JP3439646B2 - 射出成形同時絵付装置 - Google Patents
射出成形同時絵付装置Info
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Description
型内で図柄や文字等が施された絵付シートを射出樹脂成
形体の表面に一体的に接着積層して加飾積層品(製品)
を得るようにした射出成形同時絵付装置に関する。
に絵付シートを一体的に接着する射出成形同時絵付方法
としては、従来より幾つもの態様が提案されているが、
それらの大半は、次の(a)〜(i)の工程の全部又は
幾つかを記述順に又はその順番を入れ換えて、順次、又
は複数の工程を同時に重複してもしくは並列的に行うよ
うにされている(特公昭50−19132号、実公平3
−56344号、特公平7−41637号公報等を参
照)。
雌型のパーティング面上に供給するシート供給工程。 (b)絵付シートを雌型のパーティング面に固定保持す
るクランプ工程。 (c)絵付シートを熱盤等により加熱軟化させる加熱軟
化工程。 (d)絵付シートを真空吸引及び/又は圧空供給等によ
り雌型のキャビティに沿わせるように延伸させる延伸工
程(予備成形工程)。 (e)雌型と雄型の一方(通常は雌型)を他方(通常は
雄型)側へ移動させて型締めを行う型締め工程。 (f)雌型と雄型との間に形成されるキャビティ内に雄
型側から流動状態の樹脂(熔融樹脂等)を注入充填して
固化せしめて射出成形を行う射出成形工程。 (g)雌型と雄型とを離間させる型開き工程。 (h)絵付シートのうちの射出樹脂成形体に接着付随さ
せるべき部分を他の部分(余剰部分)から切り離すシー
トトリミング工程。 (i)絵付シートが接着積層された積層品を雄雌両成形
型から取り出す取出工程。
は、複数の工程が一工程に含まれることをいい、例え
ば、前記(e)の型締め工程において絵付シートを雌型
と雄型との間に挟んで固定保持するようになせば、該型
締め工程と同時に重複して前記(b)のクランプ工程が
行われたことになり、また、前記(f)の射出成形工程
において絵付シートを射出された熔融樹脂の熱と圧力に
より延伸させるようになせば、該射出成形工程と同時に
重複して前記(d)の延伸工程が行われたことになる場
合をいう。
じて貼合わせ積層シート(ラミネートシート)と転写シ
ートのいずれかが用いられ、ラミネートシートである場
合には、射出成形によりそのままで絵付けが行われたこ
とになり、射出樹脂成形体の表面にシート全層が接着一
体化して化粧層となる。それに対し、絵付シートが転写
シートである場合には、射出樹脂成形体の表面に一体化
した絵付シートのうちの支持体シートを剥離し、装飾層
等の転写層のみを射出樹脂成形体側に残留させて化粧層
となすことにより絵付けが完了する。
時絵付を行うにあたっては、前記(a)に既述した如く
に、まず、絵付シートを射出成形に用いられる雌型のパ
ーティング面上に供給するシート供給工程が必須であ
り、このシート供給工程は、従来より自動化が進められ
ており、そのシート供給態様としては、巻き出し機及
び巻き取り機を用いて、絵付シートを、ロール状に巻き
取られた長尺の連続帯状シートの状態から必要量づつ
(1ショット分づつ)ロール/ロール方式で供給する態
様(特開平5−318523号等参照)と、絵付シー
トの先端部あるいは両側端部を把持するチャック等の把
持具を備えたシート搬送機構により供給する態様(特開
平7−241873号公報等を参照)とが知られてい
る。
態様においては、雌型のパーティング面が平面(フラッ
ト面)の場合は、シートの供給をより安定的かつ効率良
く行うことは要望されるものの、さほど大きな問題は生
じないが、射出成形同時絵付装置においては、得るべき
積層品(製品)の形状如何によって、前記パーティング
面が全体的に凸状又は凹状に湾曲したものを用いざるを
得ない場合がある。
形状等の)製品を得る場合、平面のパーティング面に固
定保持されている絵付シートを、深絞り形状のキャビテ
ィに沿わせるように延伸させると、絵付シートの延伸時
の変位量及び歪量が大となり、絵付シートにしわ、歪、
破れ等を生じやすくなり、それを回避すべく、熱や圧力
等の成形条件を緩和すると、しわ、歪、破れ等は生じな
い代わりに、絵付シートをキャビティに沿わせて完全に
密着させることが難しいという問題が生じるので、かか
る問題を解消すべく、例えば、特開平9−39025号
公報等にも所載のように、雌型のパーティング面を、得
るべき製品形状に対応させて、全体的に概略凸状又は凹
状の湾曲面として、前記曲率の大きな(深絞り形状等
の)製品を得る場合でも、キャビティ(パーティング面
からの深さ)をさほど深くしなくても済むようになすこ
とが考えられている〔後述する本発明実施形態を示す図
1参照。図において、符号12が雌型、符号14が概略
凸状に湾曲したパーティング面を示している。〕。
ィング面を全体的に概略凸状又は凹状の湾曲面とした場
合、前記した従来ののシート供給態様では、絵付シ
ートを直線的(一平面上で)に移動させるようにしてい
る関係上、絵付シートを凸状又は凹状の雌型パーティン
グ面に適正に沿わせることができず、絵付シートとパー
ティング面の外周部との間に大きな隙間が生じ、その後
のクランプ工程、延伸工程等が適正に行えなくなってし
まう。
付装置においては、絵付シートを雌型パーティング面上
に供給するシート供給手段として、前記絵付シートの幅
方向両端部を把持する把持手段を持つ一対のチェーン、
ロープ、ベルト等の湾曲可能な長尺体からなるシート搬
送部材を備え、このシート搬送部材を凹状に湾曲したパ
ーティング面を持つ雌型に設けた案内溝を通るように移
動させることによって、絵付シートを前記凹状に湾曲し
たパーティング面に沿わせるようにしたものが開示され
ている。
た場合は、湾曲したパーティング面に絵付シートを沿わ
