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JP5129767B2 - 運搬車及び運搬車のスライドドアの開閉方法 - Google Patents

運搬車及び運搬車のスライドドアの開閉方法 Download PDF

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JP5129767B2
JP5129767B2 JP2009037571A JP2009037571A JP5129767B2 JP 5129767 B2 JP5129767 B2 JP 5129767B2 JP 2009037571 A JP2009037571 A JP 2009037571A JP 2009037571 A JP2009037571 A JP 2009037571A JP 5129767 B2 JP5129767 B2 JP 5129767B2
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Description

本発明は、運搬車及び運搬車のスライドドアの開閉方法に係り、特に、スライドドアの開又は閉状態の保持を容易に行って作業性の良好な運搬車及び運搬車のスライドドアの開閉方法に関する。
車体の開口部を開閉するスライドドアを有する運搬車にあっては、スライドドアを開け、開けた車体の開口部を介して荷の出し入れを行っている。
運搬車が平らな平地での作業においては、支障を生じない。
しかしながら、運搬車が下り勾配で停車し、荷の出し入れを行う場合、そのままでは、開けたスライドドアが移動し、逆に、運搬車が上り勾配で停車し、荷の出し入れを行う場合、閉めたスライドドアが移動し、作業性が悪いという問題点があった。
本発明は、上記の問題点を除去するために、スライドドアの開又は閉状態の保持を行い作業性の良好な運搬車及び運搬車のスライドドアの開閉方法を提供することを目的とする。
本発明の運搬車は、車体の側面に沿うと共に、前記車体の開口部を開閉するスライドドアと、このスライドドアの表側に臨むように取り付けられた操作レバー と、前記スライドドアに取り付けられ、前記操作レバーの一方の回動方向により回動する第1の回動体と、前記操作レバーの一方の回動方向は、前記車体の開口部を開ける方向であり、前記スライドドアに取り付けられ、前記操作レバーの他方の回動方向により回動する第2の回動体と、前記操作レバーの他方の回動方向は、前記車体の開口部を閉じる方向であり、前記車体の側に取り付けられた第1のストッパーと、この第1のストッパーに係止させる係止面を備えた第1の係止突起と、前記スライドドアに取り付けられ、前記第1の係止突起の動きをガイドする第1のガイドと、前記第1の係止突起を上方に付勢する第1の付勢部材と、前記第1の係止突起と前記第1の回動体とを連結する第1の連結体と、前記車体の側に取り付けられた第2のストッパーと、この第2のストッパーに係止させる係止面を備えた第2の係止突起と、前記スライドドアに取り付けられ、前記第2の係止突起の動きをガイドする第2のガイドと、前記第2の係止突起を上方に付勢する第2の付勢部材と、前記第2の係止突起と前記第2の回動体とを連結する第2の連結体とを備え、前記第1のストッパーに前記第1の係止突起が係止して、前記スライドドアで前記車体の開口部を閉めた状態を保持し、前記第1のストッパーと前記第1の係止突起との係止状態は、前記操作レバーの前記一方の回動方向の回動により、前記第1の回動体、前記第1の連結体を介して、前記第1の係止突起の下方への移動により解除され、前記第2のストッパーに前記第2の係止突起が係止して、前記スライドドアで前記車体の開口部を開けた状態を保持し、前記第2のストッパーと前記第2の係止突起との係止状態は、前記操作レバーの前記他方の回動方向の回動により、前記第2の回動体、前記第2の連結体を介して、前記第2の係止突起の下方への移動により解除されるものである。
また、請求項2記載の運搬車は、請求項1記載の運搬車において、第1の係止突起の先端は、スライドドアによる開口部を閉じる移動方向に対して、下がり勾配に形成され、第2の係止突起の先端は、スライドドアによる開口部を開ける移動方向に対して、下がり勾配に形成されているものである。
また、請求項3記載の運搬車は、車体の側面に沿うと共に、前記車体の開口部を開閉するスライドドアと、このスライドドアの表側に臨むように取り付けられた操作レバー と、前記スライドドアに取り付けられ、前記操作レバーの一方の回動方向により回動する第1の回動体と、前記操作レバーの一方の回動方向は、前記車体の開口部を開ける方向であり、前記スライドドアに取り付けられ、前記操作レバーの他方の回動方向により回動する第2の回動体と、前記操作レバーの他方の回動方向は、前記車体の開口部を閉じる方向であり、前記車体の上側に取り付けられた第1のストッパーと、この第1のストッパーに係止させる係止面を備えた第1の係止突起と、前記スライドドアに取り付けられ、前記第1の係止突起の動きをガイドする第1のガイドと、前記第1の係止突起を上方に付勢する第1の付勢部材と、前記第1の係止突起と前記第1の回動体とを連結する第1の連結体と、前記車体の下側に取り付けられた第2のストッパーと、この第2のストッパーに係止させる係止面を備えた第2の係止突起と、前記スライドドアに取り付けられ、前記第2の係止突起の動きをガイドする第2のガイドと、前記第2の係止突起を下方に付勢する第2の付勢部材と、前記第2の係止突起と前記第2の回動体とを連結する第2の連結体とを備え、前記第1のストッパーに前記第1の係止突起が係止して、前記スライドドアで前記車体の開口部を閉めた状態を保持し、前記第1のストッパーと前記第1の係止突起との係止状態は、前記操作レバーの前記一方の回動方向の回動により、前記第1の回動体、前記第1の連結体を介して前記第1の係止突起の下方への移動により解除され、前記第2のストッパーに前記第2の係止突起が係止して、前記スライドドアで前記車体の開口部を開けた状態を保持し、前記第2のストッパーと前記第2の係止突起との係止状態は、前記操作レバーの前記他方の回動方向の回動により、前記第2の回動体、前記第2の連結体を介して前記第2の係止突起の上方への移動により解除される
