JP4609742B2 - 地中レーダ探査装置および探査データ収集方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、地中レーダ探査装置および探査データ収集方法に係り、特に、埋設深さの異なる地中内の配管、ケーブルを地表面上より1回の探査により容易に検出できる地中レーダ探査装置および探査データ収集方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、電波を利用して地中に存在する埋設物を、非破壊的に地上から探知し、分解能良く高精度に可視画像化するレーダ技術が各国で盛んに研究されていることは一般的に知られている。特に、地中には、通信・電力用ケーブル・ガス・水道の管路等が多数埋設されているので、地上を走行しながらレーダで地中を探知する地中レーダ探査機が良く使用されている。この地中レーダ探査機の探査システムとしては、例えば、高周波の送信信号を等間隔に区切ってパルス状にして発射するパルス変調レーダ(パルスレーダ)を用いたものと、周波数が、例えば、正弦波、三角波、あるいはノコギリ波のように周期的に変化されて発信される周波数変調レーダ(FM−CWレーダ)を用いたものとがある。一例として、図5には、パルス変調レーダ(パルスレーダ)を用いたブロック構成図の波形観測システムを示す。図6はその波形観測システムを用いた地中レーダ探査機の外観図の一例である。図5あるいは図6において、波形観測システムの信号源としては、トリガ信号発生器71からの指令により、インパルス、あるいは、モノサイクルパルスがインパルス発生器73より発信している。このパルス信号が送信アンテナ75に印加され、送信アンテナ75より放射された電磁波パルスが地中77の埋設物79を照射する。この電波の一部は、埋設物79によって反射されて、受信アンテナ81で検出される。受信信号はサンプリング検出器83で、低周波信号により変換されて、計測器のA/D変換器85でディジタル化されて、計算機の信号処理装置87にメモリとして蓄積される。信号処理装置87では、背景雑音除去、パルス圧縮、あるいは、2値化処理等されてディスプレイ89に表示される。送信アンテナ75および受信アンテナ81は、走行装置91に一定の間隔を保って取り付けられており、走行装置91が一定距離移動する間に送信アンテナ75から電波を発信し、地中77に埋設している埋設物79から反射した電波を受信アンテナ81で受信し、その探査した信号を信号処理装置87に送信している。観測位置の情報は、走行装置91に付設された位置検出器93から発生し、走行制御装置95を経て、信号処理装置87に入力され、A/D変換器85からの観測波形と対応づけて記録される。
【0003】
また、周波数変調レーダ(FM−CWレーダ)を用いたものは、送信信号に周波数変調(FM)を施して送信信号の占有周波数帯域幅を広げて連続波(CW)を送信しつつ、同時に埋設物79からの反射信号を受信して埋設物79を探査している。受信信号は基準信号と混合されてドプラ周波数だけずれた中間周波数(IF信号)に変換され、次の信号処理器に供給される。この周波数変調レーダ(FM−CWレーダ)を用いた地中レーダ探査機は、図6に示す外観図と同様に、パルス発生器、信号処理部、送信アンテナ75および受信アンテナ81が、走行装置91に取り付けられており、走行装置91が一定距離移動する間に送信アンテナ75から電波を発信し、地中77に埋設している埋設物79から反射した電波を受信アンテナ81で受信し、その探査した信号を信号処理部に送信している。観測位置の情報は、走行装置91に付設された位置検出器93から発生し、走行制御装置95を経て、信号処理部に入力され、A/D変換器85からの観測波形と対応づけて記録される。
【0004】
