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JP4878513B2 - 可撓性線状体の圧縮力計測装置および方法 - Google Patents

可撓性線状体の圧縮力計測装置および方法 Download PDF

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Description

この発明は、力の計測装置および方法に関し、特に、可撓性を有する線状体に作用する圧縮力の計測装置および方法に関する。
可撓性を有する線状体は、体内の管の中へ挿入される線状の医療器具として実用化されている。たとえば、血管、尿管、気管支、消化管あるいはリンパ管などの体内にある管に挿入されるガイドワイヤやカテーテル、また、動脈瘤を塞栓するための塞栓用コイルが先端に付いたワイヤなどが知られている。これらの線状体を体内の管の中へ挿入し、体外からの操作によって目的部位まで誘導する。
線状体が挿入される管は必ずしも直線状ではなく、部分的に屈曲や分岐をしている場合が多い。また、管の径は必ずしも一定ではなく、管自体が細くなっていたり、血管内に生じる血栓などの管内部にある障害物によって管の径が細くなっていたりする場合がある。しかし、従来の線状体では、線状体の進行方向前方の状況を検知する手段がなく、線状体の操作を操作者の勘に頼らざるを得ず、体外からの誘導操作には熟練が必要であった。そこで、線状体の進行方向前方における障害物の存在を検知する装置として、線状体の先端に圧力センサを設ける装置が開示されている(たとえば特許文献1参照)。
特開平10−263089号公報
しかしながら、線状体の先端に圧力センサを設ける装置は、特に極細の線状体については実現性に困難を伴う。たとえば脳血管に挿入するガイドワイヤの場合、その直径は0.35mm程度であり、このような極細の線状体の先端に小型の圧力センサを設けることは困難である。また、圧力センサの信号を外部に取り出すために、線状体の中に配線を挿通するのは、さらなる困難を要する。
また、線状体が挿入される管が屈曲している場合や、管の径が細くなっている場合には、線状体の挿入抵抗は、管との摩擦の影響を受ける。よって、線状体の先端に設ける圧力センサの出力と、操作者の挿入時の力覚とが必ずしも一致しない場合がある。したがって、線状体の先端に圧力センサを設ける装置を用いる場合においても、操作者が外部において指先で把持した線状体の挿入抵抗の力覚情報に基づいて、すなわち操作者の勘に頼って、線状体の操作を実施することになる。その上、操作者の力覚は操作者しか知ることができないため、熟練操作者の手技を定量化し経験の少ない操作者へ伝授するのは困難である。
さらに、異なる用途に適応するための種々の形状や材質を有する線状体を用意し、それぞれに圧力センサを設けることは、不経済であり、製造コストの増大を招く。
それゆえに、この発明の主たる目的は、線状体の進行方向前方における障害物の存在を検知できる、かつ種々の形状や材質を有する線状体に適用できる、装置および方法を提供することである。
この発明に係る計測装置は、可撓性を有する線状体に作用する長手軸方向の圧縮力を計測する計測装置であって、線状体が貫通する貫通孔が形成される本体を備え、線状体に長手軸方向の圧縮力が作用するとき、貫通孔の内部において線状体が所定の方向へ湾曲する。また、線状体の湾曲の度合いを検出するセンサを備える。さらに、センサによって検出される線状体の湾曲度合いを、線状体に作用する長手軸方向の圧縮力へ変換する、変換回路を備える。
この場合は、線状体の先端が障害物に接触し線状体に長手軸方向の圧縮力が作用するとき、線状体が湾曲する度合いをセンサで検出できる。そして、検出される線状体の湾曲度合いを、予め決定された線状体の湾曲度合いと線状体に作用する圧縮力との相関関係に基づき、線状体に作用する長手軸方向の圧縮力に変換することにより、圧縮力の増加から線状体の進行方向前方における障害物の存在を検知することができる。このとき、線状体が挿入される管の外部にある線状体の操作を行なう位置にセンサを設け、線状体に作用する長手軸方向の圧縮力を計測するので、先端に圧力センサを設けることが困難な極細の線状体についても、線状体に作用する圧縮力を定量的に計測することができる。さらに、同一の計測装置を種々の形状や材質を有する線状体に適用できるので、これまで使用してきた線状体をそのまま使用することができ、経済的である。
好ましくは、上記線状体は、体内の管の中へ挿入される線状の医療器具である。この場合は、線状体の先端が管の内壁に接触することを、線状体に作用する長手軸方向の圧縮力の増加を計測することによって、検知することができる。したがって、体内の管に過大な荷重が作用することを防止することができる。
また好ましくは、上記センサは、光を発する光源器と、光源器が発する光を受ける受光器とを含む、光学式のセンサである。そして、光源器が発する光量に対する受光器が受ける光量を用いて線状体の湾曲度合いを検出する。この場合は、線状体の湾曲度合いをより確実に検出でき、それを変換することにより線状体に作用する圧縮力をより確実に計測することができる。
また好ましくは、上記センサは、光を発する光源器と、光源器が発する光を受ける受光器とを含む、光学式のアレイセンサである。そして、光源器が発する光を線状体が遮って、受光器が受ける光量が小さくなる位置を検出することによって、線状体の湾曲度合いを検出する。この場合は、線状体の湾曲度合いをより確実に検出でき、それを変換することにより線状体に作用する圧縮力をより確実に計測することができる。
また好ましくは、センサは、検出電極と、検出電極および線状体間に発生する静電容量に基づいて線状体の湾曲度合いを検出する容量検出回路とを含む。
また好ましくは、センサは、光源器と、光源器からの光を線状体に照射する対物レンズと、対物レンズを移動させる移動部と、対物レンズの位置を検出する対物レンズ位置検出部と、線状体において反射した光を受光して電気信号に変換する受光器と、検出された対物レンズの位置、および受光器からの電気信号に基づいて線状体の湾曲度合いを検出する演算部とを含む。
また好ましくは、センサは、線状体に光を照射する光源器と、線状体において反射した光を受光して線状体を撮影し、撮影した線状体の像に基づいて線状体の湾曲度合いを検出する画像処理部とを含む。
また好ましくは、センサは、線状体に超音波を出力し、かつ線状体において反射した超音波を受ける圧電素子と、圧電素子が超音波を線状体に出力してから線状体において反射した超音波を受けるまでの時間を検出し、検出した時間に基づいて線状体の湾曲度合いを検出する時間差検出部とを含む。
また好ましくは、線状体は導体または磁性体であり、センサは、さらに、コイルと、コイルに電圧を供給する電圧供給回路と、コイルに流れる電流波形の振幅、またはコイルに供給される電圧波形とコイルに流れる電流波形との位相差を検出し、検出結果に基づいて線状体の湾曲度合いを検出する波形検出回路とを含む。
また好ましくは、線状体は磁性体であり、センサは、さらに、磁石と、磁石からの磁束を検出し、検出結果に基づいて線状体の湾曲度合いを検出する磁気検出部とを含む。
また好ましくは、センサは、さらに、線状体に結合される可動部と、可動部の位置を検出し、検出結果に基づいて線状体の湾曲度合いを検出する可動部位置検出部とを含む。
また好ましくは、計測装置は、センサを複数個備え、変換回路は、複数個のセンサにおいて検出される湾曲度合いを、線状体に作用する圧縮力へ変換する。
