM10を操縦者にレポートしてもよい。
〔8.配信部〕
上述してきた各実施形態にかかる移動制御装置100及び200は、配信部134を有している例を示したが、配信部134を有しなくてもよい。
〔9.探査装置〕
上記実施形態では、探査装置140は、移動制御装置100及び200内部に搭載されている例を示したが、これに限るものではない。つまり、探査装置140は、移動物体A01内であればいずれの箇所に存在してもよい。
〔10.電波取得方法〕
上記実施形態では、探査装置140は、端末装置10から発信される電波を受信し、探査部131は、探査装置140が受信した電波から端末位置情報を取得する例を示した。しかし、探査装置140は、携帯基地局やWiFi(Wireless Fidelity)ルータが取得した端末装置10の電波を受信し、探査部131は、探査装置140が受信した電波から端末位置情報を取得してもよい。
〔11.プログラム〕
また、上述してきた各実施形態にかかる移動制御装置100及び200は、例えば図15に示すような構成のコンピュータ1000によって実現される。以下、移動制御装置100を例に挙げて説明する。図15は、移動制御装置100の機能を実現するコンピュータ1000の一例を示すハードウェア構成図である。コンピュータ1000は、CPU1100、RAM1200、ROM1300、HDD1400、通信インターフェイス(I/F)1500、入出力インターフェイス(I/F)1600、及びメディアインターフェイス(I/F)1700を有する。
CPU1100は、ROM1300又はHDD1400に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。ROM1300は、コンピュータ1000の起動時にCPU1100によって実行されるブートプログラムや、コンピュータ1000のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。
HDD1400は、CPU1100によって実行されるプログラム、及び、かかるプログラムによって使用されるデータ等を格納する。通信インターフェイス1500は、通信網50を介して他の機器からデータを受信してCPU1100へ送り、CPU1100が生成したデータを、通信網50を介して他の機器へ送信する。
CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、ディスプレイやプリンタ等の出力装置、及び、キーボードやマウス等の入力装置を制御する。CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、入力装置からデータを取得する。また、CPU1100は、生成したデータを、入出力インターフェイス1600を介して出力装置へ出力する。
メディアインターフェイス1700は、記録媒体1800に格納されたプログラム又はデータを読み取り、RAM1200を介してCPU1100に提供する。CPU1100は、かかるプログラムを、メディアインターフェイス1700を介して記録媒体1800からRAM1200上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。記録媒体1800は、例えばDVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、または半導体メモリ等である。
例えば、コンピュータ1000が第1の実施形態にかかる移動制御装置100として機能する場合、コンピュータ1000のCPU1100は、RAM1200上にロードされたプログラムを実行することにより、移動制御部130の機能を実現する。また、HDD1400には、記憶部120内のデータが格納される。コンピュータ1000のCPU1100は、これらのプログラムを、記録媒体1800から読み取って実行するが、他の例として、他の装置から、通信網50を介してこれらのプログラムを取得してもよい。
また、例えば、コンピュータ1000が第2の実施形態にかかる移動制御装置200として機能する場合、コンピュータ1000のCPU1100は、RAM1200上にロードされたプログラムを実行することにより、移動制御部230の機能を実現する。
〔12.その他〕
上記実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
また、上述してきた各実施形態は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。
以上、本願の実施形態のいくつかを図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の欄に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
また、上述してきた「部(section、module、unit)」は、「手段」や「回路」などに読み替えることができる。例えば、探査部は、探査手段や探査回路に読み替えることができる。
10 端末装置
15 アプリ制御部
16 受信部
18 送信部
121 エリアデータ記憶部
122 配信情報記憶部
130 移動制御部
131 探査部
132 決定部
133 指示部
134 配信部
140 探査装置
223 ユーザ情報記憶部
230 移動制御部
235 受信部

Claims (9)

  1. 情報提供対象の候補の電波を探査する探査部と、
    前記情報提供対象の電波の分布状況に基づいて、前記情報提供対象の候補が集中するエリアを特定し、特定したエリアそれぞれから情報を提供する移動物体の視認率がより高くなる移動経路を決定する決定部と、
    前記決定部によって決定された移動経路により移動するよう前記移動物体に指示する指示部と、
    を備えたことを特徴とする移動制御装置。
  2. 前記探査部によって探査された前記情報提供対象の候補に対し、情報を配信する配信部を、
    さらに備えたことを特徴とする請求項に記載の移動制御装置。
  3. 情報提供対象の候補の位置を探査する探査部と、
    前記探査部による探査結果に基づいて、情報を提供する移動物体の視認率がより高くなる移動態様を決定する決定部と、
    前記決定部によって決定された移動態様により移動するよう前記移動物体に指示する指示部と、
    前記探査部によって位置が探査された前記情報提供対象の候補であって、前記移動物体を撮影した撮影画像を所定のサーバ装置に送信した情報提供対象の候補に情報を配信する配信部と、
    を備えたことを特徴とする移動制御装置。
  4. 前記探査部は、
    前記情報提供対象の候補に対して前記移動物体に関する情報を通知し、通知に対して応答した前記情報提供対象の候補の位置を探査する、
    ことを特徴とする請求項に記載の移動制御装置。
  5. 前記探査部は、
    前記移動物体によって提供される情報の提供対象とするユーザのユーザ属性を有する情報提供対象の候補の位置を探査する、
    ことを特徴とする請求項3又は4に記載の移動制御装置。
  6. 前記配信部は、
    前記決定部によって決定された移動態様である移動経路において、前記情報提供対象の候補に対して、所定の広告情報とともに前記移動物体によって撮影された撮影画像を配信する、
    ことを特徴とする請求項2〜5のいずれか1つに記載の移動制御装置。
  7. 前記探査部は、
    前記決定部によって決定された移動態様である移動経路に従って前記移動物体が移動している最中に、前記情報提供対象の候補を再度探査し、
    前記決定部は、
    前記探査部によって再度探査された探査結果に基づいて、前記移動物体の移動態様を変更する、
    ことを特徴とする請求項1〜のいずれか一つに記載の移動制御装置。
  8. コンピュータが実行する移動制御方法であって、
    情報提供対象の候補の電波を探査する探査工程と、
    前記情報提供対象の電波の分布状況に基づいて、前記情報提供対象の候補が集中するエリアを特定し、特定したエリアそれぞれから情報を提供する移動物体の視認率がより高くなる移動経路を決定する決定工程と、
    前記決定工程によって決定された移動経路により移動するよう前記移動物体に指示する指示工程と、
    を含むことを特徴とする移動制御方法。
  9. 移動制御装置と端末装置とを含む移動制御システムであって、
    前記移動制御装置は、
    情報提供対象の候補が有する前記端末装置から位置情報を取得することで、前記情報提供対象の候補の位置を探査する探査部と、
    前記探査部による探査結果に基づいて、情報を提供する移動物体の視認率がより高くなる移動態様を決定する決定部とを備え、
    前記端末装置は、
    当該端末装置の位置情報を前記移動制御装置に送信する送信部
    を備えたことを特徴とする移動制御システム。
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