JP2010285816A - 作業機械の配管回り止め構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】可撓性ホースを金属製のチューブに接続する際に、チューブの振動を機械のフレームに伝達しない状態でチューブを自動的にかつ確実に回り止めする。
【解決手段】 アッパーフレーム1に設けられた配管フレーム6内に二本の配管を並設する構成を前提として、回り止めすべきチューブ5bの外周に回り止めプレート11を溶接固定し、この回り止めプレート11の先端部に設けた二股状の係合部11bを相手方チューブ4bにこれを両側から挟みこむ状態で係合させることにより、ホース接続時にチューブ5bに作用する回転力を相手方チューブ4bで受け止めるように構成した。
【選択図】図2
【解決手段】 アッパーフレーム1に設けられた配管フレーム6内に二本の配管を並設する構成を前提として、回り止めすべきチューブ5bの外周に回り止めプレート11を溶接固定し、この回り止めプレート11の先端部に設けた二股状の係合部11bを相手方チューブ4bにこれを両側から挟みこむ状態で係合させることにより、ホース接続時にチューブ5bに作用する回転力を相手方チューブ4bで受け止めるように構成した。
【選択図】図2
Description
本発明は油圧ショベル等の作業機械において、可撓性のホースと金属製のチューブとを接続して構成される配管の回り止め構造に関するものである。
油圧ショベルを例にとって背景技術を説明する。
油圧ショベルは、クローラ式の下部走行体上に上部旋回体が旋回自在に搭載され、この上部旋回体の前部に作業アタッチメントが装着されて構成される。
図5に上部旋回体のアッパーフレーム1を示す。なお、ここでは図の簡略化のため必要最小限のフレーム構成のみを示している。
この油圧ショベルにおいて、アッパーフレーム1に搭載された油圧機器間を結ぶ油圧配管(以下、単に配管という)は、基本的には可撓性を備えたゴム製等のホースが用いられるが、アッパーフレーム1に止め付けられる部分では、ホースの振動がアッパーフレーム1に伝わらないようにチューブ(金属管)が用いられる。
このようにホースとチューブを接続して構成される配管として、たとえば図5〜図8に示すようにアッパーフレーム1の右側後部(図5の下方左側)に搭載された油圧ポンプ2と、同前部(同右側)に搭載されたコントロールバルブ3とを結ぶ二本の配管4,5がある(特許文献1参照)。
この両配管4,5は、図6,7に詳しく示すように、油圧ポンプ2に接続される後部と、コントロールバルブ3に接続される前部にホース4a,5a、中間部にチューブ4b,5bがそれぞれ用いられ、このホース4a,5aとチューブ4b,5bが接続されて構成される。
アッパーフレーム1の右側端面(図5の下方端面)には、外向きに開口する断面C字形の配管フレーム6が補強材を兼ねて取付けられ、両配管4,5のチューブ4b,5bがこの配管フレーム6内に収容されて複数のクランプ7(図例では二つ)で止め付けられる。
クランプ7は、チューブ4b,5bの振動が配管フレーム6(アッパーフレーム1)に伝わらないように、図8に示すようにゴム等の一対の弾性部材7a,7bでチューブ4b,5bを防振状態で抱持し、取付部材としてのクランプ板7c及びボルト8で配管フレーム6に押え固定する構成がとられている。
ここで、配管の手順としては、チューブ4b,5bをクランプ7で配管フレーム6内に固定した後、その前後両側にホース4a,5aを接続する手順がとられる。
具体的には、ホース先端に設けられた接続用の口金9をチューブ先端ねじ部にねじ込んで工具(スパナ)で締め付ける。
この場合、両配管4,5は、口金9のまわりに締め付け工具を差し込むクリアランスが確保されるように、互いの口金9,9が配管長さ方向に位置ずれする状態で配置される。
このとき、チューブ4b,5bは、クランプ7の弾性部材7a,7bで弾性的に抱持されているに過ぎないため、回転方向には殆ど拘束されない。
そこで、ホース接続時にチューブ4b,5bが連れ回りしないように、チューブ4b,5bの先端ねじ部近くに溶接固定された多角形(通常は六角形)の工具装着部10を別の工具(スパナ)で回転方向に固定しておく。
従来技術によると、上記のようにチューブ4b,5bに対するホース4a,5aの接続時に、チューブ4b,5bを工具で回り止めした状態で、別の工具で口金9を回転操作する必要があるため、接続作業が面倒となっていた。
