JP4254534B2 - 密封装置 - Google Patents
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Description
【0001】
本発明は、例えば燃料を高圧力に加圧するための高圧燃料ポンプの往復動用シールとして使用される密封装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
近年、ディーゼルエンジンやガソリンエンジン等において、低燃費や高出力等の性能向上を図るために、シリンダ内に高圧力の燃料を直接噴射して燃焼させる筒内直接噴射方式のものが開発されている。
【0003】
そして、この様な筒内直接噴射方式のエンジンでは、燃料を高圧力に加圧するための高圧燃料ポンプが必要であり、この高圧燃料ポンプに高圧なシール性が要求される往復動用密封装置が使用されている。
【0004】
従来の往復動用の密封装置としては、第9図に示すようなものがある。第9図に示す密封装置101は、燃料噴射を行うエンジンに使用される高圧燃料ポンプから軸方向に往復動する軸110の密封対象側である高圧側Hに供給される高圧燃料のシールを目的として採用されるものである。
【0005】
第9図において、密封装置101は、高圧側Hから高圧の密封対象流体である燃料(ガソリンや軽油等)が作用し、ハウジング111の軸ガイド部の摺動部を通過したものをシールするように、ハウジング111の端部に設置されている。また、密封装置101の低圧側Lには、潤滑や冷却を目的とするオイルが密封されている。
【0006】
そして、密封装置101は、ハウジング111の端部外周に嵌合する筒部102aを有する金属環102と、この金属環102の筒部102a低圧側L端に設けられた内向きフランジ部102bからゴム状弾性体製で高圧側H及び低圧側Lにそれぞれ延出して軸110に摺動する第1、第2シールリップ103,104と、を備えた構成である。
【0007】
しかしながら、上記従来技術の第9図に示す密封装置では、高圧燃料の圧力が高くなった場合のシールリップの過大摩耗、ゴム状弾性体部分の破損等による燃料漏れの発生を防止するため、密封装置に係る高圧燃料の圧力を常用0〜0.6MPaに抑えるポンプ構造とする必要があった。
【0008】
このため、ゴム状弾性体部分が薄肉形状であり、1MPa以上の高圧燃料の圧力がかかると一発作動破損するおそれがあった。
【0009】
また、使用燃料に潤滑性がないため、高圧燃料の圧力が高くなる程、シールリップに異常摩耗が生じ、燃料漏れが発生し易くなるものであった。
【0010】
アルコール入り燃料等に対しては、ゴム状弾性体部分が膨潤し、ゴム状弾性体の硬度、強度が低下し、一発作動破損、もしくはシールリップのしめ代がなくなり、燃料漏れが発生してしまう。
【0011】
さらに、装置が大きく、省スペース化を図ることができなかった。
【0012】
一方、ポンプ構造を簡素化するためにドレーンポートを廃止することが考えられるが、ドレーンポートを廃止すると高圧燃料の圧力が高くなるため、高圧燃料の圧力を常用0〜0.6MPaに抑えるためには廃止できず、ポンプ構造の簡素化は図れなかった。
【0013】
本発明は、上記した従来技術の問題を解決するものであり、その目的とするところは、耐圧性に優れ、破損防止が図れる高性能な密封装置を提供することにある。
【発明の開示】
【0014】
上記目的を達成するために本発明にあっては、
燃料ポンプにおける往復移動する軸とハウジングとの間に形成される環状隙間を密封する密封装置であって、
前記軸表面に摺動自在に密封接触する樹脂製シール部材と、該樹脂製シール部材を前記軸表面に付勢する付勢部材と、から構成されて燃料の存在する高圧側を密封する第1シール部と、
該第1シール部の低圧側に配置されて低圧側に密封されたオイルを密封するとともに、前記第1シール部で減圧された燃料を密封する第2シール部と、
を備えたことを特徴とする。
【0015】
