JP5540742B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
定着装置には、ハロゲンランプなどの熱源を内蔵した定着ローラとこれに当接する加圧ローラとを組み合わせた熱ローラ定着方式を用いる構成の他に、熱容量の小さいベルトを用いたベルト定着方式を用いた構成がある。
ベルト定着方式を用いる構成としては、シリコンゴムなど弾性層の表面にフッ素樹脂などの離型層が形成された定着ベルトを複数の張架ロールに掛け渡し、この定着ベルトを挟んで一対の張架ロールと加圧ロールとを対向配置するとともに、上記の張架ロールの内部にハロゲンランプなどの加熱源を内蔵させた構成が知られている。
このような定着装置においては、定着ベルトと加圧ローラ間にトナー像を形成した記録シート(用紙)を通過させることで、カラートナーを熱溶融して記録紙などの記録媒体上に定着する。
この定着ベルト方式では、ベルト構成にすることにより、定着ニップを自在に設定できることから、低温定着(省エネルギー化)、分離性向上、といった利点がある。
これら材質の用紙のうちで、アート紙やコート紙などは、用紙の表面に樹脂などのコート層を塗工して製造されるため、普通紙よりいわゆる光沢度が大きいことが一般的ではある。また近年では、紙文書に高級感を持たせることを目的として、普通紙並に光沢度が小さいコート紙(マットコート紙)も用いられるようになってきている。
このため、画像形成装置には、こうしたユーザーが所望する多種多様な材質の用紙を対象としてトナー像を形成した際にも高品質な画像を安定して出力することが求められる。
特許文献1においては、用紙の反射光の広がり(反射分布曲線データの分散値)を測定して、この結果から記録媒体の表面粗さRaを特定して、適切な熱量でトナー像が紙上に定着されるように定着条件を変更するような構成になっている。しかしながら、この構成では、用紙での反射光の広がりの検知は行なわれているものの、トナー像部の反射光の広がり検知は行なわれていない。このため、用紙とトナー像部との反射光の広がりを同程度に設定するようなことはできない。
また、特許文献2においては、規定の条件は画像が要求画質を満たすか否かを判定することが主目的であるため、世の中で流通している用紙毎に最適な画像光沢を実現するようなことができるわけではないといえる。
(1)紙などのシート状記録媒体表面での反射特性を検知するための表面反射特性検知装置と、前記シート状記録媒体上にトナー像を形成し、該トナー像の定着装置を備えた作像部とを有する画像形成装置において、
前記表面反射特性検知装置は、対象物に平行光を照射する照射装置と、該対象物によって反射された反射光の角度分布(反射光の広がり)を検知する反射光角度分布検知装置と、前記記録媒体からの反射光角度分布情報によって、該記録媒体へのトナー像形成の適用可否を判断する用紙適用可否判断装置と、適用否であることを表示する表示装置とを有し、
前記作像部は、検知用途の画像出力を行なう検知画像出力モードを設定される装置で構成され、
前記作像部は、反射光角度分布検知装置によって検知される記録媒体の反射光角度分布情報と、前記反射光角度分布検知装置によって検知される検知用画像として記録媒体上に形成されたトナー像からの反射光角度分布情報との、2つの反射光角度分布情報に基づいて、前記作像部での作像条件を切換えて記録媒体上にトナー像を形成するとともに、前記トナー像での反射光角度分布情報に関する標準偏差により用紙適用可否判断を行い、該標準偏差が所定条件よりも小さくなる記録媒体である場合には、作像に際して該記録媒体の適用ができないことを通知することを特徴とする画像形成装置。
(2)前記表面反射特性検知装置は、反射光角度分布検知装置によって検知された反射光角度分布を正規分布によって近似することで得られる標準偏差を検知結果として出力する、表面反射特性検知装置であることを特徴とする(1)に記載の画像形成装置。
(3)前記表面反射特性検知装置は、反射光角度分布検知装置によって検知された反射光角度分布の半値幅を検知結果として出力可能であることを特徴とする(1)に記載の画像形成装置。
(4)前記表面反射特性検知装置が2つ備えられ、第1の検知装置では記録媒体の反射光角度分布情報の検知を行ない、第2の検知装置では記録媒体上のトナー像の反射光角度分布情報の検知を行ない、2つの角度分布情報に基づいて、前記作像装置の作像条件を切換えて記録媒体上にトナー像を形成することを特徴とする(1)乃至(3)のいずれかに記載の画像形成装置。