せることができるものの、前記シート供給手段を構成す
るシート搬送部材の先端側がフリーとなっており、該シ
ート搬送部材を単にシート供給時には巻き出し、シート
供給後は巻き戻すようにしている関係上、シート搬送部
材には実質的にテンションが付与されず、そのため、シ
ート搬送部材及び把持手段の位置が定まり難くなり、シ
ート搬送部材及びそれに設けられた把持具を雌型の案内
溝に出し入れする際に、出し入れ動作が不安定になって
シート供給が円滑に行われなくなるおそれがあった。ま
た、この場合、雌型(可動型)は通常、型締め、型開き
等のため、雄型(固定型)に対して接近離隔する方向に
移動可能とされているので、シート供給手段の位置が固
定されていたり、あるいは、シート供給手段と雌型とが
別体であると、雌型の初期位置(型開き位置)がずれた
りした場合に、前記シート搬送部材及びそれに設けられ
た把持具が雌型の案内溝に適正に入らず、シート供給が
滞って適正に行えなくなるといった問題も生じるおそれ
があった。
なされたもので、その目的とするところは、シートの供
給をより安定的かつ効率良く行うこことができるととも
に、特に、雌型のパーティング面が全体的に凸状等の湾
曲面となっている場合でも、絵付シートを円滑かつ迅速
に供給することができ、かつ、延伸工程に伴う絵付シー
トの過剰な変位及び歪を防止できるようにされた射出成
形同時絵付装置を提供することにある。
く、本発明に係る射出成形同時絵付装置は、基本的には
雌型と、雄型と、前記雌型のパーティング面上に絵付シ
ートを供給するシート供給手段と、前記絵付シートを前
記雌型のパーティング面上に固定保持するクランプ手段
と、を具備し、前記シート供給手段は、前記絵付シート
の幅方向両端部を把持する把持手段を持つ一対のチェー
ン、ロープ、ベルト等の湾曲可能な長尺体からなるシー
ト搬送部材と、このシート搬送部材における少なくとも
前記把持手段のシート把持部を前記雌型のパーティング
面上を通るように移動させるべく前記シート搬送部材を
案内駆動する案内駆動手段と、を備えて構成されている
射出成形同時絵付装置であって、前記一対のシート搬送
部材がそれぞれ同一寸法の無端環状体となっていて、前
記案内駆動手段を構成する複数個のスプロケットホイー
ル等の回転部材間に掛け回されている。本発明装置は、
雌型のパーティング面が平面である場合にも適用できる
が、特に、前記雌型のパーティング面の全体が概略凸状
又は凹状の湾曲面である場合に好適である。
のシート搬送部材がそれぞれ同一寸法の無端環状体とな
っていて、前記案内駆動手段を構成する複数個のスプロ
ケットホイール等の回転部材間に掛け回され、また、前
記把持手段のシート把持部に把持された絵付シートが前
記雌型のパーティング面に実質的に沿うように移動せし
められる。この場合、前記シート搬送部材は、好ましく
は、前記案内駆動手段により、前記絵付シートを把持し
た把持手段部分が前記雌型のパーティング面上に位置す
る供給位置と前記把持手段部分が前記雌型外の待機位置
との間を往復運動せしめられる。
一体的に移動し得るようにされていることが好ましい。
他の好ましい態様では、前記シート搬送部材及び把持手
段のシート把持部を除く部分が前記雌型のパーティング
面に沿うように設けられた案内溝内を移動せしめられ、
また、前記案内溝は、前記シート搬送部材及び把持手段
をシート搬送方向に直交する2方向に対して位置規制を
行い得る断面形状とされる。さらに、別の好ましい態様
では、前記シート搬送部材に所要のテンションを付与す
べく、テンション付与手段が付設される。この場合、前
記テンション付与手段は、好ましくは、前記シート搬送
部材に圧接せしめられるテンションローラー等の回転部
材とされる。
が前記把持手段により把持された状態で前記雌型のパー
ティング面上に搬送され、かつ、前記クランプ手段によ
り前記雌型のパーティング面上に固定保持されるとき、
該クランプ手段のシート固定保持動作を利用して、前記
把持手段に前記絵付シートの把持状態を解除する解除動
作を行わせる。さらに好ましくは、前記把持手段に前記
解除動作を行わせた後、前記クランプ手段によって絵付
シートが前記パーティング面上に固定保持されている状
態で、前記シート搬送部材の前記把持手段部分を前記雌
型外の待機位置まで移動させるようにされる。
形同時装置の好ましい態様においては、絵付シートは、
ロール状に巻き取られた長尺帯状の連続シートとされ、
雌型のシート搬送方向上流側にて、巻出機から1ショッ
ト分が巻き出されて、一対のシート搬送部材に設けられ
ている、例えばシート搬送方向に沿って一定間隔で配置
された所要個数のチャック等の把持手段のシート把持部
によりその1ショット分の幅方向両端部が把持されると
ともに、好ましい態様では、その1ショット分が巻出機
側から切り離される。
れぞれチェーン等からなる無端環状体とされていて、案
内駆動手段を構成する複数個のスプロケットホイール等
の回転部材間に掛け回されるとともに、その一部が常時
雌型に設けられた案内溝内を通るように配置されてお
り、かつ、該シート搬送部材に設けられている把持手段
は雌型外の待機位置に置かれている。
トの幅方向両端部が把持されている状態で、前記案内駆
動手段が一方向(正転)に所定回転数だけ回転せしめら
れると、前記シート搬送部材に加えて、前記把持手段の
シート把持部を除く部分が前記雌型のパーティング面に
沿うように設けられた案内溝内に挿入され、シート搬送
部材の前記把持手段部分により把持されている絵付シー
ト(1ショット分)が雌型の例えば凸状に湾曲したパー
ティング面の真上にそれに沿うように搬送されて位置決
めされる(把持手段部分が待機位置から供給位置に移
動)。なお、この場合、好ましい態様では、シート搬送
部材にテンション付与手段による所定のテンションが付
与されている。