この種の地中レーダ探査機では、送信アンテナ75を出た電波は大半が地表面で反射し、受信アンテナ81へ直接回り込んで入ってくるので、これを的確に除去することで精度の高い探査ができる。浅い深度の埋設物79aからのエコーは比較的強いので、受信信号のゲインを全体的に抑制することで対処できるが、深い深度にある埋設物からのエコーは微弱であるためゲインを大きくする必要がある。深い深度の埋設物79bに合わせてゲインを設定してしまうと、受信機が飽和して検出ができなくなるという問題がある。これを防ぐため、STC(Sensitivity Time Control)の機能を使って地表面からの反射波が混じらないように受信の作動を遅らせ、深い埋設物79bの探査の際に感度を上げて探査することが考えられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、通常の地中レーダ探査機においては、探査機の単位移動距離毎にエンコーダのパルスを発生させ、このパルスの入力に伴って信号の送受信が行われ、一つのエンコーダ入力に対して一種類のデータを得る構成となっている。したがって、STC機能を有する地中レーダ探査機の場合では、深い地点にある埋設物を検出するときにはSTC機能を作動させる必要があるが、浅い地点にある埋設物を検出するときにはSTC機能を作動させない方が有利となる。このため、従来のSTC機能を有する地中レーダ探査機でデータを収集する場合には、STC機能を作動させて深い地点の埋設物の計測を行うと共に、更に、STC機能を作動させないで浅い地点の埋設物をもう一度計測する必要がある。このため、少なくとも浅い地点と深い地点との二回の計測が必要となり、計測に手間がかかるという問題がある。
【0006】
本発明は、上記従来の問題点に着目し、深い地点からの信号を計測する際に効果のあるSTC機能を作動させたデータと、浅い地点からの信号を計測する際に強い信号を得るようにSTC機能を作動させないデータとを1回の走査によって一度に取り込むことにより、計測時の工数を省くことができる地中レーダ探査装置および探査データ収集方法を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明に係る地中レーダ探査装置は、FM−CWレーダを用いた地中レーダ探査装置であって、探査装置の位置移動単位距離毎にパルスを発生させるエンコーダを有し、このエンコーダによるエンコーダパルス間隔の中間で別途に第1および第2のパルスを発生させるパルス発生器を有し、前記第1パルスと、第2パルスとを交互に出力可能としておき、送受信アンテナと信号処理部との間に、送信アンテナによる送信に遅れて受信アンテナによる受信が行われるように送受信タイミングを制御するSTC機能を有するSTCモジュールを備え、前記第1パルスと第2パルスによりこのSTCモジュールの前記STC機能を動作させるオン動作と、前記送信アンテナによる送信と前記受信アンテナによる受信とが同時に行われるオフ動作とを切り替えるスイッチ手段により深い位置にある埋設物と浅い位置にある埋設物とを1回の走査により探査可能としてなる構成とした。
【0008】
上記構成において、前記STCモジュールの前段もしくは後段にゲイン調整手段を設け、前記パルス発生器による切替パルス毎に前記STCのオン・オフ動作に同期して前記ゲイン調整手段によるゲイン切替調整をなすようにすればよく、また、前記ゲイン調整手段は多段に分割したレシーブアンプと、短絡スイッチ回路とを有し、前記STCモジュールのSTCオンオフ切替タイミングに合わせて前記短絡スイッチを作動させてSTC機能を作動させないときにレシーブアンプを短絡させてゲインを抑え、STC機能を作動させたときにゲインを大きくするようコントローラを備えた構成とすることが望ましい。
【0009】
本発明に係る地中レーダ探査データ収集方法は、FM−CWレーダを用い地表面に面している送信アンテナから電波を発信し、地中に埋設している埋設物から反射した電波を受信アンテナで受信し、埋設物を地表面上から探査する地中レーダ探査装置によるデータ収集方法において、
【0010】
探査装置の位置移動単位距離毎に発生するパルス間の中間で、送信アンテナによる送信に遅れて受信アンテナによる受信が行われるように送受信タイミングを制御するSTC機能を有するSTCモジュールのON動作とOFF動作とを切り替えることにより、STC機能の作動および前記送信アンテナによる送信と前記受信アンテナによる受信とが同時に行われる非作動とを交互に切り替え、STC作動時データとSTC非作動時データを収集して、1回の走査で深浅埋設物を同時探査可能としたことを特徴としている。