したがって、第1シール部からの微少かき出し漏れも第2シール部で密封する2重シール構造とすることができ、常用0〜2MPaで使用でき、5MPa以上の高圧燃料の圧力がかかっても破損することがない。
【0016】
また、第1シール部には一方の対向面に摺動自在に密封接触する樹脂製シール部材を使用するので、潤滑状態の悪い燃料についても異常摩耗が発生せず、シール耐久性が向上する。
【0017】
さらに、アルコール入り燃料に対しても、第1シール部では、樹脂製シール部材を使用するので膨潤がほとんどなく、付勢部材も従来技術の密封装置と異なり薄肉部がないことから破損することがなく、しめ代低下による漏れも発生し難くなる。
【0018】
さらにまた、第1、第2シール部が簡単な構成であり、従来技術のシールリップを備えた密封装置構成よりも小型化、省スペース設計ができる。
【0019】
そして、常用0〜2MPaと高圧燃料の圧力が高くても使用できるので、ドレーンポートを廃止し、ポンプ構造の簡素化を図ることができる。
【0020】
前記ハウジング端部の内径が高圧側から低圧側に向かって拡径されることによって形成される、小径部と大径部とそれらをつなぐ段差面とからなる段差部に、前記大径部における前記段差面から低圧側に離間した位置に嵌合され、前記段差面を高圧側溝側壁とし前記段差面に対向する面を低圧側溝側壁として前記第1シール部が嵌め込まれる取付溝を形成するとともに、前記第2シール部が嵌め込まれる第2取付溝を有するシール押さえ部材を備えることが好適である。
【0021】
これにより、簡単な構成で2重シール構造のシールを構成できる。
【0022】
前記第2シール部は、スクィーズパッキンであることが好適である。
【0023】
これにより、シール性の向上が図れる。
【0024】
前記第2シール部は、前記軸表面に摺動自在に密封接触する樹脂製シール部材と、該樹脂製シール部材を前記軸表面に付勢する付勢部材と、から構成されることが好適である。
【0025】
これにより、装置の更なる高圧下での使用が可能となる。
【0026】
前記第2シール部は、低圧側へ向けて延びるとともに前記軸表面に摺動自在に密封接触する第1のシールリップ部と、低圧側へ向けて延びるとともに前記第2シール部が装着される取付溝の溝底面に密封接触する第2のシールリップ部と、前記第1のシールリップ部と前記第2のシールリップ部との間において低圧側に開口するように設けられる溝と、を備え、背圧リーク特性を有するパッキンであることが好適である。
【0027】
これにより、第1シール部と第2シール部との間に蓄圧が生じても、第2シール部の背圧リーク特性を有するパッキンから蓄圧を開放でき、耐久性の向上が図れる。
【0028】
前記第2シール部は、それぞれ前記軸表面に摺動自在に密封接触する、高圧側のシールリップ部と低圧側のシールリップ部とを備えることが好適である。ここで、前記第2シール部は、それぞれ金属環にゴム状弾性体を焼き付けて構成された高圧側オイルシールと低圧側オイルシールとを軸方向に並べて構成されており、前記高圧側のシールリップ部は、前記高圧側オイルシールにおいて高圧側へ向けて延びているシールリップ部であり、前記低圧側のシールリップ部は、前記低圧側オイルシールにおいて低圧側へ向けて延びているシールリップ部であってもよく、あるいは、前記第2シール部は、前記ハウジングに取り付けられる金属環にゴム状弾性体を焼き付けて構成されたオイルシールと、前記オイルシールに対して高圧側の領域において前記ハウジングに形成された取付溝に配置されたパッキンと、から構成されており、前記高圧側のシールリップ部は、前記パッキンにおいて前記軸表面に摺動自在に密封接触するシールリップ部であり、前記低圧側のシールリップ部は、前記オイルシールにおいて低圧側へ向けて延びているシールリップ部であってもよく、あるいは、前記第2シール部は、前記ハウジングに取り付けられる金属環にゴム状弾性体を焼き付けて構成されたオイルシールであり、前記高圧側のシールリップ部は、前記オイルシールにおいて高圧側へ向けて延びているシールリップ部であり、前記低圧側のシールリップ部は、前記オイルシールにおいて低圧側へ向けて延びているシールリップ部であってもよい。