また好ましくは、上記計測装置は、センサの出力を表示する視覚化器具と、センサの出力の変化を音声に変換する聴覚化器具との、少なくともいずれか一方を備える。この場合は、操作者の力覚を定量化して表示でき、さらに記録することができるので、熟練操作者の手技を定量的に経験の少ない操作者へ伝授することができる。また、線状体に作用する圧縮力が予め定められたしきい値以上となるときに、操作者が確実に認識することができる。
また好ましくは、上記計測装置は、医療機器に組み込まれて使用される。たとえばYコネクタに組み込まれて使用される場合は、Yコネクタの入力ポートから線状体を操作し、また他の入力ポートから薬剤を注入することができる。
また好ましくは、上記計測装置は、人体を模擬する訓練用シミュレータに取り付けられて使用される。この場合は、熟練操作者の手技を定量化し、経験の少ない操作者へ定量的な手技の伝授をすることができる。したがって、経験の少ない操作者の手技を早期に向上させることができる。
この発明に係る計測方法は、可撓性を有する線状体に作用する長手軸方向の圧縮力を計測する計測方法であって、線状体に圧縮力が作用するとき、線状体が所定の方向へ湾曲する度合いをセンサによって検出する工程を備える。また、予め決定された線状体の湾曲度合いと線状体に作用する圧縮力との相関関係に基づき、検出する工程において検出される線状体の湾曲度合いを、線状体に作用する圧縮力へ変換する工程を備える。
この場合は、線状体の先端が障害物に接触し線状体に長手軸方向の圧縮力が作用するとき、線状体が湾曲する度合いをセンサで検出できる。そして、検出される線状体の湾曲度合いを、予め決定された線状体の湾曲度合いと線状体に作用する圧縮力との相関関係に基づき、線状体に作用する長手軸方向の圧縮力に変換することにより、圧縮力の増加から線状体の進行方向前方における障害物の存在を検知することができる。
以上のように、この発明に係る計測装置では、線状体の先端が障害物に接触し線状体に長手軸方向の圧縮力が作用するとき、線状体が湾曲する度合いをセンサで検出できる。そして、検出される線状体の湾曲度合いを、線状体に作用する長手軸方向の圧縮力に変換することにより、圧縮力の増加から線状体の進行方向前方における障害物の存在を検知することができる。さらに、同一の計測装置を種々の形状や材質を有する線状体に適用できるので、経済的である。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。なお、以下の図面において同一または相当する部分には同一の参照番号を付しその説明は繰り返さない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の一実施の形態である実施の形態1の計測装置の本体の外観を示す模式図である。図1において、この計測装置は、計測装置本体2を備え、計測装置本体2には可撓性を有する線状体1が貫通する貫通孔3が形成される。
図2は、図1に示す計測装置の本体の内部の構造を示す断面模式図である。図3は、図1のIII−III線による断面を示す断面図である。図2において、貫通孔3は、線状体1が貫通する出入口を大きくして挿入性を向上させるために、出入口にテーパ状の入出力ポート4を形成する。計測装置本体2の内部の拘束部5において、貫通孔3の直径は線状体1の直径よりもわずかに大きく(たとえば線状体1の直径の105%〜120%)、かつ、貫通孔3の線状体1の長手軸方向に沿った長さは線状体1の直径の数倍以上である。よって線状体1は、拘束部5において、長手軸方向以外への動作を拘束される。
計測装置本体2は、線状体1に長手軸方向の圧縮力が作用するときに、貫通孔3の内部における線状体1の湾曲方向を規定する。すなわち、貫通孔3は、2つの拘束部5の間で曲がっており、線状体1は一方の壁に沿って曲がりながら貫通孔3を貫通している。また貫通孔3は、2つの拘束部5の間で、線状体1が沿っていない壁側が広がって空間6を形成している。
空間6では、線状体1が紙面と平行方向の動作を拘束しないようになっている。なお、入出力ポート4および空間6において、貫通孔3の紙面と垂直方向の高さは線状体1の直径よりもわずかに大きく(たとえば線状体1の直径の105%〜120%)、線状体1に対して紙面と垂直方向の動作を拘束している。すなわち、入出力ポート4および空間6において、線状体1の長手軸方向に垂直な断面における貫通孔3の断面形状は、長方形状である。これらによって、貫通孔3の内部における線状体1の湾曲方向を規定し、線状体1に長手軸方向の圧縮力が作用するときの線状体1の湾曲部を位置決めしている。
図4は、線状体1に圧縮力が作用するときの、計測装置本体2の内部における線状体1の湾曲を示す断面模式図である。図4において、線状体1に長手軸方向の圧縮力Pが作用するとき、貫通孔3の内部の空間6において所定の方向へ、すなわち空間6において線状体1が沿っていない壁側へ向かって、線状体1は湾曲する。線状体1の湾曲に伴い、湾曲の山の高さh、すなわち線状体1が沿っていた壁面から線状体1までの距離が増加する。計測装置本体2は、湾曲の山の高さ方向に光学式のセンサ7を備え、線状体1の湾曲度合いを検出する。センサ7は、光を発する光源器8(たとえば赤外線LEDなど)と、空間6の光源器8に対向する位置に配置され光源器8が発する光を受ける受光器9(たとえばフォトトランジスタなど)とを含む。光源器8と受光器9とは、図4に示すように、貫通孔3の長方形状の断面における長手方向に、線状体1を挟んで対向するように配置されている。hが小さいときは、受光器9の近傍に線状体1があるため、受光器9において線状体1が大きな光を遮る像となり、受光器9が受ける光量が小さくなる。線状体1に圧縮力Pが作用して湾曲し、hが大きくなると、線状体1が受光器9から離れるために、受光器9が受ける光量が大きくなる。よって、光源器8が発する光量に対する受光器9が受ける光量を用いて、線状体1の湾曲の山の高さh、すなわち線状体1の湾曲度合いを検出することができる。
次に、計測装置の具体的な動作を示す。図5は、計測装置の全体構成を示す模式図である。図5において、この計測装置は、計測装置本体2のほかに、光源器8を発光させる点灯回路10と、受光器9の出力を増幅する増幅回路11とを備える。また、光源器8が発する光量に対する受光器9が受ける光量によって検出される線状体1の湾曲度合いを、線状体1に作用する長手軸方向の圧縮力へ変換する、変換回路12をも備える。計測装置本体2において、光源器8から受光器9までの光路は、検出に使用する光が透過する材料で構成されている。
図6は、線状体1に作用する圧縮力の計測方法を示す流れ図である。図6を参照しながら、線状体1を管の中に挿入し管外部から操作するとき、線状体1の先端が管の内壁に接触することによって、線状体1に作用する圧縮力を計測する方法について説明する。まず工程(S10)において、管の中に挿入され管外部から操作される線状体1の先端が、管の内壁に接触する。次に工程(S20)において、線状体1をさらに挿入するために管外部から長手軸方向に力を加えるとき、線状体1の先端は管の内壁に接触しているので、線状体1の動作が拘束される。そのため線状体1の長手軸方向に圧縮力が作用する。次に工程(S30)において、圧縮力の作用によって、貫通孔3の内部の空間6において線状体1が沿っていない壁側へ向かって、線状体1が湾曲する。次に工程(S40)において、線状体1の湾曲度合いをセンサ7によって、光源器8が発する光量に対する受光器9が受ける光量を用いて、検出する。次に工程(S50)において、予め決定された線状体1の湾曲度合いと線状体1に作用する圧縮力との相関関係に基づき、線状体1の湾曲度合いを線状体1に作用する圧縮力へ変換する。次に工程(S60)において、線状体1の湾曲度合いからの変換によって得られる圧縮力を出力する。
