JP3976134B2 - 半嵌合防止コネクタ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、半嵌合防止コネクタに関し、詳しくは一組の雌雄コネクタハウジング相互を嵌合させた際に、一方のコネクタハウジングに装着された嵌合検知部材の適正嵌合検知位置へのスライド移動の可否によって、雌雄コネクタハウジング相互の中途嵌合状態を検知する半嵌合防止コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】
図15に示したように、従来の半嵌合防止コネクタ1は、雄コネクタハウジングMと雌コネクタハウジングFとの一組の雌雄コネクタハウジングF,M相互を嵌合させた際に、一方の雄コネクタハウジングMに装着されたロック確認用スライダSの適正嵌合位置へのスライド移動の可否によって、雌雄コネクタハウジングF,M相互の途中嵌合状態を検知するものであった(特開平3−285280号公報参照)。
【0003】
雄コネクタハウジングMの外周壁には、前端の立上り基部2aを介して後方に延び、中間に係止突起2b、後端に掴み部2cを有するロッキングアーム2が設けられている。
また、ロック確認用スライダSには、ストッパ3a及び支持ガイド3bが形成されたロック検知アーム3が設けられている。
また、雌コネクタハウジングFには、ロッキングアーム2の係止突起2bに係合する戻り止め部4aが形成されたロック室4が設けられている。
【0004】
図15(a)は、ロック確認用スライダSが装着された雄コネクタハウジングMと、雌コネクタハウジングFの初期嵌合状態を示し、ロック検知アーム3は、ストッパ3aがロッキングアーム2の係止突起2bに衝合し、支持ガイド3bが係止突起2bを支持する状態で初期位置に規制されている。
図15(b)は、雄コネクタハウジングMを雌コネクタハウジングFに更に挿入し、ロッキングアーム2が下方に撓んで係止突起2bがロック室4の戻り止め部4aの案内テーパ4bと摺接している状態を示している。
図15(c)は、雌雄コネクタハウジングF,Mが完全に嵌合してロッキングアーム2の係止突起2bが戻り止め部4aと係合してロックされ、ロック確認用スライダSがロック確認位置に移動した状態を示している。これにより、雌雄コネクタハウジングF,Mが中途嵌合状態ではなく、完全嵌合していることが確認される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の半嵌合防止コネクタ1では、雌雄コネクタハウジングF,Mの嵌合状態はロック確認用スライダSの位置、即ち該ロック確認用スライダSが初期位置にあるか、又はロック確認位置に移動しているかによって判断される。
そのため、雌雄コネクタハウジングF,Mの嵌合前は、ロック確認用スライダSが確実に初期位置に位置していることが必要不可欠であり、嵌合前にロック確認用スライダSが初期位置以外の位置にあると中途嵌合状態を検知できない場合があった。
【0006】
すなわち、上記半嵌合防止コネクタ1の嵌合前のロック確認用スライダSは、ロック検知アーム3のストッパ3aがロッキングアーム2の係止突起2bに衝合して初期位置に規制されている。しかし、ロッキングアーム2は、立上り基部2aを介して後方に延びる片持ち梁の形状をしており、撓み易い構造となっている。従って、不用意に接触するなどしてロッキングアーム2を図中上方に撓ませると、係止突起2bがストッパ3aから外れ、ロック確認用スライダSが初期位置から前方に位置ずれしてしまうという問題があった。
【0007】
また、雌雄コネクタハウジングF,M及びロック確認用スライダSは、合成樹脂を射出成形して製作されるのが一般的であり、雄コネクタハウジングMとロック確認用スライダSが高精度に製作されないと、雄コネクタハウジングMとロック確認用スライダSとを組み付けたとき、係止突起2bとストッパ3aとの係合代が少なくなって、ロック確認用スライダSを初期位置に位置決めさせることが難しいという問題があった。
【0008】