【0029】
これにより、装置の更なるシール性の向上が図れる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0030】
以下に図面を参照して、この発明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
【0031】
(第1の実施の形態)
第1図は第1の実施の形態に係る密封装置1を示す図である。第2図は第1図の密封装置1が適用される周辺システムを示す図である。
【0032】
第1図の密封装置1は、シリンダ内に高圧力の燃料を直接噴射して燃焼させる筒内直接噴射方式のエンジンに用いる燃料を高圧力に加圧するための高圧燃料ポンプにおける、高圧なシール性が要求される往復動用密封装置として使用されるもので、軸方向に往復動する軸10の密封対象側である高圧側Hに供給される高圧燃料のシールを目的として採用される。
【0033】
第1図において、密封装置1は、高圧側Hから高圧の密封対象流体である燃料(ガソリンや軽油等)が作用し、ハウジング11の軸ガイド部の摺動部を通過したものをシールするように、ハウジング11の端部に設置されている。また、密封装置1の低圧側Lには、潤滑や冷却を目的とするオイルが密封されている。
【0034】
密封装置1は、内径が拡径されたハウジング11端部に、高圧側Hから第1シール部2、第2シール部3の順に取り付けられている。
【0035】
第1シール部2が嵌め込まれる取付溝は、ハウジング11端部の内径が拡径される段差部を高圧側溝側壁とし、シール押さえ部材としてのシール押さえ4を低圧側Lに配置することで形成されている。
【0036】
この取付溝に嵌め込まれる第1シール部2は、軸10に摺動自在に密封接触する樹脂製シール部材としての樹脂リング21と、樹脂リング21を軸10に付勢する付勢部材としてのOリング22と、から構成される。
【0037】
第1シール部2の樹脂リング21は、断面矩形の円環形状であり、四フッ化エチレン系の樹脂材料を使用している。この材料を用いると、耐燃料性に優れ耐熱性、耐摩耗性及び摺動性に優れることができる。この樹脂リング21の内周面は、軸10に当接・摺動する摺動面となっている。
【0038】
Oリング22は、樹脂リング21のハウジング11側(溝底側)の背面に配置されたゴム状弾性体製のものである。このOリング22が径方向につぶれる際の反作用として発生する付勢力によって樹脂リング21が軸10に付勢される。Oリング22は、フッ素系ゴム、アクリルゴム等を使用する。この材料を用いると、耐燃料性及び耐熱性に優れることができる。好ましくは耐低温性にも優れるフッ素系ゴム(例えばDupont社のバイトンGLT)を使用することがよい。
【0039】
一方、第1シール部2が嵌め込まれる取付溝の低圧側溝側壁を形成するシール押さえ4は、拡径したハウジング11端部内周に嵌合される金属等の円環状部材である。シール押さえ4の内周には、第2シール部3を嵌め込むための第2取付溝が形成されている。
【0040】
このシール押さえ4の第2取付溝には、第2シール部3が嵌め込まれ、第2シール部3が軸10に当接・摺動して低圧側Lのシールを行っている。
【0041】
第2シール部3は、スクィーズパッキンであるXリング31を用いている。なお、第2シール部3に用いるスクィーズパッキンとしてはOリング、Dリング等でも構わない。スクィーズパッキンの材料には、耐燃料性、耐熱性に優れるフッ素系ゴム、アクリルゴムを使用する。好ましくはフッ素系ゴムを使用する。
【0042】
以上のような構成の密封装置1は、第2図に示すようなシステムに適用されている。即ち、第2図において、エンジンに直結しているカム5の作動回転により、軸10が往復移動し、高圧側Hの高圧燃料を高圧化している。バネ6は常に軸10をカム5に接触するようにして、カム5の作動が軸に直接つながるようにしている。
【0043】