図7は、工程(S50)において用いる線状体1の湾曲度合いと線状体1に作用する圧縮力との相関関係の計測例である。すなわち、線状体1としてガイドワイヤを用い受光器9としてフォトトランジスタを用いるときの、ガイドワイヤに作用する長手軸方向の圧縮力に対するフォトトランジスタの出力の計測例を示すグラフである。図7において、横軸は、ガイドワイヤに作用する長手軸方向の圧縮力を示す。また縦軸は、ガイドワイヤに作用する圧縮力に対するフォトトランジスタが受ける光量を、フォトトランジスタによって変換した、電圧出力を示す。線状体1に圧縮力が作用していないとき、線状体1は貫通孔3の一方の壁に沿って湾曲している。このとき、受光器9の受光面において線状体1が影になるために、受光器9は光源器8が発する光を多く受光することができない。よってフォトトランジスタの出力が小さくなる。これにより、線状体1の湾曲の山の高さhが0に近い、すなわち線状体1に圧縮力が作用していないことが示される。
線状体1に圧縮力が作用して湾曲度合いが大きくなると、湾曲の山の高さhが大きくなる。このとき、受光器9の受光面における光を遮る線状体1の像が小さくなる。すなわち、線状体1の周囲から回り込んで受光器9の受光面に到達する光量が増加する。そのため光源器8が発する光を受光器9が受ける光量が増加する。よってフォトトランジスタの出力が大きくなる。これにより、線状体1の湾曲の山の高さhが大きい、すなわち線状体1に圧縮力が作用していることが示される。
図7に示すガイドワイヤに作用する圧縮力とフォトトランジスタの出力との相関関係を予め計測し、変換回路12に記憶しておく。そして、フォトトランジスタの出力を増幅回路11で増幅し、変換回路12に記憶した上記相関関係を用いて圧縮力に変換する。したがって、線状体1に作用する長手軸方向の圧縮力を計測することができる。
これにより、線状体1の先端が、線状体1が挿入される管の内壁などの障害物に接触し、線状体1に長手軸方向の圧縮力が作用するとき、線状体1が湾曲する度合いをセンサ7により検出できる。そして、検出される線状体1の湾曲度合いを、変換回路12により線状体1に作用する長手軸方向の圧縮力に変換する。よって、線状体1に作用する圧縮力が増加することから、線状体1の進行方向前方における障害物の存在を検知することができる。またこのとき、線状体1が挿入される管の外部にある線状体1の操作を行なう位置にセンサ7を設け、線状体1に作用する長手軸方向の圧縮力を計測するので、先端に圧力センサを設けることが困難な極細の線状体1についても、圧縮力を定量的に計測することができる。
また、線状体1の形状や、材質すなわちヤング率が異なると、同一の圧縮力が作用するときの線状体1の湾曲度合いが異なる。したがって、形状や材質の異なる複数の線状体1を使用する場合においては、使用する線状体1の湾曲度合いと線状体1に作用する長手軸方向の圧縮力との相関関係を予め計測し、これらの相関関係を変換回路12に記憶しておく。そして計測装置は、図5に示す選択器13をも備え、選択器13によって、使用する線状体1に合わせてどの相関関係を使用するのか選択する。これにより、同一の計測装置を種々の形状や材質を有する線状体1に適用できるので、これまでに種々の異なる用途に使用していた線状体1をそのまま使用することができ、経済的である。
次に、本発明の計測装置を実用化する例として、体内の管の中へ挿入される線状の医療器具である線状体に作用する長手軸方向の圧縮力を計測する計測装置が、他の医療機器に組み込まれて使用される例を示す。図8は、計測装置本体2がYコネクタ14に組み込まれて使用される例を示す模式図である。図8において、Yコネクタ14は、入力ポート15と他の入力ポート16と出力ポート17とを備える。計測装置2は、Yコネクタ14の内部の、入力ポート15と出力ポート17とを連通する通路に組み込まれている。線状体1は、たとえば、血管や尿管などの体内の管に挿入されるガイドワイヤやカテーテル、動脈瘤を塞栓するための塞栓用コイルが先端に付いたワイヤなどの、線状の医療器具であり、入力ポート15側からの操作によって体内の目的部位まで誘導される。
これにより、体内の管の中へ挿入される線状の医療器具に作用する長手軸方向の圧縮力の増加を計測することによって、圧縮力の反力として、医療器具が体内の管に作用する荷重を計測することができる。すなわち、医療器具の先端が管の内壁に接触することを検知することができる。したがって、体内の管に過大な荷重が作用することを防止することができる。また、本発明の計測装置がYコネクタ14に組み込まれているので、Yコネクタ14の入力ポート15から線状の医療器具を操作し、また他の入力ポート16から薬剤を注入することができる。たとえば、カテーテルとガイドワイヤとの摩擦を低減するための生理食塩水を他の入力ポート16から注入することができる。またたとえば、血管の中に挿入したカテーテルを人体外部から目的部位まで誘導した後に、他の入力ポート16から血管造影剤を注入して、血管造影剤を体内の目的部位に注入することができる。
次に、本発明の計測装置によって得られる圧縮力を出力する方法について説明する。いくつかの方法があるが、代表的な方法としては、センサ7によって検出される出力を変換した圧縮力を、数値やメータ表示あるいはグラフ表示する視覚化器具や、センサの出力の変化を音声に変換する聴覚化器具が挙げられる。計測装置は、視覚化器具と聴覚化器具とのいずれか一方を備えることができ、また併用して備えることもできる。
図9は、計測装置の出力方法の例を示す模式図である。図9において、センサ7の電圧出力を線状体1に作用する圧縮力に変換した数値を表示する視覚化器具18、時間履歴を伴って圧縮力をグラフ状に表示する視覚化器具19が例示されている。また、図9において、センサの電圧出力が予め決定されてある所定のしきい値以上の場合、すなわち線状体1に作用する圧縮力が所定のしきい値以上の場合に、音響効果を変化させる、すなわち警告音をスピーカ21から鳴らす聴覚化器具20が例示されている。線状体1に作用する圧縮力が所定のしきい値以上となることは、ランプの点灯などの視覚効果の変化によっても示すことができる。また、スピーカとランプを併用してもよい。さらに、複数のしきい値を予め決定しておき、各しきい値に対応して、スピーカの音やランプの色を変更することもできる。しきい値の前後で視覚効果あるいは音響効果を急激に変更すると、操作者の注意を確実に喚起することができるので効果的である。たとえば、しきい値の前後でランプの発光色を変更する、または警告音の音色(断続音と連続音、低音と高音など)を変更する、などの対応が考えられる。図9において、計測装置本体2と、視覚化器具18と視覚化器具19と聴覚化器具20とは、ケーブルで接続されているが、赤外線や他の電磁波を用いた無線通信などの他の信号転送手段を使用することもできる。
これにより、操作者が外部において指先で把持した線状体1の挿入抵抗の力覚情報を定量化して表示することができる。さらに、データとして記録、たとえば紙に記されるグラフや数値などの印刷物として、またはハードディスクやメモリなどに電子的データとして記録することができる。したがって熟練操作者の手技を定量的に経験の少ない操作者へ伝授することができる。また、線状体1に作用する圧縮力が予め定められたしきい値以上となるときに、警告音やランプの点灯によって操作者が確実に認識することができる。したがって、管に過大な荷重が作用することを防止することができる。
