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JP5840648B2 - レール緊張器のストッパー、レール緊張器、およびレールの継ぎ目の溶接方法 - Google Patents

レール緊張器のストッパー、レール緊張器、およびレールの継ぎ目の溶接方法 Download PDF

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JP5840648B2
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Description

本発明は、レールの継ぎ目(レールの端部)同士を溶接するため、その継ぎ目同士を所定の緊張力で突き合わせるレール緊張器のストッパー、レール緊張器、およびレールの継ぎ目の溶接方法に関する。
近年、列車における乗心地の向上やスピードアップ、さらには沿線環境への騒音や振動の低減等を目的として、レールの継ぎ目同士を溶接してレールを繋いで長くするロングレール化が実行されている。ただし、単にレールの継ぎ目同士を溶接してロングレール化すると、夏場等にレールが高温になって膨張した際に、レールの曲がる量が大きくなる。そのため、夏場等におけるレールの曲がる量を抑えるため、予め油圧シリンダ等の緊張シリンダを用いたレール緊張器でレールの継ぎ目部分に所定の緊張力(引っ張り力)を付与した状態で溶接している(例えば、特許文献1を参照。)。
特開2005−14066号公報
ところで、レールの継ぎ目部分の溶接には、一定の時間がかかり、その溶接の際にレールの継ぎ目部分が離間したり振動等していては、溶接作業に悪影響を与え、引いては現場における保線作業を大幅に遅延させることになる。特に、レールの保線作業は、夜間の電車不走行時という決められた時間内に行う必要があり、この保線作業が遅延が生じると、始発電車が遅れる等、大きな障害が発生する。
しかし、上述の特許文献1に記載のレール緊張器では、油圧シリンダ等の緊張シリンダを用いたレール緊張器でレールの継ぎ目部分に所定の緊張力(引っ張り力)を付与した状態で溶接しているため、経年変化等によって油圧シリンダやその油圧シリンダに対し油圧を送る油圧ホース等でオイル漏れが発生すると、油圧シリンダ等の緊張シリンダにおいて緊張力を掛けていたピストンロッドが動いたり振動等して、レールの継ぎ目部分が離間したり振動等してしまい、レールの継ぎ目部分の溶接作業に悪影響を与えるおそれがある、という問題が懸念される。
そこで、本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、レールの継ぎ目部分の溶接作業の際、レールの継ぎ目部分に所定の緊張力を安定した状態で掛け続けて、レールの継ぎ目部分を確実かつ迅速に溶接することができるレール緊張器のストッパー、レール緊張器、およびレールの継ぎ目の溶接方法を提供することを目的とする。
前記課題を解決するため、本発明に係るレール緊張器のストッパーは、緊張シリンダから伸縮自在のピストンロッドの先端部側に連結ロッドを設けると共に、その連結ロッドの先端部に溶接すべき一方のレールを掴むロッド側クランプ部を設ける一方、前記緊張シリンダの基端部側に溶接すべき他方のレールを掴むシリンダ側クランプ部を設けて、一方のレールの継ぎ目と他方のレールの継ぎ目を所定の緊張力で突き合わせるレール緊張器のストッパーであって、前記緊張シリンダのピストンロッドの先端部と前記連結ロッドの基端部との間に設けられ、前記緊張シリンダの外周面から側方に突出する側方突出部を有するロッド側ブラケットと、前記ロッド側ブラケットよりも前記緊張シリンダ側に設けられ、前記緊張シリンダの外周面から側方に突出する側方突出部を有するシリンダ側ブラケットと、前記ロッド側ブラケットの側方突出部と前記シリンダ側ブラケットの側方突出部とを連結して、所定の緊張力で突き合わせているレールの継ぎ目同士が離間することを防止する締付け部材とを有することを特徴とする。
