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JP5037381B2 - 転写シート送り装置 - Google Patents

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JP5037381B2 JP2008035392A JP2008035392A JP5037381B2 JP 5037381 B2 JP5037381 B2 JP 5037381B2 JP 2008035392 A JP2008035392 A JP 2008035392A JP 2008035392 A JP2008035392 A JP 2008035392A JP 5037381 B2 JP5037381 B2 JP 5037381B2
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Description

本発明は、射出成形と同時に成形品表面に絵柄を付与するいわゆる成形同時転写のための装置に関する。より詳しくは、絵柄が印刷された転写シートを射出成形金型内に供給する転写シート送り装置に関するものである。
携帯電話などの通信機器、自動車内部の情報機器、家電製品などにおいて、プラスチック成形品の表面に、金属光沢を表現するため、転写シートを用いて装飾を行う方法がある。
このようにプラスチック成形品の表面を装飾する方法の一つとして、転写シートを利用した成形同時転写法がある。成形同時転写法とは、長尺または枚葉の基体シート上に、剥離層、図柄層、接着層などからなる転写層を形成した転写シートを射出成形金型内に挟み込み、射出成形金型内に樹脂を射出充満させ、冷却して樹脂成形品を得るのと同時に成形品表面に転写シートを蜜着させた後、基体シートを剥離して、被転写物面に転写層を転移して装飾を行う方法である。成形同時転写法は、印刷によって直接図柄を形成することが困難な形状の成形品であっても図柄を形成することができるという特徴を有する。
基体シートが長尺状からなる場合は、転写層が一定間隔で形成された転写シートを用いるが、この場合、転写層が形成された箇所を射出成形金型の所定の位置に供給するために、射出成形金型の上方に配置した長尺の転写シートロールから転写シートを巻き解き、射出成形金型の表面を通過させて射出成形金型下方で転写シートを巻取るようにして位置決めを行う)。さらにこの時、射出成形金型と転写シートとの位置決めの正確さを高いものとするため、巻取りローラと引張ローラ若しくは送出ローラと引張ローラのトルク制御によって、上記転写シートの垂直方向に所定の張力が作用するように行われている。(たとえば、特許文献1参照) 。
実開昭61−297149号
しかし、上記方法で転写シートと溶融樹脂と一体化する際、射出成形金型内に挟み込まれる転写シートの転写層形成部分は、溶融樹脂によって無理やり射出成形金型形状に引き伸ばされるので、成形同時転写後の転写シートは、転写層が形成されていなかった箇所は当初の平坦な形状を保持するものの(以下、転写シート平坦部という)、転写層が形成されていた箇所は射出成形金型形状に準じた立体的な形状(以下、転写シート立体部という)となる。成形転写後、当該転写シートが射出成形金型内から排出され、当該転写シートの転写シート立体部が引張ローラに挟まれると、転写シート立体部が潰れて転写シートにシワが発生する。その結果、転写シートの幅方向にも張力が作用するようになるので、射出成形金型に対する位置決めの正確さが低くなるという問題があった。さらに、シワの発生の仕方は、引張ローラが転写シート立体部を挟むごとに異なるので、成形同時転写ごとの射出成形金型に対する転写シートの位置決め精度が低くなるといった問題があった。
したがって、この発明は、上記のような欠点を解消し、成形同時転写後の転写シートを引張ローラが挟む際の転写シートの射出成形金型に対する位置決めの正確さを高いものとするとともに、成形同時転写ごとの金型に対する転写シートの位置決め精度を高いものとする転写シート送り装置を提供することを目的とする。
本発明の転写シート送り装置は、上記の目的を達成するために、次のように構成した。
