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JP5858956B2 - 加熱調理器 - Google Patents

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Description

本発明は、オーブンバーナを燃焼させて発生させた熱気を循環ファンにより加熱室に循環させて被調理物を調理する加熱調理器に関する。特に、本発明は、循環ファンの回転異常を検知可能な加熱調理器に関する。
従来、魚などを焼くために、被調理物を収容する加熱室内にガス燃焼式のグリルバーナあるいは電気ヒータなどの直接加熱手段を配設してグリル調理を行う加熱調理器が知られている。この直接加熱手段を有する加熱調理器によれば、高温で被調理物を調理することができるため、被調理物にしっかりと焦げ目をつけることができ、仕上がり時の見栄えに優れる一方、被調理物の種類や大きさによっては焼きムラが生じやすく、また加熱室内にバーナなどの突出物が配設されるため、掃除時のお手入れが難しい。
上記観点から、加熱室とは別に熱気を発生させるオーブンバーナを配設した燃焼室を設け、発生させた熱気を循環ファンにより加熱室に送り込んで循環させてオーブン調理を行う加熱調理器を本出願人は先に提案した(特許文献1)。この加熱調理器によれば、グリルバーナなどの直接加熱手段を加熱室内に設ける場合に比べて、被調理物に焼きムラが生じ難く、被調理物の内部まで均一に焼き上げることが可能となる。また、熱気を循環させることで、加熱室内全体に熱を迅速に行き渡らせることができるから、短時間の調理が可能となる。さらに、加熱室内にグリルバーナなどの突出物が配設されないから、加熱室内のお手入れも容易に行うことができる。
ところで、上記のような加熱調理器で魚や肉などの被調理物を焼成した場合、加熱室に循環させる熱気中には被調理物からの塩分や油脂分などが含まれてくる。それゆえ、熱気の循環により熱気中に含まれる塩分などが循環ファンの羽根や循環ファンをモータの回転軸に固定するための軸受けなどの構成部材に付着する。その結果、長期の使用でこれらの構成部材の腐食が進行すると、循環ファンとモータの回転軸との接続が不十分となり、循環ファンが空転するなどの回転異常が発生する虞がある。
熱気を循環させる循環ファンの回転異常を判定するため、循環ファン近傍の温度を検出するオーブン用温度検出素子と、加熱室内の温度を検出する室内温度検出素子とを設け、室内温度検出素子が出力する温度信号とオーブン用温度検出素子が出力する温度信号とを対比して、その出力差が閾値より大きい場合には、異常信号を出力する加熱調理器も提案されている(特許文献2)。
しかしながら、加熱室とは別の燃焼室にオーブンバーナが設けられ、循環ファンにより燃焼室で発生させた熱気を加熱室に送り込んで循環させる加熱調理器では、循環ファンが空転等する回転異常が発生すると、風量が低下するから、燃焼室で発生させた熱気が循環ファン近傍に送られてくるまでには一定の時間が必要となる。また、サーミスタなどの温度検出素子は即答性に劣る。それゆえ、オーブンバーナを一定時間、燃焼させ、さらに循環ファン近傍の温度がある程度上昇しなければ、正確に循環ファンの回転異常が判断できないという問題がある。その結果、循環ファンの回転異常の判定が遅れ、循環ファンとモータの回転軸との接続に不備が生じていた場合、騒音が発生するだけでなく、オーブンバーナの燃焼性能が低下したり、器具の局所的な過熱を招く虞がある。
特開2013−68406号公報 特開平6−221565号公報
本発明は、上記問題点に鑑みなされたものであり、本発明の目的は、オーブンバーナで発生させた熱気を加熱室内に送り込み循環させることにより被調理物を調理する加熱調理器において、循環ファンの回転異常を早期に判断することにある。
本発明は、ガスを燃焼させることにより熱気を発生させるオーブンバーナと、
被調理物を加熱する加熱室と、
前記オーブンバーナで発生させた熱気を前記加熱室に送り込み循環させる循環ファンと、
前記循環ファンを回転駆動させるモータと、
前記モータ近傍の温度を検知する温度検知部と、
前記循環ファンの回転異常を判定可能な制御装置とを有する加熱調理器であって、
前記制御装置は、
前記モ−タの駆動を制御する駆動制御部と、
前記モータの駆動特性を検知する駆動特性検知部と、
前記循環ファンの回転状態を判定するための前記モータ近傍の温度に対応づけられたモータの駆動特性の閾値を記憶した記憶部と、
前記駆動特性検知部で検知された駆動特性と、前記モータ近傍の温度に対応づけられた駆動特性の閾値とを対比することにより、前記循環ファンの回転状態を判定するファン状態判定部とを有する加熱調理器である。