ここで、前記締付け部材は、緊張ボルトと、ナットとから構成される一方、前記ロッド側ブラケットの側方突出部および前記シリンダ側ブラケットの側方突出部には、前記緊張ボルトが挿入されるボルト孔が形成され、前記ロッド側ブラケットの側方突出部のボルト孔と前記シリンダ側ブラケットの側方突出部のボルト孔とに前記緊張ボルトを挿入して前記ナットを取り付けることにより前記ロッド側ブラケットの側方突出部と前記シリンダ側ブラケットの側方突出部とを連結して、所定の緊張力で突き合わせているレールの継ぎ目同士が離間することを防止するようにすると良い。
また、前記シリンダ側ブラケットは、前記緊張シリンダの基端部と前記シリンダ側クランプ部との間に設けられるようにすると良い。
また、前記シリンダ側ブラケットは、前記緊張シリンダの先端部に設けられるようにしても良い。
また、本発明に係るレール緊張器は、上述のいずれかのレール緊張器のストッパーと、ピストンロッドを伸縮させて所定の緊張力を発揮可能な緊張シリンダと、前記緊張シリンダのピストンロッドの先端部側に設けられた連結ロッドと、前記連結ロッドの先端側に設けられ、溶接すべき一方のレールを掴むロッド側クランプ部と、前記緊張シリンダの基端側に設けられ、溶接すべき他方のレールを掴むシリンダ側クランプ部とを有することを特徴とする。
また、本発明に係るレールの継ぎ目の溶接方法は、上述のレール緊張器をレールにセットした後、緊張シリンダを動作させてピストンロッドを戻して、連結ロッドの先端部側に設けられた一対のロッド側クランプ部と、緊張シリンダの基端部側に設けられた一対のシリンダ側クランプ部とによりそれぞれ溶接すべき2本の離間したレールそれぞれの両側面を掴んで引張り、その離間した2本のレールに緊張力を付与させた状態でそのレールの継ぎ目同士を突き合わせ、その後、緊張シリンダの両側に設けられたストッパーを構成するロッド側ブラケットの側方突出部とシリンダ側ブラケットの側方突出部とを締付け部材により連結し締め付けてレールの継ぎ目同士を突き合わせた状態を維持した後、レールの継ぎ目同士を溶接することを特徴とする。
本発明に係るレール緊張器のストッパー、レール緊張器、およびレールの継ぎ目の溶接方法によれば、レール緊張器でレールの継ぎ目部分に所定の緊張力を付与させた後、レール緊張器のストッパーの締付け部材によりロッド側ブラケットの側方突出部とシリンダ側ブラケットの側方突出部とを連結して、レールの継ぎ目同士が離間することを防止できる。そのため、レールの継ぎ目部分に所定の緊張力を安定した状態で掛け続けることができ、レールの継ぎ目部分を確実かつ迅速に溶接することができる。
本発明に係る実施形態1のレール緊張器をレールにセットして緊張力を付与する前の状態を示す平面図である。 本発明に係る実施形態1のレール緊張器をレールにセットして緊張力を付与した状態を示す平面図である。 本発明に係る実施形態1のレール緊張器をレールにセットして緊張力を付与した状態を示す正面図である。 図2におけるA部分の拡大平面図である。 図2におけるB部分の拡大平面図である。 図2におけるC部分の拡大平面図である。 (a)〜(c)それぞれ本発明に係る実施形態1のレール緊張器のストッパーを構成するロッド側ブラケットの平面図、正面図、左側面図である。 (a)〜(c)それぞれ本発明に係る実施形態1のレール緊張器のストッパーを構成するシリンダ側ブラケットの平面図、正面図、右側面図である。 本発明に係る実施形態1のレール緊張器のストッパーを構成する緊張ボルトとダブルナットを示す平面図である。 本発明に係る実施形態2のレール緊張器をレールにセットして緊張力を付与する前の状態を示す平面図である。 本発明に係る実施形態2のレール緊張器をレールにセットして緊張力を付与した状態を示す平面図である。 本発明に係る実施形態2のレール緊張器をレールにセットして緊張力を付与した状態を示す正面図である。 (a)〜(c)それぞれ本発明に係る実施形態2のレール緊張器のストッパーを構成するシリンダ側ブラケットの正面図、平面図、左側面図である。 本発明に係る実施形態2のレール緊張器のストッパーを構成するシリンダ側ブラケットを緊張シリンダに装着した状態を示す平面図である。 本発明に係る実施形態2のレール緊張器のストッパーを構成するシリンダ側ブラケットを緊張シリンダに装着した状態を示す正面図である。 本発明に係る実施形態2のレール緊張器のストッパーを構成するシリンダ側ブラケットを緊張シリンダに装着した状態を示す左側面図である。
実施形態1.