すなわち、本発明の転写送り装置は、ロール状に巻かれた転写シートを巻き出して転写シートを射出成形金型のパーティング面に送り出す転写シート送出装置と、射出成形金型のパーティング面を通過した転写シートを巻き取る転写シート巻取装置とを備え、転写シートを射出成形金型内に一定間隔で位置あわせして送り込むことにより成形同時転写を連続して行う転写シート送り装置において、転写シート巻取装置が、転写シートの終端において張力をかけて転写シートを巻き取る巻取ローラと射出成形金型と巻取ローラとの間において張力をかけて転写シートを通過させる一対のローラからなる引張ローラとを備え、転写シートの位置あわせ時に、引張ローラが転写シートの所定箇所を常に挟み込むよう引張ローラの位置が調節可能であるように構成した。
また、本発明の第2態様としてロール状に巻かれた転写シートを巻き出して転写シートを射出成形金型のパーティング面に送り出す転写シート送出装置と、射出成形金型のパーティング面を通過した転写シートを巻き取る転写シート巻取装置とを備え、転写シートを射出成形金型内に一定間隔で位置あわせして送り込むことにより成形同時転写を連続して行う転写シート送り装置において、転写シート巻取装置が、転写シートの終端において張力をかけて転写シートを巻き取る巻取ローラと射出成形金型と巻取ローラとの間において張力をかけて転写シートを通過させる一対のローラからなる引張ローラと、射出成形金型と引張ローラ6との間に転写シートの経路長を調節する経路調節ローラとを備え、転写シートの位置あわせ時に、引張ローラが転写シートの所定箇所を常に挟み込むよう経路調節ローラの位置が調節可能であるように構成した。
また、本発明の第3態様として、ロール状に巻かれた転写シートを巻き出して転写シートを射出成形金型のパーティング面に送り出す転写シート送出装置と、射出成形金型のパーティング面を通過した転写シートを巻き取る転写シート巻取装置とを備え、転写シートを射出成形金型内に一定間隔で位置あわせして送り込むことにより成形同時転写を連続して行う転写シート送り装置において、転写シート巻取装置が、転写シートの終端において張力をかけて転写シートを巻き取る巻取ローラと射出成形金型と巻取ローラとの間において張力をかけて転写シートを通過させる一対のローラからなる引張ローラと、射出成形金型と引張ローラ6との間に転写シートの経路長を調節する複数の経路調節ローラとを備え、転写シートの位置あわせ時に、引張ローラが転写シートの所定箇所を常に挟み込むよう任意の経路調節ローラを転写シートが通過可能であるように構成した。
本発明の転写シート送り装置によれば、成形同時転写後の転写シートを引張ローラが挟み込む際、当該引張ローラが転写シート平坦部を選択的に挟み込めるようにしたので、転写シートに発生するシワを防止することができ、その結果転写シートの射出成形金型に対する位置決めの正確さや成形同時転写ごとの射出成形金型に対する位置決め精度が高くなるものである。
図面を参照しながらこの発明の実施の形態について詳しく説明する。図1は本発明の第一形態に係る転写シート送り装置の側面図、図2は本発明の転写シート送り装置に使用する転写シートの正面図、図3は成形同時転写時における射出成形金型内部の断面図、図4はそれぞれ本発明の第一形態の転写シート送り装置に係る引張ローラの斜視図、図5は本発明の第一形態の転写シート送り装置に係る引張ローラの側面図、図6は本発明の第二形態に係る転写シート送り装置の側面図、図7は本発明の第二形態の転写シート送り装置に係る経路調節ローラの側面図、図8は本発明の第三形態に係る転写シート送り装置の側面図、図9本発明の第三形態の転写シート送り装置に係るターンローラの側面図をそれぞれ示したものである。図中、1は転写シート送り装置、2は転写シート、3は射出成型用金型、4は転写シート送出装置、5は転写シート巻取装置、6は引張ローラ、7は経路調節ローラ、8はターンローラ、20は長手方向位置決め用マーク、21は絵柄、22は幅方向位置決め用マーク、23は基体シート、24は剥離層、25は図柄層、26は接着層、30は固定型、31は可動型、32は可動盤、33はキャビティ空間、34は溶融樹脂、35は幅方向位置決めセンサ、36は長手方向位置決めセンサ、40は転写シート供給ロール、41は送出ローラ、42はガイドローラ、43はガイドローラ、44は回転軸、45はケーシング、50は巻取ローラ、51はガイドローラ、52はガイドローラ、53はケーシング、60は押圧ローラ、61は駆動ローラ、62は電動アクチュエータ、63は電動シリンダー、64は長穴スリット部材、65はボルト、70は固定ローラ、71は可動ローラ、72は長穴スリット部材、80はターンローラ、81はターンローラ、82はターンローラ、83はターンローラ、84はターンローラ、85ターンローラ、86はターンローラ、200は転写層、Aは矢印方向、Bは転写シート流れ方向、Cはクランプ、Mはサーボモータ、Xは転写シート立体部、Yは転写シート平坦部をそれぞれ示している。