また、雌雄コネクタハウジングF,Mを中途嵌合状態ではなく、完全嵌合させるためには、雄コネクタハウジングMを雌コネクタハウジングFに嵌合する際に、引っ掛かりなく、滑らかに所定の位置まで挿入できることが必要である。
しかしながら、上記半嵌合防止コネクタ1には、ガイド部材もなく、単に雌雄コネクタハウジングF,Mの本体同士で相互にガイドするだけなので、雄コネクタハウジングMが雌コネクタハウジングFとの嵌合中に傾いてしまう場合があった。従って、雌雄コネクタハウジングF,Mの軸芯がずれて嵌合し難くなり、雌雄コネクタハウジングF,Mが中途嵌合状態となる一因となっていた。
【0009】
本発明は、雌雄コネクタハウジングの嵌合前には、嵌合検知部材を確実に初期位置に位置決めするようにして、雌雄コネクタハウジングの嵌合時に、容易かつ確実に完全嵌合させると共に嵌合状態を確認できる半嵌合防止コネクタを提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決する本発明の請求項1記載の半嵌合防止コネクタは、ハウジング本体から立設した支柱部より該ハウジング本体の嵌合方向に沿って該支柱部の前後方向に延びた可撓ロックアームを有する一方のコネクタハウジングと、前記可撓ロックアーム先端のロック部に係合する係合部を有して前記一方のコネクタハウジングに嵌合させた際に前記ロック部と前記係合部との係合によって前記一方のコネクタハウジングに連結される他方のコネクタハウジングと、前記コネクタハウジング相互の嵌合方向に沿ってスライド可能に前記一方のコネクタハウジングの外周に嵌合する略筒状の検知部材本体と、前記ロック部との係合によって前記検知部材本体を初期位置に規制する位置決め係止部とを有する嵌合検知部材とを備えた半嵌合防止コネクタであって、
前記可撓ロックアームと前記ハウジング本体との間に位置して、前記ロック部と前記位置決め係止部との係合が解除される方向に前記ロック部が移動することを規制する可撓ロックアーム保持部を前記嵌合検知部材に配設したことを特徴とする。
【0011】
上記構成の半嵌合防止コネクタによれば、一方のコネクタハウジングに装着された嵌合検知部材は、他方のコネクタハウジングへの嵌合前には、位置決め係止部とロック部とが係合することによって初期位置に位置規制されている。この時、ロック部が形成された可撓ロックアームは、可撓ロックアーム保持部によって、ロック部と位置決め係止部との係合が解除される方向には撓まないように規制されている。
そして、他方のコネクタハウジングの嵌合によって係合部がロック部に係合するときに、該係合部が位置決め係止部を押し出してロック部と位置決め係止部との係合状態が解除される。
従って、コネクタハウジング相互の嵌合前に、例えば他の部品との不用意な接触により可撓ロックアームを撓ませてロック部と位置決め係止部との係合状態が解除されるようなことはない。また、嵌合検知部材を確実に初期位置に規制することができ、コネクタハウジング相互の嵌合状態を容易に確認することができ、中途嵌合状態を防止することができる。
【0012】
また、一方のコネクタハウジングに嵌合検知部材を装着したとき、該可撓ロックアーム保持部によって可撓ロックアームの位置を矯正して正規位置に位置決めさせ、ロック部と位置決め係止部との適正な係合代を確保することができる。
従って、可撓ロックアームが位置決め係止部から離反する方向に変形していても、可撓ロックアームを矯正してロック部と位置決め係止部とを適正な係合代で係合させることができる。よって、コネクタハウジング相互の嵌合時の中途嵌合状態を確実に防止することができる。
【0013】
また、請求項2記載の半嵌合防止コネクタは、可撓ロックアーム保持部は、検知部材本体の少なくとも一方の内側側面から突設されていることを特徴とする。
【0014】
前記構成の半嵌合防止コネクタによれば、可撓ロックアーム保持部が検知部材本体の一方の内側側面から可撓ロックアームの前方側端部の下方に至る長さだけ突設されている。
従って、可撓ロックアーム前方の下方への不用意な撓みを防止してロック部と位置決め係止部との係合状態を維持することができる。なお、この可撓ロックアーム保持部は、検知部材本体の対向する両内側面に設けても良い。
