JP5378136B2 - キャップ付容器 - Google Patents
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Description
また、キャップ付容器を使用する際には、オーバーキャップを口部から取り外した後、容器本体内の内容物を注出する。
このとき、容器本体内に内容物が十分に残っている際には、口部に中栓が装着された状態で使用し、小径の注出口から内容物を注出する。これにより、内容物が少量ずつ注出される。
一方、容器本体内の内容物の残りが少量となり、注出口から内容物が注出しにくくなったときには、口部に装着された中栓を取り外す。これにより、注出口に比べて大口径の口部が開放されるので、口部に指等を挿入して容器本体内の内容物を直接掻き出すことが可能となる。そして、使用後に、口部にオーバーキャップを被着させることで、段差シール部が口部の段差部に密接し、容器本体内の気密性が確保される。
なお、本実施の形態では、キャップ付容器1における軸方向一方側、つまり口部20側(図1における上側)を「上方」とし、また、キャップ付容器1における軸方向他方側、つまり口部20側の反対側(図1における下側)を「下方」とする。また、図1に示す符号Oは、キャップ付容器1の中心軸線を示しており、以下、単に軸線Oと記す。また、この軸線O方向を、以下、単に「軸方向」と記し、軸線Oに直交する方向を、以下、単に「径方向」と記し、軸線O回りの方向を、以下、単に「周方向」と記す。
容器本体2の図示せぬ下端部は、胴部21の下端部を径方向内側に潰すように変形させて重ね合わせ、接着や溶着などによって接合した構成となっている。
段差部24は、大径部23の上端から全周に亘って径方向内側に突出されて小径部25の下端に接続された円環状の段差であり、軸線Oに対して垂直な平面状の上面(段差面)を有している。この段差部24の外周部は、後述する中栓3の係合筒部32の外周面よりも径方向外側に配設されている。すなわち、段差部24は、全周に亘って後述する係合筒部32の径方向内側から径方向外側に向かって突出されている。
小径部25は、大径部23よりも小径の円筒状の筒部であり、段差部24の内縁から立設されている。この小径部25の外周面には、中栓3を螺着させるための雄ねじ27が形成されている。
フランジ部31は、ノズル筒部30の下端から径方向外側に向けて全周に亘って突出された円環状の板部であり、軸線Oに対して略垂直に配設されている。フランジ部31は、口部20の上方に配設されており、フランジ部31の下面は、口部20の小径部25の上端面に当接されている。
挿入筒部33は、上記した係合筒部32及び口部20の小径部25の内側に配設された略円筒形状の筒部であり、軸線Oを共通軸にして係合筒部32及び小径部25と同軸上に配設されている。
なお、中栓3は1つの部品からなる部材であり、上記したノズル筒部30、フランジ部31、係合筒部32及び挿入筒部33は一体に形成されている。
外殻部材5は、キャップ本体6を被覆する外装体であり、軸線Oを中心軸線にして軸方向に沿って延設された有頂筒状の部材である。外殻部材5の概略構成としては、軸線Oに対して垂直に配設された天壁部50と、天壁部50の外縁から垂下された周壁部51と、を備えている。天壁部50は、平面視円形の板部であり、後述するキャップ本体6の頂壁部65の上方に配設されている。周壁部51は、直筒状の円筒部であり、周壁部51の外径は容器本体2の胴部21の外径と略同径となっている。この周壁部51の下部の内周面には、縦断面視略凹状の係合凹部52が形成されている。
第二環部63は、第二筒部62の上端から径方向内側に向けて全周に亘って突出された円環状の段差部であり、中栓3のフランジ部31の上方に配設されている。この第二環部63の下面は、フランジ部31の上面に対向配置されており、この第二環部63の下面には、フランジ部31の上面に対して全周に亘って密接される環状の中栓シール部69が突設されている。この中栓シール部69は、縦断面視略三角形状の突起であり、第二環部63の内縁に沿って平面視円環状に形成されている。
第三筒部64は、第二環部63の内縁から立設された筒部であって、第二環部63の内縁から上方に向かって漸次縮径されたテーパー形状を成している。
使用前のキャップ付容器1は、図1に示すように、オーバーキャップ4が口部20に装着されている。このとき、キャップ本体6の頂壁部65によって中栓3の注出口35が閉塞されていると共に、キャップ本体6の頂壁部65と中栓3の頂壁部34との間に注出口シール部70が介在されているので、容器本体2内の内容物の漏出が確実に抑えられる。またこのとき、段差シール部68が口部20の段差部24に密接すると共に、中栓シール部69が中栓3のフランジ部31に密接し、さらに、注出口シール部70が中栓3の頂壁部34に密接するので、容器本体2が確実に密閉され、容器本体2内の気密性が確保されると共に、内容物の漏出がより確実に抑えられる。