この発明の第一形態の転写シート送り装置1は、ロール状に巻かれた転写シート2を巻き出して転写シート2を射出成型用金型3のパーティング面に送り出す転写シート送出装置4と、射出成型用金型3のパーティング面を通過した転写シート2を巻き取る転写シート巻取装置5とを備え、転写シート2を射出成型用金型3内に一定間隔で位置あわせして送り込むことにより成形同時転写を連続して行う転写シート送り装置1において、転写シート巻取装置5が、転写シート2の終端において張力をかけて転写シート2を巻き取る巻取りローラ50と射出成型用金型3と巻取りローラ50との間において張力をかけて転写シート2を通過させる一対のローラからなる引張ローラ6とを備え、転写シート2の位置あわせ時に、引張ローラ6が転写シート2の所定箇所を常に挟み込むよう引張ローラ6の位置が調節可能であるように構成した(図1参照)。
図1において、転写シート送り装置1は転写シート送出装置4および転写シート巻取装置5から主に構成されている。
まず、本発明の転写シート送り装置1に使用する転写シート2について説明する。
転写シート2は、転写シート供給ロール40から一定長さ分だけ巻き解かれて矢印方向Aに降下し、引張ローラ6を経由し、転写シート巻取装置5の巻取りローラ50に巻き取られるが、送り出された転写シート2には、転写シート巻取装置5下側モータM1と引張ローラ6または転写シート送出装置4上側モータM2と引張ローラ6のトルク制御によって一定の張力が作用するようになっている。
転写シート2は、転写後に基体シートを完全に成形品より剥離させるものであり、耐熱性を有し、かつ成形品の形状に沿うように変形可能なものを選択して使用する。また、可動型31のパーティング面に対して正確に位置決めを行う場合、転写シート2には、長手方向位置決めマーク20が所定間隔毎に絵付すべき絵柄21に対応してシート長手方向沿いに印刷形成され、幅方向位置決めマーク22がシート幅方向一端部に一定の幅寸法を有し少なくとも後述の幅方向位置決めセンサ35による検出開始位置から検出終了位置まで間を連続してシート長手方向に印刷形成される(図2(a)参照)。
転写シート2の構成としては、基本的に基体シートの上に剥離層、図柄層、接着層から順次少なくともなる転写層が形成されたものである(図2(b)参照)。
転写層200は長尺状の基体シートの上に所定の間隔で形成され、成形同時転写時に成形品を加飾する層である。また、成形同時転写時において、転写シート2の転写層が形成された部分は、金型内に挿入され、溶融樹脂によって無理やり射出成形金型3の形状に引き伸ばされる部分であるので、成形同時転写後の当該部分は、転写シート立体部Xとなる部分である(図2(c)参照)。。
基体シート23の材質としては、ポリプロピレン系樹脂、ポリエチレン系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリエステル系樹脂、アクリル系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂などの樹脂シート、アルミニウム箔、銅箔などの金属箔、グラシン紙、コート紙、セロハンなどのセルロース系シート、あるいは以上の各シートの複合体など、通常の金属蒸着転写シートの基体シートとして離型性を有するものを使用することができる。また、基体シートの表面が微細な凹凸を有する場合は、転写層に凹凸が写し取られ、艶消しやヘアラインなどの表面形状を表現することができる。
基体シート23の剥離性を向上させるために、基体シート23と剥離層との間に離型層を設けてもよい(図示せず)。
離型層は、転写後または成形同時転写後に基体シート23を剥離した際に、基体シート23とともに転写層から離型する層である。離型層の材質としては、メラミン系樹脂、シリコーン系樹脂、フッ素系樹脂、セルロース誘導体、尿素系樹脂、ポリオレフィン系樹脂、パラフィン系樹脂およびこれらの複合物などを用いることができるが、構成材質の中に少なくもメラミン系樹脂が含まれていることが好ましい。これは、メラミン樹脂は耐熱性の高い熱硬化性樹脂であり、かつ金属蒸着層と適度な離型性を有し、かつ物理的、機械的な変化を起こさないので、離型層と接合状態にある金属蒸着層の白化、変色を抑止することができるからである。離型層の形成方法としては、ロールコート法、スプレーコート法などのコート法、グラビア印刷法、スクリーン印刷法などの印刷法があげある。