【0015】
また、請求項3記載の半嵌合防止コネクタは、可撓ロックアームが、可撓ロックアーム保持部に摺接支持されるリブが設けられていることを特徴とする。
【0016】
前記構成の半嵌合防止コネクタによれば、可撓ロックアームのリブが可撓ロックアーム保持部により摺接支持される。
従って、可撓ロックアームは、リブにより強度が増強されるとともに安定性が向上して、前方の下方への不用意な撓みを確実に防止してロック部と位置決め係止部との係合状態を維持することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の半嵌合防止コネクタの一実施形態を図1乃至図14に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明の半嵌合防止コネクタの第1実施形態を示す嵌合検知部材の斜視図、図2は本発明の半嵌合防止コネクタの第1実施形態を示す雌コネクタハウジングの斜視図、図3は本発明の半嵌合防止コネクタの第1実施形態を示す雌コネクタハウジングに嵌合検知部材を組付けた状態を示す斜視図、図4は図3における正面図、図5は図3における縦断面図、図6は本発明の半嵌合防止コネクタの第1実施形態を示す雌雄コネクタハウジング相互の嵌合中の状態を示す縦断面図、図7は図6における雌雄コネクタハウジング相互の完全嵌合状態を示す縦断面図、図8は雌雄コネクタハウジング相互の完全嵌合状態を示す斜視図である。
図9は本発明の半嵌合防止コネクタの第2実施形態を示す雌コネクタハウジングを上方から観た斜視図、図10は図9における雌コネクタハウジングを前方から観た斜視図、図11は本発明の半嵌合防止コネクタの第2実施形態を示す嵌合検知部材の斜視図、図12は本発明の半嵌合防止コネクタの第2実施形態を示す雌コネクタハウジングに嵌合検知部材を組付けた状態を示す正面図、図13は図12における後方から観た外観図、図14は図13における縦断面図である。
【0021】
図7及び図8に示すように第1実施形態の半嵌合防止コネクタ11は、可撓ロックアーム21を有する一方のコネクタハウジングである雌コネクタハウジング20と、可撓ロックアーム21上に設けられた係止孔(ロック部)21aに係合する係合突起(係合部)31を有する他方のコネクタハウジングである雄コネクタハウジング30と、雌コネクタハウジング20に嵌合方向に沿ってスライド可能に外嵌される略筒状の嵌合検知部材40とから構成されている。
【0022】
嵌合検知部材40は、雌雄コネクタハウジング20,30相互の嵌合前は、係止孔21aとの係合によって初期位置に位置規制されている(図5参照)。
そして、雌雄コネクタハウジング20,30相互の完全嵌合時には、係止孔21aによる位置規制が係合突起31の係止孔21aへの係合動作によって解除され、初期位置から所定距離だけ離間した適正嵌合検知位置にスライド移動する。従って、嵌合検知部材40の適正嵌合検知位置へのスライド移動の可否によって、雌雄コネクタハウジング20,30相互の中途嵌合状態を検知することができる。
【0023】
図2に示すように、雌コネクタハウジング20は、雌形接続端子(図示せず)を收容保持する端子收容室22aが形成され、前方よりフロントホルダ24が装着されたハウジング本体22と、該ハウジング本体22の上面に一体成形された可撓ロックアーム21を備えている。
可撓ロックアーム21は、ハウジング本体22の上面の略中央に立設された支柱部23の上端に、ハウジング本体22の嵌合方向に沿って支柱部23の前後に延びており、支柱部23を支点としてシーソー状に変位可能なように構成されている。
【0024】
可撓ロックアーム21の前方の図中右側に突起部21bが形成されており、該突起部21bの下面には、略逆U字状のロックアームガイド溝21cが該可撓ロックアーム21の前後方向に沿って形成されている。
また、係止孔21aは可撓ロックアーム21の前端寄りの位置に設けられ、該係止孔21aの前端には、嵌合検知部材40が初期位置から前方に設定されている適正嵌合検知位置までスライド移動したとき、嵌合検知部材40のスライド移動を規制する検知部材係止部21dが設けられている。また、ハウジング本体22の後端外側面には、ハウジング本体22の前後方向に沿って突条のガイド部22bが設けられている。
