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JPH10269209A - 文字列予測装置及び文字列予測方法 - Google Patents

文字列予測装置及び文字列予測方法

Info

Publication number
JPH10269209A
JPH10269209A JP9087268A JP8726897A JPH10269209A JP H10269209 A JPH10269209 A JP H10269209A JP 9087268 A JP9087268 A JP 9087268A JP 8726897 A JP8726897 A JP 8726897A JP H10269209 A JPH10269209 A JP H10269209A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
character string
predicted
input
partial
reading
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9087268A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiya Tamura
俊哉 田村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP9087268A priority Critical patent/JPH10269209A/ja
Publication of JPH10269209A publication Critical patent/JPH10269209A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】より多くの予測候補を表示し、利用者の意図と
する文字列を得やすくして効率良く文字列を入力できる
ようにする。 【解決手段】予測対象となる文字列が入力された際に、
辞書検索部106にて、その入力文字列を先頭部分に持
つ文字列を予測文字列として単語辞書108から検索す
る。ここで、予測文字列が読み文字列である場合に、文
字列表示部109は当該予測文字列を分割して漢字単位
の読みとなる部分文字列を生成し、これを予測文字列の
候補として表示する。このように、予測文字列の一部を
表示することで、より多くの予測候補を表示することが
でき、その結果、利用者の意図する文字列を得やすくし
て、効率良く文字列を入力することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入力装置により入
力された文字列をもとに、その入力された文字列に続く
文字列を予測する文字列予測装置及び文字列予測方法に
係り、特に予測結果として得られた予測文字列の候補表
示に特徴を有する文字列予測装置及び文字列予測方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば日本語ワードプロセッサ等
の文書作成装置において、手書き文字認識装置などを用
いて文字列を入力する際には、キーボードからの入力な
どとは異なり、1文字を入力するのに時間がかかるた
め、入力者に対する負担が大きかった。
【0003】そこで、入力者に対する負担を軽くするた
めに、入力しようとしている文字列の一部が入力された
段階で、入力された文字列をもとにその文字列に続く文
字列を予測するという方法が考えられてきた。
【0004】これに対して考えられたのが入力予測と呼
ぶ方法で、例えば、文献(第48回情報処理学会全国大
会予稿集4J−11他)で報告されているような、最初
の数文字が入力された時点で単語辞書を検索して、その
数文字で始まる文字列(単語)を抽出する方法がある。
【0005】これは、例えば「漢字辞書」という文字列
の入力では、入力者が「漢字」と入力した段階で、その
「漢字」に続く文字列として「辞書」を予測し、最終的
に「漢字辞書」を出力するものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記したような入力予
測方法では、予測を始める時点での入力文字数が少ない
ほど候補の絞り込みはできにくく、候補となる文字列は
多数存在することになるため、候補の出力方法に関して
工夫を施す必要がある。特に、入力予測は入力された文
字列を基に任意の長さの文字列を予測するため、予測候
補数は仮名漢字変換における変換候補数と比べるとはる
かに多くなる。
【0007】例えば、ひらがな表記で「けん」といった
読み文字列を入力すると、「けんい(権威)」、「けん
さ(検査)」、「けんさく(検索)」、「けんさくほう
(検索法)」、「けんさくほうほう(検索方法)」…と
いったように、任意の長さの文字列が予測文字列の候補
として出力されることになる。
【0008】このため、これまでの入力予測方法では、
文字入力画面が小さい場合などには、全ての予測候補を
表示することができず、利用者が意図する文字列が表示
されないといった不具合があった。
【0009】本発明は上記のような点に鑑みなされたも
ので、予測文字列の一部を漢字の読みを単位とした部分
文字列で表示する、または、後ろに続く文字列があるこ
とを表すマーカを付けて予測文字列の一部を表示するこ
とによって、より多くの予測候補を表示し、利用者の意
