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JP5086916B2 - 印刷物 - Google Patents

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JP5086916B2
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Description

本発明は、例えば郵便葉書、申込用紙、アンケート用紙等に利用される印刷物に係り、特にその外面に表記された情報を隠蔽して保護することができる印刷物に関する。
従来、郵便葉書に個人情報を記入した際の秘匿情報欄を、隠蔽部によって覆い隠すことができる情報保護シートが知られている(例えば、特許文献1参照。)。この情報保護シートは、住所氏名等の個人情報を記入する欄を有した両面記入葉書であって、主にその基材となるベースシートが葉書大よりも大きく構成されている。このベースシートには折りミシン目を挟んで2つの領域が設けられていて、このうち一方の領域には個人情報記入欄に対応した地紋層が形成されており、その上に貼り合わせられた付属シートには情報記入欄が設けられている。また、ベースシートの他方の領域には擬似接着層、透明紙、透明粘着剤及び剥離紙が順に積層された保護ラベルが設けられている。好ましくは、この保護ラベルはタック基材、粘着剤及び剥離紙が予め積層された状態のタック紙を用いて製造される。
上記の情報保護シートによれば、葉書の差出人が個人情報記入欄に住所氏名等を記入した後、剥離紙を剥がして保護ラベルをベースシートに向けて折り込み、透明粘着剤で保護ラベルをベースシートに貼り付ければ、葉書の投函時に秘匿情報欄を確実に隠蔽することができる。また葉書の受取人は、保護ラベルを擬似接着層の部分で開封することにより、透明紙で覆われた個人情報記入欄を確認することができる。
また、特に上記の情報保護シートは、ベースシートに付属シートと保護ラベルを配置した状態で、その略全面にわたって略均一な厚みに調整されているので、例えば個人別の住所や宛名等の可変情報を印字装置で印字する際の適正が向上すると考えられる。
特開2006−292996号公報(第4−5頁、図1、図2)
しかしながら上記の情報保護シートは、保護ラベルの部分が複雑な積層構造を有しているため、それだけ多くの製造・加工工数を必要とする。また保護ラベルには、その製造にあたって専用のタック紙を使用することが推奨されていることから、ベースシートの材料とは別にタック紙の材料をも調達する必要があり、それだけ製造原価が割高になるという問題もある。
そこで本発明は、情報を隠蔽する部位の構造を簡素化するとともに、製造原価の上昇をなるべく抑えることを課題としたものである。
本発明は、例えば葉書や申込用紙、アンケート用紙として利用することができる印刷物である。本発明の印刷物は、所定の折り込み線を挟んで形成された第1の紙片部及び第2の紙片部を、その折り込み線に沿って折り込んだ状態で互いの折込面を貼り合わせて形成された本体シートと、第1の紙片部の折り込み線と反対側の一端に所定の切り取り予定線を介して連結された剥離紙片部と、第2の紙片部の折り込み線と反対側の一端に所定の折り込み予定線を介して連結され、その折り込み予定線から剥離紙片部の先端を超えて突出する全長を有し、かつ、この突出部分が剥離紙片部の先端縁に沿って折り返された状態で、その内側の面に形成された粘着剤層を介して剥離紙片部の両面に貼付された隠蔽用紙片部とを備えた構成である。