剥離層24は転写後、被転写物の最外面となる層であり、図柄層25を保護する層である。剥離層24の材質としては、アクリル系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂、セルロース系樹脂、ゴム系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ポリ酢酸ビニル系樹脂などのほか、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体系樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体系樹脂などのコポリマーを用いるとよい。剥離層24に硬度が必要な場合には、紫外線硬化性樹脂などの光硬化性樹脂、電子線硬化性樹脂などの放射線硬化性樹脂、熱硬化性樹脂などを選定して用いるとよい。剥離層24は、着色したものでも、未着色のものでもよい。剥離層24の形成方法としては、グラビアコート法、ロールコート法、コンマコート法、リップコート法などのコート法、グラビア印刷法、スクリーン印刷法などの印刷法がある。
図柄層25は剥離層24の上に形成する。図柄層25の材質としては、ポリビニル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリアクリル系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ポリビニルアセタール系樹脂、ポリエステルウレタン系樹脂、セルロースエステル系樹脂、アルキッド樹脂などの樹脂をバインダーとし、適切な色の顔料または染料を着色剤として含有する着色インキを用いるとよい。また、金属発色させる場合には、アルミニウム、チタン、ブロンズ等の金属粒子やマイカに酸化チタンをコーティングしたパール顔料を用いることもできる。
図柄層25の形成方法としては、オフセット印刷法、グラビア印刷法、スクリーン印刷法などの通常の印刷法などを用いるとよい。特に、多色刷りや階調表現を行うには、オフセット印刷法やグラビア印刷法が適している。また、単色の場合には、グラビアコート法、ロールコート法、コンマコート法などのコート法を採用することもできる。図柄層25は、表現したい加飾に応じて、全面的に設ける場合や部分的に設ける場合もある。
図柄層25は、金属薄膜からなるもの、あるいは印刷膜と金属薄膜との組み合わせからなるものでもよい。金属薄膜は、真空蒸着法、スパッターリング法、イオンプレーティング法、鍍金法などで形成する。表現したい金属光沢色に応じて、アルミニウム、ニッケル、金、白金、クロム、鉄、銅、スズ、インジウム、銀、チタニウム、鉛、亜鉛などの金属、これらの合金または化合物を使用する。図柄層25 は、表現したい加飾に応じて、全面的に設ける場合や部分的に設けてもよい。
接着層26は、被加飾面に上記の各層を接着するものである。また接着層26は、接着させたい部分に形成する。すなわち、接着させたい部分が全面的なら、接着層26を全面的に形成する。接着層26としては、被加飾の素材に適した感熱性あるいは感圧性の樹脂を適宜使用する。たとえば、被加飾の材質がアクリル系樹脂の場合はアクリル系樹脂を用いるとよい。また、被加飾の材質がポリフェニレンオキシド・ポリスチレン系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、スチレン共重合体系樹脂、ポリスチレン系ブレンド樹脂の場合は、これらの樹脂と親和性のあるアクリル系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリアミド系樹脂などを使用すればよい。さらに、被加飾の材質がポリプロピレン樹脂の場合は、塩素化ポリオレフィン樹脂、塩素化エチレン−酢酸ビニル共重合体樹脂、環化ゴム、クマロンインデン樹脂が使用可能である。接着層26の形成方法としては、グラビアコート法、ロールコート法、コンマコート法などのコート法、グラビア印刷法、スクリーン印刷法などの印刷法がある。
次に、本発明の転写シート送り装置1が適用される成形装置の構成について説明する。
以下、図面に示した実施の形態に基づいて本発明を詳細に説明する。