ものである。
また、請求項4記載の運搬車は、請求項3記載の運搬車において、第1の係止突起の先端は、スライドドアによる開口部を閉じる移動方向に対して、下がり勾配に形成され、第2の係止突起の先端は、スライドドアによる開口部を開ける移動方向に対して、上り勾配に形成されているものである。
また、請求項5記載の運搬車のスライドドアの開閉方法は、車体の側面に沿うと共に、前記車体の開口部を開閉するスライドドアと、このスライドドアの表側に臨むように取り付けられた操作レバー と、前記スライドドアに取り付けられ、前記操作レバーの一方の回動方向により回動する第1の回動体と、前記操作レバーの一方の回動方向は、前記車体の開口部を開ける方向であり、前記スライドドアに取り付けられ、前記操作レバーの他方の回動方向により回動する第2の回動体と、前記操作レバーの他方の回動方向は、前記車体の開口部を閉じる方向であり、前記車体の側に取り付けられた第1のストッパーと、この第1のストッパーに係止させる係止面を備えた第1の係止突起と、前記スライドドアに取り付けられ、前記第1の係止突起の動きをガイドする第1のガイドと、前記第1の係止突起を上方に付勢する第1の付勢部材と、前記第1の係止突起と前記第1の回動体とを連結する第1の連結体と、前記車体の側に取り付けられた第2のストッパーと、この第2のストッパーに係止させる係止面を備えた第2の係止突起と、前記スライドドアに取り付けられ、前記第2の係止突起の動きをガイドする第2のガイドと、前記第2の係止突起を上方に付勢する第2の付勢部材と、前記第2の係止突起と前記第2の回動体とを連結する第2の連結体とを備え、前記スライドドアで前記開口部を開ける方向は、前記操作レバーの一方の回動方向であり、前記操作レバーの一方の回動方向の回動により前記第1のストッパーと前記第1の係止突起との係止状態が解除され、解除後、前記スライドドアの前記開口部を開ける方向の移動が許容され、該許容後、前記スライドドアを前記開口部が開くように移動させて、前記第2の係止突起が前記第2のストッパーに当接し、前記第2の付勢部材に抗して前記第2の係止突起が移動して、前記スライドドアの前記開口部を開ける方向の移動が許容され、前記スライドドアが前記開口部を開くように移動させて前記第2の係止突起が前記第2のストッパーに非当接すると、前記第2の付勢部材により前記第2の係止突起が移動し、該移動の後、前記スライドドアが前記開口部を閉じるように移動させても、前記第2の係止突起が前記第2のストッパーに当接して、前記スライドドアの前記開口部を閉じる方向の移動が阻止され、前記スライドドアで前記開口部を閉じる方向は、前記操作レバーの他方の回動方向であり、前記操作レバーの他方の回動方向の回動により前記第2のストッパーと前記第2の係止突起との係止状態が解除され、解除後、前記スライドドアの前記開口部を閉じる方向の移動が許容され、該許容後、前記スライドドアを前記開口部が閉じるように移動させて、前記第1の係止突起が前記第1のストッパーに当接し、前記第1の付勢部材に抗して前記第1の係止突起が移動して、前記スライドドアの前記開口部を閉じる方向の移動が許容され、前記スライドドアが前記開口部を閉じるように移動させて前記第1の係止突起が前記第1のストッパーに非当接すると、前記第1の付勢部材により前記第1の係止突起が移動し、該移動の後、前記スライドドアが前記開口部を開けるように移動させても、前記第1の係止突起が前記第1のストッパーに当接して、前記スライドドアの前記開口部を開ける方向の移動が阻止されるものである。
また、請求項6記載の運搬車のスライドドアの開閉方法は、車体の側面に沿うと共に、前記車体の開口部を開閉するスライドドアと、このスライドドアの表側に臨むように取り付けられた操作レバー と、前記スライドドアに取り付けられ、前記操作レバーの一方の回動方向により回動する第1の回動体と、前記操作レバーの一方の回動方向は、前記車体の開口部を開ける方向であり、前記スライドドアに取り付けられ、前記操作レバーの他方の回動方向により回動する第2の回動体と、前記操作レバーの他方の回動方向は、前記車体の開口部を閉じる方向であり、前記車体の上側に取り付けられた第1のストッパーと、この第1のストッパーに係止させる係止面を備えた第1の係止突起と、前記スライドドアに取り付けられ、前記第1の係止突起の動きをガイドする第1のガイドと、前記第1の係止突起を上方に付勢する第1の付勢部材と、前記第1の係止突起と前記第1の回動体とを連結する第1の連結体と、前記車体の下側に取り付けられた第2のストッパーと、この第2のストッパーに係止させる係止面を備えた第2の係止突起と、前記スライドドアに取り付けられ、前記第2の係止突起の動きをガイドする第2のガイドと、前記第2の係止突起を下方に付勢する第2の付勢部材と、前記第2の係止突起と前記第2の回動体とを連結する第2の連結体とを備え、前記スライドドアで前記開口部を開ける方向は、前記操作レバーの一方の回動方向であり、前記操作レバーの一方の回動方向の回動により前記第1のストッパーと前記第1の係止突起との係止状態が解除され、解除後、前記スライドドアの前記開口部を開ける方向の移動が許容され、該許容後、前記スライドドアを前記開口部が開くように移動させて、前記第2の係止突起が前記第2のストッパーに当接し、前記第2の付勢部材に抗して前記第2の係止突起が移動して、前記スライドドアの前記開口部を開ける方向の移動が許容され、前記スライドドアが前記開口部を開くように移動させて前記第2の係止突起が前記第2のストッパーに非当接すると、前記第2の付勢部材により前記第2の係止突起が移動し、該移動の後、前記スライドドアが前記開口部を閉じるように移動させても、前記第2の係止突起が前記第2のストッパーに当接して、前記スライドドアの前記開口部を閉じる方向の移動が阻止され、前記スライドドアで前記開口部を閉じる方向は、前記操作レバーの他方の回動方向であり、前記操作レバーの他方の回動方向の回動により前記第2のストッパーと前記第2の係止突起との係止状態が解除され、解除後、前記スライドドアの前記開口部を閉じる方向の移動が許容され、該許容後、前記スライドドアを前記開口部が閉じるように移動させて、前記第1の係止突起が前記第1のストッパーに当接し、前記第1の付勢部材に抗して前記第1の係止突起が移動して、前記スライドドアの前記開口部を閉じる方向の移動が許容され、前記スライドドアが前記開口部を閉じるように移動させて前記第1の係止突起が前記第1のストッパーに非当接すると、前記第1の付勢部材により前記第1の係止突起が移動し、該移動の後、前記スライドドアが前記開口部を開けるように移動させても、前記第1の係止突起が前記第1のストッパーに当接して、前記スライドドアの前記開口部を開ける方向の移動が阻止されるものである。