り前記雌型のパーティング面上に固定保持されるととも
に、好ましい態様では、前記クランプ手段により絵付シ
ートが雌型のパーティング面上に固定保持されるとき、
該クランプ手段のシート固定保持動作を利用して、前記
把持手段に前記絵付シートの把持状態を解除する解除動
作を行わせ、さらに、前記把持手段に前記解除動作を行
わせた後、前記クランプ手段によって絵付シートが前記
パーティング面上に固定保持されている状態で、前記シ
ート搬送部材の前記把持手段部分を前記雌型外の待機位
置まで移動させて、次ショット分の絵付シートを供給す
るための準備(シートの引き出し、把持等)をしてお
く。
ートは、その外周部がクランプ手段により雌型のパーテ
ィング面に固定保持された状態で、例えば凸状に湾曲し
たパーティング面に沿うような断面「く」字状の加熱面
を有する熱盤により加熱軟化せしめられ(加熱軟化工
程)、続いて、真空吸引及び/又は圧空供給等により雌
型のキャビティに沿うように延伸せしめられる(延伸工
程)。
方(通常は雌型)を他方(通常は雄型)側へ移動させて
型締めを行う型締め工程、雌型と雄型との間に形成され
るキャビティ内に雄型側から流動状態の樹脂(熔融樹脂
等)を注入充填して固化せしめる射出成形を行う射出成
形工程、雌型と雄型とを離間させる型開き工程、絵付シ
ートのうちの射出樹脂成形体に接着付随させるべき部分
を他の部分(余剰部分)から切り離すシートトリミング
工程、絵付シートが接着積層された積層品を雄雌両成形
型から取り出す取出工程、をへて、絵付シートが射出樹
脂成形体に積層された積層品(製品)が得られる。
ば、絵付シートを無端環状体のシート搬送部材に把持手
段を設けたシート供給手段によって搬送供給するように
されているので、従来の、シート搬送部材の先端側がフ
リーとなっていて、該シート搬送部材を単にシート供給
時には巻き出し、シート供給後は巻き戻すようにしたシ
ート供給手段を用いる場合に比して、シート搬送部材に
適宜のテンションを付与することが可能となり、そのた
め、シート搬送部材及びそれに設けられた把持手段の、
雌型に設けられた案内溝に対する位置が一義的に定ま
る。これにより、シート搬送部材及び把持手段を雌型の
案内溝に出し入れする際に、シート搬送部材や把持手段
が雌型の案内溝周縁部に衝突したり引っ掛かったりする
ことが効果的に回避され、その出し入れ動作が安定し、
シート供給が円滑に行われる。
開き等のため、雄型(固定型)に対して接近離隔する方
向に移動可能とされているが、シート供給手段を、前記
雌型と一体的に移動し得るようにしておくことで、雌型
の初期位置(型開き位置)がずれても、前記シート搬送
部材及びそれに設けられた把持手段が雌型の案内溝に適
正に出入りし、シート供給をより安定かつ円滑に行え
る。したがって、本発明装置によれば、絵付シートの供
給をより安定的かつ効率良く行うこことができるととも
に、特に、雌型のパーティング面が全体的に凸状等の湾
曲面となっている場合でも、絵付シートを円滑かつ迅速
に供給することができる。
絞り形状等の)ものであっても、雌型のキャビティをパ
ーティング面からさほど深くしなくても済むので、絵付
シートにしわ、歪、破れ等を生じ難くできるとともに、
熱や圧力等の成形条件を緩和することなく、絵付シート
をキャビティに沿わせて密着させることが可能となり、
良質の製品を確実に得ることができる。本発明におい
て、雄雌両成形型は、鉄等の金属あるいはセラミックス
等で作製され、それらに必要に応じて、真空吸引や圧空
供給用に小孔(真空吸引孔等)を設ける。
成(いわゆる入れ子構造に)し、隣合う分割部分間にス
リット状の隙間を形成してこの隙間を真空吸引孔として
用いて真空吸引を行うようにしてもよい。前記雄型に
は、流動状態の樹脂を射出するためのランナーと所要本
のゲートを設ける。ゲートの本数、位置、形状等は、得
るべき製品の形状等を勘案して自由に設定することがで
きる。
パーティング面に固定保持すべく、雌型パーティング面
に対応した押圧面形状を有するクランプ手段を付設す
る。クランプ手段としては、枠状の押さえ板等を用いる
ことができ、その駆動は、型締め動作等の成形用駆動力
を用いたり、エジェクターピン駆動機構の動力を利用し
たりすることができる他、別途に流体圧アクチュエータ
ー等の駆動手段を設けることによりなされる。また、本
発明装置のシート搬送部材に設けられる把持手段の開閉
(シートの解放、把持)も、前記クランプ手段のシート
固定保持動作を利用でき、さらに、前記クランプ手段と
は別に、把持手段の開閉駆動をエジェクターピン駆動機
構の動力を利用したり、別途に流体圧アクチュエーター
等の駆動手段を設けることによりなされる。
された装飾層からなり、基材シートを成形品と密着一体
化させたまま最終製品として使用する貼り合わせ積層シ
ート(ラミネートシート)、あるいは一旦絵付シートと
成形品とを一体化させた後、装飾層(転写層)のみを成
形品側に残して基材シート(支持体シート)を剥離する
転写シートのいずれも使用することができる。
トとしては、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオ
レフィン樹脂、ポリ塩化ビニル、アクリル樹脂、ポリス
チレン、ABS樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリエス
テル樹脂等の熱可塑性樹脂を用いることができる。基材
シートの厚さは、通常20〜500μm程度である。装
飾層としては、印刷絵柄、着色又は透明塗装、金属薄
膜、あるいは、硬質塗膜、防曇塗料、導電性層等の機能
性層等を用いることができる。
持体シート上に形成した絵柄層等よりなる転写層を、別
の被転写体に転移させるためのもので、支持体シート上
には必要に応じて離型層を設けても良く、転写層として