(5)前記作像部に備えられている定着装置は、乾式トナー(粉体)によって記録媒体上に形成されたトナー像を加熱・加圧することで記録媒体上に定着させる構成を備えていることを特徴とする(1)乃至(4)のいずれかに記載の画像形成装置。
(6)前記定着装置の定着条件は変更可能とされ、該変更条件の一つとして定着温度が用いられることを特徴とする(5)に記載の画像形成装置。
(7)前記定着装置の定着条件は変更可能とされ、該変更条件の一つとして定着装置を通過させる記録媒体速度が用いられることを特徴とする(6)に記載の画像形成装置。
(8)前記作像部に備えられている定着装置は、乾式トナー(粉体)によって形成されたトナー像を加熱・加圧することで記録媒体上に定着させる方式であり、かつ定着条件が異なる複数の定着手段を有し、前記作像条件の変更を該複数の定着手段から該記録媒体を通過させる定着手段を対象に選択して定着条件を変更可能であることを特徴とする(1)、(5)乃至(7)のいずれかに記載の画像形成装置。
(9)前記作像部は、記録媒体上に形成されるトナー像として、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)の4色のトナーによって形成されるトナー像を対象としていることを特徴とする(1)乃至(8)のいずれかに記載の画像形成装置。
図1は、本発明を実施するための形態の一つである第1の実施例による画像形成装置の概略図である。
実施例1の画像形成装置100の下部にはシート状記録媒体として用いられる用紙などの記録シートを収容する給紙カセット1、2が配置されている。
記録シートとしては、複写機やプリンタなどに使用されるOA用紙(普通紙)とよばれる情報用紙のほか、キャストコート紙・アート紙・微塗工紙などの塗工紙、および上質紙・中質紙・下級紙などの非塗工紙など、どのようなものであっても構わない。また、PETなどのプラスチック素材で形成されるいわゆるOHPシートなどであっても構わない。
定着装置5の詳細については、後で再度説明を行なうが、定着時での記録媒体の搬送速度を変更可能な構成が用いられている。
定着装置5において定着されたトナー像を保持した記録シートは、定着装置5の出口である画像形成装置100の上部において向きを左向きに変え、画像形成装置100の機外へと排出される。
表面反射特性検知装置7の詳細については、後で再度説明を行なう。
実施例1において表面反射特性検知装置7では、記録シートおよび該シート上に形成した画像部(トナー像部)へ平行光を照射し、表面で反射される反射光の角度分布(反射光の広がり)の検知を行なう。
また、実施例1の画像形成装置100では、上記の表面反射特性検知装置7によって、反射光の角度分布の読み取りに供するための専用画像を出力するモード(検知画像出力モード)が実行されるようになっている。
実施例1では、この検知画像出力モードによって出力された画像の、用紙部および画像部(トナー像部)のそれぞれについて、上述した表面反射特性検知装置7によって読み取りを行なう。そして、このようにして検知した、記録シート部および画像部(トナー像部)の検知結果に基づいて、定着条件の調整をおこなった後に、画像出力(本出力)を行なう。
実施例1では、イエロー(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)、ブラック(K)の4色の色成分画像を記録シート上で重ね合わせて画像を形成する作像装置が用いられている。実施例1では、YCMKの各色成分に対応して、4つの画像形成ユニットが図2のように配置されている。
中間転写体は、不図示の駆動手段によって所定のタイミングで回転しているため、中間転写体上において、各色成分トナー像が所定の位置で重ね合わされるようになっている。中間転写体上で重ね合された各色成分トナー像は、搬送ベルト上の記録シートへと一括転写され、記録シート上のトナー像となる。
図2において画像形成ユニットは、感光体ドラムと、この感光体ドラムを所望の電位に帯電する帯電器、所望の電位に帯電された感光体ドラムに出力用画像データ(後述する画像処理を施した画像データ)に対応して書きこみを行なうレーザ光学ユニット、レーザ光学ユニットによる書きこみによって感光体ドラム上に形成された静電潜像を各色成分に対応するトナーによって現像する現像器と、現像器によって感光体上に現像されたトナー像を上記の中間転写体上へと転写する転写器(1次転写器)と、中間転写体へ転写されずに感光体上に残った未転写トナーをクリーニングするクリーナーとから構成される。