【0011】
この場合において、探査装置の位置移動単位距離毎にパルスを発生させるエンコーダから一つのエンコーダパルス信号を受けたパルス発生器で第1および第2パルス信号を発生し、前記第1パルス信号でSTC機能を作動あるいは非作動のいずれかにさせるとともに、第2パルス信号ではSTC機能を第1パルス信号の反対に作動させ、かつ、STC機能の作動および非作動を交互に出力するようにSTC用コントローラで制御するようにすればよい。また、受信アンテナからの電波を多段に分割したレシーブアンプを介して信号処理回路を経て表示器に送信するとき、STC機能を作動させないときにレシーブアンプを短絡させてゲインを抑え、STC機能を作動させたときにゲインを大きくするよう制御することが望ましい。
【0012】
【作用】
上記構成によれば、地中レーダ探査装置が移動する単位距離毎にエンコーダがパルスを発生するが、このエンコーダによるエンコーダパルス間隔の中間で別途に第1および第2のパルスを発生させる。これにより、エンコーダパルスによる第1パルスと、パルス発生器の第2パルス信号とが交互に出力するようになる。
【0013】
二つのパルス信号の列は、例えば、奇数番がSTCモジュールをON(作動)の状態に、偶数番がOFF(非作動)の状態になるようにSTC用コントローラで制御する。ここで、以下に用いるSTC機能のSTC−ON(作動時の機能あり)およびSTC−OFF(非作動の機能なし)について、図4を用いて説明する。図4はSTC−ONの作動を示している。図4(a)では、送信アンテナ75を出た電波はその大半が地表面で反射し、受信アンテナ81へと入ってくる。しかし、受信アンテナ81の後段に設けられたSTCスイッチ45が「開」であるため出力信号は現われない。一方、送信アンテナ75を出た電波の一部は地中へと進入し、埋設物へと向かって行く。図4(b)では、送信アンテナ75前段に設けられたSTCスイッチ33を「開」にすることによりその直後から発信を停止する。一方、地中に侵入した電波はまだ受信アンテナ81に届かず、しかも受信アンテナ81後段のスイッチ45も「開」のままであるため出力信号は現われないままである。図4(c)では、受信アンテナ81後段のスイッチ45が閉じられるため埋設物からの反射信号を受信し、出力が現われる。一方送信アンテナ75前段のスイッチ33は「開」のままであるため地表面からの反射はない。したがって、埋設物からの反射のみを選別して受信できる。これにより、STC−ONの作動では、受信信号のゲインを大きくすることが可能となり、深い位置にある埋設物の検出を精度良く行うことができる。STC−OFF(非作動)については、図示しないが、図4に示す、送信アンテナ75前段のSTCスイッチ33、および、受信アンテナ81後段のSTCスイッチ45は閉じられたままの状態であり、両方のSTCスイッチは導通状態に固定されている。このために、STC−OFFの作動では、地表面からの反射波を弱くするため送信アンテナ75からの受信信号のゲインを小さくする必要がある。これにより、地表面からの反射も弱くすることが可能となり、浅い位置にある埋設物の検出ができるようになっている。このようなSTCスイッチ33,45の切替は、周波数を例えば256段階に分割して送信する場合に、分割周波数の送信毎に行なわせるようにすればよい。
【0014】
前記のように、STC用コントローラによる制御の結果、レーダ信号の列は、STCモジュールをON−OFF−ON−OFF……のように、STC−ONとSTC−OFFとの状態が交互に並んだデータ列となる。したがって、奇数番のみのデータを処理すると深い地点に強いSTC−ON状態の出力が得られ、偶数番のみのデータを処理すると浅い地点に強いSTC−OFF状態の出力が得られる。こうして1回の計測で二種類のデータを収集することができる。このデータを解析することにより、深い位置にある埋設物と、浅い位置にある埋設物を1回の走査により探査することができる。
【0015】