また、図示のように配管フレーム6内のごく狭い空間での操作であるため、回り止め不完全となり易く、これによってホース4a,5aのねじれが発生するおそれがあった。
なお、対策としてチューブ4b,5bを曲げて配管フレーム6に接触させることにより回り止め機能を持たせることが考えられる。
しかし、この曲がりチューブでは、配管フレーム6内の狭小な配管スペースに収容できない。また、配管フレーム6、つまりアッパーフレーム1で回り止めすることになるため、チューブ4b,5bの振動がアッパーフレーム1に伝わって共振するおそれがある。
そこで本発明は、チューブの振動を機械のフレームに伝達しない状態で、チューブを自動的にかつ確実に回り止めすることができる作業機械の配管構造を提供するものである。
請求項1の発明は、機械のフレームに搭載された機器同士を接続する複数本の配管が並設され、この配管は、可撓性を有するホースと、このホースにねじ接続される金属製のチューブとによって構成される作業機械において、回り止めすべきチューブの外周に回り止めプレートが同チューブと一体回転する状態で取付けられ、この回り止めプレートの先端部に、上記回り止めすべきチューブの回転力を上記並設された相手方配管のチューブに伝達する状態で同チューブに係合する係合部が設けられたものである。
請求項2の発明は、請求項1の構成において、隣り合う両配管のチューブ外周に回り止めプレートが、互いに配管長さ方向に位置ずれして、かつ、それぞれの係合部が相手方チューブに係合する状態で取付けられたものである。
請求項3の発明は、請求項1または2の構成において、上記係合部が、相手方チューブを直径方向の両側から挟み込む二股状に形成されたものである。
請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれかの構成において、上記回り止めすべきチューブは、上記ホースに接続される端部の外周に回り止め工具を装着するための多角形の工具装着部を有し、上記回り止めプレートがこの工具装着部の外周に取付けられたものである。
請求項5の発明は、請求項4の構成において、上記隣り合う二本の配管は、互いの工具装着作部が配管長さ方向に位置ずれする状態で並設され、回り止めプレートの係合部が相手方チューブの本体部分に係合するように構成されたものである。
請求項6の発明は、請求項1〜5のいずれかの構成において、配管のチューブを一対の弾性部材により防振状態で抱持するクランプが設けられ、上記回り止めプレートは、このクランプに配管長さ方向から当接する状態でチューブ外周に取付けられたものである。
本発明によると、チューブにホースを接続する際に、回り止めプレートによってチューブを自動的にかつ確実に回り止めすることができる。このため、工具(スパナ)によるチューブの回り止め操作が不要となるとともに、回り止め不完全によってホースがねじれるおそれがない。
しかも、係合部を機械のフレームに係合させて回り止めするのではなく、並設された相手方配管のチューブによって回り止めするため、配管の振動が係合部分から機械のフレームに伝達されてフレームが共振するおそれがない。
この場合、請求項2の発明によると、隣り合う両配管について、いずれからもアッパーフレームに振動を伝えない状態で相互に回り止めすることができる。
請求項3の発明によると、係合部を、相手方配管のチューブを直径方向の両側から挟み込む二股状に形成したから、係合部を相手方チューブに側方から嵌め込むだけでよく、回り止めのためのセットが簡単となる。
また、一つで正逆両方向回転の回り止め作用を得ることができる。
請求項4,5の発明によると、回り止めプレートをチューブ本体ではなく、同本体に元々設けられている回り止めのための六角形等の工具装着部に取付けるため、とくに溶接によって取付ける場合に、チューブ本体が溶接ダメージを受けて強度低下するおそれがない。
この場合、請求項5の発明によると、上記隣り合う二本の配管を、互いの工具装着作部が配管長さ方向に位置ずれする状態で並設し、回り止めプレートの係合部を相手方配管のチューブの本体部分に係合するように構成したから、とくに係合部を二股状とした場合に、丸パイプであるチューブ本体に嵌め込むだけでよい。つまり、係合部を工具装着部に嵌め込む場合のように、工具装着部の回転方向の位置決め操作が不要となる。