循環ファンが空転等している場合、循環ファンが正常に回転駆動している場合と比べてモータの負荷が相違するから、回転異常が生じる可能性があるモータ電力等の駆動特性の閾値を設定し、循環ファンを回転駆動させているモータの駆動特性と、駆動特性の閾値とを対比することにより、循環ファンの回転異常を早期に判定することができる。
また、オーブンバーナにより熱気を発生させる加熱調理器では、高温の熱気を循環させる必要があるから、器具内に設置されるモータ近傍の温度も高温となりやすい。それゆえ、調理中、モータ近傍の温度が調理開始時よりも上昇すると、同一回転数で正常に循環ファンが回転駆動していても、モータの駆動特性が変動する場合がある。しかしながら、上記加熱調理器によれば、モータ近傍の温度に対応づけられた駆動特性の閾値が用いられるから、高温の調理中であっても確実に循環ファンの回転異常を判定することができる。
上記加熱調理器において、好ましくは、
前記循環ファンの回転数を検知する回転数検知部をさらに有し、
前記駆動制御部は、前記回転数検知部で検知される前記循環ファンの回転数が所定回転数に維持されるように前記モータを駆動する。
上記加熱調理器によれば、循環ファンが所定回転数で回転駆動するようにモータの駆動が制御されるから、循環ファンに回転異常が生じていなければ、モータの駆動特性の変動も少ない。従って、回転異常を判定するための駆動特性の閾値を容易に設定できるとともに、回転異常を確実に判定することができる。
上記循環ファンが一定回転数で回転駆動される加熱調理器において、好ましくは、
前記記憶部には、所定時間内の前記モータの駆動特性の変動幅の閾値が記憶されており、
前記ファン状態判定部は、前記モータの所定時間内の前記駆動特性の変動幅と、前記変動幅の閾値とを対比することにより、前記循環ファンの回転状態を判定する。
循環ファンとモータの回転軸との接続に部分的な不備が生じた場合、循環ファンの一時的な空転等の回転異常が発生する場合がある。そして、循環ファンが所定回転数で回転駆動されるようにモータの駆動が制御される場合、循環ファンに回転異常が発生すると、所定回転数に回復させるようにモータの駆動が補正されるから、短時間内にモータ電力等の駆動特性が大きく変動する。従って、回転異常が生じている可能性がある駆動特性の変動幅の閾値を設定し、所定時間内のモータの駆動特性の変動幅と、変動幅の閾値とを対比することにより、循環ファンの回転異常を早期に検知することができる。
上記加熱調理器において、好ましくは、
前記駆動特性検知部は、モータ電力、モータ電流、及びモータ電圧からなる群から選ばれる少なくとも1つの駆動特性を検知する。
循環ファンの回転異常が発生した場合、循環ファンを回転駆動させるモータの負荷が変動する。従って、循環ファンを回転駆動させるにあたり、モータを駆動させるためのモータ電力、モータ電流、及びモータ電圧からなる群から選ばれる少なくとも1つを検知することにより、循環ファンの回転異常を短時間で検知することができる。
上記加熱調理器において、
前記ファン状態判定部は、前記循環ファンの空転及び/または固着を判定する。
循環ファンが空転している場合には、循環ファンが正常に回転している場合よりもモータの負荷が低下し、循環ファンが固着している場合には、循環ファンが正常に回転している場合よりもモータの負荷が増加する。従って、モータの駆動特性を検知することにより、回転異常の種類も判定することができる。
上記加熱調理器は、好ましくは、
前記制御装置は、前記ファン状態判定部で、回転異常が所定回数、検知された場合、次回以降の調理を禁止するため、器具をインターロック状態とする運転禁止部をさらに有する。
上記加熱調理器によれば、回転異常が所定回数、検知された場合、次回以降の調理が不能となるから、循環ファンの回転駆動に不備がある状態での調理を防止できる。
以上のように、本発明によれば、循環ファンによりオーブンバーナで発生させた熱気を加熱室に送り込み循環させる加熱調理器において、循環させる熱気中に含まれてくる塩分などに起因する循環ファンの回転異常を早期に検知することができる。これにより、騒音の発生や、風量の低下に起因するオーブンバーナの燃焼不良、さらに器具の局所的な過熱を早期に防止できる。
本発明の実施の形態に係る加熱調理器の一例を示す概略断面斜視図である。 本発明の実施の形態に係る加熱調理器の後方部分を示す横断面要部斜視図である。 本発明の実施の形態に係る加熱調理器におけるブロック図である。 本発明の実施の形態に係る加熱調理器で、モータの駆動特性の推移の一例を示す相関図である。 本発明の実施の形態に係る加熱調理器で、モータの駆動特性の推移の他の一例を示す相関図である。 本発明の実施の形態に係る加熱調理器で、オーブン調理を行うときの制御動作の一部を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る加熱調理器で、オーブン調理を行うときの制御動作の一部を示すフローチャートである。