次に、本発明の計測装置を、治療や検査などの実際の医療行為において使用する例を説明する。図10は、計測装置を人体の管の中へ挿入される線状の医療器具に使用する例を示す模式図である。図10において、計測装置本体2にカテーテル23が接続され、カテーテル23の中には、計測装置本体2の貫通孔3を貫通するガイドワイヤ22がある。またカテーテル23は、人体25の管の中に挿入されている。ガイドワイヤ22を把持する術者24が、ガイドワイヤ22を体内へ進めるためにガイドワイヤ22に長手軸方向に力を加えるとき、人体25の管に挿入抵抗があると、ガイドワイヤ22には長手軸方向に圧縮力が作用する。そしてその圧縮力が、視覚化器具18によって表示される。
図11は、計測装置を人体を模擬する訓練用シミュレータに取り付けて使用する例を示す模式図である。図11において、シミュレータ26は、線状の医療器具が挿入される人体の管の透視画像と同等の、模擬透視画像27を表示する。訓練している術者24は、模擬透視画像27を見ながらガイドワイヤ22を操作する。シミュレータ26は、挿入されたガイドワイヤ22に対して、挿入抵抗を変化させる。操作時の抵抗力、すなわち計測装置によって計測されるガイドワイヤ22に作用する圧縮力は、視覚化器具18に表示されるとともに、ケーブル28を通してシミュレータ26にも伝えられ、シミュレータ26内部でのガイドワイヤ22の挿入抵抗変更に寄与している。図11において、計測装置本体2とシミュレータ26は分離されているが、計測装置本体2がシミュレータ26と一体に組み込まれてもよい。また、視覚化器具18を備える代わりに、シミュレータ26の模擬透視画像27に、ガイドワイヤ22に作用する圧縮力を表示しても良い。
これにより、熟練操作者の手技を定量化し、経験の少ない操作者へ定量的な手技の伝授をすることができる。したがって、経験の少ない操作者の手技を早期に向上させることができる。
(実施の形態2)
図12は、本発明の一実施の形態である実施の形態2の、計測装置の全体構成を示す模式図である。図13は、図12に示す計測装置の本体の内部の構造を示す断面模式図である。実施の形態2の計測装置と、上述した実施の形態1の計測装置とは、基本的に同様の構成を備えている。しかし、実施の形態2では、センサが図12に示すような構成となっている点で実施の形態1とは異なっている。
具体的には、図12において、この計測装置は、光を発する光源器29と、光源器29が発する光を受ける受光器30とを備え、受光器30はラインセンサ、すなわち光を受ける受光素子を複数有し、複数の受光素子が一列に配置される、1次元の光学式のアレイセンサである。図13において、受光器30は、計測装置本体2の内部の空間6において、線状体1に長手軸方向の圧縮力を作用するときに線状体1が湾曲して形成する湾曲の山の高さ方向に配置されている。つまり、図示しない光源器29と受光器30とは、線状体1を挟んで対向するように、2つの拘束部5の間に形成される空間6を挟んで配置されるとともに、線状体1の長手軸方向と交差する方向に沿って、かつ線状体1に長手軸方向の圧縮力を作用させるときに線状体1が湾曲する方向と同じ方向に配置されている。
次に、実施の形態2の計測装置の動作について説明する。実施の形態2の計測装置と、上述した実施の形態1の計測装置とは、基本的に同様に動作する。しかし、実施の形態2の計測装置では、光源器29が発する光を受光器30が受けるとき、受光器30のラインセンサにおいて、ある受光素子の上に線状体1があり、光源器29が発する光を線状体1が遮ることによってその受光素子が受ける光量が小さくなる。その受光素子の位置を検出することにより、線状体1の位置を検出し、線状体1の湾曲度合いを検出することができる。すなわち、図12に示す圧縮力出力装置31は、受光器30の各受光素子の出力から、線状体1の湾曲度合いを検出することができる。そして、予め決定された線状体1の湾曲度合いと線状体1に作用する圧縮力との相関関係に基づき、線状体1の湾曲度合いを線状体1へ作用する圧縮力へ変換し、出力することができる。なお、線状体1の像を受光器30へ適切に結像させるために、レンズやスリットあるいは外光を遮断するフィルタなどの光学的要素を、本光学系に設置してもよい。
(実施の形態3)
図14は、本発明の一実施の形態である実施の形態3の、計測装置の本体の内部の構造を示す断面模式図である。実施の形態3の計測装置と、上述した実施の形態2の計測装置とは、基本的に同様の構成を備えている。しかし、実施の形態3では、受光器30が図14に示すような配置となっている点で実施の形態2とは異なっている。具体的には、図14において、2つの拘束部5の間で曲がっている貫通孔3の空間6において、一方の拘束部5の延長上に、受光器30のラインセンサが配置されている。つまり、図示しない光源器29と受光器30とは、線状体1を挟んで対向するように、2つの拘束部5の間に形成される空間6を挟んで配置されるとともに、一方の拘束部5における貫通孔3の延びる方向に沿って配置されている。
次に、実施の形態3の計測装置の動作について説明する。実施の形態3の計測装置と、上述した実施の形態2の計測装置とは、基本的に同様に動作する。しかし、実施の形態3の計測装置では、光源器29が発する光を受光器30が受けるとき、受光器30のラインセンサにおいて、ある受光素子の上に線状体1があり、光源器29が発する光を線状体1が遮ることによってその受光素子が受ける光量が小さくなる。その受光素子の位置を検出することにより、受光器30のラインセンサと線状体1との交点の位置Xを検出することができる。この交点の位置によって線状体1の湾曲度合いを検出することができ、予め決定された線状体1の湾曲度合いと線状体1に作用する圧縮力との相関関係に基づき、線状体1へ作用する圧縮力を計測することができる。
これまでの説明においては、光学式のセンサについて、光源器に対向する位置に配置される受光器が透過光を受ける検出方法で述べているが、光源器と受光器とを並べて配置し、かつ光源器と対向する位置に光源器が発する光を反射するミラーなどの反射体を設置してもよい。この場合、光源器が発する光のうち反射体が反射する反射光を受光器で受けることにより、同様に線状体の湾曲度合いを検出できる。また、ラインセンサのような1次元のアレイセンサの代わりに、平面上に複数の受光素子をたとえばマトリクス状に並べて配置してなる2次元のアレイセンサを用いても、線状体の湾曲度合いの検出が可能である。さらに、線状体の湾曲度合いを検出できればよいのであるから、たとえば湾曲の山の高さhを検出する非接触の距離センサ、または線状体の位置を検出する位置センサなどを使用することもできる。
(実施の形態4)
図15は、本発明の一実施の形態である実施の形態4の、計測装置の構成を示す模式図である。
図15を参照して、この計測装置は、計測装置本体2と、変位センサ41と、変換回路12とを備える。
線状体1に圧縮力Pが作用すると、線状体1は湾曲し、湾曲の山の高さhが増加する。線状体1が湾曲する方向に変位センサ41が配置されている。
変位センサ41は、変位センサ41と線状体1の湾曲部との距離Lを検出する。距離Lを検出することは、湾曲部の高さすなわち湾曲の山の高さhを計測することと等価である。変換回路12は、線状体1に作用する長手軸方向の圧縮力Pと距離Lすなわち線状体1の湾曲度合いとの相関関係を予め計測した結果を記憶する。変換回路12は、検出された距離Lを、記憶している相関関係を用いて圧縮力Pに変換する。したがって、線状体1に作用する長手軸方向の圧縮力Pを計測することができる。
本発明の実施の形態に係る計測装置では、変位センサ41として以下で説明する種々のセンサを使用することで、使用環境および仕様等に適切に対応することができる。
図16は、本発明の一実施の形態である実施の形態4の、変位センサとして静電容量式センサを備える計測装置の構成を示す模式図である。