転写シート送出装置4は、転写シート供給ロール40、送出ローラ41と任意の数のガイドローラ42、43から成っており、可動型32の上方に配置され、図に示すように送出ローラ41の一部である回転軸44は回転が自在になるようケーシング45に支持されている。また、供給された転写シート2に適切な張力を付与するため、リールの駆動にサーボモータM2を用いるように構成してもよい。送出ローラ41は、回転してロール状の転写シート2を可動型31のパーティング面に送り、位置決めが完了すると回転を停止するように構成されている。
転写シート送出装置4、転写シート巻取装置5のいずれかまたは両方にクランプCを設置してもよい。クランプ部材は、転写シート2をガイドローラ45、53に押しつけて所定の位置にクランプさせるものである。クランプ部材は、転写シート送り装置1のうち、ガイドローラ42、43の中で射出成型用金型3に最も近い位置にあるガイドローラ43と、転写シート巻取装置5のガイドローラ51、52の中で射出成型用金型3に最も近い位置にあるガイドローラ52にそれぞれ設置されている。
射出成型用金型3は、基本的には固定型30と可動型31から構成され、可動型31が固定型30に隣接する方向に移動することによって型閉じ状態、型開き状態にできると共に、固定型30のキャビティ面と可動型31のキャビティ面とによって形成されるキャビティ空間33(図3参照)に溶融樹脂34を射出できる構成となっている。
また、可動型31のパーティング面に対して転写シート2を正確に位置決めする場合には、光電菅からなる幅方向位置決めセンサ35を可動型31のパーティング面の上方および/または下方に配置して、可動型31の上流のシート送り出し側および/または下流のシート排出側における転写シート2の幅方向位置決めマーク22の位置を検出し、センサからマークが外れかけるとシートを正しい位置に調整するとよい。また、光電菅からなる長手方向位置決めセンサ(図示せず)を可動型31のパーティング面の上流に配置して、可動型31の上方の送り出し側における転写シート2の長手方向位置決めマーク20の位置を検出し、可動型31のパーティング面の所定位置まで正確にシートを送れるように調整するようにしてもよい。
転写シート巻取装置5は、射出成型用金型表面に位置する転写シート2を巻き取るものであり、複数のガイドローラ51、52、53、引張ローラ6および巻取りローラ50からなり、転写シート2が巻き取られたリールが幅方向に移動可能に成形機の可動型32に取り付けられた下流側フレームに支持されたものである。供給された転写シート2に適切な張力を付与するため、リールの駆動に13サーボモータM1を用いるように構成してもよい。下流側フレーム可動盤32に対して幅方向に移動可能にするためには、たとえば、案内レールとガイドとを組み合わせ、上流側フレーム駆動手段(図示せず)により移動させるように構成するとよい。
次に、上記転写シート送出装置4の動作について図を参照しながら説明する。
引張ローラ6は押圧ローラ60と駆動ローラ61で、転写シート2を挟み込むように構成されている。すなわち、押圧ローラ60はその表面にゴムが備えられ、その回転軸は転写シート巻取装置5のケーシング54に固定されたシリンダーに回転自在に連結されている。また、駆動ローラ61はローレット加工のような表面に凹凸が設けられており、モータの回転に同調して回転しその回転軸は転写シート巻取装置5のケーシング54に固定されたシリンダーに回転自在に連結されている(図示せず)。
さらに、上記引張ローラ6は、射出成型用金型3から引張ローラ6までの距離を可変できる機構を備え、成形同時転写で転写シート2に所定の間隔で連続的に形成された転写シート立体部Xと転写シート平坦部Yのうち、転写シート平坦部Yの位置を特定し、その位置まで引張ローラ6が移動可能となるよう構成されている。
すなわち、転写シート2を用いて成形同時転写した後、射出成型用金型3の外へ送られてきた、当該転写シート2の転写シート平坦部Yの位置を目視などにより特定し、引張ローラ6をその位置まで移動させることで、成形同時転写後の転写シート平坦部Yを引張ローラ6挟み込ませることが可能なものとなっている(図4(a)、図4(b)参照)。その結果、引張ローラ6は常に、所定の張力を転写シート2に作用させることが可能なものとなっている。