また、受信アンテナで受信した電波は多段に分割したレシーブアンプで調整して信号処理回路に出力している。この電波は、STC機能をOFFにした場合には、後段のレシーブアンプを短絡させて作動しないようにしてゲインを抑え、STC機能をONにした場合には、両方のレシーブアンプを作動させてゲインを大きくしている。このように、STCタイミング調整モジュールのパルス発生器は、レシーブアンプのゲインを調整するために出力側スイッチの作動を切り替え、STC機能有り(ON)では多段のレシーブアンプで調整することにより深い地点にある埋設物の検出を、また、STC機能無し(OFF)では1段のレシーブアンプで調整することによりレシーブアンプが飽和することがない最大範囲にして浅い地点にある埋設物の検出を精度良く検出している。もちろん、ゲイン調整は段階的ではなく、連続的に調整できるようなものでもよい。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明に係る地中レーダ探査装置および探査データ収集方法の好ましい実施の形態を添付図面に従って詳細に説明する。図1は本発明の実施形態に係る地中レーダ探査システムの構成ブロック図、図2は地中レーダ探査システムのタイムチャート図、図3は地中レーダ探査システムの具体的な一例の全体構成ブロック図である。なお、従来例と同一部品には同一符号を付して説明は省略する。
【0017】
図1において、地中レーダ探査装置1は、走行装置91(図6参照)と連動したエンコーダ11から図2(a)に示すように一定の間隔La毎に一つのエンコーダパルスEaを発生している。このパルスは機器の動作開始トリガとなっているとともに、このエンコーダパルスEaは探査装置1の単位移動距離毎に発生している。本実施例の場合には、1cm移動毎にエンコーダパルスEaが出ているとともに、エンコーダ11の出力側にバッファを介在させ、最初のパルスが入ってきたら、バッファで遅らせた時間差で第2パルスを発生するようにしている。
【0018】
図1のブロック図に示すように、エンコーダ11からパルスEaが発生するが、これを受けてパルス発生器13はエンコーダパルスEaに同期する第1パルスEbと、設定された時間差Taをおいて第2パルスEcを発生させるようにしている。エンコーダ11が一定の間隔La毎にエンコーダパルスEaを発生すると、パルス発生器13ではエンコーダパルスEaに同期する第1パルスEb(=Ea)と、これに時間差をおいて第2パルスEcを発生させることを繰り返す。この第1パルスEbによって、図2(c)に示すように、STC−ON動作させ、第2パルスEcによってSTC−OFF動作させる。これがエンコーダパルスEaの発生毎に繰り返すことにより、図2(d)に示すように、STC−ON動作と、STC−OFF動作とが交互に切り替えられる。なお、この順次は不同であり、第1パルスEb(Ea)によってSTC−OFF動作させ、第2パルスEcによってSTC−ON動作させるようにしても良い。
【0019】
以上のように、エンコーダ11とパルス発生器13とは、エンコーダ11により発生されるエンコーダパルスEaによって、図2(a)に示される一定の間隔Laの間に、図2(b)に示すようにSTCモジュールの切替パルスEb、Ecが発生され、二つの第1、第2パルス間隔TaがSTC−ONとなり、第2パルスと次の第1パルスとの間隔LbがSTC−OFFとなる。
【0020】
この二つの第1パルスEbと第2パルスEcとは、STC用コントローラ15とサンプルパルス発生器17とに出力されている。STC用コントローラ15は、二つの第1パルスEbと第2パルスEcを受けて、図2(c)に示すように、第1パルスEbではSTC用スイッチ19にSTC−ON(STC機能有り)とし、第2パルスEcではSTC−OFF(STC機能無し)との指令を出力している。これにより、図2(d)に示すように、第1パルスEbのSTC−ONと、第2パルスEcのSTC−OFFとの信号が交互に並べられて出力するようにしている。なお、第1パルスEbから第2パルスEcまでの時間Taはバッファにより設定されるが、これは発信周波数を分割したデータ数だけ受信できる間隔に設定する。周波数を256個に分割した場合にはこの256個のデータ数を受信できる時間に設定すれば良く、必要に応じて128個でもよく、分割数に応じて設定する。したがって、第1パルスEbから第2パルスEcまでは一定時間であるが、エンコーダパルスの一定の間隔Laは、移動距離に応じるため、STC−OFF(STC機能無し)の期間が実際上は変動する。バッファ時間は、第1パルスEbが出てからデータ収集が終わるまでの時間を見て、プラスアルファの時間の余裕を見て第2パルスEcが出るように設定されている。