請求項1記載の運搬車によれば、一つの操作レバーにより、第1の係止突起を第1のストッパーに係止させてスライドドアの閉状態を維持し、また、第2の係止突起を第2のストッパーに係止させてスライドドアの開状態を維持するため、特に、運搬車が坂道で停車し、作業する際、スライドドアが不用意に、開いたり、閉じたりすることを防止することができ、作業性を向上させることができ、
しかも、第1の係止突起と第1のストッパーとの係止状態の解除から、車体の開口部を開ける一連の動作は、車体の開口部を開ける方向、つまり、操作レバー の一方の回動方向であり、第2の係止突起と第2のストッパーとの係止状態の解除から、車体の開口部を閉じる一連の動作は、車体の開口部を閉じる方向、つまり、操作レバー の他方の回動方向であるため、操作性も良い。
また、請求項2記載の運搬車によれば、上述した請求項1記載の発明の効果に加え、スライドドアを閉状態から開状態へ移動すると、第2の係止突起の先端がスライドドアによる開口部を開ける移動方向に対して、下がり勾配に形成されているため、第2の係止突起の先端が第2の付勢部材に抗して第2のストッパーに押され、第2のストッパーの拘束が解除された時点で、第2の係止突起が第2の付勢部材により元の状態に復帰し、スライドドアの開状態を維持し、逆に、スライドドアを開状態から閉状態へ移動すると、第1の係止突起の先端がスライドドアによる開口部を閉じる移動方向に対して、下がり勾配に形成されているため、第1の係止突起の先端が第1の付勢部材に抗して第1のストッパーに押され、第1のストッパーの拘束が解除された時点で、第1の係止突起が第1の付勢部材により元の状態に復帰し、スライドドアの閉状態を維持することができる。
また、請求項3記載の運搬車によれば、一つの操作レバーにより、第1の係止突起を第1のストッパーに係止させてスライドドアの閉状態を維持し、また、第2の係止突起を第2のストッパーに係止させてスライドドアの開状態を維持するため、特に、運搬車が坂道で停車し、作業する際、スライドドアが不用意に、開いたり、閉じたりすることを防止することができ、作業性を向上させることができ、
しかも、第1の係止突起と第1のストッパーとの係止状態の解除から、車体の開口部を開ける一連の動作は、車体の開口部を開ける方向、つまり、操作レバー の一方の回動方向であり、第2の係止突起と第2のストッパーとの係止状態の解除から、車体の開口部を閉じる一連の動作は、車体の開口部を閉じる方向、つまり、操作レバー の他方の回動方向であるため、操作性も良い。
また、請求項4記載の運搬車によれば、上述した請求項3記載の発明の効果に加え、スライドドアを閉状態から開状態へ移動すると、第2の係止突起の先端がスライドドアによる開口部を開ける移動方向に対して、上り勾配に形成されているため、第2の係止突起の先端が第2の付勢部材に抗して第2のストッパーに押され、第2のストッパーの拘束が解除された時点で、第2の係止突起が第2の付勢部材により元の状態に復帰し、スライドドアの開状態を維持し、逆に、スライドドアを開状態から閉状態へ移動すると、第1の係止突起の先端がスライドドアによる開口部を閉じる移動方向に対して、下がり勾配に形成されているため、第1の係止突起の先端が第1の付勢部材に抗して第1のストッパーに押され、第1のストッパーの拘束が解除された時点で、第1の係止突起が第1の付勢部材により元の状態に復帰し、スライドドアの閉状態を維持することができる。
また、請求項5記載の運搬車のスライドドアの開閉方法によれば、第1の係止突起と第1のストッパーとの係止状態の解除から、車体の開口部を開ける一連の動作は、車体の開口部を開ける方向、つまり、操作レバー の一方の回動方向であり、第2の係止突起と第2のストッパーとの係止状態の解除から、車体の開口部を閉じる一連の動作は、車体の開口部を閉じる方向、つまり、操作レバー の他方の回動方向であるため、操作性も良い。
また、請求項6記載の運搬車のスライドドアの開閉方法によれば、第1の係止突起と第1のストッパーとの係止状態の解除から、車体の開口部を開ける一連の動作は、車体の開口部を開ける方向、つまり、操作レバー の一方の回動方向であり、第2の係止突起と第2のストッパーとの係止状態の解除から、車体の開口部を閉じる一連の動作は、車体の開口部を閉じる方向、つまり、操作レバー の他方の回動方向であるため、操作性も良い。
本発明の一実施例の運搬車及び運搬車のスライドドアの開閉方法を図面を参照して説明する。
第一の実施例を図1乃至図16に示す。即ち、図1及び図2に示す100は運搬車で、運搬車100は、車体の後部に荷室1を設けている。荷室1は、例えば、前壁1a、左側壁1b、右側壁1c、上壁1d、下壁1eとを有する後壁1fの箱体からなる保冷庫である。
右側壁1cは、移動壁であるスライドドア1c1と、移動しない壁である固定壁1c2とから構成され、スライドドア1c1は、車体の側面に沿うと共に、車体の開口部2(図12参照)を開閉するものである。
スライドドア1c1は、例えば、吊りドアであって、図3に示すように、スライドドア1c1の上端部にベアリング3を備えた幅の狭いブラケットで形成された吊り具部材4が、スライドドア1c1の下端部にアーム5が、該アーム5に水平方向に回転するローラー6が、それぞれ設けられている。71は、車体の側に設けられたベアリング3を案内する上ガイドであり、72は、車体の側に設けられたローラー6を案内する下ガイドである。
また、図4及び図6に示す8は、スライドドア1c1の表側(車体の外側)Oに臨むように取り付けられた操作レバーで、操作レバー8に手の指をかけてスライドドア1c1の開閉動作を行うものである。図6に示す8aは、手の指が外れにくくするための突状部である。また、図6に示すIは、スライドドア1c1の内側である。