スキャナ部(コピー機の場合)、またはパーソナルコンピューター(プリンタの場合)などからの入力データは、RGB多値(多くの場合8bit)画像であり、画像処理部の中の、MTFフィルタ処理部において強調処理され、次いで色分解によりRGB色空間からCMYK色空間へと分解されたあと、階調補正処理部(γ変換部)によりあらかじめ設定されている階調を実現するための濃度制御がなされる。次いで擬似中間調処理部によりプリンタ特性に合うように擬似中間調処理が施され、出力用画像データ(600dpi、4bitデータ)として、画像出力側(ビデオ信号処理部)へと引き渡される。
図3は、実施例1の定着装置5を拡大して示した図であり、同図において定着装置5は、定着ベルト5aに対して、定着ベルト5a裏側からはスポンジローラ5d、定着ベルト5a表側からは加圧ローラ5eがそれぞれ加圧されて当接された構成になっている。
定着ベルト5aは、スポンジローラ5d、加熱ローラ5b、テンションローラ5cの間を周回するように配置され、加圧ローラ5bのローラの内部には加熱源であるハロゲンヒータ5fが配置されている。また加圧ローラ5eの内部にも加熱源であるハロゲンヒータ5gが配置されている。
記録シートは定着ベルト5aと接触すると、ハロゲンヒータ5dおよび5eからの熱によって半溶融状態となり加圧され、記録シートへと定着される。その後、定着装置5から排出された記録シートは前述したように画像形成装置100の外部へと排出されて、出力画像となる。
図4が実施例1の表面反射特性検知装置7の概略図である。
符号7aは発光部であり、LED光源が用いられている。符号7bはアパーチャーであり、これによって発効部7aからの光束が所定の光束に切り取られる。アパーチャー7bを通過した光束は、コリメートレンズ7cによって平行光化され、検知対象である記録シート7d(あるいは記録シート上のトナー像)へと照射される(7a〜7cまでが、実施例1における照射装置に相当する。)。
実施例1において、受光部7eは、円弧状に配置したCCDアレイを備えることにより反射光角度分布検知装置を構成しており、各CCD素子によって光強度を電気信号に変換することで、光強度の角度分布を信号として出力するように構成する。
このように、平行光とCCDアレイを構成することで、角度分解能1.0度の分解能で、反射角度分布を検知することができる。また、検知対象への平行光の照射は、検知対象の垂直方向を0度とした場合の、20度位置から照射を行なうように構成してある。
図5において横軸が反射角度をあらわしており、検知対象7dの垂直方向を0度に設定した場合における受光位置を角度で表したものである。
また、図5に示す結果は、記録シートとして、王子製紙社製のPODグロスコート紙(坪量:128g)での、反射光角度分布である。
反射光の角度分布を正規分布でフィッティングする方法としては、様々な方法が考えられるが、以下で実施例1での方法を説明する。
ただし、以下で説明する方法はあくまでも一例であり、なんら本願発明を限定するものではない。以下で説明を行なうフィッティング方法以外の方法によって、反射光の角度分布における標準偏差を算出してもちろん構わない。
実施例1では、数値計算によって、各パラメータ(A、θ0、σ、Bの4つのパラメータ)を動かして、先述した測定データとの残差ニ乗和が最小となるような、パラメータの組み合わせを導出することで、正規分布の標準偏差σの値を導出した。
ちなみに、例として提示した図5の反射光角度分布の場合には、標準偏差σ=3.7度であった。
上述した方法によって算出された標準偏差の値に基づいて、記録シート(および画像部)の反射特性を6つのカテゴリに分類する。表1が、分類した6つのカテゴリと各カテゴリの標準偏差範囲を表したものである。
表2の網掛け部分は、記録シートに比して画像部(トナー像部)の光沢が高くなる条件に相当するが、検知画像出力モードの条件を上記の値(定着条件として、線速:240mm/sec、定着ベルト温度:165度、加圧ローラ温度:145度)に設定したため、実施例1の構成にていくつかの記録シートで試行した限りでは、網掛け部分の関係にはなることはなかったことを示している。(ただし、網掛けの部分に相当する組み合わせが出現したとしても、実施例1の画像形成装置100に不都合が生じるわけではなく、表2中の条件(1)で本出力を行なえば大きな問題はない。)
