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JP4416644B2 - 予測機能付き文字処理装置、方法、記録媒体およびプログラム - Google Patents

予測機能付き文字処理装置、方法、記録媒体およびプログラム Download PDF

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JP4416644B2 JP2004381103A JP2004381103A JP4416644B2 JP 4416644 B2 JP4416644 B2 JP 4416644B2 JP 2004381103 A JP2004381103 A JP 2004381103A JP 2004381103 A JP2004381103 A JP 2004381103A JP 4416644 B2 JP4416644 B2 JP 4416644B2
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Description

本発明は、読みを入力して、読みに対応する表記、たとえば、かな混じり単語に変換する文字処理方法に関し、より詳しくは、読みの一部分を入力すると、その読みに対応する表記を部分的に含む表記の候補をユーザに提示することが可能な予測機能付き文字処理装置、方法、記録媒体およびプログラムに関する。
従来、読みを入力して、読みに対応する表記、たとえば、かな混じり単語に変換する際に、読みの一部分を入力すると、その読みに対応する表記を部分的に含む表記の候補をユーザに提示する文字処理方法が知られている(特許文献1、2)。部分的な読みから、変換可能な表記の候補を得ることは単語の予測、あるいは表記の予測と呼ばれている。
この予測機能を実現するための情報処理を簡単に説明する。パソコンなどのコンピュータには、図1(A)に示すような入力履歴ファイルが用意されている。入力履歴ファイルは、これまでに入力された読みと、文字処理により得られた変換結果を1対のレコードとなし、複数のレコードを記載したテーブルである。
ユーザがキーボードから読み「いんたー」をひらがなの形態で入力し、予測の指示をコンピュータに対して行なうと、コンピュータは予測用のプログラムにしたがって、予測処理、すなわち、変換可能な表記候補を以下のようにして種痘する。
最初にコンピュータに、入力の部分的な読みの一部分が入力されと、コンピュータは、その読みに対応する表記「いんたー」を有する読みを、入力履歴ファイルを検索することにより取得する。この検索により「いんたーねっと」および「いんたーばる」という読みが得られる。次に取得した読みに対応する表記、「インターネット」および「インターバル」を取得し、予測候補として表示画面に表示する。ユーザは表示された複数の予測候補の中の1つを、たとえば、マウスにより選択すると、選択された予測候補が「いんたー」に対する予測結果として確定され、ワープロソフトなどに引き渡される。
図1(A)に示すような入力履歴ファイルは、表記の読み全体を記載するので、登録する読みが多数になると、入力履歴ファイルのデータ量も膨大になる。そこで、入力履歴ファイルの読みの部分を図1(B)に示すように、共通する読みを使用したネットワークの形態で構築する提案も行なわれている。
特開平11−238059号公報 特開2000−276466号公報
しかしながら上記の従来例の図1(B)に示すように読みをネットワークの形態で表すと、表記の使用頻度や表記への変換時期といった情報をネットワーク上で反映できないので、複数の予測候補に対して表記の使用頻度や表記への変換時期での優先順位を与えられないという解決すべき技術的な課題があった。
そこで、本発明の目的は、表記の使用頻度や表記への変換時期に応じて予測候補に対して優先順位を与えることができる予測機能付き文字処理装置を提供することにある。
このような目的を達成するために、本発明は、読みを入力し、その読みに対応する表記を出力すると共に、読みの一部が入力された際に、予測の指示に応じて読みの一部から取得可能な複数の表記の候補を取得する予測機能付き文字処理装置において、(図1、従来技術)
これまでに出力した表記および入力した対応の読みを出力順に記憶した入力履歴用記憶手段と、(図4(B),304、HD203)
複数の読みをネットワークの形態で記憶すると共に、当該記憶されている読みに対応する表記であって、前記入力履歴記憶手段に記憶されている表記の少なくとも1以上の表記の記憶位置を示すポインタ情報を記憶する検索用記憶手段と、(図4(A),303、HD203)
読みの一部が入力され、予測の指示が行なわれたときに、入力された読みの一部を含む少なくとも1以上の読みを前記検索用記憶手段に記憶されたネットワーク形態の複数の読みの中から取得すると共に、当該取得した少なくとも1以上の読みに対応するポインタ情報を前記検索用記憶手段から取得する第1の情報処理手段と、(S110、CPU201)