また、図4に示す10は、スライドドア1c1に取り付けられ、操作レバー8の一方の回動方向(図4、スライドドア1c1の内側Iから見て反時計回りの方向)により回動する第1の回動体である。この操作レバー8の一方の回動方向は、車体の開口部2(図12参照)を開ける方向、図1で言えば、スライドドア1c1を左から右への方向である。
また、図4に示す11は、スライドドア1c1に取り付けられ、操作レバー8の他方の(図4、スライドドア1c1の内側Iから見て時計回りの方向)により回動する第2の回動体である。この操作レバー8の他方の回動方向は、車体の開口部2(図12参照)を閉じる、図1で言えば、スライドドア1c1を右から左への方向である。
また、図2及び図14に示す12は車体の側に取り付けられた第1のストッパーで、13は車体の側に取り付けられた第2のストッパーである。
また、図8及び図9に示す14は第1の係止突起(ラッチ)で、第1の係止突起14は、第1のストッパー12に係止させる係止面14aを備えている。15はスライドドア1c1に取り付けられ、第1の係止突起14の動き、例えば、垂直方向の動きをガイドする第1のガイドで、第1のガイド15内には、第1の係止突起14を上方に付勢する第1の付勢部材(例えば、スプリング)16が設けられている。17は、第1の付勢部材16のストッパーである。18は、第1の係止突起14と第1の回動体10とを連結する第1の連結体である。
また、図10及び図11に示す19は第2の係止突起(ラッチ)で、第2の係止突起19は、第2のストッパー13に係止させる係止面19aを備えている。20はスライドドア1c1に取り付けられ、第2の係止突起19の動き、例えば、垂直方向の動きをガイドする第2のガイドで、第2のガイド20内には、第2の係止突起19を上方に付勢する第2の付勢部材(例えば、スプリング)21が設けられている。22は、第2の付勢部材21のストッパーである。23は、第2の係止突起19と第2の回動体11とを連結する第2の連結体である。
上述した操作レバー8、第1の回動体10、第2の回動体11、第1の連結体18、第2の連結体23との関係を図7を参照して説明すると、操作レバー8は、本体ボディー25に取り付けられる芯棒(ピン)26に回動自在に支持され、操作レバー8に力が作用しない状態にあっては、図4に示す中立状態にある。本体ボディー25は、スライドドア1c1に取り付けられている。操作レバー8の他端部には、第1の回動体10、第2の回動体11を回動自在に支持する支持部8b、突起8c、8dを有している。
操作レバー8を一方の回動方向(図4、スライドドア1c1の内側Iから見て反時計回りの方向)に回動させると、突起8cにより第1の回動体10を回動させ、逆に、操作レバー8を他方の回動方向(図4、スライドドア1c1の内側Iから見て時計回りの方向)に回動させると、突起8dにより第2の回動体11を回動させるようになっている。
図7に示す27は、高さ調整用のワッシャー、28はキーシリンダー、29は座金、
30は、操作レバー8の動きをロックするロック金物(ロック用の駒)、31は裏カバーである。なお、図示しないキーを使用して、ロック金物30を図15記載から図16記載のように回動させて、略V字形状のロック金物30のそれぞれの先端と突起8c、8dとを係合させて、第1の回動体10、第2の回動体11の回動を拘束し、操作レバー8の移動を阻止することができる。
従って、図8に示すように、第1のストッパー12に第1の係止突起14が係止して、スライドドア1c1で車体の開口部2(図12参照)を閉めた状態を保持する。
第1のストッパー12と第1の係止突起14との係止状態は、操作レバー8の一方の回動方向(図9、スライドドア1c1の内側Iから見て反時計回りの方向)の回動により、第1の回動体10、第1の連結体18を介して第1の係止突起14の下方への移動により解除される(図9参照)。
そして、操作レバー8の一方の回動方向に力を作用させると、スライドドア1c1が図9及び図10に示す方向に移動する。スライドドア1c1が移動すると、第2の係止突起19の先端は、スライドドア1c1による開口部2(図12参照)を開ける移動方向に対して、下がり勾配19bに形成されているため、下がり勾配19bに第2のストッパー13が当接し(図10参照)、第2の付勢部材21に抗して第2の係止突起19が下方へ移動し、第2のストッパー13を乗り越える。乗り越えた後は、図11に示すように、第2の付勢部材21により第2の係止突起19が上方へ移動し、第2のストッパー13に第2の係止突起19が係止して、スライドドア1c1で車体の開口部2(図12参照)を開けた状態を保持することとなる。
次に、スライドドア1c1で車体の開口部2(図12参照)を開けた状態から閉じる状態にするには、操作レバー8の他方の回動方向(図12、スライドドア1c1の内側Iから見て時計回りの方向)の回動により、第2の回動体11、第2の連結体23を介して、第2の係止突起19の下方への移動により解除される(図12参照)。
そして、操作レバー8の他方の回動方向に力を作用させると、スライドドア1c1が図12に示す方向に移動する。スライドドア1c1が移動すると、第1の係止突起14の先端は、スライドドア1c1による開口部2(図12参照)を開ける移動方向に対して、下がり勾配14bに形成されているため、下がり勾配14bに第1のストッパー12が当接し(図13参照)、第1の付勢部材16に抗して第1の係止突起14が下方へ移動し、第1のストッパー12を乗り越える。乗り越えた後は、図14に示すように、第1の付勢部材16により第1の係止突起14が上方へ移動し、第1のストッパー12に第1の係止突起14が係止して、スライドドア1c1で車体の開口部2(図12参照)を閉じた状態を保持することとなる。
つまり、スライドドア1c1で開口部2(図12参照)を開ける方向は、操作レバー8の一方の回動方向(図9、スライドドア1c1の内側Iから見て反時計回りの方向)であり、操作レバー8の一方の回動方向の回動により第1のストッパー12と第1の係止突起14との係止状態が解除され、解除後、スライドドア1c1の開口部2(図12参照)を開ける方向の移動が許容される(図8及び図9参照)。