図1は、本実施の形態に係る加熱調理器の概略断面斜視図である。この加熱調理器は、システムキッチンのカウンタートップ10の開口に、コンロ本体11が落とし込み状態で組み込まれるビルトイン式のガスコンロである。コンロ本体11内には、被調理物を収容させる加熱室3a(オーブン庫)と、その下方に燃焼室3bとが配設されている。なお、本明細書では、加熱室3aの扉32側と奥側とが対向する方向を前後方向、加熱室3aの幅方向を左右方向、加熱室3aの高さ方向を上下方向という。
加熱室3aは、前面パネルの扉32を開閉することにより、加熱室3a内に被調理物を出し入れできるようになっている。具体的には、扉32を前方に回動させると、プレート13を引き出せる構成となっており、引き出されたプレート13の上に、例えば、魚等の被調理物を載置した後、扉32を後方に回動させることによって被調理物が加熱室3a内に収容される。また、図示しないが、扉32の前面パネルの向かって右側には、オーブン調理を行うための点消火スイッチと、前面パネルを押圧することにより前方に開放する操作ユニットとが設けられており、操作ユニットには、魚料理や揚げ物料理などを選択する調理メニュースイッチやオーブン調理をスタートさせる調理スタートスイッチなどが設けられている。
加熱室3aは、天井部を構成する上壁33と、上壁33と対向配置された下壁34と、左右の側壁35と、後方(奥側)の後壁36とを有し、前面は扉32によって前方に開放可能に閉塞されている。また、加熱室3aの上壁33の後方中央部には、上壁33の上方に形成される排気通路5を介して排気口50に連通する多数の排気出口33aが形成されている。
図1、及び図2に示すように、加熱室3aの後壁36には、中央に加熱室3a内の熱気を取り込むための多数の吸込口31が形成されており、その左右両側にそれぞれ多数の吹出口21,21が形成されている。さらに、左右の吹出口21,21間の吸込口31が形成されている領域を除いた後壁36の後面には、後壁36と離間させて遮熱板38(図2参照)が添設されている。この遮熱板38の後方に、燃焼室3bで発生させた燃焼排ガスの熱気を加熱室3aに供給するための熱風通路44が形成される。
燃焼室3bは、燃焼室3bの天井壁を構成する上板と、上板の下方に対向配置された底板と、左右の側板と、底板の後端部から上方に立設し、後壁36の後面に添設させた遮熱板38と対向配置される後壁対向面45b(図2参照)を有する熱風通路形成部材45とから構成されており、燃焼室3b内の後方には、オーブンバーナ43が配設されている。なお、図示しないが、オーブンバーナ43の炎孔近傍には、点火電極及び熱電対が設けられており、オーブンバーナ43にガスを供給するガス供給管には、ガスの供給量を調整及び遮断するための元ガス電磁弁、安全弁、及び流量調整弁が設けられている。また、加熱調理器は、コンロ本体11の下方前面等に外部と連通する空気取り入れ口を有しており、循環ファン6を回転駆動させると、外部から空気が燃焼室3b内に取り込まれるように構成されている。従って、燃焼用空気である取り込まれた外部空気とガスとが混合され、これをオーブンバーナ43で燃焼させることにより、燃焼室3b内に燃焼排ガスの熱気が発生する。
オーブンバーナ43の配設位置よりもさらに後方は、遮熱板38と熱風通路形成部材45で囲まれる態様の熱風通路44と連通しており、燃焼室3bで発生させた熱気が熱風通路44に送り込まれる。
熱風通路形成部材45は、遮熱板38の後方に位置する後壁対向面45bから吸込口31の上方及び左右を囲む態様で遮熱板38に密着しているとともにその下方は燃焼室3bに開放している。さらに、後壁対向面45bの吸込口31に対向する位置には、循環ファン6により熱風通路44を介して熱気を吸い込むための開口部45aが形成されている。
図1、及び図2に示すように、熱風通路形成部材45の後壁対向面45bのさらに後方には、加熱室3aの後方に形成される熱風通路44を囲むように循環ファンケース60が配設されている。この循環ファンケース60は、その後面がモータ4の回転軸が挿通される挿通部以外は閉塞されているとともに、上面、底面、及び両側面の前端部が後壁36の周縁と接合されて閉塞されている。これにより、開口部45aを介して熱風通路44と連通するとともに、加熱室3aの後壁36の左右両側に取り付けられた吹出口21と連通する循環用通路61が形成される。この循環用通路61に、加熱室3a内に熱気を強制的に循環させるための循環ファン6が配設されている。