情報を表示する表示手段と、(ディスプレイ204)
当該取得した少なくとも1つのポインタ情報の示す表記を前記入力履歴用記憶手段から読み出して前記表示手段の表示画面に前記候補として表示する第2の情報処理手段と(S120〜S140、CPU201)
を備え、前記入力履歴用記憶手段は複数の同一の表記を重複して記憶可能であり、当該複数の同一の表記の文字列のための複数のポインタ情報が前記検索用記憶手段に記憶されており、さらに、
前記複数のポインタ情報に対応する表記の文字列を前記入力履歴用記憶手段から取り出して同一の表記の個数を計数し、当該計数された個数にしたがって表示すべき前記候補の優先順位を決定する第3の情報処理手段(S325、CPU201)を備え、
前記第2の情報処理手段は前記第3の情報処理手段により決定された優先順位の順で前記表示の候補の全てを前記表示手段に表示させることを特徴とする。
本発明では、入力履歴用記憶手段に記憶する読みと表記に関して同一の表記および読みの重複を許容する。また、入力履歴用記憶手段に記憶された表記の記憶位置を示すポインタを検索用記憶手段に記憶する読みに付加する。これにより、ポインタ情報の示す表記を入力履歴用記憶手段から読み出した後、同一の表記の使用頻度を計数して、予測候補の優先順位を決定することができる。
また、ポインタの値の大小が入力履歴用記憶手段への記憶の遅い、早いを示すので、ポインタに基づいて入力履歴用記憶手段への記憶順に応じた予測候補の優先順位付けを行なうことが可能となる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。
図2は本発明に係わる予測機能付き文字処理装置を実現するためのコンピュータのシステム構成を示す。使用するコンピュータとしては、パソコン、サーバ、携帯電話などの携帯用端末装置など、情報処理機能を有する種々のコンピュータを用途に応じて使用することができる。
図2において、201はCPUであり、文字処理用プログラムを実行することにより本発明に係わる予測処理を行う。202はシステムメモリであり、ROMおよびRAMを有する。システムメモリ202は、コンピュータの構成機器を制御するためのデータをROMに保存すると共に、CPU201の文字処理において使用する入出力データ、後述のディスプレイ204に表示するためのイメージデータなどを記憶する。
203はハードディスク(HDと略記する)であり、文字処理用プログラムおよび予測処理で使用するファイル(後述)を記憶する。
204はディスプレイであり、キーボード205から入力された読み、読みに対応する表記、予測の表記の候補(予測候補と略記する)などを表示する。
205はキーボードであり、CPU201に対する動作指示、文字処理の対象となる読みを入力する。206はマウスであり、ディスプレイ201の表示画面に表示された複数の予測候補の中の確定すべき候補を指定する場合に使用する。上述の構成機器は不図示のインターフェースを介してバス207に接続されている。また、HD203に搭載する文字処理用プログラムは、CDROM,フロッピー(登録商標)ディスクに記録されており、不図示の読み取り用のドライブ(読取装置)を介してCPU201に読み取られ、HD203に書き込まれる。
HD203に記憶されるプログラムおよび予測処理で使用されるファイルを図3を使用して説明する。
図3において、301は予測処理プログラムである。予測処理プログラム301は、この形態では文字処理用プログラムの中に組み込まれている。ただし、予測処理プログラム301を文字処理用プログラムと別体としても良いことはもちろんである。
302は漢字辞書であり、文字処理、この場合、予測処理を行わない場合に、読みを表記に変換するために使用する辞書である。漢字辞書302は周知のように読みと表記を有する複数の単語、読みの示す単語の文法情報を記載している。漢字辞書302は直接的には本発明とは関係しない。
303は検索用ツリー(ファイル)であり、これまでにユーザが上記文字処理で使用した読みをネットワークの形態で記載している。また、ユーザが入力した読みが新しい場合には、検索用ツリー303に、その読みが登録される。
304は入力履歴(ファイル)であり、ユーザが入力した読みと、文字処理により変換した表記を、確定順に記載している。ここで、注意すべき点は入力履歴に記載する表記については同じ表記の重複の記載(記憶)を許す点である。
検索用ツリーの意味的な構造を図4(A)に示し、HD203上のデータフォーマットを図5(A)に示す。
図4(A)において、ノード、すなわち、読みを構成する複数の文字はアーク(矢印)で接続される。
たとえば、「きょうぎ」という読みをネットワーク上で表す場合は。「き」→「ょ」→「う」→「ぎ」というように「きょうぎ」の各文字が→で接続される。また、「きれいだ」という読みをネットワーク上で表す場合には、上記の「き」から枝分かれして「き」→「れ」→「い」→「だ」というように各文字を接続する(図4(A)参照)。