は、剥離層、装飾層、接着剤層、等からなり、装飾層以
外の層は必要に応じて選択する。装飾層としては、絵柄
層、金属薄膜層(部分又は全面)あるいは硬質塗膜、防
曇塗膜、導電性層等の機能性層から選ばれる。
6等のポリアミド樹脂、ポリエチレン、ポリプロピレン
等のポリオレフィン樹脂、ポリ塩化ビニル等、可撓性を
有する熱可塑性樹脂フィルムあるいはそれらの積層体が
好ましい。射出成形用の樹脂としては、ABS(アクリ
ロニトリル・ブタジエン・スチレン共重合体)樹脂、ポ
リスチレン、ポリ塩化ビニル、アクリル樹脂、ポリカー
ボネート樹脂等の熱可塑性樹脂を加熱熔融して液状ない
し流動状態となったもの、あるいは、二液硬化型、触媒
硬化型の樹脂、例えば、ウレタン樹脂、ポリエステル樹
脂等の未硬化液等の射出成形同時絵付用として従来より
知られている材料を使用でき、製品の要求物性やコスト
等に応じて選定される。
施の形態を詳細に説明する。図1は、本発明に係る射出
成形同時絵付装置の一実施形態を示す全体構成図、図2
は雌型周辺部を示す斜視図、図3は雌型周辺部を示す平
面図、図4は図1のA矢視部分の概略拡大図である。本
実施形態の射出成形同時絵付装置10は、図1、図2に
加えて、型締め状態を示す図12、図13を参照すれば
よくわかるように、雌型12と雄型25とを備え、雌型
12は、その底部が可動盤(プラテン)11に固定され
ていて、流体圧シリンダのラム9等により水平方向、言
い換えれば、雄型25に対して接近−離隔する方向(Y
方向)に進退動するようされている。
12が可動型とされていて水平方向に移動するようにさ
れているが、これに限定される訳ではなく、例えば、雄
型、雌型を上下に対向配置してそれらの一方を鉛直方向
に移動させる等の形態を採用することもできる。
らなる入れ子構造のものが採用されており、この雌型1
2には、得るべき積層品に対応した比較的浅い側面視概
略「く」字状のキャビティ13が形成されるとともに、
このキャビティ13の外周側にパーティング面14が形
成されている。このパーティング面14は、図2、図3
に加えて図10、図11を参照すればよくわかるよう
に、外周側パーティング面14aとこれから段下げされ
た内周側パーティング面14bとからなる段付きパーテ
ィング面となっており、前記外周側パーティング面14
a及び内周側パーティング面14bのいずれも雄型25
側(Y方向)に張り出した概略凸状(山状)の湾曲面と
なっている。
パーティング面14b)におけるキャビティ13の周り
に、該キャビティ13を囲むように絵付シートSを真空
吸引するための環状の連続した断面矩形のシート固定用
吸引溝16が形成されるとともに、このシート固定用吸
引溝16に所定本の真空吸引孔17が所定のピッチで開
口せしめられている(図3参照)。
は、真空吸引孔として働くスリット状の隙間15が形成
されている。このスリット状の隙間15は、前記キャビ
ティ13の隅角部を形成する角丸(アール)部分とそれ
に続く平面部分との境目部分に開口せしめられており、
前記真空吸引孔17に接続されている。なお、スリット
状の隙間15を前記境目部分に開口させているのは、前
記境目部分が、真空吸引孔として用いられる前記隙間1
5が存在することによって積層品Pに残される線条の痕
跡が最も目立たない箇所であるとの理由による。
られた真空吸引孔17と前記スリット状の隙間15と
は、前記雌型12内部に穿設された真空吸引通路18及
び導管19を介して外部の真空ポンプに接続されてお
り、本実施形態では、前記真空吸引孔17、前記シート
固定用吸引溝16、前記スリット状の隙間15、前記真
空吸引通路18、前記導管19、及び外部の真空ポンプ
等で真空吸引手段が構成されている。
グ面14aの内周部分には、Oリング22が装着された
環状の装着溝23が設けられている。前記Oリング22
は、後述する概略「く」字状に湾曲した枠状のクランパ
ー20が、間に絵付シートSを挟んで雌型12の外周側
パーティング面14aに押し付けられた際、前記キャビ
ティ12と外部とを気密的に遮断する役目を果たす。
(図1)のノズルが装着される固定盤31に固定されて
おり、この雄型25には、前記得るべき積層品形状に対
応したコア部33及び側面視「く」字状に凹むパーティ
ング面34が設けられるとともに、その内部には、前記
キャビティ13内に熔融樹脂P(図13)を注入充填す
るための二股形状のランナー27及びそれに連なる2本
ゲート28が設けられている。
雌型12の外周側パーティング面14aに押圧固定する
ための、該パーティング面14aと相似する、正面視が
矩形枠状で側面視が概略「く」字状のクランパー20が
付設されている。このクランパー20は、雌型12の四
隅近くに設けられた貫通穴に摺動自在に嵌挿された4本
の連結ロッド24によって図示していない駆動機構によ
り雌型12のパーティング面14に対して垂直方向に進
退動できるようになっている。なお、前記雄型25に
は、図12に示される如くの型締め状態において前記ク
ランパー20が絵付シートSに対する押圧固定状態を解
除する離間動作を行い得る深さを持った切欠凹部29が
穿設されている。
10により得るべき積層品は、平面視では矩形状で、断
面が概略「く」字状のパネルであり、また、前記絵付シ
ートSとして、ここでは、アクリル樹脂製の基材シート
(厚みは125μm)と、その上にグラビア印刷法によ
り積層された装飾層(アクリル樹脂と塩化ビニル酢酸ビ
ニル共重合体の1:1重量比混合物)と、接着剤層(塩
化ビニル酢酸ビニル共重合体系)とからなり、基材シー
トを射出樹脂成形体Paと密着一体化させたまま最終製
品として使用する貼り合わせ積層シート(ラミネートシ
ート)を用いている。前記装飾層(絵柄層)は、柄版を
3色組み合わせた木目模様となっており、また、前記接
着剤層は、スクリーン線数40線/cmのグラビアベタ