図とする文字列を得やすくして効率良く文字列を入力で
きるようにする文字列予測装置及び文字列予測方法を提
供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
(1)本発明は、入力された文字列を基にそれに続く文
字列を予測する文字列予測装置であって、予測対象とな
る文字列を入力する入力手段と、少なくとも読みとそれ
に対応する見出し、その見出しの各漢字に該当する読み
の対応を表す区切り情報を格納した単語辞書と、上記入
力手段によって入力された文字列を先頭部分に持つ文字
列を予測文字列として上記単語辞書から検索する辞書検
索手段と、この辞書検索手段によって検索された予測文
字列が読み文字列である場合に、上記区切り情報に基づ
いて当該予測文字列を分割して漢字単位の読みとなる部
分文字列を生成する文字列生成手段と、この文字列生成
手段によって生成された部分文字列を予測文字列の候補
として表示する表示手段とを具備したものである。
【0011】すなわち、本発明の文字列予測装置は、例
えば入力文字数に予め設定された文字数を加えた文字数
を基準に、当該予測文字列を分割して漢字単位の読みと
なる部分文字列を生成し、これを予測文字列の候補とし
て表示するものである。これにより、より多くの予測候
補を表示することができ、その結果、利用者の意図する
文字列を得やすくして、効率良く文字列を入力すること
ができる。
【0012】さらに、漢字単位の読みで部分文字列を生
成することで、中途半端に区切れてしまうような文字列
の表示を回避することができる。 (2)また、本発明は、入力された文字列を基にそれに
続く文字列を予測する文字列予測装置であって、予測対
象となる文字列を入力する入力手段と、少なくとも読み
とそれに対応する見出し、その見出しの各漢字と該当す
る読みとの対応を表す区切り情報を格納した単語辞書
と、上記入力手段によって入力された文字列を先頭部分
に持つ文字列を予測文字列として上記単語辞書から検索
する辞書検索手段と、この辞書検索手段によって検索さ
れた予測文字列が読み文字列である場合に、当該予測文
字列を部分的に示す部分文字列を生成する文字列生成手
段と、この文字列生成手段によって生成された部分文字
列に対して、その後に続く文字列があることを表すマー
カ情報を付加するマーカ付加手段と、このマーカ付加手
段によってマーカ情報が付加された部分文字列を予測文
字列の候補として表示する表示手段とを具備したもので
ある。
【0013】すなわち、本発明の文字列予測装置は、例
えば入力文字数に予め設定された文字数を加えた文字数
を基準に、その文字数分の部分文字列を生成し、これを
予測文字列の候補として表示し、その際にマーカ情報を
付加して、その後に続く文字列があることを表すように
したものである。これにより、より多くの予測候補を表
示することができ、しかも、マーカ情報によって、後に
続く文字列があることを利用者に知らしめることができ
る。
【0014】(3)また、本発明は、入力された文字列
を基にそれに続く文字列を予測する文字列予測装置であ
って、予測対象となる文字列を入力する入力手段と、少
なくとも読みとそれに対応する見出し、その見出しの各
漢字と該当する読みとの対応を表す区切り情報を格納し
た単語辞書と、上記入力手段によって入力された文字列
を先頭部分に持つ文字列を予測文字列として上記単語辞
書から検索する辞書検索手段と、この辞書検索手段によ
って検索された予測文字列が読み文字列である場合に、
当該予測文字列を部分的に示す部分文字列を生成する文
字列生成手段と、この文字列生成手段によって生成され
た部分文字列に対して、その後に続く文字列があること
を表すマーカ情報を付加するマーカ付加手段と、このマ
ーカ付加手段によってマーカ情報が付加された部分文字
列とその後に続く文字列の全てを格納するバッファ手段
と、上記マーカ情報が付加された部分文字列を予測文字
列の候補として表示すると共に、その部分文字列が選択
された際に、上記バッファ手段を参照してその後に続く
文字列の候補を表示する表示手段とを具備したものであ
る。
【0015】すなわち、本発明の文字列予測装置は、例
えば入力文字数に予め設定された文字数を加えた文字数
を基準に、その文字数分の部分文字列を生成し、これを
予測文字列の候補として表示し、その際にマーカ情報を
付加して、その後に続く文字列があることを表し、その
マーカ情報が付加された予測候補が選択された際に、そ
の後に続く文字列の候補を表示するようにしたものであ
る。これにより、より多くの予測候補を表示することが
でき、しかも、マーカ情報によって、後に続く文字列が
あることを利用者に知らしめることができ、また、マー
カ情報が付加された予測候補が選択された際に、後に続
く文字列の候補を表示することで、利用者の意図する文
字列を得やすくして効率良く文字列を入力することがで
きる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を説明する。なお、本装置は、例えば磁気ディス
ク等の記録媒体に記録されたプログラムを読み込み、こ
のプログラムによって動作が制御されるコンピュータに
よって実現される。
【0017】図1は本発明の文字列予測装置の構成を示
すブロック図である。入力装置101は、タブレット等
の手書き文字入力装置であり、ペン入力されたストロー
クを座標データとして出力する。
【0018】文字列入力部102は、文字認識部103