上記のように本発明の印刷物は、剥離紙片部及び隠蔽用紙片部がそれぞれ第1の紙片部、第2の紙片部と予め連結されている構造である。このうち剥離紙片部は、切り取り予定線によって第1の紙片部と区画されているが、元々は同じ材料から一体に構成されている。また隠蔽用紙片部についても、折り込み予定線によって第2の紙片部と区画されているが、これらは同じ材料から一体に構成されている。さらに第1の紙片部と第2の紙片部も折り込み線を挟んで区画されているだけであり、元々は同じ材料から一体に構成されている。このため印刷物の製造にあたり、その本体シート部とは別に剥離紙片部や隠蔽用紙片部に専用の材料を別途調達する必要がないことから、それだけ製造原価を低く抑えることができる。なお、隠蔽用紙片部は剥離紙片部の両面に貼付された状態であるが、その粘着剤層に再剥離性(繰り返し剥離・粘着が可能な特性)を持たせておくことで、剥離紙片部を(剥離紙片部から)容易に剥離できるとともに、剥離後も引き続き粘着性を維持することができる。
本発明の印刷物において、上記の第1の紙片部は、その折込面と反対側で本体シートの外面を構成する面に情報が表記される情報表記領域を有している。また剥離紙片部は、その一方の面から隠蔽用紙片部の突出部分を剥離させた状態で、その他方の面を隠蔽用紙片部から剥離させるのに伴い、切り取り予定線に沿って本体シートから分離可能である。そして隠蔽用紙片部は、本体シートから剥離紙片部が分離された状態で折り込み予定線に沿って本体シートに向けて折り込まれることにより、粘着剤層を介して本体シートの外面に貼付されて情報表記領域を隠蔽することができる。
ユーザは、例えば以下のように本発明の印刷物を使用することができる。すなわちユーザは、本体シートの情報表示領域に何らかの情報(例えば個人情報)を記入したり、印字したりすることができる。そして、ユーザがこの情報を隠蔽する際は、先ず隠蔽用紙片部の突出部分を剥離紙片部の片面から剥離させる。そうすると、それまでの折り返しによって内側に挟み込まれていた剥離紙片部が露出するので、次にユーザは、剥離紙片部の他方の面を隠蔽用紙片部から剥離させつつ、その切り取り予定線に沿って剥離紙片部を本体シートから分離することができる。このようにして剥離紙片部を分離すると、折り返し状態から展開された隠蔽用紙片部が本体シートに連結された状態となるので、次にユーザは、隠蔽用紙片部をその折り込み予定線で本体シートに向けて折り込むことができる。これにより隠蔽用紙片部は、その粘着剤層を介して本体シートの外面に貼付されるので、情報表記領域が隠蔽用紙片部によって隠蔽された状態となる。また、粘着剤層に再剥離性を持たせておけば、隠蔽用紙片部を剥がすことで隠蔽された情報を確認することができる。
本発明において、上記のように剥離紙片部、隠蔽用紙片部をそれぞれ第1及び第2の紙片部と一体とした場合、剥離紙片部は、前記第1及び第2の紙片部と一体に連なる用紙材料の少なくとも片面に剥離層が形成されていることが好ましい。この場合、剥離層が形成された面では隠蔽用紙片部の突出部分を剥離させたり、あるいは隠蔽用紙片部から剥離紙片部を剥離させたりする作業をより便利にすることができる。
剥離紙片部の剥離層は、用紙材料に剥離剤を用いた印刷を施すことで形成されていることが好ましい。この場合、剥離紙片部を構成するために別途専用の材料を用意しなくても、1つの用紙材料を用いて印刷を行うだけでよいので、その他の印刷(例えば顔料インキ等を用いた文字、図案の印刷)と並行して剥離層を形成することができる。
また隠蔽用紙片部は、第1及び第2の紙片部と一体に連なる用紙材料の一方の片面に再剥離性の粘着剤を塗布することで粘着剤層が形成されており、その同じ一方の片面又は他方の片面の少なくともいずれかに遮光印刷が施されていることが好ましい。
この場合も同様に、隠蔽用紙片部を構成するために別途線用の材料を用意する必要がないので、それだけ製造原価を低く抑えることができる。また隠蔽用紙部に遮光印刷を施すことで、情報の隠蔽性を向上することができる。なお本発明においては、隠蔽用紙片部の遮光印刷が施される面と粘着剤層が形成される面とが互いに別々であってもよいし、遮光印刷が施された面と同じ面に粘着剤層が形成されていてもよい。