印刷版(版深60μm)を2度用いて(グラビア印刷2
色刷りして)形成した厚みが2μmの層である。
本実施形態の射出成形同時絵付装置10においては、前
記雌型12のパーティング面14上に絵付シートSを供
給するシート供給装置5を備えている。このシート供給
装置5は、側面視(図1)で雌型12の左側に設置され
た支持架構1上にレール3を介して図1の左右方向(Y
方向)に沿って進退動可能に配置された基体フレーム6
を備えており、この基体フレーム6は、連結部材7で前
記した可動盤11に連結固定されている。また、図2に
示される如くに、雌型12の下方に配置されている、当
該シート供給装置5の一部を構成する後述の左右一対の
スプロケットホイール42、42、43、43を支持す
る一対の連結プレート8、8も前記雌型12に連結され
ている。したがって、当該シート供給装置5は、前記雌
型12と一体的に雄型25に対して接近−離隔する方向
(Y方向)に進退動する。
き取られた長尺帯状の絵付シートSが装填された巻き出
し機RSが備えられ、その巻き出し機RS及び複数個の
案内ローラ48、48、…を介して後述する如くにして
送り出された絵付シートSの1ショット分を、雌型12
のパーティング面14上に供給すべく、該基体フレーム
6の右側端部(雌型12側)付近と左側端部付近とに左
右一対のスプロケットホイール41、41、44、4
4、45、45が配設されている(図4も参照)。前記
右側端部に位置するスプロケットホイール41、41
は、ステッピングギアードモーター52により回転駆動
せしめられるようになっており、左右のスプロケットホ
イール41、44、45(左列)及び41、44、45
(右列)と前記した雌型12下方の左右のスプロケット
ホイール42、43(左列)及び42、43(右列)に
は、それぞれシート搬送部材としての同一寸法形状の無
端環状チェーン50、50が、1本づつ、全体でL形と
なるように掛け回されている。
は、図6、図7に示される如くに、例えば2ピッチ毎に
支持部材61が設けられるとともに、この支持部材61
の下部と中間部とに大径ローラ62と小径ローラ63と
が取り付けられ、かつ、所定ピッチ(例えば5ピッチ)
毎に、その支持部材61の上部に、1ショット分の絵付
シートSの幅方向両端部を把持するためのシート把持用
チャック60が設けられている。このシート把持用チャ
ック60は、1ショット分の長さの絵付シートSを把持
できるように、無端環状チェーン50、50の特定範囲
にだけ所要個数設けられており、前記シート供給装置5
は、前記無端環状チェーン50、50のうちの前記シー
ト把持用チャック60が設けられている部分(1ショッ
ト分の絵付シートSを把持する部分)を、雌型12上の
前記基体フレーム6内に位置する待機位置と雌型パーテ
ィング面14上に位置する供給位置との間を往復運動さ
せるようになっている。
RSからの絵付シートSは、図4に示される如くに、前
記基体フレーム6に備えられたシート保持機構55か
ら、一対のレール59、59上を摺動するシート引き出
し機構57によりY方向に1ショット分だけ引き出され
る(引き出された絵付シートSの先端部をシート引き出
し機構57が把持している様子は図2参照)。そして、
この引き出された1ショット分の絵付シートSの幅方向
両端部を、前記無端環状チェーン50、50に設けられ
た左右の所要個数のシート把持用チャック60、60、
…により把持する。この把持状態で1ショット分の絵付
シートSは、シートカッター56により巻出機RS側か
ら切り離される。次いで、この把持されている1ショッ
ト分の絵付シートSを、概略凸状に湾曲した雌型パーテ
ィング面14の真上の供給位置まで搬送し、搬送後は、
後述するように、絵付シートSがクランパー20により
雌型パーティング面14に固定保持された後は、前記シ
ート把持用チャック60、60、…部分を前記待機位置
に戻すようにされている。
型12には、図2、図3、図5等を参照すればよくわか
るように、そのパーティング面14側に、前記左右の無
端環状チェーン50、大径ローラ62、小径ローラ6
3、及びシート把持用チャック60、60、…を通過案
内するための、外周側パーティング面14aに沿うよう
に湾曲しながら上下方向(Z方向)に伸びる左右一対の
供給側案内溝36、36が設けられ、また、雌型2の底
部側に、前記左右の無端環状チェーン50、大径ローラ
62を通す上下方向(Z方向)に伸びる直線状の左右一
対の底面側案内溝38、38が設けられている。
端環状チェーン50及びシート把持用チャック60、6
0、…をシート搬送方向に直交する2方向に対して位置
規制を行い得る断面形状とされており、図7、図8に示
される如くに、溝幅方向に突出する中間壁36Aを有
し、この中間壁36Aより上側が、前記シート把持用チ
ャック60の下部(固定受片部65)が位置せしめられ
る、前記パーティング面14に開口する開口溝36aと
なっており、前記中間壁36Aを挟むように前記無端環
状チェーン50、50に設けられた大径ローラ62、小
径ローラ63が挿入案内されるとともに、前記中間壁3
6Aと底壁部とには前記大径ローラ62が遊嵌される位
置規制凹部36d、36cが設けられている。この位置
規制凹部36d、36cや前記中間壁36Aが存在する
ことにより、前記無端環状チェーン50、50やシート
把持用チャック60、60、…は、シート搬送方向、つ
まり、凸状に湾曲したパーティング面14に沿う方向に
直交する2方向(図7において上下方向及び左右方向)
に対してその位置が規制される。
持部材61の上部に横方向に突設されて絵付シートSの
裏面側(下側)を受ける固定受片部65と、前記パーテ
ィング面14より上側に位置するように支持板64に揺
動自在に軸支された可動押え片部66とからなるシート
把持部を備え、前記可動押え片部66は、圧縮コイルバ