に指示して入力された座標データを文字認識した結果の
文字データを、入力バッファ105に文字認識などの間
一旦バッファリングして文字列を作り、予測対象となっ
た後に文字列を辞書検索部106に送る。文字認識部1
03は、入力装置101から得られる座標データから文
字認識辞書104を参照して手書き文字を認識すること
によって、入力情報を文字コードとして出力する。文字
認識辞書104には、文字認識に必要な情報が格納され
ている。入力バッファ105は、予測対象として入力さ
れた文字列を順次格納する。
【0019】辞書検索部106は、単語辞書108から
入力文字列を先頭部分に持つ文字列を検索し、検索した
文字列が格納されている辞書アドレスをアドレスバッフ
ァ107に格納する。アドレスバッファ107は、単語
辞書108から検索された文字列(予測文字列)の辞書
アドレスを格納する。単語辞書108は、各登録語毎に
少なくとも読み(ひらがな表記)とそれに対応する見出
し(漢字混じり表記)、その見出しの各漢字に該当する
読みの対応を表す区切り情報とを格納したものである。
【0020】文字列表示部109は、予測文字列の候補
を表示して利用者の操作に従った候補選択処理を行い、
選択された予測文字列を出力バッファ116に格納す
る。特に、請求項1では、文字列生成部110に指示し
て当該予測文字列を分割して漢字単位の読みとなる部分
文字列を生成し、これを予測文字列の候補として表示す
る。また、請求項2では、当該予測文字列を部分的に示
す部分文字列を生成した後、マーカ付加部111に指示
して部分文字列に対してマーカを付加して表示する。さ
らに、請求項3では、マーカが付加された予測候補(部
分文字列)が利用者によって選択された際に、後方文字
列バッファ114を参照して、その後に続く文字列の候
補を表示する。
【0021】文字列生成部110は、アドレスバッファ
107に格納されたアドレスから単語辞書108を参照
して予測文字列を生成すると共に、入力文字数に予め設
定された文字数を加えた文字数を基準に当該予測文字列
の部分文字列を生成する処理を行う。マーカ付加部11
1は、文字列生成部110によって生成された部分文字
列に対して、その後に続く文字列があることを表すマー
カを付加する。後方文字列記憶部112は、予測文字列
の中で部分文字列となった文字列について該部分文字列
とそれに続く後方の文字列を後方文字列バッファ114
に格納するための処理を行う。
【0022】候補バッファ113は、文字列生成部11
0によって生成された予測文字列の候補を格納する。後
方文字列バッファ114は、予測文字列の中で文字列生
成部110によって部分文字列となった予測候補につい
て、該部分文字列とそれに続く後方の文字列の全てを格
納する。
【0023】文字列出力部115は、文字列表示部10
9によって出力バッファ116に格納された文字列を出
力装置117へと送る。出力バッファ116は、利用者
によって選択された文字列を格納する。
【0024】出力装置117は、CRT、LCDディス
プレイ等の画面表示装置であり、出力バッファ116に
格納された予測文字列を画面上に表示するものであり、
利用者はこれらによって対話的に文書の作成作業を進め
ることができる。
【0025】次に、第1の実施形態としての処理動作を
説明する図2は本発明の第1の実施形態としての処理動
作の流れを示したフローチャートである。入力装置10
1で入力された文字パターンは文字認識部103におい
て文字認識辞書104を参照して文字データに置換され
(ステップ201)、入力バッファ105に格納される
(ステップ202)。文字列入力部102は、入力文字
列が予測対象となるまで順次入力される文字を入力バッ
ファ105に格納し、予測対象となった後に入力文字列
を辞書検索部106に送る(ステップ201〜20
3)。
【0026】なお、入力文字列が予測対象となるまでの
タイミングは、例えば利用者が予測ボタンの押下により
予測指示を行ったときなどである。辞書検索部106
は、入力文字列を先頭部分に持つ文字列を単語辞書10
8から検索し(ステップ204)、検索した文字列の辞
書アドレスをアドレスバッファ107に格納する(ステ
ップ205)。
【0027】辞書検索が終了すると、文字列表示部10
9は辞書検索部106によって単語辞書108から検索
された予測候補の数nをチェックする(ステップ20
6)。ここで、予測候補数nが予め設定された数以下で
あった場合には(ステップ207のNo)、本発明の手
法によって予測文字列を部分表示する必要がないため、
文字列生成部110はアドレスバッファ107に格納さ
れたアドレスから単語辞書108を参照して予測文字列
を生成し、これを候補バッファ113に格納する(ステ
ップ213)。また、予測文字列として得られた文字列
が見出し文字列(漢字混じり表記文字列)であった場合
にも(ステップ207のNo)、対象外として、予測文
字列をそのまま候補バッファ113に格納するものとす
る(ステップ213)。
【0028】一方、予測候補数nが予め設定された数よ
りも多く、且つ、予測文字列が読み文字列(ひらがな表
記文字列)である場合には(ステップ207のYe
s)、文字列生成部110はアドレスバッファ107か
らアドレスを取り出し(ステップ209)、単語辞書1
08を参照して入力文字数に予め設定された文字数αを
加えた文字数を基準に、区切り情報に基づいて当該予測