読みを構成する各文字は、対応する入力履歴の記憶位置を示すポインタ(入力履歴ポインタと称する)、後続の文字が記憶されている検索用ツリー上の記憶位置を示すポインタ(後続文字ポインタと称する)を付属情報として有する。
図4(B)の入力履歴の“1”〜“6”の位置に「今日」、「の」、「競技」、「会」、「の」、「会場」が記憶されていた場合には、図4(A)の検索用ツリー上では、「き」の入力履歴第1のポインタの値には、対応の表記が入力履歴にはないことを示すヌル値が与えられる。「き」の後続文字第1のポインタの値には「ょ」の検索用ツリー上の記憶位置a1が与えられる。
「き」の後続文字第2のポインタの値には「れ」の検索用ツリー上の記憶位置a2が与えられる。
このような規則に基づくと、「ょ」の入力履歴第1のポインタの値は、「きょ」に対応する表記が記憶されている入力履歴上の位置を表すのであるが、この場合には、入力履歴には対応する表記が記憶されていないので、そのことを示すヌル値が入力履歴第1のポインタに与えられ、後続文字第1のポインタの値には「う」の検索用ツリー上の記憶位置b1が与えられる。
「う」の入力履歴第1のポインタの値として、読み「きょう」に対応する表記「今日」の入力履歴の記憶位置を示す“1”値が与えられ(図4(B)参照)、後続文字第1のポインタの値には「う」の検索用ツリー上の記憶位置c1が与えられる。
「ぎ」の入力履歴ポインタとして、読み「きょうぎ」に対応する表記「競技」の入力履歴の記憶位置を示す“3”値が与えられ(図4(B)参照)、後続文字第1のポインタには後続の文字がないことを示す値D1が与えられる。
これまでの説明は、ネットワーク上の1つの経路「き」→「ょ」→「う」→「ぎ」についての説明であるが、他の経路についても同様の構成となる。
このようなネットワーク構造で複数の読み、たとえば、「きょう」、「きょうぎ」を表すことにより、複数の読みを記憶するためのデータ容量を節約することができる。
本発明の新規特徴は、入力履歴のファイル304に記憶する表記に対して同一の表記の重複を許していることおよびそのために、上記の読みの文字の入力履歴ポインタも1以上とする点である。
以上説明した検索用ツリーのファイル303をHD203に記憶するためのデータフォーマットを図5(A)に示す。
検索用ツリーのファイル304は表ファイルの形態でHD203に記憶され、1レコードはデータ領域501〜506を有する。501は読みの文字を格納するデータ領域であり、502はn個の入力履歴(第1〜nの)ポインタ503を格納するためのデータ領域である。504はm個の後続文字(第1〜mの)ポインタ505を格納するデータ領域である。
次に、入力履歴について説明する。
図4(B)において、入力履歴のファイル304は読みおよび表記の格納領域を有する。ユーザが文字処理において、読みを入力し、読みを表記に変換して、確定するごとに、その読みと表記が確定(出力)順に入力履歴のファイル304に格納される。ここで、確定とは、最終的にユーザにより決定された表記をその表記を使用するアプリケーションプログラム(たとえば、ワープロソフト、表計算ソフトなど)に引き渡す(出力する)ことを意味する。
入力履歴のファイル304のデータフォーマットを図5(B)に示す。
図5において、1つのレコードは読みのデータ領域510および表記のデータ領域511を有する。
図6〜図10を使用して本発明に係わる予測処理を説明する。図6〜10の処理手順はCPU201が実行可能なプログラム(予測処理プログラム301)の形態でHD203に実装される。予測処理プログラムを含む文字処理プログラムを実行する時のCPU201、システムメモリ202、ディスプレイ204およびHD203が本発明の文字処理装置を構成する。また、文字処理プログラムを記憶するHD203、HD203へ文字処理プログラムをインストールするためのCDROM、実行時に文字処理プログラムをロードするシステムメモリ202などが本発明の記憶媒体に相当する。
(文字処理)
図6は文字処理プログラムの処理手順を示す。後述のS40およびS50が予測処理プログラム301の処理手順を示す。
図6において、S10でCPU201はキーボード205から読みの入力を受け付けてシステムメモリ202に一時記憶する。ユーザが、たとえば、「きょ」と読みを入力し、次にTABキーにより予測の実行を指示すると、S20で予測の指示の有無の判定がCPU201により行なわれ、判定結果がYESとなる。手順はS40に進み、ここで、後述の予測処理が行われる。
予測処理により読みに対応する表記が「競技会」と確定すると、その表記および表記に対応する読み「きょうぎかい」がCPU201により入力履歴304に累積的に記憶される(S50)。