前述したように、検知画像の記録シート部と画像部(トナー像部)とを、それぞれ表面反射特性検知装置によって読み取ることで、各カテゴリが決定される。そして、表2の対応表にもとづいて、表2では「番号」によって指定される所定の作像条件(定着条件)において、画像出力を行なう。表2において番号で記載した画作像条件の詳細を記したものが、表3である。
上述した手法により標準偏差を算出した結果が、標準偏差σ=3.7度であり、比較のため通常の60度光沢も記述すると、60度光沢度=27%であった。
さまざまな用紙の光沢感を「光沢度」といった指標ですべて規定することができないこと、また、画像部(トナー像部)の光沢感についても同様の状況であり、従来からの「光沢度」によって、知覚される光沢感をすべて規定することができないことが明らかになった。(知覚される「光沢感」と「光沢度」との対応が余りよくない事例がしばしは生じる。)
こうした不具合の一例としては、用紙や画像部を形成するトナーの屈折率などの違いによって、用紙とトナー像とでは、表面での反射光束(表面で反射される全光束)が大きく異なる場合があり、用紙と画像部(トナー像部)とで、数値としての「光沢度」の値を一致させてしまうと、かえって光沢感が一致せず、違和感が生じてしまうようなケースが存在することを挙げることができる。
そこで、用紙とトナー像部とにおいて光沢度を一致させるのではなく、「表面反射光角度分布(反射光の広がり)」、特に表面反射光角度分布の幅に注目し、表面反射角度分布の幅を一致させることが、用紙部と画像部(トナー像部)との光沢感を一致させる上で重要であるといった知見を見いだした。
(理由1)
先述したように記録シートにおける反射光の角度分布の一例が図5であり、表面反射光(表面正反射光)の光度は、拡散反射光の光度と比較すると、数倍〜数十倍の大きさとなる。
このため、図5における表面反射光の裾野近く(反射角度で15度や25度)の光度であっても、光沢感を知覚するためには十分な光度になっていると考えられる。つまり、正反射光は拡散反射光にくらべて非常に大きな光度となるため、正反射光の大きさ(大きい・小さい)に人間の知覚が敏感でいられるような状況ではなく、むしろ正反射光の角度分布(分布の幅)に人間の知覚が敏感になるためであると考えられる。
(理由2)
記録シートや画像部(トナー像部)での正反射光は、主に照明などの映りこみとして知覚される。また人間が感じる光沢感はこのような照明の映りこみの形状によって判断されると考えられる。このとき照明などの映りこみの幅(映りこみのぼけ具合)が、記録シートや画像部(トナー像部)とで同じになっていることが、光沢の一体感の(光沢に関して違和感をもたない)ためには必要であると考えられる。仮に記録シート部で照明の映りこみがボケでいるにもかかわらず画像部(トナー像部)では照明の映りこみが鮮明であったりした場合には、光沢に関する一体感は得られないと考えられる(この逆の状況でも光沢に関する一体感は得られない。)。
このような照明などの映りこみの鮮明さの程度は、前述した表面反射光の広がりに対応して発現するものである。つまり、照明などの映りこみの鮮明さを、記録シート部と画像部(トナー像部)とで同じにするためには、やはり、光沢度よりも反射光角度分布の広がりを同じにすることが有効であると考えられる。
そして、この結果を定着条件などの作像条件へと反映させることができるため、特にコート紙において、画像光沢に関して用紙と画像部とが一体感をもつ高画質の出力画像を提供することができるようになる。
実施例2の画像形成装置100の構成は、大部分は実施例1の構成と同じである。実施例1との相違は、反射光角度分布検知装置の検知方法に関する点である。
実施例2の反射光角度分布検知装置(便宜上符号7’で示す)は、図8に示されており、同図において反射光角度分布検知装置7’は、受光部分が円弧状に可動式になっている。
実施例2の受光部7e’は、集光レンズによって集光した光を、アパーチャーで切り取り、アパーチャーを通過した光をCCD素子によっての電気信号へと変換することで、光度を電気信号に変換して出力する構成になっている。また、実施例2では、この受光部が円弧状に作動することにより反射光の角度分布の検知を行なう。