ネ67により常時前記固定受片部65との間で絵付シー
トSを挟圧保持する方向に付勢されている。したがっ
て、前記シート把持用チャック60、60、…に把持さ
れた絵付シートSは前記雌型12の凸状に湾曲したパー
ティング面14に実質的に沿うように移動せしめられる
ことになる。なお、前記可動押え片部66と固定受片部
65とによる絵付シートSの把持をより強固及び確実に
するため、適宜に、それらの対接挟持部(絵付シートS
を挟んでいる一端部)に凹歯、凸歯を形成して噛合させ
るようにしたり、それらに微小エンボス凹凸を刻設する
等の対策を施してもよい。
ェーン50側には、前記クランパー20が絵付シートS
を雌型パーティング面14に押圧固定する際に、それに
設けられた干渉回避用の凹部21に押圧されるローラ6
8が設けられており、このローラ68が前記クランパー
20の凹部21に押圧されることにより、前記可動押え
片部66が前記圧縮コイルバネ67の付勢力に抗して前
記固定受片部65から離れ、前記シート把持用チャック
60が絵付シートSの把持状態を解除するようになって
いる(図8参照)。
所要のテンションを付与すべく、本実施形態において
は、図1に示される如くに、雌型12の下方に、前記無
端環状チェーン50、50に圧接する一対のテンション
付与用のスプロケットホイール46が設けられている。
このテンション付与用のスプロケットホイール46の前
記無端環状チェーン50に対する位置(図1のY方向)
を調節することにより、前記無端環状チェーン50のテ
ンションが調整され、雌型12の供給側案内溝36に対
する無端環状チェーン50及びシート把持用チャック6
0の位置が一義的に定められる。なお、雌型12の上方
(上流側)にも同様にテンション付与用のスプロケット
ホイール47(仮想線で示す)を配設してもよい。
10においては、雌型12のパーティング面14が概略
凸状の湾曲面となっている関係上、前記クランパー20
により前記パーティング面14上に押圧固定された絵付
シートSを加熱軟化させるための熱盤が従来の平板状構
成のものでは適正に行えないので、熱盤70は、図14
及び図15に示される如くの構成となっている。
12のパーティング面14上へ接近離隔させるべく、水
平方向(X方向)に沿って進退させる駆動手段としての
例えば流体圧シリンダのピストンロッド86先端に固定
された矩形薄箱状の保持ケース75と、この保持ケース
75の左右方向(X方向)端部中央付近に突設されたブ
ラケット78に設けられたヒンジ部材79を介して開閉
可能に連結された第1の板状加熱部71及び第2の板状
加熱部72とを備えている。前記第1の板状加熱部71
及び第2の板状加熱部72は、それぞれその側端面中央
部付近にリンク部材73、74の一端部が回動自在に連
結され、前記リンク部材73、74の他端部は前記保持
ケース75に内蔵固定された、ピストンロッドを2本持
ち、両端からそのピストンロッド80a、80bが突出
しているエアーシリンダ80の前記ピストンロッド80
a、80bの両先端部にそれぞれ連結部材81、82を
介してそれぞれ回動自在に連結されている。前記リンク
部材73、74と前記ピストンロッド80aの両先端部
とを連結する連結部材81、82は、前記保持ケース7
5の側面壁に形成された、上下方向(Z方向)に伸びる
長穴77、77に摺動自在に緩挿されている。
トンロッド80a、80bは、コイルバネ等の付勢手段
により常時突出伸長方向に付勢されており、前記熱盤7
0が雌型12外方(X方向)の待機位置にあるときに
は、前記ピストンロッド80a、80bが最も突出伸長
せしめられた状態とされ、このときには、前記第1の板
状加熱部71及び第2の板状加熱部72は、図14にお
いて仮想線で示される如くに、1枚の平板状の熱盤のよ
うに、180度開いた状態とされる。それに対し、前記
熱盤70が前記雌型12の概略凸状の湾曲面とされたパ
ーティング面14に固定保持されている絵付シートS上
の加熱位置に前進せしめられたときには、前記ピストン
ロッド80a、80bが最も引き込まれた状態とされ、
このときには、前記第1の板状加熱部71及び第2の板
状加熱部72は、それらの自由端側を前記ヒンジ部材7
9を支点として相互に逆方向に相対回転せしめられ、図
14及び図15に示される如くに、前記絵付シートSに
沿うように、その開き角度が側面視概略「く」字状に調
節される。
1、第2の板状加熱部72が絵付シートSに沿うよう
に、その開き角度が側面視概略「く」字状に調節される
ことにより、従来の平板型の熱盤に比して、その加熱面
71a及び72aと絵付シートS(の外周部)との離隔
距離が大幅に狭められ(図14においてLaからLbと
なる)、絵付シートSの加熱温度分布を前記平板型の熱
盤に比して均一(分布レンジを小)にできる。つまり、
熱盤が平板型である場合は、絵付シートのうち、凸状の
湾曲面を形成している絵付シートSの頂部付近は熱盤の
加熱面に近接するが、前記凸状の湾曲面の底部(裾野
側)は熱盤の加熱面から相当離れてしまうが、本実施形
態の熱盤70では、絵付シートSと第1の板状加熱部7
1、第2の板状加熱部72の加熱面71a、72aとの
最大離隔距離と最小離隔距離との差が極めて小さくな
り、絵付シートSの各部における延伸量がばらつかず、
絵柄模様の歪みや絵柄模様と成形体との位置ずれ等が生
じにくくなる。
出成形同時装置10においては、絵付シートSは、ロー
ル状に巻き取られた長尺帯状の連続シートとされ、雌型
12の左斜め上(シート搬送方向上流側)にて、巻出機
RSから1ショット分が巻き出されて、一対の無端環状
チェーン50、50に設けられている、シート搬送方向
に沿って一定間隔で配置された所要個数のシート把持用
チャック60、60、…によりその1ショット分の幅方
向両端部が把持されるとともに、その1ショット分がシ
ートカッター56により巻出機RS側から切り離され