ここで、第1シール部2と第2シール部3との間の距離は、軸10の往復動ストロークに対して長く設定することにより、第1シール部2での密封対象流体が第2シール部への侵入を防ぐことができる。また、Xリング31の軸10に接する2つのリップ間の距離は、軸10の往復動ストロークに対して短く設定することにより、潤滑油を両リップに行き渡らせて潤滑性を保持し、リップの摩耗を低減し長寿命化を図ることができる。
【0044】
この様な密封装置1は、高圧側Hの高圧燃料を第1シール部2でシールし、低圧側Lのカム5側からのエンジンオイル等のオイルを第2シール部3でシールし、さらに第1シール部2から微少にかき出し漏れた高圧燃料を第2シール部3でシールする2重シール構造となっている。
【0045】
したがって、本実施の形態に係る密封装置1は、常用0〜2MPaで使用でき、5MPa以上の高圧燃料の圧力がかかっても破損することがない。
【0046】
また、第1シール部2には軸10に摺動自在に密封接触する樹脂リング21を使用するので、潤滑状態の悪い燃料についても異常摩耗が発生せず、シール耐久性が向上する。
【0047】
さらに、アルコール入り燃料に対しても、第1シール部2では、樹脂リング21を使用するので膨潤がほとんどなく、Oリング22も従来技術の密封装置と異なり薄肉部がないことから破損することがなく、しめ代低下による漏れも発生し難くなる。
【0048】
さらにまた、第1、第2シール部2,3が簡単な構成であり、従来技術のシールリップを備えた密封装置構成よりも小型化、省スペース設計ができる。
【0049】
そして、常用0〜2MPaと高圧燃料の圧力が高くても使用できるので、ドレーンポートを廃止し、ポンプ構造の簡素化を図ることができる。
【0050】
なお、本実施の形態では、第1シール部2の樹脂リング21を断面矩形のものを用いていたが、これに限られず、第3図に示す断面形状の樹脂リング23,24を用いても良い。第3図(a)に示す樹脂リング23は、摺動面の軸方向中央を突出させて低圧側Lをテーパ面に形成したものであり、第3図(b)に示す樹脂リング24は、摺動面の高圧側Hを高圧側へ行く程軸から離すテーパ面を形成したものである。これにより、シールの面圧分布が高圧側Hの密封対象流体をシールするようになると共に、第1シール部2と第2シール部3との間の蓄圧された圧力を高圧側Hへ排出可能である。
【0051】
また、密封装置の装着自体も、まず、第1シール部2である樹脂リング21とOリング22とを取付溝の高圧側溝側壁まで押し込み、次にシール押さえ4に第2シール部3のXリング31を嵌め込んだ状態で、シール押さえ4をハウジング11に嵌合することで行え、容易である。
【0052】
(第2の実施の形態)
第4図は第2の実施の形態に係る密封装置1を示す半断面図である。なお、各部材の形状、材質等は第1の実施の形態と同様であるので、その説明は省略する。
【0053】
第4図の密封装置1では、第2シール部3は、第1シール部2と同様の軸10に摺動自在に密封接触する第2樹脂リング32と、第2樹脂リング32を軸10に付勢する第2Oリング33と、から構成される。
【0054】
上記構成であっても、第1の実施の形態と同様な効果を発揮する。また、この第2シール部3の構成であると高圧に対して耐久性が増すので、装置の更なる高圧下での使用が可能となる。
【0055】
(第3の実施の形態)
第5図は第3の実施の形態に係る密封装置1を示す半断面図である。なお、シール押さえ4を用いていない点以外、各部材の形状、材質等は第1の実施の形態と同様であるので、その説明は省略する。
【0056】
第5図の密封装置1では、第2シール部3には、背圧リーク特性を有するパッキンとしてUパッキン34を用いている。なお、第2シール部3に用いる背圧リーク特性を有するパッキンとしては、Uパッキン34に限られず、その他のパッキンを用いても構わない。このパッキンの材料には、耐燃料性、耐熱性に優れるフッ素系ゴム、アクリルゴムを使用する。好ましくはフッ素系ゴムを使用する。