一方、S20の判定処理で、判定結果がNO,すなわち、予測の指示がないと判定された場合には手順はS30へと進み、従来と同様の文字処理、具体的には、S10でキーボード205から入力され、システムメモリ202に一時記憶されている読みを表記に変換し、その変換結果をアプリケーションプログラムに引き渡す処理を実行する(S30)。また、変換結果の表記と、この表記と対応する読みを入力履歴304に累積的に記憶する(S50)。
(予測処理)
図7は図6のS40の予測処理の詳細を示す。
キーボード205から「きょ」という読みが入力された場合に、CPU201はHD303の検索用ツリー上のネットワーク(図4(A)参照を始点から検索し、「きょ」という文字列が含まれる経路を見つける。具体的には、入力の読みの先頭の文字「き」と同じ文字をネットワーク上で見つけ、その文字に付属する後続文字ポインタ(少なくとも1以上)を取得する。各後続ポインタの示す文字を検索用ツリーから読み出して、始点からの文字と結合する。この例では「き」と「ょ」が結合されて「きょ」の文字列が作成される。後続ポインタが複数の場合には、後続ポインタの示す文字の中から入力の読みの2番目の文字と同じ文字を示す後続ポインタが選択される。このようにして、入力の読みと同じ文字列を有する経路が検索用ツリー上で検索される(S100)。
次に、CPU201は検索により見つけた経路に沿って、これまでに見つけた「きょ」の文字列以降の文字を順次に取得し、システムメモリ202上で結合していく。
経路上の文字を取得すると、CPU201は入力履歴ポインタの値がヌル値であるか否かを調べる。ヌル値の場合は、入力履歴に読みに対応する表記がないことを示し、ヌル値でない場合は、現在の読みの文字が、表記(いわゆる単語)の読みの文字列の終端であり、入力履歴に読みに対応する表記があることを示している。このため、CPU201の判定結果がヌル値である場合、さらに経路上の後続の文字を取得していく。
一方、CPU201の判定結果がヌル値ではない場合には、システムメモリ202で文字の結合を行なうと共に、入力履歴ポインタの示す入力履歴(ファイル304)上のデータ領域から表記の文字列を取り出して、システムメモリ202内の専用領域に、予測候補として一時記憶する。
図4(A)の例で言えば、「きょ」に後続する文字「う」の入力履歴ポインタの値は“1”なので、ヌル値ではないと判定され、文字「う」が文字列「きょ」と結合されて、「きょう」が作成される。また、「う」の入力履歴ポインタ(少なくとも1以上)の値の示す記憶位置の表記、具体的には、入力履歴のファイル304上の表記「今日」(図4(B)参照)がシステムメモリ202内の専用領域に、予測候補として一時記憶される。複数の入力履歴ポインタが存在する場合には、入力履歴ポインタの示す全ての表記が上記専用領域に記憶される。
CPU201は「う」の後続文字ポインタに基づいて、経路上の後続の文字「ぎ」を検索用ツリー上で取得して、上述と同様の処理を行う。文字「ぎ」は入力履歴ポインタがヌル値ではないことを示しているので、これまでに作成した文字列「きょう」に「ぎ」を結合して「きょうぎ」を作成する。また、CPU201は入力履歴ポインタの示す記憶位置により示される表記「競技」を入力履歴のファイル304から取り出して、システムメモリ202の専用領域に予測候補として追加的に記憶する。この段階では、予測候補は「今日」、「競技」となる。以下、CPU201は経路の最後まで文字を結合し、ヌル値でない入力履歴ポインタを見つけるごとに、入力履歴ポインタの示す表記の文字列を入力履歴から取り出す。取り出した表記の文字列をシステムメモリ202に記憶する。
図4(A)の例では「きょ」という読みに対する予測の結果として、「今日」、「競技」が予測候補として得られる(S120)。
CPU201は次に、取得した予測候補の優先順位を決定する(S130)。優先順位の決定方法としては次の2つの方法が考えられる。
(1)入力履歴の中の使用頻度の高い表記に高い順位を与える。
(2)入力履歴への記憶時期が遅い表記に高い順位を与える。
いずれの方法を採用するかはユーザが適宜、定めればよい。また、上記2つの方法を用意しておきユーザにより使用する方法を選択するようにしても良い。
上記2つの方法を具体的に実施するための処理手順は図9および図10を使用して後で説明する。
優先順位を決定するとCPU201はその優先順位に従って、システムメモリ202の専用領域の予測候補「今日」、「競技」を並べ替えてディスプレイ204の表示画面に表示する。ユーザはマウス206を使用して、表示画面上の所望の候補を選択し、キーボード205上のENTERキーを使用して確定する。これにより、各定位された表記の文字列が、入力の文字列としてその文字列を使用するアプリケーションプログラムに引き渡(出力)される(S140→S150)。
(検索用ツリーへの読みの登録)
検索用ツリーへ読みを新規登録するための手順を図8に示す。