る。
0、50はそれぞれ無端環状体とされていて、案内駆動
手段を構成する左右のスプロケットホイール41〜45
間に掛け回されるとともに、その一部が常時雌型12に
設けられた供給側案内溝36及び底部側案内溝38を通
るように配置されており、かつ、該無端環状チェーン5
0、50に設けられているシート把持用チャック60、
60、…部分は雌型外の待機位置に置かれている(図
1、図2参照)。
0、60、…により絵付シートSの幅方向両端部が把持
されている状態で、前記ステッピングギアードモーター
52が一方向(正転)に所定回転数だけ回転せしめられ
ると、前記左右のスプロケットホイール41〜45が一
方向に回転せしめられ、それに伴い前記無端環状チェー
ン50、50が回転移動して、前記シート把持用チャッ
ク60、60、…のシート把持部(固定受片部65、可
動押え片部66)は、前記雌型12のパーティング面1
4(14a)に沿うように設けられた供給側案内溝36
内に大径ローラ62と小径ローラ63とが挿入されるの
に付随連動してパーティング面14上に移動し、図9及
び図10に示される如くに、無端環状チェーン50、5
0のシート把持用チャック60、60、…部分により把
持されている絵付シート(1ショット分)Sが雌型12
の凸状に湾曲したパーティング面14の真上にそれに沿
うように搬送されて位置決めされる(シート把持用チャ
ック60、60、…部分が待機位置から供給位置に移
動)。
により前記雌型12の外周側パーティング面14a上に
固定保持され、かつ、このクランパー20より絵付シー
トSが雌型12のパーティング面14a上に固定保持さ
れるとき、該クランパー20のシート固定保持動作を利
用して、前記シート把持用チャック60、60、…が前
記絵付シートSの把持状態を解除する解除動作を行わせ
る。つまり、図7及び図8を参照すればよくわかるよう
に、シート把持用チャック60、60、…の可動押え片
部66に設けられたローラ68が前記クランパー20の
凹部21に押圧されて、前記可動押え片部66が前記圧
縮コイルバネ67の付勢力に抗して前記固定受片部65
から離れ、前記シート把持用チャック60が絵付シート
Sの把持状態を解除する。
60、…に前記解除動作を行わせた後、前記クランパー
20によって絵付シートSが前記パーティング面14a
上に固定保持されている状態で、前記ステッピングギア
ードモーター52が逆転せしめられ、前記左右のスプロ
ケットホイール41〜45が前記シート供給時とは逆方
向に回転せしめられ、それに伴い前記無端環状チェーン
50、50が反対方向に回転移動して、前記シート把持
用チャック60、60、…のシート把持部(固定受片部
65、可動押え片部66)は、前記雌型12のパーティ
ング面14(14a)に沿うように設けられた供給側案
内溝36から大径ローラ62と小径ローラ63とが雌型
12の上流側に引き出されるのに付随連動して元の待機
位置に戻され、次ショット分の絵付シートSを供給する
ための準備(シートの引き出し、把持等)が行われる。
0、…から解放された絵付シートSは、その外周部がク
ランパー20により雌型12のパーティング面14aに
固定保持された状態で、図11に示される如くに、前記
したように熱盤70が待機位置から絵付シートSの真上
の加熱位置へと前進せしめられて、その第1の板状加熱
部71及び第2の板状加熱部72の開き角度が、凸状に
湾曲したパーティング面14aに沿うような断面「く」
字状に調節され、この熱盤70の加熱面71a、72a
により、絵付シートSが加熱軟化せしめられ(加熱軟化
工程)、続いて、絵付シートSは、図11に示される如
くに、前記真空吸引孔17やスリット状の隙間15を通
じた真空吸引により雌型12の内周側パーティング面1
4b及びキャビティ13に沿うように延伸せしめられて
それらに密着せしめられる(延伸工程)。
25側へ移動させて型締めを行う型締め工程(図12参
照)行われるが、このときは、前記シート供給装置5全
体が雌型12と一体的に雄型25側へ移動する。続い
て、雌型12と雄型25との間に形成されるキャビティ
13内に雄型25のランナー27及びゲート28、28
を介して流動状態の樹脂(熔融樹脂等)を注入充填して
固化せしめる射出成形を行う射出成形工程(図13参
照)、雌型12と雄型25とを離間させる型開き工程、
絵付シートSのうちの射出樹脂成形体に接着付随させる
べき部分を他の部分(余剰部分)から切り離すシートト
リミング工程、絵付シートSが接着積層された積層品を
雄雌両成形型から取り出す取出工程、をへて、絵付シー
トが射出樹脂成形体に積層された積層品(製品)が得ら
れる。
10においては、絵付シートSを無端環状の無端環状チ
ェーン50、50に所要個数のシート把持用チャック6
0、60、…を設けたシート供給装置5によって搬送供
給するとともに、スプロケットホイール41〜46等の
案内駆動手段によって、シート搬送部材とされる無端環
状チェーン50、50に適度のテンションを付与しつつ
これを駆動するようにされているので、従来の、シート
搬送部材の先端側がフリーとなっていて、該シート搬送
部材を単にシート供給時には巻き出し、シート供給後は
巻き戻すようにしたシート供給手段を用いる場合に比し
て、シート搬送部材とされる無端環状チェーン50、5
0に適宜のテンションを付与することが可能となり、そ
のため、無端環状チェーン50、50及びそれに設けら
れたシート把持用チャック60、60、…の、雌型12
に設けられた供給側案内溝36、36に対する位置が一
義的に定まる。これにより、無端環状チェーン50、5
0及びシート把持用チャック60、60、…を雌型12
の案内溝36、36に出し入れする際に、無端環状チェ
ーン50、50やシート把持用チャック60、60、…
が雌型12の案内溝36、36周縁部に衝突したり引っ