【0057】
上記構成であっても、第1の実施の形態と同様な効果を発揮する。また、第1シール部2と第2シール部3との間に蓄圧が生じても、第2シール部3のUパッキン34から蓄圧を低圧側Lに開放でき、耐久性の向上が図れる。
【0058】
ここで、本実施の形態では、第1シール部2が嵌め込まれる取付溝は、ラインAの部分で分割されている。このため、ラインAの部分でハウジング11を分割して第1シール部2の樹脂リング21及びOリング22を嵌め込むことができ、特に樹脂リング21が変形し難いこともあり、樹脂リング21及びOリング22の装着を容易にしている。
【0059】
また、本実施の形態では、第1シール部2と第2シール部3とが配置された間の間隔が軸10の往復動ストロークより長く設定されており、燃料が第2シール部3に到達し難く、燃料の第2シール部3への侵入を防止している。
【0060】
(第4の実施の形態)
第6図は第4の実施の形態に係る密封装置1を示す半断面図である。なお、各部材の形状、材質等は第3の実施の形態と同様であるので、その説明は省略する。
【0061】
第6図の密封装置1では、第2シール部3には、シールリップ部を有するシール部材としてオイルシール35,36を用いている。オイルシール35が高圧側Hに配置され、オイルシール36が低圧側Lに配置されている。
【0062】
オイルシール35,36は、両者とも金属環にゴム状弾性体を焼き付けて構成されている。ゴム状弾性体の材料には、両方のオイルシール35,36に同じ耐燃料性、耐熱性に優れるフッ素系ゴム、アクリルゴムを使用する。好ましくはフッ素系ゴムを使用する。また、オイルシール35の金属環のシールリップ部が焼き付けられた内径先端をできるだけ小さく設定し、シールリップ部の変形を抑えるようにして耐圧性を向上している。
【0063】
それぞれのオイルシール35,36のシールリップ部は、ガータスプリングによって軸10表面に押し付けられている。
【0064】
このオイルシール35,36のシールリップ部の互いのリップ先端間の間隔が軸10の往復動ストロークよりも短く設定されており、潤滑油が両オイルシール35,36に行き渡るようにしている。
【0065】
ここで、オイルシール35のシールリップ部は、高圧側Hへ向けて延びている。オイルシール35で、高圧側Hの燃料の漏れを十分にシールするためである。このオイルシール35のシールリップ部は、軸10表面に接触するリップ先端部位の形状を円弧形状としている。この円弧形状によって、軸10表面との摺動抵抗を低下させて、特に燃料での摺動でも摩耗を防止できるようにしており、かつ軸10表面を介して低圧側Lから送られる油のかき出し漏れを防止するようにしている。
【0066】
また、オイルシール36のシールリップ部は、低圧側Lへ向けて延びている。オイルシール36で、低圧側Lのオイルの漏れをシールするためである。
【0067】
ここで、オイルシール35は嵌合部をゴム状弾性体で覆い、ゴム嵌合として漏れのないようにしている。また、オイルシール36は嵌合部は金属環だけで構成されており、金属嵌合としてオイルシール35,36を固定するようにしている。
【0068】
上記構成であっても、第1の実施の形態と同様な効果を発揮する。また、第2シール部3にシールリップ部を有するオイルシール35,36を用いたので、装置の更なるシール性の向上が図れる。
【0069】
なお、本実施の形態でも、第3の実施の形態と同様に第1シール部2が嵌め込まれる取付溝をラインAの部分で分割できる。また、第1シール部2と第2シール部3とが配置された間の間隔が軸10の往復動ストロークより長く設定されている。この効果は第3の実施の形態で述べた通りである。
【0070】
(第5の実施の形態)
第7図は第5の実施の形態に係る密封装置1を示す半断面図である。なお、各部材の形状、材質等は第3の実施の形態と同様であるので、その説明は省略する。
【0071】
第7図の密封装置1では、第2シール部3には、シールリップ部を有するシール部材としてオイルシール37を用いている。また、オイルシール37の高圧側Hに補助シール部材としてサブパッキン38を配置している。