また、チューブに接続されるホースの口金の位置もずれるため、口金に工具を装着するクリアランスを確保することができる。
ところで、チューブを機械のフレームに固定するクランプは、前記のように配管の振動をフレームに伝えないようにチューブを弾性部材で抱持するものが使用されるが、その弊害として、チューブを長さ方向に拘束し切れず、稼動中、チューブがずれ動くおそれがある。
この点、請求項6の発明によると、回り止めプレートを、フレームに固定されるクランプの取付部材に長さ方向に当接させる構成としたから、チューブ(配管)の長さ方向のずれ動きを防止することができる。また、これにより別途ずれ止め部品を設ける必要がなくなるため、コストダウンとなる。
本発明の実施形態を図1〜図4によって説明する。
実施形態では、背景技術の説明に合わせて、油圧ショベルのアッパーフレーム1に搭載された油圧ポンプとコントロールバルブを結ぶ二本の配管4,5を適用対象としている。
以下の実施形態において、
(i)前後両側ホース4a,5aと中間のチューブ4b,5bとが接続されて両配管4,5が構成される点、
(ii)アッパーフレーム1の右側端面に断面C字形の配管フレーム6が設けられ、両配管4,5のチューブ4b,5bがこの配管フレーム6内に収容されてクランプ7で拘束され、かつ、同フレーム6内でホース4a,5aと接続される点、
(iii)クランプ7は、図8に示すように一対の弾性部材7a,7bによってチューブ4b,5bを防振状態で抱持し、取付部材としてのクランプ7c及びボルト8で配管フレーム6内に押え固定する構成である点、
(iv)ホース4a,5aの口金9をチューブ4b,5bの先端ねじ部に工具(スパナ)で締め込むことによって両者を接続する点、
(v)両配管4,5は、この接続時に口金9のまわりに締め付け工具を差し込むクリアランスが確保されるように、互いの口金9,9が配管長さ方向に位置ずれする状態で配置される点、
は、図5〜図8に示す従来技術と同じである。
(i)前後両側ホース4a,5aと中間のチューブ4b,5bとが接続されて両配管4,5が構成される点、
(ii)アッパーフレーム1の右側端面に断面C字形の配管フレーム6が設けられ、両配管4,5のチューブ4b,5bがこの配管フレーム6内に収容されてクランプ7で拘束され、かつ、同フレーム6内でホース4a,5aと接続される点、
(iii)クランプ7は、図8に示すように一対の弾性部材7a,7bによってチューブ4b,5bを防振状態で抱持し、取付部材としてのクランプ7c及びボルト8で配管フレーム6内に押え固定する構成である点、
(iv)ホース4a,5aの口金9をチューブ4b,5bの先端ねじ部に工具(スパナ)で締め込むことによって両者を接続する点、
(v)両配管4,5は、この接続時に口金9のまわりに締め付け工具を差し込むクリアランスが確保されるように、互いの口金9,9が配管長さ方向に位置ずれする状態で配置される点、
は、図5〜図8に示す従来技術と同じである。
第1実施形態(図1〜図3参照)
第1実施形態においては、上記(iv)の、チューブ4b,5bに対するホース4a,5aの接続時に、チューブ4b,5bが連れ回りしないように回り止めする手段として、元々、回り止め工具を装着するためにチューブ4b,5bの先端ねじ部の近くに設けられた多角形の工具装着部10の外周に回り止めプレート11が取付けられている。
第1実施形態においては、上記(iv)の、チューブ4b,5bに対するホース4a,5aの接続時に、チューブ4b,5bが連れ回りしないように回り止めする手段として、元々、回り止め工具を装着するためにチューブ4b,5bの先端ねじ部の近くに設けられた多角形の工具装着部10の外周に回り止めプレート11が取付けられている。
この回り止めプレート11は、図2に示すように、基端部に工具装着部10に対応する多角形の凹部11aを備え、この凹部11aが工具装着部10に嵌めこまれた状態で溶接固定されている。
同プレート11の先端部には、二股状の係合部11bが設けられ、この係合部11bを、並行する他の配管(相手方配管)5,4のチューブ5b,4bにこれを直径方向の両側から挟み込む状態で係合させるように構成されている。
この係合状態で、ホース接続時にチューブ4b,5bに作用する回転力(連れ回り力)が互いに相手方チューブ5b,4bで受け止められ、回り止め機能が発揮される。