図16を参照して、この計測装置は、計測装置本体2と、静電容量式センサ42と、変換回路12とを備える。静電容量式センサ42は、検出電極43と、ガード電極44と、容量検出回路45とを含む。
容量検出回路45は、検出電極43と線状体1間の距離の変位を静電容量の変化として検出する。すなわち、検出電極43および線状体1間の距離Lに応じて検出電極43および線状体1間に発生する静電容量が変化する。容量検出回路45は、検出電極43および線状体1間の静電容量を検出し、検出した静電容量に基づいて線状体1の湾曲度合いを検出する。ガード電極44は、検出電極43および線状体1間の電界を保護するために設けられる。
変換回路12は、線状体1に作用する長手軸方向の圧縮力Pと静電容量との相関関係を予め計測した結果を記憶する。そして、変換回路12は、容量検出回路45が検出した静電容量を、圧縮力Pを示す電気信号に変換して出力する。
このような構成により、高分解能または高い周波数応答が要求される計測装置に対応することができる。また、光学式のセンサとは異なり、線状体1が透明体であっても圧縮力Pを正確に計測することができる。
(実施の形態5)
図17は、本発明の一実施の形態である実施の形態5の、計測装置の構成を示す模式図である。
図17を参照して、この計測装置は、計測装置本体2と、光学式センサ51と、変換回路12とを備える。光学式センサ51は、半導体レーザ(光源器)52と、ハーフミラー53と、コリメートレンズ54と、対物レンズ55と、音叉(移動部)56と、音叉位置検出部(対物レンズ位置検出部)57と、ピンホール58と、受光素子(受光器)59と、演算部60とを含む。
半導体レーザ52はレーザ光を出力する。半導体レーザ52から出力されたレーザ光は、ハーフミラー53を通過してコリメートレンズ54に照射される。コリメートレンズ54は、照射されたレーザ光を平行光に変換して対物レンズ55に照射する。対物レンズ55は、照射された平行光を屈折させて線状体1に照射する。
対物レンズ55から照射されたレーザ光が線状体1の表面において焦点を結んでいる場合には、線状体1において反射したレーザ光の一部が対物レンズ55およびコリメートレンズ54を通過してハーフミラー53に照射される。ここで、線状体1において反射したレーザ光のうち、主にコリメートレンズ54からの平行光の方向の光軸Aに対してほぼ垂直な線状体面において反射した光が対物レンズ55に照射される。ハーフミラー53は、照射されたレーザ光を受光素子59側に屈折させ、ピンホール58を介して受光素子59に照射する。
対物レンズ55から照射されたレーザ光が線状体1の表面において焦点を結んでいない場合には、対物レンズ55に照射される線状体1からの反射光は少ない。また、ピンホール58があるために、線状体1から受光素子59に到達するレーザ光はほとんど存在しない。
対物レンズ55は、音叉56に結合されており、音叉56の振動に応じて光軸A方向に振動する。対物レンズ55が光軸A方向に移動すると、対物レンズ55からのレーザ光の焦点位置が光軸A方向において移動する。
受光素子59は、ピンホール58を通過したレーザ光を電気信号に変換する。ここで、受光素子59は、受光量に応じたレベルを有する電気信号を生成する。
音叉位置検出部57は、音叉56の位置すなわち対物レンズ55の位置を検出し、検出結果を表わす対物レンズ位置信号を出力する。
対物レンズ55から照射されたレーザ光が線状体1の表面において焦点を結んでいる場合、受光素子59が受光する光量が最大となる。したがって、演算部60は、受光素子59が受光する光量が最大となるときの、対物レンズ位置信号が表わす対物レンズ55の位置に基づいて、線状体1の反射面の位置すなわち線状体1の湾曲度合いを検出する。
変換回路12は、線状体1に作用する長手軸方向の圧縮力Pと対物レンズ位置信号との相関関係を予め計測した結果を記憶する。そして、変換回路12は、演算部60が検出した線状体1の湾曲度合いを、圧縮力Pを示す電気信号に変換して出力する。
このような構成により、高分解能が要求される計測装置に対応することができる。
(実施の形態6)
図18は、本発明の一実施の形態である実施の形態6の、計測装置の構成を示す模式図である。
図18を参照して、この計測装置は、計測装置本体2と、光学式センサ61と、変換回路12とを備える。光学式センサ61は、半導体レーザ(光源器)62と、投光レンズ63と、受光レンズ64と、画像処理部65とを含む。
半導体レーザ62はレーザ光を出力する。投光レンズ63は、半導体レーザ62から出力されたレーザ光を線状体1に照射する。受光用レンズ64は、線状体1において反射したレーザ光を画像処理部65に照射する。
画像処理部65は、受光用レンズ64から照射されたレーザ光に基づいて線状体1を撮影する。ここで、線状体1がX1からX2の位置へ移動すると、受光レンズ64から見た反射光の反射角度が異なるために、画像処理部65が撮影する像が移動する。したがって、画像処理部65は、線状体1の像に基づいて線状体1の湾曲度合いを検出することができる。たとえば、画像処理部65は、線状体1の像の重心位置を検出して線状体1の湾曲度合いを検出する。また、画像処理部65がラインセンサである場合には、線状体1の像の位置変化に基づいて線状体1の湾曲度合いを検出する。
変換回路12は、画像処理部65の検出した線状体1の湾曲度合いを、圧縮力Pを示す電気信号に変換して出力する。
このような構成により、高分解能または高い周波数応答が要求される計測装置に対応することができる。
(実施の形態7)
図19は、本発明の一実施の形態である実施の形態7の、計測装置の構成を示す模式図である。
図19を参照して、この計測装置は、計測装置本体2と、超音波式センサ71と、変換回路12とを備える。超音波式センサ71は、時間差検出部72と、圧電素子73とを含む。
圧電素子73は、図示しない電源回路または時間差検出部72から供給された交流電圧に基づいてパルス状の超音波を線状体1に出力する。また、圧電素子73は、線状体1において反射した超音波を受ける。圧電素子73は、超音波送信用の圧電素子と超音波受信用の圧電素子とを含む構成であってもよいし、あるいは、超音波送信および超音波受信兼用の圧電素子であってもよい。
時間差検出部72は、圧電素子73がパルス状の超音波を線状体1に出力してから線状体1において反射したパルス状の超音波を受けるまでの時間を検出し、検出した時間に基づいて圧電素子73と線状体1の湾曲部との距離Lすなわち線状体1の湾曲度合いを検出する。
変換回路12は、時間差検出部72の検出した線状体1の湾曲度合いを、圧縮力Pを示す電気信号に変換して出力する。
このような構成により、光学式のセンサとは異なり、線状体1が透明体であっても圧縮力Pを正確に計測することができる。
(実施の形態8)
図20は、本発明の一実施の形態である実施の形態8の、計測装置の構成を示す模式図である。
図20を参照して、この計測装置は、計測装置本体2と、渦電流式センサ81と、変換回路12とを備える。渦電流式センサ81は、検出コイル82と、電圧供給回路83と、波形検出回路84とを含む。本実施の形態では、線状体1は導体である。
検出コイル82には、電圧供給回路83から供給される高周波電圧に基づいて高周波電流が流れる。そうすると、検出コイル82によって高周波磁界が発生する。ここで、線状体1は導体であるため、線状体1および検出コイル82が接近すると、電磁誘導作用によって線状体1の表面に渦電流が流れ、検出コイル82のインダクタンスが変化する。線状体1の表面に発生する渦電流は、検出コイル82から発生する磁束の流れを妨げる方向の磁束を発生する。