キャップ付容器1を使用する際には、まず、オーバーキャップ4を口部20から取り外す。具体的に説明すると、オーバーキャップ4を口部20に対して相対的に軸線O回りに回転させ、キャップ本体6の雌ねじ66を口部20の大径部23の雄ねじ26から外す。これにより、オーバーキャップ4が口部20から分離され、注出口35が開放される。
次に、容器本体2の胴部21を押圧して胴部21内の内容物を口部20内に押し出すと共に、口部20の上端開口から指等を挿入して容器本体2内(口部20内)の内容物を直接掻き出す。
そして、使用後には、中栓3を取り外した状態のまま、口部20にオーバーキャップ4を再び被着させ、キャップ本体6の雌ねじ66を口部20の大径部23の雄ねじ26に螺着させる。これにより、段差シール部68が口部20の段差部24に密接され、容器本体2内が密閉されて容器本体2内の気密性が確保される。
また、口部20から中栓3を取り外して使用する際の手順としては、中栓3を口部20から取り外すだけであるので、使用手順が簡単であり、使いやすさを向上させることができる。
例えば、上記した実施の形態では、平面視円形の注出口35が中栓3の頂壁部34に形成されているが、本発明は注出口の形状や数は適宜変更可能であり、例えば平面視矩形の注出口であってもよく、放射状にスリットが形成された注出口であってもよく、複数の孔からなる注出口であってもよい。
また、上記した実施の形態では、中栓3の係合筒部32が口部20の小径部25に螺着されているが、本発明は、螺着以外の係合構造で中栓の係合筒部が口部の小径部に係合されていてもよく、例えば、中栓の係合筒部が口部の小径部にアンダーカット嵌合や圧入嵌合されていてもよい。
また、本発明は、中栓シール部69を省略したキャップ付容器にすることも可能である。
2 容器本体
3 中栓
4 オーバーキャップ
20 口部
23 大径部
24 段差部
25 小径部
30 ノズル筒部
31 フランジ部
32 係合筒部
35 注出口
60 第一筒部
61 第一環部
62 第二筒部
63 第二環部
64 第三筒部
65 頂壁部
68 段差シール部
69 中栓シール部
70 注出口シール部
71 周壁部
Claims (4)
- 内容物を収容する容器本体と、
該容器本体の口部に取り外し可能に装着され、前記口部よりも開口面積が小さい注出口が形成された中栓と、
前記口部に脱着可能に被着され、前記中栓を覆うオーバーキャップと、
を備えるキャップ付容器において、
前記オーバーキャップには、前記注出口を閉塞する頂壁部と、該頂壁部の外縁から垂下された周壁部と、が備えられ、
前記口部には、前記オーバーキャップの周壁部が係合される大径部と、該大径部よりも口部開口端側に配設されて前記中栓が係合される小径部と、該小径部と前記大径部とを接続する環状の段差部と、が備えられ、
前記中栓には、前記小径部の径方向外側に周設されて該小径部に係合された係合筒部と、軸方向に沿って延設されていると共に前記開口端を介して前記小径部内に連通され、先端に前記注出口が形成されたノズル筒部と、該ノズル筒部と前記係合筒部とを接続する環状のフランジ部と、が備えられ、
前記段差部の外周部は、前記係合筒部の外周面よりも径方向外側に配設されており、前記オーバーキャップには、前記段差部の外周部に対して全周に亘って密接される環状の段差シール部が設けられていることを特徴とするキャップ付容器。 - 請求項1に記載のキャップ付容器において、
前記頂壁部に、前記注出口の周囲全周に亘って周設されて前記ノズル筒部の先端面に密接される環状の注出口シール部が突設されていることを特徴とするキャップ付容器。 - 請求項1または2に記載のキャップ付容器において、
前記オーバーキャップの周壁部には、前記大径部の径方向外側に周設されて該大径部に係合された第一筒部と、前記係合筒部の径方向外側に周設された第二筒部と、前記ノズル筒部の径方向外側に周設された第三筒部と、前記第一筒部と前記第二筒部とを接続する第一環部と、前記第二筒部と前記第三筒部とを接続する第二環部と、が備えられ、
前記段差シール部が、前記第一環部の表面から前記段差部に向かって突設されていることを特徴とするキャップ付容器。 - 請求項3に記載のキャップ付容器において、
前記第二環部に、前記フランジ部に対して全周に亘って密接される環状の中栓シール部が突設されていることを特徴とするキャップ付容器。
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