図6のS10において、読みが入力されると図8の処理手順が起動される。
CPU201は入力された読みについて、図4(A)の検索用ツリーを検索する(S200)。次に同一の文字列が経路上にあるか否かを判定する(S210)。経路上に同一の文字列がある場合には、登録の必要がないので、手順はエンドに移行し、本処理手順を終了する。一方、経路上に同一の文字列がないとの判定結果が得られた場合(S210の判定結果がYES)、入力の読みを図4(A)の検索用ツリー上に追加する。具体的には入力の読みの文字列の先頭の文字から検索用ツリー上の同じ文字を経路に沿って追跡し、入力の読みの文字の中のネットワーク上に登録されていない文字列部分を新規に登録する。たとえば、「きょう」はネットワークに登録されているが、「きょうぎ」が登録されていない場合、「ぎ」を「きょう」の経路上の最後の文字「う」の後に「ぎ」を登録する。このとき、「う」の後続文字ポインタを「ぎ」の記憶位置を示す値に設定する(S220)。
S230のループ処理により入力の読みに対応する表記の確定を待機し、図6のS50で確定の表記が入力履歴のファイル304に格納されたことをS230の判定処理で検出するとCPU201は入力履歴のファイル304に格納された表記の記憶位置を「ぎ」の入力履歴ポインタの値に設定しS240のポインタ情報の追加処理を終了する。
(使用頻度応じた予測候補の優先順位の決定)
表記の記憶順に応じた優先順位の決定処理を図9に示す。図9において、CPU201は入力の読みが与えられると、その読みを有するネットワーク上の経路およびその経路上の同じ文字列をCPU201により見つける(S300)。次に、上述したように、経路上の同じ文字列の最後の文字以降から文字を追加しながら表記の終端の文字を、入力履歴ポインタの値の判定により見つける(S310→S320)。終端の文字が見つかると、入力履歴ポインタ(少なくとも1以上)の値により示す記憶位置の表記をシステムメモリ202の専用領域に記憶する(S325)。この処理を繰り返し続けることにより(S310〜S330のループ処理)、CPU201は1つの経路上に存在する複数の読みおよび入力履歴のファイル304に記憶された表記を取得することができる。ここで、入力履歴のファイル304には同一の表記が重複的に記憶されていることに留意されたい。入力履歴ポインタの示す表記をシステムメモリ202に取り出すと専用領域には同一の表記が複数記憶されているので、同一の表記の個数を計数することで表記の使用頻度を計数する(S325)。別の表現をすると、入力履歴のファイル304を検索しなくても表記の使用頻度を計数することができるので、本実施形態は使用頻度の計算時間を非常に短くすることができる。
最後にCPU201は複数の表記(予測候補)をその使用頻度に応じて並び替える。並び替えのための処理はソーティングと呼ばれる情報処理手法を使用すればよい。
(入力履歴の記憶順に応じた予測候補の優先順位の決定)
入力履歴の記憶順に応じた予測候補の優先順位の決定処理を図10に示す。図10において、CPU201は入力の読みを有する経路を設定し、始点の文字から経路に沿って文字を追加しながら、1つの表記の終端の文字を見つける(S400〜S420→S440のループ処理)。S420の判定処理で、終端の文字を見つけると、その文字に付随する入力履歴ポインタおよびそのポインタの示す入力履歴の表記をシステムメモリ内の順位リストに登録する。ここで、入力履歴ポインタの値が小さい(記憶順が早い)表記を順位リストの下位に記憶し、入力履歴ポインタの値が大きい(記憶順が遅い)表記を順位リストの上位に記憶する(S430)。
以上の処理を経路の終端まで繰り返すと、順位リストには、予測候補の表記が入力履歴の記憶時期が遅い順に記憶される。
上述の実施形態の他に次の形態を実施できる。
1)上述の実施形態では、複数の予測候補を表示画面に表示してユーザにより確定すべき予測候補を選択している。代替えの実施形態として、複数の予測候補を表示する代わりに初期的に最上位の予測候補をディスプレイの表示画面にCPU201により表示し、ユーザのキーボード上のキー操作に応答してCPU201により表示の予測候補を優先順位に従って切り替えて表示するようにしてもよい。
2)図4(A)に示す検索用ツリー(ネットワーク)をハードディスク上に記憶するためには本実施形態に説明したデータフォーマット以外のデータフォーマットを使用することができる。
3)上述の実施形態では、日本語の読みから表記への文字処理方法を説明したが、中国語の読みから表記への文字処理方法についても本発明を適用できる。
4)上述の実施形態では、単体のコンピュータ上に文字処理装置を構築する形態を説明したが、複数のコンピュータによりも処理を分散的に実行しても良いし、さらには図2に示すシステムを複数のコンピュータ上で構築してもよい。