本実施の形態の循環ファン6は、オーブンバーナ43よりも熱気の流路の下流側に配置されている吸込み式の循環ファンである。この循環ファン6は、後方に位置するモータ4の回転軸の先端に固定されているとともに、後壁36の中央の吸込口31及び後壁対向面45bの開口部45aの形成域に対応する位置に設置されている。従って、モータ4に通電して循環ファン6を回転駆動させると、後壁36に形成された吸込口31を介して加熱室3a内の熱気が循環用通路61に吸い込まれるとともに、下方の燃焼室3bで発生させた熱気が熱風通路44を通って開口部45aから循環用通路61に吸い込まれる。そして、吸い込まれた熱気は、後壁36の左右両側に位置する吹出口21,21から加熱室3a内に送り出される。これにより、加熱室3a内に熱気が強制的に循環され、加熱室3a内の温度を急速に上昇させて、効率よく温度を均一化することができ、加熱室3a内に収容させた魚や肉等の被調理物をオーブン調理することができる。
循環用通路61を構成する循環ファンケース60の後方には、直流モータ4が収容されたモータ室40が設けられており、図2に示すように、モータ室40の側壁にはコンロ本体11の下方に開放する給気筒42が接続され、給気筒42を介して冷却用の外部の空気が取り入れ可能に構成されている。モータ4は、制御装置Cから供給される電源により駆動制御される。また、図示しないが、モータ4には、モータ回転数すなわち循環ファン6の回転数を検知するホールICからなる回転センサ(回転数検知部)が配設されており、回転センサで検知された検知信号は、制御装置Cに出力される。さらに、モータ室40には、モータ4近傍の温度を検知するモータ室温度センサ(温度検知部)48が配設されており、モータ室温度センサ48で検知された検知信号は、制御装置Cに出力される。
また、循環ファンケース60とモータ4との間には、モータ4の回転軸の軸方向中間部に固定された冷却ファン7が配設されており、冷却ファン7とモータ4との間は、冷却ファン7の回転によりモータ4を冷却するための開口部41aを中央に有する後面を備えた冷却ファンケース41が配設されている。さらに、冷却ファンケース41の底面及び両側面は、循環ファンケース60と接合されて閉塞されているが、冷却ファンケース41の上部は、冷却空気を外部に排出するために上方に開放している。そして、この上方開放部の後方は、モータ室40の上方を越えて後方へ延在するとともに、排気口50に向かって開放する通路部材81と接続されている。これにより、上流端でモータ4が収容されているモータ室40と、下流端で排気口50と連通し、モータ4冷却後の冷却空気を排気口50から外部に排出する冷却用通路8が形成される。
冷却用通路8は、モータ室40と冷却ファンケース41の開口部41aを介して連通しているが、循環用通路61とは循環ファンケース60により非連通状態となるように区画分離されており、冷却空気が熱風通路44に送り込まれないように構成されている。これにより、冷却空気による熱気の温度低下が防止される。
既述したように、加熱室3aの天井部を構成する上壁33の上部後方には、排気出口33a及び排気口50と連通する排気通路5が形成されている。この排気通路5は、後方の上壁33と所定間隔、離間して対向し、さらに後方へ水平方向に延びるとともに、折り曲げられて上方の排気口50に向かって斜め上方に延びる排気カバー51と、加熱室3aの後壁36の上部周縁と接続させた循環ファンケース60の上面から冷却用通路8の上方を越えて後方へ水平方向に延びるとともに、折り曲げられて上方の排気口50に向かって斜め上方に延びる仕切り板52とから構成されている。この仕切り板52の上端は、排気通路5の下流端及び冷却用通路8の下流端を形成している。また、排気通路5の上部を形成する排気カバー51の下流端及び冷却用通路8の下部を形成する通路部材81の下流端は、排気口50を構成する筒状の排気ダクト9に繋がっている。これにより、冷却用通路8は、仕切り板52により排気通路5と隣接して区画分離された状態で配設されるとともに、排気通路5からの排気と冷却用通路8からの冷却空気は、各通路5,8の下流端よりも下流側で合流して、単一の排気口50から外部に排出される。
従って、被調理物を加熱室3aに収容し、モータ4により循環ファン6を回転駆動させると、外部の空気が取り込まれ、この状態でオーブンバーナ43にガスを供給して点火すると、オーブンバーナ43で発生させた燃焼排ガスの熱気が加熱室3a内に送られて、加熱室3a内を強制的に熱気が循環し始める。そして、オーブン調理中、循環ファン6が回転している間、燃焼室3bに外部の空気が取り込まれることにより、加熱室3a内の熱気の一部が被調理物から発生した油煙等を含む排気として、上壁33の排気出口33aから排気通路5に排出される。