また好ましくは、第1及び第2の紙片部は、その用紙材料の折込面となる領域のうち、折り込み線を挟んだ一方の領域又は他方の領域の少なくともいずれかに遮光印刷が施されるとともに、一方の領域又は他方の領域の少なくともいずれかに塗布された強接着性の糊剤により互いに貼り合わせられている。
この場合、本体シートにも遮光性が付加されるので、隠蔽用紙片部の遮光印刷と合わせて情報の隠蔽性を向上することができる。なお本発明においては、折込面の遮光印刷が施される領域と糊剤が塗布される領域とが互いに別々であってもよいし、遮光印刷が施された領域と同じ領域に糊剤が塗布されていてもよい。また、折り込み線を挟んだ両方の領域にそれぞれ遮光印刷を施し、合わせて両方の領域にそれぞれ糊剤を塗布する形態であってもよい。
本発明の印刷物は、複雑な構造を採用しなくても充分な隠蔽機能を発揮することができるし、剥離紙片部や隠蔽用紙片部を別途専用の材料から形成する必要がないので、それだけ製造コストを低く抑えることができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。
〔第1実施形態〕
図1は、第1実施形態の印刷物の製造に用いられる用紙材料10の展開図である。なお図1中(A)は用紙材料10の外側面を示し、図1中(B)がその内側面を示す。この印刷物は、例えば企業等の事業主体から個人ユーザ向けに配布される資料請求申込書であり、特に郵便葉書(隠蔽葉書)としての利用が可能な形態のものである。
〔本体シート〕
用紙材料10は、その全体の外形が縦長の短冊形状をなしている。この用紙材料10には、その長手方向(図1中の上下方向)でみて中程の位置に折り込み線L1が形成されている。そして用紙材料10には、折り込み線L1を挟んで上下にそれぞれ矩形状の裏紙片部12及び表紙片部14が形成されている。これら裏紙片部12及び表紙片部14は、例えば郵便葉書大の形状を有している。
図1中(A)に示されているように、裏紙片部12の外側面には、情報表記領域12aが印刷されている。この情報表記領域12aは、例えば個人ユーザがその住所や氏名、電話番号等の個人情報を記入するための欄である。また、表紙片部14の外側面には、郵便葉書の宛先や、郵便事業者による料金受取人払の承認記号等が印刷されている。
一方、図1中(B)に示されているように、裏紙片部12の内側面には透け防止模様12bが印刷されている。この透け防止模様12bは、印刷によって用紙材料10の遮光性を高めるものである。用紙材料10を郵便葉書として利用する際、この透け防止模様12bにより、情報表記領域12aの記入内容が表紙片部14の側から透けて見えるのを防止することができる。また表紙片部14の内側面には、その大部分の領域に強接着性の糊剤層14aが設けられている。用紙材料10を郵便葉書の形態に加工する際、裏紙片部12と表紙片部14とが上記の折り込み線L1に沿って折り込まれ、その内側面(折込面)同士が糊剤層14aによって強く接着されるものとなっている。
〔剥離紙片部〕
図1でみて用紙材料10の上端部分、つまり、折り込み線L1と反対側の裏紙片部12の一端には、切り取り予定線L2を介して剥離紙片部16が区画して形成されている。なお切り取り予定線L2は、例えば用紙材料10にミシン目等の弱め線加工を施すことで形成されている。この切り取り予定線L2では、印刷物の使用形態において剥離紙片部16の切り取りが予定されている。
また剥離紙片部16の両面には、それぞれ全域に剥離層16a,16bが形成されている。剥離層16a,16bは、例えば用紙材料10にセパレートインキを用いた印刷を施すことで形成されており、これにより粘着剤に対する剥離性を有している。
〔隠蔽用紙片部〕
図1でみて用紙材料10の下端部分、つまり、折り込み線L1と反対側の表紙片部14の一端には、折り込み予定線L3を介して隠蔽用紙片部18が区画して形成されている。この折り込み予定線L3では、印刷物の使用形態において隠蔽用紙片部18の折り込みが予定されている。また隠蔽用紙片部18には、折り込み予定線L3から長さ方向にみて略中央位置に折り返し線L4が形成されている。この折り返し線L4では、印刷物の完成形態において隠蔽用紙片部18が折り返されるものとなっている。