【0025】
図7及び図8に示すように、本実施形態の半嵌合防止コネクタ11において、雄コネクタハウジング30は、雄形接続端子30aを収容したハウジング本体30bの上面中央に、係止孔21aと係合する係合突起31が形成されている。
また、ハウジング本体30bの上面片側寄り(図8中、右側寄り)にロックアームガイド溝21cに嵌合する突条の可撓ロックアームガイド部30cが形成されている。
また、ハウジング本体30bの外周の両側面及び斜め下方(図8中、右側下方)には、検知部材ガイド溝41a,41bに嵌合する突条の嵌合検知部材ガイド部30d,30eが夫々形成されている。
【0026】
係合突起31は、ハウジング本体30b上面中央の前端寄りの位置に突設されており、雌雄コネクタハウジング20,30相互を嵌合させた際に、可撓ロックアーム21の下面に摺接しながらハウジング本体22と可撓ロックアーム21との隙間に侵入する。そして、可撓ロックアーム21の係止孔21a下方から嵌入するように構成されている。
また、可撓ロックアームガイド部30cはロックアームガイド溝21cに嵌合し、嵌合検知部材ガイド部30d,30eは夫々検知部材ガイド溝41a,41bに嵌合して雌雄コネクタハウジング20,30相互の嵌合方向や嵌合位置を規制して、互いの軸芯を一致させることによって、嵌合動作を円滑に行えるようになっている。
【0027】
図1に示すように、嵌合検知部材40は、雌雄コネクタハウジング20,30相互の嵌合方向に沿ってスライド可能に雌コネクタハウジング20の外周に嵌合してハウジング本体22の周囲を覆う略筒状の検知部材本体41を備えている。また、係止孔21aと係合して検知部材本体41を初期位置に規制する係止突起(位置決め係止部)42を備えている。
【0028】
検知部材本体41の内側の対向した両側面には、雌コネクタハウジング20のガイド部22bが摺動自在に嵌合する検知部材ガイド溝41aが形成されている。この検知部材ガイド溝41aとガイド部22bとを嵌合させることによって、雌雄コネクタハウジング20,30相互の嵌合方向に沿ってスライド自在に雌コネクタハウジング20に装着されている。
また、検知部材本体41の内面斜め下方(図1中、右斜め下方)には、検知部材ガイド溝41bが形成されている。そして、雌雄コネクタハウジング20,30相互の嵌合時に、雄コネクタハウジング30の嵌合検知部材ガイド部30eを嵌合して雄コネクタハウジング30と嵌合検知部材40との軸芯を一致させて円滑に嵌合できるように構成されている。
【0029】
図1に示すように、本実施形態の半嵌合防止コネクタ11において、検知部材本体41の一方の内面上端寄り(図中、右側上端寄り)には、内面側方から水平方向に延びる可撓ロックアーム保持部41cが形成されている。この可撓ロックアーム保持部41cは、雌雄コネクタハウジング20,30相互の嵌合方向に沿って突条に形成されている。
従って、図3に示すように、嵌合検知部材40に雌コネクタハウジング20を嵌合させると、可撓ロックアーム21の突起部21bの下面が、該可撓ロックアーム保持部41cの上面に摺接する。これにより、可撓ロックアーム保持部41cは、可撓ロックアーム21の下面を支持して図中下方への可撓ロックアーム21の撓みを防止する。
【0030】
係止突起42は、検知部材本体41の上壁の一部を成し、可撓性を有する係止アーム43の先端下部に突設されており、少なくとも上方に変位可能となっている。また、係止突起42は、前端面42aを係止孔21aの前端面21c(図5参照)に当接した状態で該係止孔21a内に上方から嵌入され、嵌合検知部材40を初期位置に規制する。
【0031】
次に、本実施形態の半嵌合防止コネクタ11の嵌合作用について説明する。
図4及び図5に示すように、雌コネクタハウジング20に装着された嵌合検知部材40は、雌雄コネクタハウジング20,30相互の嵌合前には、雌コネクタハウジング20の係止孔21aに係止突起42が上方から嵌入して係合されている。このとき、係止突起42の前端面42aが係止孔21aの前端面21cに当接した初期位置に規制されている。