文字列を分割して漢字の読みを単位とした部分文字列を
生成し、これを予測文字列の候補として候補バッファ1
13に格納する(ステップ210)。
【0029】このような部分文字列の生成処理を、ポイ
ンタiを更新しながら検索した全ての予測文字列に関し
て行う(ステップ209〜212)。なお、漢字の読み
を単位とする部分文字列とは、予測文字列を漢字単位の
読みで区切った文字列のことである。例えば、「よそく
もじれつ(予測文字列)」といった文字列を予測文字列
として得た場合には、その予測文字列中の漢字と読みと
の対応は、「(予/よ)(測/そく)(文/も)(字/
じ)(列/れつ)」である。よって、「よそくもじれ
つ」の部分文字列としては、「よ」、「よそく」、「よ
そくも」、「よそくもじ」、「よそくもじれつ」がそれ
ぞれ該当することになる。
【0030】文字列表示部109は、候補バッファ11
3に格納された予測文字列の候補(部分文字列も含む)
を表示して、その中から所望の文字列を利用者に選択さ
せる(ステップ214)。利用者によって選択された文
字列は、出力バッファ116に格納される(ステップ2
15)。文字列出力部115は、出力バッファ116に
格納された文字列を出力装置117に送り、これを画面
表示する(ステップ216)。最後に、次の文字列予測
処理に備えて各バッファが初期化される(ステップ21
7)。
【0031】このように、第1の実施形態では、予測文
字列の一部を漢字の読みを単位とした部分文字列で表示
することによって、より多くの予測候補を表示する。こ
れにより、利用者の意図する文字列を得やすくして、効
率良く文字列を入力することができる。
【0032】また、特に、第1の実施形態では、漢字単
位の読みで部分文字列を生成しているため、例えば「よ
そくも」、「よそくもじれ」といったように、中途半端
に区切れてしまうような文字列の表示を回避することが
できる。
【0033】次に、第2の実施形態を説明する。上記第
1の実施形態では、漢字の読みを単位とした部分文字列
を生成し、これを予測文字列の候補として表示するよう
にしたが(請求項1)、第2の実施形態では、規定文字
数分の部分文字列を生成した後、その部分文字列にマー
カを付けて表示することにより、後に続く文字列がある
ことを利用者に知らしめるようにしたものである(請求
項2)。さらに、マーカの付いた予測候補(部分文字
列)が利用者によって選択された際に、後に続く文字列
の候補を表示するようにしたものである(請求項3)。
【0034】図3および図4は本発明の第2の実施形態
としての処理動作の流れを示したフローチャートであ
る。図中のステップ301〜305の文字入力から辞書
検索までの処理は図2のステップ201〜205に対応
し、全く同様である。
【0035】すなわち、入力装置101で入力された文
字パターンは文字認識部103において文字認識辞書1
04を参照して文字データに置換され(ステップ30
1)、入力バッファ105に格納される(ステップ30
2)。文字列入力部102は、入力文字列が予測対象と
なるまで順次入力される文字を入力バッファ105に格
納し、予測対象となった後に入力文字列を辞書検索部1
06に送る(ステップ301〜203)。
【0036】なお、入力文字列が予測対象となるまでの
タイミングは、例えば利用者が予測ボタンの押下により
予測指示を行ったときなどである。辞書検索部106
は、入力文字列を先頭部分に持つ文字列を単語辞書10
8から検索し(ステップ304)、検索した文字列の辞
書アドレスをアドレスバッファ107に格納する(ステ
ップ305)。
【0037】辞書検索が終了すると、文字列表示部10
9は辞書検索部106によって単語辞書108から検索
された予測候補の数nをチェックする(ステップ30
6)。ここで、予測候補数nが予め設定された数以下で
あった場合には(ステップ307のNo)、本発明の手
法によって予測文字列を部分表示する必要がないため、
文字列生成部110はアドレスバッファ107に格納さ
れたアドレスから単語辞書108を参照して予測文字列
を生成し、これを候補バッファ113に格納する(ステ
ップ316)。また、予測文字列として得られた文字列
が見出し文字列(漢字混じり表記文字列)であった場合
にも(ステップ307のNo)、対象外として、予測文
字列をそのまま候補バッファ113に格納するものとす
る(ステップ316)。
【0038】一方、予測候補数nが予め設定された数よ
りも多く、且つ、予測文字列が読み文字列(ひらがな表
記文字列)である場合には、文字列生成部110におい
てアドレスバッファ107からアドレスを取り出し(ス
テップ309)、単語辞書108を参照して入力文字数
に予め設定された文字数αを加えた文字数の基準に、そ
の文字数分の部分文字列を生成し、これを予測文字列の
候補として候補バッファ113に格納する(ステップ3
10)。
【0039】さらに、部分文字列として生成された予測
候補には(ステップ311のYes)、マーカ付加部1
11において後に続く文字列があることを表すマーカを
付加し(ステップ312)、後方文字列記憶手段112
において該部分文字列とそれに続く後方の文字列の全て
を後方文字列バッファ114に格納する(ステップ31
3)。
【0040】このような部分文字列の生成、マーカ付
加、後方文字列の格納の処理を、ポインタiを更新しな
がら検索した全ての予測文字列について行う(ステップ