図1中(A)に示されているように、隠蔽用紙片部18の表側面には、その略全域に透け防止模様18bが印刷されている。この透け防止模様18bにより、隠蔽用紙片部18にて用紙材料10の遮光性(隠蔽性)が高められている。一方、図1中(B)に示されているように、隠蔽用紙片部18の裏側面には、その略全域に再剥離糊層18aが形成されている。この再剥離糊層18aは、用紙材料10の外面に再剥離性のある糊剤を塗布することで形成されている。
〔郵便葉書の形態〕
図2及び図3は、上記の用紙材料10を郵便葉書(隠蔽葉書)としての完成形態に加工する手順例を示す斜視図である。以下、具体的に説明する。
〔折り込み加工〕
郵便葉書としての完成形態に加工する際、用紙材料10は全体として2箇所で折り込み加工される。その1箇所は上記の折り込み線L1であり、もう1箇所は隠蔽用紙片部18の折り返し線L4である。図2,図3には、これら折り込み線L1、折り返し線L4の位置で用紙材料10が折り込み加工される様子がそれぞれ示されている。なお完成形態への加工時において、上記の折り込み予定線L3の位置では折り込み加工が行われない。また切り取り予定線L2は、完成形態への加工後、郵便葉書の使用形態において利用されるものとなっている。
〔本体シートの形成〕
用紙材料10の加工工程では、先に折り込み線L1での折り込み加工が行われることで、表紙片部14と裏紙片部12との内側面(折込面)同士が糊剤層14aによって強く接着される。このような表紙片部14と裏紙片部12との接着(貼り合わせ)により、印刷物の本体シートとなる部位が形成される。なお表紙片部14及び裏紙片部12はいずれも、縦横が標準的な郵便葉書大の同寸法に成形されているため、これらは互いにずれることなくぴったり重なり合う。またこのとき、切り取り予定線L2と折り込み予定線L3もまた互いに重なり合った状態となる。なお上記の透け防止模様12bは、本体シートの内層に埋め込まれた状態となる。
折り込み線L1での折り込み加工が行われると、剥離紙片部16の片方の剥離層16bが隠蔽用紙片部18の再剥離糊層18aに密着して仮止めされる。この状態で、隠蔽用紙片部18の全長(折り込み予定線L3から先端までの長さ)は剥離紙片部16の全長(切り取り予定線L2から先端までの長さ)よりも大きく設定されているため、隠蔽用紙片部18の先端部分が再剥離糊層18aの先端からさらに突出する。また、このとき上記の折り返し線L4は剥離紙片部16の先端よりも僅かに突出した位置(先端と同じ位置でもよい)にある。
〔隠蔽用紙片部の折り返し〕
次に用紙材料10は、その折り返し線L4に沿って折り込み加工される。これにより、隠蔽用紙片部18が折り返された状態となり、その内側の再剥離糊層18aが剥離紙片部16のもう片方の剥離層16aにも密着して仮止めされる。このとき隠蔽用紙片部18はちょうど二つ折りの状態となり、その間に剥離紙片部16が挟み込まれた状態となっている。
〔完成形態及び使用形態〕
図4及び図5は、隠蔽葉書20としての完成形態とその使用形態の手順例を示す連続図である。以下、隠蔽葉書20としての完成形態及びその使用形態について順を追って説明する。
図4中(A):隠蔽葉書20としての完成形態では、その裏面側に上記の裏紙片部12が位置している。また隠蔽葉書20の裏面側では、隠蔽用紙片部18の折り返し部分が剥離紙片部16に仮止めされている。隠蔽葉書20のユーザは、その裏面側にある情報表記領域12aに自己の個人情報(例えば住所、氏名、電話番号等)を記入することができる。なおこの例では、隠蔽葉書20を「資料請求申込書」として利用した形態を挙げている。ユーザは、自己の個人情報を記した隠蔽葉書20を投函することで、その受取先から所望の資料(例えば商品カタログ、パンフレット等)の提供を受けることができる。