掛かったりすることが効果的に回避され、その出し入れ
動作が安定し、シート供給が円滑に行われる。
開き等のため、雄型(固定型)12に対して接近離隔す
る方向に移動可能とされているが、シート供給装置5
を、前記雌型12と一体的に移動し得るようにしている
ことで、雌型12の初期位置(型開き位置)がずれて
も、前記無端環状チェーン50、50及びそれに設けら
れたシート把持用チャック60、60、…が雌型12の
案内溝36、36に適正に出入りし、シート供給をより
安定かつ円滑に行える。
付装置10によれば、絵付シートSの供給をより安定的
かつ効率良く行うこことができるとともに、特に、雌型
12のパーティング面14が全体的に凸状等の湾曲面と
なっている場合でも、絵付シートSを円滑かつ迅速に供
給することができる。しかも、得るべき製品が曲率の大
きな(深絞り形状等の)ものであっても、雌型のキャビ
ティをパーティング面からさほど深くしなくても済むの
で、絵付シートにしわ、歪、破れ等を生じ難くできると
ともに、熱や圧力等の成形条件を緩和することなく、絵
付シートをキャビティに沿わせて密着させることが可能
となり、良質の製品を確実に得ることができる。
明に係る射出成形同時絵付装置によれば、シートの供給
をより安定的かつ効率良く行うこことができるととも
に、特に、雌型のパーティング面が全体的に凸状等の湾
曲面となっている場合でも、絵付シートを円滑かつ迅速
に供給することができ、かつ、延伸工程に伴う絵付シー
トの過剰な変位及び歪を防止できる。
態を示す全体構成図。
チェーン及びシート把持用チャックを示す部分拡大側面
図。
チェーン及びシート把持用チャックと雌型に設けられた
案内溝の説明に供される部分拡大断面図。
チェーン及びシート把持用チャックの動作説明に供され
る部分拡大断面図。
供される雌型周辺の斜視図。
に供される図。
程の説明に供される図。
される図。
供される図。
説明に供される図。
明に供される斜視図。
Claims (11)
- 【請求項1】 雌型と、雄型と、前記雌型のパーティン
グ面上に絵付シートを供給するシート供給手段と、前記
絵付シートを前記雌型のパーティング面上に固定保持す
るクランプ手段と、を具備し、前記シート供給手段は、前記絵付シートの幅方向両端部
を把持する把持手段を持つ一対のチェーン、ロープ、ベ
ルト等の湾曲可能な長尺体からなるシート搬送部材と、
このシート搬送部材における少なくとも前記把持手段の
シート把持部を前記雌型のパーティング面上を通るよう
に移動させるべく前記シート搬送部材を案内駆動する案
内駆動手段と、を備えて構成されている射出成形同時絵
付装置であって 、前記一対のシート搬送部材がそれぞれ同一寸法の無端環
状体となっていて、前記案内駆動手段を構成する複数個
のスプロケットホイール等の回転部材間に掛け回されて
いる ことを特徴とする射出成形同時絵付装置。 - 【請求項2】 前記雌型のパーティング面の全体が概略
凸状または凹状の湾曲面であることを特徴とする請求項
1に記載の射出成形同時絵付装置。 - 【請求項3】 前記把持手段のシート把持部に把持され
た絵付シートが前記雌型のパーティング面に実質的に沿
うように移動せしめられることを特徴とする請求項1ま
たは2に記載の射出成形同時絵付装置。 - 【請求項4】 前記シート搬送部材は、前記案内駆動手
段により、前記絵付シートを把持した把持手段部分が前
記雌型のパーティング面上に位置する供給位置と前記把
持手段部分が前記雌型外の待機位置との間を往復運動せ
しめられることを特徴とする請求項1ないし3のいずれ
かに記載の射出成形同時絵付装置。 - 【請求項5】 前記シート供給手段は、前記雌型と一体
的に移動し得るようにされていることを特徴とする請求
項1ないし4のいずれかに記載の射出成形同時絵付装
置。 - 【請求項6】 前記シート搬送部材及び把持手段のシー
ト把持部を除く部分が前記雌型のパーティング面に沿う
ように設けられた案内溝内を移動せしめられることを特
徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の射出成形
同時絵付装置。 - 【請求項7】 前記案内溝は、前記シート搬送部材及び
把持手段をシート搬送方向に直交する2方向に対して位
置規制を行い得る断面形状とされていることを特徴とす
る請求項6に記載の射出成形同時絵付装置。 - 【請求項8】 前記シート搬送部材に所要のテンション
を付与すべく、テンション付与手段が付設されているこ
とを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載の射
出成形同時絵付装置。 - 【請求項9】 前記テンション付与手段は、前記シート
搬送部材に圧接せしめられるテンションローラー等の回
転部材であることを特徴とする請求項8に記載の射出成
形同時絵付装置。 - 【請求項10】 前記絵付シートが前記把持手段により
把持された状態で前記雌型のパーティング面上に搬送さ
れ、かつ、前記クランプ手段により前記雌型のパーティ
ング面上に固定保持されるとき、該クランプ手段のシー
ト固定保持動作を利用して、前記把持手段に前記絵付シ
ートの把持状態を解除する解除動作を行わせることを特
徴とする請求項1ないし9のいずれかに記載の射出成形
同時絵付装置。 - 【請求項11】 前記把持手段に前記解除動作を行わせ
た後、前記クランプ手段によって絵付シートが前記パー
ティング面上に固定保持されている状態で、前記シート
搬送部材の前記把持手段部分を前記雌型外の待機位置ま
で戻すことを特徴とする請求項10に記載の射出成形同
時絵付装置。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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