5)上述の実施形態では、検索用ツリーおよび入力用履歴はそれぞれ1つしか用意しないが、文字入力の対象となるアプリケーションごと、たとえば、表計算ソフトやワープロソフトごとに検索用ツリーおよび入力用履歴を設けてもよい。また、技術分野別に検索用ツリーおよび入力用履歴を設けて、ユーザにより技術分野を指定することもできる。
6)上述の実施形態は、読みの一部が入力され、予測が指示された場合、予測候補を検索用ツリー上で見つけるために、前方一致検索と呼ばれる検索手法を使用した。本発明は、これに限らず、全検索を行ってもよい。全検索とは読みの一部が入力された場合、その一部の読みの中に含まれる単語も入力履歴の中に含まれている場合、その単語を検索結果とする手法である。たとえば、「今日」「競技会」および「競技」が入力履歴に格納されている場合に読みの一部として、「きょうぎ」を与えると、前方一致検索では「競技会」が検索結果(予測候補)として得られる。全検索では「今日」「競技会」および「競技」が検索結果(予測候補)として得られる。
前方一致検索は、ユーザの入力操作を軽減したい場合に好適であり、全検索は読みの入力ミスなどもを見つけたい場合に好適である。
7)検索用ツリーへの読みの登録において、検索用ツリー上に同一読みが存在する場合、入力履歴へのポインタを追加すればよい。
図1(A)および図(B)は従来技術の予測ソリを示す説明図である。 本発明実施形態のシステム構成を示すブロック図である。 本発明に係わるプログラムおよびファイルを示す説明図である。 図4(A)は検索用ツリーの構造を示す説明図である。図4(B)は入力履歴の格納内容を示す説明図である。 図5(A)は検索用ツリーのレコードのデータフォーマットを示す説明図である。図5(B)は入力履歴のレコードのデータフォーマットを示す説明図である。 読みから表記への文字処理手順を示すフローチャートである。 予測処理の詳細を示すフローチャートである。 読みの検索用ツリーへの登録処理を示すフローチャートである。 使用頻度に基づく予測候補の優先順位を決定するための手順を示すフローチャートである。 入力履歴への記憶順に基づく予測候補の優先順位を決定するための手順を示すフローチャートである。
符号の説明
201 CPU
202 システムメモリ
203 ハードディスク(HD)
204 ディスプレイ
205 キーボード
206 マウス

Claims (16)

  1. 読みを入力し、その読みに対応する表記を出力すると共に、
    読みの一部が入力された際に、予測の指示に応じて読みの一部から取得可能な複数の表記の候補を取得する予測機能付き文字処理装置において、
    これまでに出力した表記および入力した対応の読みを出力順に記憶した入力履歴用記憶手段と
    複数の読みをネットワークの形態で記憶すると共に、当該記憶されている読みに対応する表記であって、前記入力履歴記憶手段に記憶されている表記の少なくとも1以上の表記の記憶位置を示すポインタ情報を記憶する検索用記憶手段と、
    読みの一部が入力され、予測の指示が行なわれたときに、入力された読みの一部を含む少なくとも1以上の読みを前記検索用記憶手段に記憶されたネットワーク形態の複数の読みの中から取得すると共に、当該取得した少なくとも1以上の読みに対応するポインタ情報を前記検索用記憶手段から取得する第1の情報処理手段と、
    情報を表示する表示手段と、
    当該取得した少なくとも1つのポインタ情報の示す表記を前記入力履歴用記憶手段から読み出して前記表示手段の表示画面に前記候補として表示する第2の情報処理手段と
    を備え
    前記入力履歴用記憶手段は複数の同一の表記を重複して記憶可能であり、当該複数の同一の表記の文字列のための複数のポインタ情報が前記検索用記憶手段に記憶されており、さらに、
    前記複数のポインタ情報に対応する表記の文字列を前記入力履歴用記憶手段から取り出して同一の表記の個数を計数し、当該計数された個数にしたがって表示すべき前記候補の優先順位を決定する第3の情報処理手段を備え、
    前記第2の情報処理手段は前記第3の情報処理手段により決定された優先順位の順で前記表示の候補の全てを前記表示手段に表示させることを特徴とする予測機能付き文字処理装置。
  2. 請求項1に記載の予測機能付き文字処理装置において、異なる複数の候補が存在する場合に、当該複数の候補に対応するポインタ情報が示す記憶時期が遅い方の候補を優先させて当該複数の候補の優先順を決定する第4の情報処理手段をさらに備えたことを特徴とする予測機能付き文字処理装置。
  3. 請求項に記載の予測機能付き文字処理装置おいて、前記第4の情報処理手段により決定された優先順に前記第2の情報処理手段は前記候補の表記の全てを前記表示手段の表示画面に表示することを特徴とする予測機能付き文字処理装置。
  4. 請求項に記載の予測機能付き文字処理装置において、前記第4の情報処理手段により決定された優先順位の中の最優先の表記のみを前記第2の情報処理手段は表示させることを特徴とする予測機能付き文字処理装置。