【0072】
オイルシール37は、金属環にゴム状弾性体を焼き付けて構成されている。ゴム状弾性体の材料には、耐燃料性、耐熱性に優れるフッ素系ゴム、アクリルゴムを使用する。好ましくはフッ素系ゴムを使用する。オイルシール37は、金属環でハウジング11の外周を囲んで取り付けられている。
【0073】
オイルシール37のシールリップ部は、ガータスプリングによって軸10表面に押し付けられている。
【0074】
オイルシール37のシールリップ部は、低圧側Lへ向けて延びている。オイルシール37で、低圧側Lのオイルの漏れをシールするためである。
【0075】
サブパッキン38は、オイルシール37の高圧側Hの角形の取付溝に配置されたUパッキン等であり、パッキン外周面については突起を設けて面圧を増加させてシール性を向上させている。また、サブパッキン38は、パッキン内周面については軸10に摺動して高圧側Hの燃料の漏れを十分にシールする。さらに、サブパッキン38は、低圧側Lにてハウジング11が軸10にできるだけ近接しているので、変形が抑えられて耐圧性が良い。このサブパッキン38にもオイルシール37のゴム状弾性体と同様の材料が用いられる。
【0076】
上記構成であっても、第1の実施の形態と同様な効果を発揮する。また、第2シール部3にシールリップ部を有するオイルシール37及びサブパッキン38を用いたので、装置の更なるシール性の向上が図れる。さらに、コンパクトなオイルシール37を用いたので、装置の軸方向の大きさのコンパクト化が図れる。
【0077】
なお、本実施の形態でも、第3の実施の形態と同様に第1シール部2が嵌め込まれる取付溝をラインAの部分で分割できる。また、第1シール部2と第2シール部3とが配置された間の間隔が軸10の往復動ストロークより長く設定されている。この効果は第3の実施の形態で述べた通りである。
【0078】
(第6の実施の形態)
第8図は第6の実施の形態に係る密封装置1を示す半断面図である。なお、各部材の形状、材質等は第3の実施の形態と同様であるので、その説明は省略する。
【0079】
第8図の密封装置1では、第2シール部3には、シールリップ部を有するシール部材としてオイルシール39を用いている。
【0080】
オイルシール39は、金属環にゴム状弾性体を焼き付けて構成されている。ゴム状弾性体の材料には、耐燃料性、耐熱性に優れるフッ素系ゴム、アクリルゴムを使用する。好ましくはフッ素系ゴムを使用する。オイルシール39は、嵌合力を高くするために金属嵌合として、金属環でハウジング11の外周を囲んで取り付けられている。ここで、オイルシール39の金属環とハウジング11の間には、Oリング39aが挟み込まれている。Oリング39aによって、金属嵌合部分での漏れを防止するためである。
【0081】
オイルシール39のシールリップ部は、高圧側Hと低圧側Lにそれぞれ延びており、それぞれがガータスプリングによって軸10表面に押し付けられている。
【0082】
オイルシール39のシールリップ部は、高圧側Hと低圧側Lにそれぞれ別れて延びていることから、その根本のゴム状弾性体が焼き付けられる金属環内周先端に両側に貫ける領域を広げるように周方向で先端を凹ませた複数の凹部を設けたり、周方向に複数の孔を設けたりすることで、成形時にゴム状弾性体の生地が2つのシールリップ部に行き渡るようにしておくと良い。
【0083】
オイルシール39の高圧側Hへ向けて延びているシールリップ部は、高圧側Hの燃料の漏れを十分にシールする。この高圧側Hへ向けて延びているシールリップ部には、軸10表面に接触するリップ先端部位の形状を円弧形状としている。この円弧形状によって、軸10表面との摺動抵抗を低下させて、特に燃料での摺動でも摩耗を防止できるようにしている。また、低圧側Lから軸10表面を介して送られる油のかき出し漏れを防止できるようにしている。
【0084】
また、オイルシール39の低圧側Lへ向けて延びているシールリップ部は、低圧側Lのオイルの漏れをシールする。