本実施の形態の制御装置Cは、CPUやタイマ、メモリ等からなるマイクロコンピュータ等から構成される制御ユニットであり、図3に示すように、既述した点消火スイッチ70、操作ユニットの調理メニュースイッチS1,調理スタートスイッチS2、点火電極P1、熱電対P2、元ガス電磁弁V1、安全弁V2、流量調整弁V3、モータ4、モータ室温度センサ48、回転センサ63、スピーカSなどと電気配線により接続されている。また、制御装置Cは、図3に示すように、その機能として、調理メニュースイッチS1で設定された調理条件でオーブン調理が行われるように、オーブンバーナ43にガスを供給するガス供給管に設けられた元ガス電磁弁V1、安全弁V2、及び流量調整弁V3を制御してガスの供給量を調整するアクチュエータ制御部101、点火電極P1から火花放電させる点火部102、熱電対P2の熱起電力が所定の着火検知レベルであるかどうかを判定する着火検知部103、着火後の熱電対P2の熱起電力が所定の失火検知レベルであるかどうかを判定する失火検知部104、循環ファン6が所定回転数で回転駆動するようにモータ4を駆動する駆動制御部105、循環ファン6を所定回転数で回転駆動させているときのモータ電力を検知する駆動特性検知部106、駆動特性検知部106で検知されたモータ電力及び所定時間内のモータ電力の変動幅と、後述するメモリMに記憶されている循環ファン6を所定回転数で回転駆動させるときのモータ4近傍の温度に対応づけられたモータ電力の閾値及び所定時間内のモータ電力の変動幅の閾値とをそれぞれ対比することにより循環ファン6の回転状態を判定するファン状態判定部107、ファン状態判定部107で、循環ファン6の回転異常が所定回数、検知された場合、器具をインターロック状態とする運転禁止部108、並びに循環ファン6の回転異常が検知された場合、スピーカSからファン異常を報知する報知部109を備えている。
また、メモリMには、調理条件に応じた火力及び調理時間の設定を含む調理プログラムや、循環ファン6の回転異常を判定するための判定プログラムが記憶されている。さらに、メモリMには、着火条件や失火条件を判定する熱電対P2の熱起電力の設定値、循環ファン6の回転状態を判定するための、モータ4近傍の温度に対応づけられたモータ電力の閾値、所定時間内のモータ電力の変動幅の閾値などを含むデータテーブルが格納されている。
図4は、本実施の形態の加熱調理器におけるモータ電力とモータ4近傍の温度との関係を示す相関図である。図4中、実線は、循環ファン6がモータ4の回転軸に正常に固定されている状態で、回転センサ63で検知される循環ファン6の回転数が一定回転数(例えば、220Hz)となるように循環ファン6を回転駆動させたときのモータ電力の推移を示す。図に示すように、循環ファン6がモータ4の回転軸に正常に固定されている状態で循環ファン6を回転駆動させると、一定のモータ電力が検知される。また、モータ4近傍の温度が上昇すると抵抗が変化するため、負荷が低下し、同一回転数で循環ファン6が回転駆動していても、温度上昇に従ってモータ電力が徐々に低下する。一方、図4中、×印は、循環ファン6が空転している状態におけるモータ電力である。図に示すように、循環ファン6が空転している場合、モータ4の回転軸への負荷がなくなるため、モータ電力は顕著に低下する。また、正常な固定状態と同様に、モータ4近傍の温度の上昇に従ってモータ電力は低下する。このため、本実施の形態では、循環ファン6が空転しているかどうかを判定するために、図4中の破線で示すモータ4近傍の温度に対応づけられたモータ電力の閾値が既述したメモリMに記憶されている。
なお、モータ4近傍の温度に関わらず、循環ファン6の回転状態を判定するためのモータ電力の閾値を設定することもできる。しかしながら、図4から理解されるように、モータ4の温度特性によりモータ電力は大きく変動する場合がある。従って、低温雰囲気での回転異常を早期に判定するためにより高いモータ電力の閾値を設定すると、高温雰囲気で循環ファン6が正常に回転駆動していても、モータ電力が低下するため、回転異常と判定される可能性がある。また、高温雰囲気での回転異常を判定するために、より低いモータ電力の閾値を設定すると、低温雰囲気では循環ファン6が正常に回転駆動しているときのモータ電力から大きく低下しなければ回転異常として検知されない可能性がある。従って、モータ4近傍の温度に対応づけられたモータ電力の閾値を設定することにより、調理開始時、及び調理中いずれの温度状態においても、確実に循環ファン6の回転異常を早期に判定することができる。