検出コイル82のインダクタンスが変化すると、検出コイル82に流れる電流波形が変化する。より詳細には、検出コイル82に流れる電流波形の振幅、および検出コイル82に供給される電圧波形と検出コイル82に流れる電流波形との位相差が変化する。
波形検出回路84は、検出コイル82に流れる電流波形の振幅、または検出コイル82に供給される電圧波形と検出コイル82に流れる電流波形との位相差を検出し、検出結果に基づいて線状体1の湾曲度合いを検出する。
変換回路12は、波形検出回路84の検出した線状体1の湾曲度合いを、圧縮力Pを示す電気信号に変換して出力する。
このような構成により、高分解能または高い周波数応答が要求される計測装置に対応することができる。また、光学式のセンサとは異なり、計測装置が水中および油中等の劣悪な環境で使用される場合でも圧縮力Pを正確に計測することができる。
(実施の形態9)
図21は、本発明の一実施の形態である実施の形態9の、計測装置の構成を示す模式図である。
図21を参照して、この計測装置は、計測装置本体2と、磁気式センサ91と、変換回路12とを備える。磁気式センサ91は、検出コイル92と、電圧供給回路93と、波形検出回路94とを含む。本実施の形態では、線状体1は磁性体である。
検出コイル92には、電圧供給回路93から供給される低周波電圧に基づいて低周波電流が流れる。そうすると、検出コイル92によって低周波磁界が発生する。ここで、線状体1は磁性体であるため、線状体1および検出コイル92の距離すなわち線状体1の湾曲度合いに応じて検出コイル92の磁気抵抗が変化する。
検出コイル92の磁気抵抗が変化すると、検出コイル92に流れる電流波形が変化する。より詳細には、検出コイル92に流れる電流波形の振幅、および検出コイル92に供給される電圧波形と検出コイル92に流れる電流波形との位相差が変化する。たとえば、線状体1および検出コイル92が近くなると磁束が通りやすくなり、検出コイル92の磁気抵抗が小さくなる。そうすると、検出コイル92のインダクタンスが大きくなるため、検出コイル92に流れる電流波形の振幅が小さくなり、また、検出コイル92に供給される電圧波形と検出コイル92に流れる電流波形との位相差が大きくなる。
波形検出回路94は、検出コイル92に流れる電流波形の振幅、または検出コイル92に供給される電圧波形と検出コイル92に流れる電流波形との位相差を検出し、検出結果に基づいて線状体1の湾曲度合いを検出する。
変換回路12は、波形検出回路94の検出した線状体1の湾曲度合いを、圧縮力Pを示す電気信号に変換して出力する。
このような構成により、光学式のセンサとは異なり、計測装置が水中および油中等の劣悪な環境で使用される場合でも圧縮力Pを正確に計測することができる。
(実施の形態10)
図22は、本発明の一実施の形態である実施の形態10の、計測装置の構成を示す模式図である。
図22を参照して、この計測装置は、計測装置本体2と、磁気式センサ101と、変換回路12とを備える。磁気式センサ101は、ホールセンサ(磁気検出部)102と、増幅回路103と、永久磁石104とを含む。本実施の形態では、線状体1は磁性体である。なお、ホールセンサの代わりにMRセンサ等の他の磁気式センサを使用することも可能である。また、永久磁石104の代わりに電磁石を使用することも可能である。
ホールセンサ102は、永久磁石104によって発生する磁束を検出する。線状体1の湾曲度合いに応じて永久磁石104からの磁束が変化する。したがって、ホールセンサ102は、検出した永久磁石104からの磁束に基づいて、線状体1の湾曲度合いを検出する。増幅回路103は、ホールセンサ102の検出結果を表わす信号を増幅して変換回路12に出力する。
変換回路12は、ホールセンサ102の検出した線状体1の湾曲度合いを、圧縮力Pを示す電気信号に変換して出力する。
このような構成により、高い周波数応答が要求される計測装置に対応することができる。また、光学式のセンサとは異なり、計測装置が水中および油中等の劣悪な環境で使用される場合でも圧縮力Pを正確に計測することができる。
(実施の形態11)
図23は、本発明の一実施の形態である実施の形態11の、計測装置の構成を示す模式図である。
図23を参照して、この計測装置は、計測装置本体2と、接触式センサ111と、変換回路12とを備える。接触式センサ111は、プーリ(滑車)112と、ストッパ113と、バネ114と、可動部位置検出部115とを含む。プーリ(滑車)112と、ストッパ113とは、可動部を構成する。
バネ114は、ストッパ113を介してプーリ112を線状体1に常に押し当てることにより、可動部を線状体1と結合させる。線状体1が移動すると、プーリ112が回転するため、可動部と線状体1との摩擦を防ぐことができる。なお、プーリの代わりにテフロン(登録商標)等をコーティングした低摩擦材でもよい。
可動部位置検出部115は、可動部の位置を検出し、検出結果に基づいて線状体1の湾曲度合いを検出する。
変換回路12は、可動部位置検出部115の検出した線状体1の湾曲度合いを、圧縮力Pを示す電気信号に変換して出力する。
図24は、接触式センサの構成を示す模式図である。
図24を参照して、接触式センサ111は、プーリ(滑車)112と、ストッパ113と、バネ114と、可動部位置検出部115とを含む。可動部位置検出部115は、エンコーダ116と、光学式センサ117とを含む。
エンコーダ116は、反射率が異なる複数個のガラス等の物質が可動部の移動方向に配置されて構成される。光学式センサ117は、可動部に光を照射し、エンコーダ116において反射された光に基づいて可動部の位置を検出し、検出結果に基づいて線状体1の湾曲度合いを検出する。たとえば、エンコーダ116において、光学式センサ117に向かって光を反射する物質と反射しない物質とが可動部の移動方向に交互に配置される場合には、可動部の移動方向におけるエンコーダ116の各物質間の距離を1周期とすると、可動部の移動方向においてπ/4間隔で2個の光学式センサ117が配置される。このような構成により、可動部の移動方向を検出することができる。
なお、可動部位置検出部115は、磁気式であってもよい。この場合、エンコーダ116は、磁極Nおよび磁極Sの物質が可動部の移動方向に交互に配置されて構成される。光学式センサ117の代わりに配置される磁気式センサ117は、所定位置におけるエンコーダ116の磁極に基づいて可動部の位置を検出する。また、可動部位置検出部115は、差動トランス型であってもよい。
図25は、接触式センサの構成の他の例を示す模式図である。
図25を参照して、接触式センサ111は、プーリ(滑車)112と、ストッパ113と、バネ114と、可動部位置検出部115とを含む。可動部位置検出部115は、抵抗体118と、導体119と、抵抗値検出部120とを含む。
導体119は、ストッパ113に取り付けられ、可動部とともに移動する。
抵抗値検出部120は、抵抗体118の抵抗値を検出し、検出結果に基づいて可動部の位置を検出し、検出結果に基づいて線状体1の湾曲度合いを検出する。
以上のような構成により、高分解能または高い周波数応答が要求される計測装置に対応することができる。また、光学式のセンサとは異なり、線状体1が透明体であっても圧縮力Pを正確に計測することができる。また、光学式のセンサとは異なり、計測装置が水中および油中等の劣悪な環境で使用される場合でも圧縮力Pを正確に計測することができる。
(実施の形態12)
図26は、本発明の一実施の形態である実施の形態12の、計測装置の構成を示す模式図である。