また、可撓ロックアーム21の突起部21bは、可撓ロックアーム保持部41cによって支持されている。これにより、可撓ロックアーム21の下方への撓みが規制されると共に、該可撓ロックアーム21の位置を嵌合前の正規位置に矯正している。即ち、係止孔21aと係止突起42との係合代は、適正な寸法に保持され確実に係合することが保証される。
【0032】
次に、図6に示すように、雌雄コネクタハウジング20,30相互の嵌合操作時に、雄コネクタハウジング30が所定位置まで嵌合すると、雄コネクタハウジング30の係合突起31が可撓ロックアーム21の下方から係止孔21aに嵌入する。これにより、係止孔21a内に係合していた係止突起42は、係合突起31によって矢印B方向に押し出されて、嵌合検知部材40の初期位置への規制が解除され、該嵌合検知部材40は前方に移動可能な状態となる。
【0033】
なお、図8に示したように、雌雄コネクタハウジング20,30相互の嵌合時には、可撓ロックアームガイド部30cはロックアームガイド溝21cに嵌合する。そして、嵌合検知部材ガイド部30d,30eは夫々検知部材ガイド溝41a,41bに嵌合して、雌雄コネクタハウジング20,30相互の嵌合方向や嵌合位置を規制する。従って、雌雄コネクタハウジング20,30の互いの軸芯を一致させるので、嵌合動作を円滑に行うことができる。
【0034】
次に、図7に示すように、嵌合検知部材40を前方の適正嵌合検知位置に移動させると、係止突起42が検知部材係止部21dに係止され、嵌合検知部材40のスライド移動が規制される。そして、係止突起42が検知部材係止部21dに係止されるときにクリック感が発生するので、雌雄コネクタハウジング20,30相互の完全嵌合状態を検知することができる。
【0035】
また、嵌合検知部材40の後端は、嵌合検知部材40が適正嵌合検知位置に位置するときには、雌コネクタハウジング20のハウジング後端に略一致するように設定されているので、外観を目視することで容易に嵌合状態を検知することができる。
【0036】
次に、本発明の半嵌合防止コネクタの第2実施形態について説明する。
なお、第1実施形態で説明した部材等と同様な構成・作用を有する部材については、図中に同一符号又は相当符号を付することにより、説明を簡略化或いは省略する。
図12及び図13に示すように第2実施形態の半嵌合防止コネクタ51は、一方のコネクタハウジングである雌コネクタハウジング20の可撓ロックアーム21に一対のリブ21e,21fが設けられ、嵌合検知部材40に一対の可撓ロックアーム保持部41d,41eが設けられている。
【0037】
図9及び図10に示すように、雌コネクタハウジング20は、ハウジング本体22の上面に一体成形された可撓ロックアーム21を備えている。可撓ロックアーム21は、ハウジング本体22の上面の略中央に立設された支柱部23の上端に、ハウジング本体22の嵌合方向に沿って支柱部23の前後に延びており、支柱部23を支点としてシーソー状に変位可能なように構成されている。
【0038】
可撓ロックアーム21の前方の図10中右側に突起部21bが形成されており、該突起部21bの下面には、略逆U字状のロックアームガイド溝21cが該可撓ロックアーム21の前後方向に沿って形成されている。
また、係止孔21aは可撓ロックアーム21の前端寄りの位置に設けられ、該係止孔21aの前端には、嵌合検知部材40が初期位置から前方に設定されている適正嵌合検知位置までスライド移動したとき、嵌合検知部材40のスライド移動を規制する検知部材係止部21dが設けられている。そして、可撓ロックアーム21の外側縁部に、一対のリブ21e,21fが設けられている。
このリブ21e、21fは、突起部21b及び検知部材係止部21dの剛性を高めるために側部に突設されているので、可撓ロックアーム21全体の強度が増強されるとともに安定性が向上して、前方の下方への不用意な撓みを確実に防止して、係止孔21aと後述する嵌合検知部材40の係止突起42との係合状態を維持することができる。