従って、図3(a)(b)に示すように、両配管4,5のチューブ4b,5bを配管フレーム6に収容する段階で、それぞれの回り止めプレート11,11の係合部11b,11bを相手方チューブ5b,4bに係合させておくことにより、ホース接続時にチューブ4b,5bの連れ回りを防止することができる。図3(b)中、12はホース口金9を回転させる工具(スパナ)である。
ここで、両配管4,5は、図1,3に示すように、互いの口金9,9が配管長さ方向に位置ずれする状態で配置され、この両配管4,5の互いに反対側の工具装着部10,10に回り止めプレート11,11が取付けられている。
従って、両回り止めプレート11,11は、互いに反対側のチューブ端部で、相手方チューブ5b,4bの本体部分(工具装着部10から外れた位置)に係合する。
このように、チューブ4b,5bにホース4a,5aを接続する際に、回り止めプレート11,11によってチューブ4b,5bを自動的にかつ確実に回り止めすることができる。
このため、工具(スパナ)によるチューブ4b,5bの回り止め操作が不要となるとともに、回り止め不完全によってホース4a,5aにねじれが発生するおそれがない。
しかも、回り止めプレート11の係合部11bを、配管フレーム6ではなく、並設された相手方チューブ5b,4bに係合させて回り止めするため、チューブ4b,5bの振動が配管フレーム6、ひいてはアッパーフレーム1に伝達されてアッパーフレーム1が共振するおそれがない。
ここで、回り止めプレート11の係合部11bを、相手方チューブ5b,4bを直径方向の両側から挟み込む二股状に形成したから、係合部11bを相手方チューブ5b,4bに側方から嵌め込むだけでよく、回り止めのためのセットが簡単となる。
また、一つの回り止めプレート11で正逆両方向(締め/戻し)の回転に対して回り止め作用を得ることができる。
さらに、回り止めプレート11をチューブ本体ではなく、同本体に元々設けられている回り止めのための工具装着部10に取付けるため、とくに溶接によって取付ける場合に、チューブ本体が溶接ダメージを受けて強度低下するおそれがない。
この場合、両配管4,5を、互いの工具装着作部10,10が配管長さ方向に位置ずれする状態で並設し、回り止めプレート11,11の係合部11b,11bを相手方チューブ5b,4bの本体部分に係合させる構成としたから、二股状係合部11bを丸パイプ状のチューブ本体に嵌め込むだけでよい。つまり、係合部11bを相手方チューブ5b,4bの多角形の工具装着部10に係合させる場合のように、工具装着部10を係合部11bに合わせて回転方向に位置決めするという操作が不要となる。
また、チューブ4b,5bに接続されるホース4a,5aの口金9,9の位置も配管長さ方向にずれるため、口金9,9に工具を装着するクリアランスを確保することができる。
第2実施形態(図4参照)
第1実施形態との相違点のみを説明する。
第1実施形態との相違点のみを説明する。
チューブ4b,5bを配管フレーム6に固定するクランプ7は、前記のように配管4,5の振動を配管フレーム6に伝えないようにチューブ4b,5bを弾性部材7a,7bで抱持しているに過ぎないため、弊害として、チューブ4b,5bを長さ方向に拘束し切れず、稼動中、チューブ4b,5bがずれ動くおそれがある。
そこで第2実施形態においては、この点の対策として、両配管4,5の回り止めプレート11,11が、クランプ7を構成するクランプ板7cの端面に配管長さ方向の片側(互いに反対側)から当接する状態で工具装着部10,10に取付けられている。
いいかえれば、この当接状態が得られるように、両配管4,5が配管フレーム6内に配置されている。
こうすることにより、チューブ4b,5b(配管4,5)の長さ方向のずれ動きを防止することができる。また、ずれ止めのための部品を配管4,5や配管フレーム6に別途設ける必要がなくなるため、コストダウンとなる。
なお、クランプ板7cに、回り止めプレート11が当接する折り曲げ片を直角に設けてもよい。
他の実施形態
(1)上記実施形態では回り止めプレート11の係合部11bを、チューブ4b,5bを挟み込む二股状としたが、単なる突片状として相手方チューブ5b,4bの外周面に当接させ、ホース接続時の締め込み方向の回り止め機能のみを得るように構成してもよい。