図5は、オーブン調理が開始されて所定時間経過した後の一定温度(約70℃)において所定回転数で循環ファン6を回転駆動させたときのモータ電力である。図5中、実線は、循環ファン6がモータ4の回転軸に正常に固定されている状態におけるモータ電力の推移を示す。図に示すように、循環ファン6は所定回転数で回転駆動しているため、正常な固定状態では、モータ電力の変動は小さい。一方、図5の破線は、循環ファン6が一時的に空転した状態におけるモータ電力の推移を示す。図に示すように、循環ファン6が一時的に空転して回転数がふらつくと、モータ4は所定回転数を維持しようとして補正を行うため、モータ電力が変動する。従って、短時間内のモータ電力の変動幅を検知することにより、例えば、モータ4の回転軸から循環ファン6が脱落した状態ではないが、両者の接続に部分的な不備が生じ始めたような一時的な回転異常を判定することができる。このため、本実施の形態では、所定時間内のモータ電力の変動幅の閾値(例えば、2W)が既述したメモリMに記憶されている。
次に、本実施の形態の加熱調理器を用いてオーブン調理を行う場合の制御動作の一例を、図6及び図7に示すフローチャートに基づいて説明する。
使用者が、オーブン調理を行うために、扉32を前方へ回動させて、加熱室3aから取り出したプレート13上に魚や肉等の被調理物を載置し、扉32を後方へ回動させて、加熱室3aの前方開放部を閉塞した後、点消火スイッチ70を押圧操作すると(ステップST1)、電源回路から電源が供給されて制御装置Cが作動を開始するとともに、元ガス電磁弁V1が開弁される(ステップST2)。そして、使用者が、操作ユニットで、例えば、調理メニューから魚料理を選択して、調理スタートスイッチS2をオンすると(ステップST3)、オン信号が制御装置Cに入力されて、タイマをスタートさせるとともに、モータ4を駆動して循環ファン6を所定のプリパージ用の回転数(例えば、200Hz)で回転駆動させるプリパージが行われる(ステップST4)。
このプリパージでは、モータ4の駆動が開始されると、所定のプリパージ時間Tp(例えば、7秒間)、モータ電力Wxが所定のモータ電力の閾値Wp以上となるかどうかを判定する(ステップST5〜ST6)。所定のプリパージ時間Tp内に、モータ電力Wxが所定のモータ電力の閾値Wp未満である場合(ステップST5で、No)、循環ファン6の空転による回転異常が発生している可能性があるため、モータ4への通電を停止し(ステップST17)、オーブンバーナ43を点火することなく、スピーカS等からファンエラーを報知する(ステップST18)。これにより、循環ファン6が正常に回転しない状態でオーブン調理が開始されることを防止できる。
次いで、ファンエラー回数Eに1を加算し(ステップST19)、さらに後述する循環ファン6の回転異常を判定したときのファンエラー回数と合わせた合計のファンエラー回数Eが、所定回数Ea(例えば、5回)、カウントされると(ステップST20で、Yes)、制御装置Cは、次回以降のオーブン調理を不能とするため器具をインターロック状態とする(ステップST21)。
一方、プリパージ時間Tp内にモータ電力Wxが所定のモータ電力の閾値Wp以上であることが検知されると(ステップST5で、Yes)、循環ファン6が所定の調理用の回転数(例えば、220Hz)で回転駆動するようにモータ4を駆動する(ステップST7)。
次いで、モータ電力Wxが所定のモータ電力の閾値Ws以上であるかどうかを判定し(ステップST8)、さらに開始チェック時間Ts(例えば、5秒間)内のモータ電力の変動幅Lxが変動幅の閾値Ls以下であるかどうかを判定する(ステップST9)。
所定の開始チェック時間Ts内で、モータ電力Wxがモータ電力の閾値Ws未満となるか(ステップST8で、No)、または開始チェック時間Ts内のモータ電力の変動幅Lxが変動幅の閾値Lsより大きくなると(ステップST9で、No)、循環ファン6に回転異常が発生している可能性があるため、既述したプリパージの場合と同様に、モータ4への通電を停止し、オーブンバーナ43を点火することなく、スピーカS等からファンエラーを報知し、ファンエラー回数の加算及び合計のファンエラー回数を確認する(ステップST17〜ST21)。
一方、所定の開始チェック時間Ts内にモータ電力Wxがモータ電力の閾値Ws以上であり、且つモータ電力の変動幅Lxが変動幅の閾値Ls以下である場合(ステップST8及びST9で、Yes)、安全弁V2、及び流量調整弁V3が開弁され、点火電極P1から火花放電させてオーブンバーナ43の点火が開始される(ステップST11)。
次いで、オーブンバーナ43の燃焼炎により熱電対P2が炙られて、熱電対P2から出力される熱起電力が所定の着火検知レベルになっているかの判定が行われ(ステップST12)、所定の着火時間Ta(例えば、7秒間)内に熱起電力が着火検知レベルとなれば(ステップST12で、Yes)、点火電極P1からの放電を停止する(ステップST13)。なお、熱起電力が所定の着火検知レベルでない場合(ステップST12で、No、ステップST14で、Yes)、スピーカS等から着火エラーを報知するとともに、点火電極P1からの放電を停止し、元ガス電磁弁V1、安全弁V2、及び流量調整弁V3を閉弁して、オーブンバーナ43の点火を中止するとともに、モータ4への通電を停止する(ステップST15〜ST16)。