【0085】
上記構成であっても、第1の実施の形態と同様な効果を発揮する。また、第2シール部3にシールリップ部を有するオイルシール39を用いたので、装置の更なるシール性の向上が図れる。
【0086】
なお、本実施の形態でも、第3の実施の形態と同様に第1シール部2が嵌め込まれる取付溝をラインAの部分で分割できる。また、第1シール部2と第2シール部3とが配置された間の間隔が軸10の往復動ストロークより長く設定されている。この効果は第3の実施の形態で述べた通りである。
【産業上の利用の可能性】
【0087】
以上説明したように本発明では、第1シール部と、第1シール部の反密封対象側に配置される第2シール部と、を備えたことで、第1シール部からの微少かき出し漏れも第2シール部で密封する2重シール構造とすることができ、常用0〜2MPaで使用でき、5MPa以上の高圧燃料の圧力がかかっても破損することがない。
【0088】
また、第1シール部には一方の対向面に摺動自在に密封接触する樹脂製シール部材を使用するので、潤滑状態の悪い燃料についても異常摩耗が発生せず、シール耐久性が向上する。
【0089】
さらに、アルコール入り燃料に対しても、第1シール部では、樹脂製シール部材を使用するので膨潤がほとんどなく、付勢部材も従来技術の密封装置と異なり薄肉部がないことから破損することがなく、しめ代低下による漏れも発生し難くなる。
【0090】
さらにまた、第1、第2シール部が簡単な構成であり、従来技術のシールリップを備えた密封装置構成よりも小型化、省スペース設計ができる。
【0091】
そして、常用0〜2MPaと高圧燃料の圧力が高くても使用できるので、ドレーンポートを廃止し、ポンプ構造の簡素化を図ることができる。
【0092】
第1シール部が嵌め込まれる取付溝の反密封対象側溝側壁を形成するシール押さえ部材を備え、シール押さえ部材には、第2シール部を嵌め込む第2取付溝が形成されていることで、簡単な構成で2重シール構造のシールを構成できる。
【0093】
第2シール部は、スクィーズパッキンであることで、シール性の向上が図れる。
【0094】
第2シール部は、一方の対向面に摺動自在に密封接触する樹脂製シール部材と、樹脂製シール部材を一方の対向面に付勢する付勢部材と、から構成されることで、装置の更なる高圧下での使用が可能となる。
【0095】
第2シール部は、背圧リーク特性を有するパッキンであることで、第1シール部と第2シール部との間に蓄圧が生じても、第2シール部の背圧リーク特性を有するパッキンから蓄圧を開放でき、耐久性の向上が図れる。
【0096】
第2シール部は、一方の対向面に摺動自在に密封接触するシールリップ部を有するシール部材であることで、装置の更なるシール性の向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
【0097】
第1図は、第1の実施の形態に係る密封装置を示す図である。
第2図は、第1の実施の形態に係る密封装置が適用される周辺システムを示す半断面図である。
第3図は、第1の実施の形態に係る密封装置の他の例を示す図である。
第4図は、第2の実施の形態に係る密封装置を示す図である。
第5図は、第3の実施の形態に係る密封装置を示す図である。
第6図は、第4の実施の形態に係る密封装置を示す図である。
第7図は、第5の実施の形態に係る密封装置を示す図である。
第8図は、第6の実施の形態に係る密封装置を示す図である。
第9図は、従来技術の密封装置を示す半断面図である。
Claims (8)
- 燃料ポンプにおける往復移動する軸とハウジングとの間に形成される環状隙間を密封する密封装置であって、
前記軸表面に摺動自在に密封接触する樹脂製シール部材と、該樹脂製シール部材を前記軸表面に付勢する付勢部材と、から構成されて燃料の存在する高圧側を密封する第1シール部と、
該第1シール部の低圧側に配置されて低圧側に密封されたオイルを密封するとともに、前記第1シール部で減圧された燃料を密封する第2シール部と、