引張ローラ6を可動させる一例として、サーボモータと電動アクチュエータ62の組み合わせで所望する場所に引張ローラ6を移動させることができる(図5(a)参照)。また、電動シリンダー63を引張ローラ6の下部に設置し、電動シリンダー63と制御回路の組み合わせで所望する場所に引張ローラ6を移動させることもできる(図5(b)参照)。さらには、引張ローラ6の一部に予め長穴スリット部材64を介してボルト65を設置しておき、ボルト65を一旦緩めてスリットに沿って引張ローラ6を移動させ、目視にて転写シート平坦部Yを特定しその位置でボルト65を締めて固定させることもできる(図5(c)参照)。このように、本発明の転写シート送り装置1は、引張ローラ6が転写シート2の流れ方向Bに可動することより、成形同時転写後の転写シート平坦部Yを挟み込めるようにしたので、転写シートに発生するシワを防止することができ、その結果転写シートの射出成形金型3に対する位置決めの正確さや成形同時転写ごとの射出成形金型3に対する位置決め精度が高いものとなっている。
次に、転写シート送り装置1の第二形態について説明する。図6は別の転写シート送り装置1を搭載した射出成形装置の構成を示したものである。なお、図6において図1と同じ構成要素については、同一符号を付して、その説明を省略する。図7(a)、(b)はそれぞれ経路調節ローラ7を示したものである。
上述の経路調節ローラ7は、2つの固定ローラ70と1つの可動ローラ71と可動ローラ71の移動範囲を定める長穴スリット部材73からなるが、当該可動ローラ71の配置場所によって、引張ローラ6に挟み込まれる転写シート2の位置が決定するよう構成されている。すなわち、転写シート2は経路調節ローラ7のうち固定ローラ70と可動ローラ71を経由して引張ローラ6に導かれるので、転写シート2を成形同時転写した後、射出成型用金型3から送られてきた、転写シート平坦部Yの位置を目視により特定し、特定された位置まで可動ローラ71を水平方向に移動させることによって、引張ローラ6が成形同時転写後の転写シート平坦部Yを挟み込むように構成されている。
可動ローラを水平方向に移動させる方法としては、サーボモータと電動アクチュエータの組み合わせで所望する場所に可動ローラを移動させる方法や(図7(a)参照)、可動ローラの一部に予め長穴スリット部材を介してボルトを設置しておき、ボルトを一旦緩めてスリットに沿って引張ローラ6を移動させ、目視にて転写シート平坦部Yを特定しその位置でボルトを締めて固定させる方法が挙げられる(図7(b)参照)。
これらの方法によって、引張ローラ6は成形同時転写後の転写シート平坦部Yを挟み込むことができるので、転写シート2にかかる所定の張力を作用させることができるものとなっている。このように、本発明の転写シート送り装置1は、可動ローラ71の位置を移動することによって引張ローラ6が転写シート平坦部Yを挟み込むようにしたので、成形同時転写時において、転写シート2に発生するシワを防止することができ、その結果転写シート2の射出成形金型3に対する位置決め時の正確さや成形同時転写ごとの射出成形金型3に対する位置決め精度が高いものとなっている。
次に、転写シート送り装置1の第三形態について説明する。図8は別の転写シート送り装置1を搭載した射出成形装置の構成を示したものである。なお、図8において図1と同じ構成要素については、同一符号を付して、その説明を省略する。図8(a)、図8(b)、図8(c)、図8(d)はターンローラ8の一例を示したものである。
転写シート送り装置1の第三形態は第二形態で使用した経路調節ローラ7を使用する代わりに、複数のターンローラ8を使用するものである。転写シート送り装置1の第三形態の場合、転写シート2は、転写シート供給ロール40から一定長さ分だけ巻き解かれて矢印方向Aに降下し、射出成型用金型3と引張りロールの間に設置された少なくとも一つのターンローラ8を経由した後、引張りロールに到達し、最終的に転写シート巻取ロールに巻き取られるようになっている。
第三形態の送り装置は、上記のように複数個設置されたターンローラ8を選択的に使用して、引張ローラ6に送り込まれる転写シート2の量を調節することにより、引張ローラ6に挟み込まれる転写シート2の場所を調節できるように構成されている。
引張ローラ6に送り込まれる転写シート2の長さの調節は、転写シート2が経由するターンローラ8の個数およびターンローラ8を通過する場所を任意に選択することに達成される。一例としてターンローラ8が7つから構成される場合、ターンローラ80、81、82、83、84、85、86それぞれに対し交互に転写シート2を経由させる方法(図8(a)参照)、ターンローラ80、81、82、84、85、86のみ転写シート2を経由させる方法(図8(b)参照)、ターンローラ80、81、85、86のみ転写シート2を経由させる方法(図8(c)参照)、7つのターンローラで構成される「くの字形状」のうち、その内側を転写シートが経由する方法(図8(d)参照)等のいずれかを選択することにより、引張ローラ6に挟み込まれる転写シート2の場所を調節できる。