309〜315)。
【0041】なお、部分文字列および後方文字列とは、
例えば「よそくもじれつ」の「よそく」が部分文字列、
「もじれつ」が後方文字列に相当する。文字列表示部1
09は、候補バッファ113に格納された予測文字列の
候補(部分文字列を含む)を表示し、その中から所望の
文字列を利用者に選択させる(ステップ317)。ここ
で、マーカが付けられた予測候補(つまり部分文字列)
が選択された場合には(ステップ318のYes)、文
字列表示部109は後方文字列バッファ114から当該
選択文字列に対応する後方文字列の全てを取り出し(ス
テップ319)、これを表示して(ステップ320)、
後方文字列の選択処理を行う(ステップ321)。
【0042】利用者によって選択された予測候補(部分
文字列)と後方文字列は出力バッファ116に格納され
る(ステップ322)。文字列出力部115は、出力バ
ッファ116に格納された文字列を出力装置117に送
り、これを画面表示する(ステップ323)。最後に、
次の文字列予測処理に備えて各バッファが初期化される
(ステップ324)。
【0043】このように、第2の実施形態では、入力文
字数に予め設定された文字数を加えた文字数分の部分文
字列を生成し、これを予測文字列の候補として表示し、
その際にマーカを付加して、その後に続く文字列がある
ことを表す。これにより、より多くの予測候補を表示す
ることができ、しかも、マーカによって、後に続く文字
列があることを利用者に知らしめることができる。
【0044】また、マーカが付加された予測候補が選択
された際に、後に続く文字列の候補を表示することで、
利用者の意図する文字列を得やすくして効率良く文字列
を入力することができる。
【0045】次に、上述した各実施形態について具体例
を用いて説明する。なお、ここでは、ひらがな表記の入
力文字列に対し、ひらがな表記の予測文字列を出力する
場合を想定しており、図5乃至図7において、括弧内に
示す漢字は文字列の意味を分かり易くするためのもので
あり、実際には表示されない。
【0046】図5は第1の実施形態における文字列予測
を説明するための具体例であり、これは本発明の請求項
1に対応する。図5(a)に示すように、予測文字列の
候補数が多い場合に、単純に入力文字数+2文字分の部
分文字列を表示すると、例えば「けん」といった2文字
の文字列が入力された際に、予測文字列として得られる
「けんしゅう(研修)」は、「けんしゅ」といったよう
に中途半端な文字列になってしまう。同様に、予測文字
列として得られる「けんじゅう(拳銃)」は「けんじ
ゅ」といった文字列になる。
【0047】これに対し、本発明の文字列予測装置で
は、同図(b)に示すように、入力文字数に予め設定さ
れた文字数を加えた文字数を越える最短の範囲内で漢字
単位の読みとなる部分文字列を表示する。
【0048】したがって、例えば「けん」といった2文
字の文字列が入力された際には、予測文字列として得ら
れる「けんしゅう(研修)」は、「けんしゅう」といっ
たように「けん(研)」と「しゅう(修)」の2文字の
漢字からなる文字列として表示される。同様に、予測文
字列として得られる「けんじゅう(拳銃)」は「けんじ
ゅう」といった文字列で表される。
【0049】このように、漢字単位の読みで部分文字列
を表示することで、利用者が選択しやすい文字列を予測
候補として提示することができる。図6は第2の実施形
態における文字列予測を説明するための具体例であり、
これは本発明の請求項2に対応する。図6(a)に示す
ように入力文字数が少ない場合には、予測文字列の候補
が多数となり、画面に表示しきれなくなる。
【0050】そこで、本発明の文字列予測装置では、予
測文字列の中の予め設定された文字数分を表示するが、
その際に、後に続く文字列があるものにはマーカ(*)
を付加して表示する。例えば予め設定された文字数を入
力文字数+2文字とすると、同図(b)に示すように、
「けん」といった2文字の文字列が入力された際には、
予測文字列の中で4文字目までの文字列が表示され、そ
の文字列にマーカ(*)が付加される。
【0051】このように、部分文字列として生成された
予測候補にマーカ(*)を付加して表示することで、利
用者にその後に続く文字列があることを知らしめること
ができる。
【0052】図7は第2の実施形態における文字列予測
を説明するための具体例であり、これは本発明の請求項
3に対応する。図7(a)に示すように「けん」といっ
た文字列を入力すると、予め設定された文字数が入力文
字数+2文字であれば、同図(b)に示すような出力を
得る。この場合、「けんさく」と「けんちく」には、後
に続く文字列があることを表すマーカ(*)が付加され
る。また、後方文字列バッファ114には、同図(c)
に示すように部分文字列「けんさく」、「けんちく」
と、それぞれの後方文字列「ほう,ほうほう」、「か,
ほう,ほうほう」が格納される。
【0053】ここで、利用者の意図する文字列が「けん
さくほう(検索法)」であり、同図(d)に示すように
利用者が「けんさく」を選択したとすると、その後方文
字列「ほう,ほうほう」が表示される。そこで、利用者
は同図(e)に示すように「ほう」を選択することによ
って、意図した文字列「けんさくほう(検索法)」を得
ることができる。
【0054】このように、マーカが付加された予測候補
(部分文字列)が選択された際に、その後に続く文字列