具体的には、実施例2においても、記録シート部および画像部とのそれぞれの反射光角度分布を検知できるようになるため、この結果を定着条件などの作像条件へと反映させることができる。この結果、記録シート部と画像部とで一体感のある(光沢に対する違和感のない)出力画像を得ることができる。
実施例3の画像形成装置100の構成は、大部分は実施例1の構成と同じである。
実施例3と実施例1との相違点は、反射光角度分布から導出する反射光の広がりを特徴づける数値の算出方方法が異なる点である。
前述したように、実施例1では、反射光角度分布を正規分布によって近似することで標準偏差を導出していた。そしてこの標準偏差が、反射光の広がりを特徴付けると考えていた。
前述した反射光角度分布の標準偏差とこの半値幅とでは、同じ反射光角度分布であっても異なる値として算出されるため、表1とは異なる数値によってカテゴライズを実行する必要がある。
表4は、実施例3におけるカテゴリと半値幅(角度)との関係を表したものである。
実施例3において、標準偏差の代わりに半値幅を用いることに利点は、反射光角度分布から導出が半値幅の方が圧倒的に簡単であり、高速に算出可能なためである。
実施例3においても、反射特性のカテゴリ分類を行なったのちは、実施例と全く同じであるので、説明を省略する。
さらに実施例3では、中間工程での計算負荷を低減して特性値導出が簡便な、画像形成装置100を実現することができる。
実施例4の画像形成装置100の構成も、大部分は実施例1の構成と同じである。
実施例4と実施例1との相違は、反射光角度分布の情報から当該記録シートへの適用可否を判断する記録シート適用可否判断装置と、適用否であることを表示することを表示する表示装置を有する、といった点である。
図10において記録シート適用可否判断装置8は、表面反射特性検知装置7で検知した記録シートの反射光角度分布特性に基づいて、当該記録シートへの適用可否を判断する機能を有する。
そして、表示装置9は記録シート適用可否判断装置8の判断結果にもとづいて、当該記録シートへの適用が「否」の場合には、使用者へこの内容を伝えるためのメッセージを表示する役割をもつ。
実施例4においても、実施例1と同じ方法によって、記録シートの反射光角度分布を検知して角度分布の標準偏差を算出する。そして、この標準偏差の値が、σ≦1.0の場合には、当該記録シートに対して一体感のある画像(トナー像)を形成することは困難であると判断して、上述したように、表示装置を介して適用「否」の内容を使用者に知らせるようになっている。
したがってこのような場合には、使用者にその内容を伝えることにより、記録シート・トナーの不必要な消費を抑制することができるため、使用者にとっての利便性が向上すると考えられる。
実施例5の画像形成装置100の構成も、大部分は実施例1の構成と同じである。
実施例5と実施例1との相違は、第1の検知装置(紙などの記録シートの反射光角度分布を検知する。)と第2の検知装置(記録シート上に形成したトナー像反射光角度分布を検知する。)との2つの検知装置をもち、2つの反射角度分布情報にもとづいて、作像条件を切換えて画像の出力を行なう、といった点である。
図11に示す第1の表面反射特性検知装置7では、記録シートの反射光角度分布特性の検知をおこない、第2の表面反射特性検知装置10では、検知用画像出力モードにおいて記録シート上に形成した画像部(トナー像部)の反射光角度分布特性の検知を行なう。
記録シートおよび画像部(トナー像部)の表面反射角度分布を検知した後の工程は、実施例1と同じである。つまり、作像条件(定着条件)の変更については、実施例1と同じである。
実施例5の方法でも、実施例1と同じよう、反射光の角度分布を検知することができるため、実施例1と同じ効果を得ることができる。具体的には、実施例5においても、記録シート部および画像部とのそれぞれの反射光角度分布を検知できるようになるため、この結果を定着条件などの作像条件へと反映させることができる。この結果、記録シート部と画像部とで一体感のある(光沢に対する違和感のない)出力画像を得ることができる。
実施例6の画像形成装置100の構成は、大部分は実施例1の構成と同じである。
実施例1との相違点は、実施例1では定着装置が1つだけ装備されているのに対して、実施例6の画像形成装置100内部には定着装置が2つ装備されている点である。