以下、本発明に係る実施形態1のレール緊張器1、そのストッパー2、およびレールの継ぎ目の溶接方法について図面を参照しながら具体的に説明する。
図1は、本発明に係る実施形態1のレール緊張器1をレールRにセットして、緊張力を付与する前の状態を示す平面図、図2および図3は、それぞれ実施形態1のレール緊張器1をレールRにセットして緊張力を付与した状態を示す平面図、正面図である。また、図4〜図6は、それぞれ、図2におけるA部分、B部分、C部分それぞれの拡大平面図である。
図1〜図6に示すように、実施形態1のレール緊張器1は、レールRの左右両側側に設ける左右一対のストッパー2,2と、同様に左右一対の緊張シリンダ3,3と、左右一対の連結ロッド4,4と、左右一対のロッド側クランプ部5,5と、左右一対のシリンダ側クランプ部6,6と、安全バルブ本体7と、エンジンポンプ本体8とを有しており、これらを適宜、複数の連結ピン9やホース等で連結や接続しており、連結すべき一方のレールRの継ぎ目と他方のレールRの継ぎ目とを所定の緊張力で突き合わせものである。なお、実施形態1のレール緊張器1では、ストッパー2,2以外の構成は、周知のものである。また、連結ピン9には、通常、可倒式の取っ手(ハンドル)が設けられているが、ここでは省略している。
<ストッパー2の構成>
ストッパー2は、ロッド側ブラケット21と、シリンダ側ブラケット22と、締付け部材である緊張ボルト23およびダブルナット24とから構成されている。
ロッド側ブラケット21は、図5等に示すように緊張シリンダ3のピストンロッド31の先端部と連結ロッド4の基端部との間に設けられもので、図7(a)〜(c)に示すように構成されている。
つまり、ロッド側ブラケット21は、図7(a)〜(c)に示すように緊張シリンダ3の外周面から両側の側方に突出する側方突出部21a,21aを有しており、この側方突出部21a,21aにはそれぞれ緊張ボルト23が挿入されるボルト孔21b,21bが形成されている。
また、ロッド側ブラケット21は、図7(a)〜(c)に示すように連結ロッド4の基端側連結部4bと連結ピン9を介して連結されるピン孔21dが設けられたロッド側連結部21cと、緊張シリンダ3のピストンロッド31の先端側連結部(クレビス)31aと連結ピン9を介して連結されるピン孔21fが設けられたピストン側連結部21eとを有する。なお、ロッド側連結部21cの両側面と側方突出部21a,21aとの間には、補強板21g,21gが溶接されている。
一方、シリンダ側ブラケット22は、図1〜図3に示すようにロッド側ブラケット21よりも緊張シリンダ3側に設けられるもので、実施形態1のレール緊張器1では、図5に示すように緊張シリンダ3の基端側連結部(クレビス)3b側に設けられる。なお、後述する実施形態2のレール緊張器1’では、シリンダ側ブラケット22’は、緊張シリンダ3のピストン側、すなわち先端部側に設けられる。
そして、シリンダ側ブラケット22は、図8(a)〜(c)に示すように構成され、緊張シリンダ3の外周面から両側の側方に突出する側方突出部22a,22aを有しており、この側方突出部22a,22aにはそれぞれ緊張ボルト23が挿入されるボルト孔22b,22bが形成されている。
また、シリンダ側ブラケット22は、図8に示すようにシリンダ側クランプ部6のクランプ側連結部62が挿入され連結ピン9を介して連結されるピン孔22dが設けられた第2クランプ側連結部22cと、緊張シリンダ3の基端側連結部3bと連結ピン9を介して連結されるピン孔22fが設けられたシリンダ側連結部22eとを有する。なお、第2クランプ側連結部22cの両側面と側方突出部22a,22aとの間には、補強板22g,22gが溶接されている。