該許容後、スライドドア1c1を開口部2(図12参照)が開くように移動させて、第2の係止突起19が第2のストッパー13に当接し、第2の付勢部材21に抗して第2の係止突起19が移動して(図10参照)、スライドドア1c1の開口部2(図12参照)を開ける方向の移動が許容され、スライドドア1c1が開口部2(図12参照)を開くように移動させて第2の係止突起19が第2のストッパー13に非当接すると、第2の付勢部材21により第2の係止突起19が移動(図11参照)し、該移動の後、スライドドア1c1が開口部2(図12参照)を閉じるように移動させても、第2の係止突起19が第2のストッパー13に当接して、スライドドア1c1の開口部2(図12参照)を閉じる方向の移動が阻止される。
また、スライドドア1c1で開口部2(図12参照)を閉じる方向は、操作レバー8の他方の回動方向(図12、スライドドア1c1の内側Iから見て時計回りの方向)であり、操作レバー8の他方の回動方向の回動により第2のストッパー19と第2の係止突起13との係止状態が解除され(図12参照)、解除後、スライドドア1c1の開口部2(図12参照)を閉じる方向の移動が許容される。
該許容後、スライドドア1c1を開口部2(図12参照)が閉じるように移動させて、第1の係止突起14が第1のストッパー12に当接し、第1の付勢部材16に抗して第1の係止突起14が移動して(図13参照)、スライドドア1c1の開口部2(図12参照)を閉じる方向の移動が許容され、スライドドア1c1が開口部2(図12参照)を閉じるように移動させて第1の係止突起14が第1のストッパー12に非当接すると、第1の付勢部材16により第1の係止突起14が移動し(図14参照)、該移動の後、スライドドア1c1が開口部2(図12参照)を開けるように移動させても、第1の係止突起14が第1のストッパー12に当接して、スライドドア1c1の開口部2(図12参照)を開ける方向の移動が阻止される。
従って、上述した運搬車100によれば、一つの操作レバー8を操作することにより、第1の係止突起14を第1のストッパー12に係止させてスライドドア1c1の閉状態を維持し、また、第2の係止突起19を第2のストッパー13に係止させてスライドドア1c1の開状態を維持するため、特に、運搬車100が坂道で停車し、作業する際、スライドドア1c1が不用意に、開いたり、閉じたりすることを防止することができ、作業性を向上させることができ、しかも、第1の係止突起14と第1のストッパー12との係止状態の解除から、車体の開口部2(図12参照)を開ける一連の動作は、車体の開口部2(図12参照)を開ける方向、つまり、操作レバー8の一方の回動方向であり、第2の係止突起19と第2のストッパー13との係止状態の解除から、車体の開口部2(図12参照)を閉じる一連の動作は、車体の開口部2(図12参照)を閉じる方向、つまり、操作レバー8の他方の回動方向であるため、操作性も良い。
上述した実施例においては、第1のストッパー12及び第2のストッパー13を車体の上方に設けたが、本願発明にあっては、これに限らず、例えば、図17に示すように、
第1のストッパー12を車体の上側に、第2のストッパー13を車体の下側に、それぞれ設けるようにし、第1の係止突起14の先端は、スライドドア1c1による開口部2を閉じる移動方向に対して下がり勾配に、第2の係止突起19の先端は、スライドドア1c1による開口部2を開ける移動方向に対して、上り勾配に、それぞれ形成するようにしている。なお、本実施例においては、上述した実施例と同一部分に同一符号を図17及び図18に付して、説明の一部を省略する。
即ち、操作レバー8は、図17及び図18に示すように、上述の実施例と同様に、スライドドア1c1の表側Oに臨むように取り付けられ、操作レバー8に手の指をかけてスライドドア1c1の開閉動作を行うものである。
また、第1の回動体10は、上述の実施例と同様に、スライドドア1c1に取り付けられ、操作レバー8の一方の回動方向(図17、スライドドア1c1の内側Iから見て反時計回りの方向)により回動する。この操作レバー8の一方の回動方向は、車体の開口部2(図12参照)を開ける方向、図1で言えば、スライドドア1c1を左から右の方向である。
また、第2の回動体11は、上述の実施例と同様に、スライドドア1c1に取り付けられ、操作レバー8の他方の回動方向(図17、スライドドア1c1の内側Iから見て時計回りの方向)により回動する。この操作レバー8の他方の回動方向は、車体の開口部2(図12参照)を閉じる、図1で言えば、スライドドア1c1を右から左の方向である。
また、第1の係止突起(ラッチ)14は、第1のストッパー12に係止させる係止面14aを備えている。第1のガイド15はスライドドア1c1に取り付けられ、第1の係止突起14の動き、例えば、垂直方向の動きをガイドする。第1のガイド15内には、第1の係止突起14を上方に付勢する第1の付勢部材(例えば、スプリング)16が設けられている。17は、第1の付勢部材16のストッパーである。18は、第1の係止突起14と第1の回動体10とを連結する第1の連結体である。
また、第2の係止突起19は、第2のストッパー13に係止させる係止面19aを備えている。第2のガイド20はスライドドア1c1に取り付けられ、第2の係止突起19の動き、例えば、垂直方向の動きをガイドする。第2のガイド20内には、第2の係止突起19を下方に付勢する第2の付勢部材(例えば、スプリング)21が設けられている。 22は、第2の付勢部材21のストッパーである。23は、第2の係止突起19と第2の回動体11とを連結する第2の連結体である。
操作レバー8を一方の回動方向(図17、スライドドア1c1の内側Iから見て反時計回りの方向)に回動させると、突起82により第1の回動体10を回動させ、逆に、操作レバー8を他方の回動方向(図17、スライドドア1c1の内側Iから見て時計回りの方向)に回動させると、突起83により第2の回動体11を回動させるようになっている。
従って、図17に示すように、第1のストッパー12に第1の係止突起14が係止して(図17の破線で示す第1の係止突起14参照)、スライドドア1c1で車体の開口部を閉めた状態を保持する。