の候補を表示することで、利用者の意図する文字列を容
易に得ることができる。
【0055】なお、上述した実施形態に限定されるもの
ではない。例えば、図6、図7に示す表示例では、「け
んさく」、「けんさく*」のように設定文字数内の文字
列とそれを越える文字列を区別して表示しているが、こ
れをマーカを付けた表示だけにしても構わない。
【0056】また、マーカが付加された予測候補(部分
文字列)が利用者によって選択され、それに続く後方文
字列を表示する際に、選択された候補以外の予測候補を
全て削除した後に後方文字列のみを表示するようにして
も良い。
【0057】また、利用者によってマーカが付加された
予測候補(部分文字列)が選択され、それに続く後方文
字列を表示する際に、現在表示領域とは別の領域に上記
選択された文字列に続く後方文字列を表示するようにし
ても良い。
【0058】また、上記第2の実施形態では、単純に設
定文字数分の部分文字列を生成し、これを予測文字列の
候補としてマーカを付加して表示するようにしたが、上
記第1の実施形態のように漢字単位の読みとなる部分文
字列を生成し、これを予測文字列の候補としてマーカを
付加して表示したり(請求項4)、そのマーカが付加さ
れた予測候補が選択された際に、それに続く後方文字列
を表示するような構成(請求項5)も容易に実現でき
る。
【0059】また、本発明は、上記実施形態で説明した
ような手書き文字入力に限らず、音声入力、あるいはキ
ーボード等の他の漢字入力可能な入力手段においても応
用可能であり、利用者の文書作成効率を向上させること
ができると考えられる。
【0060】さらに、上述した各実施形態において記載
した手法は、コンピュータに実行させることのできるプ
ログラムとして、例えば磁気ディスク(フロッピーディ
スク、ハードディスク等)、光ディスク(CD−RO
M、DVD等)、半導体メモリなどの記録媒体に書き込
んで各種装置に適用したり、通信媒体により伝送して各
種装置に適用することも可能である。本装置を実現する
コンピュータは、記録媒体に記録されたプログラムを読
み込み、このプログラムによって動作が制御されること
により、上述した処理を実行する。
【0061】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、入力され
た文字列を基にそれに続く文字列を予測する文字列予測
装置において、予測文字列の候補が多数あり、画面上に
表示しきれない場合に、予測文字列の一部を漢字の読み
を単位とした部分文字列で表示することによって、より
多くの予測候補を表示できるようになり、利用者が意図
する文字列を得やすして、効率良く文字列を入力するこ
とができる。この場合、漢字単位の読みで部分文字列を
生成することで、中途半端に区切れてしまうような文字
列の表示を回避することができる。
【0062】また、本発明によれば、後に続く文字列が
あることを表すマーカを付けて予測文字列の一部を表示
することによって、より多くの予測候補を表示できるよ
うになり、利用者が意図する文字列を得やすして、効率
良く文字列を入力することができるものである。
【0063】また、本発明によれば、後に続く文字列を
あることを表すマーカを付けて予測文字列の一部を表示
し、さらにマーカが付加された文字列が選択された際に
その後に続く文字列の候補を表示することによって、よ
り多くの予測候補を表示できるようになり、利用者が意
図する文字列を得やすして、効率良く文字列を入力する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の本発明の文字列予測装置の構成を示す
ブロック図。
【図2】本発明の第1の実施形態としての処理動作の流
れを示したフローチャート。
【図3】本発明の第2の実施形態としての処理動作の流
れを示したフローチャート。
【図4】本発明の第2の実施形態としての処理動作の流
れを示したフローチャート。
【図5】上記第1の実施形態における文字列予測を説明
するための具体例を示す図。
【図6】第2の実施形態における文字列予測を説明する
ための具体例を示す図。
【図7】第2の実施形態における文字列予測を説明する
ための具体例を示す図。
【符号の説明】
101…入力装置 102…文字列入力部 103…文字認識部 104…文字認識辞書 105…入力バッファ 106…辞書検索部 107…アドレスバッファ 108…単語辞書 109…文字列表示部 110…文字列生成部 111…マーカ付加部 112…後方文字列記憶部 113…候補バッファ 114…後方文字列バッファ 115…文字列出力部 116…出力バッファ 117…出力装置

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力された文字列を基にそれに続く文字
    列を予測する文字列予測装置であって、 予測対象となる文字列を入力する入力手段と、 少なくとも読みとそれに対応する見出し、その見出しの
    各漢字に該当する読みの対応を表す区切り情報を格納し
    た単語辞書と、 上記入力手段によって入力された文字列を先頭部分に持
    つ文字列を予測文字列として上記単語辞書から検索する
    辞書検索手段と、 この辞書検索手段によって検索された予測文字列が読み
    文字列である場合に、上記区切り情報に基づいて当該予
    測文字列を分割して漢字単位の読みとなる部分文字列を