締付け部材である緊張ボルト23およびダブルナット24は、図9に示すように構成されており、緊張ボルト23は、長尺になるので、全ネジでも、ダブルナットが連結する部分だけネジ山が形成されていてもどちらでも良い。なお、緊張ボルト23には、相当な緊張力がかかるため、ハイテンション(高張力)ボルトであることが望ましい。
<ストッパー2以外の構成>
実施形態1のレール緊張器1において、ストッパー2以外の構成である緊張シリンダ3や、連結ロッド4、ロッド側クランプ部5、シリンダ側クランプ部6、安全バルブ本体7、エンジンポンプ本体8は、周知のものであるので、簡単に説明する。
緊張シリンダ3は、油圧シリンダ等から構成され、図1〜図3等に示すようにエンジンポンプ本体8から送られてくる油圧によりピストンロッド31を伸縮させて、接続すべきレールRの継ぎ目同士を所定の緊張力で突き合わせるものである。また、緊張シリンダ3の外周面の上部には、緊張シリンダ3の運搬用にシリンダ用ハンドル32が設けられている。なお、シリンダ用ハンドル32の先端部は、図1〜図3等に示すように緊張シリンダ3の外周面に直接溶接等されて設けられている一方、シリンダ用ハンドル32の後端部は、図3や図6等に示すように緊張シリンダ3の外周面に立設した油圧カップラー設置部33に溶接等されて設けられている。油圧カップラー設置部33には、図6等に示すように押し側油圧ホース71が接続される押し側油圧カップラー33aと、引き側油圧ホース72が接続される引き側油圧カップラー33bとが設けられている。
連結ロッド4は、図1〜図3等に示すように緊張シリンダ3から伸縮自在のピストンロッド31の先端部側に設けられるもので、連結ロッド4の先端側連結部4aには、図4に示すように連結ピン9を介して溶接すべき一方のレールRを掴むロッド側クランプ部5が連結される一方、連結ロッド4の基端側連結部4bには、図5に示すように連結ピン9を介してロッド側ブラケット21のロッド側連結部21cが連結される。
ロッド側クランプ部5とシリンダ側クランプ部6は、それぞれ、図1〜図3、図4、図6等に示すように連結ロッド4の先端側連結部4a側と緊張シリンダ3の基端側連結部3b側とにレールRの両側に対向して設けられるもので、構成および機能的は同じものである。ロッド側クランプ部5とシリンダ側クランプ部6は、それぞれ、図4、図6等に示すようにレールRの側面を挟持した際に滑らないように歯形面(図示せず。)を有するクランプジョー51,61が設けられ、レールR,Rの前後両側で、接合すべき2本のレールR,Rを挟持してレールR,Rを引っ張って緊張力を付与するものである。
ここで、ロッド側クランプ部5は、図1〜図4に示すように連結ロッド4の先端側連結部4aに連結ピン9を介して設けられる一方、シリンダ側クランプ部6は、図1〜図3、図6に示すように緊張シリンダ3の基端側連結部3bに連結されたシリンダ側ブラケット22に連結ピン9を介して設けられ、それぞれ、リンク動作によってレールRの両側からクランプジョー51,61を押付けてレールRの側面を挟持してレールR,Rに緊張力を付与する。
安全バルブ本体7は、図1〜図3に示すように、一対の押し側安全バルブ73,73からそれぞれ一対の押し側油圧ホース71,71が延びている一方、一対の引き側安全バルブ74,74からそれぞれ一対の引き側油圧ホース72,72が延びて一対の緊張シリンダ3,3に連結され、油圧を送ったり、油圧を戻すように構成されている。また、一対の押し側安全バルブ73,73と一対の引き側安全バルブ74,74とによりそれぞれ一対の押し側油圧ホース71,71から油圧が送られたり、油圧が戻ることを中止するように構成されている。
エンジンポンプ本体8は、図1〜図3に示すように、安全バルブ本体7を介し一対の緊張シリンダ3,3それぞれに油圧を送ったり戻すもので、エンジンポンプ側油圧カップラー81とエンジンポンプ側締切コック82とを有している。
次に、実施形態1のレール緊張器1およびそのストッパー2の動作と、レール緊張器1を用いたレールの継ぎ目の溶接方法について説明する。