第1のストッパー12と第1の係止突起14との係止状態は、操作レバー8の一方の回動方向(図17、スライドドア1c1の内側Iから見て反時計回りの方向)の回動により、第1の回動体10、第1の連結体18を介して第1の係止突起14の下方への移動により解除される。
そして、操作レバー8の一方の回動方向に力を作用させると、スライドドア1c1が図17に示す方向に移動する。スライドドア1c1が移動すると、第2の係止突起19の先端は、スライドドア1c1による開口部を開ける移動方向に対して、上り勾配19bに形成されているため、上り勾配19bに第2のストッパー13が当接し、第2の付勢部材21に抗して第2の係止突起19が上方へ移動し、第2のストッパー13を乗り越える。乗り越えた後は、図17に破線で示すように、第2の付勢部材21により第2の係止突起19が下方へ移動し、第2のストッパー13に第2の係止突起19が係止して、スライドドア1c1で車体の開口部を開けた状態を保持することとなる。
次に、スライドドア1c1で車体の開口部を開けた状態から閉じる状態にするには、操作レバー8の他方の回動方向(図17、スライドドア1c1の内側Iから見て時計回りの方向)の回動により、第2の回動体11、第2の連結体23を介して、第2の係止突起19の上方への移動により解除される。
そして、操作レバー8の他方の回動方向に力を作用させると、スライドドア1c1が図17に示す方向に移動する。スライドドア1c1が移動すると、第1の係止突起14の先端は、スライドドア1c1による開口部を開ける移動方向に対して、下がり勾配14bに形成されているため、下がり勾配14bに第1のストッパー12が当接し、第1の付勢部材16に抗して第1の係止突起14が下方へ移動し、第1のストッパー12を乗り越える。乗り越えた後は、図17に破線で示すように、第1の付勢部材16により第1の係止突起14が上方へ移動し、第1のストッパー12に第1の係止突起14が係止して、スライドドア1c1で車体の開口部を閉じた状態を保持することとなる。
つまり、スライドドア1c1で開口部2(図12参照)を開ける方向は、操作レバー8の一方の回動方向(図17、スライドドア1c1の内側Iから見て反時計回りの方向)であり、操作レバー8の一方の回動方向の回動により第1のストッパー12と第1の係止突起14との係止状態が解除され(図17の第1の係止突起14が破線の位置から実線の位置へ移動)、解除後、スライドドア1c1の開口部2(図12参照)を開ける方向の移動が許容される。
該許容後、スライドドア1c1を開口部2(図12参照)が開くように移動させて、第2の係止突起19が第2のストッパー13に当接し、第2の付勢部材21に抗して第2の係止突起19が移動して、スライドドア1c1の開口部2(図12参照)を開ける方向の移動が許容され、スライドドア1c1が開口部2(図12参照)を開くように移動させて第2の係止突起19が第2のストッパー13に非当接すると、第2の付勢部材21により第2の係止突起19が移動し(図17の第2の係止突起19が実線の位置から破線の位置へ移動)、該移動の後、スライドドア1c1が開口部2(図12参照)を閉じるように移動させても、第2の係止突起19が第2のストッパー13に当接して、スライドドア1c1の開口部2(図12参照)を閉じる方向の移動が阻止される。
また、スライドドア1c1で開口部2(図12参照)を閉じる方向は、操作レバー8の他方の回動方向(図17、スライドドア1c1の内側Iから見て時計回りの方向)であり、操作レバー8の他方の回動方向の回動により第2のストッパー13と第2の係止突起19との係止状態が解除され、解除後、スライドドア1c1の開口部2(図12参照)を閉じる方向の移動が許容される(図17の第2の係止突起19が破線の位置から実線の位置へ移動)。
該許容後、スライドドア1c1を開口部2(図12参照)が閉じるように移動させて、第1の係止突起14が第1のストッパー12に当接し、第1の付勢部材16に抗して第1の係止突起14が移動して、スライドドア1c1の開口部2(図12参照)を閉じる方向の移動が許容され、スライドドア1c1が開口部2(図12参照)を閉じるように移動させて第1の係止突起14が第1のストッパー12に非当接すると、第1の付勢部材16により第1の係止突起14が移動し(図17の第1の係止突起14が実線の位置から破線の位置へ移動)、該移動の後、スライドドア1c1が開口部2(図12参照)を開けるように移動させても、第1の係止突起14が第1のストッパー12に当接して、スライドドア1c1の開口部2(図12参照)を開ける方向の移動が阻止される。
図1は、本発明の一実施例の運搬車の一部を切り欠いて示す概略的一部切欠斜視図である。 図2は、図1の概略的断面図である。 図3は、図1の3−3線による概略的断面図である。 図4は、図1の一部を取り外して拡大して示す概略的一部拡大図である。 図5は、図4の5−5線による概略的断面図である。 図6は、図4の6−6線による概略的断面図である。 図7は、図4の一部を分解して示す概略的分解斜視図である。 図8は、図1の第1の係止突起が第1のストッパーに係止している状態を示す概略的図である。 図9は、図8の操作レバーを回動し、第1の係止突起と第1のストッパーとの係止状態が解除された状態を示す概略的図である。 図10は、図9のスライドドアを開ける方向に移動し、第2の係止突起が第2のストッパーに係止する状態を示す概略的図である。 図11は、図10のスライドドアを開ける方向に更に移動し、第2の係止突起が第2のストッパーに係止した状態を示す概略的図である。 図12は、図11の操作レバーを回動し、第2の係止突起と第2のストッパーとの係止状態が解除された状態を示す概略的図である。 図13は、図12のスライドドアを閉める方向に移動し、第1の係止突起が第1のストッパーに係止する状態を示す概略的図である。 図14は、図13のスライドドアを閉じる方向に更に移動し、第1の係止突起が第1のストッパーに係止した状態を示す概略的図である。 図15は、図1の操作レバーをロックする状態を示す概略的図である。 図16は、図15の操作レバーをロックした状態を示す概略的図である。 図17は、図1の実施例と異なる他の実施例を示す概略的図である。 図18は、図17の一部を分解して示す概略的分解斜視図である。