    生成する文字列生成手段と、 この文字列生成手段によって生成された部分文字列を予
    測文字列の候補として表示する表示手段とを具備したこ
    とを特徴とする文字列予測装置。
  2. 【請求項2】 入力された文字列を基にそれに続く文字
    列を予測する文字列予測装置であって、 予測対象となる文字列を入力する入力手段と、 少なくとも読みとそれに対応する見出し、その見出しの
    各漢字と該当する読みとの対応を表す区切り情報を格納
    した単語辞書と、 上記入力手段によって入力された文字列を先頭部分に持
    つ文字列を予測文字列として上記単語辞書から検索する
    辞書検索手段と、 この辞書検索手段によって検索された予測文字列が読み
    文字列である場合に、当該予測文字列を部分的に示す部
    分文字列を生成する文字列生成手段と、 この文字列生成手段によって生成された部分文字列に対
    して、その後に続く文字列があることを表すマーカ情報
    を付加するマーカ付加手段と、 このマーカ付加手段によってマーカ情報が付加された部
    分文字列を予測文字列の候補として表示する表示手段と
    を具備したことを特徴とする文字列予測装置。
  3. 【請求項3】 入力された文字列を基にそれに続く文字
    列を予測する文字列予測装置であって、 予測対象となる文字列を入力する入力手段と、 少なくとも読みとそれに対応する見出し、その見出しの
    各漢字と該当する読みとの対応を表す区切り情報を格納
    した単語辞書と、 上記入力手段によって入力された文字列を先頭部分に持
    つ文字列を予測文字列として上記単語辞書から検索する
    辞書検索手段と、 この辞書検索手段によって検索された予測文字列が読み
    文字列である場合に、当該予測文字列を部分的に示す部
    分文字列を生成する文字列生成手段と、 この文字列生成手段によって生成された部分文字列に対
    して、その後に続く文字列があることを表すマーカ情報
    を付加するマーカ付加手段と、 このマーカ付加手段によってマーカ情報が付加された部
    分文字列とその後に続く文字列の全てを格納するバッフ
    ァ手段と、 上記マーカ情報が付加された部分文字列を予測文字列の
    候補として表示すると共に、その部分文字列が選択され
    た際に、上記バッファ手段を参照してその後に続く文字
    列の候補を表示する表示手段とを具備したことを特徴と
    する文字列予測装置。
  4. 【請求項4】 入力された文字列を基にそれに続く文字
    列を予測する文字列予測装置であって、 予測対象となる文字列を入力する入力手段と、 少なくとも読みとそれに対応する見出し、その見出しの
    各漢字に該当する読みの対応を表す区切り情報を格納し
    た単語辞書と、 上記入力手段によって入力された文字列を先頭部分に持
    つ文字列を予測文字列として上記単語辞書から検索する
    辞書検索手段と、 この辞書検索手段によって検索された予測文字列が読み
    文字列である場合に、上記区切り情報に基づいて当該予
    測文字列を分割して漢字単位の読みとなる部分文字列を
    生成する文字列生成手段と、 この文字列生成手段によって生成された部分文字列に対
    して、その後に続く文字列があることを表すマーカ情報
    を付加するマーカ付加手段と、 このマーカ付加手段によってマーカ情報が付加された部
    分文字列を予測文字列の候補として表示する表示手段と
    を具備したことを特徴とする文字列予測装置。
  5. 【請求項5】 入力された文字列を基にそれに続く文字
    列を予測する文字列予測装置であって、 予測対象となる文字列を入力する入力手段と、 少なくとも読みとそれに対応する見出し、その見出しの
    各漢字に該当する読みの対応を表す区切り情報を格納し
    た単語辞書と、 上記入力手段によって入力された文字列を先頭部分に持
    つ文字列を予測文字列として上記単語辞書から検索する
    辞書検索手段と、 この辞書検索手段によって検索された予測文字列が読み
    文字列である場合に、上記区切り情報に基づいて当該予
    測文字列を分割して漢字単位の読みとなる部分文字列を
    生成する文字列生成手段と、 この文字列生成手段によって生成された部分文字列に対
    して、その後に続く文字列があることを表すマーカ情報
    を付加するマーカ付加手段と、 このマーカ付加手段によってマーカ情報が付加された部
    分文字列とその後に続く文字列の全てを格納するバッフ
    ァ手段と、 上記マーカ情報が付加された部分文字列を予測文字列の
    候補として表示すると共に、その部分文字列が選択され
    た際に、上記バッファ手段を参照してその後に続く文字
    列の候補を表示する表示手段とを具備したことを特徴と
    する文字列予測装置。
  6. 【請求項6】 上記文字列生成手段は、入力文字数に予
    め設定された文字数を加えた文字数を基準に、漢字単位
    の読みとなる部分文字列を生成することを特徴とする請
    求項1、請求項4又は請求項5記載の文字列予測装置。
  7. 【請求項7】 上記文字列生成手段は、入力文字数に予
    め設定された文字数を加えた文字数を基準に、その文字
    数分の部分文字列を生成することを特徴とする請求項2