まず、図1に示すように実施形態1のレール緊張器1をレールRにセットした後、安全バルブ本体7を開き、エンジンポンプ本体8から安全バルブ本体7を介し一対の緊張シリンダ3,3それぞれから油圧を戻すと、緊張シリンダ3,3はそれぞれピストンロッド31,31を戻すように、すなわちピストンロッド31,31を図1上右方向に移動させる。
すると、ピストンロッド31,31を介し一対の連結ロッド4,4が図1上右方向に移動して、連結ロッド4,4の先端部側に設けられた一対のロッド側クランプ部5,5と、緊張シリンダ3,3の基端部側に設けられた一対のシリンダ側クランプ部6、6が溶接すべきレールR,Rをそれぞれの両側面を掴んで離間しているレールR,Rを引張り、その離間した2本のレールR,Rに緊張力を付与させる。
そして、さらにエンジンポンプ本体8を作動させて緊張シリンダ3,3それぞれにピストンロッド31,31を引き戻させ、最終的には、設計上求められている所定の緊張力を離間しているレールR,Rに負荷させた状態で、離間しているそのレールR,Rの継ぎ目(レールR,Rの端部)同士を突き合わせる。なお、レールR,Rの継ぎ目同士を突き合わせた際、レールR,Rの端部同士を近接させるか当接させるかは溶接方法によることになり、近接状態も当接状態の両方を含む。
すると、レールR,Rの継ぎ目同士を突き合わせた状態では、レール緊張器1によってレールR,Rに所定の大きな緊張力が掛けられているため、緊張シリンダ3,3それぞれのピストンロッド31,31には、突き合わせているレールR,Rに作用している緊張力によって、緊張シリンダ3,3から引き出そうとする大きな引張力が作用している。
しかし、この実施形態1のレール緊張器1では、図1〜図3等に示すように緊張シリンダ3,3の左右両側にそれぞれストッパー2,2が設けられており、各ストッパー2のロッド側ブラケット21のボルト孔21b,21bとシリンダ側ブラケット22のボルト孔22b,22bには、それぞれ緊張ボルト23,23が挿入されている。
そのため、このレール緊張器1では、レールR,Rの継ぎ目部分に所定の緊張力を付与させて突き合わせた後、図2および図3に示すようにダブルナット24,24により締め付ける。
すると、例えば、経年変化等によって緊張シリンダ3や、緊張シリンダ3に対し油圧を送る押し側油圧ホース71,71、さらには油圧を戻す引き側油圧ホース72,72等の安全バルブ本体7、あるいはエンジンポンプ本体8が故障等してオイル漏れが発生して、突き合わせていたレールR,Rの継ぎ目同士が離間しようとしても、緊張シリンダ3両側のストッパー2,2によってレールR,Rの継ぎ目同士を突き合わせた状態を維持することができる。
その結果、溶接作業者は、実施形態1のレール緊張器1と緊張シリンダ3両側のストッパー2,2によって所定の緊張力をレールR,Rの継ぎ目部分に安定した状態で掛け続けた状態を維持して、レールR,Rの継ぎ目部分の溶接作業に悪影響を与えることなく、所定の方法で溶接作業を行うことができる。
そのため、仮に、緊張シリンダ3や、緊張シリンダ3に対し油圧を送る押し側油圧ホース71,71、油圧を戻す引き側油圧ホース72,72等の安全バルブ本体7、あるいはエンジンポンプ本体8に不具合や不安などがあったとしても、溶接作業者はレールR,Rの継ぎ目部分を確実かつ迅速に溶接することができる。
従って、実施形態1のレール緊張器1、そのストッパー2、およびそれらを使用したレールの継ぎ目の溶接方法によれば、レール緊張器1でレールR.Rの継ぎ目部分に所定の緊張力を付与させた後、緊張シリンダ3両側のストッパー2,2によって所定の緊張力をレールR,Rの継ぎ目部分に安定した状態で掛け続けた状態を維持して、レールR,Rの継ぎ目部分の溶接作業に悪影響を与えることなく、所定の方法で溶接作業を行うことができ、レールR,Rの継ぎ目部分を確実かつ迅速に溶接することができる。
実施形態2.