〔隠蔽用紙片部の剥離〕
図4中(B):隠蔽葉書20の使用形態では、これを投函する前に上記の隠蔽用紙片部18を用いて情報表記領域12aを隠蔽することができる。具体的には先ず、ユーザは隠蔽葉書20の裏面側にて隠蔽用紙片部18を剥がす。隠蔽用紙片部18は剥離紙片部16の剥離層16aに仮止めされているので、ユーザはこれを容易に剥離させることができる。なお、剥離時の利便性を高めるため、予め隠蔽用紙片部18の先端のコーナー部分では再剥離糊層18aを欠落させたり、その粘着力を他より脆弱化させたりしておいてもよい。
〔剥離紙片部の分離〕
図5中(C):上記のように隠蔽用紙片部18を剥離させ、これを展開した状態に復元すると、それまで隠蔽用紙片部18に挟み込まれていた剥離紙片部16が露出する。次にユーザは、露出した剥離紙片部16を隠蔽用紙片部18から剥離させ、これに伴って切り取り予定線L2に沿って剥離紙片部16を本体シートから切り取る。
〔隠蔽用紙片部を用いた情報の隠蔽〕
図5中(D):剥離紙片部16を本体シートから切り取ると、本体シートには折り込み予定線L3から先に隠蔽用紙片部18が展開された状態で残存している。ユーザは、展開した状態の隠蔽用紙片部18を折り込み予定線L3に沿って本体シートの裏面、つまり裏紙片部12に向けて折り込む。そしてユーザは、隠蔽用紙片部18を本体シートに対して圧着し、その再剥離糊層18aを裏紙片部12に接着させる。これにより、情報表記領域12aが隠蔽用紙片部18によって隠蔽された状態となる。したがってこの後、ユーザが隠蔽葉書20を郵便ポストに投函する際、その情報表記領域12aに記した個人情報の保護・秘匿が図られる。
以上のように第1実施形態によれば、例えば隠蔽葉書20として完成形態を得るために1つの用紙材料10に各種の印刷(セパレートインキ印刷を含む)や糊の塗布、折り込み加工等を施すだけでよい。このため、異なる材料を別々に調達する必要がなく、それだけ材料コストの上昇を抑えることができる。また、用紙材料10に透け防止模様18bや再剥離糊層18aを設けるだけで隠蔽用紙片部18を構成することができるため、全体として構造を簡素化することができ、その製造コストを低減することができる。
〔第2実施形態〕
次に、印刷物の第2実施形態について説明する。図6は、第2実施形態の印刷物の製造に用いられる用紙材料100の展開図である。図6中(A)は用紙材料100の外側面を示し、図6中(B)がその内側面を示す。第2実施形態の印刷物もまた、同じく郵便葉書(隠蔽葉書)としての利用が可能な形態であるが、第1実施形態の場合と縦横の方向が違っている。以下、第1実施形態との違いを中心として説明する。
第2実施形態で用いられる用紙材料100もまた、その全体の外形が縦長の短冊形状をなしている。ただし、郵便葉書の完成形態でみた縦方向は用紙材料100の幅方向に相当しており、上述した第1実施形態とは表紙片部140及び裏紙片部120の縦横の方向が入れ替わっていることがわかる。なお、折り込み予定線L1や切り取り予定線L2、折り込み予定線L3、折り返し線L4については第1実施形態と同様であり、これらには第1実施形態と共通の符号を付している。
図6中(A)に示されているように、第2実施形態においても裏紙片部120の外側面に情報表記領域120aが印刷されている。第2実施形態では、郵便葉書を例えば「口座振替依頼書」として利用することを想定している。このため情報表記領域120aは、個人ユーザがその住所や氏名、電話番号等とともに口座振替用の金融機関名、支店番号、口座番号及び口座名義を記入し、また金融機関への届出印を押捺するための欄となっているほか、金融機関での処理(例えば口座照合処理等)の内容を記入する欄としても利用される。なお表紙片部140の外側面には、第1実施形態と同様に郵便葉書の宛先や、郵便事業者による料金受取人払の承認記号等が印刷されている。