    又は請求項3記載の文字列予測装置。
  8. 【請求項8】 少なくとも読みとそれに対応する見出
    し、その見出しの各漢字に該当する読みの対応を表す区
    切り情報を格納した単語辞書を有し、 予測対象となる文字列が入力された際に、 その入力文字列を先頭部分に持つ文字列を予測文字列と
    して上記単語辞書から検索し、 この検索された予測文字列が読み文字列である場合に、
    上記区切り情報に基づいて当該予測文字列を分割して漢
    字単位の読みとなる部分文字列を生成し、 この生成された部分文字列を予測文字列の候補として表
    示することを特徴とする文字列予測方法。
  9. 【請求項9】 少なくとも読みとそれに対応する見出
    し、その見出しの各漢字と該当する読みとの対応を表す
    区切り情報を格納した単語辞書を有し、 予測対象となる文字列が入力された際に、 その入力文字列を先頭部分に持つ文字列を予測文字列と
    して上記単語辞書から検索し、 この検索された予測文字列が読み文字列である場合に、
    当該予測文字列を部分的に示す部分文字列を生成し、 この生成された部分文字列に対して、その後に続く文字
    列があることを表すマーカ情報を付加し、 このマーカ情報が付加された部分文字列を予測文字列の
    候補として表示することを特徴とする文字列予測方法。
  10. 【請求項10】 少なくとも読みとそれに対応する見出
    し、その見出しの各漢字と該当する読みとの対応を表す
    区切り情報を格納した単語辞書を有し、 予測対象となる文字列が入力された際に、 その入力文字列を先頭部分に持つ文字列を予測文字列と
    して上記単語辞書から検索し、 この検索された予測文字列が読み文字列である場合に、
    当該予測文字列を部分的に示す部分文字列を生成し、 この生成された部分文字列に対して、その後に続く文字
    列があることを表すマーカ情報を付加し、 このマーカ情報が付加された部分文字列とその後に続く
    文字列の全てをバッファメモリに格納しておき、 上記マーカ情報が付加された部分文字列を予測文字列の
    候補として表示すると共に、その部分文字列が選択され
    た際に、上記バッファメモリを参照してその後に続く文
    字列の候補を表示することを特徴とする文字列予測方
    法。
  11. 【請求項11】 少なくとも読みとそれに対応する見出
    し、その見出しの各漢字と該当する読みとの対応を表す
    区切り情報を格納した単語辞書を有し、 予測対象となる文字列が入力された際に、 その入力文字列を先頭部分に持つ文字列を予測文字列と
    して上記単語辞書から検索し、 この検索された予測文字列が読み文字列である場合に、
    上記区切り情報に基づいて当該予測文字列を分割して漢
    字単位の読みとなる部分文字列を生成し、この生成され
    た部分文字列に対して、その後に続く文字列があること
    を表すマーカ情報を付加し、 このマーカ情報が付加された部分文字列を予測文字列の
    候補として表示することを特徴とする文字列予測方法。
  12. 【請求項12】 少なくとも読みとそれに対応する見出
    し、その見出しの各漢字と該当する読みとの対応を表す
    区切り情報を格納した単語辞書を有し、 予測対象となる文字列が入力された際に、 その入力文字列を先頭部分に持つ文字列を予測文字列と
    して上記単語辞書から検索し、 この検索された予測文字列が読み文字列である場合に、
    上記区切り情報に基づいて当該予測文字列を分割して漢
    字単位の読みとなる部分文字列を生成し、 この生成された部分文字列に対して、その後に続く文字
    列があることを表すマーカ情報を付加し、 このマーカ情報が付加された部分文字列とその後に続く
    文字列の全てをバッファメモリに格納しておき、 上記マーカ情報が付加された部分文字列を予測文字列の
    候補として表示すると共に、その部分文字列が選択され
    た際に、上記バッファメモリを参照してその後に続く文
    字列の候補を表示することを特徴とする文字列予測方
    法。
  13. 【請求項13】 入力文字数に予め設定された文字数を
    加えた文字数を基準に、漢字単位の読みとなる部分文字
    列を生成することを特徴とする請求項8、請求項11又
    は請求項12記載の文字列予測方法。
  14. 【請求項14】 上記文字列生成手段は、入力文字数に
    予め設定された文字数を加えた文字数を基準に、その文
    字数分の部分文字列を生成することを特徴とする請求項
    9又は請求項10記載の文字列予測方法。
JP9087268A 1997-03-24 1997-03-24 文字列予測装置及び文字列予測方法 Pending JPH10269209A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009258902A (ja) * 2008-04-15 2009-11-05 Ekitan & Co Ltd 駅名入力装置および駅名入力プログラム
JP2009301198A (ja) * 2008-06-11 2009-12-24 Mitsubishi Electric Corp 入力予測装置

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