次に、実施形態2のレール緊張器1’およびそのストッパー2’について説明する。
図10は、それぞれ本発明に係る実施形態2のレール緊張器1’をレールRにセットして、緊張力を付与する前の状態を示す平面図、図11および図12は、それぞれ実施形態2のレール緊張器1’をレールRにセットして緊張力を付与した状態を示す平面図、正面図である。
実施形態1のレール緊張器1およびそのストッパー2では、図1〜図3、図6に示すようにシリンダ側ブラケット22を緊張シリンダ3の基端部とシリンダ側クランプ部6との間に設けるように説明したが、この場合には、緊張ボルト23,23が長くなるという欠点があった。
そこで、実施形態2のレール緊張器1’ およびそのストッパー2’では、実施形態1のレール緊張器1のようにシリンダ側ブラケット22を緊張シリンダ3の基端部側に設けるのでなく、図10〜図12に示すようにシリンダ側ブラケット22’を緊張シリンダ3自身の先端部側、すなわちピストンロッド31側に設けたことを特徴とする。ここで、緊張シリンダ3自身の先端部にシリンダ側ブラケット22’を設ける方法としては、緊張シリンダ3の先端部にシリンダ側ブラケット22’を溶接して取り付けても良いし、緊張シリンダ3の先端部とシリンダ側ブラケット22’とをネジやボルトにより接合して取り付けても良いし、さらには緊張シリンダ3の先頭部の外周面に最初から一体成形でシリンダ側ブラケット22’を設けておくこともできる。
なお、実施形態2のレール緊張器1’では、シリンダ側ブラケット22’以外の構成は、緊張ボルト23の長さが短くなるだけで、ロッド側ブラケット21を含め実施形態1のレール緊張器1のものと同じであるので、実施形態1のレール緊張器1のものと同じ構成要素には、同一符号を付してそれらの説明は省略する。
図13(a)〜(c)は、それぞれ、実施形態2のレール緊張器1’のシリンダ側ブラケット22’の正面図、平面図、左側面図である。また、図14〜図16は、それぞれ、シリンダ側ブラケット22’を緊張シリンダ3に装着した状態を示す平面図、正面図、左側面図である。
実施形態2のシリンダ側ブラケット22’は、図13(a)〜(c)に示すように、緊張シリンダ3の外周面から両側の側方に突出する側方突出部22a’,22a’を有しており、この側方突出部22a’,22a’にはそれぞれ緊張ボルト23が挿入されるボルト孔22b’,22b’が形成されている。
また、実施形態2のシリンダ側ブラケット22’は、緊張シリンダ3の先端部側、すなわちピストンロッド31側に溶接やネジ・ボルト等により接合するため、その中央に緊張シリンダ3の先端部が挿入されるシリンダ挿入孔22h’を形成する。
そして、実施形態2のレール緊張器1’では、シリンダ側ブラケット22’中央のシリンダ挿入孔22h’を、図14〜図16に示すように緊張シリンダ3の先端部に挿入した後、シリンダ側ブラケット22’と緊張シリンダ3の先端部とを溶接やネジ・ボルト等により接合する。なお、緊張シリンダ3の先頭部の外周面に最初から一体成形でシリンダ側ブラケット22’を設けておいても良いことは上述の通りである。
すると、図10〜図12や図14〜図16に示すように、実施形態2のレール緊張器1’およびそのストッパー2’では、緊張シリンダ3の先端部にシリンダ側ブラケット22’が設けられるので、実施形態1のレール緊張器1およびそのストッパー2の場合よりも、ロッド側ブラケット21とシリンダ側ブラケット22’との間の間隔が短くなり、緊張ボルト23’,23’が短くなるため、コストを軽減できると共に、重量が軽くなることにより作業性が向上する。