また図6中(B)に示されているように、裏紙片部120の内側面には第1実施形態と同様の透け防止模様120bが印刷されている。同じく表紙片部140の内側面には、その大部分の領域に強接着性の糊剤層140aが設けられている。なお、ここでは透け防止模様120bと糊剤層140aとを別々の面に設けた例を挙げているが、透け防止模様120bの上に糊剤層140aを重ねて形成してもよい。また、透け防止模様120bを裏紙片部120及び表紙片部140の両方(2面)に印刷してもよいし、それぞれの上に糊剤層140aをさらに重ねて形成してもよい(第1実施形態についても同様。)。
剥離紙片部160は用紙材料100の上端部分、つまり、折り込み線L1と反対側の裏紙片部120の一端に位置している。また隠蔽用紙片部180は、用紙材料の下端部分、つまり、折り込み線L1と反対側の表紙片部140の一端に位置している。これら剥離紙片部160及び隠蔽用紙片部180は、いずれも完成形態でみて郵便葉書となる部分(本体シート)の一側方に位置する点で第1実施形態と異なっているが、その他については基本的に第1実施形態と共通である。ただし、隠蔽用紙片部180については、その大きさが郵便葉書(隠蔽葉書)の完成形態でみた大きさと同等である点が第1実施形態と異なっている。つまり第2実施形態の場合、その使用形態で隠蔽用紙片部180によって裏紙片部120を全体的に隠蔽することができる。
図7及び図8は、第2実施形態で用いられる用紙材料100を郵便葉書(隠蔽葉書)としての完成形態に加工する手順例を示す斜視図である。なお、用紙材料100の折り込み加工による本体シートの形成や隠蔽用紙片部180の折り返し等の加工手順は第1実施形態と共通であり、ここでは重複した説明を省略する。
図9及び図10は、隠蔽葉書200としての完成形態とその使用形態の手順例を示す連続図である。図9中(A)に示されているように、第2実施形態では隠蔽葉書200の完成形態で本体シートとなる部分の一側方に剥離紙片部160及び隠蔽用紙片部180が位置している。
隠蔽葉書200のユーザは、その裏面側にある情報表記領域120aに自己の個人情報(例えば住所、氏名、電話番号等)や金融機関の口座情報を記入し、また金融機関への届出印を押捺することができる。第2実施形態の例では、隠蔽葉書200を「口座振替依頼書」として利用した形態を挙げている。ユーザは、必要事項の記入や押印を済ませた上で隠蔽葉書200を投函することにより、その受取先に対する代金(例えば電気代やガス代、水道代等の公共料金)の支払いを銀行口座等からの振替(引き落とし)によって済ませる手続をとることができる。
図9中(B)及び図10中(C)に示されているように、隠蔽葉書200を投函する前に行われる隠蔽用紙片部180や剥離紙片部160の剥離、また剥離紙片部160の切り取り等の手順は第1実施形態と同様である。
この後、図10中(D)に示されているように、ユーザが隠蔽用紙片部180を折り込み予定線L3に沿って本体シートの裏面(裏紙片部120)に向けて折り込み、隠蔽用紙片部180を裏紙片部120に接着すると、情報表記領域120aが隠蔽用紙片部180によって隠蔽された状態となる。このとき、上記のように隠蔽用紙片部180の大きさが略葉書大に設定されているため、第2実施形態では裏紙片部120を全体的に隠蔽することができる。この場合、裏紙片部120の略全面いっぱいに情報表記領域120aを設けることができるので、それだけユーザによる情報の記入欄を広くとり、より多くの情報の記入を求めることができる。特に第2実施形態では、隠蔽葉書200を「口座振替依頼書」として利用しているため、ユーザの記入欄だけでなく金融機関用に処理欄を設ける必要があることから、情報表記領域120aを裏紙片部120の全体にまで広げることによる利便性は高い。
〔完成形態の別例〕