オーブンバーナ43が点火されると、図7に示すように、調理中は継続して、熱電対P2で検知される熱起電力が所定の失火検知レベルになっているかの判定が行われ(ステップST22)、調理中に熱起電力が所定の失火検知レベルとなった場合(ステップST22で、Yes)、スピーカS等から失火エラーを報知するとともに、元ガス電磁弁V1、安全弁V2、及び流量調整弁V3を閉弁して、オーブンバーナ43の燃焼を停止させ、モータ4への通電を停止する(ステップST26〜ST27)。
調理中、オーブンバーナ43が燃焼している場合、循環ファン6が所定回転数で回転駆動するようにモータ4が駆動される。そして、モータ電力Wxがモータ4近傍の温度に基づいた所定のモータ電力の閾値Ws以上であるかどうかが判定され(ステップST23)、さらに所定時間(例えば、30秒間)内のモータ電力の変動幅Lxが変動幅の閾値Ls以下であるかどうかが判定される(ステップST24)。
調理中に、モータ電力Wxがモータ電力の閾値Ws未満となるか(ステップST23で、No)、または所定時間内のモータ電力の変動幅Lxが変動幅の閾値Lsより大きくなると(ステップST24で、No)、循環ファン6の回転異常が発生している可能性があるため、元ガス電磁弁V1、安全弁V2、及び流量調整弁V3を閉弁して、オーブンバーナ43の燃焼を停止させるとともに、モータ4への通電を停止する(ステップST28)。そして、既述したプリパージ等の場合と同様に、スピーカS等からファンエラーを報知するとともに、ファンエラー回数の加算及び合計のファンエラー回数を確認する(ステップST18〜ST21)。
調理中、循環ファン6の回転異常が検知されることなく調理時間Tbが終了すると(ステップST25で、Yes)、元ガス電磁弁V1、安全弁V2、及び流量調整弁V3を閉弁するとともに、モータ4への通電を停止する(ステップST27)。
モータ4の回転軸から循環ファン6が脱落等して空転している場合、モータ4の負荷が低下するから、モータ電力等の駆動特性は、モータ4の回転軸に循環ファン6が正常に固定されている場合のそれと相違する。従って、循環ファン6を回転駆動させるモータ4の駆動特性を検知し、該駆動特性と所定の駆動特性の閾値とを対比することにより、循環ファン6近傍の温度を検知する温度センサ等を用いることなく、循環ファン6の回転状態を早期に判定することができる。これにより、騒音の発生や、オーブンバーナ43の燃焼不良、さらに器具の局所的な過熱を防止できる。
また、モータ4の駆動特性はモータ4近傍の温度によって変動する場合があるため、調理開始時の低温雰囲気と調理中の高温雰囲気とでは、同一回転数で循環ファン6を回転駆動させてもモータ4の駆動特性が異なる。しかしながら、上記加熱調理器によれば、循環ファン6の回転状態を判定するにあたって、モータ4近傍の温度に対応づけられた駆動特性の閾値が用いられるから、より確実に循環ファン6の回転状態を判定することができる。
さらに、循環ファン6が所定回転数で回転駆動している場合、モータ4の回転軸に循環ファン6が正常に固定されている状態であれば、モータ4の駆動特性の変動幅は少ない。しかしながら、循環ファン6とモータ4の回転軸との接続に部分的な不備が生じた場合、循環ファン6の一時的な空転が発生する場合がある。そして、循環ファン6が所定回転数で回転駆動するようにモータ4の駆動が制御される場合、循環ファン6に回転異常が発生すると、所定回転数に回復させるようにモータ4の駆動が補正されるから、短時間内にモータ電力等の駆動特性が大きく変動する。従って、所定時間内の駆動特性の変動幅と駆動特性の変動幅の閾値とを対比することにより、一時的な回転異常を早期に検知することができる。
そして、上記加熱調理器では、調理中だけでなく、オーブンバーナ43を点火する前のプリパージでも、回転数を変更して、循環ファン6の回転異常を検知するから、循環ファン6とモータ4の回転軸との接続に不備が生じているかどうかを確実にチェックでき、しかもオーブンバーナ43を点火することなく調理を中止させることができる。また、循環ファン6の回転異常が所定回数、検知された場合、器具をインターロック状態として、次回以降の調理が禁止されるから、循環ファン6が正常に回転しない状態で調理が開始されることを防止できる。これにより、より高い安全性を確保することができる。
なお、循環ファン6の回転状態を判定するにあたって、プリパージにおけるモータ電力の閾値Wpや開始チェックにおけるモータ電力の閾値Wsにモータ4近傍の温度に対応づけられた設定値を使用することにより、繰り返し加熱室3aを利用した調理が行われる場合でも、確実に循環ファン6の回転異常を検知できる。