また、緊張シリンダ3の先端部にシリンダ側ブラケット22’が一体式に設けられる点からも、図6に示すように緊張シリンダ3の基端側連結部3bと第2クランプ側連結部22cとの間に連結する実施形態1のシリンダ側ブラケット22よりも設置の手間が不要になり、この点でも作業性が向上する。なお、実施形態2のレール緊張器1’における緊張シリンダ3の基端側連結部3bは、実施形態1のレール緊張器1における緊張シリンダ3の基端側連結部3bとは異なり、シリンダ側クランプ部6のクランプ側連結部62と直接連結するため、90度だけ回転させている。
従って、実施形態2のレール緊張器1’等によれば、実施形態1のレール緊張器1等と同様にレールRの継ぎ目部分の溶接作業の際、所定の緊張力を安定した状態でレールRの継ぎ目部分に掛け続けることができる。
特に、実施形態2のレール緊張器1’では、緊張シリンダ3の先端部にシリンダ側ブラケット22’を設けたので、緊張ボルト23’,23’が短くなることにより、コストを軽減できたり、緊張ボルト23’,23’の重量が軽くなったり、シリンダ側ブラケット22’を緊張シリンダ3にセットする手間が省け、作業性が向上する。
尚、上記実施形態1,2では、ロッド側ブラケット21の側方突出部21a,21aとシリンダ側ブラケット22の側方突出部22a,22aとを連結して、所定の緊張力で突き合わせているレールRの継ぎ目同士が離間することを防止する締付け部材を、緊張ボルト23とダブルナット24として説明したが、本発明ではこれに限らず、ロッド側ブラケット21の側方突出部21a,21aとシリンダ側ブラケット22の側方突出部22a,22aとを所定の緊張力で機械的に連結できるものであればこだわらない。
1,1’ レール緊張器
2,2’ ストッパー
21 ロッド側ブラケット
21a 側方突出部
21b ボルト孔
21c ロッド側連結部
21d ピン孔
21e ピストン側連結部
21f ピン孔
21g 補強板
22,22’ シリンダ側ブラケット
22a,22a’ 側方突出部
22b,22b’ ボルト孔
22c 第2クランプ側連結部
22d ピン孔
22e シリンダ側連結部
22f ピン孔
22g,22g 補強板
22h’ シリンダ挿入孔
23 緊張ボルト(締付け部材)
24 ダブルナット(締付け部材)
3 緊張シリンダ
31 ピストンロッド
31a 先端側連結部(クレビス)
3b 基端側連結部(クレビス)
32 シリンダ用ハンドル
33 油圧カップラー設置部
33a 押し側油圧カップラー
33b 引き側油圧カップラー
4 連結ロッド
5 ロッド側クランプ部
61 クランプジョー
62 クランプ側連結部
6 シリンダ側クランプ部
61 クランプジョー
62 クランプ側連結部
7 安全バルブ本体
71 押し側油圧ホース
72 引き側油圧ホース
73 押し側安全バルブ
74 引き側安全バルブ
8 エンジンポンプ本体
81 エンジンポンプ側油圧カップラー
82 エンジンポンプ側締切コック
9 連結ピン
R レール

Claims (6)

  1. 緊張シリンダから伸縮自在のピストンロッドの先端部側に連結ロッドを設けると共に、その連結ロッドの先端部に溶接すべき一方のレールを掴むロッド側クランプ部を設ける一方、前記緊張シリンダの基端部側に溶接すべき他方のレールを掴むシリンダ側クランプ部を設けて、一方のレールの継ぎ目と他方のレールの継ぎ目を所定の緊張力で突き合わせるレール緊張器のストッパーであって、
