JP5427501B2 - レフィール容器及び吐出容器 - Google Patents
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Description
上記した吐出容器においてレフィール容器の交換作業を行う際には、まず、ポンプ付きの蓋体を外装体から取り外し、外装体の上端部を開放させ、外装体内から既存のレフィール容器を取り出す。次に、外装体の内側に新たなレフィール容器を収納させると共にそのレフィール容器のキャップを口部から取り外す。次に、ポンプ付きの蓋体を外装体に再装着させる。このとき、ポンプのシリンダをレフィール容器の口部からレフィール容器の内側に挿入させ、シリンダの下端に連結されたチューブをレフィール容器の内側に配置させる。
本発明に係るレフィール容器は、ポンプを有する吐出器が備えられた吐出容器本体に装填されることで吐出容器を形成するレフィール容器であって、内容物を収容する容器体と、該容器体の口部に脱着可能に装着されるキャップと、前記口部の内側に装着された中栓と、が備えられており、前記中栓には、前記口部内に離脱自在に装着される装着部と、下方に向かうに従い漸次縮径された縮径部と、が備えられ、該縮径部の下端部には、前記ポンプのシリンダの下端に連結されたチューブが挿入可能な挿入筒部が連結され、このレフィール容器を前記吐出容器本体に装填させるため、前記口部から前記キャップを外した状態で、このレフィール容器に対して前記吐出容器本体を、前記チューブが前記挿入筒部内に挿入されるように相対的に下降させたときに、前記中栓が前記チューブまたは前記シリンダによって下方に向けて押し込まれることで、前記装着部が前記口部から外されることを特徴とする。
一方、内容物が収容された新たなレフィール容器の口部からキャップを取り外す。仮に、キャップを取り外した後、レフィール容器(容器体)を誤って倒したり落としたりしても、容器体の口部には中栓が装着されているので、容器体内からこぼれ出る内容物を少量に抑えられる。すなわち、挿入筒部は口部に比べて小口径であるので、挿入筒部からこぼれ出る内容物は中栓が無い場合に比べて少量となる。
次に、レフィール容器が取り外された上記した吐出容器に、キャップを外した新たなレフィール容器を装填する。このとき、まず、吐出容器のチューブが中栓の挿入筒部内に挿入される。
その後、例えばチューブが中栓の挿入筒部内に進入して、ポンプのシリンダが中栓の縮径部の内側に挿入された場合には、例えば縮径部の内周面にシリンダの下端部が当接し押圧する等して当該シリンダによって中栓が下方に向けて押し込まれ、装着部が容器体の口部から外れる。この場合、中栓は、内側にチューブが遊嵌された状態で容器体内を落下する。
一方、例えばチューブが中栓の挿入筒部に嵌合された場合には、チューブにより中栓が容器体に対して押し込まれて装着部が口部から外れる。この場合、中栓は、チューブに固定された状態でチューブとともに容器体内に進入する。
このような特徴により、口部に中栓を装着させた状態で容器体を吐出器から取り外し、その後、口部に中栓が装着された新たな容器体を吐出器に装填することにより、内容物の詰め替えを行うことができる。
さらに、本発明の参考例に係る吐出容器では、前記口部に脱着可能に装着されて前記容器体の外周面を被覆する外装体が備えられ、該外装体に前記吐出器が取り付けられていても良い。
また、本発明に係る吐出容器によれば、内容物の詰め替え作業を容易に行うことができると共に、容器体内からこぼれ出る内容物を少量に抑えることができる。
まず、本発明に係るレフィール容器および吐出容器の第1の実施の形態について、図1〜図3に基いて説明する。
図1に示す鎖線Oはレフィール容器1の中心軸線を示しており、以下「軸線O」と記す。また、本発明では、この軸線Oに沿った方向を「軸方向」とし、軸線Oに直交する方向を「径方向」とし、軸線O回りの方向を「周方向」とする。また、本実施の形態では、軸方向の口部20側(図1における上側)を「上方」とし、その反対側、つまり軸方向の底部22側(図1における下側)を「下方」とする。
図1に示すように、レフィール容器1は、図2に示す吐出容器100に対して交換可能なカートリッジ状のボトル容器であり、その概略構成としては、内容物を収容する容器体2と、容器体2の口部20に装着された筒状の中栓3と、口部20に脱着可能に被着されたキャップ4と、を備えている。
図2に示すように、吐出容器100は、キャップ4が取り外されたレフィール容器1´が吐出容器本体5に装填され、レフィール容器1´の容器体2内に収容された内容物を吐出させる容器である。吐出容器本体5の概略構成としては、容器体2内の内容物を吐出させるための吐出器6と、容器体2の外周面を被覆する外装体7と、吐出器6の押下ヘッド11を覆う蓋体8と、を備えている。
ポンプ10は、容器体2内の内容物を送り出す送出器であり、多段状のシリンダ14と、シリンダ14の上端から上側に向けて突出されたステム15と、シリンダ14の上端部から径方向外側に向けて突出したフランジ部16と、を備えている。
フランジ部16は、上記した上筒部17の外周面に沿って全周に亘って形成された円環状の板部である。このフランジ部16は、後述するパッキン9とガイド筒部73の底部76との間に挟み込まれている。
ノズル12は、内容物を吐出させる吐出口であり、上記した押下ヘッド11に突設されている。このノズル12は、上記した押下ヘッド11内の図示せぬ連通路を介してステム15に連通されており、ポンプ10によってステム15の先端から送り出された内容物は上記した連通路を通ってノズル12から吐出される。
また、天壁部70は、径方向内側から外側に向けて下向きに傾斜されている。
周壁部71は、容器体2の胴部21の外側に周設された略円筒形状の筒部であり、軸線Oを共通軸にして容器体2の胴部21と同軸上に配設されている。この周壁部71は、天壁部70の外縁から容器体2の胴部21の下端(段差24)まで延設されており、この周壁部71の下方に容器体2の底部22が配設されている。つまり、容器体2の底部22は外装体7から露出されている。