【0021】
STC用スイッチ回路19は、電圧制御発信器(VCO)21と送信アンテナ75との間に挿入されて送信アンテナ75からの発信電波の伝達と遮断、および、受信アンテナ81とA/D変換器25との間に挿入されて受信アンテナ81からの反射電波受信の伝達と遮断を行っている。サンプルパルス発生器17は、STC用コントローラ15と同様に、第1パルスEbと第2パルスEcの信号を受けて、データを取り込むための信号をサンプルパルスとしてA/D変換器25に出力している。
【0022】
送信アンテナ75および受信アンテナ81は、送信アンテナ75から電波を発信し、埋設物79からの反射の電波を受信アンテナ81で受けているが、STC用スイッチ19によりSTC−ONと、STC−OFFとの指令を交互に受けて、STC−ONで深い地点にある埋設物79aと、STC−OFFで浅い地点にある埋設物79bの検出を行っている。これにより深い地点にある埋設物79aと、浅い地点にある埋設物79bの二種類のデータを1回の計測で収集することを行っている。また、受信アンテナ81とSTC用スイッチ19との間にはゲイン調整器27が配設されており、深い地点にある埋設物79a、あるいは、浅い地点にある埋設物79bのいずれかを探査するかに応じて、受信アンテナ81からの受信信号のゲインを調整している。このゲイン調整器27は、STC用スイッチ19とA/D変換器25との間に配設しても良い。
【0023】
信号処理部としての計算機29は、STC−ONと、STC−OFFとの交互に並べられたデータを受けて、深い地点にある埋設物79a、および、浅い地点にある埋設物79bの位置を演算して求めて、後述する表示器51に表示している。このとき、本実施例では、STC−ONの信号データと、STC−OFFの信号データとは、共に256個のデータ数に設定している。これにより、STC−ONの信号データと、STC−OFFの信号データとの峻別は、データの数をカウントすれば明確に区別できる。この峻別は、STC−ONの信号データ、あるいは、STC−OFFの信号データのいずれかが入った後に、リセットして次のデータが来るのを待機するようにして区分している。本実施例での256個のデータ数は、周波数を256段階に分割して各周波数のデータを収集するようにしていることから設定された数字であり、FM−CWのレーダの手法であり、このデータ数は、128個あるいは64個のいずれでも良い。
【0024】
図3は、地中レーダ探査装置の一例の全体構成図である。図3において、地中レーダ探査装置1は、電圧制御発信器(VCO)21から発信された電圧が方向性結合器31で入力側FETスイッチ(STCスイッチ)33と、その一部がミキサ35に分離されて出力される。入力側FETスイッチ33はSTC用スイッチ回路19の一部であり、STC用コントローラ15からの指令により開閉の制御が行われている。入力側FETスイッチ33からの電波は出力アンプ37、アンテナ切り替えスイッチ39を経て送受信アンテナ41に送信される。送受信アンテナ41は、アンテナ切り替えスイッチ39により送信アンテナ75および受信アンテナ81とに切り替えられ、前記のように送信アンテナ75から電波を発信し、埋設物79からの反射の電波を受信アンテナ81で受けている。
【0025】
受信アンテナ81で受けた電波は、2段で構成されるレシーブアンプ23と出力側スイッチ43のゲイン調整器27から出力側FETスイッチ(STCスイッチ)45を経てミキサ35に送信される。出力側FETスイッチ45はSTC用スイッチ回路19の一部であり、STC用コントローラ15からの指令により開閉の制御が行われている。STC用コントローラ15、入力側FETスイッチ33、および、出力側FETスイッチ45は、ディジタルSTCモジュールDmを構成している。