図11は、隠蔽葉書200の完成形態の別例を表す斜視図である。第1,第2実施形態では、完成形態への加工時において、上記の折り込み予定線L3の位置では折り込み加工が行われていなかったが、完成形態において剥離紙片部160及び隠蔽用紙片部180が折り込み予定線L3(切り取り予定線L2)の位置で折り込み加工されていてもよい。この場合、完成形態としての隠蔽葉書200の大きさが定型サイズ(葉書大)に収まるため、隠蔽葉書200を封書に入れてユーザに配布する際の利便性が向上する。
本発明は上述した実施形態に制約されることなく、種々に変形して実施することができる。第1,第2実施形態で挙げた用紙材料10,100の各部位の大きさや形状は、あくまで印刷物を郵便葉書に適用した場合の好ましい例であり、その他のアンケート用紙や申込用紙等に印刷物を適用する場合はそれぞれの完成形態に応じて各部位の大きさや形状を適宜変更すればよい。
また各実施形態では、裏紙片部12,120に透け防止模様12b,120bを印刷し、表紙片部14,140に糊剤層14a,140aを形成しているが、これらの配置は逆であってもよい。また第2実施形態で触れたように、表紙片部14,140又は裏紙片部12,120のいずれか一方に透け防止模様と糊剤層の両方を設けてもよいし、表紙片部14及び裏紙片部12の両方にそれぞれ透け防止模様と糊剤層の両方を設けてもよい。
各実施形態では、剥離紙片部16,160の両面に剥離層16a,16b,160a,160bを形成しているが、いずれか片面だけに剥離層が形成されている態様であってもよい。また、剥離層16a,16b,160a,160bはセパレートインキだけでなく、OPニス等の各種の剥離剤を用いた印刷を施すことで形成することもできる。
また各実施形態では剥離紙片部16,160に剥離層16a,16b,160a,160bが形成された例を挙げているが、剥離紙片部16,160には両面ともに剥離層が形成されていなくてもよい。この場合であっても、隠蔽用紙片部18,180の再剥離糊層18a,180aに適度な再剥離性を持たせておくことで、使用時に隠蔽用紙片部18,180を剥離紙片部16,160から容易に剥離させたり、剥離紙片部16,160を隠蔽用紙片部18,180から容易に剥離させつつ本体シートから分離させたりすることができる。また、剥離紙片部16,160の剥離後も充分に再剥離糊層18a,180aを隠蔽用紙片部18,180に残存させることができるため、使用時に情報表示領域12a,120aを確実に隠蔽することができる。
各実施形態では、隠蔽用紙片部18,180の一方の片面に再剥離糊層18a,180aを形成し、他方の片面に透け防止模様18b,180bを印刷しているが、一方の片面に透け防止模様18b,180bを印刷し、その上に再剥離糊層18a,180aを形成してもよい。また、透け防止模様18b,180bは隠蔽用紙片部18,180の両面に印刷されていてもよい。
なお各実施形態では、裏紙片部12,120や隠蔽用紙片部18,180に透け防止模様12b,18b,120b,180bを印刷しているが、用紙材料10,100そのものが遮光性の高い性質を有するものであれば、このような印刷を施す必要はない。
各実施形態では、隠蔽用紙片部18,180の折り込み予定線L3に特段の加工を施していないが、折り込み予定線L3に沿ってミシン目加工を施してもよい。この場合、ユーザが隠蔽用紙片部18,180を折り込む作業が容易になるし、隠蔽葉書20,200の受取人が隠蔽用紙片部18,180を除去する際の作業性も向上する。