図26を参照して、この計測装置は、計測装置本体2と、接触式センサ121と、変換回路12とを備える。接触式センサ121は、リング122と、接続部123と、可動部位置検出部124とを含む。リング122と、接続部123とは、可動部を構成する。
線状体1は、リング122を貫通している。リング122すなわち可動部は、線状体1の湾曲にともなって移動する。
可動部位置検出部124は、可動部の位置を検出し、検出結果に基づいて線状体1の湾曲度合いを検出する。
変換回路12は、可動部位置検出部124の検出した線状体1の湾曲度合いを、圧縮力Pを示す電気信号に変換して出力する。
可動部位置検出部124は、光学式、磁気式、抵抗式および差動トランス型のいずれであってもよく、これらの方式に対応する可動部位置検出部124の構成は、実施の形態11と同様であるため、ここでは詳細な説明を繰り返さない。
このような構成により、高い周波数応答が要求される計測装置に対応することができる。また、光学式のセンサとは異なり、線状体1が透明体であっても圧縮力Pを正確に計測することができる。また、光学式のセンサとは異なり、計測装置が水中および油中等の劣悪な環境で使用される場合でも圧縮力Pを正確に計測することができる。
(実施の形態13)
図27は、本発明の一実施の形態である実施の形態13の、計測装置の構成を示す模式図である。図28は、図27のXXVIII−XXVIII線による断面を示す断面図である。
図27および図28を参照して、この計測装置は、計測装置本体2と、変位センサ131と、変換回路12とを備える。変位センサ131は、測定部132と、検出回路133とを含む。変位センサ131は、図16に示す静電容量式センサ42、図20に示す渦電流式センサ81または図21に示す磁気式センサ91に相当する。より詳細には、測定部132は、検出電極43、検出コイル82または検出コイル92に相当する。検出回路133は、容量検出回路45、波形検出回路84または波形検出回路94に相当する。
実施の形態1〜12に係る計測装置では、線状体1が湾曲していく方向に変位センサが配置されていたが、本実施の形態では、変位センサ131は線状体1の湾曲方向に対してほぼ垂直な方向に配置される。
このような構成でも、変位センサ131は線状体1の湾曲度合いを検出することができる。
(実施の形態14)
図29は、本発明の一実施の形態である実施の形態14の、計測装置の構成を示す断面図である。
図29を参照して、この計測装置は、計測装置本体2と、変位センサ141と、変換回路12とを備える。変位センサ141は、測定部142と、検出回路143とを含む。
測定部142は、図28に示す測定部132を複数個、アレイ状に配置したものである。
検出回路143は、複数個の測定部142の測定結果に所定の演算を行ない、線状体1の湾曲度合いを検出する。
その他の構成および動作は実施の形態13に係る計測装置と同様であるため、ここでは詳細な説明を繰り返さない。
このような構成により、圧縮力Pをより高精度に計測することができる。
(実施の形態15)
図30は、本発明の一実施の形態である実施の形態15の、計測装置の構成を示す模式図である。
図30を参照して、この計測装置は、計測装置本体2と、変位センサ151と、変換回路12とを備える。
本実施の形態では、変位センサ151は線状体1の湾曲方向と反対方向に配置される。変位センサ151は、変位センサ151と線状体1の湾曲部との距離Dを検出する。距離Dを検出することは、湾曲部の高さhを計測することと等価である。
変換回路12は、線状体1に作用する長手軸方向の圧縮力Pと距離Dすなわち線状体1の湾曲度合いとの相関関係を予め計測した結果を記憶する。変換回路12は、検出された距離Lを、記憶している相関関係を用いて圧縮力Pに変換する。
(実施の形態16)
図31は、本発明の一実施の形態である実施の形態16の、計測装置の構成を示す模式図である。
図31を参照して、この計測装置は、計測装置本体2と、変位センサ41と、変位センサ151と、変換回路161とを備える。
変位センサ41は、線状体1の湾曲方向に配置される。変位センサ41は、変位センサ41と湾曲部との距離Lを検出する。
変位センサ151は線状体1の湾曲方向と反対方向に配置される。変位センサ151は、変位センサ151と湾曲部との距離Dを検出する。
変換回路161は、線状体1に作用する長手軸方向の圧縮力Pと距離Lおよび距離Dとの相関関係を予め計測した結果を記憶する。変換回路161は、検出された距離LおよびDを、記憶している相関関係を用いて圧縮力Pに変換する。
このような構成により、圧縮力Pをより高精度に計測することができる。
(実施の形態17)
図32は、本発明の一実施の形態である実施の形態17の、計測装置の構成を示す模式図である。
図32を参照して、この計測装置は、計測装置本体2と、変位センサ152および153と、変換回路162とを備える。
変位センサ152および153は、線状体1の湾曲方向に配置される。変位センサ152および153は、湾曲部との距離L1およびL2をそれぞれ検出する。
変換回路162は、線状体1に作用する長手軸方向の圧縮力Pと距離L1および距離L2との相関関係を予め計測した結果を記憶する。変換回路162は、検出された距離L1およびL2を、記憶している相関関係を用いて圧縮力Pに変換する。
このような構成により、圧縮力Pをより高精度に計測することができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
この発明の計測装置および方法は、体内の管の中へ挿入される線状の医療器具などの、可撓性を有する線状体に作用する圧縮力の計測装置および方法に、特に有利に適用され得る。
この発明の実施の形態1の計測装置の本体の外観を示す模式図である。 図1に示す計測装置の本体の内部の構造を示す断面模式図である。 図1のIII−III線による断面を示す断面図である。 線状体に圧縮力が作用するときの、計測装置内部における線状体の湾曲を示す断面模式図である。 計測装置の全体構成を示す模式図である。 線状体に作用する圧縮力の計測方法を示す流れ図である。 ガイドワイヤに作用する圧縮力に対するフォトトランジスタの出力の計測例を示すグラフである。 Yコネクタに組み込まれて使用される例を示す模式図である。 計測装置の出力方法の例を示す模式図である。 計測装置を人体の管の中へ挿入される線状の医療器具に使用する例を示す模式図である。 計測装置を人体を模擬する訓練用シミュレータに取り付けて使用する例を示す模式図である。 この発明の実施の形態2の計測装置の全体構成を示す模式図である。 図12に示す計測装置の本体の内部の構造を示す断面模式図である。 この発明の実施の形態3の計測装置の本体の内部の構造を示す断面模式図である。 本発明の一実施の形態である実施の形態4の、計測装置の構成を示す模式図である。 本発明の一実施の形態である実施の形態4の、変位センサとして静電容量式センサを備える計測装置の構成を示す模式図である。 本発明の一実施の形態である実施の形態5の、計測装置の構成を示す模式図である。 本発明の一実施の形態である実施の形態6の、計測装置の構成を示す模式図である。 本発明の一実施の形態である実施の形態7の、計測装置の構成を示す模式図である。 本発明の一実施の形態である実施の形態8の、計測装置の構成を示す模式図である。 本発明の一実施の形態である実施の形態9の、計測装置の構成を示す模式図である。 本発明の一実施の形態である実施の形態10の、計測装置の構成を示す模式図である。 本発明の一実施の形態である実施の形態11の、計測装置の構成を示す模式図である。 接触式センサの構成を示す模式図である。 接触式センサの構成の他の例を示す模式図である。 本発明の一実施の形態である実施の形態12の、計測装置の構成を示す模式図である。 本発明の一実施の形態である実施の形態13の、計測装置の構成を示す模式図である。 図27のXXVIII−XXVIII線による断面を示す断面図である。 本発明の一実施の形態である実施の形態14の、計測装置の構成を示す断面図である。 本発明の一実施の形態である実施の形態15の、計測装置の構成を示す模式図である。 本発明の一実施の形態である実施の形態16の、計測装置の構成を示す模式図である。 本発明の一実施の形態である実施の形態17の、計測装置の構成を示す模式図である。