【0026】
ミキサ35では、方向性結合器31から分離されて出力されて電波と、出力側FETスイッチ45を経た埋設物79の反射電波とを掛算処理(検波)してIF信号(中間周波数信号)を得る。IFアンプ47では内蔵されたフィルタにより高周波成分を除去し信号を増幅してA/D変換器25に出力している。また、A/D変換器25では、受信アンテナ81からIFアンプ47を経た信号と、サンプルパルス発生器17からのサンプルパルスによりA/Dを行い信号処理回路49に送る。表示器51は、信号処理回路49で処理された結果を表示する。この表示器51には、断面表示モード(Bモード)、あるいは、平面表示モード(Cモード)等により埋設物79が表示される。
【0027】
出力側スイッチ43は、エンコーダ11に接続されるSTCタイミング調整モジュール53からの指令により開閉の制御が行われている。STCタイミング調整モジュール53は、パルス発生器13を含み、バーストクロック55、出力側スイッチ43、および、入力側FETスイッチ33と出力側FETスイッチ43とに接続され、STC機能に必要なタイミングの調整を行っている。バーストクロック55は、サンプルパルス発生器17、アンテナ切り替えタイミングパルス発生器57、および、周波数掃引用露圧発生器59とに接続され、タイミングを調整する際の基準となる。アンテナ切り替えタイミングパルス発生器57は、アンテナ切り替えスイッチ39に接続されており、送受信アンテナ41の送信アンテナ75および受信アンテナ81との切り替えを行っている。周波数掃引用露圧発生器59は、電圧制御発信器(VCO)21に接続されており、電圧制御発信器(VCO)21からの発信周波数を調整している。
【0028】
なお、上記実施例において、2段で構成されるレシーブアンプ23と出力側スイッチ43のゲイン調整器27は、アンテナ切り替えスイッチ39と出力側FETスイッチ45との間に配設しているが、ゲイン調整器27は、出力側FETスイッチ45とミキサ35との間に配設しても良い。
【0029】
上記のごとく構成した地中レーダ探査装置1の作用は、次の通りである。地中レーダ探査装置1は、ディジタルSTCモジュールDmの作動によりSTC用スイッチ回路19の入力側FETスイッチ33と出力側FETスイッチ45を制御して、図2に示すように、STC−ON(STC機能あり)と、STC−OFF(STC機能無し)との指令を交互に出力し、STC−ONで深い地点にある埋設物79bと、STC−OFFで浅い地点にある埋設物79aとの検出を行っている。これにより深い地点にある埋設物79aと、浅い地点にある埋設物79bの二種類のデータを一回の走査による計測で収集することを行っている。二種類のデータは計算機29としての信号処理器49で演算することにより地中77の埋設物79の位置を一回の走査によって探査することができるとともに、表示器51に表示することが行なっている。
【0030】
また、図3の地中レーダ探査装置1では、埋設物79から反射された電波を受ける2段で構成されるレシーブアンプ23と出力側スイッチ43とが設けられており、この2段のレシーブアンプ23と出力側スイッチ43とは次のように作動する。STC−OFFにされた場合には、ディジタルSTCモジュールDmの入力側FETスイッチ33と出力側FETスイッチ43とが両方とも導通状態に接続固定されている。このため、従来の場合には前記のごとく、送信アンテナ75からの電波が受信アンテナ81で直接受信されるとともに、地表面からの電波も受信される。この電波信号は、地中からの埋設物79の反射電波信号に比べて、その強度が圧倒的に大きいため、レシーブアンプ23が飽和してしまい正確な信号が得られなくなる。また、STC−ONにされた場合には、ディジタルSTCモジュールDmの入力側FETスイッチ33と出力側FETスイッチ45とが両方とも導通状態にないため、送信アンテナ75からの電波が受信アンテナ81で直接受信されることが無くなるとともに、地表面からの電波も受信されることがなくなり、レシーブアンプ23のゲインを大きくとることが可能となる。