第1実施形態の印刷物の製造に用いられる用紙材料の展開図である。 第1実施形態で用いられる用紙材料を郵便葉書(隠蔽葉書)としての完成形態に加工する手順例を示す斜視図(1/2)である。 第1実施形態で用いられる用紙材料を郵便葉書(隠蔽葉書)としての完成形態に加工する手順例を示す斜視図(2/2)である。 第1実施形態における隠蔽葉書としての完成形態とその使用形態の手順例を示す連続図(1/2)である。 第1実施形態における隠蔽葉書としての完成形態とその使用形態の手順例を示す連続図(2/2)である。 第2実施形態の印刷物の製造に用いられる用紙材料の展開図である。 第2実施形態で用いられる用紙材料を郵便葉書(隠蔽葉書)としての完成形態に加工する手順例を示す斜視図(1/2)である。 第2実施形態で用いられる用紙材料を郵便葉書(隠蔽葉書)としての完成形態に加工する手順例を示す斜視図(2/2)である。 第2実施形態における隠蔽葉書としての完成形態とその使用形態の手順例を示す連続図(1/2)である。 第2実施形態における隠蔽葉書としての完成形態とその使用形態の手順例を示す連続図(2/2)である。 第2実施形態における隠蔽葉書の完成形態の別例を表す斜視図である。
符号の説明
10,100 用紙材料
12,120 裏紙片部
12a,120a 情報表記領域
12b,120b 透け防止模様
14,140 表紙片部
14a,140a 糊剤層
16,160 剥離紙片部
16a,16b,160a,160b 剥離層
18,180 隠蔽用紙片部
18a,180a 再剥離糊層
18b,180b 透け防止模様
20,200 隠蔽葉書

Claims (6)

  1. 所定の折り込み線を挟んで形成された第1及び第2の紙片部を、その折り込み線に沿って折り込んだ状態で互いの折込面を貼り合わせて形成された本体シートと、
    前記第1の紙片部の前記折り込み線と反対側の一端に所定の切り取り予定線を介して連結された剥離紙片部と、
    前記第2の紙片部の前記折り込み線と反対側の一端に所定の折り込み予定線を介して連結され、前記折り込み予定線から前記剥離紙片部の先端を超えて突出する全長を有し、かつ、この突出部分が前記剥離紙片部の先端縁に沿って折り返された状態で、その内側の面に形成された粘着剤層を介して前記剥離紙片部の両面に貼付された隠蔽用紙片部と
    を備えたことを特徴とする印刷物。
  2. 請求項1に記載の印刷物において、
    前記第1の紙片部は、
    前記折込面と反対側で前記本体シートの外面を構成する面に情報が表記される情報表記領域を有しており、
    前記剥離紙片部は、
    一方の面から前記隠蔽用紙片部の突出部分を粘着剤層とともに剥離させた状態で、その他方の面を前記隠蔽用紙片部の粘着剤層から剥離させるのに伴い、前記切り取り予定線に沿って前記本体シートから分離可能であり、
    前記隠蔽用紙片部は、
    前記本体シートから前記剥離紙片部が分離された状態で前記折り込み予定線に沿って前記本体シートに向けて折り込まれることにより、前記粘着剤層を介して前記本体シートの外面に貼付されて前記情報表記領域を隠蔽することを特徴とする印刷物。
  3. 請求項1又は2に記載の印刷物において、
    前記剥離紙片部は、
    前記第1及び第2の紙片部と一体に連なる用紙材料の少なくとも片面に剥離層が形成されていることを特徴とする印刷物。
  4. 請求項3に記載の印刷物において、
    前記剥離層は、用紙材料に剥離剤を用いた印刷を施すことで形成されていることを特徴とする印刷物。
  5. 請求項1から4のいずれかに記載の印刷物において、
    前記隠蔽用紙片部は、
    前記第1及び第2の紙片部と一体に連なる用紙材料の一方の片面に再剥離性の粘着剤を塗布することで前記粘着剤層が形成されており、その同じ一方の片面又は他方の片面の少なくともいずれかに遮光印刷が施されていることを特徴とする印刷物。
  6. 請求項1から5のいずれかに記載の印刷物において、
    前記第1及び第2の紙片部は、
    用紙材料の前記折込面となる領域のうち、前記折り込み線を挟んだ一方の領域又は他方の領域の少なくともいずれかに遮光印刷が施されるとともに、前記一方の領域又は他方の領域の少なくともいずれかに塗布された強接着性の糊剤により互いに貼り合わせられていることを特徴とする印刷物。
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