前記ハウジング端部の内径が高圧側から低圧側に向かって拡径されることによって形成される、小径部と大径部とそれらをつなぐ段差面とからなる段差部に、前記大径部における前記段差面から低圧側に離間した位置に嵌合され、前記段差面を高圧側溝側壁とし前記段差面に対向する面を低圧側溝側壁として前記第1シール部が嵌め込まれる取付溝を形成するとともに、前記第2シール部が嵌め込まれる第2取付溝を有するシール押さえ部材と、を備えたことを特徴とする密封装置。 - 前記第2シール部は、スクィーズパッキンであることを特徴とする請求の範囲第1項に記載の密封装置。
- 前記第2シール部は、前記軸表面に摺動自在に密封接触する樹脂製シール部材と、該樹脂製シール部材を前記軸表面に付勢する付勢部材と、から構成されることを特徴とする請求の範囲第1項に記載の密封装置。
- 燃料ポンプにおける往復移動する軸とハウジングとの間に形成される環状隙間を密封する密封装置であって、
前記軸表面に摺動自在に密封接触する樹脂製シール部材と、該樹脂製シール部材を前記軸表面に付勢する付勢部材と、から構成されて燃料の存在する高圧側を密封する第1シール部と、
該第1シール部の低圧側に配置されて低圧側に密封されたオイルを密封するとともに、前記第1シール部で減圧された燃料を密封する第2シール部と、を備え、
前記第2シール部は、低圧側へ向けて延びるとともに前記軸表面に摺動自在に密封接触する第1のシールリップ部と、低圧側へ向けて延びるとともに前記第2シール部が装着される取付溝の溝底面に密封接触する第2のシールリップ部と、前記第1のシールリップ部と前記第2のシールリップ部との間において低圧側に開口するように設けられる溝と、を備え、背圧リーク特性を有するパッキンであることを特徴とする密封装置。 - 燃料ポンプにおける往復移動する軸とハウジングとの間に形成される環状隙間を密封する密封装置であって、
前記軸表面に摺動自在に密封接触する樹脂製シール部材と、該樹脂製シール部材を前記軸表面に付勢する付勢部材と、から構成されて燃料の存在する高圧側を密封する第1シール部と、
該第1シール部の低圧側に配置されて低圧側に密封されたオイルを密封するとともに、前記第1シール部で減圧された燃料を密封する第2シール部と、を備え、
前記第2シール部は、それぞれ前記軸表面に摺動自在に密封接触する、高圧側のシールリップ部と低圧側のシールリップ部とを備えることを特徴とする密封装置。 - 前記第2シール部は、それぞれ金属環にゴム状弾性体を焼き付けて構成された高圧側オイルシールと低圧側オイルシールとを軸方向に並べて構成されており、
前記高圧側のシールリップ部は、前記高圧側オイルシールにおいて高圧側へ向けて延びているシールリップ部であり、
前記低圧側のシールリップ部は、前記低圧側オイルシールにおいて低圧側へ向けて延びているシールリップ部であることを特徴とする請求の範囲第5項に記載の密封装置。 - 前記第2シール部は、前記ハウジングに取り付けられる金属環にゴム状弾性体を焼き付けて構成されたオイルシールと、前記オイルシールに対して高圧側の領域において前記ハウジングに形成された取付溝に配置されたパッキンと、から構成されており、
前記高圧側のシールリップ部は、前記パッキンにおいて前記軸表面に摺動自在に密封接触するシールリップ部であり、
前記低圧側のシールリップ部は、前記オイルシールにおいて低圧側へ向けて延びているシールリップ部であることを特徴とする請求の範囲第5項に記載の密封装置。 - 前記第2シール部は、前記ハウジングに取り付けられる金属環にゴム状弾性体を焼き付けて構成されたオイルシールであり、
前記高圧側のシールリップ部は、前記オイルシールにおいて高圧側へ向けて延びているシールリップ部であり、
前記低圧側のシールリップ部は、前記オイルシールにおいて低圧側へ向けて延びているシールリップ部であることを特徴とする請求の範囲第5項に記載の密封装置。
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