【0031】
したがって、上記の要求を満足するために、本実施形態では、前記のように、レシーブアンプ23を2段に分割し、STC−OFFにした場合には、ゲイン調整器27の2つのスイッチ43を短絡させて、後段のレシーブアンプ23を作動しないようにしてゲインを抑えている。また、STC−ONにした場合には、両方のゲイン調整器27のレシーブアンプ23を作動させてゲインを大きくしている。このように、STCタイミング調整モジュール53は、入力側FETスイッチ33と出力側FETスイッチ45のディジタルSTCモジュールDmにエンコーダからのパルス信号を出力しSTC機能を制御するとともに、レシーブアンプ23のゲインを調整するために出力側スイッチ43の作動を切り替えている。これにより、STC−ONで深い地点にある埋設物79bと、STC−OFFで浅い地点にある埋設物79aの検出が精度良く検出されるようになっている。また、深い地点にある埋設物79aと、浅い地点にある埋設物79bの二種類のデータを1回の走査により計測できるとともに、ゲインを調整することにより正確に収集することができる。
【0032】
上記に記載したように本発明は、地表面に面している送信アンテナから電波を発信し、地中に埋設している埋設物から反射した電波を受信アンテナで受信し、埋設物を地表面上から探査するに際して、深い地中の位置に埋設している埋設物はSTC機能を作動させて検出し、かつ、浅い地中の位置に埋設している埋設物はSTC機能を作動させないで検出するとともに、STC機能の作動および非作動とを交互に切り替えて1回の走査で埋設物を探査する構成としているため、深い地点からの信号を計測する際に効果のあるSTC機能を作動させたデータと、浅い地点からの信号を計測する際に強い信号を得るようにSTC機能を作動させないデータとを一回の走査で一度に取り込むことにより、計測時の工数を省くことができる。
上記実施形態では、第1パルスをパルス発生器13で発生させるようにしているが、エンコーダパルスを直接用いるようにしてもよいのはもちろんである。
【0033】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、探査装置の単位移動距離毎に発生するエンコーダからエンコーダパルス信号を受け、パルス発生器で第1および第2パルスを発生し、第1パルスと第2パルスとを交互に出力するとともに、第1パルスと第2パルス信号の列は、STC−ON(作動)と、STC−OFF(非作動)とになるようにSTC用コントローラで制御する構成としているため、深い地点にある埋設物と、浅い地点にある埋設物とを一度に取り込むことにより、計測時の工数を省くことができる。
【0034】
また、受信アンテナからの電波を多段に分割し、STC機能を作動させない状態のときに一つのレシーブアンプを短絡させて作動しないようにしてゲインを抑え、STC機能を作動させた状態のときに両方のレシーブアンプを作動させてゲインを大きくするようパルス発生器で制御するようにしている。このため、STC機能有り(ON)では2段のレシーブアンプを作用させゲインを上げることにより深い地点にある埋設物を、また、STC機能無し(OFF)では1段のレシーブアンプのみを作用させレシーブアンプが飽和しない最大範囲にすることにより浅い地点にある埋設物の検出を精度良く検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る地中レーダ探査システムの構成ブロック図である。
【図2】本発明の実施形態に係る地中レーダ探査システムのタイムチャート図である。
【図3】本発明の実施形態に係る地中レーダ探査システムの具体的な一例の全体構成ブロック図である。
【図4】本発明の実施形態に係る地中レーダ探査システムのSTC−ONの機能と、STC−OFFの機能とを説明するための図である。
【図5】従来の地中レーダ探査システムの構成ブロック図である。
【図6】従来の地中レーダ探査システムの外観構成図である。