符号の説明
1 線状体、2 計測装置本体、3 貫通孔、4 入出力ポート、5 拘束部、6 空間、7 センサ、8 光源器、9 受光器、10 点灯回路、11 増幅回路、12,161,162 変換回路、13 選択器、14 Yコネクタ、15 入力ポート、16 他の入力ポート、17 出力ポート、18 視覚化器具、19 視覚化器具、20 聴覚化器具、21 スピーカ、22 ガイドワイヤ、23 カテーテル、24 術者、25 人体、26 シミュレータ、27 模擬透視画像、28 ケーブル、29 光源器、30 受光器、31 圧縮力出力装置、41 変位センサ、42 静電容量式センサ、43 検出電極、44 ガード電極、45 容量検出回路、51,61 光学式センサ、52,62 半導体レーザ(光源器)、53 ハーフミラー、54 コリメートレンズ、55 対物レンズ、56 音叉(移動部)、57 音叉位置検出部(対物レンズ位置検出部)、58 ピンホール、59 受光素子(受光器)、60 演算部、63 投光レンズ、64 受光レンズ、65 画像処理部、71 超音波式センサ、72 時間差検出部、73 圧電素子、81 渦電流式センサ、82 検出コイル、83 電圧供給回路、84 波形検出回路、91 磁気式センサ、92 検出コイル、93 電圧供給回路、94 波形検出回路、101 磁気式センサ、102 ホールセンサ(磁気検出部)、103 増幅回路、104 永久磁石、111 接触式センサ、112 プーリ(滑車)、113 ストッパ、114 バネ、115 可動部位置検出部、116 エンコーダ、117 光学式センサ、118 抵抗体、119 導体、120 抵抗値検出部、121 接触式センサ、122 リング、123 接続部、124 可動部位置検出部、131,141,151 変位センサ、132 測定部、133 検出回路、142 測定部、143 検出回路。

Claims (16)

  1. 可撓性を有する線状体に作用する長手軸方向の圧縮力を計測する計測装置であって、
    前記線状体が貫通する貫通孔が形成される本体を備え、
    前記線状体に前記圧縮力が作用するとき、前記貫通孔の内部において前記線状体が所定の方向へ湾曲し、さらに、
    前記湾曲の度合いを検出するセンサと、
    検出される前記湾曲度合いを、前記線状体に作用する前記圧縮力へ変換する、変換回路とを備えることを特徴とする、計測装置。
  2. 前記線状体は、体内の管の中へ挿入される線状の医療器具であることを特徴とする、請求項1に記載の計測装置。
  3. 前記センサは、光を発する光源器と、前記光源器が発する光を受ける受光器とを含み、前記光源器が発する光量に対する前記受光器が受ける光量を用いて前記線状体の前記湾曲度合いを検出する、光学式のセンサであることを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の計測装置。
  4. 前記センサは、光を発する光源器と、前記光源器が発する光を受ける受光器とを含み、前記光源器が発する光を前記線状体が遮って、前記受光器が受ける光量が小さくなる位置を検出することによって、前記線状体の前記湾曲度合いを検出する、光学式のアレイセンサであることを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の計測装置。
  5. 前記センサは、
    検出電極と、
    前記検出電極および前記線状体間に発生する静電容量に基づいて前記線状体の湾曲度合いを検出する容量検出回路とを含む請求項1記載の計測装置。
  6. 前記センサは、
    光源器と、
    前記光源器からの光を前記線状体に照射する対物レンズと、
    前記対物レンズを移動させる移動部と、
    前記対物レンズの位置を検出する対物レンズ位置検出部と、
    前記線状体において反射した光を受光して電気信号に変換する受光器と、
    前記検出された対物レンズの位置、および前記受光器からの電気信号に基づいて前記線状体の湾曲度合いを検出する演算部とを含む請求項1記載の計測装置。
  7. 前記センサは、
    前記線状体に光を照射する光源器と、
    前記線状体において反射した光を受光して前記線状体を撮影し、前記撮影した線状体の像に基づいて前記線状体の湾曲度合いを検出する画像処理部とを含む請求項1記載の計測装置。
  8. 前記センサは、
    前記線状体に超音波を出力し、かつ前記線状体において反射した超音波を受ける圧電素子と、
    前記圧電素子が超音波を前記線状体に出力してから前記線状体において反射した超音波を受けるまでの時間を検出し、前記検出した時間に基づいて前記線状体の湾曲度合いを検出する時間差検出部とを含む請求項1記載の計測装置。
  9. 前記線状体は導体または磁性体であり、
    前記センサは、さらに、
    コイルと、
    前記コイルに電圧を供給する電圧供給回路と、
    前記コイルに流れる電流波形の振幅、または前記コイルに供給される電圧波形と前記コイルに流れる電流波形との位相差を検出し、前記検出結果に基づいて前記線状体の湾曲度合いを検出する波形検出回路とを含む請求項1記載の計測装置。
  10. 前記線状体は磁性体であり、
    前記センサは、さらに、
    磁石と、
    前記磁石からの磁束を検出し、前記検出結果に基づいて前記線状体の湾曲度合いを検出する磁気検出部とを含む請求項1記載の計測装置。
  11. 前記センサは、さらに、
    前記線状体に結合される可動部と、
    前記可動部の位置を検出し、前記検出結果に基づいて前記線状体の湾曲度合いを検出する可動部位置検出部とを含む請求項1記載の計測装置。
  12. 前記計測装置は、
    前記センサを複数個備え、
    前記変換回路は、前記複数個のセンサにおいて検出される前記湾曲度合いを、前記線状体に作用する前記圧縮力へ変換する請求項1記載の計測装置。
  13. 前記センサの出力を表示する視覚化器具と、
    前記出力の変化を音声に変換する聴覚化器具との、少なくともいずれか一方を備えることを特徴とする、請求項1から請求項12のいずれかに記載の計測装置。
  14. 医療機器に組み込まれて使用されることを特徴とする、請求項1から請求項13のいずれかに記載の計測装置。
  15. 人体を模擬する訓練用シミュレータに取付けられて使用されることを特徴とする、請求項1から請求項14のいずれかに記載の計測装置。
  16. 可撓性を有する線状体に作用する長手軸方向の圧縮力を計測する計測方法であって、
    前記線状体に前記圧縮力が作用するとき、前記線状体が所定の方向へ湾曲する度合いをセンサによって検出する工程と、
    前記検出する工程において検出される前記湾曲度合いを、予め決定された前記湾曲度合いと前記圧縮力との相関関係に基づき、前記線状体に作用する前記圧縮力へ変換する工程とを備えることを特徴とする、計測方法。
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