100 運搬車
1c1 スライドドア
2 車体の開口部
8 操作レバー
10 第1の回動体
11 第2の回動体
12 第1のストッパー
13 第2のストッパー
14 第1の係止突起
18 第1の連結体
19 第2の係止突起
23 第2の連結体

Claims (6)

  1. 車体の側面に沿うと共に、前記車体の開口部を開閉するスライドドアと、
    このスライドドアの表側に臨むように取り付けられた操作レバー と、
    前記スライドドアに取り付けられ、前記操作レバーの一方の回動方向により回動する第1の回動体と、
    前記操作レバーの一方の回動方向は、前記車体の開口部を開ける方向であり、
    前記スライドドアに取り付けられ、前記操作レバーの他方の回動方向により回動する第2の回動体と、
    前記操作レバーの他方の回動方向は、前記車体の開口部を閉じる方向であり、
    前記車体の側に取り付けられた第1のストッパーと、
    この第1のストッパーに係止させる係止面を備えた第1の係止突起と、
    前記スライドドアに取り付けられ、前記第1の係止突起の動きをガイドする第1のガイドと、
    前記第1の係止突起を上方に付勢する第1の付勢部材と、
    前記第1の係止突起と前記第1の回動体とを連結する第1の連結体と、
    前記車体の側に取り付けられた第2のストッパーと、
    この第2のストッパーに係止させる係止面を備えた第2の係止突起と、
    前記スライドドアに取り付けられ、前記第2の係止突起の動きをガイドする第2のガイドと、
    前記第2の係止突起を上方に付勢する第2の付勢部材と、
    前記第2の係止突起と前記第2の回動体とを連結する第2の連結体とを備え、
    前記第1のストッパーに前記第1の係止突起が係止して、前記スライドドアで前記車体の開口部を閉めた状態を保持し、前記第1のストッパーと前記第1の係止突起との係止状態は、前記操作レバーの前記一方の回動方向の回動により、前記第1の回動体、前記第1の連結体を介して、前記第1の係止突起の下方への移動により解除され、
    前記第2のストッパーに前記第2の係止突起が係止して、前記スライドドアで前記車体の開口部を開けた状態を保持し、前記第2のストッパーと前記第2の係止突起との係止状態は、前記操作レバーの前記他方の回動方向の回動により、前記第2の回動体、前記第2の連結体を介して、前記第2の係止突起の下方への移動により解除される
    ことを特徴とする運搬車。
  2. 第1の係止突起の先端は、スライドドアによる開口部を閉じる移動方向に対して、下がり勾配に形成され、
    第2の係止突起の先端は、スライドドアによる開口部を開ける移動方向に対して、下がり勾配に形成されている
    ことを特徴とする請求項1記載の運搬車。
  3. 車体の側面に沿うと共に、前記車体の開口部を開閉するスライドドアと、
    このスライドドアの表側に臨むように取り付けられた操作レバー と、
    前記スライドドアに取り付けられ、前記操作レバーの一方の回動方向により回動する第1の回動体と、
    前記操作レバーの一方の回動方向は、前記車体の開口部を開ける方向であり、
    前記スライドドアに取り付けられ、前記操作レバーの他方の回動方向により回動する第2の回動体と、
    前記操作レバーの他方の回動方向は、前記車体の開口部を閉じる方向であり、
    前記車体の上側に取り付けられた第1のストッパーと、
    この第1のストッパーに係止させる係止面を備えた第1の係止突起と、
    前記スライドドアに取り付けられ、前記第1の係止突起の動きをガイドする第1のガイドと、
    前記第1の係止突起を上方に付勢する第1の付勢部材と、
    前記第1の係止突起と前記第1の回動体とを連結する第1の連結体と、
    前記車体の下側に取り付けられた第2のストッパーと、
    この第2のストッパーに係止させる係止面を備えた第2の係止突起と、
    前記スライドドアに取り付けられ、前記第2の係止突起の動きをガイドする第2のガイドと、
    前記第2の係止突起を下方に付勢する第2の付勢部材と、
    前記第2の係止突起と前記第2の回動体とを連結する第2の連結体とを備え、
    前記第1のストッパーに前記第1の係止突起が係止して、前記スライドドアで前記車体の開口部を閉めた状態を保持し、前記第1のストッパーと前記第1の係止突起との係止状態は、前記操作レバーの前記一方の回動方向の回動により、前記第1の回動体、前記第1の連結体を介して前記第1の係止突起の下方への移動により解除され、
    前記第2のストッパーに前記第2の係止突起が係止して、前記スライドドアで前記車体の開口部を開けた状態を保持し、前記第2のストッパーと前記第2の係止突起との係止状態は、前記操作レバーの前記他方の回動方向の回動により、前記第2の回動体、前記第2の連結体を介して前記第2の係止突起の上方への移動により解除される
    ことを特徴とする運搬車。
  4. 第1の係止突起の先端は、スライドドアによる開口部を閉じる移動方向に対して、下がり勾配に形成され、
    第2の係止突起の先端は、スライドドアによる開口部を開ける移動方向に対して、上り勾配に形成されている
    ことを特徴とする請求項3記載の運搬車。
  5. 車体の側面に沿うと共に、前記車体の開口部を開閉するスライドドアと、
    このスライドドアの表側に臨むように取り付けられた操作レバー と、
    前記スライドドアに取り付けられ、前記操作レバーの一方の回動方向により回動する第1の回動体と、
    前記操作レバーの一方の回動方向は、前記車体の開口部を開ける方向であり、
    前記スライドドアに取り付けられ、前記操作レバーの他方の回動方向により回動する第2の回動体と、
    前記操作レバーの他方の回動方向は、前記車体の開口部を閉じる方向であり、
    前記車体の側に取り付けられた第1のストッパーと、
    この第1のストッパーに係止させる係止面を備えた第1の係止突起と、