(1)上記実施形態では回り止めプレート11の係合部11bを、チューブ4b,5bを挟み込む二股状としたが、単なる突片状として相手方チューブ5b,4bの外周面に当接させ、ホース接続時の締め込み方向の回り止め機能のみを得るように構成してもよい。
(2)上記実施形態では二本の配管4,5が並設される場合を例示したが、本発明は三本以上の配管が並設される場合にも適用することができる。この場合、各配管のチューブに回り止めプレート11を取付け、隣り合う配管間のそれぞれで回り止めする構成をとればよい。
(3)本発明は油圧ショベルに限らず、油圧ショベルを転用して構成される溝堀機や解体機等の他の作業機械にも広く適用することができる。
また、油圧配管に限らず、水配管や空気配管にも適用することができる。
1 アッパーフレーム(機械のフレーム)
2 油圧機器としての油圧ポンプ
3 同コントロールバルブ
4,5 配管
4a,5a 配管のホース
4b,5b 同チューブ
6 配管フレーム
7 クランプ
7a,7b クランプを構成する弾性部材
7c 同クランプ板
8 同ボルト
9 ホース口金
10 工具装着作部
11 回り止めプレート
11b 回り止めプレートの二股状係合部
2 油圧機器としての油圧ポンプ
3 同コントロールバルブ
4,5 配管
4a,5a 配管のホース
4b,5b 同チューブ
6 配管フレーム
7 クランプ
7a,7b クランプを構成する弾性部材
7c 同クランプ板
8 同ボルト
9 ホース口金
10 工具装着作部
11 回り止めプレート
11b 回り止めプレートの二股状係合部
Claims (6)
- 機械のフレームに搭載された機器同士を接続する複数本の配管が並設され、この配管は、可撓性を有するホースと、このホースにねじ接続される金属製のチューブとによって構成される作業機械において、回り止めすべきチューブの外周に回り止めプレートが同チューブと一体回転する状態で取付けられ、この回り止めプレートの先端部に、上記回り止めすべきチューブの回転力を上記並設された相手方配管のチューブに伝達する状態で同チューブに係合する係合部が設けられたことを特徴とする作業機械の配管回り止め構造。
- 隣り合う両配管のチューブ外周に回り止めプレートが、互いに配管長さ方向に位置ずれして、かつ、それぞれの係合部が相手方チューブに係合する状態で取付けられたことを特徴とする請求項1記載の作業機械の配管回り止め構造。
- 上記係合部が、相手方チューブを直径方向の両側から挟み込む二股状に形成されたことを特徴とする請求項1または2記載の作業機械の配管回り止め構造。
- 上記回り止めすべきチューブは、上記ホースに接続される端部の外周に回り止め工具を装着するための多角形の工具装着部を有し、上記回り止めプレートがこの工具装着部の外周に取付けられたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の作業機械の配管回り止め構造。
- 上記隣り合う二本の配管は、互いの工具装着作部が配管長さ方向に位置ずれする状態で並設され、回り止めプレートの係合部が相手方チューブの本体部分に係合するように構成されたことを特徴とする請求項4記載の作業機械の配管回り止め構造。
- 配管のチューブを一対の弾性部材により防振状態で抱持するクランプが設けられ、上記回り止めプレートは、このクランプに配管長さ方向から当接する状態でチューブ外周に取付けられたことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の作業機械の配管回り止め構造。
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WO2013089946A1 (en) * | 2011-12-15 | 2013-06-20 | Caterpillar Inc. | Hydraulic fitting for bulkhead mounting with key shaped cross section |
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JP2022056830A (ja) * | 2020-09-30 | 2022-04-11 | コベルコ建機株式会社 | 作業機械の油圧配管の継手構造及び作業機械の油圧配管の組付方法 |
-
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