以上により、吐出容器本体5に新たなレフィール容器1´が装着され、吐出容器100におけるレフィール容器1´の交換作業が完了する。
また、上記したレフィール容器1では、キャップ4の天壁部40にシール筒42が垂設されており、このシール筒42によって中栓3の挿入筒部32の内部がシールされているので、レフィール容器1が未開封の状態のときに、レフィール容器1を倒したり落としたりしても、容器体2内の内容物がこぼれ出ることを確実に抑制することができる。
次に、本発明に係るレフィール容器および吐出容器の第2の実施の形態について、図4〜図6に基いて説明する。
なお、本実施の形態の説明では、上述した第1の実施の形態と同様の構成については同一の符号を付し、説明を省略する。
また、挿入筒部232の下端には、下方に向けて延びる延在筒部236が、段部235を介して連結されている。延在筒部236は、軸線Oと同軸に配置されるとともに、内径がチューブ13の外径よりも小さくなっており、さらに段部235および延在筒部236の内周面は滑らかに連なっている。
そして図4に示すように、この延在筒部236の下端部における外周面には、径方向および下方に向けて開口する貫通孔237が形成されている。貫通孔237は、径方向から見た側面視形状が半円形状とされるとともに、周方向に間隔をあけて複数形成されている。
この吐出容器300では、チューブ13の下端部は、中栓203の挿入筒部232内に嵌合されているとともに、チューブ13の下端縁は、段部235によって支持されている。そして、延在筒部236の下端縁は、容器体2の底部22の底壁22aに近接もしくは当接している。
図6に示すように、上記した構成からなる吐出容器300において、レフィール容器200´の交換に際し、新たなレフィール容器200´の中栓203内に、吐出容器本体5のチューブ13を挿入するときには、チューブ13を中栓203の挿入筒部232内に嵌合させて、チューブ13により中栓203を容器体2に対して押し込む。これにより、口部20と装着部30との嵌合が解除されて、装着部30が口部20から外れる。その後、チューブ13の容器体2内への進入に伴って、中栓203は、チューブ13に固定された状態でチューブ13とともに容器体2内に進入する。
しかも、延在筒部236の下端部における外周面に貫通孔237が形成されているので、容器体2内の内容物をチューブ13内へ流入させる際に貫通孔237を通過させることで、この流入を円滑なものとすることができる。
例えば、上記した実施の形態では、外装体7として、天壁部70と、周壁部71と、装着筒部72と、ガイド筒部73と、を備える構成を採用したが、例えば、天壁部70および周壁部71を備えていない構成などを採用することもできる。
また、上記した実施の形態では、中栓3、203、403は、挿入筒部32、232および延在筒部236を備えるものとしたが、延在筒部236を備えていなくても良く、さらに本発明の参考例では、挿入筒部32、232を備えていなくても良い。
2 容器体
3、203、403 中栓
4 キャップ
6 吐出器
7 外装体
10 ポンプ
14 シリンダ
20 口部
30 装着部
31 縮径部
32、232 挿入筒部
100、300、500 吐出容器
235 段部
Claims (4)
- ポンプを有する吐出器が備えられた吐出容器本体に装填されることで吐出容器を形成するレフィール容器であって、
内容物を収容する容器体と、該容器体の口部に脱着可能に装着されるキャップと、前記口部の内側に装着された中栓と、が備えられており、
前記中栓には、前記口部内に離脱自在に装着される装着部と、下方に向かうに従い漸次縮径された縮径部と、が備えられ、
該縮径部の下端部には、前記ポンプのシリンダの下端に連結されたチューブが挿入可能な挿入筒部が連結され、
このレフィール容器を前記吐出容器本体に装填させるため、前記口部から前記キャップを外した状態で、このレフィール容器に対して前記吐出容器本体を、前記チューブが前記挿入筒部内に挿入されるように相対的に下降させたときに、前記中栓が前記チューブまたは前記シリンダによって下方に向けて押し込まれることで、前記装着部が前記口部から外されることを特徴とするレフィール容器。 - 請求項1記載のレフィール容器であって、
前記挿入筒部の内周面には、前記チューブの下端縁が支持される段部が径方向の内側に向けて突設されていることを特徴とするレフィール容器。 - 内容物を収容する容器体と、該容器体の口部の内側に装着された中栓と、が備えられたレフィール容器を、前記容器体内の内容物を吐出させるためのポンプを有する吐出器が備えられた吐出容器本体に装填させることで形成された吐出容器であって、
前記中栓は、前記レフィール容器を前記吐出容器本体に装填させることで、前記口部から外されていて、
前記中栓には、前記口部内に離脱自在に装着されていた装着部と、下方に向かうに従い漸次縮径された縮径部と、が備えられ、
該縮径部の下端部には、前記ポンプのシリンダの下端に連結されたチューブが挿入可能な挿入筒部が連結され、
前記レフィール容器を前記吐出容器本体に装填させるため、前記レフィール容器に対して前記吐出容器本体を、前記チューブが前記挿入筒部内に挿入されるように相対的に下降させたときに、前記中栓が前記チューブまたは前記シリンダによって下方に向けて押し込まれることで、前記装着部が前記口部から外されたことを特徴とする吐出容器。 - 請求項3に記載の吐出容器において、
前記吐出容器本体には、前記口部に脱着可能に装着されて前記容器体の外周面を被覆する外装体が備えられ、
該外装体に前記吐出器が取り付けられていることを特徴とする吐出容器。
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