    前記緊張シリンダのピストンロッドの先端部と前記連結ロッドの基端部との間に設けられ、前記緊張シリンダの外周面から側方に突出する側方突出部を有するロッド側ブラケットと、
    前記ロッド側ブラケットよりも前記緊張シリンダ側に設けられ、前記緊張シリンダの外周面から側方に突出する側方突出部を有するシリンダ側ブラケットと、
    前記ロッド側ブラケットの側方突出部と前記シリンダ側ブラケットの側方突出部とを連結して、所定の緊張力で突き合わせているレールの継ぎ目同士が離間することを防止する締付け部材と、
    を有することを特徴とするレール緊張器のストッパー。
  2. 請求項1記載のレール緊張器のストッパーであって、
    前記締付け部材は、緊張ボルトと、ナットとから構成される一方、
    前記ロッド側ブラケットの側方突出部および前記シリンダ側ブラケットの側方突出部には、前記緊張ボルトが挿入されるボルト孔が形成され、
    前記ロッド側ブラケットの側方突出部のボルト孔と前記シリンダ側ブラケットの側方突出部のボルト孔とに前記緊張ボルトを挿入して前記ナットを取り付けることにより前記ロッド側ブラケットの側方突出部と前記シリンダ側ブラケットの側方突出部とを連結して、所定の緊張力で突き合わせているレールの継ぎ目同士が離間することを防止することを特徴とするレール緊張器のストッパー。
  3. 請求項1または請求項2記載のレール緊張器のストッパーであって、
    前記シリンダ側ブラケットは、
    前記緊張シリンダの基端部と前記シリンダ側クランプ部との間に設けられることを特徴とするレール緊張器のストッパー。
  4. 請求項1または請求項2記載のレール緊張器のストッパーであって、
    前記シリンダ側ブラケットは、
    前記緊張シリンダの先端部に設けられることを特徴とするレール緊張器のストッパー。
  5. 請求項1〜請求項4のいずれか一の請求項に記載のレール緊張器のストッパーと、
    ピストンロッドを伸縮させて所定の緊張力を発揮可能な緊張シリンダと、
    前記緊張シリンダのピストンロッドの先端部側に設けられた連結ロッドと、
    前記連結ロッドの先端側に設けられ、溶接すべき一方のレールを掴むロッド側クランプ部と、
    前記緊張シリンダの基端側に設けられ、溶接すべき他方のレールを掴むシリンダ側クランプ部とを有することを特徴とするレール緊張器。
  6. 請求項5に記載のレール緊張器をレールにセットした後、緊張シリンダを動作させてピストンロッドを戻して、連結ロッドの先端部側に設けられた一対のロッド側クランプ部と、緊張シリンダの基端部側に設けられた一対のシリンダ側クランプ部とによりそれぞれ溶接すべき2本の離間したレールそれぞれの両側面を掴んで引張り、その離間した2本のレールに緊張力を付与させた状態でそのレールの継ぎ目同士を突き合わせ、その後、緊張シリンダの両側に設けられたストッパーを構成するロッド側ブラケットの側方突出部とシリンダ側ブラケットの側方突出部とを締付け部材により連結し締め付けてレールの継ぎ目同士を突き合わせた状態を維持した後、レールの継ぎ目同士を溶接することを特徴とするレールの継ぎ目の溶接方法。
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