このように、本発明の転写シート送り装置1は、複数個設置されたターンローラ8を選択的に使用して、ターンローラ8から引張ローラ6に送り込まれる転写シート2の長さを自在に調節することができるので、引張ローラ6が転写シート平坦部Yを挟み込むよう構成できるものである。この本発明の転写シート送り装置1を使用することにより成形同時転写時において、射出成型用金型3に対する転写シート2位置の精度が高い転写シート送り装置1となり、その結果、転写位置精度の高い加飾成形品を得ることができるものである。
本発明の転写シート送り装置1は、以上に示した以外の態様にも使用できる。例えば、成形同時転写法を用いて樹脂成形品の両面に転写を行う場合には、射出成形金型3の固定型30表面と可動型31表面の双方にそれぞれ転写シート2を配置した後、型締めを行って射出成型用金型3間に2枚の転写シート2を挟み込み、次に、2枚の転写シート2の間に溶融樹脂35を射出し冷却して樹脂成形品を得るのと同時に成形品の両面に転写シート2を接着し、基体シートを剥離して、被転写物の両面に転写層を転移して加飾を行うとよい。
この場合、本発明の転写送り装置を2台使用するが、一方は転写シート2を垂直方向に供給および巻取りを行う垂直方向の転写シート送り装置として、他方は転写シート2を水平方向に供給および巻取りを行う水平方向の転写シート送り装置として使用するとよい。上記のように転写シート送り装置1に構成することで設置スペースが狭い場合であっても転写シート送り装置1を配置することができるようになるからである。
上記水平方向に転写シート2が移動する場合であっても、転写シート送り装置1は、当該転写シート2を転写シート供給ロール40から一定長さ分だけ巻き解き、水平方向に移動させ、引張ローラ6を経由させ、転写シート巻取装置5の巻取ロールで巻き取るが、この場合においても引張ローラ6を可動させたり、経路調節ローラ7またはターンローラ8を射出成型用金型3と引張ローラ6の間に設置させることによって、上述の通り当該引張ローラ6が転写シート平坦部Yを選択的に挟み込むことができるものとなっている。その結果、水平方向の転写シート送り装置においても、転写シート2の射出成形金型に対する位置決めの正確さや成形同時転写ごとの射出成形金型に対する位置決め精度が高いものとなっている。
本発明は、フロントグリル、サイドモール、ドアミラーカバー、エンブレム、ホイール等の自動車外装パーツ、携帯電話などの通信機器、自動車内部の情報機器、家電製品など、各種加飾成形品を作成する際に用いることができ、産業上有用なものである。
本発明の第一形態に係る転写シート送り装置の側面図である。 本発明の転写シート送り装置に使用する転写シートの正面図である。 成形同時転写時における射出成形金型内部の断面図である。 本発明の第一形態の転写シート送り装置に係る引張ローラの斜視図である。 本発明の第一形態の転写シート送り装置に係る引張ローラの側面図である。 本発明の第二形態に係る転写シート送り装置の側面図である。 本発明の第二形態の転写シート送り装置に係る経路調節ローラの側面図である。 本発明の第三形態に係る転写シート送り装置の側面図である。 本発明の第三形態の転写シート送り装置に係るターンローラの側面図である。
符号の説明
1 転写シート送り装置
2 転写シート
3 射出成型用金型
4 転写シート送出装置
5 転写シート巻取装置
6 引張ローラ
7 経路調節ローラ
8 ターンローラ
20 長手方向位置決め用マーク
21 絵柄
22 幅方向位置決め用マーク
23 基体シート
24 剥離層
25 図柄層
26 接着層
30 固定型
31 可動型
32 可動盤
33 キャビティ空間
34 溶融樹脂
35 幅方向位置決めセンサ
36 長手方向位置決めセンサ
40 転写シート供給ロール
41 送出ローラ
42 ガイドローラ
43 ガイドローラ
44 回転軸
45 ケーシング
50 巻取ローラ
51 ガイドローラ
52 ガイドローラ
53 ケーシング
60 押圧ローラ
61 駆動ローラ
62 電動アクチュエータ
63 電動シリンダー
64 長穴スリット部材
65 ボルト
70 固定ローラ
71 可動ローラ
72 長穴スリット部材
80 ターンローラ
81 ターンローラ
82 ターンローラ
83 ターンローラ
84 ターンローラ
85 ターンローラ
86 ターンローラ
200 転写層
A 矢印方向
B 転写シート流れ方向
C クランプ