    前記スライドドアに取り付けられ、前記第1の係止突起の動きをガイドする第1のガイドと、
    前記第1の係止突起を上方に付勢する第1の付勢部材と、
    前記第1の係止突起と前記第1の回動体とを連結する第1の連結体と、
    前記車体の側に取り付けられた第2のストッパーと、
    この第2のストッパーに係止させる係止面を備えた第2の係止突起と、
    前記スライドドアに取り付けられ、前記第2の係止突起の動きをガイドする第2のガイドと、
    前記第2の係止突起を上方に付勢する第2の付勢部材と、
    前記第2の係止突起と前記第2の回動体とを連結する第2の連結体とを備え、
    前記スライドドアで前記開口部を開ける方向は、前記操作レバーの一方の回動方向であり、前記操作レバーの一方の回動方向の回動により前記第1のストッパーと前記第1の係止突起との係止状態が解除され、解除後、前記スライドドアの前記開口部を開ける方向の移動が許容され、
    該許容後、前記スライドドアを前記開口部が開くように移動させて、前記第2の係止突起が前記第2のストッパーに当接し、前記第2の付勢部材に抗して前記第2の係止突起が移動して、前記スライドドアの前記開口部を開ける方向の移動が許容され、前記スライドドアが前記開口部を開くように移動させて前記第2の係止突起が前記第2のストッパーに非当接すると、前記第2の付勢部材により前記第2の係止突起が移動し、該移動の後、前記スライドドアが前記開口部を閉じるように移動させても、前記第2の係止突起が前記第2のストッパーに当接して、前記スライドドアの前記開口部を閉じる方向の移動が阻止され、
    前記スライドドアで前記開口部を閉じる方向は、前記操作レバーの他方の回動方向であり、前記操作レバーの他方の回動方向の回動により前記第2のストッパーと前記第2の係止突起との係止状態が解除され、解除後、前記スライドドアの前記開口部を閉じる方向の移動が許容され、
    該許容後、前記スライドドアを前記開口部が閉じるように移動させて、前記第1の係止突起が前記第1のストッパーに当接し、前記第1の付勢部材に抗して前記第1の係止突起が移動して、前記スライドドアの前記開口部を閉じる方向の移動が許容され、前記スライドドアが前記開口部を閉じるように移動させて前記第1の係止突起が前記第1のストッパーに非当接すると、前記第1の付勢部材により前記第1の係止突起が移動し、該移動の後、前記スライドドアが前記開口部を開けるように移動させても、前記第1の係止突起が前記第1のストッパーに当接して、前記スライドドアの前記開口部を開ける方向の移動が阻止される
    ことを特徴とする運搬車のスライドドアの開閉方法。
  6. 車体の側面に沿うと共に、前記車体の開口部を開閉するスライドドアと、
    このスライドドアの表側に臨むように取り付けられた操作レバー と、
    前記スライドドアに取り付けられ、前記操作レバーの一方の回動方向により回動する第1の回動体と、
    前記操作レバーの一方の回動方向は、前記車体の開口部を開ける方向であり、
    前記スライドドアに取り付けられ、前記操作レバーの他方の回動方向により回動する第2の回動体と、
    前記操作レバーの他方の回動方向は、前記車体の開口部を閉じる方向であり、
    前記車体の上側に取り付けられた第1のストッパーと、
    この第1のストッパーに係止させる係止面を備えた第1の係止突起と、
    前記スライドドアに取り付けられ、前記第1の係止突起の動きをガイドする第1のガイドと、
    前記第1の係止突起を上方に付勢する第1の付勢部材と、
    前記第1の係止突起と前記第1の回動体とを連結する第1の連結体と、
    前記車体の下側に取り付けられた第2のストッパーと、
    この第2のストッパーに係止させる係止面を備えた第2の係止突起と、
    前記スライドドアに取り付けられ、前記第2の係止突起の動きをガイドする第2のガイドと、
    前記第2の係止突起を下方に付勢する第2の付勢部材と、
    前記第2の係止突起と前記第2の回動体とを連結する第2の連結体とを備え、
    前記スライドドアで前記開口部を開ける方向は、前記操作レバーの一方の回動方向であり、前記操作レバーの一方の回動方向の回動により前記第1のストッパーと前記第1の係止突起との係止状態が解除され、解除後、前記スライドドアの前記開口部を開ける方向の移動が許容され、
    該許容後、前記スライドドアを前記開口部が開くように移動させて、前記第2の係止突起が前記第2のストッパーに当接し、前記第2の付勢部材に抗して前記第2の係止突起が移動して、前記スライドドアの前記開口部を開ける方向の移動が許容され、前記スライドドアが前記開口部を開くように移動させて前記第2の係止突起が前記第2のストッパーに非当接すると、前記第2の付勢部材により前記第2の係止突起が移動し、該移動の後、前記スライドドアが前記開口部を閉じるように移動させても、前記第2の係止突起が前記第2のストッパーに当接して、前記スライドドアの前記開口部を閉じる方向の移動が阻止され、
    前記スライドドアで前記開口部を閉じる方向は、前記操作レバーの他方の回動方向であり、前記操作レバーの他方の回動方向の回動により前記第2のストッパーと前記第2の係止突起との係止状態が解除され、解除後、前記スライドドアの前記開口部を閉じる方向の移動が許容され、
    該許容後、前記スライドドアを前記開口部が閉じるように移動させて、前記第1の係止突起が前記第1のストッパーに当接し、前記第1の付勢部材に抗して前記第1の係止突起が移動して、前記スライドドアの前記開口部を閉じる方向の移動が許容され、前記スライドドアが前記開口部を閉じるように移動させて前記第1の係止突起が前記第1のストッパーに非当接すると、前記第1の付勢部材により前記第1の係止突起が移動し、該移動の後、前記スライドドアが前記開口部を開けるように移動させても、前記第1の係止突起が前記第1のストッパーに当接して、前記スライドドアの前記開口部を開ける方向の移動が阻止される
    ことを特徴とする運搬車のスライドドアの開閉方法。
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