【0039】
図11に示すように、嵌合検知部材40は、検知部材本体41の両方の内面上端寄り(図中、右側及び左側上端寄り)に、内面側方から水平方向に延びる一対の可撓ロックアーム保持部41d,41eが形成されており、可撓ロックアーム保持部41d,41eは、雌雄コネクタハウジング相互の嵌合方向に沿って突条に形成されている。
図12及び図13に示すように、嵌合検知部材40に雌コネクタハウジング20を嵌合させると、可撓ロックアーム21の一対のリブ21e,21fの下面が、一対の可撓ロックアーム保持部41d,41eの上面に摺接する。これにより、可撓ロックアーム保持部41d、41eは、可撓ロックアーム21の下面を支持して図中下方への可撓ロックアーム21の撓みを確実に防止する。
【0040】
次に、本実施形態の半嵌合防止コネクタ51の嵌合作用について説明する。
図12,図13及び図14に示すように、雌コネクタハウジング20に装着された嵌合検知部材40は、雌雄コネクタハウジング相互の嵌合前には、雌コネクタハウジング20の係止孔21aに係止突起42が上方から嵌入して係合されている。このとき、係止突起42の前端面42aが係止孔21aの前端面21cに当接した初期位置に規制されている。
また、可撓ロックアーム21は、可撓ロックアーム保持部41d,41eによって支持されている。これにより、可撓ロックアーム21の下方への撓みが規制されると共に、該可撓ロックアーム21の位置を嵌合前の正規位置に矯正している。
【0041】
第2実施形態の半嵌合防止コネクタ51によれば、可撓ロックアーム21に、一対の可撓ロックアーム保持部41d,41eに摺接支持される一対のリブ21e,21fが設けられている。
従って、可撓ロックアーム21は、一対のリブ21e、21fにより強度が増強されるとともに安定性が向上して、前方の下方への不用意な撓みを確実に防止して、係止孔21aと係止突起42との係合状態を維持することができる。
【0042】
なお、本発明の半嵌合防止コネクタにおいては、上記実施形態に限定されるものではなく、別の形態でも実施することができる。例えば、可撓ロックアーム保持部は、嵌合検知部材の一方の内側面に形成されていたが、嵌合検知部材の両内側面の対向する位置に設け、可撓ロックアームを両側から支持して係止孔と係止突起との係合をより確実に保証することも可能である。
【0043】
【発明の効果】
以上説明したように本発明の請求項1記載の半嵌合防止コネクタによれば、ロック部と位置決め係止部との係合が解除される方向に可撓ロックアームが移動するのを規制する可撓ロックアーム保持部が嵌合検知部材に設けられている。
従って、雌雄コネクタハウジングの嵌合前の可撓ロックアームは、可撓ロックアーム保持部によってロック部と位置決め係止部との係合状態が解除される方向に変位できないように規制されている。よって、雌雄コネクタハウジング相互の嵌合前に、他の部材が可撓ロックアームに接触してもロック部と位置決め係止部との係合状態が解除されるようなことはなく、嵌合検知部材を確実に初期位置に規制することができる。
【0044】
また、一方のコネクタハウジングに嵌合検知部材を装着したとき、可撓ロックアーム保持部によって可撓ロックアームの位置を矯正して正規位置に位置決めさせ、ロック部と位置決め係止部との適正な係合代を確保することができる。
従って、可撓ロックアームが位置決め係止部から離反する方向に変形していても、可撓ロックアームを矯正してロック部と位置決め係止部とを適正な係合代で係合させることができる。よって、雌雄コネクタハウジング相互の嵌合時の中途嵌合状態を確実に防止することができる。
【0045】
また、本発明の請求項2記載の半嵌合防止コネクタによれば、可撓ロックアーム保持部は、検知部材本体の少なくとも一方の内側側面から突設されているので、可撓ロックアーム前方の下方への不用意な撓みを簡単な構成で確実に防止することができる。従って、雌雄コネクタハウジングの嵌合前のロック部と位置決め係止部との係合状態を維持することができる。
【0046】