【符号の説明】
1………地中レーダ探査システム、11………エンコーダ、
13………パルス発生器、15………STC用コントローラ、
17………サンプルパルス発生器、19………STC用スイッチ回路、
21………電圧制御発信器(VCO)、23………レシーブアンプ、
25………A/D変換器、31………方向性結合器、
33………入力側FETスイッチ、35………ミキサ、37………出力アンプ、
39………アンテナ切り替えスイッチ、41………送受信アンテナ、
43………出力側スイッチ、45………出力側FETスイッチ、
47………IFアンプ、49………信号処理回路、51………表示器、
75………送信アンテナ、79………埋設物、81………受信アンテナ
Claims (6)
- FM−CWレーダを用いた地中レーダ探査装置であって、探査装置の位置移動単位距離毎にパルスを発生させるエンコーダを有し、このエンコーダによるエンコーダパルス間隔の中間で別途に第1および第2のパルスを発生させるパルス発生器を有し、前記第1パルスと、第2パルスとを交互に出力可能としておき、送受信アンテナと信号処理部との間に、送信アンテナによる送信に遅れて受信アンテナによる受信が行われるように送受信タイミングを制御するSTC機能を有するSTCモジュールを備え、前記第1パルスと第2パルスによりこのSTCモジュールの前記STC機能を動作させるオン動作と、前記送信アンテナによる送信と前記受信アンテナによる受信とが同時に行われるオフ動作とを切り替えるスイッチ手段により深い位置にある埋設物と浅い位置にある埋設物とを1回の走査により探査可能としてなることを特徴とする地中レーダ探査装置。
- 前記STCモジュールの前段もしくは後段にゲイン調整手段を設け、前記パルス発生器による切替パルス毎に前記STCのオン・オフ動作に同期して前記ゲイン調整手段によるゲイン切替調整をなすことを特徴とする請求項1に記載の地中レーダ探査装置。
- 前記ゲイン調整手段は多段に分割したレシーブアンプと、短絡スイッチ回路とを有し、前記STCモジュールのSTCオンオフ切替タイミングに合わせて前記短絡スイッチを作動させてSTC機能を作動させないときにレシーブアンプを短絡させてゲインを抑え、STC機能を作動させたときにゲインを大きくするようコントローラを備えてなることを特徴とする請求項2に記載の地中レーダ探査装置。
- FM−CWレーダを用い地表面に面している送信アンテナから電波を発信し、地中に埋設している埋設物から反射した電波を受信アンテナで受信し、埋設物を地表面上から探査する地中レーダ探査装置によるデータ収集方法において、
探査装置の位置移動単位距離毎に発生するパルス間の中間で、送信アンテナによる送信に遅れて受信アンテナによる受信が行われるように送受信タイミングを制御するSTC機能を有するSTCモジュールのON動作とOFF動作とを切り替えることにより、STC機能の作動および前記送信アンテナによる送信と前記受信アンテナによる受信とが同時に行われる非作動とを交互に切り替え、STC作動時データとSTC非作動時データを収集して、1回の走査で深浅埋設物を同時探査可能としたことを特徴とする地中レーダ探査データ収集方法。 - 探査装置の位置移動単位距離毎にパルスを発生させるエンコーダから一つのエンコーダパルス信号を受けたパルス発生器で第1および第2パルス信号を発生し、前記第1パルス信号でSTC機能を作動あるいは非作動のいずれかにさせるとともに、第2パルス信号ではSTC機能を第1パルス信号の反対に作動させ、かつ、STC機能の作動および非作動を交互に出力するようにSTC用コントローラで制御することを特徴とする請求項4記載の地中レーダ探査データ収集方法。
- 受信アンテナからの電波を多段に分割したレシーブアンプを介して信号処理回路を経て表示器に送信するとき、STC機能を作動させないときにレシーブアンプを短絡させてゲインを抑え、STC機能を作動させたときにゲインを大きくするよう制御することを特徴とする請求項4または請求項5記載の地中レーダ探査データ収集方法。
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