  5. 読みを入力し、その読みに対応する表記を出力すると共に、読みの一部が入力された際に、予測の指示に応じて読みの一部から取得可能な複数の表記の候補を取得する予測機能付き文字処理装置の予測方法において、
    前記予測機能付き文字処理装置は、
    これまでに出力した表記および入力した対応の読みを出力順に記憶した入力履歴用記憶手段と、
    複数の読みをネットワークの形態で記憶すると共に、当該記憶されている読みに対応する表記であって、前記入力履歴記憶手段に記憶されている表記の少なくとも1以上の表記の記憶位置を示すポインタ情報を記憶する検索用記憶手段と、
    情報処理手段と、
    表示手段と
    を有し、前記入力履歴用記憶手段は複数の同一の表記を重複して記憶可能であり、当該複数の同一の表記の文字列のための複数のポインタ情報が前記検索用記憶手段に記憶されており、さらに、前記予測機能付き文字処理装置は、前記複数のポインタ情報に対応する表記の文字列を前記入力履歴用記憶手段から取り出して同一の表記の個数を計数し、当該計数された個数にしたがって表示すべき前記候補の優先順位を決定する第3の情報処理手段を有しており、
    読みの一部が入力され、予測の指示が行なわれたときに、入力された読みの一部を含む少なくとも1以上の読みを前記検索用記憶手段に記憶されたネットワーク形態の複数の読みの中から取得すると共に、当該取得した少なくとも1以上の読みに対応するポインタ情報を前記検索用記憶手段から前記情報処理手段により取得する第1の情報処理ステップと、
    当該取得した少なくとも1つのポインタ情報の示す表記を前記入力履歴用記憶手段から読み出して前記表示手段の表示画面に前記候補として前記情報処理手段により表示する第2の情報処理ステップと
    を備え、
    前記第3の情報処理手段により前記複数のポインタ情報に対応する表記の文字列を前記入力履歴用記憶手段から取り出して同一の表記の個数を計数し、当該計数された個数にしたがって表示すべき前記候補の優先順位を決定し、前記第2の情報処理手段は前記第3の情報処理手段により決定された優先順位の順で前記表示の候補の全てを前記表示手段に表示させることを特徴とする予測機能付き文字処理装置の予測処理方法。
  6. 請求項に記載の予測機能付き文字処理装置の予測処理方法において、異なる複数の候補が存在する場合に、当該複数の候補に対応するポインタ情報が示す記憶時期が遅い方の候補を優先させて当該複数の候補の優先順を前記情報処理手段により決定する第4の情報処理ステップをさらに備えたことを特徴とする予測機能付き文字処理装置の予測処理方法。
  7. 請求項に記載の予測機能付き文字処理装置の予測処理方法おいて、前記第4の情報処理ステップにより決定された優先順に前記情報処理手段により前記候補の表記の全てを前記表示手段の表示画面に表示することを特徴とする予測機能付き文字処理装置の予測処理方法。
  8. 請求項に記載の予測機能付き文字処理装置の予測処理方法において、前記第4の情報処理ステップにより決定された優先順位の中の最優先の表記のみを前記情報処理手段により表示させることを特徴とする予測機能付き文字処理装置の予測処理方法。
  9. 読みを入力し、その読みに対応する表記を出力すると共に、読みの一部が入力された際に、予測の指示に応じて読みの一部から取得可能な複数の表記の候補を取得する予測機能付き文字処理装置の記憶媒体において、
    前記予測機能付き文字処理装置は、
    これまでに出力した表記および入力した対応の読みを出力順に記憶した入力履歴用記憶手段と、
    複数の読みをネットワークの形態で記憶すると共に、当該記憶されている読みに対応する表記であって、前記入力履歴記憶手段に記憶されている表記の少なくとも1以上の表記の記憶位置を示すポインタ情報を記憶する検索用記憶手段と、
    情報処理手段と、
    表示手段と
    を有し、前記入力履歴用記憶手段は複数の同一の表記を重複して記憶可能であり、当該複数の同一の表記の文字列のための複数のポインタ情報が前記検索用記憶手段に記憶されており、さらに、前記予測機能付き文字処理装置は、前記複数のポインタ情報に対応する表記の文字列を前記入力履歴用記憶手段から取り出して同一の表記の個数を計数し、当該計数された個数にしたがって表示すべき前記候補の優先順位を決定する第3の情報処理手段を有しており、
    読みの一部が入力され、予測の指示が行なわれたときに、入力された読みの一部を含む少なくとも1以上の読みを前記検索用記憶手段に記憶されたネットワーク形態の複数の読みの中から取得すると共に、当該取得した少なくとも1以上の読みに対応するポインタ情報を前記検索用記憶手段から前記情報処理手段により取得する第1の情報処理ステップと、
    当該取得した少なくとも1つのポインタ情報の示す表記を前記入力履歴用記憶手段から読み出して前記表示手段の表示画面に前記候補として前記情報処理手段により表示する第2の情報処理ステップと