M サーボモータ
M1 転写シート巻取装置下側モータ
M2 転写シート送出装置上側モータ
X 転写シート立体部
Y 転写シート平坦部

Claims (3)

  1. 加飾成形品を作成する際に固定型と可動型からなる射出成形金型とともに用いられる転写シート送り装置であって、
    ロール状に巻かれ長尺方向に対して一定の間隔を空けて連続的に転写層が形成された転写シートが前記射出成形金型の可動型のパーティング面に配置されるよう送り出す転写シート送出装置と、
    前記転写シートが前記パーティング面に配置されて位置合わせされたのち、成形同時転写され、前記転写層が前記転写シートから剥離されることにより、前記転写層の形成されていた箇所に転写シート立体部を、前記転写シート立体部の間には転写シート平坦部を備える転写シートの終端に張力をかけて前記射出成形金型から前記転写シートを搬出し、前記搬出した転写シートを巻き取る巻取ローラと、
    前記射出成形金型と前記巻取ローラとの区間内に配置され、前記転写シートが前記射出成形金型のパーティング面に対して位置あわせされるときに、前記射出成形金型から搬出した転写シートの前記転写シート平坦部を挟み込みんで、前記転写シート全体に張力をかけることができるよう前記区間内で移動可能な押圧ローラと駆動ローラから構成される引張りローラと、
    を備える転写シート送り装置。
  2. 加飾成形品を作成する際に固定型と可動型からなる射出成形金型とともに用いられる転写シート送り装置であって、
    ロール状に巻かれ長尺方向に対して一定の間隔を空けて連続的に転写層が形成された転写シートが前記射出成形金型の可動型のパーティング面に配置されるよう送り出す転写シート送出装置と、
    前記転写シートが前記パーティング面に配置されて位置合わせされたのち、成形同時転写され、前記転写層が前記転写シートから剥離されることにより、前記転写層の形成されていた箇所に転写シート立体部を、前記転写シート立体部の間には転写シート平坦部を備える転写シートの終端に張力をかけて前記射出成形金型から前記転写シートを搬出し、前記搬出した転写シートを巻き取る巻取ローラと、
    前記射出成形金型と前記巻取ローラとの区間内に配置され、前記転写シートが前記射出成形金型のパーティング面に対して位置あわせされるときに、前記射出成形金型から搬出した転写シートの前記転写シート平坦部を挟み込みんで、前記転写シート全体に張力をかける押圧ローラと駆動ローラとから構成される引張ローラと、
    前記射出成形金型と前記引張ローラとの区間内に配置され、前記引張ローラが前記転写シート平坦部を挟みこめるよう、前記転写シートが巻取ローラに巻き取られる方向に対して垂直な方向に移動し、前記射出成形金型から前記巻取ローラまでの搬出距離を任意に調整できる可動ローラを少なくとも備える経路調節ローラと、
    を備える転写シート送り装置。
  3. 加飾成形品を作成する際に固定型と可動型からなる射出成形金型とともに用いられる転写シート送り装置であって、
    ロール状に巻かれ長尺方向に対して一定の間隔を空けて連続的に転写層が形成された転写シートが前記射出成形金型の可動型のパーティング面に配置されるよう送り出す転写シート送出装置と、
    前記転写シートが前記パーティング面に配置されて位置合わせされたのち、成形同時転写され、前記転写層が前記転写シートから剥離されることにより、前記転写層の形成されていた箇所に転写シート立体部を、前記転写シート立体部の間には転写シート平坦部を備える転写シートの終端に張力をかけて前記射出成形金型から前記転写シートを搬出し、前記搬出した転写シートを巻き取る巻取ローラと、
    前記射出成形金型と前記巻取ローラとの区間内に配置され、前記転写シートが前記射出成形金型のパーティング面に対して位置あわせされるときに、前記射出成形金型から搬出した転写シートの前記転写シート平坦部を挟み込みんで、前記転写シート全体に張力をかける押圧ローラと駆動ローラとから構成される引張ローラと、
    前記引張ローラと前記射出成形金型との区間内に複数形成され、前記引張ローラが前記転写シート平坦部を挟みこめるよう、前記転写シートが前記射出成形金型から前記巻取ローラまで到達されるまでの経由方法を選択でき、前記射出成形金型から前記巻取ローラまでの搬出距離を任意で変更できるターンローラと、
    を備える転写シート送り装置。
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