また、本発明の請求項3記載の半嵌合防止コネクタによれば、可撓ロックアームに、可撓ロックアーム保持部に摺接支持されるリブが設けられているので、可撓ロックアームは、リブにより強度が増強されるとともに安定性が向上して、前方の下方への不用意な撓みを確実に防止することができる。従って、雌雄コネクタハウジングの嵌合前のロック部と位置決め係止部との係合状態を維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の半嵌合防止コネクタの第1実施形態を示す嵌合検知部材の斜視図である。
【図2】本発明の半嵌合防止コネクタの第1実施形態を示す雌コネクタハウジングの斜視図である。
【図3】本発明の半嵌合防止コネクタの第1実施形態を示す雌コネクタハウジングに嵌合検知部材を組付けた状態を示す斜視図である。
【図4】図3における正面図である。
【図5】図3における縦断面図である。
【図6】本発明の半嵌合防止コネクタの第1実施形態を示す雌雄コネクタハウジング相互の嵌合中の状態を示す縦断面図である。
【図7】図6における雌雄コネクタハウジング相互の完全嵌合状態を示す縦断面図である。
【図8】図6における雌雄コネクタハウジング相互の完全嵌合状態を示す斜視図である。
【図9】本発明の半嵌合防止コネクタの第2実施形態を示す雌コネクタハウジングを上方から観た斜視図である。
【図10】図10における雌コネクタハウジングを前方から観た斜視図である。
【図11】本発明の半嵌合防止コネクタの第2実施形態を示す嵌合検知部材の斜視図である。
【図12】本発明の半嵌合防止コネクタの第2実施形態を示す雌コネクタハウジングに嵌合検知部材を組付けた状態を示す正面図である。
【図13】図12における後方から観た外観図である。
【図14】図13における縦断面図である。
【図15】従来の半嵌合防止コネクタの縦断面図であり、(a)は雌雄コネクタハウジング相互の嵌合前の状態を示す縦断面図、(b)は雌雄コネクタハウジング相互の嵌合中の状態を示す縦断面図、(c)は雌雄コネクタハウジング相互の完全嵌合状態を示す縦断面図である。
【符号の説明】
11,51 半嵌合防止コネクタ
20 雌コネクタハウジング(一方のコネクタハウジング)
21 可撓ロックアーム
21a 係止孔(ロック部)
21b 突起部
21c ロックアームガイド溝
21d,21e リブ
30 雄コネクタハウジング(他方のコネクタハウジング)
30c 可撓ロックアームガイド部
30d,30e 嵌合検知部材ガイド部
31 係合突起(係合部)
40 嵌合検知部材
41 検知部材本体
41a,41b 検知部材ガイド溝
41c,41d,41e 可撓ロックアーム保持部
42 係止突起(位置決め係止部)
Claims (3)
- ハウジング本体から立設した支柱部より該ハウジング本体の嵌合方向に沿って該支柱部の前後方向に延びた可撓ロックアームを有する一方のコネクタハウジングと、
前記可撓ロックアーム先端のロック部に係合する係合部を有して前記一方のコネクタハウジングに嵌合させた際に前記ロック部と前記係合部との係合によって前記一方のコネクタハウジングに連結される他方のコネクタハウジングと、
前記コネクタハウジング相互の嵌合方向に沿ってスライド可能に前記一方のコネクタハウジングの外周に嵌合する略筒状の検知部材本体と、前記ロック部との係合によって前記検知部材本体を初期位置に規制する位置決め係止部とを有する嵌合検知部材とを備えた半嵌合防止コネクタであって、
前記可撓ロックアームと前記ハウジング本体との間に位置して、前記ロック部と前記位置決め係止部との係合が解除される方向に前記ロック部が移動することを規制する可撓ロックアーム保持部を前記嵌合検知部材に配設したことを特徴とする半嵌合防止コネクタ。 - 前記可撓ロックアーム保持部は、前記検知部材本体の少なくとも一方の内側側面から突設されていることを特徴とする請求項1記載の半嵌合防止コネクタ。
- 前記可撓ロックアームは、前記可撓ロックアーム保持部に摺接支持されるリブが設けられていることを特徴とする請求項2記載の半嵌合防止コネクタ。
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