    前記第3の情報処理手段により前記複数のポインタ情報に対応する表記の文字列を前記入力履歴用記憶手段から取り出して同一の表記の個数を計数し、当該計数された個数にしたがって表示すべき前記候補の優先順位を決定し、前記第2の情報処理手段は前記第3の情報処理手段により決定された優先順位の順で前記表示の候補の全てを前記表示手段に表示させるコンピュータ実行可能プログラムを備えたことを特徴とする予測機能付き文字処理装置の記憶媒体。
  10. 請求項に記載の予測機能付き文字処理装置の記憶媒体において、前記プログラムは、異なる複数の候補が存在する場合に、当該複数の候補に対応するポインタ情報が示す記憶時期が遅い方の候補を優先させて当該複数の候補の優先順を前記情報処理手段により決定する第4の情報処理ステップをさらに備えたことを特徴とする予測機能付き文字処理装置の記憶媒体。
  11. 請求項10に記載の予測機能付き文字処理装置の記憶媒体おいて、前記第4の情報処理ステップにより決定された優先順に前記情報処理手段により前記候補の表記の全てを前記表示手段の表示画面に表示することを特徴とする予測機能付き文字処理装置の記憶媒体。
  12. 請求項10に記載の予測機能付き文字処理装置の記憶媒体において、前記第4の情報処理ステップにより決定された優先順位の中の最優先の表記のみを前記情報処理手段により表示させることを特徴とする予測機能付き文字処理装置の記憶媒体。
  13. 読みを入力し、その読みに対応する表記を出力すると共に、読みの一部が入力された際に、予測の指示に応じて読みの一部から取得可能な複数の表記の候補を取得する予測機能付き文字処理装置の予測プログラムにおいて、
    前記予測機能付き文字処理装置は、
    これまでに出力した表記および入力した対応の読みを出力順に記憶した入力履歴用記憶手段と、
    複数の読みをネットワークの形態で記憶すると共に、当該記憶されている読みに対応する表記であって、前記入力履歴記憶手段に記憶されている表記の少なくとも1以上の表記の記憶位置を示すポインタ情報を記憶する検索用記憶手段と、
    情報処理手段と、
    表示手段と
    を有し、前記入力履歴用記憶手段は複数の同一の表記を重複して記憶可能であり、当該複数の同一の表記の文字列のための複数のポインタ情報が前記検索用記憶手段に記憶されており、さらに、前記予測機能付き文字処理装置は、前記複数のポインタ情報に対応する表記の文字列を前記入力履歴用記憶手段から取り出して同一の表記の個数を計数し、当該計数された個数にしたがって表示すべき前記候補の優先順位を決定する第3の情報処理手段を有しており、
    読みの一部が入力され、予測の指示が行なわれたときに、入力された読みの一部を含む少なくとも1以上の読みを前記検索用記憶手段に記憶されたネットワーク形態の複数の読みの中から取得すると共に、当該取得した少なくとも1以上の読みに対応するポインタ情報を前記検索用記憶手段から前記情報処理手段により取得する第1の情報処理ステップと、
    当該取得した少なくとも1つのポインタ情報の示す表記を前記入力履歴用記憶手段から読み出して前記表示手段の表示画面に前記候補として前記情報処理手段により表示する第2の情報処理ステップと
    前記第3の情報処理手段により前記複数のポインタ情報に対応する表記の文字列を前記入力履歴用記憶手段から取り出して同一の表記の個数を計数し、当該計数された個数にしたがって表示すべき前記候補の優先順位を決定し、前記第2の情報処理手段は前記第3の情報処理手段により決定された優先順位の順で前記表示の候補の全てを前記表示手段に表示させることを特徴とするコンピュータ実行可能な、予測機能付き文字処理装置の予測プログラム。
  14. 請求項13に記載の予測機能付き文字処理装置の予測プログラムにおいて、異なる複数の候補が存在する場合に、当該複数の候補に対応するポインタ情報が示す記憶時期が遅い方の候補を優先させて当該複数の候補の優先順を前記情報処理手段により決定する第4の情報処理ステップをさらに備えたことを特徴とする予測機能付き文字処理装置の予測プログラム。
  15. 請求項14に記載の予測機能付き文字処理装置の予測プログラムおいて、前記第4の情報処理ステップにより決定された優先順に前記情報処理手段により前記候補の表記の全てを前記表示手段の表示画面に表示することを特徴とする予測機能付き文字処理装置の予測プログラム。
  16. 請求項14に記載の予測機能付き文字処理装置の予測プログラムにおいて、前記第4の情報処理ステップにより決定された優先順位の中の最優先の表記のみを前記情報処理手段により表示させることを特徴とする予測機能付き文字処理装置の予測プログラム。
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