(その他の実施の形態)
(1)上記実施の形態では、回転センサで検知される循環ファンの回転数が所定回転数となるようにモータの駆動が制御されているが、正常な固定状態における循環ファンの回転数とモータの駆動特性との関係を予め求めておくことにより、循環ファンの回転数を検知することなく、モータを駆動させてもよい。
(2)上記実施の形態では、オーブン調理中、循環ファンが所定回転数で回転駆動するようにモータが駆動されているが、調理時間や調理温度によって、循環ファンの回転数は変更されてもよい。例えば、調理初期では循環ファンを高回転数で回転駆動させ、調理終期では循環ファンを低回転数で回転駆動させてもよい。この場合、メモリには、各回転数に対応した駆動特性の閾値及び変動幅の閾値が記憶される。
(3)上記実施の形態では、オーブン調理中、循環ファンを常時回転駆動させているが、オーブンバーナを点消火して温調を行う場合、オーブンバーナの消火時には循環ファンの回転駆動を停止させておいてもよい。
(4)上記実施の形態では、モータの駆動特性としてモータ電力を利用して循環ファンの回転状態を判定しているが、駆動特性として、モータ電力と同様にモータの負荷に応じて変動するモータ電流、モータ電圧のいずれか、あるいはこれらを組み合わせて利用してもよい。
(5)上記実施の形態では、循環ファンがモータの回転軸に対して空転する場合の駆動特性に基づき、循環ファンの回転異常を判定しているが、モータの回転軸が固着して回転数が低下あるいは回転しない場合の駆動特性に基づき、循環ファンの回転異常を判定してもよい。この場合、循環ファンが正常に回転している場合と比べてモータの負荷は増加するため、空転の場合とは逆に、モータ電力が所定のモータ電力の閾値を超えるかどうかから循環ファンの回転状態を判定することができる。
(6)上記実施の形態では、吸込み式の循環ファンが用いられているが、押込み式の循環ファンを用いてもよい。
3a 加熱室
43 オーブンバーナ
4 モータ
6 循環ファン
48 モータ室温度センサ(温度検知部)
63 回転センサ(回転数検知部)
105 駆動制御部
106 駆動特性検知部
107 ファン状態判定部
108 運転禁止部
C 制御装置
M メモリ(記憶部)

Claims (6)

  1. ガスを燃焼させることにより熱気を発生させるオーブンバーナと、
    被調理物を加熱する加熱室と、
    前記オーブンバーナで発生させた熱気を前記加熱室に送り込み循環させる循環ファンと、
    前記循環ファンを回転駆動させるモータと、
    前記モータ近傍の温度を検知する温度検知部と、
    前記循環ファンの回転異常を判定可能な制御装置とを有する加熱調理器であって、
    前記制御装置は、
    前記モ−タの駆動を制御する駆動制御部と、
    前記モータの駆動特性を検知する駆動特性検知部と、
    前記循環ファンの回転状態を判定するための前記モータ近傍の温度に対応づけられたモータの駆動特性の閾値を記憶した記憶部と、
    前記駆動特性検知部で検知された駆動特性と、前記モータ近傍の温度に対応づけられた駆動特性の閾値とを対比することにより、前記循環ファンの回転状態を判定するファン状態判定部とを有する加熱調理器。
  2. 請求項1に記載の加熱調理器において、
    前記循環ファンの回転数を検知する回転数検知部をさらに有し、
    前記駆動制御部は、前記回転数検知部で検知される前記循環ファンの回転数が所定回転数に維持されるように前記モータの駆動を制御する加熱調理器。
  3. 請求項に記載の加熱調理器において、
    前記記憶部には、所定時間内の前記モータの駆動特性の変動幅の閾値が記憶されており、
    前記ファン状態判定部は、所定時間内の前記モータの駆動特性の変動幅と、前記変動幅の閾値とを対比することにより、前記循環ファンの回転状態を判定する加熱調理器。
  4. 請求項1〜のいずれか1項に記載の加熱調理器において、
    前記駆動特性検知部は、モータ電力、モータ電流、及びモータ電圧からなる群から選ばれる少なくとも1つの駆動特性を検知する加熱調理器。
  5. 請求項1〜のいずれか1項に記載の加熱調理器において、
    前記ファン状態判定部は、前記循環ファンの空転及び/または固着を判定する加熱調理器。
  6. 請求項1〜のいずれか1項に記載の加熱調理器において、
    前記制御装置は、前記ファン状態判定部で、前記循環ファンの回転異常が所定回数、検知された場合、次回以降の調理を禁止するため、器具をインターロック状態とする運転禁止部をさらに有する加熱調理器。
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