実施例6では、このようにして決定された結果にしたがって、記録シートの搬送径路が、第1の定着装置5または、第2の定着装置8のいずれかに割り当てられるようになっている。
4 作像部
5 定着装置
7,7’ 表面反射特性検知装置
8 用紙適否可否判断装置
9 表示装置
Claims (9)
- 紙などのシート状記録媒体表面での反射特性を検知するための表面反射特性検知装置と、前記シート状記録媒体上にトナー像を形成し、該トナー像の定着装置を備えた作像部とを有する画像形成装置において、
前記表面反射特性検知装置は、対象物に平行光を照射する照射装置と、該対象物によって反射された反射光の角度分布(反射光の広がり)を検知する反射光角度分布検知装置と、前記記録媒体からの反射光角度分布情報によって、該記録媒体へのトナー像形成の適用可否を判断する用紙適用可否判断装置と、適用否であることを表示する表示装置とを有し、
前記作像部は、検知用途の画像出力を行なう検知画像出力モードを設定される装置で構成され、
前記作像部は、反射光角度分布検知装置によって検知される記録媒体の反射光角度分布情報と、前記反射光角度分布検知装置によって検知される検知用画像として記録媒体上に形成されたトナー像からの反射光角度分布情報との、2つの反射光角度分布情報に基づいて、前記作像部での作像条件を切換えて記録媒体上にトナー像を形成するとともに、前記トナー像での反射光角度分布情報に関する標準偏差により用紙適用可否判断を行い、該標準偏差が所定条件よりも小さくなる記録媒体である場合には、作像に際して該記録媒体の適用ができないことを通知することを特徴とする画像形成装置。 - 前記表面反射特性検知装置は、反射光角度分布検知装置によって検知された反射光角度分布を正規分布によって近似することで得られる標準偏差を検知結果として出力する、表面反射特性検知装置であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記表面反射特性検知装置は、反射光角度分布検知装置によって検知された反射光角度分布の半値幅を検知結果として出力可能であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記表面反射特性検知装置が2つ備えられ、第1の検知装置では記録媒体の反射光角度分布情報の検知を行ない、第2の検知装置では記録媒体上のトナー像の反射光角度分布情報の検知を行ない、2つの角度分布情報に基づいて、前記作像装置の作像条件を切換えて記録媒体上にトナー像を形成することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の画像形成装置。
- 前記作像部に備えられている定着装置は、乾式トナー(粉体)によって記録媒体上に形成されたトナー像を加熱・加圧することで記録媒体上に定着させる構成を備えていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の画像形成装置。
- 前記定着装置の定着条件は変更可能とされ、該変更条件の一つとして定着温度が用いられることを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
- 前記定着装置の定着条件は変更可能とされ、該変更条件の一つとして定着装置を通過させる記録媒体速度が用いられることを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
- 前記作像部に備えられている定着装置は、乾式トナー(粉体)によって形成されたトナー像を加熱・加圧することで記録媒体上に定着させる方式であり、かつ定着条件が異なる複数の定着手段を有し、前記作像条件の変更を該複数の定着手段から該記録媒体を通過させる定着手段を対象に選択して定着条件を変更可能であることを特徴とする請求項1,5乃至7のいずれかに記載の画像形成装置。
- 前記作像部は、記録媒体上に形成されるトナー像として、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)の4色のトナーによって形成されるトナー像を対象としていることを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載の画像形成装置。
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